JPH02171353A - 自動車のルーフ構造 - Google Patents
自動車のルーフ構造Info
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- JPH02171353A JPH02171353A JP32600488A JP32600488A JPH02171353A JP H02171353 A JPH02171353 A JP H02171353A JP 32600488 A JP32600488 A JP 32600488A JP 32600488 A JP32600488 A JP 32600488A JP H02171353 A JPH02171353 A JP H02171353A
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- Japan
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- roof panel
- roof
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- 230000000694 effects Effects 0.000 claims abstract description 12
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 22
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 abstract 4
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0212—Roof or head liners
- B60R13/0218—Roof or head liners supported by adhesion with the roof panel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0206—Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/08—Insulating elements, e.g. for sound insulation
- B60R13/0815—Acoustic or thermal insulation of passenger compartments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、車室内のこもり音を低減することのできる自
動車のルーフ構造に関する。
動車のルーフ構造に関する。
[従来の技術]
一般に自動車においては、そのルーフが鉄板製のルーフ
パネルでなり、このルーフパネルの下側にパネル面に沿
う一枚物として作られた成形天井材が配設さている。
パネルでなり、このルーフパネルの下側にパネル面に沿
う一枚物として作られた成形天井材が配設さている。
第5図はその従来の自動車におけるルーフ構造の一例を
示したものである。
示したものである。
図において、ルーフパネル30は、ルーフの左右両側に
設けられたルーフサイトレール32の上面側となるアウ
タパネル33にドリップチャンネル31を介して左右両
側部がそれぞれ固定され、前後は不図示のフロントルー
フレールとりャルーフレールにそれぞれ固着されて、車
室上部を覆って取り付けられている。
設けられたルーフサイトレール32の上面側となるアウ
タパネル33にドリップチャンネル31を介して左右両
側部がそれぞれ固定され、前後は不図示のフロントルー
フレールとりャルーフレールにそれぞれ固着されて、車
室上部を覆って取り付けられている。
一方、ルーフパネル30の内面に沿うルーフ形状に成形
された成形天井材34は、樹脂材やダンボールなどでな
る成形基材上に表皮を貼付して剛体で一枚物として形成
されており、外周部分34aがサイトレール32の下面
となるインナパネル35に面当接された状態でルーフパ
ネル30の下側に配設される。そして、その後からイン
ナパネル35側の貫通穴35aに対応して成形天井材3
4側に形成されている貫通穴34bにビス39が共通に
ねじ込まれて固定される。また、この外周部分34aの
下側から、これらビス39で固定された部分がインナパ
ネル35に取り付けられたガーニッシュ36で覆われ、
この固定部分が外側から隠される。
された成形天井材34は、樹脂材やダンボールなどでな
る成形基材上に表皮を貼付して剛体で一枚物として形成
されており、外周部分34aがサイトレール32の下面
となるインナパネル35に面当接された状態でルーフパ
ネル30の下側に配設される。そして、その後からイン
ナパネル35側の貫通穴35aに対応して成形天井材3
4側に形成されている貫通穴34bにビス39が共通に
ねじ込まれて固定される。また、この外周部分34aの
下側から、これらビス39で固定された部分がインナパ
ネル35に取り付けられたガーニッシュ36で覆われ、
この固定部分が外側から隠される。
そのガーニッシュ36は、樹脂材でレール状に形成され
ており、またガーニッシュ36の内面にはインナパネル
35側に設けられた係合穴にスナップイン係合される膨
出部37aを先端に有した係止ピン37が一体に設けら
れている。なお、このガーニッシュ36は成形天井材3
4の各辺に沿ってそれぞれ配設されるものである。そし
て、各辺の部分では、シーミングウェルト38を介して
一側部分36aがルーフサイトレール32に当接される
とともに、成形天井材34の下側に他側部分36bが当
接配置された状態で、膨出部37aをインナパネル35
側の係合穴にスナップイン係合させてそれぞれ取り付け
られる。
ており、またガーニッシュ36の内面にはインナパネル
35側に設けられた係合穴にスナップイン係合される膨
出部37aを先端に有した係止ピン37が一体に設けら
れている。なお、このガーニッシュ36は成形天井材3
4の各辺に沿ってそれぞれ配設されるものである。そし
て、各辺の部分では、シーミングウェルト38を介して
一側部分36aがルーフサイトレール32に当接される
とともに、成形天井材34の下側に他側部分36bが当
接配置された状態で、膨出部37aをインナパネル35
側の係合穴にスナップイン係合させてそれぞれ取り付け
られる。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、自動車では、外側がら車室内に様々な騒音が
侵入する。この内、特に問題となるのがエンジン騒音で
、このエンジン騒音は駆動の間中発する。そして、エン
ジン騒音は一般的に車速とともに増大し、またある車速
において急激に大きくなり、こもり感を伴った共鳴現象
を起こすことがある。これが車室内空洞共鳴、すなわち
「こもり音」と言われるもので、周波数は低く30〜2
00Hz位であるが、音が大きく、不快感を与えて乗り
心地を悪くしている問題点があった。そして、上記従来
のルーフ構造では、略IKHz以上の高周波域の音は比
較的簡単に吸収できるが、これらこもり音となる低周波
域の音を効果的に吸収できる構造にはなっていなかった
。このため、従来からこのこもり音を吸収して取り除く
ことのできる構造が望まれていた。
侵入する。この内、特に問題となるのがエンジン騒音で
、このエンジン騒音は駆動の間中発する。そして、エン
ジン騒音は一般的に車速とともに増大し、またある車速
において急激に大きくなり、こもり感を伴った共鳴現象
を起こすことがある。これが車室内空洞共鳴、すなわち
「こもり音」と言われるもので、周波数は低く30〜2
00Hz位であるが、音が大きく、不快感を与えて乗り
心地を悪くしている問題点があった。そして、上記従来
のルーフ構造では、略IKHz以上の高周波域の音は比
較的簡単に吸収できるが、これらこもり音となる低周波
域の音を効果的に吸収できる構造にはなっていなかった
。このため、従来からこのこもり音を吸収して取り除く
ことのできる構造が望まれていた。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は車室内に侵入して生じた騒音となる音エネルギー
を素早く吸収し、こもり音をなくして乗り心地を向上さ
せることのできる構造にした自動車のルーフ構造を提供
することにある。
目的は車室内に侵入して生じた騒音となる音エネルギー
を素早く吸収し、こもり音をなくして乗り心地を向上さ
せることのできる構造にした自動車のルーフ構造を提供
することにある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため本発明は、自動車のルーフパネ
ルの内面を覆って前記ルーフパネルの下側に成形天井材
を配設してなる自動車のルーフ構造であって、前記成形
天井材の裏面側をダンパー効果を有する粘着剤を介して
前記ルーフパネルの内面に貼り合わせてなる構成にした
ものである。
ルの内面を覆って前記ルーフパネルの下側に成形天井材
を配設してなる自動車のルーフ構造であって、前記成形
天井材の裏面側をダンパー効果を有する粘着剤を介して
前記ルーフパネルの内面に貼り合わせてなる構成にした
ものである。
[作用]
この構成によれば、車室内側に騒音が生ずると、この音
で成形天井材がダンパー効果を有する粘着剤とともに振
るわされ、車室内側の音エネルギーが粘着剤と成形天井
材とでそれぞれ吸収される。また、これらで吸収されな
かった音エネルギーはルーフパネル側に伝えられて広が
り、他の部分で再度粘着剤側に入って他の部分で吸収さ
れる。したがって、車室内側に生じた騒音振動は粘着剤
と成形天井などで順次吸収されて行くのでこもり音がな
くなる。
で成形天井材がダンパー効果を有する粘着剤とともに振
るわされ、車室内側の音エネルギーが粘着剤と成形天井
材とでそれぞれ吸収される。また、これらで吸収されな
かった音エネルギーはルーフパネル側に伝えられて広が
り、他の部分で再度粘着剤側に入って他の部分で吸収さ
れる。したがって、車室内側に生じた騒音振動は粘着剤
と成形天井などで順次吸収されて行くのでこもり音がな
くなる。
〔実施例]
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例を適用した自動車のルーフ部
分を示した外観斜視図で、第2図は第1図の■−■線に
沿う概略拡大断面図、第3図は第2図中のT部拡大断面
図である。
分を示した外観斜視図で、第2図は第1図の■−■線に
沿う概略拡大断面図、第3図は第2図中のT部拡大断面
図である。
第1図乃至第3図において、自動車1における車室2(
第2図乃至第3図参照)は、ルーフパネル3と、このル
ーフパネル3の下側に配設される成形天井材4などで覆
われている。
第2図乃至第3図参照)は、ルーフパネル3と、このル
ーフパネル3の下側に配設される成形天井材4などで覆
われている。
そして、ルーフパネル3は鉄板で成形されており、ルー
フサイトレール5の上面側となるアウタパネル6に左右
の側部がドリップチャンネル7を介してそれぞれ固定さ
れているとともに1前後が不図示のフロントルーフレー
ルとりャルーフレールとにそれぞれ固着されて、車室2
の上部を覆った状態で取り付けられている。
フサイトレール5の上面側となるアウタパネル6に左右
の側部がドリップチャンネル7を介してそれぞれ固定さ
れているとともに1前後が不図示のフロントルーフレー
ルとりャルーフレールとにそれぞれ固着されて、車室2
の上部を覆った状態で取り付けられている。
一方、成形天井材4は、成形基材20と表皮21とを貼
り合わせて構成されている。そして、成形基材20は、
例えばポリスチレンなどの硬質材を用いて、ルーフパネ
ル3の内面に沿うルーフ状をなした一枚物として形成さ
れている。これに対して表皮21は、不織布や、ウレタ
ン上に起毛トリコットを配するなどしてシート状に形成
され、その後成形基材20の表面側に接着または一体成
形などで貼り合わされ、成形基材20の表面を装飾した
状態になっている。なお、成形基材20と表皮21とを
積層してルーフパネル3の内面に沿う一枚物として形成
されているこの成形天井材4には、図示しないがルーム
ランプやインナーミラーなどが取り付けられる部分を逃
げた貫通穴および切り欠き部などが設けられている。そ
して、この成形天井材4は、裏面側の平坦部略全面(第
1図中に斜線で示す部分)にダンパー効果を有する粘着
剤8を貼付した後、ルーフパネル3の下面に押し付けら
れ、この粘着剤8で接着固定される。なお、このダンパ
ー効果を有する粘着剤8としては、接着後も弾性を有す
る振動可能な部材が使用されるが、騒音に起因して車室
2内側にこもり音となる比較的低い30〜200Hz程
度の低周波域の振動が生じたとき、この振動に共振する
状態に設定されている。
り合わせて構成されている。そして、成形基材20は、
例えばポリスチレンなどの硬質材を用いて、ルーフパネ
ル3の内面に沿うルーフ状をなした一枚物として形成さ
れている。これに対して表皮21は、不織布や、ウレタ
ン上に起毛トリコットを配するなどしてシート状に形成
され、その後成形基材20の表面側に接着または一体成
形などで貼り合わされ、成形基材20の表面を装飾した
状態になっている。なお、成形基材20と表皮21とを
積層してルーフパネル3の内面に沿う一枚物として形成
されているこの成形天井材4には、図示しないがルーム
ランプやインナーミラーなどが取り付けられる部分を逃
げた貫通穴および切り欠き部などが設けられている。そ
して、この成形天井材4は、裏面側の平坦部略全面(第
1図中に斜線で示す部分)にダンパー効果を有する粘着
剤8を貼付した後、ルーフパネル3の下面に押し付けら
れ、この粘着剤8で接着固定される。なお、このダンパ
ー効果を有する粘着剤8としては、接着後も弾性を有す
る振動可能な部材が使用されるが、騒音に起因して車室
2内側にこもり音となる比較的低い30〜200Hz程
度の低周波域の振動が生じたとき、この振動に共振する
状態に設定されている。
また、粘着剤8を介してルーフパネル3の下面に接着配
置された成形天井材4の下側にはガーニッシュ10が配
設されている。このガーニッシュ10は樹脂材でレール
状に形成されている。
置された成形天井材4の下側にはガーニッシュ10が配
設されている。このガーニッシュ10は樹脂材でレール
状に形成されている。
さらに、このガーニッシュ10の内面には、インナパネ
ル11側に貫通して設けられている係合穴にスナップイ
ン係合される膨出部12aが先端に形成された係止ピン
12が一体に設けられている。そして、ガーニッシュ1
0は成形天井材4の各辺に沿ってそれぞれ配設され、各
辺の部分では一側部分10aがルーフサイトレール5に
シーミングウェルト13を介して当接されるとともに、
他側部分10bが成形天井材4の下面に当接配置されて
下側より成形天井材4を支え、この状態でインナパネル
11側の係合穴に膨出部12aをスナップイン係合させ
てそれぞれ取り付けられる。
ル11側に貫通して設けられている係合穴にスナップイ
ン係合される膨出部12aが先端に形成された係止ピン
12が一体に設けられている。そして、ガーニッシュ1
0は成形天井材4の各辺に沿ってそれぞれ配設され、各
辺の部分では一側部分10aがルーフサイトレール5に
シーミングウェルト13を介して当接されるとともに、
他側部分10bが成形天井材4の下面に当接配置されて
下側より成形天井材4を支え、この状態でインナパネル
11側の係合穴に膨出部12aをスナップイン係合させ
てそれぞれ取り付けられる。
このように構成されている自動車のルーフ構造において
、エンジン騒音などを吸収することのできる原理動作を
第4図を用いて説明する。
、エンジン騒音などを吸収することのできる原理動作を
第4図を用いて説明する。
まず、車室2内にエンジン騒音などで振動fが生じると
、この振動fが表皮21、成形基材20、粘着剤8をそ
れぞれ振動させながらルーフパネル3側に進む、そして
、この進行時に、振動fのエネルギーは表皮21と成形
基材20とで一部が吸収され、減衰しながら粘着剤8に
入る。すると、粘着剤8では大きなダンパー効果によっ
てさらに振動fのエネルギーを吸収して減衰させる。
、この振動fが表皮21、成形基材20、粘着剤8をそ
れぞれ振動させながらルーフパネル3側に進む、そして
、この進行時に、振動fのエネルギーは表皮21と成形
基材20とで一部が吸収され、減衰しながら粘着剤8に
入る。すると、粘着剤8では大きなダンパー効果によっ
てさらに振動fのエネルギーを吸収して減衰させる。
また、この粘着剤8で吸収されなかった振動fの残存エ
ネルギーはルーフパネル3に向かって進み、このルーフ
パネル3内でさらに広がり再び他の部分で粘着剤8に伝
えられて吸収される。これにより車室2内のこもり音が
なくなる。
ネルギーはルーフパネル3に向かって進み、このルーフ
パネル3内でさらに広がり再び他の部分で粘着剤8に伝
えられて吸収される。これにより車室2内のこもり音が
なくなる。
したがって、この自動車におけるルーフ構造では、車室
2内側の騒音振動を成形天井材4と粘着剤8の振動を伴
いながら低周波域の振動エネルギーを順次吸収して行く
ので、こもり音をなくすことができる。これにより乗り
心地が向上する。
2内側の騒音振動を成形天井材4と粘着剤8の振動を伴
いながら低周波域の振動エネルギーを順次吸収して行く
ので、こもり音をなくすことができる。これにより乗り
心地が向上する。
なお、上記実施例では成形天井材4の一部を形成する成
形基材20をポリスチレンなどの硬質材で形成した構造
を開示したが、これに限定されるものでなく例えばレジ
ンフェルトやダンボール材などを用いても良いものであ
る。その他、本発明はその要旨の範囲内で程々変形実施
可能であることは勿論のことである。
形基材20をポリスチレンなどの硬質材で形成した構造
を開示したが、これに限定されるものでなく例えばレジ
ンフェルトやダンボール材などを用いても良いものであ
る。その他、本発明はその要旨の範囲内で程々変形実施
可能であることは勿論のことである。
[発明の効果]
以上説明したとおり、本発明に係る自動車のルーフ構造
によれば、車室内側に騒音が生ずると、この音で成形天
井材がダンパー効果を有する粘着剤とともに周期的に振
動され、車室内側の振動エネルギーが粘着剤と成形天井
材とでそれぞれ吸収される。また、これらで吸収されな
かった振動エネルギーはルーフパネル側に伝えられて広
がり、他の部分で再度粘着剤側に入って他の部分で吸収
される。したがって、車室内側に生じた騒音振動は粘着
剤と成形天井材とで順次吸収されて行くのでこもり音が
なくなる。これにより、乗り心地を向上させることがで
きる。
によれば、車室内側に騒音が生ずると、この音で成形天
井材がダンパー効果を有する粘着剤とともに周期的に振
動され、車室内側の振動エネルギーが粘着剤と成形天井
材とでそれぞれ吸収される。また、これらで吸収されな
かった振動エネルギーはルーフパネル側に伝えられて広
がり、他の部分で再度粘着剤側に入って他の部分で吸収
される。したがって、車室内側に生じた騒音振動は粘着
剤と成形天井材とで順次吸収されて行くのでこもり音が
なくなる。これにより、乗り心地を向上させることがで
きる。
第1図は本発明の一実施例を適用した自動車のルーフ部
分を示した外観斜視図、第2図は第1図の■−■線に沿
う概略拡大断面図、第3図は第2図中のT部拡大断面図
、第4図は本発明のルーフ構造における吸音作用を説明
するための図、第5図は従来の自動車におけるルーフ部
分の要部を示した断面図である。 3・・・ルーフパネル 4・・・成形天井材 8・・・粘着剤
分を示した外観斜視図、第2図は第1図の■−■線に沿
う概略拡大断面図、第3図は第2図中のT部拡大断面図
、第4図は本発明のルーフ構造における吸音作用を説明
するための図、第5図は従来の自動車におけるルーフ部
分の要部を示した断面図である。 3・・・ルーフパネル 4・・・成形天井材 8・・・粘着剤
Claims (1)
- (1)自動車のルーフパネルの内面を覆って前記ルーフ
パネルの下側に成形天井材を配設してなる自動車のルー
フ構造であって、前記成形天井材の裏面側をダンパー効
果を有する粘着剤を介して前記ルーフパネルの内面に貼
り合わせてなることを特徴とする自動車のルーフ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32600488A JPH02171353A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 自動車のルーフ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32600488A JPH02171353A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 自動車のルーフ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02171353A true JPH02171353A (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=18183020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32600488A Pending JPH02171353A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 自動車のルーフ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02171353A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005028257A1 (de) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Johnson Controls Interiors Gmbh & Co. Kg | Ausstattungsteil für ein fahrzeug mit einem reversibel lösbare befestigungsmittel und verfahren |
CN106882127A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-06-23 | 湖南湖大艾盛汽车技术开发有限公司 | 一种吸声量可调的汽车驾驶室吸声装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58177743A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-18 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ル−フ構造 |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32600488A patent/JPH02171353A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58177743A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-18 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用ル−フ構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005028257A1 (de) * | 2003-09-04 | 2005-03-31 | Johnson Controls Interiors Gmbh & Co. Kg | Ausstattungsteil für ein fahrzeug mit einem reversibel lösbare befestigungsmittel und verfahren |
CN106882127A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-06-23 | 湖南湖大艾盛汽车技术开发有限公司 | 一种吸声量可调的汽车驾驶室吸声装置 |
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