JP2684767B2 - アミノシアンアセトアミドの製造方法 - Google Patents

アミノシアンアセトアミドの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工業的に実施できるアミノシアンアセトア
ミドの新規な製造方法に関する。
アミノシアンアセトアミドは、たとえばイミダゾー
ル、ピリダジン、プリンまたはプテリジンなどを製造す
るための、重要な中間体である。
アミノシアノ酢酸エステルの製造に関しては、多くの
方法が知られている。
西ドイツ特許公開公報第2700733号には、ヒドロキシ
イミノシアノ酢酸エチルをラネーニッケル触媒で水素化
してアミノシアノ酢酸エチルにする方法が開示されてい
る。この方法で得られる収率は65%である。
分離された生成物の収率は低く、品質が良くないうえ
に、触媒の再生および循環使用時に比較的多量の触媒が
消費されるという欠点がある。このような消費は、工業
的実施化には不適である。
ローゲマンらの方法〔Logeman et al,Chem,and Ind.
(1980),541〕によれば、ヒドロキシイミノシアノ酢酸
エチルをエタノール溶媒を用いて亜ニチオン酸ナトリウ
ムと反応させ、アミノシアノ酢酸エチルを収率81%(粗
製収率)で得ることができる。
この方法の欠点は、硫酸塩の沈澱が生じることと、引
火性のエーテルを使用することである。塩の沈澱という
わずらわしい問題のために、この方法は採用し難い。
また、テーラーらの方法〔Tayler et al,J.Am.Chem.S
oc.98,2301(1976)〕により、ヒドロキシイミノシアノ
酢酸ベンジルエステルをAl−アマルガムおよびエーテル
溶媒を用いてメタンスルホン酸と二段階で反応させて、
アミノシアノ酢酸ベンジルのメタンスルホン酸塩を収率
53%で得ることができる。
この方法は、水銀触媒を用いるという厄介な問題を抱
えているから、工業的に採用できないことは議論の余地
がない。
スミスらの方法〔Smith et al,J.Am.Chem.Soc.76,608
0(1954)〕にも、同様の欠点がある。その方法は、ヒ
ドロキシイミノシアンアセトアミドをAl−アマルガムで
水素化し、直接アミノシアンアセトアミドにするもので
あって、収率は59%である。
本発明の課題は、上記のような欠点がなく、入手容易
な出発原点からアミノシアンアセトアミドを工業的に、
かつできるだけ環境汚染を少なくして製造することので
きる方法を提供することにある。
この課題は、請求項1に記載の方法により達成でき
る。
本発明の方法の出発点は、取扱いが容易なシアノ酢酸
エステルを用いることである。本発明方法には、メチル
−、エチル−、プロピル−、ブチル−またはt−ブチル
エステルなどのC1〜C4アルキルエステルが好適に使用さ
れる。
シアノ酢酸エステルは、第一段階で既知の方法〔たと
えば、G.Duguay,J.Heterocycl.Chem.17,767(1980)〕
によりニトロ化して、ヒドロキシイミノシアノ酢酸エス
テルとする。ニトロ化剤としては、通常のアルカリ金属
の亜硝酸塩、とくに亜硝酸ナトリウムを用いる。反応は
酸性媒体中で行なう。
生じたヒドロキシイミノシアン酢酸エステルは通常は
有機層に移行する。必要に応じてこれを分離してもよい
が、次工程に直接用いるのが好ましい。
次工程、すなわちヒドロキシイミノシアノ酢酸エステ
ルのアミノシアノ酢酸エステルへの水素化は、白金触媒
の存在下に水素を用いて行なう。好ましい白金触媒は、
炭素、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、硫酸バリウム
または炭酸カリウムなど微粉末状の担体に白金を1〜20
重量%担持させたもの、または酸化白金である。中で
も、白金を3〜10重量%炭素に担持させたものがすぐれ
ている。
白金触媒の使用量は、ヒドロキシイミノシアノ酢酸エ
ステルに対し3〜30重量、とくに10〜15重量%とするの
が好ましい。
水素化の条件は、経験によれば圧力1〜100バール、
とくに6〜10バールおよび温度0〜40℃、とくに室温付
近が好ましい。
反応には低沸点の有機溶媒を用いるのが有利である。
このような溶媒としては、エタノールなどの低級脂肪族
アルコール、酢酸エチルなどの低級カルボン酸エステ
ル、酢酸などの低級カルボン酸が挙げられる。
反応時間は、圧力、温度および触媒量によって異なる
が、0.5〜10時間程度である。
本発明の製造方法の大きな利点は、反応終了後に白金
触媒を回収し、次の水素化にこれを再使用できることで
ある。
得られたアミノシアノ酢酸エステルは、反応溶液から
分離してもよいが、分離せずに直接アンモニアと反応さ
せて、目的生成物であるアミノシアノアセトアミドとす
ることができる。
アミノシアンアセトアミドへの転化は、濃度10〜40重
量%のアンモニア水を用いて、−20〜30℃、好ましくは
0〜5℃の温度で行なう。
アンモニアとアミノシアノ酢酸エステルのモル比は、
30:1〜1:1の間で選ぶことができる。好ましい範囲は10:
1〜5:1である。
第1段階の反応には溶媒を用いるが、溶媒を用いずに
アンモニア水だけを使用して、これに代えることができ
る。
生成したアミノシアンアセトアミドは、通常の処理を
行なうことにより、純度98%以上の高温位のものがシア
ン酢酸エステル基準で70%以上の収率で得られる。
アミノシアノ酢酸エステルは、前述したように種々の
合成品の重要な中間体であるが、それ自体は保存安定性
が乏しいから、水素化反応の終了後に反応溶液に酸を添
加して、アミノシアノ酢酸エステルを塩の形態にするこ
とが好ましい。このような塩としては、トシル塩、シュ
ウ酸塩またはメタンスルホン酸塩などがあり、とくにト
シル塩が好ましい。
これらの塩は、保存安定性がよく、取扱も容易で、高
純度のものを製造することができる。
実施例1 シアノ酢酸エチルからヒドロキシイミノシアン酢酸エチ
ルの製造 シアノ酢酸エチル113.7g(1.0モル)と亜硝酸ナトリ
ウム83.2g(1.2モル)を900mlの氷水に溶媒した。この
溶液に氷酢酸83.0gを、10℃以下で30分間かけて滴下し
た。これを20℃で4時間撹拌した後、濃塩酸100mlを加
え、各150mlの酢酸エチルで4回抽出した。
有機層を各50mlの氷水で4回洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥し、245gに濃縮した後、4℃で12時間保持した。
沈澱したヒドロキシイミノ酢酸エチルを濾別し、冷酢
酸エチルで洗浄し、乾燥した。
その結果、130.6gの生成物が得られた。収率91.9%
(シアノ酢酸エチル基準)、融点129.5〜131℃。
元素分析:C5H6N2O3 計算値 C41.75%、H4.25%、N19.11% 実測値 C42.26%、H4.26%、N19.71% 実施例2 ヒドロキシイミノシアノ酢酸エステルからアミノシアノ
酢酸メチルエステル−トシル塩の製造 ヒドロキシイミノシアノ酢酸メチルエステル18.0g
(0.14モル)を200mlのエタノールに溶解し、これを2.7
gの5%Pt/C触媒を用いて、水素圧力10バール、室温の
下で水素化した。反応混合物を濾過し、濾液にトルエン
750mlとともにトルエンスルホン酸一水和物26.9g(0.14
モル)を加えて340gに濃縮した後、4℃で12時間保持し
た。
沈澱したアミノシアノ酢酸メチルエステル−トシル塩
を濾別し、トルエンで洗浄し、乾燥した。
その結果、36.9gの生成物が89.7%の収率(ヒドロキ
シイミノシアノ酢酸メチルエステル基準)で得られた。
融点162.5〜164.5℃。
元素分析:C11H14N2O2S 計算値 C45.80%、H49.2%、N9.65% 実測値 C46.18%、H4.93%、N9.79% 実施例3 ヒドロキシイミノシアン酢酸エチルエステルからアミノ
シアン酢酸エチルエステル−トシル塩の製造 ヒドロキシイミノシアン酢酸エチルエステル20.0g
(0.14モル)を200mlのエタノールに溶解し、2.6gの5
%Pt/C触媒を用いて、水素圧力10バールの下、室温で水
素化した。
反応混合物を濾過し、濾液にトルエン1200mlとともに
トルエンスルホン酸一水和物26.9g(0.14モル)を加え
て330gに濃縮した後、4℃で12時間保持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸エチルエステルートシル塩
を濾別し、トルエンで洗浄し、乾燥した。
その結果、40.0gの生成物が93.4%の収率(ヒドロキ
シイミノシアン酢酸エチルエステル基準)で得られた。
融点、128〜130℃。
酢酸エチルから再結晶して分離した生成物の融点は13
0〜131℃であった。
元素分析:C12H16N2O5S 計算値 C47.44%、H5.42%、N9.21% 実測値 C48.00%、H5.37%、N9.33% 実施例4 ヒドロキシイミノシアンベンジルエステルからアミノシ
アノ酢酸ベンジルエステル−トシル塩の製造 ヒドロキシイミノシアノ酢酸ベンジルエステル20.4g
(0.1モル)を200mlのエタノールに溶解し、これを3.1g
の5%Pt/C触媒を用いて、水素圧力10バールの下、室温
で水素化した。反応混合物を濾過し、濾液にトルエンス
ルホン酸一水和物19.2g(0.1モル)を加えて150gに濃縮
し、さらにトルエン400mlを加えて230gに濃縮した後、
4℃で12時間保持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸ベンジルエステルートシル
塩を濾別し、トルエンで洗浄し、乾燥した。
その結果、31.2gの生成物が86.3%の収率(ヒドロキ
シイミノ酢酸ベンジルエステル基準)で得られた。融点
171〜172℃。
イソプロパノールから再結晶して分離した生成物の融
点は173〜174℃であった。
元素分析:C17H18N2O5S 計算値 C55.6%、H4.95%、N7.82% 実測値 C56.38%、H5.01%、N7.73% 実施例5 ヒドロキシイミノシアノ酢酸−t−ブチルエステルから
アミノシアノ酢酸−t−ブチルエステル−トシル塩の製
造 ヒドロキシイミノシアノ酢酸−t−ブチルエステル2
1.3g(0.1gモル)を200mlのエタノールに溶解し、これ
を3.2gの5%Pt/C触媒を用いて、水素圧力10バールの
下、室温で水素化した。反応混合物を濾過し、濾液にト
ルエン500mlとともにトルエンスルホン酸一水和物19.0g
(0.1モル)を加えて204gに濃縮した後、4℃で12時間
保持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸−t−ブチルエステル−ト
シル塩を濾別し、トルエンで洗浄し、乾燥した。
その結果、16.2gの生成物が51.1%の収率(ヒドロキ
シイミノシアン酢酸−t−ブチルエステル基準)で得ら
れた。融点124〜126℃。
酢酸エチル/エタノール(3:1)から再結晶して分離
した生成物の融点は128〜129.5℃であった。
元素分析:C14H20N2O5S 計算値 C51.15%、H6.21%、N8.65% 実測値 C51.24%、H6.14%、N8.54% 実施例6 シアノ酢酸エチルエステルからアミノシアノ酢酸エチル
エステル−トシル塩の製造 シアノ酢酸エチルエステル17.1g(0.1モル)および亜
硝酸ナトリウム12.4g(0.18モル)を135mlの氷水に溶解
し、これに氷酢酸12.5g(0.21モル)を10℃で10分間か
けて滴下した。この溶液を20℃で1時間撹拌し、濃塩酸
15mlを加えて各50mlの酢酸エチルで4回抽出した。有機
層を各15mlの氷水で洗浄して中性にし、硫酸ナトリウム
で乾燥した後、200gに濃縮した。この溶液を3.2gのPt/C
(5%)触媒を用い、水素圧力10バールの下、室温で水
素化した。
反応混合物を濾過し、濾液にトルエンスルホン酸一水
和物28.8g(0.15モル)をメタノール25gに溶解した溶液
を加え、120gに濃縮し、さらにトルエン200mlを加えて1
55gに濃縮した後、4℃で12時間保持した。
沈澱したアミノシアノ酢酸エチルエステル−トシル塩
を濾別し、トルエンで洗浄した後、乾燥した。
酢酸エチルから再結晶し、33.7gの生成物が得られ
た。収率74.9%(シアノ酢酸エチルエステル基準)。
実施例7 ヒドロキシイミノシアノ酢酸メチルエステルからアミノ
シアンアセトアミドの製造 ヒドロキシイミノシアノ酢酸メチルエステル38.6g
(0.3モル)を200mlのメタノールに溶解し、これを3.1g
のPt/C(5%)触媒を用いて、水素圧力10バールの下、
室温で水素化した。反応混合物を濾過し、濾液に氷水15
mlを加え、これを0℃でアンモニア9.0gをメタノール25
gに溶解した溶液に添加した。この反応混合液を0℃で3
0分間撹拌した。
沈澱したアミノシアンアセトアミドを濾別し、トルエ
ンで洗浄した後、乾燥した。
これにより、融点119.5〜120.5℃の生成物18.4gが得
られた。一方、濾液を150mlに濃縮し、450mlのトルエン
を加えて300mlに濃縮し、4℃で12時間保持した。沈澱
したアミノシアンアセトアミドを濾別し、トルエンで洗
浄した後、乾燥した。これから、融点112〜115℃の生成
物6.0gが得られた。
全体の収率:82.0%(ヒドロキシイミノシアン酢酸メ
チルエステル基準) 元素分析:C3H5N3O 計算値 C36.2%、H5.1%、N40.5% 実測値 C36.4%、H5.1%、N42.4% 実施例8 シアノ酢酸メチルエステルからアミノシアンアセトアミ
ドの製造(直接合成) シアノ酢酸メチルエステル40.0g(0.40モル)と亜硝
酸ナトリウム33.5g(0.48モル)を300mlの水に溶解し、
これに氷酢酸31.8g(0.53モル)を10℃で20分間かけて
滴下した。この溶液を20℃で1時間撹拌した後、濃塩酸
50.6g(0.5モル)を加え、各50mlの酢酸エチルで6回抽
出した。
有機層を各50mlの水で2回洗浄して中性にし、硫酸ナ
トリウムで乾燥した後、150mlに濃縮し、100mlのメタノ
ールを添加した。この溶液を5.1gのPt/C(5%)触媒を
用いて、水素圧力6〜10バールの下、室温で水素化し
た。
反応混合物を濾過し、濾液に15mlの水を加え、これを
0〜5℃でアンモニア36.7g(2.2モル)をメタノール15
0mlに溶解した溶液に添加した。1時間後に、沈澱した
生成物を濾別し、メタノールで洗浄し、乾燥した。
これにより、融点121〜122℃のアミノシアンアセトア
ミド20.4gが得られた。一方、濾液を50gに濃縮し、冷却
してもう一度濾過したところ、融点120〜121℃の生成物
8.7gが得られた。
全体の収率:73.2%(シアノ酢酸メチルエステル基準)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シアノ酢酸(C1〜C4)アルキルエステルま
    たはシアノ酢酸アリールアルキルエステルを、アルカリ
    金属亜硝酸塩の存在下でニトロ化して対応するヒドロキ
    シイミノシアノ酢酸エステルとし、これを必要に応じて
    分離し、または分離することなく直接に、白金触媒の存
    在下で水素還元してアミノシアノ酢酸エステルとし、こ
    れを必要に応じて分離し、または分離することなく、ア
    ンモニア水と反応させて目的生成物とすることを特徴と
    するアミノシアンアセトアミドの製造方法。
  2. 【請求項2】白金触媒として、酸化白金、または酸化ア
    ルミニウム、二酸化ケイ素、硫酸バリウム、炭酸カルシ
    ウムまたは炭素からなる担体に白金を1〜20重量%担持
    させたものを使用する請求項1の製造方法。
  3. 【請求項3】水素化を圧力1〜100バールおよび温度0
    〜40℃の条件下に行なう請求項1または2の製造方法。
  4. 【請求項4】水素化を行なう際に、低級脂肪族アルコー
    ル、低級脂肪族カルボン酸エステルまたは低級脂肪族カ
    ルボン酸を溶媒として用いる請求項1ないし3のいずれ
    かの製造方法。
  5. 【請求項5】アンモニア水との反応を−20〜30℃の温度
    で行なう請求項1ないし4のいずれかの製造方法。
  6. 【請求項6】アンモニア水との反応に際し、1モル当量
    のアミノシアノ酢酸エステルに対し1〜30モル当量のア
    ンモニアを用いる請求項1ないし5のいずれかの製造方
    法。
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