JPH02179556A - 自動車のルーフ構造 - Google Patents

自動車のルーフ構造

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JPH02179556A
JPH02179556A JP33498388A JP33498388A JPH02179556A JP H02179556 A JPH02179556 A JP H02179556A JP 33498388 A JP33498388 A JP 33498388A JP 33498388 A JP33498388 A JP 33498388A JP H02179556 A JPH02179556 A JP H02179556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
molded ceiling
roof panel
ceiling material
molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP33498388A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuya Ono
小野 三弥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication of JPH02179556A publication Critical patent/JPH02179556A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車室内のこもり音を低減することのできる自
動車のルーフ構造に関する。
[従来の技術] 一般に自動車においては、そのルーフが鉄板製のルーフ
パネルでなり、このルーフパネルの下側にパネル面に沿
う一枚物として作られた成形天井材が配設さている。
第4図はその従来の自動車におけるルーフ構造の一例を
示したものである。
図において、ルーフパネル30は、ルーフの左右両側に
設けられたルーフサイドレール32の上面側となるアウ
タパネル33に、ドリップチャンネル31を介して左右
両側部がそれぞれ固定され、前後は不図示のフロントル
ーフレールとりャルーフレールにそれぞれ固着されて、
車室上部を覆って取り付けられている。
一方、ルーフパネル30の内面に沿うルーフ形状に、剛
体で一枚物として成形された成形天井材34は、外周部
分34aがサイドレール32の下面となるインナパネル
35に面当接された状態で、ルーフパネル30の下側に
配設される。そして、この外周部分34aの下側からイ
ンナパネル35に取り付けられたガーニッシュ36で合
わせ目が覆われ、この合わせ目が外側から隠される。
そのガーニッシュ36は、樹脂材でレール状に形成され
ている。また、このガーニッシュ36の内面には、イン
ナパネル35側に設けられた係合穴35aにスナップイ
ン係合される膨出部37aを先端に有した係止ピン37
が一体に設けられている。そして、各辺の部分では、シ
ーミングウェルト38を介して一側部分36aがルーフ
サイドレール32に当接されるとともに、成形天井材3
4の下側に他側部分36bが当接配置された状態で、イ
ンナパネル35側の係合穴35aに膨出部37aをスナ
ップイン係合させてそれぞれ取り付けられる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、自動車では、外側から車室内に様々な騒音が
侵入する。この内、特に問題となるのがエンジン騒音で
、このエンジン騒音は駆動の間中発する。そして、エン
ジン騒音は一般的に車速とともに増大し、またある車速
において急激に大きくなり、こもり感を伴った共鳴現象
を起こすことがある。これが車室内空洞共鳴、すなわち
「こもり音」と言われるもので、周波数は低く30〜2
00Hz位であるが、音が大きく、不快感を与えて乗り
心地を悪くしている問題点があった。そして、上記従来
のルーフ構造では、略I KHz以上の高周波域の音は
比較的簡単に吸収できるが、これらこもり音となる低周
波域の音を効果的に吸収できる構造にはなっていなかっ
た。このため、従来からこのこもり音を吸収して取り除
くことのできる構造が望まれていた。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的は車室内に侵入して生じた騒音となる音エネルギー
を素早く吸収し、こもり音をなくして乗り心地を向上さ
せることができるとともに、組立のし易い構造にした自
動車のルーフ構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、自動車のルーフパネ
ルの下面を覆うとともに周縁部を前記ルーフパネルのサ
イドレールに取り付けてなる成形天井材を配設した自動
車のルーフ構造であって、前記成形天井材に前記サイド
レールを覆って延びる延長部を一体に成形するとともに
、前記延長部を弾性体を介して前記サイドレールに取り
付けたものである。
[作用] この構成によれば、成形天井材は直接ルーフパネルに当
接した状態で固定されず、間に弾性体を介装して固定さ
れているので、車室内側に騒音による振動が生ずると、
成形天井材が弾性体と一体的に振動する。そして、この
成形天井材と弾性体との振動で車室側の振動エネルギー
が順次吸収される。また、成形天井材と弾性体で吸収し
得なかった振動エネルギーはルーフパネル側に伝わって
広がり、他の部分で再度弾性体側に入って吸収される。
これにより、従来では吸収し得ながったような周波数の
音も良く吸収されてなくなり、車室内のこもり音が少な
くなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例を適用した自動車のルーフ部
分を横方向に切断して示した概略断面図で、第2図は第
1図中のT部拡大断面図である。
第1図乃至第2図において、自動車における車室2(第
1図参照)の天井部分は、ルーフパネル3と、このルー
フパネル3の下側に配設される成形天井材4などで覆わ
れている。
そして、ルーフパネル3は鉄板で成形されており、ルー
フサイドレール5の上面側となるアウタパネル6に左右
の側部がドリップチャンネル7を介してそれぞれ固定さ
れているとともに、前後が不図示のフロントルーフレー
ルとりャルーフレールとにそれぞれ固着されて、車室2
の上部を覆った状態で取り付けられている。
一方、成形天井材4は、例えばレジンフェルト成形品、
あるいはダンボールなどを成形基材として、その表皮と
して軟質発泡ウレタンと塩化ビニールシートなどを貼付
してなる。また、図示しないが成形天井材4にはルーム
ランプやインナーミラーなどが取り付けられる部分を逃
げた貫通穴および切り欠き部などが設けられ、ルーフパ
ネル3の下面に沿うルーフ形状をなしな一枚物とじて形
成されている。さらに説明すると、この成形天井材4は
、第3図に単品として示すように、その成形時に延長部
10が左右の両側部分に沿った状態で一体に成形されて
いる。なお、この延長部10は必要に応じてサイドガー
ニッシュを兼ねることができるもので、また必要に応じ
て前後の外周部分にも一体に設けても良いものである。
また、この延長部10の内面には、ルーフサイドレール
5のインナパネル11側に貫通して設けられている係合
穴11a(第2図参照)にスナップイン係合される膨出
部12aが先端に形成された係止ピン12が一体に設け
られている。この係止ビン12は、延長部10と一体化
されておれば良く、別部材で成形して予め一体化されて
取り扱われるものであっても良い。
このように延長部10を一体に設けた成形天井材4は、
ルーフパネル3との間に空間部9が形成された状態で、
ルーフサイドレール5に延長部10の部分が取り付けら
れるようにしてルーフパネル3の下側に配置される。ま
た、この成形天井材4を取り付けるときには、延長部1
0の・・内1面3に沿って帯状の弾性材8が介装される
。この弾□性材8はゴムや軟性樹脂材などが使用され、
比較的低い例えば30〜200Hz程度の低周波振動が
生じたとき、この振動に共振して振動エネルギーの一部
を吸収できる状態に設定されている。さらに、弾性材8
には延長部10に固定されている係止ピン12に対応し
て貫通穴8a(第2図参照)が形成されており、この貫
通穴8aに係止ビン12が挿入された状態で予め延長部
10の内面に取り付けられて成形天井材4とともに用意
される。
そして、成形天井材4の取り付は時に、弾性材8を介装
圧縮させた状態で、第2図に示すようにインナパネル1
1側の係合穴11aに膨出部12aをスナップイン係合
させて取り付けられ、また延長部10の外縁がルーフサ
イドレール5のシーミングウェルト13に圧接された状
態にされる。
このように構成されている自動車のルーフ構造において
、車室内2内にエンジン騒音などで低周波域の振動が生
じると、この振動が成形天井材4に伝えられる。すると
、成形天井材4と弾性材8とが振動して車室内側の振動
がこれら成形天井材4および弾性材8内に広がり、これ
ら成形天井材4および弾性材8内で振動エネルギーが順
次吸収される。また、この成形天井材4および弾性材8
で吸収し得なかった振動エネルギーはルーフパネル3側
に伝わって広がり、他の部分で再度弾性材8側に入って
吸収される。
したがって、この自動車におけるルーフ構造では、車室
2内側に生じた騒音振動による従来吸収し得なかった低
周波域の音エネルギーを成形天井材4および弾性材8な
どで順次吸収するので、こもり音をなくすことができる
。これにより乗り心地を向上させることができる。また
、成形天井材4と延長部10とを一体成形しているので
、サイドガーニッシュを使用するタイプに対しては、こ
の延長部10でサイドガーニッシュを兼ねることができ
るので、別途サイドガーニッシュを用意して設ける必要
もなくなり作業性が向上する。これにより組立時の作業
性が向上し、コストの低減が図れる。
なお、上記実施例では成形天井材4をルーフサイドレー
ル5のインナパネル11に固定した構造について説明し
たが、これは必ずしもインナパネル11でなくても良い
ものである。その他、本発明はその要旨の範囲内で種々
変形実施可能であることは勿論のことである。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明に係る自動車のルーフ構造
によれば、成形天井材は直接ルーフパネルに当接した状
態で固定されず、間に弾性体を介装して固定されている
ので、車室内側に騒音による振動が生ずると、成形天井
材が弾性体と一体的に振動する。そして、この成形天井
材と弾性体との振動で車室側の振動エネルギーが順次吸
収される。また、成形天井材と弾性体で吸収し得なかっ
た音動エネルギーはルーフパネル側に伝わって広がり、
他の部分で再度弾性体側に入って吸収されるので、従来
では吸収し得ながったような周波数の音も良く吸収され
てなくなる。これによリ、車室内のこもり音が少なくな
って乗り心地が向上する。
さらに、成形天井材とサイドガーニッシュを使用するタ
イプに対しては延長部がサイドガーニッシュを兼ねるこ
とができるので、別途サイドガーニッシュを用意して設
ける必要もなくなり作業性が向上する。これによりコス
トの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した自動車のルーフ部
分を横方向に切断して示した概略断面図、第2図は第1
図中のT部拡大断面図、第3図は同上ルーフ部分に使用
される成形天井材単品を示した斜視図、第4図は従来の
自動車におけるルーフ部分の要部を示した断面図である
。 3・・・ルーフパネル 4・・・成形天井材 8・・・弾性体 10・・・延長部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車のルーフパネルの下面を覆うとともに周縁
    部を前記ルーフパネルのサイドレールに取り付けてなる
    成形天井材を配設した自動車のルーフ構造であって、前
    記成形天井材に前記サイドレールを覆って延びる延長部
    を一体に成形するとともに、前記延長部を弾性体を介し
    て前記サイドレールに取り付けたことを特徴とする自動
    車のルーフ構造。
JP33498388A 1988-12-30 1988-12-30 自動車のルーフ構造 Pending JPH02179556A (ja)

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JP33498388A JPH02179556A (ja) 1988-12-30 1988-12-30 自動車のルーフ構造

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JP33498388A JPH02179556A (ja) 1988-12-30 1988-12-30 自動車のルーフ構造

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JPH02179556A true JPH02179556A (ja) 1990-07-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138523A (ja) * 1974-04-10 1975-11-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138523A (ja) * 1974-04-10 1975-11-05

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