JPS59195426A

JPS59195426A - シ−ト回転装置

Info

Publication number: JPS59195426A
Application number: JP58071160A
Authority: JP
Inventors: Tetsuji Mori; 哲司森; Akihiko Yashiro; 八代　昭彦
Original assignee: Shiroki Kinzoku Kogyo KK
Current assignee: Shiroki Corp
Priority date: 1983-04-22
Filing date: 1983-04-22
Publication date: 1984-11-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、車両、特に乗用車の前席のシートの回転装置
に関する。

この種のシート回転装置は、乗負、特に老人や障害者の
乗降性を向上させることを目的に従来各種提案されてい
るが、従来品は車両床面側に固定されるロワブラケット
と、シート側に固定されるア７　／Ｓブラケット間に構
成する回転部分の強度を保持する必要上、構造が複雑と
なって回転がスト−ズでなかったり、重量が大となると
いう問題点があった。

本発明は、軽φかっ簡易な構成でスムーズな回転か得ら
れ、しかもアッパブラケットとロワブラケット間に働く
剥離力に対して十分な強度を持たせることのできるシー
ト回転装置を目的になされたもので、アッパブラケット
とロワブラケット間の回転中心と、回動ガイドとを別の
部分に設けるという発想に基づき、アッパブラケットに
、ロワブラケットとの間の回転枢軸を支持する支持アー
ムと、アシバブラケントの回動範囲に対応する、１−記
回転枢軸を中心とする内周弧状部とを連設し２．１−記
ロワブラケットにほこの内周弧状部を回動ｒＩｆ能に案
内する回動カイト手段を設けたことを特徴としている。

以下乗用車の運転席に適用した図示実施例について本発
明を説明する。この実施例の装置は、ロワブラケ・ント
１１をフロア取イ＋１ブラケット１２を介して直接重両
床面に固定し、アシバブラケント１３をシートトラック
１４およびレール取イ＝１ブラケン）１５を介してシー
）１６に固定するタイプであり、シート１６はシートト
ラック１４を介して前後に位置調節でき、かつ本シート
回転装置により前方位置（運転位置）と側方位置に回転
できる。

ロワブラケットｌｌは内周部が開放されている内周弧状
部１７と、この内周弧状部１７の前方側端部から後方に
連設した支持アーム１８を有していて、両者の間の中央
部が開放されてい、る。ロワブラケットｌｌとアッパブ
ラケッ）１３間の回転枢軸２０の位置は、乗員の乗降性
あるいは中白の干渉物の位置を考慮してシー）１６の中
心より外側に偏心させたもので、この支持アーム１８の
後端部の支持孔１９に支持されており、内周弧状部１７
は、この回転枢軸２０を中心とする、前方から側方にか
けての約四分の一円弧状をなしている。

この内周弧状部１７の周縁上には、合成樹脂からなるカ
イト部材２１が固定ブラケット２２を介して固定されて
いる。２３は固定用のカシメピン、２４．２５はそれぞ
れロヮブラヶッ）１１および１古１定ブラケツト２２に
穿設した、上記カシメピン２３を挿入する固定孔である
。

ガイド部材２１は回転枢軸２ｏを中心とする円弧状を成
しており、その上下方向の中央部には、外側が開放され
た略コ字状断面の摺動ガイド面２６が形成されている。

この摺動カイト面２６には摩擦抵抗を減らすために四部
２７が形成されている。またこのカイト部材２１にはそ
の上面および上面に位置決め用の突起２８．２９が形成
され、他方固定ブラケット２２およびロヮブラヶッ）１
１には、この位置決め突起２８．２９を嵌入させる位置
決め孔３１．３２が穿設されていて、これらの嵌合状態
でガイド部材２１が回転枢軸２ｏを中心とする略四分の
〜円弧を描くようにされている。

一］−記アツバブラケット１３はロヮブラヶッ）１１と
似た形状をしている。すなわち前方から側方に至る略四
分の一円弧の内周弧状部３３と、この内周弧状部３３の
前端部から後方に連設した支持アーム３４を有し、中央
部が同様に開放されている。そしてこの内周弧状部３３
の側部後端と、支持アーム３４の後端との間は、両者の
間に溶接固定した強化バー３５によって接続され、この
強化パー３５の支持アーム３４側の端部に上記回転枢軸
２０の支持孔３６が穿設されていて１間接的に支持アー
ム３４により回転枢軸２０が支持されている。

内周弧状部３３は上記カイト部材２１の摺動ガイド面２
６に嵌入支持されるもので、摺動カイト面２６と同じく
回転枢軸２０を中心とする正しい円弧をなしている。ガ
イド部材２１はその摺動ガイド面２６に内周弧状部３３
を嵌入させた状態で、上記位置決め突起２８．２９およ
び位置決め孔３１．３２によりロワブラケットｌｌ上に
位置決めされ、固定ブラケット２２およびカシメピン２
３によりロワブラケットｌｌ上に固定される。

４０はロング機構である。このロック機構４０はアッパ
ブラケット１３の前端部に固定したブラケ、ト４ｔに操
作ロッド４２を回動可能に支持し、この操作ロッド４２
に回転できないように口・ンクプレート４３を嵌め、ば
ね４４によりこの口・ンクプレート４３を下方に回動付
勢する一方、ロワブラケッ）１１の前端部に、アッパブ
ラケツ）１３が止しく１１ｊ方を向いているときこのロ
ックプレート４３と係合するロック溝４５を設けてなっ
ている。ロック溝４５の一側には、アンパブラケット１
３を側方に回動させた！＆運転位置に復帰させたとき、
ロックプレート４３と係合してこれを−に記復帰力によ
りアンロック方向に回動させるがイド面４６が形成され
ている。

またアンパブラケット１３には回動範囲規制ピン４７が
突設され、ロワブラケ、）１１にはこの回動範囲規制ピ
ン４７と当接係合する回動範囲規制部材４８．４９が固
定されている。４８ａ、４９ｂはそれぞれ」二足ピン４
７と当接するＵ字状の係合凹部である。第２図に実線で
示すように回動範囲規制部材４８が回動範囲規制ピン４
７に当接するときが、アッパブラケッ）１３が運転位置
にあるときであり、同図に鎖線で示すように回動範囲規
制部材４９が回動範囲規制ピン４７に当接するときがア
ッパブラケット１３が側方に向いたときである。上記内
周弧状部１７、ガイド部材２１および内周弧状部３３の
弧状部の長さは、アッパブラケット１３の回動範囲に対
応している。なお図中５０はシートベルトを装着するた
めのシートベルトアンカ、５１．５２はアンバプラケン
ト１３の復帰位置を重ねて規制する規制ピンと規制部材
である。

上記構成の本シート回転装置はしたがって、ロック機構
４０のロックプレート４３が、正しくロワブラケッ）１
１のロック溝４５に嵌入している状態ではアッパブラケ
ッ（・１３が運転位置にロックされている。乗降時にア
ッパブラケッ）１３を側方に回動させる際には、操作ロ
ッド４２によりロックプレート４３を回動させて口・ア
ク溝４５から離脱させ、その状態でアッパブラケット１
３に回動力を加えればよい。アンバブラケント１３は回
転枢軸２０を中心に、ガイド部材２１によりその内周弧
状部３３をカイトされながら回動する。そしてその側方
への回動端は、上記のようにアンパブラケット１３に固
定した回動範囲規制ピン４７が、ロワブラケット１１に
固定した回動範囲規制部材４９に当接する位置で規制さ
れる。運転位置に復帰させるには、アッパブラケット１
３をその方向に回動させればよい。運転位置への復帰端
は回動範囲規制ピン４７と回動範囲規制部材４８、およ
び規制ピン５１と規制部材５２が規制し、かつ復帰端に
達する直前において、ロング機構４０のロックプレート
４３はロワブラケットｌｌのガイド面４６に当接してア
ンロック方向に回動し、ロングプレート４３とロンク溝
４５の位置が合致するとばね４４の力によりロックプレ
ート４３がロック溝４５内に嵌まって再びアッパブラケ
ッ）！３を運転位置にロックする。

そして本発明では、」二足アッパブラケット１３の回動
は、回転枢軸２０を中心にして行なわれるが、その同動
カイトは回転枢軸２０を中心とする弾状のガイド部材２
１と内周弾状部３３の係合によってなされるため、カイ
ト機構を含む回転機構の構成が単純化ｙれるとともに、
ロワブラケ・ント１１とアッパブラケッ）１３間にｆ＠
＜剥離力に対して十分な強度を持たせることができる。

またアッパブラケット１３は支持アーム３４と内周弧状
部３３を有して中央部が開放されているため、重量を軽
減する上でも効果がある。さらにガイド部材２１は摩擦
係数の低い合成樹脂材料から構成することにより、回動
をよりスムーズにすることができる。凹部２７は前述の
ように摩擦抵抗をさらに減じるために効果的である。

なお上記実施例では、ロワブラケット１１についてもア
ッパブラケッ）１３と同様に支持アーム１８と内周弧状
部１７を有する、中央部が開放された形状としており、
このため重着をさらに軽減する上で効果があるが、ロワ
ブラケ、）１１については必ずしも上記形状にこだわる
必要はない−。

以にのように本発明のシート回転装置は、シート側に固
定されるアッパブラケットが、市両床面倒に固定される
ロワブラケットとの回転枢軸を支持する支持アームと、
内周弧状部とを有して中央部が開放されていることから
重量を軽減する上で右利であり、ロワブラケットも同様
の形状とすることによりさらに重量の軽減が図れる。ま
たアッパブラケットの回動は、回転枢軸を中心として、
Ｉ−記内周弧状部およびロワブラケットのガイド手段に
よってなされ、回転中心と回動ガイド手段が別に設けら
れているため、簡単な構造でスムーズが回動が得られ、
またアッパブラヶ−／　トとロワブラケット間に働く剥
離力に対して十分な強度を持たせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート回転装置の実施例を示す正
面図、第２図は同シートおよびシートトラックを除いて
描いた千面搦、第３図は第２図の■−ｍ線に沿う断面図
、第４図は同分解劇視図で１１・・・ロワブラケット、
１３・・・アッパブラケット、１６・・・シート、１７
・・・内周弧状部、１８・・・支持アーム、２０・・・
回転枢軸、２１・・・ガイド部材、２２・・・固定ブラ
ケット、２３・・・カシメピン、２６・・・摺動ガイド
面、３３・・・内周弧状部、３４・・・支持アーム、４
０・・・ロック機構、４２・・・操作ロッド。４３・・・ロックプレート、４５・・・ロック溝、４７
　・・・回動範囲規制ピン、４８．４９・・・回動範囲
規制部材。特許出願人　白木金属工業株式会社同代理人　　　三　浦　邦　夫

Claims

【特許請求の範囲】（１）１１１両床面側に固定されるロワブラケット上に
、シート側に固定されるアッパブラケットを回転Ｉｉｆ
能に支持したシート回転装置において、上記アッパブラ
ケットに、上記ロワブラケットとの間の回転部←；１を
支持する支持アームと、上記アッパブラケットの回動範
囲に対応する、上記回転枢軸を中心とする内周弧状部と
を連設し、上記ロワブラケットにはこの内周弧状部を回
動可能に案内する自動ガイド手段を設けたことを特徴と
するシートの回転装置。（２、特許請求の範囲第１項において、回動ガイド手段
は、断面が外方に向いた略コ字状で、円弧状の摺動ガイ
ド面を有する合成樹脂製ガイド部材と、このガ、イド部
材をロワブラケットに固定する固定ブラケットとから構
成され、上記ガイド部材の摺動ガイド面に、アッパブラ
ケットの内周弧状部が移動Ｆ１ｆ能に嵌入されているシ
ートの回転装置。（３）特許請求の範囲第１項または第２項において、ア
ッパブラケットには回動範囲規制ピンが突設され、ロワ
ブラケットにはこの回動範囲規制ビンと当接してアッパ
ブラケットの両回切端を規制する一対の規制部材が設け
られているシートの回転装置。（４）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか−
において、ロワブラケットは、アッパブラケットと同様
に回転枢軸を支持する支持アームと、上記ガイド手段を
支持する内周弧状部を有しているシートの回転装置。