JPH02167361A - 熱可塑性樹脂組成物の製法 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物の製法

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JPH02167361A
JPH02167361A JP1217157A JP21715789A JPH02167361A JP H02167361 A JPH02167361 A JP H02167361A JP 1217157 A JP1217157 A JP 1217157A JP 21715789 A JP21715789 A JP 21715789A JP H02167361 A JPH02167361 A JP H02167361A
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ethylene
rubber
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matrix resin
weight
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JP1217157A
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English (en)
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Shrikant V Phadke
シュリカント・ヴァスーデオ・ファドケ
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DSM Copolymer Inc
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Copolymer Rubber and Chemical Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Polyamides (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改善された靭性及び耐衝撃強度を有するポリエ
ステル高分子物質、殊にポリブチレンテレフタレート、
及びそれを製造するための材料及び方法に関する。本発
明は改善された靭性及び耐衝撃性を有するポリアミド樹
脂ならびにそれを達成するための材料及び方法にも関す
る。
本発明は、以下、主として熱可塑性ポリエステルに関し
て説明されるが、本発明の概念はポリアミド樹脂の強度
性質の改善に同様に応用されることは了解されよう。
エンジニアリング分野における熱可塑性の実用性は靭性
及び高耐衝撃性が必要とされる場合には制限される。未
変性の熱可塑性ポリエステルは、典型的には衝撃強度の
アイゾツト尺度で1フイート・ボン)″/インチまたは
それ以°Fの室温衝撃強度(ノツチ)を示す。
熱可塑性ポリエステルの靭性及び衝撃強度の改善は、多
くの研究開発の主題であった。そのような早期の研究開
発は、ポリエステルに対して添加剤を混合することによ
り解決を画ろうとしてきており、殊にエチレン−プロピ
レン共重合体(EPM)またはエチレン−プロピレン−
ポリエン三元重合体(EPDM)のようなゴム様または
ニジストマー物質を、添加して、ポリエステルのその他
の望ましい性質を妨げることなく耐衝撃強度及び靭性を
改善しようとするものであった。そのようなゴム様また
はニジストマー物質の添加によっては所望つ水準の改善
は未だ達成されておらず、その理由はそのよう々ゴム様
またはエラストマー物質とポリエステル樹脂との間の相
溶性が比較的低いことである。
この問題を克服し、ゴム様またはエラストマー物質とポ
リエステルとの間の相溶性を増大させるために、ニジス
トマーまたはゴム様物質にポリエステルが接合し5る部
位を与えるように変性する試行がなされてきている。
コープ(Cope )の米国特許第3435093号明
細書には、ポリエチレンテレフタレートと一般式R−O
H=CH2(Rは水素(エチレン)または01〜C3ア
ルキル基(フロピレンないしペンテン)テある〕のアル
ファ・オレフィンのイオン性炭化水素共重合体、及び0
3〜C5アルフア・ベータエチレン不飽和カルボン酸で
変性された上記重合体とのブレンドが開示されている。
しかし、その特許明細書には、本発明に用いられる添加
剤の成分が教示ないし示唆されていない。
この問題は、エプスタインの米国特許第4172859
号明細書(1979年10月30日発行)に見出される
このエプスタインの特許明細書には、ポリエステル及び
ポリカーボネート樹脂の靭性及び耐衝撃強度を改善する
ための添加剤として使用される極めて多数の物質ならび
にそれらの組合せを列挙して広範囲をカバーしようとし
ているので、その記載内容はいささか不特定的であるが
、その明細書においては、共重合本添加剤の粒子寸法及
び引張強度が強調されている。エプスタインの明細書に
おいては、多種多数の物質の中からエチレン・プロピレ
ン共重合体、及びエチレン−プロピレン−ポリエン三元
共重合体を使用すること、及びマトリックス樹脂に対し
て接着する部位を与える変性剤としてアルファ・ベータ
エチレン不飽和カルボン酸及びジカルボン酸(及び無水
物)を使用することが意図されているが、その明細書に
おいては、本発明の概念は全く認識されていない。
本発明の特徴は、エチレン、1種またはそれ以上のモノ
オレフィン及び好ましくは1種またはそれ以上のポリエ
ンの共重合で形成されたゴム40〜10重量蝿及びメタ
クリル酸及びエポキシアルコ−から誘導されるエステル
のようにアルコキシ部にエポキシ官能性を有するアルフ
ァ・ベータ不飽和エステルと、反応させられたポリエス
テルまたはポリアミド樹脂の形のマトリックス樹脂ω〜
釦重量社、からなる熱可塑性成形用組成物に具現化され
る。
本発明によれば、強度特性及び製造経済の望ましい改善
が、諸物質をまず、主鎖ゴム、エポキシ官能性モノマー
及び触媒を含み、これらすべてをマトリックス樹脂の一
部分と併合して反応させることによりマスターバッチを
調合することにより達成できることが発見された。従っ
て最終製品は、そのようなマスターバッチをマトリック
ス樹脂の残部と混合(好ましくは熱的ブレンド9)して
最終の熱可塑性組成物とすることにより作られ、これか
ら改善された強度特性の種々の物品が成形できる。
本発明の実施において、マスクーノζノチは、その諸成
分を溶融処理装置、例えば押出機、バンバリーミキサ−
またはその他の溶融加工装置中で一緒に合せて反応させ
る単一工程塊状反応法で得られる。このようにすると、
クラフトゴムな別個に作り、それをマトリックス樹脂の
一部分中に分散させる必要がなくなるばかりでなく、諸
成分間の種々の反応を可能として一層均一な望ましい系
を形成できるようにし、そのような系はマトリックス樹
脂の残部と配合されて一層望ましく機能し、改善された
性質の成形物品を与える。
主鎖ゴム成分として、エチレン、1種またはそれ以上の
モノオレフィン好ましくはエチレン(これに1−ブテン
、1−ペンテンまたは他の03〜Cモノオレフィンが共
存してもよい)を、チーダラー型触媒の存在下に溶媒溶
液中で共重合させることにより作られたエチレン−モノ
オレフィン、好ましくはエチレン−プロピレン共重合体
(EPM )を使用することができる。エチレンとプロ
ピレンまたは他の03〜C1□モノオレフィンとの比は
、10〜95モルのエチレン:90〜5モルのプロピレ
ンまたは他のモノオレフィンの範囲でありうる。エチレ
ン:プロピレンまたはその他のモノオレフィンノ比ハ4
5〜75モルのエチレン:55〜25モルのプロピレン
または他のモノオレフィンの範囲である。
共重合ゴムの製造において、複数の炭素−炭素二重結合
を含むポリエンモノマーは、エチレン−モノオレフィン
−ポリエン三共重合体の製造における第3のモノマーと
して使用することが公知なもの、例えば1,4−へキサ
ジエンのような4〜20炭素原子の開鎖ポリ不飽和炭化
水素、単環式ポリエン及び多環式ポリエンがある。ポリ
不飽和架橋環炭化水素またはハロゲン化架橋炭化水素が
好ましい。そのような架橋環炭化水素の例としては、ビ
ンクロペンタジェン、ビシクロ(2,2,1)へブタ−
2,5−ジエンのように一方の架橋環中に少なくとも1
個の二重結合が存在するビシクロへブタンのポリ不飽和
誘導体;アルキリデン基が1〜20個、好ましくは1〜
8個の炭素原子を含むアルキリデンノルボルネン、特に
5−アルキリデン−2−ノルボルネン;アルケニル基が
3〜20個、好ましくは3〜10個の炭素原子を含むア
ルケニルノルボルネン、特に5−アルケニル−2−ノル
ボルネン;がある。その他の架橋環炭化水素としては、
ビシクロ(3,2,1)オクタンで代表されるビシクロ
(2,2,2)オクタンのポリ不飽和誘導体、ビシクロ
(3,3,1)ノナンのポリ不飽和誘導体、及びビシク
ロ(3,2,2)ノナンのポリ不飽和誘導体がある。
好ましい架橋環化合物の特定例としては、5メチレン−
2−ノルボルネン、5−エチリテン=2−ノルボルネン
、5−n−プロピリデン−2−ノルボルネン、5−イン
ブチリデン−2−ツルボ/L/ネ7.5−n−ブチリテ
ン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジェン; 5−
(2−’fルー2−7’テニル)−2−ノルボルネンま
たは5−(3−メチル−2−ブテニル)−ノルボルネン
のようなメチルブテニルノルボルネン;及び5−(3,
5−ジメチル−4−ヘキセニル)−2−ノルボルネンが
ある。
EPDM主Qゴムは、エチレン:プロピレンまたはその
他の03〜CI6モノオレフィンの化学結合モル比とし
て、95 : 10ないし5:90のエチレン:プロピ
レン、好ましくは70 : 30ないし55 : 45
のエチレン:プロピレンの値を有しつる。ポリエンまた
は置換ポリエンは、0.1〜10モル多、好ましくは0
.3〜10モル多の量でその中に結合されていてよい。
主鎖ゴム中の不飽和の程度は、重合体鎖中の1000個
の炭素原子当り2〜20個の二重結合の範囲でありうる
ゴム様成分の製造のための重合反応は、溶媒中で触媒の
存在下で実施しうる。重合溶媒は、反応条件下で液体で
ある任意の適当な不活性有機溶媒である。満足すべき炭
化水素溶媒の例としては、5〜8個の炭素原子を有する
直鎖パラフィン(最良の結果はへキサンの使用によって
得られることが多い)、芳香族炭化水素、好ましくは単
一のベンゼン核を有する、ベンゼン、トルエン等の芳香
族炭化水素;及び上記の直鎖パラフィン炭化水素及び芳
香族炭化水素とほぼ同じ沸点を有する飽和環式炭化水素
、好ましくは環核中に5〜6個の炭素原子を有する飽和
環式炭化水素がある。選択される溶媒は、1種またはそ
れ以上の上記炭化水素類の混合物、特にn−へキサンと
ほぼ同じ沸点を有する脂肪族及びナフテン系炭化水素の
混合物、であってもよい。溶媒は、乾燥しており、かつ
重合反応用チーグラー触媒を妨害する物質を含まないの
が望ましい。
共重合は周知のタイプのチーグラー触媒の存在下で実施
する。そのようなチーグラー触媒は、米国特許第293
3480号、第3093620号、第3093621号
、第3211709号、第3113115号のような多
数の特許文献に記載されている。チーグラー触媒の例と
しては、メンデレフ元素周期律表の第■a、va、■ユ
及び■ユ 族の重金属の化合物、例えばチタン、ノζナ
ジウムまたはクロムのハロゲン化物と、第1.■または
■族の金属の、少なくとも1個の炭素−金属結合を有す
るオルガノ金属化合物、例えばトリアルキルアルミニウ
ム、アルキル基が1−20個、好ましくは1〜4個の炭
素原子を含むアルキルアルミニウムハロゲン化物とを接
触させることにより作られる金属有機配位結合触媒があ
る。
EPM及びEPDM重合体の製造は周知であり、例えば
米国特許第2933480号、第3093621号、第
3211709号、第3646168号、第37905
19号、第3884993号、第3894999号及び
第4059654号明細書ならびにその他多くの文献に
詳述されている。
アルコキシ部にエポキシ官能性を有するメタクリル酸エ
ステルとして、グリシジルメタクリレートを用いるのが
好ましいが、下記の一般式を有するエポキシ化合物も使
用できる。
(R’はエポキシ官能性有機基であり、Rは水素、メチ
ル、エチル、プロピルまたはその他のアルキル、アルア
ルキル、環式もしくは芳香族基である)。
そのような変性剤として代表的なものは、グリシジルア
クリレート、グリシジル2−エチルアクリレート、グリ
シジル2−プロピルアクリレート等である。
望ましい結果は、装入エポキシ成分の量が主鎖ゴム10
0重量部当り2〜15重量部であるときに達成される。
反応はジアルキルペルオキシド、ジク□ルベルオキシド
ゝ、t−グチルヒト90ペルオキシドゝ、ベンゾイルイ
ルオキシ)”、t−ブチルイルオクタノエート、ジーt
−プチルペルオキシビ、クメンヒドロペルオキシr、t
−ブチルペルベンゾエート、2.5−ジメチル−2,5
−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、あるいは、ア
ルキルペルオキシエステル、アルキルペルオキシドゝ、
アルキルヒドロペルオキシド9、ジアシルベルオキシト
9等のその他の水素吸収可能遊離ラジカル源の存在下で
行なわれ、これらのものは反応室へ塊状で添加される。
所望の耐衝撃性改善を達成するためには、開始剤を不飽
和ゴムに対して少なくとも約0.3重量多の量で用いる
のが望ましい。3重量多まり多くの開始剤を所望のゲル
含量達成のために使用することもできるが、上限を約3
重敬弔(対不飽和ゴム)に制限するのが好ましい。
ゴム様成分の0.3重量多より低い解媒の量を使用する
こともできるが、ゲル形成のために必要とされる作業(
時間)は、主鎖ゴムの望ましく々い量の分解(劣化)を
もたらす。
本発明による変性剤はそれとブレンドされるマトリック
ス樹脂との改善された相容性を示し、層物質な製品を与
える。
実施例1 以°Fの実施例はマトリックス樹脂全部をその他の成分
と、単一工程で反応させて最終の成形用組成物とする方
法を例示する。
下記の組成物を1インチ、L/D (20/1 )単一
スクリ、−押出機(K11lion )  (バレル温
度450下、グイ温度425°F)で3回押出した。
組成: 2.2 R8V 66/34 (モル比)エチレン/プ
ロピレン、8Mt%エチリデンノルボルネンEPDMy
I′?リマ−(コポリマー・ラバー・アンド・ケミカル
社のEPSYN 55  ;米国ルイジアナ州バトン、
ルーシュ)・・・・・・100gポリブチレンテレフタ
レート(ゼネラル・エレクトリック社のVALOX 3
15 )・・・・・・422.9グリシジルメタクリレ
ート・・・・・5g2.5−ジメチル−25−ジ(t−
ブチルペルオキシ)ヘキサン・・・・・・0.5F 押出されたストランド9を空冷し、切断してペレットと
した。ペレットを、キャビティ温度525〜535°F
及びモールド温1i 200℃のプランジャー射出成形
機を用いて引張試験及びノツチ付きアイゾツト衝撃強度
試験用の試験片を成形した。
以°Fの各実施例はマトリックス樹脂の一部分を主鎖ゴ
ム及びエポキシ官能化合物と予め反応させてまずマスタ
ーノζソチを作る本発明の方法を例示する。
実施例2 160.9 EPSYN 55.53.9のVALOX
 315.12.9のグリシジルメタクリレート、及び
1.2gの2.5−ジメチル−2,5−シ(t−ブチル
ペルオキシ)ヘキサンを含む組成物を1インチ、L/D
 (20/1 )、単一スクリュー(Kiruon )
押出機(バレル温度425°F、グイ温度400″F 
)を介して3回押出した。
押出されたストランドゝを空冷し、切断してペレットと
した。
実施例3 188、2.9の実施例1のペレット及び517.5g
のVALOX 315からなる組成物を1インチL/D
(20/1 )単一スクリー−(K1111on ) 
押出機(バレル温度450°F、グイ温度425°F)
で3回押出した。押出ストランドを空冷し、切断してペ
レットとした。実施例1のようにペレットを引張及びノ
ツチ付きアイゾツト衝撃試験片に成形した。また6vノ
ドを、スクリーー射出成形機でダブルゲート金型を用い
てニットライン衝撃強度試験片に成形した。
実施例4 実施例2と同様であったが、53Fではなく160.9
 +7) VALOX 315を用いた。
実施例5 291、L9の実施例4のペレット、及び437.6.
9のVALOX 315からなる組成物を実施例3のよ
うにして押出し、ペレット化し、試験片に成形した。
実施例6 実施例2と同様であったが、−アジピン酸を一追加成分
として用い、そして使用した成分の量を下記のように変
えた。900 gノEPSYN 55 ; 300 、
FのVALOX 315 ; 67、iのグリシジルメ
タクリレ−) ; 6.755’の2.5−ジメチル−
2,5−ジ(1−ブチルペルオキシ)ヘキサン;及び7
.02gのアジピン酸。
実施例7 106.7.9の実施例6のペレット及び293.1の
VALOX 315を実施例3のように押出し、〈レッ
ト化し、そして成形した。
上記のすべての実施例で作った成形試料を防湿ポリエチ
レン袋中で少なくとも16時間保存してから試験した。
試験方法は下記の通りであった。
(a)  ノツチ付きアイゾツト衝撃強i: ASTM
(1))  二ノドラインアイゾツト衝撃強度はノツチ
なしダブルゲート試料で測定した。これを除き、操作は
ASTM D256  と同じであった。
(c)引張強度はASTM D638によって測定した
これらの試験の結果を表1に示す。
表1 マスター 最終プレ 実施例 バッチ中 ンド中 1”8181 3   23.43  79.6 5  48.02  79.2 7  23.41  79.6 引張強度         ニットラインpsi   
25℃ −20’C25℃3820   1.2 4260  12.4 3.04  18.04200
  12.1 3.06  12.74070  12
.8 3.3   17.5* この場合、最終ブレン
ドはマスターバッチと同じである。
上記から、実施例1を実施例3,5及び7と比較するこ
とにより、強度特性、殊にノツチ付き及びノツチ無し衝
撃強度が、本発明によりEPDM=rム及びエポキシ化
合物とマトリックス樹脂の一部分とを過酸化物触媒の存
在下で予め反応させたものを含むマスターバッチを用い
ることにより大巾に改善されることが判る。
強度特性における同様な改善は、上記実施例におけるポ
リエステル樹脂の代りに等量のポリアミド樹脂を用いた
場合にも得られる。
前述のように、不飽和EPDM主鎖ゴムの全部または一
部分をEPM主鎖ゴムによって置き換えることができ、
殊に反応性試薬がグリシジルアクリレートである場合に
はそれができる。適当なEPMゴムの製造は当業者に周
知である。
実施例8 実施例2と同様であったが、グリシジルメタクリレート
の代りにグリシジルアクリレートを用い、ベースゴムは
エチレン:フロピレンのモル比力65:35の2.8R
8V  エチレン−プロピレン共重合体であった。
実施例9 ベースのゴムは実施例1のEPDMであった。ゴム供給
速度は、200℃のノζレル温度で150rpmのスク
リュー速度で運転されている「ウニルナ−・アント9・
フライダラーZSJツウイン・スクリュー押出機に対し
て6.6ホント9/時であった。グリシジルメタクリレ
ート及び2,5−ジメチル−2,5−:)(t−ブチル
ペルオキシ)ヘキサン開始剤を、100重量部のEPD
M当り7.6部のGMA及び0.30部の開始剤の割合
で連続的に供給した。得られた反応生成物は5.0%の
ゲル含量を有した。
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、改善された靭性及び耐衝撃強度を有する熱可塑性ポ
    リエステルもしくはポリアミド組成物の製法であって: 遊離ラジカル開始剤の存在下に、ポリエステルもしくは
    ポリアミドマトリックス樹脂の全量未満を;エチレン、
    1種またはそれ以上C_3〜C_1_6モノオレフィン
    及びポリエンの共重合で形成されたゴム成分、エチレン
    と1種またはそれ以上のC_3〜C_1_6モノオレフ
    ィンとの共重合で形成された共重合体ゴム、及びそれら
    の混合物からなる群から選択される主鎖ゴム;及びエポ
    キシ官能性を有するアクリル酸もしくはメタクリル酸エ
    ステル;と反応させることにより、まずマスターバッチ
    を形成し、 しかる後にこのマスターバッチをマトリックス樹脂の残
    部とブレンドする、 ことからなる上記組成物の製法。 2、エチレン/モノオレフィン/ポリエン共重合体ゴム
    がエチレン/プロピレン/5−エチリデン−2−ノルボ
    ルネン共重合体ゴムである請求項1記載の方法。 3、エチレン/モノオレフィン共重合体ゴムがエチレン
    /プロピレンゴムである請求項1記載の方法。 4、エチレン及びプロピレンが10〜95モルのエチレ
    ン:90〜5モルのプロピレンの比率で結合状態で存在
    する請求項3記載の方法。 5、エチレン及びプロピレンが10〜95モルのエチレ
    ン:90〜5モルのプロピレンの比率で三元共重合体中
    に結合状態で存在する請求項2記載の方法。 6、ポリエンが三元共重合体中の1000個の炭素原子
    当り2〜1個のC=C基を与える量で存在する請求項2
    記載の方法。 7、メタクリル酸のエステルがグリシジルメタクリレー
    トである請求項6記載の方法。 8、アクリル酸のエステルがグリシジルアクリレートで
    ある請求項6記載の方法。 9、エポキシ官能性を有するエステルは、主鎖ゴムの1
    00重量部当り2〜15重量部の範囲内の量で存在する
    請求項1記載の方法。 10、反応を、主鎖ゴムの100重量部当り約0.3〜
    3部の範囲内の量の過酸化物触媒の存在下に高温で実施
    する請求項1記載の方法。 11、マスターバッチが最終ブレンド中に存在するマト
    リックス樹脂の20〜80%を含むように配合される請
    求項1記載の方法。 12、マスターバッチが最終ブレンド中に存在するマト
    リックス樹脂の20〜60%を含むように配合される請
    求項1記載の方法。 13、マスターバッチ中の主鎖ゴム:マトリックス樹脂
    の比が50〜80重量部の主鎖ゴム:50〜20重量部
    のマトリックス樹脂の範囲内である請求項1記載の方法
    。 14、マスターバッチ中の主鎖ゴム:マトリックス樹脂
    の比が60〜80重量部の主鎖ゴム:40〜20重量部
    のマトリックス樹脂の範囲内である請求項1記載の方法
    。 15、マスターバッチを形成する諸成分を、溶融処理装
    置中で単一工程で反応させる請求項1記載の方法。 16、マスターバッチを形成する反応を350〜550
    °Fの範囲内の温度で実施する請求項1記載の方法。 17、請求項1記載の方法で製造されたポリエステルベ
    ース熱可塑性成形用組成物。 18、請求項7記載の方法で製造されたポリエステルベ
    ース熱可塑性成形用組成物。 19、ポリエステルもしくはポリアミドマトリックス樹
    脂とブレンドして熱可塑性成形用組成物を形成するため
    のマスターバッチを作る方法であって: 遊離ラジカル開始剤の存在下に、最終成形用組成物中の
    マトリックス樹脂の全量より少ないマトリックス樹脂を
    ;三元共重合体ゴム、二元共重合体ゴム及びそれらの混
    合物からなる群より選択される主鎖ゴム;及びエポキシ
    官能性を有するアクリル酸もしくはメタクリル酸エステ
    ル;と反応させることからなる上記方法。 20、三元共重合体ゴムがエチレン、1種またはそれ以
    上のC_3〜C_1_6モノオレフィン及びポリエンの
    重合によって形成され、その共重合体中に結合されてい
    るエチレン:モノオレフィンとの比が90〜5のエチレ
    ン:10〜95のプロピレンの範囲内である請求項19
    記載の方法。 21、ポリエンは1000炭素原子当り20個までのC
    =C基を与える量で存在する5−エチリデン−2−ノル
    ボルネンである請求項20記載の方法。 22、二元共重合体ゴムはエチレンと1種またはそれ以
    上のC_3〜C_1_6モノオレフィンとの共重合体ゴ
    ムである請求項19記載の方法。 23、二元共重合体ゴムは、10〜95モルのエチレン
    :90〜5モルのプロピレンの比でそのゴム中に結合さ
    れたエチレンとプロピレンとの共重合体である請求項2
    2記載の方法。 24、メタクリル酸のエステルは、主鎖ゴムの100重
    量部当り2〜15重量部の範囲内の量で存在するグリシ
    ジルメタクリレートである請求項19記載の方法。 25、反応を過酸化物触媒の存在下に350〜550°
    Fの高温で実施する請求項19記載の方法。 26、触媒が主鎖ゴムの100重量部当り0.3〜3重
    量部の量で存在する請求項25記載の方法。 27、マスターバッチが50〜80重量部の主鎖ゴム及
    び50〜20重量部のポリエステル樹脂の相対比からな
    る請求項19記載の方法。 28、マスターバッチが溶融処理装置中で単一工程で作
    られる請求項19記載の方法。 29、請求項19記載の方法で製造されたマスターバッ
    チ。 30、請求項26記載の方法で製造されたマスターバッ
    チ。
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EP0492976A2 (en) * 1990-12-26 1992-07-01 Polyplastics Co. Ltd. Polyester resin composition and process for producing the same

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