JPH02166926A - 等化器制御方式 - Google Patents

等化器制御方式

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JPH02166926A
JPH02166926A JP32230488A JP32230488A JPH02166926A JP H02166926 A JPH02166926 A JP H02166926A JP 32230488 A JP32230488 A JP 32230488A JP 32230488 A JP32230488 A JP 32230488A JP H02166926 A JPH02166926 A JP H02166926A
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JP
Japan
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signal
circuit
output
burst
comparator
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JP32230488A
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Akihiko Takada
昭彦 高田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 宅内装置と局内装置とが2線加入者線(カッド方式)で
データの伝送を行う際における等化器制御方式に関し、 他の線への漏話の影響を排除することを目的とし、 2線加入者線を用いてデータの送受信を行う2線式時分
割加入者線伝送装置の線路等化器の等化器制御方式にお
いて、受信信号を制御信号に応じて減衰させる信号減衰
回路と、該信号減衰回路出力を受けてその出力レベルを
一定に保持する可変利得等化器と、該可変利得等化器の
出力を検出して等化基準レベルで信号を判定するコンパ
レータと、該コンパレータの出力を受けて前記可変利得
等化器の利得を制御する利得制御回路と、前記コンパレ
ータの出力を受けて、可変利得等化器により受信された
信号の受信信号と漏話信号との識別を可能とするバース
ト識別信号を作成するバースト識別信号作成回路と、該
バースト識別信号作成回路の出力を受けてバースト検出
時間を監視し、所定時間内にバースト検出できなかった
時にタイムオーバ信号を出力する検出時間監視回路とを
具備し、前記コンパレータが受信信号を識別してから検
出時間監視回路により検出時間を監視し、該検出時間監
視回路からタイムオーバ信号が出力されたらこのタイム
オーバ信号で前記信号減衰回路を動作させるように構成
する。
[産業上の利用分野コ 本発明は宅内装置と局内装置とが2線加入者線(カッド
方式)でデータの伝送を行う際における等化器制御方式
に関する。
[従来の技術] 第5図は従来システムの構成例を示す図である。
図において、1は宅内装置、2は局内装置で、これら宅
内装置1と局内装置2とが加入者線3で相互接続されて
いる。宅内装置1及び局内装置2ともそれぞれ装置A、
装置Bの2組設けられている。
これら宅内装置1と局内装置2とはカッド方式で接続さ
れている。カッド方式とは、第6図に示すように、2ワ
イヤの線が2組ケーブル内に収容されており、それぞれ
の2ワイヤが独立に宅内装置1と局内装置2とを接続し
てデータ伝送を行うものである。実際には、2つのワイ
ヤは(イ)に示すように独立ではなく干渉の影響を排除
するために、捩じり合わせられている。同図(ロ)は加
入者線3の断面図である。線■と■及び線■と■とがそ
れぞれペアとなっている。
第7図は従来システムのデータ伝送の説明図である。図
において、(イ)は局内装置2の送信/受信切替信号、
(ロ)は宅内装置Aの加入者線入力信号、(ハ)は宅内
装置Bの加入者線入力信号である。この状態は、今宅内
装置Aと局内装置Aとが通信中であり、装置B側がこれ
から通信を開始しようとしているモデルを示している。
受信信号は、図(ニ)に示すように3値レベルで送られ
てくるものとする。宅内装置B側では、(ハ)に示すよ
うに主として2つのワイヤ間に存在する漂遊キャパシタ
C(第6図参照)を介して装置A側からの信号が漏話し
てくる。本例のように、カッド方式で信号線を収容して
いる時に、その漏話信号のレベルは大きい。
第8図は従来システムの具体的構成例を示す図である。
宅内装置1は、送信回路1a、受信回路lb、送受信の
切替スイッチIC及び送信回路1a、受信回路1bと接
続される処理回路1dより構成されている。一方、局内
装置2側も送信回路2a、受信回路2b、送受信の切替
スイッチ2c及び送信回路2a、受信回路2bと接続さ
れると共に外部より送信/受信の切替信号を受ける処理
回路2dより構成されている。
宅内装置lは切替スイッチ1cにより送信側に切替えて
処理回路1dから発行されるデータを送信回路1aから
局内装置2に向けてデータ送信を行い、切替スイッチ1
cにより受信側に切替えて受信回路1bで局内装置2か
ら送られてくるデータを受信し、処理回路1dに伝える
。ここで、受信回路1bは伝送歪を抑えると共に、線路
損失の等化及び信号レベルの調整を行うもので、等化器
とも呼ばれる。以上、宅内装置1側の動作について説明
したが、これに対し、局内装置2側もその動作は同様で
ある。
第9図は、受信回路(等化器)lbの基本的構成例を示
すブロック図である。図において、11は線路の損失を
等化するために受信信号を所定のレベルまで増幅するた
めの可変利得等化器、12は該可変利得等化器11の出
力を受けてこの出力をある基準レベルと比較してデータ
を再生する第1のコンパレータである。13は同じく可
変利得等化器11の出力を受けて該出力をある基準レベ
ル(等化基準レベル)と比較して制御信号を作る第2の
コンパレータ、14は該第2のコンパレータ13の出力
を受けて可変利得等化器11の等化利得を最大利得より
ステップ状に下げる制御を行゛うと共に、等化が終了し
たことを判定する利得制御回路である。また、利得制御
回路14と第2のコンパレータ13には外部よりリセッ
ト信号が入力されている。このように構成された回路の
動作を第10図に示すタイミングチャートを参照しつつ
説明すれば、以下のとおりである。
先ず、宅内装置に起動がかかると、(ハ)に示すように
リセット信号fが人力され、回路を初期状態にする。初
期状態では、可変利得等化器11はその利得が最大G1
となっており、受信信号aを最大に増幅して(ロ)に示
す出力すとしている。
一方、第2のコンパレータ13はある等化基準レベルL
を有しており、このレベルで可変利得等化器11の出力
すを識別して、その識別結果を(ニ)に示すように制御
信号dとして利得制御回路14に与える。その結果、利
得制御回路14は入力制御信号dに応じた利得制御信号
eを可変利得等化器11に与えて、その出力レベルbを
制御する。
つまり、可変利得等化器11の出力すが第2のコンパレ
ータ13の持っている等化基準レベルLよりも大きい場
合には、利得制御回路14は可変利得等化器11の利得
を下げる方向に制御を行う。
そこで、利得制御回路14は今度は(ホ)に示すように
利得をそれまでの61から下げて62となるような利得
制御信号eを可変利得等化器11に与える。第2のコン
パレータ13は、利得G2で等化された可変利得等化器
11の出力を等化基準レベルLと比較してその比較結果
を(ニ)に示すように出力する。受信回路は、以上のよ
うな動作を繰返し、可変利得等化器11の出力すが第2
のコンパレータ13の持っている等化基準レベルLと等
しくなった時点で等化器の動作は終了する。
その時における再生信号は、出力すが第1のコンパレー
タ12で基準レベルと比較され、その比較結果が第1の
コンパレータ12から再生信号Cとして(ト)に示すよ
うに出力される。(へ)は等化状態を示しており、等化
制御が終了してから再生信号Cが出力されるようになっ
ている。
前述したように、受信回路は受信信号aに対して振幅の
大きい信号が等化基準レベルLになるように等化が行わ
れる。しかしながら、受信信号a中に漏話信号が存在す
ると、当該受信回路ではどの部分が本来の信号であるの
か判断がつかない。
従って、漏話信号を本来の受信信号と判断して等化器が
動作するおそれがある。また、等化器が正常に動作して
も、再生信号Cには漏話信号が送出されることがあり、
次段の回路動作に問題を起こすことがある。そこで、従
来は第2のコンパレータ13出力から先ずバーストを検
出し、漏話信号が混在した受信信号から受信信号と漏話
信号との識別を可能とするバースト識別信号を作成する
バースト識別信号作成回路を設けて、漏話信号と受信信
号との識別を行うようになっている。
第11図は従来回路の溝成例を示すブロック図である。
第9図と同一のものは、同一の符号を付して示す。図よ
り明らかなように、第2のコンパレータ13(以下単に
コンパレータ2と略す)の出力dを受けて受信信号の中
から受信信号と漏話信号との識別を行うバースト識別信
号作成回路15が付加されており、このバースト識別信
号作成回路15の出力gにより利得制御回路14を制御
するようになっている。
第12図は第11図の具体的構成例を示す図で、バース
ト識別信号作成回路15の具体的構成を示している。第
11図と同一のものは、同一の符号を付して示す。バー
スト識別信号作成回路15は、第1の禁止回路15a(
以下単に禁止回路1という)、バースト先頭受信検出回
路15b、識別信号作成回路15C1作成終了検出回路
15d及び第2の禁止回路15e(以下単に禁止回路2
という)より構成されている。
コンパレータ2の出力dは禁止回路1に入り、該禁止回
路1の出力りはバースト先頭受信検出回路15b及び識
別信号作成回路15cに入り、バースト先頭受信検出回
路15bの出力はスタート信号lとして識別信号作成回
路15cに入っている。また、識別信号作成回路15c
の出力jは禁止回路2及び作成終了検出回路15dに入
り、作成終了検出回路15dの出力には禁止回路1及び
2に入り、該禁止回路2の出力gがインヒビット信号と
して利得制御回路14に入っている。リセット信号fは
、利得制御回路14.バースト先頭受信検出回路15b
、識別信号作成回路15c及び作成終了検出回路15d
に入っている。
禁止回路1,2は入力信号を出力するか否かを制御し、
バースト先頭受信検出回路15bはバースト信号が入力
されたか否かを検出する。識別信号作成回路15cはバ
ースト先頭受信検出回路15bの出力lをスタート信号
として受けて動作を開始し、受信信号と漏話信号とを識
別するバースト信号jを作成する。作成終了検出回路1
5dは識別信号作成回路15cの出力jを監視し、バー
スト信号が作成されたか否かを検出する。
今、宅内装置に起動がかかり、回路をリセットする信号
fが人力されると、バースト先頭受信検出回路15b、
識別信号作成回路15c及び作成終了検出回路15dが
リセットされ、信号i、)。
kが“0”になり、禁止回路1では信号dが信号りとし
て出力される。また、禁止回路2では作成終了検出回路
15d出力kにより信号gが強制的に“0“になり、利
得制御回路14はその動作を停止する。こ時、利得制御
回路14からの出力eは可変利得等化器11の利得を最
大利得にセットする。
第13図は従来回路の構成例による正常動作時のタイミ
ングチャートである。可変利得等化器11が最大利得状
態の時に、該可変利得等化器11は(イ)に示すような
受信信号aを受けてその出力すは(ロ)に示すようなも
のとなる。ここで、(ロ)中に示すラインLは等化基準
レベルである。
この可変利得等化器11の出力すを等化基準レベルLで
スライスしたものが、(ハ)に示すコンパレータ2出力
dである。この時には、(イ)に示す漏話信号は可変利
得等化器11で増幅しても等化基準レベルLに達しない
ので出力dには現われない。
禁止回路1では、信号kが“0“であるため、人力信号
dをそのまま信号りとして出力している。
バースト先頭識別受信検出回路15bは、この信号りを
受けてバースト信号を受信し、(ホ)に示すように出力
信号iをそれまでの“0”から“1′に変化させる。識
別信号作成回路15cはこの信号iを受けて、禁止回路
1出力h(信号dと同じ)により(へ)に示すようなバ
ースト信号jを出力する。
作成終了検出回路15dでは識別信号作成回路15cの
出力である信号jを常時監視しており、バースト信号を
検出すると(ト)に示すように出力信号kをそれまでの
“0”から“1°に変化させる。禁止回路2では、この
信号kが12になると、バースト信号jを信号gとして
出力する。
それと同時に、信号にの反転信号により禁止回路1の出
力を禁止し、識別信号作成回路15cで作成されたバー
スト信号を保持させる。利得制御回路14は、禁止回路
2の出力gを受けて信号gが“1“の時に可変利得等化
器11の利得制御を行い、“0”の時には利得制御動作
を停止する。このようにして、可変利得等化器11出力
すが(ロ)に示すように等化基準レベルLと等しくなっ
た時点で(す)に示すように等化が終了する。
[発明が解決しようとする課題] 第12図に示す従来回路は、可変利得等化器11の出力
のうち、漏話信号の振幅は常に等化基準レベルLよりも
小さいことが前提となっている。
従って、この前提がくずれると、第12図に示す回路は
正常に動作せず、異常動作を行う。第14図は、従来回
路の構成例による異常動作時のタイミングチャートであ
る。(ロ)より明らかなように、可変利得等化器11の
出力すが、本来の受信信号のみならず、漏話信号も等化
基準レベルLを越えている。このような場合には、(ハ
)に示すようにコンパレータ2の出力dは漏話信号も含
めてスライスするため、受信信号と漏話信号との区別は
不可能となり、(へ)に示すように正確なバースト信号
jが作成されなくなる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって
、他の線への漏話の影響を排除することができる等化器
制御方式を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明方式の原理ブロック図である。
第11図と同一のものは、同一の符号を付して示す。図
において、11は受信信号を受けてその出力レベルを一
定に保持する可変利得等化器、12は該可変利得等化器
11の出力を基準レベルと比較して再生信号を得る第1
のコンパレータ(以下単にコンパレータ1という)、1
3は可変利得等化器11の出力を検出して等化基準レベ
ルして信号を判定する第2のコンパレータ(以下単にコ
ンパレータ2という)、14は該コンパレータ2の出力
を受けて前記可変利得等化器11の利得を制御する利得
制御回路、15は漏話信号が混在する受信信号から受信
信号と漏話信号との識別を可能とするバースト識別信号
を作成するバースト識別信号作成回路である。
21は受信信号aを制御信号に応じて減衰させる信号減
衰回路で、その出力gは前記可変利得等化器11に入っ
ている。22はバースト識別信号作成回路15の出力i
を受けてバースト検出時間を監視し、所定時間内にバー
スト検出できなかった時にタイムオーバ信号mを出力す
る検出時間監視回路で、その出力mは信号減衰回路21
に与えられている。バースト識別信号作成回路15の出
力gは検出時間監視回路22にリセット信号として与え
られ、バースト識別信号作成回路15の出力iは検出時
間監視回路22にスタート信号として与えられている。
[作用] 信号減衰回路21は、当初は受信信号aをそのまま信号
gとして通過させ可変利得等化器11に与える。この受
信信号gは可変利得等化器11で先ず最大利得で増幅さ
れて信号すとして出力される。この信号すは、コンパレ
ータ2により等化基準レベルしてスライスされ、その結
果dがバースト識別信号作成回路15に入る。該バース
ト識別信号作成回路15はバースト信号t、  gを出
力するが、このうち信号iが利得制御開始信号として′
検出時間監視回路22に与えられる。該検出時間監視回
路22は、この信号iをスタート信号として所定の時間
カウントを行う。
漏話信号がコンパレータ2の出力dとして出てくる異常
時には、バースト識別信号作成回路15からのリセット
信号が出力されないので、検出時間監視回路22はオー
バフローする。この時、検出時間監視回路22から出力
されるタイムオーバ信号mが信号減衰回路21に与えら
れて、人力信号を所定量だけ減衰させる。こρ減衰量は
、可変利得等化器11の出力の内、漏話信号の振幅が等
化基準レベルLを越えないように設定される。この結果
、コンパレータ2の出力dに漏話信号成分が現われなく
なり、正常動作が行われる。そして、等化制御の後、検
出時間監視回路22の動作を停止させ実際の等化動作に
移り、コンパレータ1から再生信号が得られる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第2図は本発明の一実施例を示す)R成ブロック図であ
る。第1図及び第12図と同一のものは、同一の符号を
付して示す。図において、検出時間監視回路22はバー
スト識別信号作成回路15の出力信号lをスタート信号
として受ける検出時間監視回路22aと、該検出時間監
視回路22aの出力とリセット信号を受けるオア(OR
)回路22bより構成されている。検出時間監視回路2
2aの出力がタイムオーバ信号mとなって信号減衰回路
21に入り、オア回路22bの出力f−がすセット信号
としてバースト先頭受信検出回路15b、識別信号作成
回路15c及び作成終了検出回路15dに入っている。
このように構成された回路の動作を第3図に示すタイミ
ングチャートを参照しつつ説明すれば、以下のとおりで
ある。
(ニ)に示すリセット信号fが先ず与えられて回路が初
期化される。これにより、信号減衰回路21は、当初は
制御信号mによりその動作が停止されており、(イ)に
示すような受信信号aをそのままスルーで通過させて信
号gとし、可変利得等化器11に与えている。可変利得
等化器11はこのg信号を最大利得で増幅し、その出力
すは(ロ)に示すようなものとなる。(ロ)を見ると明
らかなように、当初から漏話信号も等化基準レベルLを
越えている。従って、コンパレータ2の出力dには(ハ
)に示すように漏話信号もスライスされて出てきている
禁止回路1は当初は入力信号dをそのまま通過させて信
号りとする。バースト先頭受信検出回路15bはコンパ
レータ2の出力dを受けて(へ)に示すような信号lを
出力する。この信号lが“0”から“1”に立ち上がっ
た時点1.でタイマ動作を開始する。一方、識別信号作
成回路15Cは、この信号iと禁止回路1の出力(d信
号)を受けてバースト信号jを作成する筈であるが、受
信信号と漏話信号との識別が不可能な状態では、バース
ト信号を出力しない。従って、その出力は(ト)に示す
ように“0”のままである。
この結果、信号jを受ける作成終了検出回路15dの出
力にも(チ)に示すように“0°のままである。従って
、検出時間監視回路22aにはリセット信号が入らない
ので、そのうち該検出時間監視回路22aはタイムオー
バし、タイマ時間が経過した時刻t、において、該回路
22aの出力mは(す)に示すように“0”から“1”
に立ち上がる。この制御信号mは信号減衰回路21に入
り、該信号減衰回路21は入力信号aを減衰させた後、
信号gとして可変利得等化器11に与える。
それと同時にこの信号mはアオ回路22bを経てリセッ
ト信号としてバースト識別信号作成回路15に入り、該
回路15を初期化する。これにより、第2図に示す回路
は再度バースト信号作成動作に入る。以後の動作におい
ては、可変利得等化器11の入力には、信号減衰回路2
1によりその振幅レベルが低下させられた受信信号が入
る。従って、可変利得等化器11の出力すは(ロ)に示
すように漏話信号の振幅が等化基準レベルLを越えない
ので、第2図に示す回路は正常動作に入る。
この正常動作は、第12図、第13図について説明した
ものと全く同じであるので、その説明は省略する。
正常動作状態で(ル)に示すように等化制御が終了する
と、以後実際の信号等化動作に入り、(ヲ)に示すよう
にコンパレータ1から再生信号Cが出力される。しかも
、この再生信号には漏話信号が含まれることはない。
第4図は前述した信号減衰回路21の具体的構成例を示
す図である。抵抗Rが2個より構成された直列回路の一
方には、入力信号aが入り、他方はスイッチSWを介し
て接地されている。このスイッチSWは前記制御信号m
によりそのオンオフが制御される。2つの抵抗Rの接続
点から出力pが取り出されている。スイッチSWがオフ
の時には、出力gには入力信号aがそのまま出力され、
スイッチSWがオンになると、出力gには入力信号aが
1/2に分圧されたものが出力される。ここでの説明で
は、2個の抵抗Rの抵抗値が等しい場合を例にとったが
、これに限るものではなく、可変利得等化器11の出力
aに含まれる漏話信号の振幅レベルが等化基準レベルL
を越えないような適当な抵抗値の比率にとることができ
る。
[発明の効果] 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、バース
ト識別信号作成回路がバースト信号を検出したから所定
時間経過しても等化制御が終了しない場合には、入力信
号のレベルを下げた後、改めて等化制御を行うように構
成することにより他の線への漏話の影響を排除すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、 第3図は本発明実施例の各部の動作を示すタイミングチ
ャート、 第4図は信号減衰回路の具体的構成例を示す図、第5図
は従来システムの構成例を示す図、第6図はカッド方式
の説明図、 第7図は従来システムのデータ伝送の説明図、第8図は
従来システムの具体的構成例を示す図、第9図は受信回
路の基本的構成例を示すブロック図、 第10図は受信回路の動作を示すタイミングチャート、 第11図は従来回路の構成例を示すブロック図、第12
図は従来回路の具体的構成例を示すブロック図、 第13図は従来回路の構成例による正常動作時のタイミ
ングチャート、 第14図は従来回路の構成例による異常動作時のタイミ
ングチャートである。 第1図において、 11は可変利得等化器、 12.13はコンパレータ、 14は利得制御回路、 15はバースト識別信号作成回路、 21は信号減衰回路、 22は検出時間監視回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2線加入者線を用いてデータの送受信を行う2線式時分
    割加入者線伝送装置の線路等化器の等化器制御方式にお
    いて、 受信信号を制御信号に応じて減衰させる信号減衰回路(
    21)と、 該信号減衰回路(21)出力を受けてその出力レベルを
    一定に保持する可変利得等化器(11)と、 該可変利得等化器(11)の出力を検出して等化基準レ
    ベルで信号を判定するコンパレータ(13)と、 該コンパレータ(13)の出力を受けて前記可変利得等
    化器(11)の利得を制御する利得制御回路(14)と
    、 前記コンパレータ(13)の出力を受けて、可変利得等
    化器(11)により受信された信号の受信信号と漏話信
    号との識別を可能とするバースト識別信号を作成するバ
    ースト識別信号作成回路(15)と、 該バースト識別信号作成回路(15)の出力を受けてバ
    ースト検出時間を監視し、所定時間内にバースト検出で
    きなかった時にタイムオーバ信号を出力する検出時間監
    視回路(22)とを具備し、前記コンパレータ(13)
    が受信信号を識別してから検出時間監視回路(22)に
    より検出時間を監視し、該検出時間監視回路(22)か
    らタイムオーバ信号が出力されたらこのタイムオーバ信
    号で前記信号減衰回路(21)を動作させるように構成
    したことを特徴とする等化器制御方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012165082A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Fujitsu Ltd 通信装置および通信装置設定方法

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JP2012165082A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Fujitsu Ltd 通信装置および通信装置設定方法

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