JPH0216677Y2 - - Google Patents

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JPH0216677Y2
JPH0216677Y2 JP1984148021U JP14802184U JPH0216677Y2 JP H0216677 Y2 JPH0216677 Y2 JP H0216677Y2 JP 1984148021 U JP1984148021 U JP 1984148021U JP 14802184 U JP14802184 U JP 14802184U JP H0216677 Y2 JPH0216677 Y2 JP H0216677Y2
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JP
Japan
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frame
horizontal locking
upper frame
pair
lower frame
Prior art date
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JP1984148021U
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JPS6160858U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば自動車等の車輌に設置される座
席に適用される回転機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来例1を第11図に示す。図において1は下
枠であり頂部12に中央孔13が形成されている
基台11と、該基台11の頂部12において中央
孔13周縁にリベツト14によつて取付けられて
いるフランジ15とからなり、頂部12とフラン
ジ15との間には嵌合溝16が形成されている。
一方2は上枠であり中央孔21が形成されその周
壁22は下方に縮径するテーパー状とされ周壁2
2下縁は内側へ屈曲して嵌合鍔23が形成されて
いる。そして該嵌合鍔23を下枠1の嵌合溝16
に嵌着することによつて上枠2は下枠1に対して
回動自在に取付けられる。上枠2上には座席が設
置せられるがシートベルトの根端3は上枠2の端
縁に位置するブラケツト31に接続される。
従来例2を第12図に示す。図において上枠2
は下枠1に従来例1と同一の構成によつて回転自
在に取付けられる。そして更に上枠2のシートベ
ルト根端3接続部近傍からストライカ4が垂設さ
れ、該ストライカ4は床側に取付けられているフ
ツク5と係合する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来例1においてはシートベルト根端3に矢印
方向の引張り力が及ぼされた時、該引張り力の作
用点、即ち上枠2におけるシートベルト根端3接
続部であるブラケツト31から支点、即ち上枠2
の嵌合鍔23が下枠1の嵌合溝16に嵌着される
位置までの間にある程度の距離があるからこの間
の上枠2部分にモーメントが及ぼされ変形あるい
は破壊を生じ易い。
そこで従来例2のように引張り力の作用点近傍
でストライカ4とフツク5との係合によつて上枠
2を補強する構成が提供されている。しかしこの
ような構成ではフツク5を回動させてストライカ
4からはずすと同時に上枠2の回転がフツク5に
干渉されないようにするために座席全部を下枠1
および上枠2と共に持上げる機構が組み込まれて
おり座席の回転機構が極めて複雑になる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するための手段とし
て下枠1上面に断面コの字形の円形軌道11を取
付け、上枠2下面に断面が円形軌道11とは逆の
コの字形の円弧枠23を取付け、該上枠2の円弧
枠23を下枠1の円形軌道11に摺動自在に嵌合
することによつて下枠1上に回転自在に上枠2を
取付け、該上枠2前後縁には一対の水平係止孔2
2B,22Bを設け、後縁係止孔22B近傍にシ
ートベルト3の根端部を接続し、該下枠1には該
一対の水平係止孔22B,12Bに夫々係合すべ
くスプリング12Aによつて付勢された前後一対
の水平係止片12Bを取付け、更に該上枠2の一
対の水平係止孔22B,22B周縁には該下枠1
の一対の水平係止片12B,12Bに夫々案内す
るガイドを設けるものである。
〔作用〕
上記構成にもとずく本考案の作用は下記の通り
である。
上枠から及ぼされる重量は上枠の円弧枠を介し
て下枠の円形軌道に係止される。上枠を下枠に対
して回転させると下枠の円形軌道に対して上枠の
円弧枠が摺動し、下枠の前後一対の水平係止片が
上枠のガイドによつて押されて夫々引込む。更に
上枠を下枠に対して回転させると該下枠の一対の
水平係止片は上枠のガイドから外れてスプリング
の弾性により突出されて上枠の前後一対の水平係
止孔と夫々係合する。上枠の下枠に対する回転は
その位置で上記前後一対の水平係止孔と水平係止
片との係合により係止される。更に該水平係止孔
と水平係止片との係合は上枠に及ぼされる垂直方
向の力に拮抗する。
〔考案の効果〕
したがつて上枠は円弧枠を介して下枠の円形軌
道により安定かつガタツキなく支持され、また上
枠からの重量は円弧枠を介して下枠の円形軌道に
分散されるから構造強度は大でかつ上枠の下枠に
対する回転は円滑であり、また該上枠の一対の水
平係止孔と下枠の一対の水平係止片との係合によ
つて上枠の下枠に対する回転が強力に係合される
ばかりでなく、シートベルトに引張り力が及ぼさ
れた場合においても該水平係止孔と該水平係止片
との係合は上枠に及ぼされる該引張り力に拮抗
し、補強部材を別に取付ける必要なく上枠の変形
や破壊を確実に防止する。
〔実施例〕
第1図〜第7図には本考案の第1実施例が示さ
れる。図において1は下枠であり中央梁1A,側
梁1B,1Cを有し、上面には断面が外側に開く
コの字形状をしている円形軌道11が取付けら
れ、中央梁1A上面前後端部にはブラケツト1
2,12が取付けられ、該ブラケツト12,12
にはスプリング12Aによつて外側へ付勢されて
いる水平係止片12Bの一対が水平方向で摺動自
在に支持されており、該水平係止片12Bの上面
からは案内棒12Cが立設されている。中央梁1
Aの中央にはアーム13が回転自在に取付けら
れ、該アーム13の両端部は連結杆13Aを介し
て該水平係止片12Bの根端部に夫々連結せら
れ、更にアーム13から下腕13Bが垂下され、
該下腕13Bは連結杆13Cを介して下枠1に回
動自在に取付けられ先端にハンドル14Aを有す
る回転軸14のアーム14Bに連絡せられてい
る。一方2は上枠であり梁2A,2Bが差渡され
該梁2A,2Bの上面前後端部には座席取付けの
ためのブラケツト21,21が取付けられ、下面
前後端部には断面コの字形状の横枠22,22の
一対が取付けられ、更に梁2A,2Bの下面には
断面が下枠1の円形軌道11とは逆の内側に開く
コの字形状をしている円弧枠23,23の一対が
取付けられている。該一対の横枠22,22の上
縁はガイド縁22A,22Aとなり上面中央部2
2Cは下方に屈曲して水平係止孔22B,22B
が夫々設けられている(第3図参照)。そして上
枠2は円弧枠23,23を下枠1の円形軌道11
に摺動自在に嵌合することによつて下枠1に対し
て回転自在に取付けられる。更に上枠2には該一
対の横枠22,22の水平係止孔22B,22B
のうち後縁の水平係止孔22Bの略直上にブラケ
ツト31を介してシートベルト3の根端部が接続
する。
上記構成において上枠2からの重量は円弧枠2
3,23を介して下枠1の円形軌道11に受止さ
れ分散される。上枠2を下枠1に対して回転させ
ると該回転は上枠2の円弧枠23,23が下枠1
の円形軌道11を摺動することによつて円滑に案
内される。上記のように上枠2を下枠1に対して
回転させて行くと上枠2の該一対の横枠22のガ
イド縁22Aが下枠1の一対の水平係止片12B
の案内棒12Cに夫々当接してスプリング12A
の弾性に抗らつて該一対の水平係止片12Bを
夫々押し込む(第4図および第5図参照)。更に
上枠2を下枠1に対して回転させて該一対の水平
係止片12Bの案内棒12Cが横枠22の中央部
22Cに至るとスプリング12Aの弾性により該
一対の水平係止片12Bが夫々突出されて該一対
の横枠22の水平係止孔22Bに夫々係合する
(第6図参照)。このようにして上枠2の下枠1に
対する回転は前後一対の水平係止片12Bと水平
係止孔22Bとの係合によつて係止されるが、同
時に該係合は上枠2のブラケツト31を介するシ
ートベルト3の引張り力にも拮抗する。上枠2を
下枠1に対して再び回転させる場合にはハンドル
14Aによつて回転軸14を回転させてアーム1
4Bを介して連結杆13Cを第7図矢印方向に引
張りアーム13を第6図矢印方向に回動させる。
このようにして連結杆13Aを介して該一対の水
平係止片12Bをスプリング12Aの弾性に抗ら
つて引込めれば該一対の水平係止片12Bと該一
対の水平係止孔22Bとの係合が解除されて上枠
2が下枠1に対して回転可能になる。
第8図〜第10図には本考案の第2実施例が示
される。本実施例の場合には水平係止孔22Bの
両側には弓状のガイド22A′,22A′が取付け
られており、水平係止片12Bの案内棒12Cは
該ガイド22A′,22A′に案内される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本考案の第1実施例を示すも
のであり、第1図は分解斜視図、第2図は第1図
におけるA−A断面図、第3図は第1図における
B−B断面図、第4図は中央梁の後半部平面図、
第5図はガイド縁によつて水平係止片が押込まれ
る状態の説明図、第6図は係止状態の説明図、第
7図は第1図におけるC−C断面図、第8図〜第
10図は本考案の第2実施例を示すものであり、
第8図は中央梁の後半部平面図、第9図はガイド
によつて水平係止片が押込まれる状態の説明図、
第10図は係止状態の説明図、第11図は従来例
1の側断面図、第12図は従来例2の側断面図で
ある。 図中、1……下枠、2……上枠、12A……ス
プリング、12B……水平係止片、22A……ガ
イド縁、22A′……ガイド、22B……水平係
止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下枠上面に断面コの字形の円形軌道を取付け、
    上枠下面に断面が円形軌道とは逆のコの字形の円
    弧枠を取付け、該上枠の円弧枠を下枠の円形軌道
    に摺動自在に嵌合することによつて下枠上に回転
    自在に上枠を取付け、該上枠前後縁には一対の水
    平係止孔を設け、後縁の水平係止孔近傍にシート
    ベルトの根端部を接続し、該下枠には該一対の水
    平係止孔に夫々係合すべくスプリングによつて付
    勢された前後一対の水平係止片を取付け、更に該
    上枠の一対の水平係止孔周縁には該下枠の一対の
    水平係止片を夫々案内するガイドを設けたことを
    特徴とする座席の回転機構。
JP1984148021U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0216677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984148021U JPH0216677Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JP1984148021U JPH0216677Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6160858U JPS6160858U (ja) 1986-04-24
JPH0216677Y2 true JPH0216677Y2 (ja) 1990-05-09

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ID=30706242

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JP1984148021U Expired JPH0216677Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58107935U (ja) * 1982-01-18 1983-07-22 日本発条株式会社 回転座席

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JPS6160858U (ja) 1986-04-24

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