JPH0217109Y2 - - Google Patents

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JPH0217109Y2
JPH0217109Y2 JP879782U JP879782U JPH0217109Y2 JP H0217109 Y2 JPH0217109 Y2 JP H0217109Y2 JP 879782 U JP879782 U JP 879782U JP 879782 U JP879782 U JP 879782U JP H0217109 Y2 JPH0217109 Y2 JP H0217109Y2
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JP
Japan
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ring
tubes
shaft
recess
tube
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JP879782U
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JPS58111772U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は羽根連結用の隣り合う管の間にリング
を設けた蝶番に関し、特にリングの端面にくぼみ
を形成して該リングの端面と管の端面とのかみ合
いを円滑にして管と管の間の隙間を所定の寸法に
組立ることができるようにするものである。
従来第1図のように蝶番の羽根1,2の一側縁
を巻いて管3,4を形成すると、管の外側は引張
られ内側は圧縮されるので、管の端面は特に第2
図と第3図に示すように内側の面5が外側の面6
に対してたけのこ状に隆起する(特に管が肉厚の
とき顕著である)。この隆起高さH1は、一例とし
てほゞ0.2mm〜0.3mmに達し、相対する管の双方で
はほゞ0.6mmになる。
管3と管4の間の隙間H2として、1mm程度に
設計した場合に、上記管の曲げ加工の隆起高さ
0.6mm(2×H1)だけその隙間が狭くなり、あら
かじめ定めた1mmの厚みH3のリング8は挿入で
きない。
そこで管の端面の隆起部分7をフライスやエン
ドミル等の切削手段で削り落すことも考へられる
が、ステンレスのような硬い材料ではその削り加
工は非常に困難である。
隆起部7を削らないで、リング8を第2図のよ
うに相対する管3,4の間に挿入すると、隆起部
7の寸法だけ管3,4が軸9の長手方向の線上を
互いに遠ざかるように移動して、管の間の隙間
H2ひいては羽根1,2間の組立寸法に狂いが生
じる。
その結果軸9の先端10で軸受11を支える形
式の蝶番においては、該先端10と軸受11の間
に隙間が生じて管1,2の端面に扉の荷重がかか
り、ピボツト軸受特有の軽快な回転が損われ、羽
根の回転が重くなる。
また図示のような蝶番においては、扉と扉枠に
とりつける際に、リング8を軸9に遊嵌している
と、該リングが軸から外れることが度々生じ不便
である。そこでリング8を軸9に圧嵌め状態に押
し込んで固定すると便利であるが、その際リング
8は合成樹脂で比較的薄肉で形成されているの
で、第3図のように隆起部7で曲げられて波をう
つようになり、管の間の隙間H2に一層狂いが生
じる。
本考案のリング8′は第6図に示すようにその
端面に隆起部分7の形状に対応するくぼみ12が
形成され、該くぼみが隆起部分に嵌合するように
構成されている。リング端面のくぼみ12は、具
体的には、その外周面13から内周面14に進む
に従い深くなるように傾斜した断面形状で円錐面
状に形成されていて、くぼみ12の傾斜角度は隆
起部7の傾斜角度とほゞ同一にしている。
この本考案のリング8′を第5図のように管3,
4の間に挿入すると、隆起部7がくぼみ12に嵌
合して管の間の隙間H2が所定の寸法に保たれる。
従つてリング8′と管3,4の外周面間に第4図
に示すように隙間が生ぜず体裁がよく、また軸9
の先端10と軸受11が互いに接触してピボツト
軸受特有の軽快な回転が得られる。またリング
8′の内周の直径を軸9の直径より小さくしてリ
ングを軸に圧嵌めしても、リング8′は隆起部7
があつても曲がつたり波うつたりせず、軸に完全
に固定され、扉に羽根をとりつけるときに軸から
抜けずに便利である。
このリング8′は合成樹脂を素材として成形法
で形成すると簡単である。
尚軸9はピン15で管4に固着され、儀星16
はピン17で管3,4に固着され、上方の儀星は
軸受11をも兼ねている。
本考案は上記のようにリング8′にくぼみ12
が形成されているので、管3,4を曲げ加工にて
形成する場合に、管の端面に生じる隆起部7にく
ぼみ12が嵌合して、隣り合う管3と管4の間の
隙間H2があらかじめ定められた組立寸法に保た
れ、隆起部の削除の工程が省略され、リングの抜
けもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品の正面図、第2図と第3図は同
上一部拡大断面図(但し軸は省略)、以下本考案
の実施例を示し第4図は正面図、第5図は同上一
部拡大断面図(但し軸は省略)、第6図はリング
の拡大断面図である。 図中1と2は羽根、3と4は管、7は隆起部、
8と8′はリング、9は軸、11は軸受、12は
くぼみ、15はピン、16は儀星、17はピンで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣り合う管と管の間にリングを介在させ、これ
    らに共通の軸を貫通させて一対の羽根を連結し、
    上記管のリング側端面に内側の面が外側の面に対
    して高い隆起部が形成された蝶番において、上記
    リングの両端面にその内周面の高さが外周面より
    低いくぼみを形成し、このくぼみを上記管の端面
    の隆起部に嵌合させたことを特徴とする蝶番。
JP879782U 1982-01-27 1982-01-27 蝶番 Granted JPS58111772U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP879782U JPS58111772U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 蝶番

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP879782U JPS58111772U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 蝶番

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58111772U JPS58111772U (ja) 1983-07-30
JPH0217109Y2 true JPH0217109Y2 (ja) 1990-05-11

Family

ID=30021476

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP879782U Granted JPS58111772U (ja) 1982-01-27 1982-01-27 蝶番

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JP (1) JPS58111772U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005042499A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Takigen Mfg Co Ltd 扉の両開き機構

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Publication number Publication date
JPS58111772U (ja) 1983-07-30

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