JPH02164914A - 鋼管杭打設工法 - Google Patents
鋼管杭打設工法Info
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- JPH02164914A JPH02164914A JP31898088A JP31898088A JPH02164914A JP H02164914 A JPH02164914 A JP H02164914A JP 31898088 A JP31898088 A JP 31898088A JP 31898088 A JP31898088 A JP 31898088A JP H02164914 A JPH02164914 A JP H02164914A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
るための鋼管杭を地盤中に打設する工法に関するもので
ある。
ガーが併用されていた。即ち、スクリューの下端に掘削
刃を鋤えたオーガースクリューに鋼管杭を遊嵌させてお
き、前記オーガースクリュ一番こよる掘削と回転圧入装
置による鋼管杭の回転圧入とを交互に行うことにより、
前記鋼管杭を所定深さまで圧入し、最後にオーガースク
リューを引きトげるのが一般的な工法であった。このよ
うな従来の工法では、アースオーガーと鋼管杭の回転圧
入装置とが必要であり、装置全体が大型になって設備コ
ストが非常に高くつ(ばかりでなく、掘削と鋼管杭の回
転圧入とを交互に行うのであるから、1本の鋼管杭圧入
完了までに要する時間が長くなる欠点があった。
質地盤の場合にスクリュー内部に粘土塊が詰まって掘削
が不能になる場合が多々あり、このような場合、−々オ
ーガースクリューを引き上げて詰まりを除去しなければ
ならず、多大の手間と時間がかかる欠点もあった。
F端に掘削用刃と流体吐出ノズルとを備え且つ内部には
スクリューを具備しない円筒状ケシングに鋼管杭を外嵌
させると共に、当該鋼管杭の下端内側に突設された突起
を前記ケーシングの下#A縁から切り欠き形成したL形
溝に係合させて、前記鋼管杭の回転が前記ケーシングに
伝達されるように両者を結合し、杭打ち機の回転正大装
置に前記鋼管杭を保持さセ、前記流体吐出ノズルから流
体を吐出させながら、前記回転正大装置により鋼管杭を
回転させながら圧入さゼ、所定深さまで鋼管杭が圧入さ
れたならば、前記突起と14形if+¥との保合を解く
ように前記鋼管杭に対して前記ケーシングを相対移動さ
セた後、前記ケーシングのみを引き上げることを特徴と
する鋼管杭打設工法を提案するものである。
説明する。
ケーシングであって、ケーシングヘッド(2)とこの」
二輪に接続された接続う−シンク(3)とから成る。
心状に外嵌し且つ」−下側端部で夫々アーム(5)(6
)によって前記ロット(4)に結合されたケーシング本
体(7)とから構成され、下端側アーム(6)には、斜
め下方に突出する掘削用刃(8)と、回転掘削方向とは
逆方向で斜め上方に開口するノズル(9)と、回転掘削
方向で斜め下方に開口するノズル(10)と力<4=J
設され、前記ロッド(4)の上端は、ケーシング本体(
7)の上端より−L方に突出して接続用雄嵌合部(4a
)を構成すると共に、この接続用雄嵌合部(4d)の上
端面に一端が開口するようにロット(4)内に形成した
流路(11)を、前記アーJ・(6)内に形成した流路
(12)と各ノズル(9) (10)の法部に内装した
逆止弁(13) (14)とを介して各ノズル(9)
(10)に連通セしめ、更にケーシング本体(7)の下
端に、下端縁から切り欠き形成したL形溝(15)を直
径方向2箇所に設けて成るものである。
)を備えたロッド(18)と、これに同心状に外嵌し且
つ十下両端部で夫々アーJ、(1,9) (20)によ
って前記ロット(18)に結合されたケーシング本体(
2])とから構成され、前記ロッド(18)の上端は、
b′シング本体(21)の上端より上方に突出して接続
用雄嵌合部(+8a)を構成すると共に、前記ロフト−
(18)の下端には、前記ケーシングヘッド(2)に於
ける接続用雄嵌合部(4a)に外嵌する接続用雌嵌合部
(18b)が構成されている。然して前記接続用雄嵌合
部(4a)と接続用雌嵌合部(18b)とは、互いに嵌
合した状態で2本の連結ビン(22)により結合され、
この結合状態に於いて、ケーシングヘッド(2)側の流
路(11)と接続ケーシング(3)側の流路(17)と
が1いに連通ずる。(23)はケーシング本体(21)
の下端近傍側面に設けられた連結ピン着脱操作用窓であ
る。
1)には最下端鋼管杭(24)が外嵌されて、最下端鋼
管杭ユニ71 (25)が組の立てられる。前記最下端
鋼管杭(24)の下端部には、前記ケーシングヘッド(
2)の両L形溝(15)に各々嵌合する一対の突起(2
6)が内向きに固着突設されている。この突起(26)
と前記L形溝(15)とは、最下端鋼管杭(24)の内
部に最下端ケーシング(1)を挿入した後、最下端ケー
シング(1)を回転掘削方向とは逆方向に回転させるこ
とにより、両者が軸心方向に離脱しない状態に互いに嵌
合させるごとが出来る。然して最下端鋼管杭(24)を
回転掘削方向に回転させると、突起(26)及び■、形
溝(15)の奥端を介して回転力が最下端ケーシング(
1)に伝達され、両者が一体に回転する。
)と同一構造の継ぎ足しケーシングであって、当該継ぎ
足しケーシング(16)には継ぎ足し鋼管杭(27)が
外嵌されて、継ぎ足し鋼管杭ユニット(28)が組み立
てられる。この場合には、継ぎ足しゲシング(16)の
下端近傍に設けられている前記連結ピン着脱操作用窓(
23)と適当な取イ」具(29)とを利用して、継ぎ足
し鋼管杭(27)の下端を受Jlる受は具(30)を継
ぎ足しケーシング(16)の下端部に着脱自在に取り付
け、この受は具(30)に継ぎ足し鋼管杭(27)のF
端を嵌合させることにより、継ぎ足しケーシング(16
)を吊り下げたとき、継ぎ足し鋼管杭(27)も一体に
吊り下げることが出来る。
5)と継ぎ足し鋼管杭ユニッ1−(28)とを使用する
本発明の工法を具体的に説明する。
より一定しヘルに固定した杭打ち用台船(31)lで、
杭打ち機(32)の回転圧入装置(33)に前記最下端
鋼管杭ユニノ)(25)をセットする。前記回転圧入装
置(33)は、垂直に支持されたガイド支柱(34)に
昇降可能に支持され且つ吊り下げ用ワイヤー(35)と
引き下げ用ワイヤー(36)とによって位置決めされる
昇降体(37)と、この昇降体(37)の下側で前記ガ
イド支柱(34)に昇降可能に支持され且つ前記昇降体
(37)との間に介装されたシリンダーユニ7ノト(3
8)によって昇降駆動される装置本体(39)とから成
り、当該装置本体(39)は、前記鋼管杭(24) (
27)の周面をチャッキングして当該鋼管杭(24)
(27)を回転駆動し得るものである。
33)の装置本体(39)内に吊り込み、装置本体(3
9)のチャッキング機構で最下端鋼管杭ユニット(25
)(最下端鋼管杭(24))を把持させたならば、当該
最下端鋼管杭ユニシト(25)に於ける接続ケーシング
(3)のロッド(18)の上端、即ち接続用雄嵌合部(
18a)に、回転流体継手(40)を介して高圧流体圧
送バイブ(41)を接続する。然して、当該高圧流体圧
送バイブ(41)により接続ケーシング(3)の流路(
17)に高圧流体、例えば高圧水を送り込むことにより
、ケーシングヘッド(2)に於ける各ノズル(9) (
10)から高圧水が吐出するごとになるので、係る状態
で回転圧入装置(33)を使用して最下端It管杭ユニ
ノI425)を、第6図に示すように水底地盤下所定深
さまで圧入する。
が水底地盤下所定深さまで圧入出来たならば、高圧流体
圧送バイブ(41)を外した後、第4図に示す継ぎ足し
鋼管杭ユニット(28)を前記最下端鋼管杭ユニット(
25)の−F端に接続させるように吊り降ろし、両者を
連結する。
ケーシング(1)と継ぎ足し鋼管杭ユニノ) (28)
に於ける継ぎ足しケーシング(16)とを、各ロット(
18)の接続用雄嵌合部(18a)に接続用雌嵌合部(
18b)を嵌合させた状態で連結ピン(22)により固
嵌合部(18a) (18b)を互いに結合することに
より連結し、最下端鋼管杭(24)と継ぎ足し鋼管杭(
27)とは溶接により互いに接続するのであるが、連結
ビン(22)によるケーシングどうしの連結作業時に継
ぎ足し鋼管杭(27)が邪魔にならないように、第12
図に示すように前記固嵌合部(18a) (18b)を
互いに嵌合させるように継ぎ足し鋼管杭ユニノ1−(2
8)を吊り・降ろした後、鋼管杭(27)のみを適当距
離だけ吊り上げ、最下端鋼管杭ユニ7)(25)に於け
る鋼管杭(24)の上端と継ぎ足し鋼管杭ユニット(2
8)に於ける鋼管杭(27)の下端との間にスペーt
−(42)を介装して、吊り上げた鋼管杭(27)の不
測の落下を防止することが出来る。尚、この状態で、第
4図に示す取付具(29)や受は具(30)を取り外す
ことが出来る。
)によるケーシング(1) (16)間の連結作業を安
全に行うことが出来るが、当該連結作業が完了すれば、
鋼管杭(27)を若干吊り上げて前記スペーサー(42
)を取り外した後、当該鋼管杭(27)を吊り降ろして
その下端を最下端鋼管杭ユニソl−(25)に於ける鋼
管杭(24)の上端に載せ、両者を溶接により一体に接
続する。前記ケーシング(1) (16)間の連結によ
り、ケーシング(1)側のロット(18)内の流路(1
7)とケーシング(16)側のロット(18)内の流路
(17)とは互いに連通ずることになる。
の鋼管杭チャンキング位置よりも下方で最下端鋼管杭ユ
ニット(25)と継ぎ足し鋼管杭ユニット(28)とを
接続するときは、継ぎ足し鋼管杭ユニノ1−(28)に
於ける鋼管杭(27)を回転圧入装置(33)に於ける
装置本体(39)のチャッキング機構により把持するこ
とが出来るので、前記のようなスペーサー(42)の併
用は不要である。
鋼管杭ユニッl−(28)とを接続したならば、継ぎ足
し鋼管杭ユニット(28)に於けるケーシング(16)
のロッド上端、即ち接続用雄嵌合部(18a)に前記高
圧流体圧送パイプ(41)を回転流体継手(40)によ
り接続し、再び高圧水を最下端鋼管杭ユニット(25)
に於けるケーシング(1)の下端に位置するノズル(9
) (10)から吐出さゼながら、第7図に示すように
最下端鋼管杭ユニ>ト(25)とこれに接続された継ぎ
足し鋼管杭ユニ>)(28)とを、回転圧入装置(33
)により回転させなから圧入する。
ット(28)とを所定深さまで圧入し終わったならば、
必要に応じて当該継ぎ足し鋼管杭ユニン1i28)の」
二輪に第二の継ぎ足し鋼管杭ユニンh (28)を前記
の要領で接続し、高圧流体圧送パイプ(41)による高
圧水の圧送を同様に行いながら、各鋼管杭1ニット全体
を再び回転圧入装置(33)により回転圧入する。この
ようにξ7て必要な本数の継ぎ足し鋼管杭ユニン) (
28)を順次継ぎ足して圧入し終わったならば、第8図
に示すようにヤットコ鈑管抗ユニノ1−(43)を最上
端の紺ぎ足し鋼管杭ユニソI・(28)の上端に接続す
るように吊り降ろし7、両者を接続する。このヤノトコ
鋼管杭コーニン) (43)は、継ぎ足し鋼管杭ユニン
1−(28)と実質的に同一のもので、ケーシング(1
6)の連結及び高圧流体圧送パイプ(旧)の接続も同様
に行われるが、買なる点は、鋼管杭軸7)に相当するヤ
ノトコ鋼管杭(27’)が継ぎ足し鋼管杭ユニノ1−(
28)に於iJる鋼管杭(27)の1一端に溶接される
のではなく、第1回に示したL形溝(15)と突起(2
6)とを使用するケーシングヘアF’(2) と鋼管
杭(24)との連結構造と同様の連結構造により、着脱
自在シこ連結される点にある。
43)を使用して、当該ヤソトコ鋼管杭ユニノI・(4
3)を含む鋼管杭ユニット全体をl軽圧入装置(33)
により回転圧入することにより、最上端の継ぎ足し鋼管
杭ユニy i (28)に於ける鋼管杭(27)の」一
端を所定レヘルLまで圧入するのであるが、この場合、
必要に応じてヤントコ鋼管抗ユニント(43)を複数本
継ぎ足して使用することも可能である上記の各段階での
鋼管杭ユニノ1−圧入作用を更に詳述すると、回転圧入
装置(33)により、各鋼管杭ユニット(25) (2
B) (43)の鋼管杭(24) (27) (27’
)を一体的に回転掘削方向に回転さ−υながら強制的に
押し下げると、各鋼管杭ユニット(25) (28)
(43)内のケーシング(1) (16)も、第1図〜
第3図に示すL形溝(15)と突起軸6)とを介して前
記鋼管杭(24) (27) (27’)と一体に回転
しながら下降することになる。このとき最下端ケーシン
グ(1)のケーシングヘノF(2)に於ける掘削用刃(
8)が地盤を掘削し、この掘削された土壌が、各鋼管杭
ユニνI・(25) (28) (43)の下降に伴っ
て各ケーシング(]) (16)内に相対的に進入する
ことになるが、このとき斜め下方に開口するノズル(1
0)から吐出される高圧水は、掘削用刃(8)による地
盤掘削を容易にし、斜めJ=方に開口するノズル(9)
がら吐出される高圧水は、ケーシング(1) (16)
内に進入した土壌内を子方へ勢い良く流通することによ
り、各ケーシング(1) (+6)内での土壌の閉塞(
土壌が硬く詰る現象)を解消する。
16)を回転圧入装置(33)を利用して引き上げるの
であるが、前取ってヤノトコ鋼管杭ユニット(43)に
於けるケーシング(16)の−1一端に、回転圧入装置
(33)で把持させることの出来る長さの補助ケーシン
グのみを連結し7ておくことにより、この補助ケーシン
グを回転圧入装置(33)で把持させてヤットコ鋼管抗
ユニット(43)内のケーシング(16)を弓きJ−げ
ることが出来る。このヤシ1〜コ鋼管杭ユニット(43
)内のケーシング(16)は、各継ぎ足し鋼管杭ユニン
1−(28)に於けるケーシング(16)及び最下端鋼
管杭ユニンl−(25)に於けるケーシング(1)と連
結されているので、これらケーシング(16) (1)
を回転圧入装置(33)により回転掘削方向に若干回転
させた後、引き上げるごとにより、最下端鋼管杭ユニッ
ト(25)に於けるケーシング(1)(ケーシングヘッ
ド(2))の■、形溝(15)から鋼管杭(24)の突
起(26)を離脱させ、最下端鋼管杭ユニン) (25
)に於けるケーシング(1)と鋼管杭(24)との連結
を解くことが出来る。この後、好ましくはケーシング(
+6) (1)を回転掘削方向とは逆方向に回転させな
がら、ヤットコ鋼管抗(27’)及び各鋼管杭(27)
(24)内から引き上げるのであるが、このとき、必要
に応じて高圧流体圧送バイブ(41)からノズル(9)
(10)にセメントモルタル等を圧送しながらケシン
グ(16) (1)の引き抜きを行うことにより、第1
0図に示すように最下端鋼管杭(24)の下端部を支持
する鋼管杭支持用硬化地盤(44)を築造することが出
来る。
3)によって単位量づつ間歇的に引き抜くことになるが
、回転圧入装置(33)による把持位置をケーシング上
端側の位置から下端側の位置へ変更するために当該回転
圧入装置(33)によるケーシングのチャッキングを解
除したとき、或いは、ヤットコ鋼管杭(27’)のト方
に引き十げられたケーシング(16)と当該ケーシング
(16)の下側に接続されているケシング(16)又は
(1)との連結ビン(22)による連結を解除したとき
、回転圧入装置(33)で把持されていないケーシング
(16)又は(1)が落下するのを防止しなければなら
ない。このために、第13図及び第14図に示すケーシ
ング落下防止装置(45)を併用することが出来る。
杭(27’)の上端に嵌合させると共に、必要に応して
ロックボルト(46)により当言亥ヤノトコ鋼管抗(2
7’)に固定することの出来る環状支持台(47)と、
この環状支持台(47)上に配置され且つケーシング(
16)又は(1)を取り囲む制動帯(48)と、この制
動帯(48)を緊締するシリンダーユニット(49)と
から構成されている。前記制動帯(48)は、互いに垂
直支軸(50)により接続された4つの円孤形制動板(
51a)〜(51d)から構成され、両端に位置する制
動板(51a) (51d)間にブラケット(52)
(53)を介して前記シリンダーユニット(49)が介
装され、中間の制動板(51b) (51c)が前記環
状支持台(47)に、ボルト(54)と長孔とにより一
定範囲内で水平方向移動可能に取り付けられている。
持台(47)をヤ7)コ鋼管抗(27”)の上端に嵌合
固定し、ケーシング(16)又は(1)を取り囲む制動
帯(48)をシリンダーユニット(49)により緊締さ
せて前記ケーシング(16)又は(1)の周面に圧接さ
せることにより、当該ケーシング落下防止装置(45)
を介してケーシング(16)又は(1)を前記ヤソトコ
鋼管杭(27”)の上端に支持させることが出来る。係
る状態で、前記のように回転圧入装置(33)の把持位
置変更や、回転圧入装置(33)で把持されているケー
シング(16)とその下側に接続されているケーシング
(16)又は(1)との連結を解除する作業(連結ビン
(22)を抜き取る作業)を行うことにより、回転圧入
装置(33)で把持されていないケージング(+6)(
1,)の落下を防止して当該作業を安全に行うこ声が出
来る。
らば、前記ケーシング落下防止装置(45)で固定され
ている下側のケーシング(16)又は(1)の上端部に
回転圧入装置(33)を把を保持させ、ケーシング落下
防止装置(45)の制動帯(48)をシリンダーユニッ
ト(49)により弛緩させた後、回転圧入装置(33)
により引き続きケーシング(1,6)(1)の引き抜き
作業を行う。このようにして最下端ケーシング(1)ま
で引き上げたならば、第11図に示すように、回転圧入
装置(33)をヤソトコ鋼管杭(27”)にセットし、
当該回転圧入装置(33)により、ヤソトコ鋼管杭(2
7゛)と最上端の継ぎ足し鋼管杭(27)との連結を解
くと共にヤントコ鋼管抗(27’)を引き」二げること
により、一連の鋼管杭打設作業が完了する。
する円筒状ケーシング及びごれに外嵌する鋼管杭の何れ
もを長さ方向に分割して、順次継ぎ足しながら圧入する
ように構成したが、この場合、実施例に示したような回
転圧入装置(33)と組み合わせることにより、−射的
な長尺リーダーを備えた3点杭打ち機を使用することが
出来ないような作業場所、例えば河川での護岸工事で杭
打ち場所の上方に高架道路等の上空制限物が存在するよ
うな作業場所、での鋼管杭打設工法として特に効果があ
る。しかしながら、前記のようなト空制限を伴わない作
業場所では、必要長さを備えた1本のケーシング及び鋼
管杭を使用することも可能である。
として、ケーシング内に向かって上方に吐出するノズル
(9)と下向きに吐出するノズル(10)とを設けたが
、何れか一方だけでも良く、又その個数も地質等に応じ
て任意に決めれば良い。例えば極めて粘性の低い砂質地
盤であれば、下向きに高圧流体を吐出するノズルだけで
も所期の目的を達成することが出来るし、逆に粘土質地
盤であれば、上向きに高圧流体を吐出するノズルの存在
はケーシング内での土壌の閉塞(詰まり)を防止するの
に特に有効である。これらノズルから■出させるべき流
体としては、高圧水が適当であるが能である。
本発明工法によれば、打設すべき鋼管杭の内側に、下端
に掘削用刃と流体吐出ノズルとを備え旧つ内部にはスク
リューを具備しない円筒状ケーシングを内嵌さゼ、前記
鋼管杭を回転圧入装置で回転さセながら圧入させること
により、鋼管杭側の突起とケーシング側の■、形溝とを
介して鋼管杭内部の前記ケーシングも一体に回転させな
がら降下させ、このとき前記ケーシングの内側に降下に
伴って相対的に入り込む土壌を、前記掘削用刃で掘削破
砕すると共に前記ノズルから吐出する流体によって軟弱
化乃至は流動化することが出来るので、前記ケーシング
内で土壌が硬く詰まって閉塞するような事態を生せしめ
ることなく、円滑に鋼管杭とケーシングとを一体に回転
圧入さセることが出来るのである。そして鋼管杭とケー
シングとを一体に所定深さまで圧入し終わったならば、
鋼管杭を残して内側のケーシングのみを引き抜くことに
より、鋼管杭打設が完了する。
して鋼管杭打設作業を行うことが出来、従来のようにア
ースオーガーと鋼管杭の正大装置とを併用しなければな
らない場合と比較して、設備コストを大幅に削減し得る
。しかもアースオーガーを併用する一L法のように、オ
ーガースクリュー内に詰まった土壌を除去するために作
業を度々中断しなければならないようなことはなく、更
に鋼管杭の回転圧入と掘削とを交互に行うものではなく
、掘削と鋼管杭の回転圧入とを同時に並行的に行うので
あるから、1本の鋼管杭を打設し終わるまでの所要時間
が非常に短くなり、作業全体を極めて能率良く行うこと
が出来る。
図は同要部の横断平面図、第3図は同要部の縦断正面図
、第4図は継ぎ足し鋼管杭ユニットを朱ず縦断側面図、
第5図は最下端鋼管杭ユニットをセットした杭打ち機を
示す側面図、第6図〜第11図は鋼管杭打設作業の各行
程を説明する側面図、第12図は鋼管杭ユニットの接続
作業を説明する縦断側面図、第13図はケーシング落下
防止装置の使用状態を示す横断平面図、第14図は同縦
断側面図である。 (1)・・・最下端ケーシング、(2)・・・ケーシン
グヘッド、(3)・・・接続ケーシング、(4) (1
8)・・・ロッド、(4a) (18a)・・・接続用
雄嵌合部、(18b)・・・接続用雌嵌合部、(5)
(6) (+9)(20)・・・アーム、(7) (2
1)・・・ケーシング本体、(8)・・・掘削用刃、(
9) (10)・・・高圧流体吐出ノズル、(11)
(1,2) (17)・・・流路、(13)(14)・
・・逆止弁、(15)・・・L形溝、(16)・・・継
ぎ足しケシング、(22)・・・連結ビン、(23)・
・・連結ピン着脱操作用窓、(24) (27)・・・
鋼管杭、(25)・・・最下端鋼管杭ユニット、(26
)・・・突起、(28)・・・継ぎ足し鋼管杭ユニット
、(32)・・・杭打ち機、(33)・・・回転圧入装
置(41)・・・高圧流体圧送バイブ、 (43)・・ヤットコ鋼 管杭ユニット、 (45)・・・ケ シング落下防止装置。
Claims (1)
- 下端に掘削用刃と流体吐出ノズルとを備え且つ内部には
スクリューを具備しない円筒状ケーシングに鋼管杭を外
嵌させると共に、当該鋼管杭の下端内側に突設された突
起を前記ケーシングの下端縁から切り欠き形成したL形
溝に係合させて、前記鋼管杭の回転が前記ケーシングに
伝達されるように両者を結合し、杭打ち機の回転圧入装
置に前記鋼管杭を保持させ、前記流体吐出ノズルから流
体を吐出させながら、前記回転圧入装置により鋼管杭を
回転させながら圧入させ、所定深さまで鋼管杭が圧入さ
れたならば、前記突起とL形溝との係合を解くように前
記鋼管杭に対して前記ケーシングを相対移動させた後、
前記ケーシングのみを引き上げることを特徴とする鋼管
杭打設工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31898088A JPH0649978B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 鋼管杭打設工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31898088A JPH0649978B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 鋼管杭打設工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02164914A true JPH02164914A (ja) | 1990-06-25 |
JPH0649978B2 JPH0649978B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=18105145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31898088A Expired - Lifetime JPH0649978B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 鋼管杭打設工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649978B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3708795B2 (ja) | 2000-05-29 | 2005-10-19 | 株式会社横山基礎工事 | ケーシングの打設方法 |
-
1988
- 1988-12-16 JP JP31898088A patent/JPH0649978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0649978B2 (ja) | 1994-06-29 |
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