JPH02166051A - 袋 - Google Patents

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Publication number
JPH02166051A
JPH02166051A JP32035288A JP32035288A JPH02166051A JP H02166051 A JPH02166051 A JP H02166051A JP 32035288 A JP32035288 A JP 32035288A JP 32035288 A JP32035288 A JP 32035288A JP H02166051 A JPH02166051 A JP H02166051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
resin
nonwoven fabric
fiber
sheath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32035288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Endo
芳春 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP32035288A priority Critical patent/JPH02166051A/ja
Publication of JPH02166051A publication Critical patent/JPH02166051A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複合長繊維の不織布からなる袋に関する。
(従来の技術) 従来の袋は、効率的に手下げ袋などを作る方法として、
紙などを糊及びホットメルト剤で接着して作る袋と熱可
塑性樹脂フィルムなどをヒートシールして作る袋がある
上記の紙袋と同じようにスパンボンド不織布を糊または
ホットメルトなどので接着して製袋しようとした場合、
紙に比べて組繊密度が粗なために接着剤が含浸しすぎて
接着しようとする境界面での残留が少なくなり、充分な
接着力が得られない。
また、不織布類は紙よりも通気量が大きいために吸引方
式による処理工程で不織布がスムーズに追従しないため
、製袋が困難であった。また、従来の単一素材からなる
スパンボンド不織布をヒートシールによって融着させた
場合、融着部と生地部との境界部分の引裂強力が極めて
弱くなる。これを改良するために融着の程度を弱めた場
合、境界部分の引裂強力は向上するが、遊着部分の剥離
がみられ所定の強さの袋が得られず、そのためミシン縫
製によるものであった。
(発明が解決しようとする問題点) スパンボンド不織布は、紙やフィルムよりも手触りが良
く、強靭な素材であるが、ミシン縫製による袋の製作は
人手を要するので、高価格となり、より安価な量産化が
要請されていた。
本発明は、不織布からなる袋を安価に提供し、且つ、該
袋の利用に際し、置いた時や中に物を入れた時に形状が
崩れ易いという欠点を解消することを目的としたもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、芯部分がポリエチレンテレフタレートまたは
その共重合体で、鞘部分がポリオレフィン系樹脂または
ポリアミド系樹脂からなる複合長繊維の不織布からなる
袋であり、垂直方向の四隅を熱融着してなることを特徴
とする袋である。
本発明でいう、複合長繊維の不織布は、鞘部分がポリオ
レフィン系またはポリアミド系の樹脂からなり、芯部分
はポリエチレンテレフタレート単一成分であってもイソ
フタル酸などを含んだ共重合体でも良く、好ましくは、
鞘部の樹脂より融点温度が少なくとも30゛C高い樹脂
からなる太さ1〜20デニールの範囲の長繊維で構成さ
れるスパンボンド不織布である。デニールが1d以下の
場合は糸質の点で悪く、20d以上の場合は不織布にし
た時の風合が粗硬になり、しかもプリント等の付帯加工
をした時の見映えが悪くなるので好ましくない。しかし
、特異性のある袋が望まれる場合はこの限りではない。
この複合長繊維からなるウェブをエンボスロルに通して
熱と圧力によってウェブを部分的に融着して布帛状に仕
上げる。この時に熱風などによって繊維の交錯部を融着
せし′めて、より強度を高めることもできる。布目付は
強度や腰の点から30g/nf以上、好ましくは50g
/rr?以上で、袋にした時のシール部や本体の強度及
び見映えやトータルコストなどによって使用する生地の
目付を選定すれば良い。
この複合長繊維を使用したスパンボンド不織布は既存の
熱可塑性フィルム用の熱シールを用いた製袋機によって
、容易に加工することができる。
但し、この時の温度などの条件に鞘部の低融点側の素材
が完全に溶けて、しかも芯部の高融点側の素材は溶けず
に繊維の形態を保持する範囲に調整する必要がある0本
発明でいう、垂直方向の四隅とは、袋の本体の形状を直
方体とした時の垂直方向の四辺の角部のことである。
従来の単一成分のスパンボンド不織布同志を熱で融着さ
せた場合、第1図に示す如くシール部lは本体3の部分
の厚みに比べて極端に薄く変形するので、シール部のヘ
リ2の部分も加熱下の変形による力を大きく受けて繊維
が損傷し強度低下となるためにシール部分に沿った引裂
強力が弱(なる。
本発明の複合長繊維からなる不織布は第2図に示すよう
にシール部1に芯部の繊維が溶けずに積層構造体として
形成されるため、厚みの変化を少なくすることができ、
熱と変形の力による繊維の強度低下を少なくし、鞘部の
溶けた樹脂によって繊維の交錯部が融着するので補強の
効果を生じ、シール部全体の強度低下を極めて少なくす
ることができる。
通常の熱可塑性フィルムのまち(ガゼツト)付きの袋で
は、垂直方向の四隅が単なる折曲げだけで形成される場
合が多いが、この方法で不織布を製袋した場合、不織布
は折目の保持力が弱いために折曲げ部分の角度を鋭角に
保ちにくいため袋としての形状が崩れやすく、しかも置
いた時の自立性が劣り、商品価値が低下する。
本発明においては、袋の垂直方向の四隅を第3図に示す
如く熱シール部分5を設けることによって、四隅を鋭角
に保持させやすくなり、また熱シール部分5は熱によっ
て溶けて硬化するので、両者の相乗効果により袋として
の保形性が良く、しかも、置いた時の袋の自立性も大幅
に向上する。
この垂直方向の四隅のシールの幅は3〜15nmの範囲
が適当で3鵬以下の場合はシール部の剥離などによる破
れの危険が増大し、15瞳以上の幅では、外観上好まし
くない。
(実施例) 以下本発明を実施例により説明する。本発明は実施例の
みに限定されるものではない。
実施例1 繊維の鞘部分がポリエチレンで芯部分がポリエステルで
両者の構成比が1:1の3デニールからなる長繊維ウェ
ブをエンボスロールによって繊維同志を熱と圧力によっ
て部分的に融着し、目付70g/rrrのスパンボンド
不織布に仕上げた。
これをフィルムで食品包装材向けのスタンドパウチ型の
袋を生産しているヒートシール製袋機にセットし、幅4
0C11,マチ(ガゼツト)幅22co+、ピッチ60
c+nの第3図に示す四方シールのガゼツトつきの袋を
作製した。この時のシール幅は10mmでヒートシール
温度は180℃に設定したところ、1分間に30シヨツ
トの能率で製袋することができた。底部及び四隅の各シ
ール部の剥離強力も3C111幅当り4 kg以上あり
、実用に充分耐える強度を持った袋が得られた。
実施例2 実施例1によって得たガゼツトつきの袋の上部を折曲げ
て、ひもまたはプラスチック成型の吊手6を取付け、袋
の底部には厚み1mmで、サイズ20cmX38cmの
ボール紙を入れて第4図に示す手下げ袋に仕上げた。そ
の結果、手触り及び外観形状が良く、置いた時の自立性
に優れた製品に仕上げることができた。
実施例3 実施例1と基本的に同じ製造法及び条件として、袋の底
部の四ケ所を第5図に示す如く45度の角度でシールし
、シール部の外側の角部をカットして除去した。実施例
1.2の袋では袋の底部の両サイドに生地の折り重なり
部分が形成されているが、実施例3では折重なり部分に
相当する部位を除去し、特殊な形状を保持した袋を作る
ことができた。
実施例4 実施例3によって得た袋を実施例2と同じ様に、上部に
、ひもまたはプラスチックの成型吊手を取付は袋の中底
にボール紙を入れて手下げ袋に仕上げたところ、より外
観形状に優れたバッグ(第6図に示す)に仕上げること
ができた。
(発明の効果) 本発明の袋は、紙、フィルムの袋よりも手触りが良く、
強靭な袋であり、且つ効率的に安価につくることができ
る。
また、袋の四隅をヒートシールすることによって、形く
ずれしにくい、外観に優れ、置いた時の保形性(自立性
)も優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の単一成分の熱可塑性不織布を熱シールし
た時の断面図を示す。第2図は本発明による鞘芯型の複
合長繊維不織布を熱シールした時の断面図を示す。第3
図及び第5図は本発明による熱シールの製袋機にて作成
したマチ(ガゼツト)付きの袋を示す斜視図であり、第
4図及び第6図は第3図及び第5図の袋を手下げ袋に仕
上げた時の斜視図を示す。 1−シール部、     2−シール部のヘリ3・−本
  体、    4−・上  端、5−熱シール部分、
  6−吊  手 業1図 第2図 特許出願人 旭化成工業株式会社 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芯部分がポリエチレンテレフタレートまたはその共重合
    体で、鞘部分がポリオレフィン系樹脂またはポリアミド
    系樹脂からなる複合長繊維の不織布からなる袋であり、
    垂直方向の四隅を熱融着してなることを特徴とする袋
JP32035288A 1988-12-21 1988-12-21 Pending JPH02166051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32035288A JPH02166051A (ja) 1988-12-21 1988-12-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32035288A JPH02166051A (ja) 1988-12-21 1988-12-21

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JPH02166051A true JPH02166051A (ja) 1990-06-26

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ID=18120519

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JP32035288A Pending JPH02166051A (ja) 1988-12-21 1988-12-21

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JP (1) JPH02166051A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141341U (ja) * 1989-04-28 1990-11-28
JPH04112034U (ja) * 1991-03-18 1992-09-29 アサヒビール株式会社 飲食品用缶蓋の包装袋
JPH08156947A (ja) * 1994-12-01 1996-06-18 Aoto Seitai Kk 袋 体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141341U (ja) * 1989-04-28 1990-11-28
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