JPH0217162A - アミノシアンアセトアミドの製造方法 - Google Patents

アミノシアンアセトアミドの製造方法

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JPH0217162A
JPH0217162A JP1120230A JP12023089A JPH0217162A JP H0217162 A JPH0217162 A JP H0217162A JP 1120230 A JP1120230 A JP 1120230A JP 12023089 A JP12023089 A JP 12023089A JP H0217162 A JPH0217162 A JP H0217162A
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    • C07C255/28Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to acyclic carbon atoms containing cyano groups and singly-bound nitrogen atoms, not being further bound to other hetero atoms, bound to the same saturated acyclic carbon skeleton containing cyano groups, amino groups and carboxyl groups, other than cyano groups, bound to the carbon skeleton

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工業的°に実施できるアミノシアンアセトア
ミドの新規な製造方法に関する。
アミノシアンアセトアミドは、たとえばイミダゾール、
ピリダジン、プリンまたはプテリジンなどを製造するた
めの、重要な中間体である。
アミノシアノ酢酸エステルの製造に関しては、多くの方
法が知られている。
西ドイツ特許公開公報第2700733号には、ヒドロ
キシイミノシアノ酢酸エチルをラネーニッケル触媒で水
素化してアミノシアノ酢酸エチルにする方法が開示され
ている。 この方法で(qられる収率は65%である。
分離された生成物の収率は低く、品質が良くないうえに
、触媒の再生および循環使用時に比較的多量の触媒が消
費されるという欠点がある。 このような消費は、■業
的実施化には不適である。
ローブマンらの方法(Logeman et al、 
Chew。
and Ind、(1980)、541)によれば、ヒ
ドロキシイミノジ7ノ酢酸エチルをエタノール溶媒を用
いて亜ニチオン酸ナトリウムと反応させ、アミノシアノ
酢酸エチルを収率81%(粗製収率)で得ることができ
る。
この方法の欠点は、硫酸塩の沈澱が生じることと、引火
性のエーテルを使用することである。
塩の沈澱というわずられしい問題のために、この方法は
採用し難い。
また、テーラ−らの方法(Tayler et atJ
、 Am、  Chem、  Soc、 98.230
1 (1976)〕により、ヒドロキシイミノシアノ酢
酸ベンジルエステルをAI!−アマルガムおよびエーテ
ル溶媒を用いてメタンスルホン酸と二段階で反応させて
、アミノシアノ酢酸ベンジルのメタンスルホン酸塩を収
率53%で得ることができる。
この方法は、水銀触媒を用いるという厄介な問題を抱え
ているから、工業的に採用できないことは議論の余地が
ない。
スミスらの方法(Smith et al、 J、 A
m。
Chem、  Soc、 76、6080 (1954
) )にも、同様の欠点がある。 その方法は、ヒドロ
キシイミノシアンアセトアミドをAI−アマルガムで水
素化し、直接アミノシアンアセトアミドにするものであ
って、収率は59%である。
本発明の課題は、上記のような欠点がなく、入手容易な
出発原料から7ミノシアンアセトアミドを工業的に、か
つできるだけ環境汚染を少なくして製造することのでき
る方法を提供することにある。
この課題は、請求項1に記載の方法により達成できる。
本発明の方法の出発点は、取扱いが容易なシアノ酢酸エ
ステルを用いることである。 本発明方法には、メチル
−、エチル−、プロピル−、ブチル−またはt−ブチル
エステルなどの01〜C4アルキルエステルが好適に使
用される。
シアン酢酸エステルは、第一段階で既知の方法(たとえ
ば、G、 DU+1luay、  J、 t−1ete
rocycl。
Chem、  1ユ、767 (1980))によりニ
トロ化して、ヒドロキシイミノシアノ酢酸エステルとす
る。 ニトロ化剤としては、通常のアルカリ金属の亜硝
酸塩、とくに亜硝酸ナトリウムを用いる。 反応は酸性
媒体中で行なう。
生じたヒドロキシイミノシアン酢酸エステルは通常は有
機層に移行する。 必要に応じてこれを分離してもよい
が、次工程に直接用いるのが好ましい。
次工程、すなわちヒドロキシイミノシアノ酢酸エステル
の7ミノシアノ酢酸エステルへの水素化は、白金触媒の
存在下に水素を用いて行なう。
好ましい白金触媒は、炭素、酸化アルミニウム、二酸化
ケイ素、Ta酸バリウムまたは炭酸カリウムなど微粉末
状の担体に白金を1〜20!ff1%担持させたもの、
または酸化白金である。 中でも、白金を3〜10重量
%炭素に担持させたものがすぐれている。
白金触媒の使用量は、ヒドロキシイミノシアノ酢酸エス
テルに対し3〜30重口、とくに10〜15重量%とす
るのが好ましい。
水素化の条件は、経験によれば圧力1〜100バール、
とくに6〜10バールおよび@度0〜40℃、とくに空
温付近が好ましい。
反応には低沸点の有機溶媒を用いるのが有利である。 
このような溶媒としては、エタノールなどの低級脂肪族
アルコール、酢酸エチルなどの低級カルボン酸エステル
、酢酸などの低級カルボン酸が挙げられる。
反応時間は、圧力、温度および触媒量によって異なるが
、0.5〜10時間程度である。
本発明の製造方法の大きな利点は、反応終了後に白金触
媒を回収し、次の水素化にこれを再使用できることでお
る。
得られたアミノシアノ酢酸エステルは、反応溶液から分
離してもよいが、分離せずに直接アンモニアと反応させ
て、目的生成物であるアミノシアンアセトアミドとする
ことができる。
アミノシアンアセトアミドへの転化は、濃度10〜40
重徨%のアンモニア水を用いて、−20〜30℃、好ま
しくは0〜5°Cの温度で行なう。
アンモニアとアミノシアノ酢酸エステルのモル比は、3
0:1〜1:1の間で選ぶことができる。
好ましい範囲は10:1〜5:1である。
第1段階の反応には溶媒を用いるが、溶媒を用いずにア
ンモニア水だけを使用して、これに代えることができる
生成したアミノシアンアセトアミドは、通常の処理を行
なうことにより、純度98%以上の高温位のものがシア
ン酢酸エステル基準で70%以上の収率で得られる。
アミノシアノ酢酸エステルは、前述したように種々の合
成品の重要な中間体であるが、それ自体は保存安定性が
乏しいから、水素化反応の終了後に反応溶液に酸を添加
して、アミノシアノ酢酸エステルを塩の形態にすること
が好ましい。 このような塩としては、トシル塩、シュ
ウ酸塩またはメタンスルホン酸塩などがあり、とくにト
シル塩が好ましい。
これらの塩は、保存安定性がよく、取扱も容易で、高純
度のものを製造することができる。
X履胴ニ ジアン酢酸エチルからヒドロキシイミノシアン酢酸エチ
ルの製造 シアノ酢酸エチル113.7g(1,0モル)と亜硝酸
ナトリウム83.2g(1,2モル)を900dの氷水
に溶媒した。 この溶液に氷酢酸83、(lを、10’
C以下で30分間かけて滴下した。 これを20℃で4
時間撹拌した後、製塩g100Idを加え、各150d
の酢酸エチルで4回抽出した。
有機層を各50dの氷水で4回洗浄し、5gmナトリウ
ムで乾燥し、2453に濃縮した後、4℃で12時間保
持した。
沈澱したヒドロキシイミノ酢酸エチルを濾別し、冷酢酸
エチルで洗浄し、乾燥した。
その結果、130.69の生成物が1¥られた。
収率91.9%(シアン酢酸エチル基準)、融点129
.5〜131℃。
元素分析:C3H6N203 計算l  C41,75%、H4,25%、N 19.
11%実測(@  C42,26%、t(4,26%、
N19.71%大塵fl ヒドロキシイミノシアノ酢酸エステルからアミノシフ〕
酢酸メチルエステルートシル塩の製造ヒドロキシイミノ
シアノ酢酸メチルエステル18.09 (0,14モル
)を200dのエタノールに溶解し、これを2.7gの
5%P↑/C触媒を用いて、水素圧力10バール、室温
の下で水素化した。 反応混合物を濾過し、濾液にトル
エン750dとともにトルエンスルホン酸−水和物26
.9SF (0,14モル)を加えて340gに濃縮し
た俊、4℃で12時間保持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸メチルエステル−トシル塩を
濾別し、トルエンで洗浄し、乾燥した。
その結果、36.99の生成物が89.7%の収率(ヒ
ドロキシイミノシアノ酢酸メチルエステル基準)で得ら
れた。 融点162.5〜164゜5℃。
元素分析二011目14N202S 計算値 C45,80%、849.2%、N 9.65
%実測値 C46,1℃%、H4,93%、N 9.7
9%X厖1旦 ヒドロキシイミノジ7ン酢酸エチルニスデルから7ミノ
シアン酢酸エチルエステル−トシル塩の製造 ヒドロキシイミノシアン酢酸エチルエステル20、0g
(0,14モル)を200mj!のエタノールに溶解し
、2゜63の5%Pt/C触媒を用いて、水素圧力10
バールの下、室温で水素化した。
反応混合物を濾過し、濾液にトルエン1200−ととも
にトルエンスルホン酸−水和物26.9g(0,14モ
ル)を加えて3309に濃縮した後、4℃で12時間保
持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸エチルエステル−トシル塩を
濾別し、トルエンで洗浄し、乾燥した。
その結果、40.0gの生成物が93.4%の収率(ヒ
ドロキシイミノシアン酢酸エチルエステルII)で得ら
れた。 融点、128〜130℃。
酢酸エチルから再結晶して分離した生成物の融点は13
0〜131℃であった。
元素分析’ Cl2H16N205 S計算値 C47
,44%、)(5,42%、N 9.21%実測値 C
48,00%、)45.37%、N 9.33%実施例
4 ヒドロキシイミノシアンベンジルエステルからノアミノ
シアノ酢酸ベンジルエステル−トシル塩の製造 ヒドロキシイミノシアノ醋酸ベンジルエステル20、l
 (0,1モル)を200dのエタノールに溶解し、こ
れを3.11の5%Pt/C触媒を用いて、水素圧力1
0バールの下、室温で水素化した。 反応混合物を濾過
し、濾液にトルエンスルホン酸−水和物19.2y (
0,1モル)を加えて150gに濃縮し、さらにトルエ
ン400−を加えて2303に濃縮した後、4°Cで1
2時間保持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸ベンジルエステル−トシル塩
を濾別し、トルエンで洗浄し、乾燥した。
その結果、31.2gの生成物が86.3%の収率(ヒ
ドロキシイミノ酢酸ベンジルエステル基準)で19られ
た。 融点171〜172℃0イソプロパツールから再
結晶して分離した生成物の融点は173〜174℃であ
った。
元素分析:01□目18N205S 計算値 C55,6%、 トf4.95%、N 7.8
2%実測@  C56,38%、ト(5,01%、N 
7.73%X侮■支 ヒドロキシイミノシアノ酢酸−1−ブチルエステルから
アミノシアノ酢酸−1−ブチルエステル−トシル塩の製
造 ヒドロキシイミノシアノ酸[−1−ブチルエステル21
.3!? (0,1gモル)を200tI!12のエタ
ノールに溶解し、これを3.29の5%Pt/C触媒を
用いて、水素圧力10バールの下、室温で水素化した。
 反応混合物を濾過し、濾液にトルエン500m!とと
もにトルエンスルホン酸−水和物19.O3? (0,
1モル)を加えて204gに濃縮した後、4℃で12時
間保持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸−1−ブヂルエステルートシ
ル塩を濾別し、トルエンで洗浄し、乾燥した。
その結果、16.29の生成物が51.1%の収率(ヒ
ドロキシイミノシアン酢酸−1−ブチルエステル基準)
で(qられた。 融点124〜126℃。
酢酸エチル/エタノール(3: 1 )から再結晶して
分離した生成物の融点は128〜129.5℃であった
元素分析:C14H2oN205S 計算値 C51,15%、H6,21%、N 8.65
%実測値 C51,24%、)−16,14%、N 8
.54%よ凰M月 シアン酢酸エチルエステルからアミノシアノ耐酸エチル
エステルートシル塩の製造 シアン酢酸エチルエステル17.1y (0,15モル
)および亜硝酸す1〜リウム12.l (0゜18モル
)を135ばの氷水に溶解し、これに氷酢酸12.5S
F (0,21モル)を10℃で10分間かけて滴下し
た。 この溶液を20℃で1時間撹拌し、濃塩酸15−
を加えて各50Inf!の酢酸エチルで4回抽出した。
 有機層を各15rdの氷水で洗浄して中性にし、硫酸
ナトリウムで乾燥した後、200gに濃縮した。 この
溶液を3.29のPt/C(5%)触媒を用い、水素圧
力10バールの下、室温で水素化した。
反応混合物を濾過し、濾液にトルエンスルホン酸−水和
物28.8g(0,15モル)をメタノール25gに溶
解した溶液を加え、120gに濃縮し、さらにトルエン
200mI!を加えて155Vに濃縮した(々、4℃で
12時間保持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸エヂルエステルートシル塩を
濾別し、トルエンで洗浄した後、乾燥した。
酢酸エチルから再結晶し、33.lの生成物が得られた
。 収率74.9%(シアノ酢酸エチルエステル基準)
実施例7 ヒドロキシイミノシアノ酢酸メチルエステルからアミノ
シアンアセトアミドの製造 ヒドロキシイミノシアノ酢酸メチルエステル38.6g
(0,3モル)を200aeのメタノールに溶解し、こ
れを3.13のpt/C(5%)触媒を用いて、水素圧
力10バールの下、室温で水素化した。 反応混合物を
濾過し、濾液に氷水15rr11を加え、これを0℃で
アンモニア9.03をメタノール25シに溶解した溶液
に添加した。
この反応混合液を0℃で30分間撹拌した。
沈澱したアミノシアンアセトアミドを濾別し、トルエン
で洗浄した後、乾燥した。
これにより、融点119.5〜120.5℃の生成物1
8.lJが得られた。 一方、濾液を150!dに濃縮
し、450dのトルエンを加えて300dに濃縮し、4
℃で12時間保持した。 沈澱したアミノシアンアセト
アミドを濾別し、トルトエンで洗浄した後、乾燥した。
 これから、融点112〜115℃の生成物6.0gが
得られた。
全体の収率:82.0%(ヒドロキシイミノシアン酢酸
メチルエステル基準) 元素分析コ C3t−(5N30 計算値 C36,2%、1−15.1%、N 40.5
%実測値 C36,4%、■5.1%、N 42.4%
大施■君 シアン酢酸メチルエステルからアミノシアンアセトアミ
ドの製造(直接合成) シアン酢酸メチルエステル40.0g(0,40モル)
と亜硝酸ナトリウム33.5g(0,48モル)を30
0rIX!!の水に溶解し、これに氷酢酸31.8g(
0,53モル)を10℃で20分間かけて滴下した。 
この溶液を20℃で1時間撹拌した俊、濃塩酸50.6
SJ (0,5モル)を加え、各50mの酢酸エチルで
6回抽出した。
有機層を各50dの水で2回洗浄して中性にし、5A酸
ナトリウムで乾燥した後、150IlIIlに濃縮し、
100dのメタノールを添加した。 この溶液を5、I
JのPt/C(5%)触媒を用いて、水素圧力6〜10
バールの下、室温で水素化した。
反応混合物を濾過し、濾液に15m1の水を加え、これ
を0〜5℃でアンモニア36.l (2,2モル)をメ
タノール150rR1に溶解した溶液に添加した。 1
時間後に、沈澱した生成物を濾別し、メタノールで洗浄
し、乾燥した。
これにより、融点121〜122℃のアミノシアンアセ
トアミド20.1Fが得られた。 一方、濾液を50び
に濃縮し、冷却してもう一度濾過したところ、融点12
0〜121℃の生成物8.79が得られた。
全体の収率ニア3.2%(シアン酢酸メチルエステル基
準) 特許出願人   ロング リミデッド 代理人  弁理士  須 賀 総 人

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シアノ酢酸(C_1〜C_4)アルキルエステル
    またはシアノ酢酸アリールアルキルエステルを、アルカ
    リ金属亜硝酸塩の存在下でニトロ化して対応するヒドロ
    キシイミノシアノ酢酸エステルとし、これを必要に応じ
    て分離し、または分離することなく直接に、白金触媒の
    存在下で水素還元してアミノシアノ酢酸エステルとし、
    これを必要に応じて分離し、または分離することなく、
    アンモニア水と反応させて目的生成物とすることを特徴
    とするアミノシアンアセトアミドの製造方法。
  2. (2)白金触媒として、酸化白金、または酸化アルミニ
    ウム、二酸化ケイ素、硫酸バリウム、炭酸カルシウムま
    たは炭素からなる担体に白金を1〜20重量%担持させ
    たものを使用する請求項1の製造方法。
  3. (3)水素化を圧力1〜100バールおよび温度0〜4
    0℃の条件下に行なう請求項1または2の製造方法。
  4. (4)水素化を行なう際に、低級脂肪族アルコール、低
    級脂肪族カルボン酸エステルまたは低級脂肪族カルボン
    酸を溶媒として用いる請求項1ないし3のいずれかの製
    造方法。
  5. (5)アンモニア水との反応を−20〜30℃の温度で
    行なう請求項1ないし4のいずれかの製造方法。
  6. (6)アンモニア水との反応に際し、1モル当量のアミ
    ノシアノ酢酸エステルに対し1〜30モル当量のアンモ
    ニアを用いる請求項1ないし5のいずれかの製造方法。
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