JPH02166660A - 光ディスクライブラリイ装置の補正制御方式 - Google Patents

光ディスクライブラリイ装置の補正制御方式

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JPH02166660A
JPH02166660A JP32095888A JP32095888A JPH02166660A JP H02166660 A JPH02166660 A JP H02166660A JP 32095888 A JP32095888 A JP 32095888A JP 32095888 A JP32095888 A JP 32095888A JP H02166660 A JPH02166660 A JP H02166660A
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JP
Japan
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memory
signal
optical disk
track
servo
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JP32095888A
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English (en)
Inventor
Shigeyoshi Tanaka
田中 繁良
Shigetomo Yanagi
茂知 柳
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 (概要 産業上の利用分野 従来の技術(第10図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a)  光ディスクライブラリィ装置の説明(第2図
、第3図) (bl  一実施例全体構成の説明(第4図)(C) 
 波形記憶部の説明(第5図、第6図)(d)  一実
施例の動作の説明 (第7図、第8図、第9図) tel  他の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 複数の光ディスク媒体を光学ヘッドでアクセスして、光
ディスク媒体のり一ド/ライトを行う光ディスクライブ
ラリィ装置において、光ディスク媒体から測定した調整
値により光学ヘッドの光ビームの補正制御を行う補正制
御方式に関し、−度光ディスク媒体の調整、測定を行っ
た後は、以降アクセス毎の調整、測定を省き、高速アク
セスを実現することを目的とし、 複数の光ディスク媒体と、該複数の光ディスク媒体の各
々にアクセスできる光学ヘッドと、該光学ヘッドの光ビ
ームの位置の制御を行う制御部とを有する光ディスクラ
イブラリィ装置において、該複数の光ディスク媒体毎の
調整情報を格納するメモリを設け、該制御部が、該光デ
ィスク媒体の最初のアクセス時に該光ディスク媒体の調
整情報を測定して、該メモリに格納しておき、該光ディ
スク媒体をアクセスする際に、該メモリの対応する調整
情報を用いて補正制御する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の光ディスク媒体を光学ヘッドでアクセ
スして、光ディスク媒体のり−ド/ライトを行う光ディ
スクライブラリィ装置において、光ディスク媒体から測
定した調整値により光学ヘッドの光ビームの補正制御を
行う補正制御方式に関する。
光磁気ディスク及び追記型光ディスク等の光ディスクは
、光ビームでリード/ライトでき、トラック間隔をミク
ロン単位で設定できるため、大容量記憶装置として広く
利用されている。
近年、複数の光ディスクを収容した光ディスクライブラ
リィ装置が提供されている。
光ディスク装置は、光ビームの光ディスク媒体へのフォ
ーカス位置の調整や、偏心によるトラック横断方向の偏
心調整を行う必要がある。
このため、光ディスクライブラリィ装置においても、係
る調整が簡単に済む技術の開発が求められている。
〔従来の技術〕
第1O図は従来技術の説明図である。
光ディスク装置は第10図(A)に示す如く、モータ1
0によって回転軸を中心に回転する光ディスクlに対し
、光学ヘッド2が光ディスク1の半径方向にヘッド移動
モータ6によって移動位置決めされ、光学ヘッド2によ
る光ディスクlへのリード(再生)/ライト(記録)が
行われる。
一方、光学ヘッド2は、光源である半導体レーザ24の
発光光をレンズ25a、偏光ビームスプリッタ23を介
し対物レンズ20に導き、対物レンズ20でビームスポ
ット(スポット光)BSに絞り込んで光ディスク1に照
射し、光ディスク1からの反射光を対物レンズ20を介
し偏光ビームスプリッタ23よりレンズ25bを介し4
分割受光器26に入射するように構成されている。
このような光ディスク装置においては、光ディスク1の
半径方向に数ミクロン間隔で多数のトランク又はピット
が形成されており、若干の偏心によってもトラックの位
置ずれが大きく、又光ディスフ1のうねりによってビー
ムスボ・ノドの焦点位置ずれが生じ、これらの位置ずれ
に1ミクロン以下のビームスポットを追従させる必要が
ある。
このため、光学ヘッド2の対物レンズ20を図の上下方
向に移動して焦点位置を変更するフォーカスアクチュエ
ータ(フォーカスコイル)22と、対物レンズ20を図
の左右方向に移動して照射位置をトランク方向に変更す
るトラックアクチュエータ(トランクコイル)21が設
けられている。
又、これに対応して、受光器26の受光信号からフォー
カスエラー信号FESを発生し、フォーカスアクチュエ
ータ22を駆動するフォーカスサーボ制御部4と、受光
器26の受光信号からトラックエラー信号TBSを発生
し、トラックアクチュエータ21を駆動するトラックサ
ーボ制御部3が設けられている。
ところで、光ディスク1の焦点位置は一定でないため、
予しめ最適フォーカス位置を光学へノド2の受光信号か
ら測定して、制御部5のオフセットメモリ5aに格納し
、フォーカスサーボ制御部4にフォーカスオフセット値
を設定しておくことが行われている。
この最適フォーカス位置に調整する方法として、例えば
特許出願昭61年53241号明細書(昭和61年3月
1)日出願)等が知られている。
又、トランクサーボ制御は、粗アクセス機構であるモー
タ6で光学ヘッド2を移動し、光ビームを目的のトラッ
クの近傍(約100)ランク以内)に位置決めした後に
、トラックサーボ制御をオンとして、正確な位置決めを
行う。
従って、モータ6での粗アクセス時にトランクサーボ制
御をオフとしており、粗アクセスの終了後、トランクサ
ーボ制御をオンとすることから、光ディスク1の偏心が
多いと、トラックサーボ引込み開始時にトランク横断速
度が大で、開始から終了までの時間(引込み時間)が長
くなり、アクセス速度が低下する。
このため、偏心メモリ7を設け、予じめトラックの位置
変動を光学ヘッド2で測定し、偏心メモリ7に格納して
おき、アクセス動作時に偏心メモリ7の偏心補正情報で
光ビームを偏心追従移動させる偏心補正制御が行われて
いる。
例えば、雑誌「日経メカニカルJ 1987年7月13
日号の第73頁乃至第74頁に示されている。
このような偏心補正制御をすると、光ビームを偏心追従
移動させて、トラック横断速度が追従精度に低下してか
ら、トラックサーボ制御が開始でき、トラック引込み時
間を大幅に短縮できる。
ところで、光ディスクライブラリィ装置は、第10図(
B)に示すように、複数の光ディスクla〜1mがスピ
ンドルモータ10によって回転され、光学ヘッド2が所
望の光ディスクl a−1mにアクセスできるよう構成
されている。
従来の光ディスクライブラリィ装置では、光ディスク毎
にオフセット値、偏心補正量が異なるため、アクセスす
べき光ディスク媒体1a〜1mが変わる毎に、上述のフ
ォーカスオフセット値の調整、偏心補正量の測定を行っ
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来技術では、アクセスすべき光ディス
ク媒体1 a −1mを変える毎に調整や測定が必要で
あるため、高速アクセスの妨げとなるという問題が生じ
ていた。
従って、本発明は、−度光ディスク媒体の調整、測定を
行った後は、以降アクセス毎の調整、測定を省き、高速
アクセスの実現できる光ディスクライブラリィ装置の補
正制御方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図である。
本発明は、第1図に示すように、複数の光ディスク媒体
1a〜1mと、該複数の光ディスク媒体1a〜1mの各
々にアクセスできる光学ヘッド2と、該光学ヘッド2の
光ビームの位置の制御を行う制御部3.4.5とを有す
る光ディスクライブラリィ装置において、該複数の光デ
ィスク媒体1a−1m毎の調整情報を格納するメモリ5
a、7を設け、該制御部3.4.5が、該光ディスク媒
体1a〜1mの最初のアクセス時に該光ディスク媒体1
 a −1mの調整情報を測定して、該メモリ5a、7
に格納しておき、該光ディスク媒体1a〜1mをアクセ
スする際に、該メモリ5a17の対応する調整情報を用
いて補正制御するものである。
〔作用〕
本発明では、各光ディスク1a〜1m毎の調整情報を格
納するメモリ5a、7を設け、最初のアクセス時に調整
情報を測定し、格納しておくので、2度目以降のアクセ
ス時にメモリ5a、7の調整情報を利用できる。
従って、2度目以降のアクセス時には、調整情報の測定
が必要ないので、高速アクセスを実現できる。
〔実施例〕
(al  光ディスクライブラリィ装置の説明第2図は
本発明の一実施例光ディスクライブラリィ装置の構成図
である。
第2図に示すように、装置中央にスピンドルモータ10
の軸に8枚の光磁気ディスク1a〜1mが固定され、そ
の両側に光学ヘッド2が設けられている。
光学ヘッド2は、キャリッジ60上を移動モータ6によ
って、光磁気ディスクla〜1mの半径方向、図の矢印
A方向に移動可能である。
又、光学ヘッド2を搭載したキャリッジ60は、モータ
61によって、光磁気ディスクla〜1mの軸方向、図
の矢印B方向に移動可能である。
従って、光学ヘッド2は、モータ61によるキャリッジ
60の移動によって、各光磁気ディスク1a〜1mの各
々にアクセス可能である。
第3図は第2図構成の光学ヘッドの構成図である。
第3図(A)において、半導体レーザ24の光は、コリ
メータレンズ25aで平行光とされ、ビームスプリッタ
23に入射し、対物レンズ20に入射し、ビームスポッ
トBSに絞り込まれる。光ディスク1からの反射光は対
物レンズ20.偏光ビームスプリフタ23に入射し、集
光レンズ25bより4分vl受光器26に入射する。
対物レンズ20は、回転軸28aを中心に回転可能なア
クチュエータ本体28の一端に設けられており、他端に
固定スリンl−28bが設けられている。
アクチュエータ本体28には、コイル部28cが設けら
れ、コイル部28cの周囲にフォーカスコイル22が、
側面に渦巻形状のトランクコイル21が設けられており
、コイル部28cの周囲に磁石28dが設けられている
従って、フォーカスコイル22に電流を流すと、対物レ
ンズ20を搭載したアクチュエータ28はボイスコイル
モータと同様図のX軸方向に上又は下に移動し、これに
よってフォーカス位置を変化でき、トラックコイル21
に電流を流すと、アクチュエータ28は回転軸28aを
中心にα方向に回転し、これによってトランク方向の位
置を変化できる。
アクチュエータ28の端部に設けられた固定スリット2
8dに対しては、位置センサ27.29が設けられてお
り、第3図(B)、(C)に示す如(位置センサ27.
29は、発光部27と4分割受光器29の各受光器29
a〜29dが固定スリット28bを介して対向するよう
に設けられている。
固定スリット28bには窓Wが設けられており、発光部
27の光は窓Wを介して4分割受光器29a〜29dに
受光される。
このため、第3図(C)に示すようにアクチュエータ2
8のα、X方向の移動量に応じて4分割受光器293〜
29dの受光分布が変化する。従って、フォーカス、ト
ラックサーボと同様、受光器293〜29dの出力A、
B、CSDから、トラック方向のポジション信号TPS
、フォーカス方向のポジション信号FPSが次のように
求められる。
TPS=  (A+C)−(B+D) FPS=  (A+B)−(C+D) このポジシッフ18号TPS、FPSは、第3図(C)
のように中心位置Cからのずれに対し、中心位置で零と
なるSの字状の信号となり、この信号を用いて中心位置
方向への電気的バネ力を付与できる。
(b)  一実施例全体構成の説明 第2図は本発明の一実施例ブロック図である。
図中、第1図、第3図、第10図で示したものと同一の
ものは同一の記号で示しである。
5は前述の主制御部であり、マイクロプロセッサで構成
され、メモリとして、フォーカスオフセットメモリ5a
と、偏心測定フラグメモリ5bを有し、フォーカスサー
ボ制御部4に、フォーカスサーボオン信号FSV、オフ
セットレベルOFSを出力し、トラックサーボ制御部3
にトラックサーボオン信号TSV、ロックオン信号LK
Sを出力し、測定トラックエラー信号TBS、全信号D
CSを受け、更に波形記憶部7に記憶/再生モード信号
WRM、偏心オン信号1(ES、書込み制御信号DWS
、振動データVSS、媒体番号diskNo、を出力し
、第7図のアクセス処理及び第8図のフォーカスオフセ
ット調整処理を実行するものである。
フォーカスオフセットメモリ5aは、各光磁気ディスク
媒体番号0−mに対応するシーク時とリード/ライト時
のフォーカスオフセットレベルを格納し、偏心測定フラ
グメモリ5bは、各光磁気ディスク媒体番号0〜mに対
応して偏心補正測定したか否かのフラグを格納する。
7aは偏心スイッチであり、制御部(以下MPUという
)5の偏心オン信号HF Sによってオンとなり、波形
記憶部(偏心メモリ)7の再生偏心信号又は振動信号を
トラックサーボ制御部3へ出力するものである。
8はTP作成回路であり、位置センサ29の4分割受光
器29a〜29dの出力A−Dからトラックポジション
信号TPSを作成するものである。
30はTBS作成回路であり、4分割受光器263〜2
6dの受光信号(サーボ出力)SVa〜SVdからトラ
ックエラー信号TBSを作成するもの、31は全信号作
成回路であり、サーボ出力S V a −S V dを
加え合わせ全反射レベルである全信号DSCを作成する
もの、32はAGC(Automatic Ga1n 
Control)回路であり、トラックエラー信号TB
Sを全信号(全反射レベル)DC3で割り、全反射レベ
ルを参照値としたAGCを行うものであり、照射ビーム
強度や反射率の変動補正をするものである。
33aは包路線検波回路であり、トラ・7ク工ラー信号
TESの包絡vA検波を行うもの、33bはA/D (
アナログ/デジタル)コンバータであり、包絡線検波さ
れたトラックエラー信号TESの振幅をアナログ/デジ
タル変換し、MPU5へ出力するもの、34はA/Dコ
ンバータであり、全信号DO3をアロログ/デジタル変
換し、MPU5へ出力するものである。
35は位相補償回路であり、ゲインを与えられたトラッ
クエラー信号TBSを微分し、トラ・ツクエラー信号T
ESの比例骨と加え、高域の位相を進ませるもの、36
はサーボスイッチであり、MPU5のトラックサーボオ
ン信号TSVのオンで閉じ、サーボループを閉じ、オフ
で開き、サーボループを開くものである。
37は位置信号作成回路であり、TP作成回路8のトラ
ックポジション信号TPSに応じて、トラック方向の復
帰力を発生する復帰信号RPSを作成するもの、38は
ロックオンスイッチであり、MPU5のロックオン信号
LKSのオンで閉じ、サーボループに復帰信号RPS@
導き、オフで開き、復帰信号RPSのサーボループへの
導入をカットするもの、39aは反転アンプであり、サ
ーボスイッチ36とロックオンスイッチ38の出力とを
加えたものから偏心スイッチ7aの出力を差し引いて反
転するもの、39はパワーアンプであり、反転アンプ3
9aの出力を増幅してトラック駆動電流TDVをトラッ
クアクチュエータ21に与えるものである。
40はFES作成回路であり、4分割受光器26の各受
光部26a〜26dの受光出力SVa〜SVdからフォ
ーカスエラー信号FESを(SVa+5Vc)   (
SVb+5Vd)の演算で作成するもの、42はA G
 C(Automatic Ga1n Control
)回路であり、フォーカスエラー信号FESを全信号作
成回路31からの全信号(全反射レベル)DSCで割り
、全反射レベルを参照値としたAGCを行うものであり
、照射ビーム強度や反射率の変動補正をするものである
44は位相補償回路であり、ゲインを与えられたフォー
カスエラー信号FESを微分し、フォーカスエラー信号
FESの比例骨と加え、高域の位相を進ませるものであ
る。
45はサーボスイッチであり、MPU5のフォーカスサ
ーボオン信号FSVのオンで閉じ、サーボループを閉じ
、オフで開き、サーボループを開くもの、46はフォー
カスオフセット付与回路であり、フォーカスオフセット
レベルがMPU5から与えられ、入力に加えるもの、4
7はパワーアンプであり、フォーカスオフセット付与回
路46の出力を増幅してフォーカス駆動電流TDVをフ
ォーカスアクチュエータ22に与えるものである。
従って、フォーカスオフセット調整のため、全信号DC
3とトランクエラー信号TBSの測定用に、トラックサ
ーボ制御部3にはA/Dコンバータ341.包絡線検波
回路33a、A/Dコンバータ33bが設けられている
又、フォーカスサーボ制御部4には、オフセットレベル
の変化のためオフセット付与回路46が設けられている
更に、偏心補正制御のため、各光磁気ディスク媒体1a
−1nの偏心情報を格納する波形記憶部7と偏心スイッ
チ7aが設けられ、波形記憶部7にMPU5から振動情
報VSSが書込まれる。
又、各光磁気ディスク媒体1a〜1mのフォーカスオフ
セット値の格納のためのフォーカスオフセットメモリ5
aと、偏心測定確認用のフラグを格納する偏心測定フラ
グメモリ5bを設けている。
(C)  波形記憶部の説明 第5図は本発明の一実施例波形記憶部の構成図、第6図
は本発明の一実施例波形記憶部の動作説明図である。
第5図中、第1図、第4図、第1O図で示したものと同
一のものは同一の記号で示してあり、70はメモリであ
り、ライトイネーブル信号WEで入力端子DINのデー
タが書込まれ、出力端子DOより出力データを発生する
ものであり、例え4128キロビツトのRAM (ラン
ダムアクセスメモリ)で構成されるもの、73はアドレ
ス生成部であり、128キロビツトのメモリ70に対し
、14ビツトのアドレスAO〜A13を与えるものであ
り、アドレスクロックACLを入力クロックとし、14
ビツトのアドレスAO〜A13を発生するアドレスカウ
ンタ73aを有している。
尚、メモリ70には、3ビツトの媒体番号disk N
o、がMPU5から与えられ、対応する偏心情報エリア
を指定する。
74はフィルタ部であり、メモリ70の出力データDO
を積分して高周波成分を落として再生信号TPS’を出
力するものであり、ドライバDVと、積分器を構成する
抵抗r1とコンデンサCと、出力抵抗r2と、アンプA
MPとを含み、メモリ70の出力データDoに対し、D
O=”l”なら<5+A)VSDO=″O″″なら(5
−A)V(Aはr2とr3から決まる。)を発生し、積
分動作によって高周波成分を落として出力し、MPU5
からのライト制御信号DWSによって、入力がロー(“
O”)クリップされるものである。
75は比較アンプであり、位置センサ29のトラックポ
ジション信号TPSと、フィルタ部74の再生信号TP
S’を比較し、比較出力(TPS≧TPS’ならハイイ
ンピーダンス、TPS<TPS′ならθ″)をメモリ7
0の入力端子DINへ出力する。
76はクロック発生部であり、水晶発振器を有し、第6
図に示すクロックCLを発生するもの、77はメモリ制
御部であり、クロックCLからアドレスカウントクロッ
クACLを発生し、且つMPU5からのモード信号WR
Mに応じて、チップセレクト信号C8又はライトイネー
ブル信号WEを発生するものである。
メモリ制御部77は、クロックCLを計数する5進カウ
ンタで構成され、QB端子から第6図(A)のアドレス
クロックACLを、RCO端子から第6図(A)のタイ
ミングクロックTCLを発生する同期カウンタ770と
、ライトイネーブル信号WEをモード信号WRMが“0
″ (記憶モード指示)の時に発生するため、モード信
号WRMとタイミングクロックとのオアをとるオアゲー
ト771とインバータ772と、チップセレクト信号C
8をモード信号WRMが“1” (再生モード指示)の
時に発生するため、モード信号WRMとタイミングクロ
ックTCLとのアンドをとり反転して出力するNOTア
ンドゲート773と、同期カウンタ770を5進カウン
タとして動作させるため、タイミングクロックTCLを
反転して、カウンタ770のロード端子に入力するイン
バータ774を有する。
1)はモータ同期制御部であり、スピンドルモータ10
の位置信号とクロックCLとで速度及び位相同期してス
ピンドルモータ10を定速制御するもの、12はモータ
ドライバであり、モータ同期制御部1)の出力でスピン
ドルモータ10を駆動するものである。
次に、第6図を用いて波形記憶/再生動作について説明
する。
クロック発生部76のクロックCLは、メモリ制御部7
7の同期カウンタ770に入力される。
同期カウンタ770はクロックCLを5分周し、QB端
子よりアドレスクロックACL、RCO端子よりタイミ
ングクロックTCLを発生する。
アドレスクロックACLは、アドレスカウンタ73aに
入力し、カウンタ73aはアドレスクロックACLの立
下りで計数動作し、アドレスの更新を行う。
一方、タイミングクロックTCLは、アドレスカウンタ
八CLの周期の中央より1クロツク遅れた時点で発生さ
れる。
従ってライトイネーブル信号WE、チップセレクト信号
C8は1アドレス周期の間に発生されるので、メモリ7
0の当該アドレスの出力データD0は、第6図(A)の
如くチップセレクト信号C8、ライトイネーブル信号W
Eで分断される。
次に第6図(B)のように、正弦波状の入力位置信号T
PSが入力されると、メモリ70は全て“0”であるか
ら、フィルタ部74の再生出力TPS’は初期値はrO
Jである。
比較アンプ75は、入力TPSが出力TPS’より大で
あれば、“1”を、逆なら“0゛を書込データとしてメ
モリ70に与える。
MPU5は、記憶モードでは、モード信号WRMを“0
”とし、インバータ772より第6図(A)、(B)に
示すライトイネーブル信号WEをメモリ70に与える。
メモリ70は、ライトイネーブル信号WEの入力毎にア
ドレス生成部73の指示するアドレス位置に比較アンプ
75の書込みデータを書込む。
例えば、アドレスal+lがメモリ70に与えられてい
る時に、ライトデータが“1”なら、ライトイネーブル
信号によって当該アドレスの記憶データpl+1は“0
”から1”に変化する。
このため、メモリ70の出力DOも“0″から′1゛に
変化する。
即ち、メモリ70に“1”が記憶されると、フィルタ手
段74を通した出力TPS”は前の状態より電圧レベル
が高(なり、逆に“0”が記憶されると、出力TPS’
は前の状態より電圧レベルが低(なる。
従って、第6図(B)に示すように最初は、出力TPS
’が入力TPSより小のため、比較アンプ75の出力は
“1″となりライトイネーブル信号WEによってメモリ
70に書込まれることで、出力TPS’のレベルが上昇
する。
このような動作により結局出力TPS’は入力TPSの
レベルに違従することになる。
メモリ70のアドレスは前述の如く、刻々変化するため
、入力TPSの波形をメモリ70が記憶し、出力TPS
’として出力することになる。
即ち1、入力TPSに対し、第5図(B)の如くの書込
データDinとなり、出力DOによるフィルタ部74の
再生出力TPS’は入力TPSに追従する。
このことはアナログ波形がデルタ変調されて記憶される
ことになる。
図では、動作の理解のため出力TPS’を粗く示してい
るが、実際には、入力TPSの一周期に対し、約160
00サンプルされるので、より入力TPSに近い滑らか
な信号である。
クロック発生部76のクロツCLはスピンドルモータ1
0の基準クロックとなっているので、光ディスクlの回
転に同期して偏心波形が一周期分(1回転分)メモリ7
0に記憶される。
一方、再生では、モード信号WRMが”1″となり、N
OTアンドゲート773よりチップセレクト信号C8が
与えられるので、第6図(A)と同様に出力DOから記
憶された書込データが出力され、フィルタ部74で再生
波形TPS’を出力する。
この時ライトイネーブル信号WEは発せられないので、
書込みは行われない。
このような波形記憶部7は、A/DSD/Aコンバータ
を用いず、アナログ波形の記憶/再生ができ、安価な比
較アンプ、フィルタで実現でき、大幅に低価格化できる
ばかりか、MPU5の介在も最小限で済み、より経済的
である。
(d)  一実施例の動作の説明 第7図は本発明の一実施例アクセス処理フロー図である
■ 上位から媒体切換がMPU5に指示され、光学ヘッ
ド2を当該指示された光磁気ディスク1a〜1mに位置
付けると、MPU5は、オフセットメモリ5aの当該ア
クセス媒体のオフセット値をリードする。
オフセット値Vs、Vaが共に「0」であることは、未
だその媒体に対し、オフセット調整が行われていないこ
とになる。
一方、オフセット値Vs、Vaが共に「0」でなければ
、その媒体のフォーカスサーボオフセット調整済である
から、ステップ■へ進む。
■ オフセソ)IM整が行われていなければ、第8図に
て後述するフォーカスサーボオフセット調整を行い、得
られたオフセット値Vs、Vaをオフセットメモリ5a
の当該媒体の欄に格納する。
■ そして、MPU5は、オフセットメモリ5aの当該
媒体のシーク時のオフセット値Vsを、フォーカスサー
ボ制御部4のオフセット付与回路4bに出力し、フォー
カスオフセット補正を行う。
次に、MPU5は、トランクサーボ制御をオンとする。
即ち、トランクサーボオン信号TSVを1″とし、サー
ボスイッチ36を閉としてトラックエラー信号TESの
サーボループを形成する。
一方、ロックオン信号LKS、偏心オン信号HFSとも
“0”のままで、ロックオンスイッチ38及び偏心スイ
ッチ7aはオフのままとしてお(。
従って、サーボ引込みが開始され、光ビームBSはトラ
ックに追従するようサーボ引込みが行われる。
■ 次に、MPU5は、偏心補正フラグメモリ5bの当
該アクセス媒体のフラグを読む。
フラグが“0″であれば、未だ偏心補正情報の測定を行
っておらず、フラグが“1″であれば、偏心補正情報の
測定が行われており、偏心記憶部7に当該媒体の偏心波
形の格納済である。
従って、フラグが“0″ならば、ステップ■の記憶(測
定)モードに、フラグが“1”ならば、ステップ■の再
生モードに進む。
■ サーボ引込みが完了した時点では、トランクアクチ
ュエータ21によって光ビームBSはトラックに追従し
て移動しており、位置センサ29の出力によるトラック
位置信号TPSはこのトラックアクチュエータ21、即
ち光ビームの追従動作に従った波形を示している。
即ち、光ディスクの偏心波形を出力している。
この時、MPU5は、モード信号WRMを“1”とし、
波形記憶部7のメモリ制御部77に記憶モードを指示し
、且つ媒体番号disk No、をメモリ70に与えて
、格納領域を指定する。又、偏心補正フラグメモリ5b
のフラグを1″にセットする。
従って、第5図及び第6図で示したように、位置センサ
29によるトラック位置信号TPSが偏心情報としてメ
モリ70に1回転分記憶される。
MPU5は、光ディスクlの1回転信号であるホームポ
ジション信号に応じてモード信号WRMを“1”にして
から光ディスク1の1回転分、即ち次のホームポジショ
ン信号が到来するまで、モード信号WRMを“1”とし
続ける。
■ MPU5は一回転待ちが終わると、モード信号WR
Mを“1”から“0″に戻し、又はフラグが“1”であ
ると、モード信号を“O”とし、波形記憶部7に再生モ
ードを指示する。
従って、波形記憶部7には丁度−回転分のトラック位置
信号TPSが記憶される。
この時、モード信号WRMをO″として、波形記憶部7
が再生波形TPS’を出力しても、偏心スイッチ7aが
オフのままのため、トランクサーボ制御部3には偏心波
形が注入されない。
従って、光ビームはトラックサーボによって、トランク
追従動作を行っているままである。
M )) U 5は、上位からのシーク命令待ちとなる
■ 上位からのシーク命令がMPU5に到来すると、M
PU5は移動のため、トラックサーボをオフとする。
このため、MPU5はトランクサーボオン信号TSVを
“0”とし、サーボスイッチ36をオフとしてトラック
サーボループを開放し、ロックオン信号LKSと偏心オ
ン信号HFSを“1”とする。
従って、ロックオンスイッチ38がオンとなり、偏心ス
イッチ7aもオンとなる。
このため、トラック位置信号TPSによる復帰信号作成
回路37の復帰制御信号RPSが反転アンプ39aのΦ
側に、波形記憶部7の再生偏心波形TPS’が反転アン
プ39aのθ側に入力される。
従って、光学へノド2のアクチュエータ28はトランク
コイル21によって、RPSをフィードバック信号とし
て偏心波形TPSによって駆動され、光ビームBSを記
憶した偏心波形に沿って移動させる。
■ そして、MPU5は、この状態で移動部(ステップ
モータ)6を目標トラックまでのステップ数位置付は駆
動し、光学ヘッド2を目標トラックに移動させる。
MPU5は、ステップモータ6の駆動終了後トラックサ
ーボをオンにする。
このため、MPU5は、トラックサーボオン信号TSV
をオンとし、サーボスイッチ36を閉じ、サーボ引込み
を開始する。
即ち、TBS作成回路30で作成され、AGC回路32
でAGC制御され、ゲインが付与されたトランクエラ−
1ε号TBSは、位相補償回路35で位相補償され、サ
ーボスイッチ36より反転アンプ39aに入り、トラン
クエラー信号TESのサーボループが形成される。
これとともに、MPU5はロックオン信号LKS、偏心
オン信号HFSを′0”とし、ロックオンスイッチ38
と偏心スイッチ7aをオフとする。
従って、復帰制御信号RPS及び再生偏心波形TPS’
は反転アンプ39aに入力されない。
このことは、サーボオン直前まで、光ビームは偏心補正
制御されているので、光学ヘッド2の移動後のトラック
エラー信号TESの周波数は低くなり、その状態でサー
ボオンとなるから、サーボ引込みが行われ易い。
即ち、トランクエラー信号TESの周波数の低い状態で
サーボ引込みが開始でき、サーボ引込み時間が短時間で
済む。
その後、MPU5はリード又はライト命令を受けると、
フォーカスサーボオフセットレベルを■aに変えて、リ
ード/ライトを実行し、ステップ■に戻る。
このようにして、トラックサーボオフの状態でも光ディ
スク1の偏心に沿ってアクチュエータを動かすことがで
き、トラックとの相対速度が小となり、この状態でトラ
ックサーボをオンとしトラックサーボ引込みを短時間で
実現できる。
しかも、このための波形記憶部の構成を簡単にでき、又
移動部6にステップモータという安価なものを用いるこ
とができ、低価格で実現できる。
このように、光磁気ディスク1a〜1m最初のアクセス
時には、オフセットメモリ5aのオフセット値が「0」
であるから、オフセント調整(測定)が行われ、オフセ
ットメモリ5aにオフセット値が格納され、また偏心補
正フラグ5bのフラグが「0」であるから、偏心波形の
測定が行われ、波形記憶部7に格納される。
従って、二回目以降は、オフセットメモリ5aのオフセ
ット値及び波形記憶部7の偏心波形の利用が可能であり
、これによりフォーカスサーボオフセット、偏心波形の
測定を省くことができ、高速アクセスの実現が可能とな
る。
次に、第7図のフォーカスサーボオフセット調整につい
て説明する。
第8図は第7図のフォーカスサーボオフセット調整処理
フロー図、第9図は第8図のフォーカスオフセット調整
処理動作説明図である。
第8図(A)について説明する。
■ MPU5は、偏心オン信号HFSをオフとし、偏心
スイッチ7aをオフとして、再生信号TPS’の反転ア
ンプ39aへの入力を禁止する。
次に、MPU5は、フォーカスサーボ制御するべく、フ
ォーカスサーボオン信号FSVをオンとし、フォーカス
サーボスイッチ45をオンにして、フォーカスサーボj
tdJ1)部4のサーボループを形成する。
従って、フォーカスアクチュエータ22はフォーカスエ
ラー信号FESで制御される。
■ 次に、MPU5は波形記憶部7の当該アクセス媒体
の領域に振動情報VSSを書込む。
このため、MPU5は、媒体番号disk No、をメ
モリ70に与え、モード信号WRMを記憶モード指示の
1”とし、書込み制御信号DWSを“0”とし、メモリ
70の出力をロークリップする。
ロックオンスイッチ38はオンであるから、トラックア
クチュエータ21で光ビームはロックされているので、
トラックポジション信号TPSは+5■(中心)である
従って、比較アンプ75の出力はハイインピーダンスと
なるため、メモリ70の入力端子DINには、MPU5
からの振動情報■SSが入力され、メモリ70の当該ア
クセス媒体の領域に書込まれる。
振動情報VSSは、ディスク1回転に対し、光ビームが
10周期程度振動するような再生波形を出力するため、
メモリ70に書込まれる。
■ 次に、MPU5は、偏心オン信号HESをオンとし
、偏心スイッチ7aをオンとし、且つモード信号WRM
を再生モード指示の“0”とし、更に書込み制御信号D
WSを“1”としてロークリップを解除することによっ
て、メモリ70から書込んだ振動情報による振動再生波
形TPS’が偏心スイッチ7aより反転アンプ39aに
入力される。
これによって、トラックアクチュエータ21は振動波形
で駆動され、光ビームはトラック方向に振動駆動される
この状態で、MPU5は第8図(B)のフォーカスサー
ボオフセント調整を行えば、ディスク1回転に対し、ト
ラックエラー信号の8字が十分に得られるので正確にオ
フセット調整できる。
■ オフセット調整後、MPU5は偏心オン信号HE 
Sをオフとし、偏心スイッチ7aをオフとして、光ビー
ムの振動を停止する。
第8図(B)は第8図(A)のフォーカスサーボオフセ
ット調整フロー図である。
■ MPU5は、オフセントレベル0FSETを初期値
rOJとする。
■ MPU5は、光ディスク1の1回転に同期して与え
られるホームポジション信号の立下りに応じて、オフセ
ットレベル0FSETをオフセット付与回路46のレジ
スタにセットし、回路46のD/Aコンバータを介しオ
フセットレベルを加える。
そして1回転のサンプル回数Aを設定値rNJにセット
する。
■ MPU5は、A/Dコンバータ33bからトラック
エラー信号TESの振幅を読み取り、MPU5のワーク
エリアにオフセット値に対応して格納する。
MPU5は、残りサンプル回数AをA−1に更新し、A
=0か判定する。A≠0なら再度A/Dコンバータ33
bから振幅のサンプルを行う。
従って、光ディスク1回転で、あるオフセットに対し、
N口振幅のサンプル計測を行う。
■ そして、MPU5はオフセントレベル0FSETを
(OFSET+1)に更新し、オフセットレベルを1段
高くする。
このオフセントレベルが、オフセット最大値mに「1」
を加えたものと比較し、最大mを越えたか判定する。
最大mを越えていなければ、ステップのに戻る。
■ 一方、最大mを越えていれば、調整範囲の0〜mま
でのオフセットレベルでの振幅計測は終了したことにな
る。
これによって、MPU5のワークエリアには、各オフセ
ントレベル0〜mに対し各々N個の振幅データが格納さ
れている。
MPU5は、メモリ5bの各振幅データを比較し、最大
の振幅データを求め、それに対応するオフセットレベル
をピンクアンプする。
そして、このオフセントレベルをオフセントメモリ5a
に、シーク時のオフセントレベルVsとしてセットする
このようにして、第9図に示すように、光ディスクの1
回転毎にオフセットレベルOFSを順次変化し、そのオ
フセットレベルにおけるトラックエラー信号TBSの振
幅をN回すンプルし、振幅最大のオフセットレベルを求
める。
この時、光ビームは振動しているため、1回転に対し十
分なトラックエラー信号TESの8字が得られ、トラッ
クエラー信号TESの振幅を正確にできる。
又、リード/ライト特性を向上するために、リード/ラ
イト時のフォーカスサーボオフセットレベルVaを別に
求めるには、第8図(A)のステップ@の後に全信号D
C3を計測して第8図(B)と同様にリード時のオフセ
ットレベルを求めればよい。
この時、光ビームの振動は必要ない。
即ち、ステップ@の後に、MPU5は、先づトランクサ
ーボオン信号TSVをオンとし、サーボスイッチ36を
閉として、トラックサーボ制御部3のサーボループを閉
に形成する。
そして、第8図(B)の処理に入り、ステップ■、■の
後、ステップ■ではA/Dコンバータ34より全信号D
C3値を読み、ワークエリアに格納する。
又、ステップ■では、MPU5はN回すンプルすると、
光ディスクlのトランクがスパイラル状なら、■トラッ
クキックバックして元のトラックに光ビームを戻す。
スパイラル状でなければ、不要である。
そして、ステップ■の後に、トラックサーボオン信号T
SVをオフとし、トラックサーボスイッチ36を開き、
トラックサーボループを開放する。
このようにして、第9図に示すように、光ディスクの1
回転毎にオフセントレベルOFSを順次変化し、そのオ
フセットレベルにおける全信号DC8の振幅をN回すン
プルし、振幅最大のオフセットレベルを求める。
この最大のオフセントレベルをVdとすると、MPU5
は次の演算によってリート/ライト時のオフセントレベ
ルVaを求める。
1+C 但し、Cは定数 この計測最大のオフセットレベルVdは、リード時の最
適オフセットレベルのため、ライトも最適とするには、
リードオフセットレベルVrとライトオフセットレベル
Vwの中間をとる必要があるから、Vaを上述の演算で
求める。
そして、MPU5は、そのオフセントレベルをメモリ5
aにリード/ライト時の第2のオフセットレベルVaと
してセットして調整処理を終了する。
このように、光ビームを積極的にトラ・7り方向に振動
移動させることによって、1回転当たりのトランクエラ
ー信号TBSを多数発生させているのは、次の理由によ
る。
フォーカスオフセット調整のため、トラックエラー信号
TESの振幅を測定するには、トラックエラー信号はア
ナログ信号のため、ピークホールド回路や包路線検波回
路を介して行う。
このようなS字状のトラックエラー信号TBSは光ディ
スク1の偏心が大の程、光ディスク1回転で多数出現す
る。
このため、偏心の大の光ディスク1に対しては、周波数
の高いトラックエラー信号TESが得られるため、正確
なトランクエラー信号TESの振幅測定ができる。
しかしながら、偏心の少ない光ディスクlでは、トラッ
クエラー信号TESの周波数が低く、1回転で数ケしか
トラックエラー信号TESが得られないため、正確なト
ラックエラー信号TBSの振幅測定ができず、正確なフ
ォーカスオフセット調整が困難である。
そこで、光ビームを振動させ、1回転当たりのトラック
エラー信号TBSを多数発生させ、トラックエラー信号
T’ E Sの振幅の測定を正確にし、これによって正
確なオフセットレベルの調整を可能とするものである。
光ビームを光ディスク1に対し振動させるには、トラッ
クアクチュエータ21をトラックサーボ制御部3を介し
駆動する他に、第2図で示した移動モータ6を駆動して
もよい。
(e)  他の実施例の説明 上述の実施例では、フォーカスサーボオフセント値と偏
心波形の両方を計測しているが、いずれか一方であって
もよい。
例えば、偏心の少ない媒体である場合や、トラックサー
ボの引込みに時間がかかってもよいものであれば、偏心
の測定及び補正制御は必要ない。
又、フォーカスオフセットの影響の少ない光学ヘッドを
用いた場合には、フォーカスオフセントの測定及び補正
制御は必要ない。
又、上述の実施例では、偏心制御用メモリ7が、偏心制
御前に用いられないことを利用して、メモリ7に振動情
報を書込み、振動制御しているが、別に波形記憶部又は
振動信号発生部を設けてもよく、移動モータがサーボモ
ータなら、モータに振動信号を与え、光ビームを振動さ
せてもよく、偏心の大の媒体では、光ビームの振動すら
必要ない。
更に、シーク時とリード/ライト時で異なるフォーカス
オフセット調整をしたが、リード/ライト時にもシーク
時と同−又はシーク時のものから一定値離れたフォーカ
スオフセットレベルを用いる場合には、シーク時、即ち
TBSによるフォーカスオフセット調整のみでよい。
その上、光磁気ディスク装置で説明したが、透過型又は
反射型の追記型光ディスクのものに適用してもよく、受
光器26も4分割受光器の例で説明したが、2分割受光
器等周知のトラックエラー信号を得られる受光器を用い
ることもでき、トランクエラー信号の作成もプッシュプ
ル法に限られない。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、各光ディスク媒体毎の調整情報を格納
するメモリを設け、初回アクセス時に調整情報を測定し
て格納するので、光ディスク媒体−枚につき一度しか調
整又は測定する必要がなく、光ディスク媒体を変えてア
クセスする際の高速アクセスを可能とするという効果を
奏し、光ディスクライブラリィ装置のアクセス速度向上
に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例の光ディスクライブラリィ装
置の構成図、 第3図は第2図構成の光学ヘッドの構成図、第4図は本
発明の一実施例ブロック図、第5図は第4図構成の波形
記憶部の構成図、第6図は第5図構成の波形記憶部の動
作説明図、第7図は本発明の一実施例アクセス処理フロ
ー図、 第8図は第7図におけるフォーカスオフセット調整処理
フロー図、 第9図は第8図におけるオフセラ)1!整動作説明図、 第10図は従来技術の説明図である。 図中、la −1m  −光ディスク(光磁気ディスク
)2−光学ヘッド、 3−= )ラックサーボ制御部、 4−フォーカスサーボ制御部、 5・−・主制御部、 7−・・波形記憶部(偏心メモリ)、 5a−・・・オフセットメモリ。 特許出願人   富士通株式会社 代理人弁理士  山 谷 晧 榮 本・宅呵の原理図 第1図 光tヘット−、虜7式図 第3図 第7図 〉。 轡 … ≧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の光ディスク媒体(1a〜1m)と、該複数
    の光ディスク媒体(1a〜1m)の各々にアクセスでき
    る光学ヘッド(2)と、 該光学ヘッド(2)の光ビームの位置の制御を行う制御
    部(3、4、5)とを有する光ディスクライブラリィ装
    置において、 該複数の光ディスク媒体(1a〜1m)毎の調整情報を
    格納するメモリ(5a、7)を設け、該制御部(3、4
    、5)が、該光ディスク媒体(1a〜1m)の最初のア
    クセス時に該光ディスク媒体(1a〜1m)の調整情報
    を測定して、該メモリ(5a、7)に格納しておき、 該光ディスク媒体(1a〜1m)をアクセスする際に、
    該メモリ(5a、7)の対応する調整情報を用いて補正
    制御することを 特徴とする光ディスクライブラリィ装置の補正制御方式
  2. (2)前記調整情報が、該光ディスク媒体(1a〜1m
    )のフォーカスオフセット調整値と該光ディスク媒体(
    1a〜1m)の偏心補正調整値であり、 該メモリが、フォーカスオフセットメモリ(5a)と、
    偏心メモリ(7)とを含むことを特徴とする請求項(1
    )記載の光ディスクライブラリィ装置の補正制御方式。
  3. (3)前記調整情報が、該光ディスク媒体(1a〜1m
    )のフォーカスオフセット調整値であり、該メモリが、
    フォーカスオフセットメモリ(5a)であることを 特徴とする請求項(1)記載の光ディスクライブラリィ
    装置の補正制御方式。
  4. (4)前記調整情報が、該光ディスク媒体(1a〜1m
    )の偏心補正調整値であり、 該メモリが、偏心メモリ(7)であることを特徴とする
    請求項(1)記載の光ディスクライブラリィ装置の補正
    制御方式。
JP32095888A 1988-12-20 1988-12-20 光ディスクライブラリイ装置の補正制御方式 Pending JPH02166660A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1069651A (ja) * 1996-08-29 1998-03-10 Nec Corp 履歴記憶付き光ディスク装置
WO2010016135A1 (ja) * 2008-08-07 2010-02-11 富士通株式会社 ドライブ装置、情報処理装置、偏重心量取得方法および情報処理方法
WO2010038268A1 (ja) * 2008-09-30 2010-04-08 パイオニア株式会社 情報記録再生装置及び方法

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