JPH02169368A - チルトステアリング装置 - Google Patents

チルトステアリング装置

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Publication number
JPH02169368A
JPH02169368A JP63292022A JP29202288A JPH02169368A JP H02169368 A JPH02169368 A JP H02169368A JP 63292022 A JP63292022 A JP 63292022A JP 29202288 A JP29202288 A JP 29202288A JP H02169368 A JPH02169368 A JP H02169368A
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JP
Japan
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bracket
tilt
stopper
shaft
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP63292022A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Kono
河野 雅仁
Yoshiyuki Nakamura
義行 中村
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US07/403,423 priority patent/US4958852A/en
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Priority to DE89116461T priority patent/DE68912467D1/de
Publication of JPH02169368A publication Critical patent/JPH02169368A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/183Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable adjustable between in-use and out-of-use positions, e.g. to improve access
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/184Mechanisms for locking columns at selected positions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車などのチルトステアリング装置、さ
らに詳しくは、ステアリングホイールの上方の退避位置
への退避機能を有するステアリング装置に関する。
従来の技術および発明の課題 この種のチルトステアリング装置として、車体に固定さ
れた固定ブラケットにチルトブラケットが回動自在に取
付けられ、操作レバーなどの操作によりステアリングホ
イールの上下方向の位置の微調整および退避動作を行な
うものが知られている。固定ブラケットには、ロアコラ
ムを介してロアステアリングシャフトが支持され、チル
トブラケットには、アッパコラムを介してアッパステア
リングシャフトが支持されている。ロアステアリングシ
ャフトとアッパステアリングシャフトは自在継手によっ
て連結されており、この自在継手の中心はチルトブラケ
ットの回動中心線上にある。また、アッパステアリング
シャフトの上端にはステアリングホイールが取付けられ
ている。
ところが、このような従来の装置では、退避動作を行な
ったのちにステアリングホイールを元の調整位置に復帰
させることができず、再度微調整が必要であった。
このような問題を解決したチルトステアリング装置とし
て、特開昭57−155156号に示すものが提案され
ている。
ところが、この装置の場合は、退避動作後に元の調整位
置に復帰させるための構成が複雑であり、しかも退避動
作を行なうときに操作レバーを操作しながらステアリン
グホイールを手で上方に移動させる必要があり、操作も
煩雑である。
この発明の目的は、上記の問題を解決したチルトステア
リング装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明によるチルトステアリング装置は、車体に固定
されロアステアリングシャフトをロアコラムを介して支
持する固定ブラケットと、固定ブラケットに回動自在に
取付けられ自在継手によりロアステアリングシャフトに
連結されたアッパステアリングシャフトをアッパコラム
を介して支持するチルトブラケットと、固定ブラケット
とチルトブラケットの間に設けられてチルトブラケット
を上方に回動する方向に付勢するばねと、固定ブラケッ
トに固定された軸部材と、通常の運転位置と退避位置に
切換えられうるように軸部材に回動自在に取付けられた
ストッパ部材と、ストッパ部材が運転位置にあるときに
ばねに抗してチルトブラケットを運転位置に保持しスト
ッパ部材が退避位置にあるときにチルトブラケットがば
ねにより上方の退避位置に回動することを可能にしうる
ようにチルトブラケットとストッパ部材の間に設けられ
た係合手段と、運転位置と退避位置に切換えられうるよ
うに軸部材に回動自在に取付けられた操作レバーと、操
作レバーが運転位置にあるときにはストッパ部材を運転
位置に保持し操作レバーが退避位置にあるときにはスト
ッパ部材が退避位置に回動することを可能にしうるよう
に操作レバーとストッパ部材の間に設けられた切換え手
段とを備えているものである。
上記軸部材は、固定ブラケットに対してチルトブラケッ
トの回動中心を中心とする円弧方向の位置の調整ができ
るように、固定ブラケットに固定されることもある。
作   用 操作レバーを退避位置に切換えることにより、ストッパ
部材が退避位置に切換えられ、ばねによりチルトブラケ
ットおよびステアリングホイールが退避位置に回動する
。そして、ステアリングホイールを運転位置まで回動さ
せてチルトブラケットを運転位置まで回動させることに
より、ストッパ部材および操作レバーが運転位置に戻り
、チルトブラケットおよびステアリングホイールが運転
位置に保持される。このような退避動作および復帰動作
の間、軸部材は固定ブラケットに固定されており、移動
することはない。このため、チルトブラケットが運転位
置に戻されたときには、ステアリングホイールは必ず元
の位置に戻ることになる。
軸部材が固定ブラケットに対して位置の調整ができるよ
うに固定されている場合は、操作しバー ストッパ部材
およびチルトブラケットを運転位置に保持した状態で、
固定ブラケットに対する軸部材の位置を調整することに
より、ストッパ部材を介してチルトブラケットが回動さ
せられ、チルトブラケット側のステアリングホイールの
上下方向の位置の微調整が行なわれる。
軸部材を固定ブラケットに固定した状態で、操作レバー
を退避位置に切換えることにより、上記と同様にステア
リングホイールが退避位置に回動し、ステアリングホイ
ールを運転位置まで回動させてチルトブラケットを運転
位置まで回動させることにより、上記と同様にステアリ
ングホイールが運転位置に戻って保持される。このよう
な退避動作および復帰動作の間、軸部材は前に調整され
た位置に固定されたままであり、移動することはない。
このため、チルトブラケットが運転位置に戻されたとき
には、必ず調整位置に戻ることになり、位置の再調整の
必要がない。
実  施  例 以下、図面を参照して、この発明を自動車のチルトステ
アリング装置に適用した実施例を説明する。
第1図〜第12図は第1実施例を示す。なお、以下の説
明において、第1図および第2図の左側を前、右側を後
とし、第1図の上下を上下とし、第2図の下側を左、上
側を右とする。
第1図および第2図はチルトステアリング装置の全体構
成を示し、自動車の車体(図示時)に、固定ブラケット
(1)が固定されている。固定ブラケット(1)は上か
ら見て後部が開いた略U字状をなし、その前端部にロア
コラム(2)が固定されている。ロアコラム(2)の前
端部も、固定部材(3)によって車体の適当箇所に固定
されている。ロアコラム(2)内に、ロアステアリング
シャフト(ロアシャフト)(4)が回転自在に支持され
ている。図示は省略したが、ロアシャフト(4)の前端
部はステアリングギヤに連結されている。
固定ブラケット(1)の後部に、チルトブラケット(5
)の後部が左右にのびる2個の連結ピン(6)(51)
によって回動自在に取付けられている。
チルトブラケット(5)は上から見て前部が開いた略U
字状をなし、左側部分(5a)が固定ブラケット(1)
の左側部分(1a)の右側(内側)に、右側部分(5b
)が固定ブラケット(1)の右側部分(1b)の左側(
内側)にそれぞれ配置されている。
チルトブラケット(5)の左側部分(5a)は右側部分
(5b)より前方にのびており、左側部分(5a)の前
部は右側に曲げられて、固定ブラケット(1)の左側部
分(la)から右側に少し離れている。チルトブラケッ
ト(5)の後端部にアッパコラム(7)が固定されてお
り、このアッパコラム(7)内にアッパステアリングシ
ャフト(アッパシャフト)(8)が回転自在に支持され
ている。アッパシャフト(8)の後端部には、ステアリ
ングホイール(9)が取付けられている。アッパシャフ
ト(8)の前端部はロアシャフト(4)の後端部に自在
継手(10)を介して連結されており、この自在継手(
lO)の中心はチルトブラケット(5)の回動中心すな
わち連結ビン(6)(51)の中心線上にある。図示は
省略したが、必要があれば、アッパコラム(7)に、ア
ッパシャフト(8)を伸縮させるテレスコープ駆動部が
設けられる。固定ブラケット(1)の上面前部に設けら
れたばね支持部(11)とチルトブラケット(5)の上
面後部にわたし止められたばね支持部材(12)の間に
、チルトブラケット(5)を上側に回動する方向に付勢
する引張コイルばね(■3)が取付けられている。固定
ブラケット(1)の下面前部に底板(14)がわたし止
められ、この底板(14)の上面の左寄りの部分にたと
えばゴム製のストッパ(15)が固定されている。一方
、チルトブラケット(5)の下面には、固定ブラケット
(1)のストッパ(15)に当たることによってチルト
ブラケット(5)の上方への回動範囲を規制する底板(
1B)が固定されている。
固定ブラケット(1)は、第3図〜第5図に詳細に示す
ように、衝撃エネルギ吸収機構を介して車一体に取付け
られている。
固定ブラケット(1)の左側部分(1a)および右側部
分(1b)の後部上端にそれぞれ外側に張出した取付ブ
ラケット(17)が一体に形成され、これらの取付ブラ
ケット(17)の後部に後端まで達する前後に長い切欠
き(18)が形成されている。取付ブラケット(17)
の上面に蛇行リング状の緩衝部材(19)が配置されて
いる。緩衝部材(19)の前端部(19a)は取付ブラ
ケット(17)の前部上面に溶接により固定され、緩衝
部材(19)の後端部(19b)は切欠き(18)の後
部上方を跨いでいる。取付ブラケット(17)の後部に
、取付ブラケット(17)と緩衝部材(19)を上下か
ら挾むように断面コ字状のクリップ(20)がはめられ
ている。クリップ(20)の上板(20a)と下板(2
0b)の間であって緩衝部材(19)の後端部(19b
)より前側の切欠き(18)内に、長円状のリング(2
1)がはめられている。クリップ(20)の上板(20
a)の左右両側縁部に下向きに変形させられたかしめ(
22)が形成され、緩衝部材(19)の最も後側の内向
きの凹部(23)にこれらのかしめ(22)がはまるこ
とにより、クリップ(20)が固定されている。クリッ
プ(20)の上板(20a)および下板(20b)には
リング(21)の穴と合致する穴(24)が形成され、
これらの穴(24)の周縁部によりリング(21)が挾
まれて、脱落が防止されている。
クリップ(20)の脱落を防止するために、クリップ(
20)の開口端部(前端部)の上板(20a)と下板(
20b)の間隔を取付ブラケット(17)と緩衝部材(
19)の合計板厚より小さくして、弾性力によりクリッ
プ(20)を固定することは知られている。ところが、
このようにすると、組付は時のクリップ(20)の挿入
が困難である。これに対し、この実施例の場合は、かし
め(22)によりクリップ(20)が固定されるので、
クリップ(20)の開口端部の間隔を合計板厚より大き
くすることができ、クリップ(20)の挿入が容易であ
る。また、クリップ(20)を取付ブラケット(17)
に後からはめるだけで、かしめ(22)を緩衝部材(1
9)の凹部(23)にはめることができ、しかもこれに
よってクリップ(20)の位置決めができる。
固定ブラケット(1)は、取付ブラケット(17)の切
欠き(18)の部分においてクリップ(20)の穴(2
4)とリング(21)の穴に下からボルト(図示時)を
通し、このボルトを車体にねじ込むことにより、固定さ
れる。車両の衝突時に、運転者が慣性力によってステア
リングホイール(9)に衝突した場合、固定ブラケット
(1)には前向きの力が作用し、取付ブラケット(17
)の切欠き(18)の後端が開口しているため、取付ブ
ラケット(17)は固定ボルトから外れて、前方に移動
する。−方、緩衝部材(19)、クリップ(20)およ
びリング(21)の後部は閉じているため、これらは固
定ボルトから外れることはなく、緩衝部材(19)の前
端部(19a)が取付ブラケット(17)によって前方
に引張られることによりこれがのび、これによって衝突
のエネルギが吸収される。
固定ブラケット(1)とチルトブラケット(5)の間に
、第6図〜第12図に詳細に示すように、ステアリング
ホイール(9)の上下方向の位置の微調整と退避動作が
可能なチルト装置が設けられている。
固定ブラケット(1)の左側部分(1a)の前寄りの部
分に、連結ビン(6)を中心として上下にのびる円弧状
の長穴(25)が形成されており、この長穴(25)に
チルトレバー軸(軸部材> (26)が右側から挿入さ
れ、長穴(25)の左側からレバー軸(26)にレバー
軸ナツト(27)が座金(28)を介してねじ込まれて
いる。レバー軸(26)には、右側(第7図の左側、第
8図の上側)から頭部(26a)、円形軸部(26b)
 、偏平軸11fi(26e)およびおねじ部(28d
)が形成され、偏平軸部(26c)が長穴(25)に回
転はしないが長穴(25)の長さ方向に移動しうるよう
にはめられている。レバー軸ナツト(27)にはこれを
左右に貫通するめねじ(29)が形成され、その右側部
分がレバー軸(26)のおねじ部(213d)にねじ込
まれている。レバー軸ナッ) (27)の左側に円形軸
部(27a>が一体に形成され、その周囲に微調整用チ
ルト操作レバー(第ルバー) (30)の前部がはめら
れて溶接により固定されている。第ルバー(30)は後
側にのびており、これを下に回動させることにより、レ
バー軸ナッh (27)が締付けられて、レバー軸(2
B)が固定ブラケット(1)に固定され、上に回動させ
ることにより、レバー軸ナツト(27)が緩められて、
レバー軸(2B)が固定ブラケット(1)の長穴(25
)に沿って移動しうるようになる。
レバー軸ナツト(27)のめねじ(29)の左側部分に
特殊ボルト(31)がねじ込まれて固定されている。こ
のボルト(31)の中間部には円形軸部(31a)が形
成され、この周囲にシム(32)と退避動作用チルト操
作レバー(第2レバー)(H)の前部が回動自在に取付
けられている。第2レバー・(33)も後側にのびてお
り、その前部には上方に突出した前後2つの腕部(Ha
) (33b)が形成されている。そして、前側腕部(
33a)の上端部に第1ストツパビン(34)が、後側
腕部(33b)の上端部に第2ストツパビン(35)が
それぞれ右側に突出するように左側から挿入されて固定
されている。
また、固定ブラケット(1)の左側の取付ブラケット(
17)と第2レバー(33)の中間部との間に、第2レ
バー(33)を上向きに付勢する引張コイルばね(50
)が取付けられている。
レバー軸(26)の円形軸部(28b)に、第1ストツ
パプレート(ストッパ部材) (38)の下部が回動自
在に取付けられている。第1ストツパブレー l−(3
B)の後端上部に、後方に少し突出した突部(38a)
が一体に形成されている;第1ストツパプレート(36
)の上部に前後に少し長い長大(37)が形成され、第
2レバー(33)の第1ストツパビン(34)が固定ブ
ラケット(1)の左側部分(1a)の上方を通ってこの
長大(37)にはめられている。
第1ストツパプレート(3B)の中央部に、上下に長く
て上端部が後側に曲りだ鉤状長穴(38)が形成され、
チルトブラケッ)−(5)の左側部分(5a)の前部に
、左側に突出してこの鉤状長穴(38)にはまる第3ス
トツパビン(39)が右側から挿入されて固定されてい
る。
固定ブラケット(1)とチルトブラケット(5)の左側
の連結ピン(6)に、前後にのびる第2ストッパプレー
1− (40)の後端部が回動自在に取付けられている
。この連結ピン(6)には、左側(第9図の下側)から
頭部(6a)、大径軸部(6b)、小径軸部(6C)お
よびおねじ部(6d)が形成されている。固定ブラケッ
ト(1)の左側部分(1a)の穴(41)およびチルト
ブラケット(5)の左側部分(5a)の穴(42)に外
輪(43a)が固定された軸受(43)の内輪(43b
)に連結ピン(6)の小径軸部(6C)が挿入され、お
ねじ部(6d)にねじ込まれたナツト(44)により、
軸受(43)の内輪(43b)が固定ブラケット(1)
に固定され、チルトブラケット(5)が固定ブラケット
(1)に対して回動しうるようになっている。第2スト
ツパプレート(40)の後端部には穴(45)が形成さ
れ、この穴(45)の部分が連結ピン<a>の大径軸部
(6b)に回動自在にはめられている。第2ストツパプ
レート(40)の中間部に前後に少し長い長穴(4G)
が形成され、第2レバー(33)の第2ストツパビン(
35)がこの長穴(46)にはめられている。第2スト
ツパプレート(40)の前端部に、右側に突出して第1
ストツパプレート(3B)の後部に接する第4ストツパ
ビン(47)が左側から挿入されて固定されている。
固定ブラケット(1)の上部には、このストッパピン(
47)との干渉を避けるために切欠き(48)が形成さ
れ、切欠き(48)の周囲には逆U字状の補強プレート
(49)が固着されている。
第2ストツパビン(35)および第4ストツパビン(4
7)は偏心ピンであり、組立時の取付は位置の調整がで
きるようになっている。
第1図および第10図は、ステアリングホイール(9)
およびチルトブラケット(5)が運転位置に保持されて
いる状態を示す。
このとき、第ルバー(30)が下方のロック位置に回動
させられて、前述のように、レバー軸ナッh (27)
が締付けられ、レバー軸(26)が固定ブラケット(1
)に固定されている。このため、第1ストツパプレート
(36)は、レバー軸(26)を中心に回動はできるが
、上下の移動はできないようになっている。第2レバー
(33)は、ばね(50)により付勢されて上方の運転
位置に位置しており、第1ストツパビン(34)が第1
ストッパブレート(3B)の長大(37)の前端部に位
置し、第2ストツパピン(35)が第2ストツパプレー
ト(40)の長大(4B)の前端部に位置して第2スト
ツパプレート(40)を上方の運転位置に持上げている
このため、第2ストツパプレート(40)の第4ストツ
パピン(47)が第1ストツパプレート(3B)の突部
(38a)に当たり、第1ストツパプレート(3B)を
前方の運転位置に保持している。そして、チルトブラケ
ット(5)の第3ストツパピン(39)が第1ストツパ
プレート(3B)の鉤状長穴(38)の後方屈曲部(3
8a)にはまり、これにより、チルトブラケット(5)
かばね(13)の力に抗して運転位置に保持されている
ステアリングホイール(9)が運転位置に保持されてい
る状態で、第ルバー(30)を上方のアンロック位置に
回動させると、前述のようにレバー軸ナツト(27)が
緩んでレバー軸(26)が固定ブラケット(1)の長穴
(25)に沿って移動しうるようになるため、ステアリ
ングホイール(9)を手で持ってチルトブラケット(5
)とともに上下に回動させて位置の微調整ができるよう
になる。
チルトブラケット(5)が上下に回動すると、第3スト
ツパピン(39)と鉤状長穴(38)の屈曲部(38a
)の係合により、第1ストツパプレート(3B)および
レバー軸(26)も上下に移動する。そして、適当な位
置で第ルバー(30)をロック位置に回動させてレバー
軸ナツト(27)を締付けることにより、レバー軸(2
B)が固定され、これによってチルトブラケット(5)
およびステアリングホイール(9)も調整された位置に
固定される。
ステアリングホイール(9)の位置の微調整を行なって
固定したのち、第2レバー(33)を下方の退避位置に
回動させることにより、チルトブラケット(5)および
ステアリングホイール(9)が自動的に退避位置に回動
させられ、退避位置にあるステアリングホイール(9)
を手で持って運転位置まで回動させることにより、再び
運転位置に保持されるようになる。
次に、第10図〜第12図を参照して、このときのチル
ト装置の動作を説明する。
第10図の状態から第2レバー(33)を下方に回動さ
せていくと、その第2ストツパピン(35)が斜め下向
きに回動するため、第2ストツパプレート(40)が下
方に回動する。第2ストツパブレー) (40)がある
程度下方に回動すると、第4ストツパビン(47)が第
1ストツパプレート(36)の突部(38a)から下方
に外れ、第1ストツパプレート(3B)が後方に回動し
うるようになる。−方、第2レバー(33)が下方に回
動すると、第1ストツパビン(34)は斜め後向きに回
動し、第1ストツパプレート(36)の長大(37)内
を前端部から後端部まで移動し、さらに第1ストツパブ
レー ト(3B)を後方に回動させる。第1ストツパブ
レー) (3B)が後方の退避位置まで回動すると、そ
の鉤状長穴(3B)の部分も後方に移動するため、チル
トブラケット(5)の第3ストツパピン(39)が鉤状
長穴(38)の屈曲部(38a)から外れ(第11図の
状態)、ばね(13)の力により、チルトブラケット(
5)およびステアリングホイール(9)が上方に回動し
て、第3ストツパピン(39)が鉤状長大(38)内を
下方に移動する。そして、チルトブラケット(5)およ
びその底板(16)が固定ブラケット(1)のストッパ
(15)に当たることにより、ステアリングホイール(
9)が退避位置に停止する(第12図の状態)。
退避位置まで回動させられたステアリングホイール(9
)を手で持って下方に回動させると、チルトブラケット
(5)も下方に回動し、チルトブラケット(5)のfI
S3ストッパピン(39)が第1ストツパプレート(3
6)の鉤状長穴(38)内を上方に移動する。そして、
第2レバー(33)かばね(50)により上方に回動さ
せられるため、第1ストツパピン(34)によって第1
ストツパプレート(36)が前方の運転位置まで回動さ
せられるとともに、第2ストツパピン(35)によって
第2ストッパブレー1−(40)が上方の運転位置まで
回動させられ、第2ストツパプレート(40)の前端部
が第1ストツパブレー) (36)の突部(36a)に
当たってこれを運転位置に保持する。そして、チルトブ
ラケット(5)の第3ストツパピン(39)が鉤状長大
(38)の上端部にある状態で第1ストツパプレート(
36)が前方に回動することにより、第3ストツパピン
(39)が鉤状長穴(38)の屈曲部(38a)にはま
り込み、チルトブラケット(5)およびステアリングホ
イール(9)が運転位置に保持される。
このような退避動作および復帰動作の間、レバー軸(2
6)は前に調整された位置に固定されたままであり、移
動することはない。そして、このレバー軸(26)に対
して回動のみしうる第1ストツパプレート(3B)によ
ってチルトブラケット(5)が運転位置に保持されるた
め、チルトブラケット(5)が運転位置に戻されたとき
には、必ず調整位置に戻ることになり、再調整の必要が
ない。
第13図〜第18図は第2実施例を示し、第1実施例の
ものと対応する部分には同一の符号を付している。なお
、以下の説明において、第13図〜第15図の左側を前
、右側を後とし、第13図および第15図の上下を上下
とし、第14図の下側を左、上側を右とする。
第2実施例の場合、固定ブラケット(1)とチルトブラ
ケット(5)の右側部分(lb) (5b)に、チルト
装置が設けられている。
固定ブラケット(1)の右側部分(1b)に形成された
長穴(25)にチルトレバー軸(軸部材) (80)が
取付けられている。レバー軸(60)には、右側(第1
6図の左側)から第1おねじ部(80a)、偏平軸部(
GOb) 、第1円形軸部(60c) 、フランジ部(
80d) 、第2円形軸部(BOe)および第2おねじ
部(eor)が形成されている。レバー軸(60)の偏
平軸部(eob)は長穴(25)に回転はしないが長穴
(25)の長さ方向に移動しうるように左側からはめら
れており、固定ブラケット(1)の右側部分(lb)か
ら右側に突出した第1おねじ部(60a)に、第ルバー
(30)の前部に固定されたレバー軸ナツト(61)が
ねじ込まれている。そして、後側にのびた第ルバー(3
0)を下に回動させることにより、レバー軸ナツト(6
1)が締付けられて、レバー軸(60)が固定ブラケッ
ト(1)に固定され、上に回動させることにより、レバ
ー軸ナツト(81)が緩められて、レバー軸(60)が
固定ブラケット(1)の長大(25)に沿って移動しつ
るようになることは、第1実施例の場合と同じである。
固定ブラケット(1)の右側部分(1b)とその左側に
位置するレバー軸(60)のフランジ部(80d)との
間の第1円形軸部(60c)に、第1ストツパプレート
(36)の下部が回動自在に取付けられている。
レバー軸(60)の第2おねじ部(Go(’)には特殊
ナツト(81)がねじ込まれて固定されており、このナ
ツト(61)とレバー軸(60)のフランジ部(60d
)との間の第2円形軸部(BOe)に第2レバー(33
)が回動自在に取付けられている。第2レバー(33)
は上から見て後部が開いた略U字状をなし、その右側部
分(33c)の後部がレバー軸(60)に取付けられて
いる。そして、この右側部分(33c)に、2つの腕部
(33a) (33b)が形成されている。
第2レバー(33)の右側部分(33c)は、固定ブラ
ケット(1)の下方をこれより少し前までのびており、
中間部分(33d)は右側部分(33c)の前端から固
定ブラケット(1)の前をその少し左側までのびており
、左側部分(33e)は中間部分(33dンの左端から
固定ブラケット(1)の少し左側を右側部分(33c)
より後方までのびている。そして、左側部分(33e)
の後部を手でもって第2レバー(33)全体を回動させ
るようになっている。
連結ビン(6)は、固定ブラケット(1)とチルトブラ
ケット(5)の右側部分(Ib)(5b)に取付けられ
ており、この連結ビン(8)より前側にのびたチルトブ
ラケット(5)の右側部分(5b)の前部に、第1スト
ツパプレート(36)の鉤状長穴(38)にはまる第3
ストツパピン(39)が固定されている。
連結ビン(6)のチルトブラケット(5)の右側部分(
5b)より右側の部分に、第2ストツパプレー ト(4
0)の後端寄りの部分が回動自在に取付けられており、
連結ビン(6)より後側に伸びた第2ストツパプレート
(40)の後端部(40a)とこれより下側のチルトブ
ラケット(5)の右側部分(5b)の右側面との間に、
第2ストツパプレートく40)をその前部が上向きに回
動する方向に付勢する引張コイルばね(63)が取付け
られている。連結ビン(6)より前側の第2ストツパプ
レート(40)の中間部には、第1実施例のような長大
(48)は設けられておらず、かわりに中間部の上縁に
凹所(64)が形成されている。そして、上記のばね(
63)により、この凹所(64)の部分が第2レバー 
(33)の第2ストツパビン(35)に圧接させられて
いる。
第1実施例の場合は、第2ストツパビン(35)が第2
ストツパプレート(40)の長大(48)にはまること
により第2レバー(33)と第2ストツパプレート(4
0)が連結されているが、第2実施例の場合は、第2ス
トツパプレート(40)の凹所(84)の部分がばね(
63)で第2ストツパビン(35)に圧接させられるこ
とにより第2レバー(33)と第2ストツパプレート(
40)か連結されている。また、第1実施例の固定ブラ
ケット(i)の切欠き(48)のかわりに、第4ストツ
パビン(47)が通る長穴(65)が固定ブラケット(
1)の右側部分(1b)に形成されている。そして、こ
れらの点を除いて、第2実施例のチルト装置の退避動作
は第1実施例の場合と同様であり、第15図はチルトブ
ラケット(5)が運転位置に保持されている状態、第1
8図はチルトブラケット(5)が退避位置まで回動させ
られた状態、第17図はこれらの中間の状態を示す。ま
た、第2実施例のチルト装置の位置の′f!I調整も、
第1実施例の場合と同様である。
第2実施例の場合、レバー軸(CO)の中間の偏平軸部
(130b)が固定ブラケット(1)の長穴(25)に
回転しないように取付けられ、その右側と左側に第ルバ
ー(30)と第2レバー(33)が取付けられているの
で、第ルバー(30)の回転が第2レバー(33)に伝
わることがない。したがって、チルト操作のために第ル
バー(30)を回動させたときに、第2レバー(33)
がとも回りして退避動作が行なわれてしまうようなおそ
れがない。
他は、第1実施例の場合と同様である。
第19図〜第23図は第3実施例を示し、第1実施例の
ものと対応する部分には同一の符号を付している。なお
、以下の説明において、第19図および第20図の左側
を前、右側を後とし、第19図の上下を上下とし、第2
0図の下側を左、上側を右とする。
第3実施例のチルト装置は、第1実施例のチルト装置か
ら第2ストツパプレート(40)とこれに連結されてい
る第2レバー(33)の後側腕部(33b)および第2
ストツパビン(35)が除かれたものであり、他の構成
は第1実施例の場合と同様である。
第1実施例の第2ストツパプレート(40)は、チルト
・ブラケット(5)が運転位置に保持されているときに
、第1ストツパプレート(36)が後方に回動してチル
トブラケット(5)の第3ストツパピン(39)が鉤状
長穴(38)の屈曲部(38a)から外れることを防止
している。ところが、第2ストツパプレート(40)が
なくても、後述するように、鉤状長穴(3B)の形状寸
法を適当に設計すれば、これを防止することができる。
第19図は、チルトブラケット(5)が運転位置に保持
されている状態を示し、このときのチルトブラケット(
5)の第3ストツパピン(39)と第1ストツパプレー
ト(3B)の鉤状長穴(38)の屈曲部(38a)との
関係が第23図に示されている。
このとき、第2レバー(33)がばね(50)により付
勢されて上方の運転位置に位置し、第1ストツパビン(
34)が第1ストツパブレー) (313)の長穴(3
7)の前端部に位置して、第1ストツパブレー) (3
8)を前方の運転位置に保持しており、チルトブラケッ
ト(5)の第3ストツパピン(39)が第1ストツパプ
レート(3B)の鉤状長穴(38)の屈曲部(38a)
にはまっている。屈曲部(3Ba)の上縁(A) 、l
!:下縁(B)は、前側の相互間隔が広くなるように形
成されており、上記の状態において、屈曲部(38a)
の中心線(C)は固定ブラケット(1)とチルトブラケ
ット(5)の連結ピン(6)の中心を通り、屈曲部(3
8a)の上級(A、)と下縁<B)はこの中心線(C)
に対して一定の角度αをなしている。チルトブラケット
(5)の第3ストツパピンの部分は、ばね(13)によ
り、連結ビン(6)を中心にして下向きに回動する方向
に付勢されており、第3ストツパピン(39)は屈曲部
(38a)の下縁(B)に圧接している。したがって、
このばね(13)による力の屈曲部(38a)の下縁(
B)と平行な方向の分力より第3ストツパピン(39)
と下縁(B)との間の摩擦力が大きければ、これらの間
にすべりが生じず、第1ストツパプレート(3G)およ
びチルトブラケット(5)は運転位置に保持される。第
3ストツパピン(39)と屈曲部(38a)の下縁(B
)との間の摩擦係数をμとすると、これらの間にすべり
が生じない条件は次の式(1%式% 第3ストツパピン(39)と屈曲部(38a)の下縁(
B)との間の摩擦係数μは、通常、0.15程度である
が、安全をみてこれを0.1と仮定すると、式(1)よ
り角度αは次のようになる。
tanα<0.1 α<5.71’ したがって、角度αが5.7°以下であれば、すべりは
生じない。
次に、第19図、第21図および第22図を参照して、
チルト装置の退避動作を説明する。
第19図の状態から第2レバー(33)を下方に回動さ
せていくと、第1ストツパピン(34)は斜め後向きに
回動し、第1ストツパプレート(36)の長穴(37)
内を前端部から後端部まで移動し、さらに第1ストツパ
プレート(3B)を後方に回動させる。第1ストツパプ
レート(3B)が後方の退避位置まで回動すると、その
鉤状長穴(3B)の部分も後方に移動するため、チルト
ブラケット(5)の第3ストツパピン(39)が鉤状長
穴(38)の屈曲部(38a)から外れ(第21図の状
態)、ばね(13)の力により、チルトブラケット(5
)およびステアリングホイール(9)が上方に回動して
、退避位置に停止する(第22図の状態)。
退避位置まで回動させられたステアリングホイール(9
)を手で持って下方に回動させると、チルトブラケット
(5)も下方に回動し、チルトブラケット(5)の第3
ストツパピン(39)が第1ストツパプレート(36)
の鉤状長穴(38)内を上方に移動する。一方、第2レ
バー(33)はばね(50)により上向きに付勢され、
その第1ストツパビン(34)は第1ストツパプレート
(36)の長穴(37)の前端部に当たって、これを前
向きに付勢している。このため、第3ストツパピン(3
9)が鉤状長穴(38)の屈曲部(38a)の前方まで
移動すると、第1ストツパプレート(36)が前方に回
動し、第3ストツパピン(39)が屈曲部(38a)に
はまり込み、チルトブラケット(5)が運転位置に保持
される。
第3実施例のチルト装置の位置の微調整も、第1実施例
の場合と同様である。
第24図および第25図は第4実施例を示し、第1実施
例のものと対応する部分には同一の符号を付している。
なお、以下の説明において、第24図の左側を前、右側
を後とし、同図の上下を上下とする。
第4実施例のチルト装置は、退避動作だけができ、位置
の微調整はできないものである。このため、第1実施例
のような第ルバー(30)は設けられておらず、チルト
レバー軸(軸部材)(70)は、次のように固定ブラケ
ット(1)の左側部分(la)の一定位置に固定されて
いる。レバー軸(70)には、右側(第25図の上側)
から頭部(70a) 、これより小径の第1円形軸部(
70b)、これより小径の第2円形軸部(70c) 、
これより小径の第3円形軸部(70d)およびこれより
小径のおねじ部(70e)が形成されており、第2円形
軸部(70c)が固定ブラケット(1)の左側部分(1
a)の円形穴(71)に右側からはめられて、溶接など
の適宜な手段により固定されている。そして、固定ブラ
ケット(1)の左側部分(1a)とその右側に位置する
頭部(70a)との間の第1円形軸部(7ob)の周囲
に、第1ストツパプレート(36)の下部が回動自在に
取付けられている。また、おねじ部(70e)には特殊
ナツト(72)がねじ込まれて固定されており、このナ
ツト(72)と第2円形軸部(70c)との間の第3円
形軸部(70d)の周囲に、第2レバー(33)が回動
自在に取付けられている。
さらに、第2ストツパプレート(40)の後端部(40
a)とチルトブラケット(5)の左側部分(5a)の、
下部との間に、第2ストツパブレー) (40)の前部
を上向きに付勢する引張コイルばね(63)が設けられ
ている。
第24図のようにチルトブラケット(5)が運転位置に
保持されている状態においては、連結ビン(6)、第2
ストツパビン(35)、第4ストツパビン(47)およ
び第3ストツパピン(39)の中心は一直線上にあり、
この直線は、第3ストツパピン(39)とレバー軸(7
0)の中心を結ぶ直線と直角をなしている。このため、
剛性が高く、チルトブラケット(5)が運転位置に確実
に保持される。また、この状態では、第2ストツパプレ
ート(40)の第4ストツパビン(47)かばね(63
)の力により第1ストツパプレート(3G)の突部(3
8a)に押付けられ、第2レバー(33)の第2ストツ
パビン(35)は第2ストツパプレート(40)の長穴
(46)の前部に位置している。そして、この第2スト
ツパビン(35)が長大(46)の周囲に当たって音が
発生しないように、長穴(4B)の前部の上下幅は第2
ストツパビン(35)の外径よりかなり大きくなってい
る。また、退避動作のために第2ストツパビン(35)
が斜め後下向きに回動したときに、これが長穴(46)
の下縁に当たって第2ストツパブレーh (40)を確
実に下方に回動させるように、長穴(46)の後部の上
下幅は前部より小さ(なっている。
他は、第1実施例の場合と同様であり、第4実施例のチ
ルト装置の動作は、位置の微調整ができない点を除いて
、第1実施例のものと同様である。
第26図および第27図は第5実施例を示し、第4実施
例のものと対応する部分には同一の符号を付している。
第5実施例の場合、とくに第2レバー(33)、第2ス
トツパプレート(40)の形状などが第4実施例のもの
と異なっている。また、第4実施例の固定ブラケット<
1)の左側部分(la)の切欠き(4B)のかわりに、
第4ストツパビン(47)が通る長穴(65)が形成さ
れている。
他は、第4実施例の場合と同様である。
発明の効果 この発明のチルトステアリング装置によれば、上述のよ
うに、操作レバーの操作だけでステアリングホイールを
自動的に退避位置に移動することができる。そして、軸
部材が固定ブラケットに対して位置の調整ができるよう
に固定されている場合は、退避位置から運転位置に戻し
たときに必ず前に調整された位置に戻すことができ、再
度の調整が不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すチルトステアリン
グ装置要部の側面図、第2図は同部分切欠き平面図、第
3図は第2図の取付ブラケットの部分を拡大しかつ一部
を切欠いて示す平面図、第4図は第3図IV−IV線の
断面図、第5図は第3図v−V線の断面図、第6図はチ
ルト装置の分解斜視図、第7図はチルト装置要部の垂直
断面図、第8図は同水平断面図、第9図は固定ブラケッ
トとチルトブラケットの連結ビンの部分の水平断面図、
第10図、第11図および第12図はチルト装置の一部
を省略し退避動作時の状態を順に示す部分切欠き側面図
、第13図は第2実施例を示すチルトステアリング装置
要部の側面図、第14図は同部分切欠き平面図、第15
図は第14図xv−xv線の断面図、第16図はチルト
装置要部の垂直断面図、第17図および第18図はチル
ト装置の一部を省略し退避動作時の状態を順に示す部分
切欠き側面図、第19図は第3実施例を示すチルトステ
アリング装置要部の側面図、第20図は同部分切欠き平
面図、第21図および第22図はチルト装置の退避動作
時の状態を順に示す部分切欠き側面図、第23図は第3
ストツパピンと鉤状長穴との関係を示す説明図、第24
図は第4実施例を示すチルトステアリング装置要部の側
面図、第25図はチルト装置要部の水平断面図、第26
図は第5実施例を示すチルトステアリング装置要部の側
面図、第27図は同部分切欠き平面図である。 (1)・・・固定ブラケット、(2)・・・ロアコラム
、(4)・・・ロアステアリングシャフト、(5)・・
・チルトブラケット、(7)・・・アッパコラム、(8
)・・・アッパステアリングシャフト、(■0)・・・
自在継手、(13)・・・引張コイルばね、(26) 
(60) (70)・・・チルトレバー軸(軸部材) 
、(33)・・・退避動作用チルト操作し)<−(34
)・・・第1ストツパピン、(35)・・・第2ストツ
パビン、(36)・・・第1ストツパプレート(ストツ
/(部材) 、(39)・・・第3ストツパピン、(4
0)・・・第2ストツパプレート、(47)・・・第4
ストツパピン。 以  上 第9図 第12図 517一 第2欲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体に固定されロアステアリングシャフトをロア
    コラムを介して支持する固定ブラケットと、固定ブラケ
    ットに回動自在に取付けられ自在継手によりロアステア
    リングシャフトに連結されたアッパステアリングシャフ
    トをアッパコラムを介して支持するチルトブラケットと
    、固定ブラケットとチルトブラケットの間に設けられて
    チルトブラケットを上方に回動する方向に付勢するばね
    と、固定ブラケットに固定された軸部材と、通常の運転
    位置と退避位置に切換えられうるように軸部材に回動自
    在に取付けられたストッパ部材と、ストッパ部材が運転
    位置にあるときにばねに抗してチルトブラケットを運転
    位置に保持しストッパ部材が退避位置にあるときにチル
    トブラケットがばねにより上方の退避位置に回動するこ
    とを可能にしうるようにチルトブラケットとストッパ部
    材の間に設けられた係合手段と、運転位置と退避位置に
    切換えられうるように軸部材に回動自在に取付けられた
    操作レバーと、操作レバーが運転位置にあるときにはス
    トッパ部材を運転位置に保持し操作レバーが退避位置に
    あるときにはストッパ部材が退避位置に回動することを
    可能にしうるように操作レバーとストッパ部材の間に設
    けられた切換え手段とを備えているチルトステアリング
    装置。
  2. (2)上記軸部材が、固定ブラケットに対してチルトブ
    ラケットの回動中心を中心とする円弧方向の位置の調整
    ができるように、固定ブラケットに固定されていること
    を特徴とする請求項(1)のチルトステアリング装置。
JP63292022A 1988-09-08 1988-11-17 チルトステアリング装置 Pending JPH02169368A (ja)

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EP89116461A EP0358198B1 (en) 1988-09-08 1989-09-06 Tilt steering device
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