JPH0216471Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216471Y2 JPH0216471Y2 JP1983063287U JP6328783U JPH0216471Y2 JP H0216471 Y2 JPH0216471 Y2 JP H0216471Y2 JP 1983063287 U JP1983063287 U JP 1983063287U JP 6328783 U JP6328783 U JP 6328783U JP H0216471 Y2 JPH0216471 Y2 JP H0216471Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- cover member
- main body
- playback device
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、デイスク挿入装置に関するもので、
特に危険に対する保護能力を有するデイスク挿入
装置に関する。 (ロ) 従来技術 デイスクの表面に設けられた凹凸にレーザー光
線を投射して信号を読み出す光学式ピツクアツプ
を用いたデイスクの再生装置が知られている。こ
の様な再生装置においては、光学式ピツクアツプ
から投射されるレーザー光線が人体に悪影響を及
ぼさない様、前記ピツクアツプの光投射部にカバ
ーがかけられる様に構成されている。しかしなが
ら、精密な動作が要求される光学式ピツクアツプ
の光投射部に可動カバーを設けることは、構造が
複雑となり、コストが上昇するという欠点が生じ
るので好ましくない。また、一般的なデイスクの
再生装置のデイスク挿入装置は、通常扉にデイス
ク挿入孔を設け、前記扉が再生装置本体に対して
所定角度回動したときに、前記挿入孔にデイスク
を挿入出来る様に成されているが、扉と再生装置
本体との間に空間が出来る為に、該空間に誤つて
デイスクを挿入してしまう危険や、扉が閉じる
時、手指が前記扉と再生装置とによつて挾まれる
危険があつた。 (ハ) 考案の目的 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、扉
とともに回動するカバー部材を設け、扉と再生装
置本体との間の空間を前記カバー部材により閉塞
することにより、諸々の危険を防止せんとするも
のである。 (ニ) 考案の構成 本考案に係るデイスク挿入装置は、デイスク挿
入孔を有し、再生装置本体に軸支され、該再生装
置本体に対して所定角度回動する扉と、該扉に軸
支され、前記扉とともに回動するカバー部材とを
備え、扉開放時に扉と再生装置本体との間に形成
される空間を、前記カバー部材により閉塞するよ
うに構成される。 (ホ) 実施例 第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す
側面図で、第1図は扉の閉成状態を、第2図は扉
の開放状態を示すものであり、1はデイスク2を
回転させる為のターンテーブル3を回転駆動する
為のモータ4等が固定された再生装置本体、5は
デイスク2を挿入する為のデイスク挿入孔6を有
し、前記再生装置本体1に対して回動する扉、及
び7は該扉5とともに回動し、開放状態にある扉
5と再生装置本体1との間の空間を閉塞する為の
カバー部材である。しかして、前記扉5は、該扉
5に固定された駆動板8が軸9により再生装置本
体1に回動自在に軸支されている為に、前記軸9
を中心に、第1図の閉成位置と第2図の開放位置
との間で回動する。尚、駆動板8には、ギアが固
定されており、該ギアが駆動モータの回転軸に固
定されたギアと係合することにより、駆動板8及
び扉5が回動するが、前記扉5の駆動方法は、本
考案と直接に関係しないので、その詳細は省略す
る。また、前記カバー部材7は、軸10によつて
扉5に回動自在に軸支されているとともに該扉5
に周設されており、かつコイルバネ11によつて
前記扉5と連結されている。 第1図の閉成状態においては、再生装置本体1
の前面に配置された前面パネル12によつて形成
される空間に、扉5及びカバー部材7は収納さ
れ、デイスク2は再生可能な位置にある。 扉を開放する場合には、駆動モータ(図示せ
ず)を動作させ、まず駆動板8及び扉5を軸9を
支点として回動させる。しかして、デイスク挿入
孔6が再生装置本体1から露呈される位置まで前
記扉5が回動し、扉5上に設けられた突起13が
カバー部材7に当接すると、前記扉5の回動に応
じて前記突起13が前記カバー部材7を押圧する
ので、前記カバー部材7も矢印A方向の回動を開
始する。前記カバー部材7には、係止部14が設
けられている。その為、回動が進み、前記係止部
14が前面パネル12に係止した時点で前記カバ
ー部材7の回動が停止し、かつ扉5の回動も停止
して、第2図の開放状態となる。この開放状態に
おいて、扉5と再生装置本体1との間に形成され
る空間はカバー部材7により閉塞され、かつ前記
扉5は該扉5の厚みだけに因らず、前記カバー部
材7の回動変位分多く回動変位され、デイスク挿
入孔6にデイスク2が挿入し易く成されている。 扉5を閉成する場合は、駆動モータを逆転し、
扉5を第2図の状態から矢印B方向に回動させ
る。すると、まず扉5が矢印B方向に回動し、カ
バー部材7と突起13との接触が解除され、コイ
ルバネ11の付勢力が働くので、前記カバー部材
7も矢印B方向に回動し、前記扉5と前記カバー
部材7とは、略同時に矢印B方向に回動する。回
動が進み、カバー部材7が再生装置本体1に当接
すると、前記カバー部材7の回動は停止し、その
後は扉5のみが回動して第1図の閉成状態にな
る。 この閉成状態において、前記カバー部材7は扉
5の周囲を囲む様に該扉5に重ね合つて収納され
る。 第3図は、扉5とカバー部材7との関係を模型
的に示すもので、第3図イの閉成状態からまず扉
5のみが回動して第3図ロの如くデイスク挿入孔
6が開口する状態に達すると、カバー部材7も回
動を開始して第3図ハの開放状態になることを示
している。 (ヘ) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、デイスク挿
入孔のせり出し量を確保し、かつ扉と再生装置本
体との空間を閉塞しながら前記扉の厚みを薄くす
ることが出来るので、デイスクの挿入し易さを確
保しながら光学式ピツクアツプ自体に遮光装置を
設ける必要が無く、また、前記空間にデイスクを
挿入するという誤装着や該空間で手指を挾むとい
う危険が防止出来、更に扉自体の厚みを厚くする
こと無く前記空間の閉塞を行い得るので、再生装
置本体の奥行を広げる必要が無く、機器の小型化
を計ることが出来るという利点を有する等、実用
的なものである。
特に危険に対する保護能力を有するデイスク挿入
装置に関する。 (ロ) 従来技術 デイスクの表面に設けられた凹凸にレーザー光
線を投射して信号を読み出す光学式ピツクアツプ
を用いたデイスクの再生装置が知られている。こ
の様な再生装置においては、光学式ピツクアツプ
から投射されるレーザー光線が人体に悪影響を及
ぼさない様、前記ピツクアツプの光投射部にカバ
ーがかけられる様に構成されている。しかしなが
ら、精密な動作が要求される光学式ピツクアツプ
の光投射部に可動カバーを設けることは、構造が
複雑となり、コストが上昇するという欠点が生じ
るので好ましくない。また、一般的なデイスクの
再生装置のデイスク挿入装置は、通常扉にデイス
ク挿入孔を設け、前記扉が再生装置本体に対して
所定角度回動したときに、前記挿入孔にデイスク
を挿入出来る様に成されているが、扉と再生装置
本体との間に空間が出来る為に、該空間に誤つて
デイスクを挿入してしまう危険や、扉が閉じる
時、手指が前記扉と再生装置とによつて挾まれる
危険があつた。 (ハ) 考案の目的 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、扉
とともに回動するカバー部材を設け、扉と再生装
置本体との間の空間を前記カバー部材により閉塞
することにより、諸々の危険を防止せんとするも
のである。 (ニ) 考案の構成 本考案に係るデイスク挿入装置は、デイスク挿
入孔を有し、再生装置本体に軸支され、該再生装
置本体に対して所定角度回動する扉と、該扉に軸
支され、前記扉とともに回動するカバー部材とを
備え、扉開放時に扉と再生装置本体との間に形成
される空間を、前記カバー部材により閉塞するよ
うに構成される。 (ホ) 実施例 第1図及び第2図は、本考案の一実施例を示す
側面図で、第1図は扉の閉成状態を、第2図は扉
の開放状態を示すものであり、1はデイスク2を
回転させる為のターンテーブル3を回転駆動する
為のモータ4等が固定された再生装置本体、5は
デイスク2を挿入する為のデイスク挿入孔6を有
し、前記再生装置本体1に対して回動する扉、及
び7は該扉5とともに回動し、開放状態にある扉
5と再生装置本体1との間の空間を閉塞する為の
カバー部材である。しかして、前記扉5は、該扉
5に固定された駆動板8が軸9により再生装置本
体1に回動自在に軸支されている為に、前記軸9
を中心に、第1図の閉成位置と第2図の開放位置
との間で回動する。尚、駆動板8には、ギアが固
定されており、該ギアが駆動モータの回転軸に固
定されたギアと係合することにより、駆動板8及
び扉5が回動するが、前記扉5の駆動方法は、本
考案と直接に関係しないので、その詳細は省略す
る。また、前記カバー部材7は、軸10によつて
扉5に回動自在に軸支されているとともに該扉5
に周設されており、かつコイルバネ11によつて
前記扉5と連結されている。 第1図の閉成状態においては、再生装置本体1
の前面に配置された前面パネル12によつて形成
される空間に、扉5及びカバー部材7は収納さ
れ、デイスク2は再生可能な位置にある。 扉を開放する場合には、駆動モータ(図示せ
ず)を動作させ、まず駆動板8及び扉5を軸9を
支点として回動させる。しかして、デイスク挿入
孔6が再生装置本体1から露呈される位置まで前
記扉5が回動し、扉5上に設けられた突起13が
カバー部材7に当接すると、前記扉5の回動に応
じて前記突起13が前記カバー部材7を押圧する
ので、前記カバー部材7も矢印A方向の回動を開
始する。前記カバー部材7には、係止部14が設
けられている。その為、回動が進み、前記係止部
14が前面パネル12に係止した時点で前記カバ
ー部材7の回動が停止し、かつ扉5の回動も停止
して、第2図の開放状態となる。この開放状態に
おいて、扉5と再生装置本体1との間に形成され
る空間はカバー部材7により閉塞され、かつ前記
扉5は該扉5の厚みだけに因らず、前記カバー部
材7の回動変位分多く回動変位され、デイスク挿
入孔6にデイスク2が挿入し易く成されている。 扉5を閉成する場合は、駆動モータを逆転し、
扉5を第2図の状態から矢印B方向に回動させ
る。すると、まず扉5が矢印B方向に回動し、カ
バー部材7と突起13との接触が解除され、コイ
ルバネ11の付勢力が働くので、前記カバー部材
7も矢印B方向に回動し、前記扉5と前記カバー
部材7とは、略同時に矢印B方向に回動する。回
動が進み、カバー部材7が再生装置本体1に当接
すると、前記カバー部材7の回動は停止し、その
後は扉5のみが回動して第1図の閉成状態にな
る。 この閉成状態において、前記カバー部材7は扉
5の周囲を囲む様に該扉5に重ね合つて収納され
る。 第3図は、扉5とカバー部材7との関係を模型
的に示すもので、第3図イの閉成状態からまず扉
5のみが回動して第3図ロの如くデイスク挿入孔
6が開口する状態に達すると、カバー部材7も回
動を開始して第3図ハの開放状態になることを示
している。 (ヘ) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、デイスク挿
入孔のせり出し量を確保し、かつ扉と再生装置本
体との空間を閉塞しながら前記扉の厚みを薄くす
ることが出来るので、デイスクの挿入し易さを確
保しながら光学式ピツクアツプ自体に遮光装置を
設ける必要が無く、また、前記空間にデイスクを
挿入するという誤装着や該空間で手指を挾むとい
う危険が防止出来、更に扉自体の厚みを厚くする
こと無く前記空間の閉塞を行い得るので、再生装
置本体の奥行を広げる必要が無く、機器の小型化
を計ることが出来るという利点を有する等、実用
的なものである。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図はその閉成状態を示す側面図、第2
図はその開放状態を示す側面図、及び第3図イ及
至ハは、本考案の動作を説明する為の模型図であ
る。 主な図番の説明、1……再生装置本体、5……
扉、7……カバー部材。
ので、第1図はその閉成状態を示す側面図、第2
図はその開放状態を示す側面図、及び第3図イ及
至ハは、本考案の動作を説明する為の模型図であ
る。 主な図番の説明、1……再生装置本体、5……
扉、7……カバー部材。
Claims (1)
- デイスクを再生装置内に配置するためのデイス
ク挿入装置であつて、デイスク挿入孔を有し、再
生装置本体に対して回動する扉と、該扉に軸支さ
れていると共に前記扉に周設されたカバー部材
と、前記扉の回動に応じて前記カバー部材を押圧
する為の押圧部とから成り、前記扉の閉成時にお
いて、該扉の周囲を囲む様に前記カバー部材を前
記扉に重ね合わせて収納すると共に前記デイスク
挿入孔が再生装置本体から露呈される位置まで前
記扉が開放したときに前記押圧部による前記カバ
ー部材の押圧を開始し、前記扉の開放に伴つて前
記カバー部材を回動させて該カバー部材の回動が
停止されるまで前記扉を開放し、かつ前記扉の開
放状態における該扉と再生装置本体との間の空間
を前記カバー部材により閉塞するようにしたこと
を特徴とするデイスク挿入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6328783U JPS59168806U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | デイスク挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6328783U JPS59168806U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | デイスク挿入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59168806U JPS59168806U (ja) | 1984-11-12 |
JPH0216471Y2 true JPH0216471Y2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=30193485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6328783U Granted JPS59168806U (ja) | 1983-04-26 | 1983-04-26 | デイスク挿入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59168806U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4818110B1 (ja) * | 1968-08-01 | 1973-06-04 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129787Y2 (ja) * | 1971-07-07 | 1976-07-27 |
-
1983
- 1983-04-26 JP JP6328783U patent/JPS59168806U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4818110B1 (ja) * | 1968-08-01 | 1973-06-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59168806U (ja) | 1984-11-12 |
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