JPH02163646A - Czシリコン結晶の酸素濃度測定方法 - Google Patents

Czシリコン結晶の酸素濃度測定方法

Info

Publication number
JPH02163646A
JPH02163646A JP31879188A JP31879188A JPH02163646A JP H02163646 A JPH02163646 A JP H02163646A JP 31879188 A JP31879188 A JP 31879188A JP 31879188 A JP31879188 A JP 31879188A JP H02163646 A JPH02163646 A JP H02163646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon crystal
nitrogen
oxygen
oxygen concentration
donor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31879188A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Hara
明人 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP31879188A priority Critical patent/JPH02163646A/ja
Publication of JPH02163646A publication Critical patent/JPH02163646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 半導体基板として広く使用されているCZシリコン結晶
中の酸素濃度の測定方法に関し、低酸素濃度結晶におい
ても精度良く酸素濃度が測定できるようにすることを目
的とし、窒素雰囲気中において1150’C以上、30
分以上の条件で熱処理して、窒素をシリコン結晶内に固
溶させ、 次いで、500℃/分以上の冷却速度で冷却させて、窒
素をシリコン結晶内に凍結させ、 次いで、550〜700℃115〜1.20分の条件で
熱処理して、窒素酸素複合体からなるドナー欠陥を形成
させ、 しかる後、電気抵抗測定法あるいは光吸収法によって該
シリコン結晶の酸素濃度を測定するようにしたことを特
徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はCZシリコン結晶中の酸素濃度の測定方法に関
する。
半導体基板として広く使用されているシリコン(Si)
結晶はチョクラルスキー法(czochralski法
(CZ法);引上げ法)により高純度な結晶として作成
されているが、実際には10′8/CIl+程度の酸素
を含んでおり、この酸素はイントリンシックゲッタリン
グ(intrinsic gettering )作用
をおこなう等の重要な役割を果たしており、そのため、
結晶中の酸素の含有量を把握することは極めて重要であ
る。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕さて、従
来よりシリコン結晶中の酸素を定量する方法としては酸
素の結晶中での格子振動を利用した赤外吸収法(IR法
)が著名であり、それは赤外光を被測定結晶に透過させ
る方式で、それには厚さ(t)1〜2鶴程度のシリコン
結晶に強度1、の赤外光を透過させると、強度I。(I
R)” a−”  (Rは反射係数、αは吸収係数)の
透過光が得られ、その差が吸収となり、かくして、特定
不純物のもつ特定波長の吸収強度から不純物濃度が特定
できるという方法で、この特定不純物のもつ特定波長と
はシリコン結晶中の酸素は1107c+m−’(波長9
μm程度)で吸収が現れ、その吸収強度より含有濃度が
決定できるというものである(ASTM F12]−8
0,ASTM F123−81参照)。
ところが、このような物理現象の格子振動を利用した方
法では感度が悪くで、特に、低酸素濃度(I Xl01
8/cJ以下)の結晶には十分に高精度な測定値が得ら
れない問題がある。
本発明は、そのような欠点を軽減させて、低酸素濃度結
晶においても精度良く酸素濃度測定の可能な測定方法を
提案するものである。
(課題を解決するための手段〕 その課題は、窒素雰囲気中において1150℃以上。
30分以上の条件で熱処理して、窒素をシリコン結晶内
に固溶させ、 次いで、500℃/分以」二の冷却速度で冷却させて、
窒素をシリコン結晶内に凍結させ、 次いで、550〜700℃、15〜120分の条件で熱
処理して、窒素酸素複合体からなるドナー欠陥を形成さ
せ、 しかる後、電気抵抗測定法、あるいは、光吸収法を利用
して、該シリコン結晶の酸素濃度を測定するようにした
CZシリコン結晶の酸素濃度測定方法によって解決され
る。
〔作 用〕
即ち、本発明は、窒素(NZ)雰囲気中の高温度におい
て熱処理してN2を固溶させ、N2が結晶から逸散しな
いように急冷した後、低温度で熱処理して窒素酸素複合
体からなるドナー(doner)欠陥を形成させる。そ
のように処理したシリコン結晶の電気抵抗を測定するこ
とによってドナーの含有量を検知して酸素量を定量する
。または、含有ドナー量を光吸収法によって測定して酸
素量を定量する。そうすると低酸素濃度のシリコン結晶
でも高酸素濃度結晶と同様の精度で測定できる。
〔実 施 例〕
以下に図面を参照して実施例によって詳細に説明する。
第1図は本発明にかかる熱処理図を示しており、まず、
熱処理■ではN2雰囲気中において1150°C以上、
30分以上の条件で熱処理する。そうすると、N2がシ
リコン結晶内に固溶し、この固溶したN2が逃げないよ
うに500°C/分以上の冷却速度で急冷させて、N2
をシリコン結晶内に凍結させ、次いで、熱処理■は55
0〜700℃、15〜1.20分の条件で熱処理する。
第1図に示す斜線部分は熱処理温度範囲を示すもので、
また、熱処理Hにおける雰囲気はN2雰囲気中でも酸素
雰囲気中でもも良く、且つ、熱処理Iから熱処理Hに移
行させるための急冷は常温まで冷却させた後、加熱して
熱処理■の条件としても良い。このようにすれば、窒素
酸素複合体からなるドナー欠陥がシリコン結晶内部に形
成される。
次の第2図は四端子による抵抗測定法を図示したもので
、シリコン結晶Wの」二に4本のプローブrl l+ 
pz、 pa、 paを等間隔Sにして接触させ、pl
とp4との間に直流電流iを流して、plとp3との間
の電圧降下■を測定すると、抵抗ρをρ−2πs V 
/ iで検出するというもので、これば極めて公知の抵
抗測定方法である。
第3図(al、 〔h)はそのような抵抗測定と酸素濃
度との関係図を示し、同図ta>は抵抗率(9cm)と
窒素酸素複合体からなるドナー濃度との関係図、同図f
b)はドナー濃度と酸素濃度との関係図で、これらのデ
ータから酸素濃度を検出することができる。
次に、第4図は光吸収法を示す図で、従来の赤外吸収法
と同じく厚さ1〜2mlのシリコン結晶Wに強度1.の
光(波長18(1〜300 cm−’)を透過させて強
度■2の透過光を検出し、その差が吸収になる。ドナー
は光を吸収して、l5−2P、 (198,208cm
 −’など) 、  Is−l5−2Pi(241’、
250am−’など)。
l5=3P。(268cm川など)と電子遷移するため
に、そのエネルギーの減少によって電子遷移が判る。
かくして、その吸収よりドナー含有量を検出するという
もので、そのドナー量より含有酸素濃度が定量されるの
であるが、この光吸収法は格子振動による物理現象を検
出するのではなく、電子遷移を検出するためにスペクト
ルが鋭く高感度であるため、低酸素濃度のシリコン結晶
も高酸素濃度の結晶と同様の精度で検出できるわけであ
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明は酸素を格子振
動によらず、シリコン結晶中でドナー型の窒素酸素複合
体となって活性化したドナー不純物濃度を測定する方法
であるから、酸素濃度に関係なく、低酸素濃度のシリコ
ン結晶をも精度良く定量することができる。その結果、
Ic、LSIなどの半導体装置の性能1品質向上に大き
く寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる熱処理図、 第2図は四端子による抵抗測定法を示す図、第3図fa
n、 (b)は抵抗測定と酸素濃度との関係図、第4図
は光吸収法を示す図である。 図において、 Wはシリコン結晶、 iは電流、      ■は電圧降下、1)+、 pl
、 ps、 paはプローブ\!、、Lは光強度 を示している。 代理人 弁理士  井 桁 貞 − 四剃にムる港ゼし倶・l定法を示号(2)第2図 酸L’! #’f4L@aJJ(cm−3)絨LIL/
I(x+o”cm’) □1.35EI5cm ) ]In ]In 性伸ブ畔建・埒 輛倶理 ノ(70及収シ云’t、r、ii 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 窒素雰囲気中において1150℃以上、30分以上の条
    件で熱処理して、窒素をシリコン結晶内に固溶させ、 次いで、500℃/分以上の冷却速度で冷却させて、窒
    素をシリコン結晶内に凍結させ、 次いで、550〜700℃、15〜120分の条件で熱
    処理して、窒素酸素複合体からなるドナー欠陥を形成さ
    せ、 しかる後、電気抵抗測定法あるいは光吸収法によつて該
    シリコン結晶の酸素濃度を測定するようにしたことを特
    徴とするCZシリコン結晶の酸素濃度測定方法。
JP31879188A 1988-12-16 1988-12-16 Czシリコン結晶の酸素濃度測定方法 Pending JPH02163646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31879188A JPH02163646A (ja) 1988-12-16 1988-12-16 Czシリコン結晶の酸素濃度測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31879188A JPH02163646A (ja) 1988-12-16 1988-12-16 Czシリコン結晶の酸素濃度測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02163646A true JPH02163646A (ja) 1990-06-22

Family

ID=18102985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31879188A Pending JPH02163646A (ja) 1988-12-16 1988-12-16 Czシリコン結晶の酸素濃度測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02163646A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013536942A (ja) * 2010-09-02 2013-09-26 コミサリア ア レネルジー アトミック エ オ ゼネルジー アルテルナティブ 酸素濃度をマッピングする方法
KR20140018928A (ko) * 2011-04-15 2014-02-13 꼼미사리아 아 레네르지 아토미끄 에뜨 옥스 에너지스 앨터네이티브즈 격자간 산소 농도의 결정 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013536942A (ja) * 2010-09-02 2013-09-26 コミサリア ア レネルジー アトミック エ オ ゼネルジー アルテルナティブ 酸素濃度をマッピングする方法
KR20140018928A (ko) * 2011-04-15 2014-02-13 꼼미사리아 아 레네르지 아토미끄 에뜨 옥스 에너지스 앨터네이티브즈 격자간 산소 농도의 결정 방법
JP2014518006A (ja) * 2011-04-15 2014-07-24 コミサリア ア レネルジー アトミック エ オ ゼネルジー アルテルナティブ 格子間酸素濃度を決定する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4743010B2 (ja) シリコンウェーハの表面欠陥評価方法
KR0127998B1 (ko) 실리콘결정중의 수소농도 측정방법
JP2936916B2 (ja) シリコン単結晶の品質評価方法
JPH02163646A (ja) Czシリコン結晶の酸素濃度測定方法
WO2019123706A1 (ja) 金属汚染評価方法
JP3811582B2 (ja) シリコン基板の熱処理方法およびその基板を用いたエピタキシャルウェーハの製造方法
JPH039078B2 (ja)
JP3055594B2 (ja) シリコン結晶中の酸素析出量の評価方法
JP2582491B2 (ja) 半導体結晶の熱処理方法
JP3915606B2 (ja) シリコン単結晶インゴットの点欠陥分布を測定する方法
JP2004111752A (ja) シリコン結晶、半導体集積回路、シリコン結晶の製造方法、窒素濃度測定方法およびシリコン結晶の品質管理方法
JP2002246429A (ja) シリコンウエーハの評価方法および窒素ドープアニールウエーハ
JPH08191091A (ja) シリコンウェーハの酸化膜耐圧強度の簡便評価法
Wei et al. Stress‐induced rearrangement of oxygen atoms in Si investigated by a monoenergetic positron beam
JP2003075340A (ja) シリコン結晶中の炭素濃度の測定方法およびシリコンウエハ
JP3716313B2 (ja) シリコン結晶中の不純物濃度測定法
JP4952871B2 (ja) シリコンウェーハの評価方法
JP3822113B2 (ja) チョクラルスキー法育成のシリコン単結晶中の窒素濃度の測定方法
JP2003152043A (ja) シリコン結晶の評価方法及び半導体装置の製造方法
JP4147453B2 (ja) 窒素濃度測定方法及び窒素濃度測定用比例換算係数の算出方法
JP3731553B2 (ja) シリコンウェーハの窒素濃度の評価方法
JPS5893338A (ja) シリコン単結晶ウエ−ハの品質評価方法
JP2002353282A (ja) シリコン単結晶ウェーハ中の窒素濃度の評価方法
KR0127999B1 (ko) 실리콘결정으로 제조된 기판을 갖는 반도체장치 및 그 제조방법
JPH06268038A (ja) バルクライフタイムによる結晶評価方法及び装置