JPH02168298A - グラフィック表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、一般産業設備の監視や制御のために使用され
るグラフィック表示装置に関する。

（従来の技術） 一般にグラフィック表示装置は、第７図の構成をとる。

ホストコンピュータ１から伝送制御装置２を介して図形
描画コマンドを受信すると、ＣＰＵ３では、コマンドを
解読し、ブローティングプロセッサ４で座標変換を行な
い、直線発生器５により、フレームメモリ６Ａ上に図形
を描画する。

フレームメモリ６Ａに描画された図形は、ビデオインタ
フェース回路７によって、デイスプレィモニタ８上に表
示される。

このようなグラフィック表示装置は１文字の拡大、縮小
を行なうために、文字を工とνの座標点で表わした、い
わゆるストロークフォントが用いられる（第２図）。

ストロークフォントメモリ６Ｂには、全文字の座標点が
格納されているデータテーブル５１と１文字コード順に
、文字コードに対応するデータテーブル内の座標データ
の先頭アドレスを示すインデックステーブル５０とから
成っている（第５図）。

データテーブル５１には、座標データの他、制御コード
も格納されている。制御コードには、ペンアップコード
、ペンダウンコード、−文字分のデータ終了コードがあ
る。

又、座標データは、一般的に、拡大しても美しい字体に
するためには、多くの点の座標データを持つことが必要
である。

ストロークフォントを描画する手順を第６図を用いて説
明する。

はじめに、与えられた文字コードをインデックスとして
、インデックステーブルからデータテーブルの先頭アド
レスをとり出す（ＳＬ）。

次に、とり出したテーブルの先頭から順にデータをとり
出してい＜（Ｓ２．Ｓ３．Ｓ４）。もしペンアップコー
ドなら描画フラグをＦＡＬＳＥとしくＳ５゜Ｓ６）、ペ
ンダウンコードなら描画フラグをＴＲＵＥとする（Ｓ７
．Ｓ８）。

又、座標データなら、座標変換後、描画フラグをチエツ
クしく８９．８１０．５ｌｌ）、ＦＡＬＳＥなら指定の
座標へ描画位置を移動しく５１２）、ＴＲＵＥなら現在
の描画位置から指定の座標へ線を描画する（Ｓ１３）、
この処理を一文字の終了コードがとり出されるまでくり
かえす（Ｓ１４．Ｓ２．Ｓ３．Ｓ４）。

座標変換処理の一般形は、データテーブルからとり出し
た座標を（工、ｙ）、座標変換後の座標を（工’＋ｙ’
）とすると５次のように表わされる。

ｘ’＝ａ　工＋ｂ　ｙ＋ｃ ｙ／＝ｄ　工＋ｅｙ＋ｆ そして、これらの計算は、浮動小数点演算が使われる。

二のように、従来の方式では、描画する文字の大きさに
関係なく、常に全ての座標点の座標変換と描画処理を行
なっていた。

（発明が解決しようとする課題） ところで、このような監視用の表示では、近年。

通常の系統画面の大きさを１０分の１程度に縮小したも
のを多数表示し、その中から実際に監視するための画面
を選択するような使い方が多くなってきた。

このような縮小された画面では、文字は拡大した時と比
べ、少ない座標点でも文字品質には、あまり影響はない
。

又、座標変換処理は、１点あたり浮動小数点演算での乗
算４回と加算６回と１表示処理時間に対して大きなオー
バヘッドになっている。

しかしながら、上記方式では、描画する文字の大きさに
関係なく、常に全ての座標点の座標変換と描画処理を行
なっていたため、縮小した画面を複数描画する場合に、
全体の描画時間の大きなオーバヘッドとなっていた。

そこで１本発明は文字の座標データ内に予め特定の倍率
以下になった時に省略するための印を付加しておき、文
字を描画する際、座標変換係数が特定の倍率以下になっ
ている時は、印の付加されている座標点の座標変換と描
画処理を省略することにより、通常の倍率での文字品質
は保ち、縮小した時はより高速に描画することを可能に
したグラフィック表示装置を提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は２図形や文字の拡大や縮小可能なグラフィック
表示装置において、ストロークフォントを具備しその座
標データ内に予め特定の倍率以下になった時に省略する
ための印を付加しておくことにより１文字を縮小した時
その文字の座標データ内の印を付加された座標点の座標
変換処理および描画処理を省略することを特徴とする。

（作　　用） これにより、省略ビットがセットされている座標データ
に対する係る処理を省略することにより、倍率の小さい
時は少ない座標点の処理で済むことになる。

（実　施　例） 以下１本発明の一実施例を説明する。第１図は本発明の
グラフィック表示装置のデータテーブルを示すもので、
本発明においては、すべての座標データ１１の中に特定
の倍率以下の時に、座標点数を減らしても文字として成
り立つ点以外の点の座標データに省略用の印を付加して
おく。すなわち。

省略ビット１２を設け、工座標１３およびソ座標１４を
設ける。

一方、データテーブルＩＯには制御コード１５も設けら
れる。第１図に示したデータテーブル１０の内容は省略
ビット１２を付加した座標データテーブル内の１′ア”
というデータテーブルを示している。

そして、第２図はその基になった字体を表わしている。

そして、はじめに、描画する座標変換係数が特定の倍率
ｍ以下か否かを判定しくＳｌ）、以下なら省略モードフ
ラグをＴＲＵＥ（３２）、それ以上ならＦＡＬＳＥと設
定しておく（Ｓ３）。次に与えられた文字コードをイン
デックスとして、インデックステーブルからデータテー
ブルの先頭アドレスをとり出す（Ｓ４）。次に、データ
テーブル内の指定の先頭アドレスから順にデータをとり
出してい＜　（Ｓ５、Ｓ６．Ｓ７）。

とり出したデータがペンアップコードなら、描画フラグ
をＦＡＬＳＥとする（Ｓ８．Ｓ９）。もし、ペンダウン
コードなら描画フラグをＴＲＵＥとする（Ｓ１０、５ｌ
ｌ）。

とり出したデータが座標データなら、まず、座標データ
内の省略ビットがセットされているかチエツクする（Ｓ
１２．５１３）。セットされていなければ、座標変換し
くＳ１４．５１５）、その後、描画フラグの内容をチエ
ツクしく５１６）、ＦＡＬＳＥなら指定の座標へ描画位
置を移動しく５１７）、　ＴＲＵＥなら現在の描画位置
から指定の座標へ線を描画する（Ｓ１８）。

省略ビットがセットされている場合は、省略モードフラ
グをチエツクしく５１４）、ＦＡＬＳＥなら省略ビット
がセットされていない場合と同じ処理を行なうが、ＴＲ
ＬＩＥならその座標データに対する処理は何も行なわず
、データテーブルから次のデータをとり出す（Ｓ１９）
。これらの処理を、−文字の終了コードがとり出される
までくりかえす（Ｓ１９゜Ｓ５．Ｓ６．Ｓ７）。

このように本発明ではデータを第３図のフローチャート
に従がって描画する。特定の倍率以上の場合は、省略モ
ードフラグがＦＡＬＳＥになるため、全座標点を用いて
、文字の描画を行なう。描画した結果は第４図（Ａ）の
ようになる。

次に、特定の倍率以下の場合は、省略モードフラグがＴ
ＲＵＥになるため、座標データ中の省略ビットがセット
されている座標は、処理が省略されろため、少ない座標
で、高速に描画する。描画した結果は第４図（Ｂ）とな
る。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば１通常の倍率の描画では１
文字品質を保ち、縮小両面での文字はより高速に描画で
きることになり、全体の描画時間が短縮できることにな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のグラフインク装置のデータテーブルの
説明図、第２図はストロークフォントの字体の説明図、
第３図は本発明のデータテーブルを用いて描画するため
のフローチャート、第４図は描画結果の平面図、第５図
はストロークフォントの説明図、第６図は従来のストロ
ークフォントを描画するためのフローチャート、第７図
はグラフィック表示装置の構成図である。 １０・・データテーブル、 １１・・・データテーブル内の座標データ、１２・・・
省略ビット、　　　　１３・・・工座標、１４・・・Ｖ
座標、 １５・・・データテーブル内の制御コード５０・・イン
デックステーブル、 ５１・・・データテーブル、 ５２・・データテーブル内の座標データ、５３・・工座
標、　　　　　５４・・・ソ座標、５５・・・データテ
ーブル内の制御コード。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　第子丸　健 第 図 第 図 （Ａ） 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 図形や文字の拡大および縮小可能なグラフィック表示装
   置において、ストロークフォントを具備しその座標デー
   タ内に予め特定の倍率以下になった時に省略するための
   印を付加し、文字を縮小したときその文字の座標データ
   内の印の付加された座標点の座標変換処理および描画処
   理を省略することを特徴とするグラフィック表示装置。