JPH02167212A - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

油中水型乳化化粧料

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JPH02167212A
JPH02167212A JP20862189A JP20862189A JPH02167212A JP H02167212 A JPH02167212 A JP H02167212A JP 20862189 A JP20862189 A JP 20862189A JP 20862189 A JP20862189 A JP 20862189A JP H02167212 A JPH02167212 A JP H02167212A
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Isao Nagai
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Hiroyuki Yokoyama
広幸 横山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は油中水型化粧料、特にその乳化安定性の改良に
関する。
[従来の技術] 一般にフェーシャル化粧料或いはメーキャップ化粧料等
には、のびが極めて軽く、且つ耐水性、耐庁性、耐皮脂
性等に優れ、筋ムラができずに仕上りがきれいである、
清涼感がある等の機能が要求される。
ところで、このような化粧料としては油性化粧料、乳化
化粧料等があるが、油性化粧料は清涼感に欠けるため乳
化化粧料が用いられることが多い。
ここで、乳化化粧料としては池中水型乳化化粧料、水中
油型乳化化粧料等があり、特に油中水型乳化化粧料は肌
表面をオイル膜でカバーし、水分蒸発を防ぐことから肌
荒れ等に効果があり、また撥水性があることから化粧く
ずれを防ぐ効果があるため広く用いられている。
このような乳化化粧料には、なめらかな使用性を持ち、
撥水性に優れていることからシリコーンオイルが多用さ
る。特に撥水性シリコーン油を配合したものは塗布時の
のびが良く、のばすにつれて揮発性シリコーン油が揮発
し密着性が良好で、また皮脂や汗に強くくずれにくいこ
とから池中水型乳化化粧料の主要原料と(7て広く用い
られている。
一方、乳化化粧料にも顔料等の粉末を含めることが多く
、さらに清涼感を増強するため低級アルコールを添加す
る場合が多い。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の油中水型乳化化粧料は、その安定
性、使用性に大きな問題があった。
すなわち、シリコーン油は乳化することが難しく、安定
な油中水型乳化系を得られにくいという欠点を有してい
る。
このため従来においても界面活性剤としてアルキル変性
シリコーンを用いる等の改善がなされている。
ところが、前述した低級アルコールは乳化系を不安定に
する作用が有り、この問題は粉末が添加された場合には
特に顕著である。従って、シリコーン油、アルコール類
、及び粉末を配合した乳化化粧料においてはその乳化安
定性の改善が急務である。
一方、最近多層型化粧料も多く用いられている。
ここで、多層型化粧料とは長期間静置したとき、水層、
油層、粉末層等のように二層以上の多層に分れるものを
いい、−船釣には使用時に振とうして均一に分散、混合
し、油中水型乳化化粧料として用いられる。
しかしながら、前述した乳化化粧料と同様、使用時に乳
化が良好に行なわれないと、系の不均一化による筋ムラ
等が生じゃすく、さらに人間によるさほど強くない振と
うでも数日程度の安定な乳化系が得られなければならな
い。
このため、シリコーン油、アルコール類及び粉末を配合
した場合には、常時乳化されている化粧料はむろん、使
用時に乳化させる多層型乳化化粧料においても、その乳
化安定性が悪く、使用性にも問題を生じてしまうことが
多かった。
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり
、その目的は使用性が良好で、しかも安定性の良い池中
水型乳化化粧料を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために本発明者らが鋭意検討した結
果、オキシ酸ないしその塩類、多糖硫酸塩ないし単動硫
酸塩を用いることにより、シリコーン油、粉末、低級ア
ルコールの有する使用性、清涼感を害することなく、大
幅に乳化安定性を向上し得ることを見出し、本発明を完
成するに至った。
すなわち、本出願の請求項1記載の油中水型乳化化粧料
は、シリコーン油が油相成分中30重量%以上である油
相10〜80重量%と、親油性界面活性剤0.1〜20
重量%と、無機及び/又は有機粉末5〜50重量%と、
水10〜80重量%、低級アルコール5〜30重量%、
水溶性のオキシ酸及び水溶性のオキシ酸塩の一種又は二
種以上が水相成分中のO,01fi徂%〜5重量%以上
、水溶性の多糖硫酸および水溶性の多糖硫酸塩の一種又
は二種以上が水相成分中の0.01〜5重量%、よりな
る水相と、を含むことを特徴とする また、請求項2記載の油中水型乳化化粧料は、オキシ酸
ないしオキシ酸塩がヒドロキシ酢酸、乳酸、ヒドロキシ
プロピオン酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシイソ酪酸、
リンゴ酸、タートロン酸、クエン酸、イソクエン酸、酒
石酸及びそのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノー
ルアミン塩のうち選ばれる一種又は二種以上であること
を特徴とする 請求項3記載の油中水型乳化化粧料は、多糖硫酸塩ない
し単垢硫酸塩が、コンドロイチン硫酸、ケラト硫酸、デ
ルマタン硫酸、デキストラン硫酸、マルチトール硫酸、
ソルビトール硫酸のナトリウム塩、カリウム塩、トリエ
タノールアミン塩及びアミノ酸塩のうち選ばれる一種又
は二種以上であることを特徴とする 請求項4記載の油中水型乳化化粧料は、25℃で500
cps以下であることを特徴とする。
以下、本発明の構成を詳述する。
Z丈三二之抽 本発明に用いるシリコーン油は、ジメチルポリキシロサ
ン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポ
リシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロキサン、
高級脂肪酸変性オルガノポリシロキサン、高級アルコー
ル変性オルガノポリシロキサン、トリメチルシロキシシ
リケート等を例示することができ、特に下記[1]また
は[2]の構造をもつ連発性のジメチルポリシロキサン
およびジメチルシクロポリシロキサンが好ましい。
本発明においては、これらの中から一種または二種以上
のシリコーン油が任意に選ばれて用いられる。シリコー
ン油の配合量は、油分中の30〜100重足%である。
a=3〜6 b=o〜3 眼グ辿工 本発明に用いる他の油分としては、通常化粧料に用いら
れる油分であればよく、例えばワセリン、ラノリン、セ
レシン、マイクロクリスタリンワックス、カルナバロウ
、キャンデリラロウ、高級脂肪酸、高級アルコール等の
固型・半固型油分、ホホバ浦、ヒマシ油、ラノリン、イ
ソプロピルミリステーl−ζオクチルドデシルミリステ
ート、トリメチロールプロパントリイソステアレート、
リンゴ酸ジイソステアリル、インステアリルアルコール
、オレイルアルコール、オレイン酸、イソステアリン酸
、ミリスチン酸、ステアリン酸、スクワラン、流動パラ
フィン、エステル油、トリグリセライド等の流動油分等
が挙げられる。
本発明においてはこれらの油分の内の任意の一種又は二
種以上が適宜選択されて用いられる。
上記油分の粘度は低粘度から高粘度又は固型のものにま
で至っているが、本発明にかかる油中水型乳化化粧料を
多層メーキャップ化粧料として用いる場合には、各種油
分によって構成される油相全体の粘度が常温で500 
cps以下であることが好適である。この場合、高粘度
油分又は固型油分の配合も油相全体の粘度が常温で50
0 cps以下である範囲であれば影響を与えない。油
相の粘度が常温で500 cpsより高いと塗布中にべ
たつきを感じ、メーキャップ化粧料の特徴が得られない
本発明におけるシリコーン油を含む油分全組の配合量は
、油中水型乳化化粧料全量中10〜80重量%である。
また、本発明において、常圧における沸点が260℃以
下の揮発性油分を含有させることが好適であり、このよ
うな油分としては、イソパラフィン例えばアイソパーR
A、同C1同E1同G1同)(、同に1同L1同M(エ
クソン社)、シェルゾールR71(シェル社)、ソルト
ローノい100゜同1301同220(フィリップ社)
等が例示される。
常圧における沸点が260℃以下の揮発性油分を用いる
ことにより、塗布中はのびが軽く肌に負担を与えず、塗
布後はさっばりとした使用感を与えるとともに耐水、耐
油及び耐皮脂性を向上させることができる。
社主 本発明でもちいる粉末としては無機顔料、有機顔料等が
ある。
無機顔料としては、タルク、カオリン、マイカ、セリサ
イト、シリカ、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム
、ケイ酸アルミニウム、ベントナイトやモンモリロナイ
ト等の粘土鉱物粉末、アルミナ、硫酸バリウム、第2リ
ン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水和酸化鉄、ヒドロ
キシアパタイト、酸化チタン、粒子径0.1μm以下の
微粒子酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、ヒド
ロキシアパタイト、酸化鉄、チタン酸鉄、黄土、マンゴ
ウバイオレット、コバルトバイオレット、水酸化クロム
、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト、コバ
ルトチタネート、紺青、群青、酸化チタンコーテッドマ
イカ、酸化チタンコーテッドタルク、およびこれらの二
種以上を複合化した複合顔料等が挙げられる。
本発明でもちいる有機顔料としては、ポリエステル、メ
タクリル酸メチル樹脂、セルロース、12ナイロン、6
ナイロン、スチレンとアクリル酸の共重合体、ポリプロ
ピレン、塩化ビニル、ナイロンパウダー、ポリエチレン
パウダー、ベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロ
エチレンパウダー、窒化ボロン、魚鱗箔、タール系色素
をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化したもの、お
よび無機顔料と有機顔料を複合化した複合顔料などが挙
げられる。
本発明で用いる無機顔料および有機顔料は、疎水化処理
で処理されたものが好適である。疎水化処理することに
より色分離することなく耐水、耐汗、耐皮脂性等の化粧
もちがより一層向上する。
疎水化処理剤としてはデキストリン脂肪酸エステル、金
属石鹸、シリコーン系化合物、ジベンジリデンソルビト
ール等の有機化合物が挙られる。これらの疎水化処理剤
を用いて疎水化処理する方法は、従来公知の方法を用い
ればよい。例えば、特開昭62−205165号公報、
特公昭61−58499、特公昭56−43264号公
報、特開昭56−16404号公報、特開昭59−76
009号公報、特開昭60−163973号公報、特開
昭63−113081号公報、特開昭63−11308
2号公報等に記載された方法で得られた粉ぶ等が挙げら
れる。
本発明の化粧料には上記した粉末のうちから任意の一種
又は二種以上が選ばれる。配合量は総粉末毒として化粧
量全量中の5〜60重量%が好適である。総粉末量が5
重量%未満であると薄づきすぎてメーキャップ効果等を
感じないので好ましくない。また60重量%を超えると
粘度が高くなりすぎてのびの軽さが得られなくなり好ま
しくない。
粗動I」■敗り生動 本発明で用いられる親油性界面活性剤としては、ソルビ
タンセスキイソステアレート、ソルビタンジイソステア
レート、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンジオレ
ート、グリセリルジオレート、グリセリルジイソステア
レート、次記一般式[3]、[4]、[5]または[6
]の構造をもつポリオキシアルキレン変性オルガノポリ
シロキサン等が挙げられる。就中、ポリオキシアルキレ
ン基が5〜40重量%で分子量が2000以上のポリオ
キシアルキレン変性オルガノポリシロキサンが好ましい
。従来、油中水型乳化組成物に多用されてきたソルビタ
ンモノ脂肪酸エステル、グリセリルモノ脂肪酸エステル
、POE付加硬化ヒマシ油、POEアルキルエーテル等
は得られた油中水型乳化化粧料の安定性に問題があるた
め好ましくない。
界面活性剤の配合量は化粧量全量中0.1〜20重量%
が好ましい。       (以下余白)本発明におい
て用いる内相を形成する水は、油中水型乳化化粧料全量
中10〜80重量%である。
低量1フリとニル 本発明で用いられる低級アルコールは、分子内に一個以
上のヒドロキシル基をもち分子量が小さく水溶性であれ
ばよく、例えばエチルアルコール、プロピルアルコール
、イソプロピルアルコール等があげられる。アルコール
の配合量は油中水型乳化化粧料全量中5〜30%重量%
であり、特に好ましくは10〜20重量%である。低級
アルコールを配合する事により清涼感、さっばり感がさ
らに増強される。
オキシ  びオキシ 塩 本発明で用いるオキシ酸およびオキシ酸塩類としては、
ヒドロキシ酢酸、乳酸、ヒドロキシプロピオン酸、ヒド
ロキシ酪酸、ヒドロキシイソ酪酸、リンゴ酸、タートロ
ン酸、クエン酸、イソクエン酸、酒石酸およびそのナト
リウム、カリウム、トリエタノールアミン塩等を例示す
ることができる。
オキシ酸ないしオキシ酸塩の配合量は水相成分中の0.
01〜5重量%であり、特に好ましくは0.05〜1重
量%である。0.01重量%未満では乳化安定性の改善
効果が不十分である。また、5重量%を超えて配合して
も効果の向上は認められず、コスト的に不利である。
乏膣逼u11&g1すU(酸塩 本発明で用いる多糖硫酸塩および単動硫酸塩類としては
、コンドロイチン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸等
のムコ多糖類の硫酸、デキストラン硫酸、マルチトール
硫酸等の多動硫酸およびソルビトール硫酸等の単動硫酸
のそれぞれナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノール
アミン塩およびアルギニン等のアミノ酸塩等が挙げられ
る。中でもナトリウム塩またはカリウム塩が好ましい。
多糖硫酸塩及び単糖硫酸塩の配合量は水相成分中の0.
01〜5重量%であり、特に好ましくは0.05〜1重
量%である。0.01重滑%未満では乳化安定性の改善
効果が不十分である。また、5重量%を超えて配合して
も効果の向上は認められず、コスト的に不利である。
本発明にかかる油中水型乳化化粧料は、無機顔料および
/または有機顔料を除いた外相(油分相)と内相(水性
相)の比が外相:内相=5:l〜1:5であることが好
ましく、特に好ましい範囲は3:1〜2ニアである。
また内相に配合される水と低級アルコールの混合比は1
0:1〜1:2が好ましく、5:1〜2:3が特に好ま
しい。
尚、本発明では以上の様な必須成分の他、水溶性高分子
、油溶性樹脂、アミノ酸、その他通常化粧料に用いられ
る成分を含有させることができる。
7TII中水型乳化化粧料で用い得る水溶性高分子とし
ては、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ルとポリプロピレングリコールのブロックポリマー、ポ
リビニルアルコール等の非イオン性の水溶性高分子、カ
ルボキシビニルポリマーのアルカリ金属塩類等のイオン
性の水溶液高分子等が挙げられる。
油中水型乳化化粧料で使用可能な油溶性樹脂としては、
上記油分に溶解して油相全体の粘度が常温で500 c
ps以下になるものであれば良く、例えば芳香属系炭化
水素樹脂(日本石油社の白石ネオポリマーT、120,
140など)、テルペン系樹脂(日本ゼオン社のQui
ntoneA−100,8−170,C−100等)、
ポリブテン(出光石油社のポリブテン200等)、ポリ
イソプレン(エクソン社のニスコレラ10フ1U、11
03U等)、アルキッド樹脂(大日本インキ社のベッコ
ゾールEL8011、ソリッドベッコゾールNo、31
、No、96) 、P VP変性ポリマー(五協産業社
のGanexV−216,V−220等)、シリコーン
樹脂(信越化学社のKP−285,KP−278、KP
−266、KP−114)等を挙げることができる。
上記樹脂の中で、シリコーン樹脂は5iOz、R513
72、RgStO(Rは水素、炭素数1〜6の炭化水素
基又はフェニル基を表わす)なる構造単位の一種又は二
種以上からなる共重合体或いは末端をR3SiO,7,
(Rは上記と同じ)で封鎖した共重合体であり、炭化水
素油やシリコーン油等に良く溶解するので特に好ましい
油中水型乳化化粧料で用い得るアミノ酸としては、通常
知られるアミノ酸でよく、例えばグリシン、アラニン、
バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン
、フェニルアラニン等のモノアミノモノカルボン酸、ア
スパラギン酸、グルタミン酸等のモノアミノジカルボン
酸およびそれらの塩類、ピロリドンカルボン酸およびそ
の塩類等が挙げられる。これらの中で酸性アミノ酸が好
ましく、特に好ましくはグルタミン酸、アスパラギン酸
、およびそれらの塩類が挙げられる。
本発明の油中水型乳化化粧料には、上記したアミノ酸、
アミノ酸塩類の中から一種または二種以上が任意に選択
され配合され得る。
配合量は0.01〜5重量%であるが、0.01%未満
では効果が劣り5%を越えて配合した場合は結晶析出が
起こる場合があり好ましくない。
本発明の油中水型乳化化粧料には、本発明の効果を損わ
ない範囲で、通常化粧料に用いられる成分を配合するこ
とができる。例えば、ヒアルロン酸ナトリウム、グリセ
リン等の保湿剤、カチオン界面活性剤、アニオン界面活
性剤、非イオン性界面活性剤等の界面活性剤、収斂剤、
酸化防止剤、防腐剤、香料、第2リン酸ナトリウム等の
PH調整剤、有機変性モンモリロナイト等の増粘剤、紫
外線吸収剤等が配合可能である。
[実施例] 次に、実施例をあげて本発明を更に詳細に説明する。尚
、本発明はこの実施例により制限されるものではない。
配合量は、重量%である。
実験に先立ち、各実施例で採用した評価方法について説
明する。
(安定性) 所定の方法で作成した油中水型乳化化粧料を0℃、37
℃の恒温槽内に放置して所定期間経過後の安定性を下記
の評価基準にしたがって評価した。
分離、凝集なし      O 分離、凝集僅かに有り   △ 分離、凝集有り      × (評価方法) 専門パネル20名を用い、使用時ののび(のび)、肌へ
のなじみ(なじみ)、清涼感、フィツト感、化粧もち(
もち)、自然な仕上り(仕上り)の各項目について実使
用試験による官能評価を行なった。
○:良いと答えた人数が   15名以上△:   /
/        7名〜14名×:   〃    
    6名以下まず、本発明を常時乳化されている化
粧料について適用した場合について説明する。
、liL?11  油中水型乳化ファンデーション(油
相) デカメチルシクロペンタシロキサン  20.0香料 
      適量 (親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン    5.0(一般式[3]
、ポリオキシアルキレン基 20%)(粉末) デキストリン脂肪酸エステル 処理顔料    20,0 (水相) イオン交換水 95%エチルアルコール 1.3ブチレンゲリコール メチルパラベン クエン酸ナトリウム コンドロイチン硫酸ナトリウム 残部 15.0 3゜O I 0.05 0.05 (製法) 油相及び親油性界面活性剤を70℃に加熱攪拌後、粉末
を添加し、さらに予め70℃に加熱しておいた水相を添
加し乳化分散する。その後室温まで攪拌冷却して目的の
乳化ファンデーションを得た。
ここで用いたデキストリン脂肪酸エステル処理顔料は、
特開昭62−205165記載の方法に従い、マイカ、
二酸化チタン、酸化鉄の混合物を肌色に調色した後、デ
キストリン脂肪酸エステルのアイソ−バーER(エクソ
ン化学)溶液に添加、攪拌後読溶媒し、乾燥、粉砕して
得た。以後のデキストリン脂肪酸エステル処理顔料は、
同様の方法で得たものである。
11!−クエン酸ナトリウム及びコンドロイチン硫酸ナ
トリウム含まない油中水型乳 化ファンデーション (順相) デカメチルシクロペンタシロキサン  20.0香料 
      適量 (親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン    5.0(一般式[3コ
、ポリオキシアルキレン基 20%)(粉末) デキストリン脂肪酸エステル 処理顔料    20.0 (水相) イオン交換水           残部95%エチル
アルコール      15.01.3ブチレングリコ
ール     30メチルパラベン         
  01製法 実施例1に準じる。
止較透1 水中油型乳化ファンデーション(順相) ステアリン酸 セタノール 流動パラフィン(120cs) (親油性界面活性剤) 2.0 POE (20)ソルビタン モノオレート グリセリルモノオレート (粉末) 顔料(未処理) (水相) イオン交換水 グリセリン モンモリロナイト トリエタノールアミン 2.5 残部 1.0 製l去 前記実施例1に準じる。
生較透1 炭化水素系油分を用いた油中水型乳化ファン
デーション (油相) 處動パラフィン(120cs)     20.0固型
パラフイン            50(親油性界面
活性剤) ジグリセリルジイソステアレート    5.0(粉末
) デキストリン脂肪酸エステル処理顔料 20.O(実施
例1と同一) (水相) イオン交換 グリセリン L−グルタミン酸ナトリウム 製法 前記実施例1に準じる。
残部 1.25 處蚊剋1 アルコール少量の油中水型乳化ファンアーン
ヨン (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン (6c s)        10.0ジメチルポリシ
ロキサン       10.0(親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン    5.0(一般式[3]
、ポリオキシアルキレン基 20%)(粉末) デキストリン脂肪酸エステル 処理顔料(実施例1と同一) (水相) イオン交換水 95%エチルアルコール L−グルタミン酸ナトリウム メチルパラベン 製法 実施例1に準じる。
20.0 残部 2.0 0.125 表−1 次の表−1に前記実施例1と各比較例との対比結果を示
す。
(以下余白) 比較例2及至4に示した従来の水中油型や油中水型乳化
ファンデーションに比較して、本発明の乳化ファンデー
ションは使用時ののび、肌へのなじみ、清涼感、フィツ
ト感に優れ、厚ぼったくない自然な仕上りで、汗や皮脂
などにも崩れにくいもちの良いものであった。
また、実施例1と比較例1との対比より明らかなように
、本発明品はシリコーン油、低級アルコール、撥水粉末
を含有するにもかかわらず、極めて優れた乳化安定性を
示す。
実W   クリーム乳化化粧料 (ハエ1相) デカメチルシクロペンタシロキサン  30.0香料 
               適量(親油性界面活性
剤) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン     50(一般式[3コ
、ポリオキシアルキレン基20%)(粉末) シリコーン油処理顔料        250(水相) イオン交換水            残部95%エチ
ルアルコール       10.51.3ブチレング
リコール       580メチルパラベン    
        0.1ヒドロキシ酢酸       
     O1lソルビトール硫酸カリウム     
  01製法 製法は実施例1に準じる。
尚、ここで用いたシリコーン油処理顔料は、特開昭63
−113081号公報、特開昭63−113082号公
報に記載の方法に従い、マイカ、二酸化チタン、酸化鉄
の混合物を肌色に調色した後、テトラメチルテトラハイ
ドロジエンシクロシロキサンを反応させ、さらにテトラ
デセンを付加反応させて得た。
以下実施例の製造状は、実施例2に準じた。
及凰明1  乳化ファンデーション (油相) オクタメチルシクロテトラシロキサン10.0デカメチ
ルシクロペンタシロキサン !8.0ジメチルポリシロ
キサン       5.0酸化防止剤       
      0.1防腐剤 香料 (親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン (一般式[3コ、ポリオキシアルキレン基20%)ソル
ビタンセスキイソステアレート 2.0(粉末) 金属石鹸処理顔料 カオリン     5.0部 セリサイト    7.4 タルク      3.0 酸化亜鉛     3.0 酸化チタン    50 酸化鉄黄     lO 酸化鉄赤     04 酸化鉄黒     0.2 25.0 (水相) イオン交換水 99%エチルアルコール 残部 1O90 ヒアルロン酸ナトリウム       0.1リンゴ酸
              0.2コンドロイチン硫
酸カリウム     0.1製法 製法は実施例2に準じる。
なお、ここで用いt−金属石けん処理顔料は、特公昭6
1−58499号公報の方法に準じて製造した。すなわ
ち、上記顔料を混合し、全顔料に対して5型組%のカル
シウムステアレートと混合後、99%エチルアルコール
を添加し、混合攪拌した後、EDTA・3Na塩水溶液
を加え、その後ベースト状の顔料混合物を乾燥、粉砕し
て得た。
実JfLLIL   乳化ファンデーション(油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0ジメチル
ポリシロキサン       05ジオクタデシルジメ
チル アンモニウムクロライド    02 バルミチン酸           05酸化防止剤 
           005防腐剤        
      03香料               
0,3(親油性界面活性剤) ポリオキシアルキル変性 オルガノポリシロキサン    30 (一般式[3]、ポリオキシアルキレン基25%)ポリ
オキシアルキル変性 オルガノポリシロキサン    3.0(一般式[5]
、ポリオキシアルキレン基17%)(粉末) シリコーン油処理顔料       15.0セリサイ
ト      8.03部 酸化チタン     6.0 酸化鉄寅      06 酸化鉄赤      025 酸化鉄黒      0.12 (水相) イオン交換水           残部95%エチル
アルコール ポリエチレングリコール(M=6000)L−アスパラ
ギン酸ナトリウム L−グルタミン酸ナトリウム 酒石酸カリウム ケラト硫酸ナトリウム X格鋤亙  頬紅 (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン グリセリルジオレート ステアリン酸 シリコンワックス ジメチルオクチルPAI’3A 酸化防止剤 防腐剤 香料 (親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性 オルガノポリシロキサン 4.0 (一般式「4」、ポリオキンアルキレン基(粉末) 混合顔料 酸化チタン    40部 酸化鉄赤     1.0 セリサイト     50 (水相) イオン交換水 99%エチルアルコール モノヘキサデシルモノフェニル ジメチルアンモニウムクロライド L−グルタミン酸ナトリウム プロピレングリコール ピロリドンカルボン酸ナトリウム イソクエン酸トリエタノールアミン コンドロイチン硫酸ナトリウム 叉脂史旦  化粧下地 (油相) セチルイソオクタネート 20%) IO30 残部 5.0 2.0 オクタメチルシクロテトラシロキサン20デカメチルシ
クロペンタシロキサン  5.0ジメチルポリシロキサ
ン(6cs)   5.0流動パラフイン(120cs
)    30ジオクタデシルジメチル アンモニウムクロライド    0.2オクタデシルジ
メチルPABA     3.54−tert−フ゛チ
ルー4゛−メトキシーン′へ゛ンソ゛イルメタン0.5
オレイルアルコール         0.5ステアリ
ン酸            0.5酸化防止剤   
         0.05香料          
      0.3(親油性界面活性剤) ソルビタンジイソステアレート    4.0ポリオキ
シアルキレン変性 オルガノポリシロキサン    4.0(一般式[3コ
、ポリオキシアルキレン基20%)(粉末) シリコーン油処理顔料       6.0微粒子酸化
チタン    3.0部 コバルトチタネート タルク ナイロンパウダー 0立径5ミクロン) (水相) イオン交換水 95%エチルアルコール プロピレンアルコール L−セリン クエン酸ナトリウム 1.3−ブチレングリコール 防腐剤 有機変性モンモリロナイト クエン酸ナトリウム コンドロイチン硫酸カリウム Zb住例ユ  サンスクリーン (/Il+川) セタノール ステアリン酸 1.5 1.0 残部 10.0 0.5 0.5 0.05 0.5 シリコンワックス          1.0流動パラ
フイン(70cs)      3.0オリーブ油  
           2.0ラノリン       
       1.0ビタミンEアセアテート    
   O1酸化防止剤            0.0
5防腐剤               0,3香料 
              02デカメチルオクタシ
ロキサン    150(親油性界面活性剤) ソルビタンジイソステアレート80 (粉末) デキストリン脂肪酸エステル 処理顔料    350 微粒子酸化チタン   15.0部 セリサイト      9.35 酸化亜鉛       5.0 酸化鉄黄       05 酸化鉄赤        0.15 ナイロンパウダー   5.0 (水相) イオン交換水 95%エチルアルコール モノヘキサデシルトリメチル アンモニウムクロライド ピロリドンカルボン酸ナトリウム プロピレングリコール リジン L−グルタミン酸ナトリウ1、 ヒドロキシ酢酸 コンドロイチン硫酸ナトリウム 残部 実施例2〜7の油中水型化粧料はいずれも実施例1同様
の使用性(のび、自然な仕上り、なじみ、清涼感、もち
、フィツト感)、乳化安定性に優れたものであった。
次に本発明を多層型化粧料に応用したものについて説明
する。
笈施−例」〜 多層ファンデーション (油相) デカメチルシクロペンタ シロキサン(沸点210℃)300 ジメチルポリシロキサン (n=5〜10)          5.0紫外線吸
収剤            2.4香料      
          03(親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン (一般式[A]、 ネ゛リオキシ了ルキレン基20%)
20(粉末) デキストリン脂肪酸 エステル処理粉末       25.0(水相) イオン交換水           残部エチルアルコ
ール          100防腐剤       
        0.3クエン酸ナトリウム     
    0,05コンドロイチン硫酸ナトリウム   
 005製法 実施例1に準じる。
製法 実施例1に準じる。
止木は生立 (曲用) デカメチルシフa ペンタシロキサン ジメチルポリシロキサン (n=5〜20) 紫外線吸収剤 香() (親油性界面活性剤) ソルビタンセスキオレート (粉末) デキストリン脂肪酸 エステル処理粉末 65.0 5.0 0.3 2.3 (水相) イオン交換水 エチルアルコール 防腐剤 残部 実施例8、比較例5について化粧専門パネルを用いて使
用テストを行なった。結果を次の表−2に示す。
表−2 本発明にかかるファンデーションは、全ての使用性の項
目において良い評価を得た。のびが軽くて肌に負担を与
えず、塗布も筋ムラができなく短時間で仕上り、耐水性
、耐汗性に優れ、塗布中もさっばりとしていて、清涼感
に富んだファンデーションであった。
特に筋ムラが生じない点より、人間による軽い振とうで
乳化程度が極めて良好となることが示唆された。
また、乳化安定性についても軽い振とうによる乳化で3
日程度は全く問題なく、1力月経過後においても再度軽
い振とうを行なうことで良好な乳化状態を再現すること
ができた。
次に各種多層型化粧料の実施例について説明する。
!Jim  多層型ファンデーション (油相) 1デカメチルシクロペンタシロキサン 2スクワラン 3セチルオクタノエート 1.0 4シカプリン酸ネオペンチル グリコール 5、白石ネオポリマーT 6、香料 (親油性界面活性剤) 7、ソルビタンセスキイソステアレート8、ポリオキシ
アルキレン変性オルガノポリシロキサン (一般式[3]、ネ゛リオキシアルキレン基20%)(
粉末) 9、金属石けん処理粉末 カオリン 1O10部 セリサイト 7.4 タルク   8.0 酸化亜鉛  30 酸化チタン100 酸化鉄黄  1.0 酸化鉄赤  0.4 酸化鉄黒  0.2 (水相) 2.0 8.0 35.0 1Oイオン交換水           残部11イソ
プロピルアルコール       2.012、L−グ
ルタミン酸           1,013、コンド
ロイチン硫酸ナトリウム    1.O14クエン酸ナ
トリウム         1.O15防腐剤    
          0.216.1. 38G   
          3.0製法 2〜8を加熱混合溶解させる。そして、1を混合して(
A)を得る。
10に12.13,14.16を溶解させて(B)を得
る。
11に15を溶解しくC)を得る。
(B)と(C)を混合溶解しくD)を得る。
(A)と(D)を攪拌混合しそこに9を添加し攪拌混合
して多層ファンデーションを得た。
g狙ILQ  多層ファンデーション (曲用) オクタメチルシクロテトラ シロキサン(illi点174°C) メチルフェニルポリシロキサン (n=1〜3) トリメチルシロキシリヶート ジメチルポリシロキサン(n=5〜20)紫外線吸収剤 香料 (親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン (一般式[3コ、ポリオキシアルキレン基20%)(粉
末) シリコーン処理粉末 (水相) イオン交換水 エチルアルコール 防腐剤 クエン酸ナトリウム コンドロイチン硫酸ナトリウム 26.6 3.0 1O10 3,0 4,0 0,1 8,0 残部 4.0 0.1 0.1 製法 浦和及び親油性界面活性剤を混合・溶解する。
また、エチルアルコールに防腐剤を溶解し、イオン交換
水と混合する。そして、両者を攪拌混合し、さらに粉末
を加え、多層ファンデーションを得た。
U  多層ファンデーション (油相) 流動バラフィン ジメチルポリシロキサン メチルフェニルポリシロキサン (n=1〜3) 12.0 香料 (親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン (一般式[3コ、ポリオキシアルキレフ基20%)(粉
末) デキストリン脂肪酸処理粉末 マイカ      19.3 8.0 45.0 セリサイト    5.0 タルク       5.Q 酸化チタン    10.0 微粒子酸化チタン 3.0 酸化鉄黄     20 酸化鉄赤     0.5 酸化鉄黒     0.1 コバルトチタネート0.1 有機粉末(12ナイロン)50 (水相) イオン交換水           残部エチルアルコ
ール         10.0防腐剤       
       0.2クエン酸ナトリウム      
   0.05コンドロイチン硫酸ナトリウム    
0.05製法 油相及び親油性界面活性剤を攪拌混合する(A)。
防腐剤をエチルアルコールに溶解し、イオン交換水、ク
エン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウムと混
合する(B)。
さらに(A)と(B)を混合し、そこに粉末を添加して
攪拌混合し、多層ファンデーションを得た。
尚、色剤を適宜選択することによって、アイシャドー、
はぼ紅等を得ることができる。
実」4衿LL」、多層ファンデーション(浦)11) ジメチルポリシロキサン スクワラン イソプロピルミリステート 香料 (親I′111性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン (一般式[3]、木゛リオキシ了ルキレン基20%)(
粉末) 金属石鹸処理粉末 (水相) イオン交換水           残部防腐剤   
            02製法 油脂及び親油性界面活性剤を攪拌混合する( A )。
水相を混合し、溶解するCB)。(A)とCB)と(4
)を混合し、多層ファンデーションを得た。
’IJむ生L1 多層ファンデーション(油相) ジメチルポリシロキサン リンゴ酸ジイソステアリル 47.4 スクワラン 紫外線吸収剤 香料 (SA/III性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン (一般式[3]、ホ゛リオキシアルキレン基20%)(
粉末) シリコーン処理粉末 (水相) 20.0 イオン交換水 防腐剤 クエン酸ナトリウム コンドロイチン硫酸す 残部 0.2 0.05 トリウム    0.05 製法 実施例13に準じる。
8.0 夫施週11 ファンデーション (油相) デカメチルシクロペンタシロキサンン (沸点210℃)          24.0ジメチ
ルポリシロキサン(n:5〜20  2.0スクワラン
             2.0日石ネオポリマー1
20(日本石油社)3.0ポリブテン200(出光石油
社)3.0香料                05
(親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン (一般式[3コ、本°リオキシ了ルキレン基20%)8
.0(粉末) 未処理混合粉末 (水相) イオン交換水 防腐剤 クエン酸ナトリウム コンドロイチン硫酸ナトリウム 製を去 実施例13に準じる。
′IS!l針U」−ファンデーション (1111相) デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 (ijIi点210℃) ジメチルポリシロキサン(n:5〜20)トリメチルシ
ロキシシリケート スクワラン 香料 (親油性界面活性剤) ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン (一般式[5]、ホ”リオキシアルキレン基17%)(
粉末) デキストリン脂肪酸エステル 処理粉末 4.0 35.0 (水相) イオン交換水 エチルアルコール ポリエチレングリコール(M=6000)L−グルタミ
ン酸ナトリウム クエン酸ナトリウム コンドロイチン硫酸ナトリウム 製法 残部 10.0 1.2 0.1 実施例13に準じる。
実施例9及至16の化粧料は、実施例8と同様使用時の
のびの軽さ、塗布のしやすさ、塗布中のさっばりさ、耐
水性、耐汗性、清涼感に優れ、また振盪時の粉末の分散
性、均一混合性、乳化安定性にも優れた化粧料であった
[発明の効果1 以上説明したように本発明にかかる的中水型乳化化粧料
によれば、オキシ酸ないしその塩及び多動硫酸塩ないし
単動硫酸塩を含むこととしたので、シリコーン油、粉末
、低級アルコール等乳化安定性に悪影響を与える成分を
含むにもかかわらず優れた乳化安定性を得ることができ
、清涼感、さっばり感に優れた的中水型乳化化粧料を得
ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコーン油が油相成分中30重量%以上である
    油相10〜80重量%と、 親油性界面活性剤0.1〜20重量%と、 無機及び/又は有機粉末5〜50重量%と、水10〜8
    0重量%、低級アルコール5〜30重量%、水溶性のオ
    キシ酸及び水溶性のオキシ酸塩の一種又は二種以上が水
    相成分中の0.01重量%〜5重量%以上、水溶性の多
    糖硫酸塩および水溶性の単糖硫酸塩の一種又は二種以上
    が水相成分中の0.01〜5重量%、よりなる水相と、
    を含むことを特徴とする油中水型化粧料。
  2. (2)請求項1記載の化粧料において、オキシ酸ないし
    オキシ酸塩はヒドロキシ酢酸、乳酸、ヒドロキシプロピ
    オン酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシイソ酪酸、リンゴ
    酸、タートロン酸、クエン酸、イソクエン酸、酒石酸及
    びそのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミ
    ン塩のうち選ばれる一種又は二種以上であることを特徴
    とする油中水型乳化化粧料。
  3. (3)請求項1又は2記載の化粧料において、多糖硫酸
    塩ないし単糖硫酸塩は、コンドロイチン硫酸、ケラト硫
    酸、デルマタン硫酸、デキストラン硫酸、マルチトール
    硫酸、ソルビトール硫酸のナトリウム塩、カリウム塩、
    トリエタノールアミン塩及びアミノ酸塩のいち選ばれる
    一種又は二種以上であることを特徴とする油中水型乳化
    化粧料。
  4. (4)請求項1〜3記載の化粧料において、油相は25
    ℃で500cps以下であることを特徴とする油中水型
    化粧料。
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