JPH02168831A - 交差コイル回転磁石装置 - Google Patents

交差コイル回転磁石装置

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JPH02168831A
JPH02168831A JP1214276A JP21427689A JPH02168831A JP H02168831 A JPH02168831 A JP H02168831A JP 1214276 A JP1214276 A JP 1214276A JP 21427689 A JP21427689 A JP 21427689A JP H02168831 A JPH02168831 A JP H02168831A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば直径方向上に相対向する永久磁石極を
有する永久磁石から成る、軸とともに回転可能に支承さ
れている回転子ど、例えば相互に90°の角度間隔で交
差する交差コイルを有するコイル装置とを備えた交差コ
イル回転磁石装置に関する。
従来の技術 この形式の公知の交差コイル回転磁石装置は殊に、時計
機構を駆動するためのモータとして構成されている(西
独国特許出願公開第3419100号公報)。このモー
タにおいて回転可能に支承されている回転子が直径方向
上に相対向する永久磁石極を有している。多相コイル装
置ハ、コイル装置のコイルに加えられる制御信号に依存
して回転子を運動させる磁界を発生するために用いられ
る。コイル装置はこのために、相互に同し角度間隔をも
って配設されており、回転子を取り囲む、複数のコイル
を有している。これらコイルは所定の位相分ずれている
正弦波状電圧によって制御可能である。殊にコイル装置
は2つの相互に直角に配設されているコイルから成って
おり、コイルには2つの90゜ずれた正弦波状電圧か供
給される。回転軸ないし軸は時計機構の秒針軸または分
針軸とすることかできる。後者の場合回転軸の一端に、
文字板上を動くことができる分針が固定されている。回
転軸上に配設されている駆動用小歯車および換え歯車を
介して時開歯車が駆動される。時針歯車は回転軸を取り
囲んでいる時針管を有している。時針管に、文字板上を
運動可能な時針か固定されている。このモータでは別の
公知の交差コイル回転磁石装置の場合のように、所定の
使用目的を考慮した特別な構成、ここでは時計機構を駆
動するための構成は不都合である。
つまりこの交差コイル回転磁石装置を他に使用するには
大きな制限があるかまたは構造上変更を加えなければな
らないからである。モータには正弦波状電圧を連続的に
給電しなければならないので、相応に高いエネルギー消
費を考慮しなければならない。
時計機構を駆動するように構成されている、駆動用小歯
車、換え歯車および時針歯車並びに時針管を備えている
このモータは例えば、一般に機械的な測定量、殊に自動
車の速度を指示する装置として不適当である。
機械的な量、殊に自動車の速度を指示する公知の装置で
は、指針の位置調整のために用いられる測定ユニットが
設けられており、その際測定ユニットは変換器を介して
測定量に比例するパルス繰り返し周波数を有するパルス
を発生する発生器に接続されている(西独国特許出願公
開第2730699号公報)。測定ユニットとして正転
および逆転するステップモータが用いられる。このステ
ップモータには、連続する所定の時間間隔の開側定量に
依存して形成される計数値から発生される、方向を評価
したパルス列が供給される。その場合計数値は相互に比
較されて極性を評価した差数を形成する。この差数に相
応して設定されるステップモータは歯車装置を介して指
針機構に連結されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし公知のこの形式のステップモータは直ちに別の使
用目的のために、例えば調整部材、商測定ユニットまた
はセンサとして適していない。
従って本発明の課題は、冒頭に述べた形式の交差コイル
回転磁石装置を、それが部分的に具体的な用途とは無関
係であるが、他方において出来るだけ簡単にその都度の
用途例に整合、すなわち変形または補充することができ
るように改良することである。
問題点を解決するための手段 この課題は、請求項Iの特徴部分に記載の構成を有する
冒頭に述べた形式の交差コイル回転磁石装置の改良によ
って解決される。
これにより構造上複雑でない方法で、用途例に応じてブ
ロック交換形式で変形することができる基本系が提供さ
れる。すべての変形に共通する、交差コイル回転磁石装
置の構成部分は、それらが相互にかつ変形の別の特別な
構成部分とその他何等の変更を加えることなく組み合わ
せることができるように、構成されている。従って交差
コイル回転磁石装置の変形全体の組み立ては時間的にも
コストの面でも有利に行うことができる。このことに殊
に役立つのは、分割された巻枠および巻枠の一方の部分
において前側の外面から突出している突出固定部であり
、これら固定部にそれぞれ、特別な機能に対して種々異
なった内部構造を有している中間体を固定することがで
きる。しかしこの中間体は、軸を有する回転子、巻線を
有する2部分構成の巻枠並びに軸平行な孔を通って巻枠
内に挿入するこきができる接続ビンから成る基本系には
属していない。この基本系により交差コイル回転磁石装
置を設定されたすべての用途に使用することが可能にな
る。すなわち例えば自動車走行速度または機関回転数に
対するステップモータ指示器として、例えば距離計数の
ための2相ステツプモータとして、例えば自動車の構成
部分の位置調整のための調整装置として、例えばタンク
温度指示装置に対する商測定ユニットとして、殊に迅速
な正転及び逆転機構を備えたクォーツ時計として、並び
に例えば速度および方向指示装置に対するセンサとして
使用することができる。
交差コイル回転磁石装置の構成部分の簡単な製造並びに
その組み立てのために更に請求項2に記載のように有利
には巻枠は実質的に、長手軸線を横断する横断面におい
て、すなわち巻枠の2つの部分の間に組み込まれた軸に
対して垂直方向に分割されている。
上述の利点を得るために更に有利には、巻枠の2つの部
分のそれぞれからそれぞれ軸の軸受が形成されている。
回転子は2つの軸受の間において巻枠の円筒状の内室に
配設される。2つの巻線は、導体が軸に平行にそれぞれ
周囲に沿って2つの隣接するウェブの間に存在するよう
に、固定子としての巻枠に90°相互にずらされて巻回
される。
巻枠の有利な成形は詳細には請求項10に記載のように
行われる。
特別な用途例に応じて中間体は単にスペーサ部材として
用いるかまたは請求項4に記載のように歯車装置、或は
請求項7に記載のようにリセント要素、ストッパ並びに
制動装置を含むことができる。いずれの場合にも巻枠に
おける突出固定部によって正確なセンタリング並びに中
間体の正しい姿勢で対応しての固定がなされる。中間体
は文字板の固定のために用いることができる。中間体お
よび巻枠はともに常に同じ高さを有することで、この形
式の交差コイル回転磁石装置はそれぞれ、後部をプリン
ト配線板に当て付けかつ前方においてはこのプリント配
線板に対する間隔を同じに保っておいて、中間体に固定
された目盛りか同しレベルにくる所に位置さぜることが
できる。
交差コイル回転磁石装置かステップモータ指示器のため
に2相ステツプモータまたは調整部材として使用される
用途例では、中間体に歯車装置が挿入使用される。歯車
装置を有する中間体が、交差コイル回転磁石装置と同じ
直径を有する数字ローラ機構を用いた距離計数のために
使用されるときは、歯車装置からの被駆動軸は請求項5
に記載のように有利には偏心配置される。被駆動軸はこ
の場合直ちに距離計数器の駆動板において内歯と保合す
ることができる。
ステップモータ指示器に対する所望の遊びの生しない歯
車装置は請求項6に記載のように、被駆動軸における歯
車に作用するはね負荷されたばねによって実現される。
ばねはOoの振れにおいて最も強くばね負荷されており
かつ約45°の最大の振れにおいて最小である。その際
、ばねトルクが交差コイル回転磁石ユニットによって発
生されるモーメントより著しく小さいことが重要である
交差コイル回転磁石装置を固定することができる、軸平
行な孔に挿入される接続ビンは、請求項8に記載のよう
に、前側の外面において巻枠および場合に応じて巻枠に
装着された中間体内の歯車装置から突出している。
接続ビンは特別有利には請求項9に記載のように、巻枠
の後側の外面からも突出しており、従って巻枠から両側
において突出している。これにより、巻枠の後側の外面
並びに前側の文字板の下にそれぞれプリント配線板を配
設することができる。前側のプリント配線板に基台なし
にLED素子をはんだ付けすることができる。
交差コイル回転磁石装置の固定子は有利には請求項1O
に記載のように構成されている。このようにすれば磁気
的な帰路部材のために特別な磁極なしに、回転子に対す
る係上作用ないし保持トルクが生じる。その際この保持
トルクによって回転子の所定の位置が決められる。巻線
が励磁されていない場合の保持トルクのために制御は、
僅かな平均消費電流ですむ短いパルスによって行うこと
ができる。従って、交差コイル回転磁石装置にクォーツ
時計のような特別な用途に対して正弦波状の電圧を供給
する必要はない。その他、シールドリングを形成する材
料の選択次第で、交差コイル回転磁石装置のその都度の
用途例に合わせることができるようになるニ ステップモータ指示器、2相ステツプモータ、調整部材
またはセンサとして使用するために、約5Oeの残留保
持力を有する熱処理されていない、廉価な鉄から成るシ
ールドリングによって回転子運動の制動が実現される。
これに対して交差コイル回転磁石装置をクォーツ時計と
して使用する場合のシールドリングは、5O−1000
eの高い残留保持力を有している。保持トルクによって
励磁されない状態において決められる係止位置は、制御
に応じて172分ないし分ステップ装置の係止位置とす
ることができる。高い残留保持力によって回転子の過振
動は大幅に防止できるので、同時に障害となる雑音発生
の低減が実現されることになる。
実施例 次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説
明する。
第1a図には、指示器に対する2相ステツプモータとし
て用いられるべきである交差コイル回転磁石装置が組み
立てられた状態において図示されている。この装置は実
質的に交差コイル回転磁石ユニット1とこれに装着され
た中間体2とから成っている。中間体は歯車装置を含ん
でいる。交差コイル回転磁石ユニットおよび中間体の長
さ寸法が、組み込みに対して基準となる、交差コイル回
転磁石装置の全体の高さhを決めている。第1a図には
更に、中間体2から偏心的に前方に突出している被駆動
軸3が図示されている。交差コイル回転磁石装置を貫通
している、この装置の外側に両側で突出している接続ピ
ンは4〜7で示されている。交差コイル回転磁石装置の
前側の外面は8で示されている。それは、中間体を前側
で閉鎖する基板9によって形成される。交差コイル回転
磁石ユニット自体の外面は第1a図では隠れて見えない
第1b図において、歯車装置を含んでいる中間体は交差
コイル回転磁石ユニットから取り外されており、そこで
交差コイル回転磁石ユニットにおいて90°の角度間隔
において相互に配設されている2つのコイル10および
11がわかる。これらコイルはともに交差コイルまたは
ステップモータの2相巻線を形成している。
交差コイル回転磁石ユニットの前側の外面12から、軸
に固定された小歯車13が突出している。小歯車は以下
に説明するように、それの歯車が歯車装置にかみ合うよ
うに、中間体における歯車装置内に導入することができ
る。
第1c図および第1d図に、殊に交差コイル回転磁石測
定ユニットの構造が一層詳しく図示されている。
そこで14で共通に示されている巻枠は第2図に図示さ
れているように、2つの巻枠部分15および16から成
っている。その際巻枠は実質的に横断面A−Aにおいて
分割されている。
巻枠14は内部が円筒形に形成されておりかつ4つのウ
ェブ17−20を有している。ウェブの外面は円筒形に
湾曲されている。第1d図に示すようにウェブはそれぞ
れ、前側のウェブ部分17a、18a、19a、20a
および後側のウェブ部分17b、18b、19b、20
bから成っており、これらは同一横断面形状を有してい
る。ウェブは、それらがそれらの間に2つのコイルIO
および11を収容するための室を形成するように、成形
されている。後側のウェブ部分17b、18b、19b
、20bは、第2図かられかるように、中間壁22から
内側が閉じられている円筒状のリング24−に移行して
いる。これに対して前側のウェブ部分17a18a、1
9a、20aは前側の壁23に一体成形されている。前
側のウェブ部分17a。
18a、19a、20aから突出固定部、即ち舌片状の
留め部材24,25,26.27が張り出しており、こ
れらは中間体2の相応する凹所に形状および摩擦結合に
より係合するように設けられている。その際留め部材は
中間体をクランプ保持するようになっている。それらの
うち第1c図および第1d図において凹所28および2
9が見えている。これら凹所は溝の形状をしておりかつ
、中間体の周囲にわたって等間隔に配設されているので
、センタリングのためにも用いられる。
巻枠部分15の円筒状のリング24−は同じく円筒状の
内室30を形成している。この内室は、前方においてな
いし第2図では上方において、円筒状の突起31を備え
た、巻枠部分16の前側の壁23によって閉鎖されてい
る。円筒状の内室30には32によって示されている回
転子が支承されている。回転子は実質的に、直径方向上
に相対向する極を形成するよう磁化されている永久磁石
33から成っている。回転子はポス34を介して軸35
に固定されている。
軸はそれぞれの軸受36ないし37において2つの巻枠
部分15および16のそれぞれに回転可能に支承されて
いる。巻枠部分16から突出している、軸の前側の端部
に小歯車13が固定されている。
第1c図、第1d図および第2図から更に、巻枠部分I
6における孔38.39並びに巻枠部分15における孔
40−43を介して、対毎に相互に心合わせされて接続
ビン4−7が挿入される。これら接続ビンは実質的に交
差コイル回転磁石装置を例えばプリント配線板に固定す
るために用いられる。
更に第1c図及び第2図から、ウェブの外側に強磁性材
料から成る円筒状のシールドリング48を装着すること
ができることがわかる。この強磁性材料の磁気特性は詳
しくは交差コイル回転磁石装置の使用目的に依存して選
択することができる。ンールドリングは、交差コイル回
転磁石装置を殊にステップモータ指示器、2相ステツプ
モータ、調整素子またはセンサとして使用する場合、約
5Oeの残留保持力を有する熱処理されていない、安価
な鉄から成っておりかつ回転子運動の制動作用をする。
これに対して巻線が励磁されない場合に(無電流コイル
)高い保持モーメントが得られるべきであれば、例えば
50  ]、000eの高い残留保持力を有する強磁性
材料か使用される。
第1c図および第1d図には更に、中間体に設けられて
いる歯車装置の詳細が示されている。この歯車装置は、
この発明の装置かステップモータ指示器、2相ステンブ
モータまたは調整素子として使用される場合には交差コ
イル回転磁石ユニントに装着ないしかみ合わせることが
できる。歯車装置は実質的に歯車49−53およびこれ
ら歯車49.50.54.52に連結されている小歯車
54−57から成っており、その際歯車および小歯車は
対として互いにかみ合う。軸35上の小歯車13は開孔
58を経て、それが第1の歯車49にかみ合うように、
中間体に挿入することができる。歯車装置の被駆動側に
おける歯車53は偏心配設されている被駆動軸3に設け
られている。
歯車装置はステップモータ指示器に対して殊に、渦巻き
ばね59によって遊びが生じないように調整されている
。渦巻きばねは一方において最後の歯車53に取付けら
れかつ他方において中間体のケーソングにおけるスリッ
ト60に取付けられている。このばねは、図示されてい
ない、被駆動軸Iこ取付けられている指針が08に振れ
ている場合に最も強くばね負荷されておりかつ例えば2
70°の最大振れにおいて最も弱くばね負荷されている
。従ってばねトルクは比較的僅かに設定されている。
基板9はその他に、所定の用途に対して、例えば面測定
ユニツ[・とじて、軸35に取付けられているストッパ
部材が基板9における部分リング形状の切欠き61の端
部に突き当たることによってス[・ソバを形成すること
ができる。ストッパ部材は例えば、歯車53から部分リ
ング形状の切欠き61を貫通して突出するビンによって
形成することができる。交差コイル回転磁石ユニットを
高測定ユニノ1−とじて使用する場合中間体に更に、復
帰はね一場合に応じて遊びの補償作用をするばね59に
代わって−並びに制動装置を設けることができる。実質
的には第2図に図示の基本装置の構成に相応する、第3
図に図示の交差コイル磁石装置から更に、歯車装置を含
んでいる中間体2の内部の詳細がわかる。殊にこの第3
図から、前側の基板9およびこの基板に後側において相
応する壁62において歯車および小歯車がどのようにし
て支承されているかがわかる。更に第3図には接続ビン
は(接続ピン4および7が図示されている)基板9およ
び壁62中の比較的大きな孔63−66を通って突出し
ており、その結果接続ビンの位置は巻枠部分15.16
における孔によってのみ規定されている。軸受36は第
2図においても第3図においても、それか軸方向におけ
る力も受止めることができる、すなわち交差コイル回転
磁石ユニットが図示されている垂直位置において作動す
ることができるように、形成されている。
第4図は、中間体が装着されていない状態の、交差コイ
ル回転磁石ユニットの前面における平面図である。実質
的に円筒形の巻枠の周囲に沿って等間隔にウェブまたは
ウェブ部分17a18a、19a、20aと突出してい
る留め部材24−27が見えている。留め部材の後側の
端面に、巻枠に装着されるシールドリング48が当接す
る。ウェブ部分は個所57−70において前側の壁23
に移行する。更に、小歯車13が固定されている中心軸
35が図示されている。前側の壁23によってかくれて
いる回転子32はここでは破線で示されている。
交差コイル回転磁石装置の電気制御は−それがセンサと
して利用されない場合において−はぼ従来通りに、それ
ぞれの用途に合わせて行うことができる。ステップモー
タ指示器として使用される場合について第5図を参照し
て説明する。ここで71で示されている発生器は、機械
的な量、例えば車両の速度または機関回転数に比例して
いるパルス繰り返し周波数を有するパルスを発生する。
発生器に後置接続されている論理処理回路72において
、零点に関連する基準点がステップモータ73の位置調
整のために形成される。殊に論理処理回路は、連続する
所定の時間間隔の間発生器によって発生器されるパルス
から計数値を発生するための計数器および制御部並びに
2つの連続する時間間隔において発生された計数値から
極性を考慮した差の数を形成するだめの比較器を含むこ
とができる。
論理処理回路72はこの種の差の数をステップモータに
対する制御論理回路74に転送することができ、そこで
固定子のコイル10および11−第1. b図参照−に
給電する電圧が発生される。この電圧は、極性を考慮し
た差の数に従って回転子の回転運動を実施する波形を有
している。
第6a図および第6b図に示されているように、コイル
10およびIIに対する電圧Uが制御論理回路において
発生される。これら電圧は、調整のために所望される回
転角度σ5ollに依存スる、コイルIOに対して階段
状の近似余弦関数でありかつコイル11に対して近似正
弦波状の波形を有している。電圧のこの波形は回転子の
360°の回転の間に時間に依存して前厄て決められた
振幅列として1周期全体に波形経過を有する。振幅列は
相互に位相のずれた近似正弦波状または余弦波状の電圧
波形と見ることもできる。正弦波状および余弦波状の階
段状の近似化はデジタル素子によって、例えば衝撃係数
を制御して、固定クロック周波数において容易に実現さ
れる。ステップモータの指示が、中間体に含むことがで
きる歯車装置を介して行われるとき、近似化の粗階段付
けが許容される。
第7a図および第7b図に図示の実施例ではコイル10
および11に対する電圧として正接状に近似の曲線が制
御論理回路74において形成される。この曲線は、上述
の正弦波および余弦波状の波形を発生するために必要で
あるよりずっと僅かなコストで十分実現される。
発明の効果 本発明によれば、交差コイル回転磁石装置は構造が簡単
でありブロック交換し易く構成されており、種々の使用
目的に容易に適合できるきいう特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、中間体に配設されている歯車装置を有する
交差コイル回転磁石装置の実施例の概略を示す斜視図で
あり、第1b図−第1d図はその分解図で、交差コイル
回転磁石装置のそれぞれ分解度が大きくなっていく様子
を示しており、第2図は、実質的に交差コイル回転磁石
装置の基本装置の縦断面図であり、シールドリングおよ
び小歯車が装着された状態で示されており、第3図は、
交差コイル回転磁石装置の第2図に相応する断面図であ
るが、歯車装置を含んでいる中間体が装着されている状
態で示されており、第4図は、第2図の交差コイル回転
磁石装置の軸側の平面図であり、第5図は、交差コイル
回転磁石装置によって構成されているステップモータ指
示器の簡単化されたブロンク線図であり、第6a図およ
び第6b図は、第1の実施例(正弦/余弦制御)におけ
る交差コイル回転磁石装置のコイルに供給される電圧の
波形図であり、第7a図および第7b図は、第2の実施
例(正接制御)における電圧の相応の波形図である。 1・・・交差コイル回転磁石ユニット、2・・・中間体
、3・・・被駆動軸、4−7・・・接続ピン、10゜1
1・・コイル、13.54−57・・・小歯車、14・
・・巻枠、1.5.1.6・・・巻枠部分、24−27
・・・留め部材、32・・・回転子、35・・・回転軸
、36.37・・・軸受、38−43・・・孔、50−
53・・歯車、59・・・ばね 代 理 人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸とともに回転可能に支承されている回転子と、交
    差コイルを有するコイル装置とを備えた交差コイル回転
    磁石装置において、 コイルを収容するために2つの部分(15、16)に分
    割されている巻枠(14)が設けられており、該巻枠に
    おいて回転子(32)の軸(35)の軸受(36、37
    )が、前記軸が少なくとも1つの前側の外面(12)に
    おいて前記巻枠(14)から突出するように、形成され
    ており、かつ前記外面において前記巻枠(14)の前記
    2つの部分(15、16)の1つが中間体(2)のクラ
    ンプ保持のために突出係止部(24−27)を有してお
    りかつ前記巻枠(14)において前記軸(35)に平行
    に接続ピン(4−7)に対する孔(38−43)が設け
    られていることを特徴とする交差コイル回転磁石装置。 2、巻枠(14)は実質的に、長手軸線を横断して(A
    −A)分割された2部分から成る請求項1記載の交差コ
    イル回転磁石装置。 3、巻枠(14)の2つの部分(15、16)のそれぞ
    れから、軸(35)のそれぞれの軸受(36、37)が
    形成されていることを特徴とする請求項2記載の交差コ
    イル回転磁石装置。 4、中間体(2)は歯車装置を取り囲んでおり、該歯車
    装置に、交差コイル回転磁石ユニット(1)の前側の外
    面(12)から突出している軸(35)が小歯車(13
    )を用いて係合することを特徴とする請求項1から3ま
    でのいずれか1項記載の交差コイル回転磁石装置。 5、中間体(2)から該中間体の、巻枠(14)とは反
    対の側(8)において突出している偏心配設されている
    被駆動軸(35)が設けられていることを特徴とする請
    求項4記載の交差コイル回転磁石装置。 6、歯車装置は複数の相互に遊びなくかみ合う歯車(5
    0−53)と小歯車(54−57)とを有しており、該
    歯車および小歯車のうち被駆動軸(3)上の歯車(53
    )はばね負荷されているばね(59)に結合されている
    ことを特徴とする請求項4または5記載の交差コイル回
    転磁石装置。 7、中間体(2)はリセット要素、ストッパおよび制動
    装置を含んでおり、該制動装置は巻枠(14)の前側の
    外面(12)から突出している回転軸(35)に結合さ
    れていることを特徴とする請求項1から3までのいずれ
    か1項記載の交差コイル回転磁石装置。 8、接続ピン(4−7)は少なくとも巻枠(14)の前
    側の外面から、該巻枠が装着された中間体(2)に接続
    可能であるように突出しており、その際前記接続ピン(
    4−7)は中間体(2)を貫通することを特徴とする請
    求項1から3までのいずれか1項記載の交差コイル回転
    磁石装置。 9、接続ピン(4−7)は、巻枠(14)の後側の外面
    からも突出していることを特徴とする請求項8記載の交
    差コイル回転磁石装置。 10、巻枠(14)は内面が円筒状に形成されておりか
    つ該円筒の周囲に沿って等間隔に配設された4つのウェ
    ブ(17−20)を備えており、該ウェブは外面が円筒
    状に延在しておりかつ前記巻枠(14)にシールドリン
    グ(48)が同心的に装着可能であり、前記シールドリ
    ングに中間体(2)が心合わせされて配設されているこ
    とを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項記載
    の交差コイル回転磁石装置。 11、同心的なシールドリング(48)は巻枠(14)
    において突出固定部(24−27)の突出した内側に軸
    線方向において当接することを特徴とする請求項10記
    載の交差コイル回転磁石装置。 12、交差コイル回転磁石測定ユニットの制動のために
    シールドリング(48)は約5Oeの残留保持力の鉄か
    ら成っていることを特徴とする請求項10または11に
    記載の交差コイル回転磁石装置。
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