JPH02162068A

JPH02162068A - プリンタの用紙ジャム防止装置

Info

Publication number: JPH02162068A
Application number: JP31778088A
Authority: JP
Inventors: Mitsuru Sato; 満佐藤
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-12-16
Filing date: 1988-12-16
Publication date: 1990-06-21
Anticipated expiration: 2015-09-11
Also published as: JP3087071B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概要〕切換操作によって単票用紙と連帳用紙にプリントが可能
なプリンタの用紙ジャム防止装置に関し、単票用紙の搬
送路に単票用紙があるときに、連帳用紙の用紙吸入を行
うと、単票用紙と連帳用紙が共に用紙吸入されて生じる
用紙ジャムを防止することを目的とし、モータで回転駆動されるプラテンとトラクタとよりなる
紙送手段と、プラテンに沿って移動される印字ヘッドと
より構成され、切換操作によってトラクタの回転を停止
させて単票用紙の紙送りを行うプリンタにおいて、プラ
テンの近傍の単票用紙の搬送路に設けた用紙の頭位置出
しや用紙の有無の検出を行うための単票用紙検出センサ
と、前記紙送手段により連帳用紙が正方向改行駆動され
て紙送中に、前記単票用紙検出センサが単票用紙の搬送
路に単票用紙があることを検出したときに、用紙の逆方
向改行駆動を行うように前記紙送手段を制御する用紙セ
ット制御手段とより構成する。

〔産業上の利用分野〕

この発明は、切換操作によって単票用紙と連帳用紙にプ
リントが可能なプリンタにおいて、単票用紙と連帳用紙
が共に用紙吸入されて用紙ジャムが生じることを防止す
るプリンタの用紙ジャム防止装置に関するものである。

〔従来の技術〕

切換操作によって単票用紙と連帳用紙にプリントが可能
なプリンタの一般的な機構の概要を第４図に示す。

この図において、１はプラテン、２はキャリア３に取付
けられた印字ヘッドで、このキャリア３は図示しない駆
動ベルトで駆動されて、ガイドシャフト４に沿って移動
するようになっている。５は前記プラテンｌの近傍に配
設した単票用紙Ｐ１の搬送ガイド部分であり、これとプ
ラテン１との間に単票用紙の搬送路６が形成されており
、この搬送路６に、単票用紙Ｐ、をプラテン１に押圧し
て搬送するための回動ベルト７と、単票用紙の頭位置出
しの検出を行うための単票用紙検出センサ８が設けられ
ている。９は前記単票用紙の搬送ガイド部材５の下方に
配設した連帳用紙Ｐ２の搬送ガイド部材であり、これと
単票用紙の搬送ガイド部材５との間に連帳用紙の搬送路
１０が形成されている。１１は用紙を印字ヘッドの近傍
でプラテン１に押圧するペイルローラである。

１２は連帳用紙Ｐ２をプラテン１の方向あるいはその逆
方向に搬送するためのトラクタであり、連帳用紙Ｐ２の
両側縁部に形成したパーフォレーション（ガイド孔）に
嵌合する多数のビン１２ａを形成したピンベルト１２ｂ
を、プラテン１と連動する駆動輪１２ｃが駆動するよう
になっており、さらに、ピンベルト１２ｂの多数のピン
１２ａにパーフォレーションを嵌合した連帳用紙Ｐ２の
両側縁部資、スプリング（図示しない）で付勢された押
え板１２ｄで押圧するように形成されている。

このように形成されたトラクタ１２は連帳用紙Ｐ２の両
側縁部に対応して２個設けられている。

１３はこのようなトラクタ１２の少なくとも１個のもの
に設けたスイッチ押動レバーで、その中間部が回動自在
にトラクタ１２に支持され、その上端部１３ａが連帳用
紙Ｐ２で押されることによって、図において反時計方向
に回動し、その下端部１３ｂで、連帳用紙Ｐ２がトラク
タ１２上にセットされたときの連帳用紙の頭位置出しの
検出を行う働きをする連帳用紙検出スイッチ（連帳用紙
検出センサ）１４を押して動作させるものである。

１５は単票用紙と連帳用紙の使用の切換レバーで、その
上端部１５ａはキャビネッ）１６の上面から突出して手
動操作できるようになっており、例えば切換レバー１５
を鎖線で示すように単票用紙の使用に切換えたときに、
その下端部１５ｂが単票用紙と連帳用紙の使用の切換ス
イッチ（切換センサ）１７を押して動作させ、それによ
ってトラクタ１２による連帳用紙Ｐｇの正方向改行駆動
を停止させるようにしている。

〔発明が解決しようとする課題］前記従来例において、単票用紙をプラテン上に載置した
まま、すなわち、単票用紙の搬送路６に単票用紙Ｐ、が
あるときに、連帳用紙Ｐ２をトラクタ１２にセットして
、正方向改行駆動を行うと、トラクタ１２の駆動と共に
プラテン１も正方向に回転して、連帳用紙Ｐ２の先端部
が印字ヘッドの位置に搬送されるとき、前記プラテン１
の回転により前記単票用紙Ｐ１も印字ヘッドの位置に搬
送され、プラテン１に巻付くことになる。

このような状態になると、印字ヘッド２とプラテン１と
の間のギャップが非常に狭くなり、印字ヘッドの走行不
良、印字不良あるいは印字ヘッドの焼損などの障害が発
生する課題があった。

この発明は、このような課題を解決するために創作され
たもので、単票用紙の搬送路に単票用紙があるときに、
連帳用紙の用紙吸入を行うと、単票用紙と、連帳用紙が
共に用紙吸入されて生じる用紙ジャムを防止することを
目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記のような課題を解決するため、この発明は、モータ
で回転駆動されるプラテンとトラクタとよりなる紙送手
段と、プラテンに沿って移動される印字ヘッドとより構
成され、切換操作によってトラクタの回転を停止させて
単票用紙の紙送りを行うプリンタにおいて、プラテンの
近傍の単票用紙の搬送路に設けた用紙の頭位置出しや用
紙の有無の検出を行うための単票用紙検出センサと、前
記紙送手段により連帳用紙が正方向改行駆動されて紙送
中に、前記単票用紙検出センサが単票用紙の搬送路に単
票用紙があることを検出したときに、用紙の逆方向改行
駆動を行うように前記モータの回転を制御する制御手段
とよりなることを特徴とするプリンタの用紙ジャム防止
装置としたものである。

〔作用〕

前記のような手段により、紙送手段により連帳用紙が正
方向改行駆動されて用紙吸入中に、単票用紙の搬送路に
単票用紙があることを、単票用紙検出センサが検出した
ときには、前記紙送手段による連帳用紙の吸入動作を強
制終了し、さらに、紙送手段を逆方向改行駆動にし、連
帳用紙をトラクタの→立置まで後退させる。

〔実施例〕

この発明のプリンタの用紙ジャム防止装置を説明するた
めのプリンタの機構は、第４図に示した従来例と同じで
あるから、前記機構の説明を援用してこの発明を第４図
および第１図乃至第２図に従って詳細に説明する。

第１図は前記紙送手段を制御する用紙セット制御手段の
ブロック図で、１８は装置全体の制御を行う中央処理装
置（以下、ＣＰＵという）で、このＣＰＵ１Ｂにパスラ
イン１９を介して以下のような各回路が接続されている
。すなわち、２０は上位装置すなわちコンピュータとの
間で信号の入・出力を行う入・出力回路で例えばデータ
ストローブ信号Ｓｌ、データ信号Ｓ２、応答信号Ｓ１、
ビジー／レディ信号Ｓ４の入・出力動作を行うものであ
る。２１は入・出力回路で、連帳用紙の有／無信号３％
、単票用紙の有／無信号Ｓｂ、ペイルローラの当接／非
当接信号Ｓ？、印字命令信号Ｓｌｌの入・出力動作を行
うものである。

２２はリードオンリメモリ（以下、ＲＯＭという）、２
３はランダムアクセスメモリ（以下、ＲＡＭという）、
２４は印字ヘッドのモータ駆動回路、Ｍ、はこのモータ
駆動回路２４によって駆動される第１のモータで、印字
命令に従って印字ヘッド２をガイドシャフト４に沿って
プラテンｌの長手方向に移動させる。２５は紙送手段の
モータ駆動回路、Ｍ２はこのモータ駆動回路２５によっ
て駆動される第２のモータで、このモータＭ２でプラテ
ン１およびトラクタ１２を駆動する。

前記ＲＯＭ２２には、この実施例では第２図に示すフロ
ーチャートのような動作を行わせるプログラムが記憶さ
れている。

以下、このフローチャートに従って、この発明の詳細な
説明する。

まず、紙送手段を構成するプラテン１およびトラクタ１
２により連帳用紙Ｐ、が正方向改行駆動されて用紙吸入
中に、ステップ■で単票用紙の搬送路６に単票用紙Ｐ、
がある（ＹＥＳ）ことを、単票用紙検出センサ８が検出
したときには、ステップ■で前記紙送手段による連帳用
紙Ｐ、の吸入動作を強制終了し、さらに、ステップ■で
紙送手段を逆方向改行駆動にし、ステップ■で連帳用紙
Ｐ２がトラクタ１２の位置まで後退し逆方向改行駆動が
終了したかどうかを判断し、終了していればこの動作は
終了する（ＥＮＤ）。

前記ステップ■で、単票用紙の搬送路６に単票用紙Ｐ＋
がない（ＮＯ）ことが判断されると、連帳用紙Ｐ２の正
方向改行駆動は続行され、その先端部がペイルローラ１
１によってプラテン１に押え付けられた後に印字動作が
開始される。

また、他の実施例として、前記ペイルローラ１１がプラ
テン１に当接したか、離間したかを検出するリミットス
イッチ（図示しない）を設けるとともに、前記ＲＯＭ２
２に第３図に示すフローチャートのような動作を行わせ
るプログラムを記憶させておくこともできる。

以下、このフローチャートに従ってその動作を説明する
。

まず、紙送手段を構成するトラクタ１２に連帳用紙Ｐ２
がセットされ、ステップ■でペイルローラ１１がプラテ
ン１から離間しているかどうかを判断し、離間している
と（ＹＥＳ）、ステップ■でプラテン１に連帳用紙が添
接されているかどうかを判断し、連帳用紙が添接されて
いないと（Ｎｏ）、プラテンｌおよびトラクタ１２より
なる紙送手段により連帳用紙の正方向改行駆動を開始し
、プラテン１とペイルローラ１１との間に連帳用紙を吸
入する。そして、ステップ■で連帳用紙の吸入動作が終
了したかどうかを判断し、吸入動作が終了していないと
（Ｎｏ）　、ステップ■で単票用紙の搬送路６に設けた
単票用紙検出センサ８により単票用紙があるかどうかを
判断し、単票用紙がないと（Ｎｏ）、さらに、ステップ
■で図示しないマイクロスイッチによりペイルローラ１
１がプラテン１から離間しているかどうかを判断し、離
間していない（Ｎｏ）、すなわち、ペイルローラ１１が
既にプラテン１に当接していると、そのペイルローラ１
１に連帳用紙の先端部が詰まるので、ステップ■で連帳
用紙の吸入動作を強制終了する。

また、前記ステップ■で単票用紙の搬送路６に単票用紙
Ｐ１がある（ＹＥＳ）と判断されると、この単票用紙Ｐ
１が連帳用紙Ｐ２と共にプラテンｌに巻付いて用紙詰ま
り（ジャム）を生じるので、ステップ■で連帳用紙の吸
入動作を強制終了する。

そして、ステップ■で逆方向改行駆動を開始して連帳用
紙Ｐ２の先端部をトラクタ１２の位置まで後退させ、ス
テップ■で連帳用紙Ｐ２の逆方向改行駆動が終了したか
どうかを判断し、終了していれば（ＹＥＳ）　、この動
作は終る（ＥＮＤ）。

また、前記ステップ■でペイルローラ１１とプラテン１
との間への連帳用紙Ｐ２の吸入動作が終了したと判断さ
れると（ＹＥＳ）、ステップ■でマイクロスイッチによ
りペイルローラ１１がプラテン１から離間しているかど
うかを判断し、離間していないと（ＮＯ）、すなわち、
ペイルローラ１１が連帳用紙Ｐ２の先端部をプラテン１
に押し付けていると、この動作は終る（ＥＮＤ）。

また、前記ステップ■でプラテンｌに連帳用紙が添接さ
れていると判断されると（ＹＥＳ）、ステップ［相］で
逆方向改行駆動を開始して連帳用紙を後退させ、ステッ
プ■で逆方向の改行駆動が終了したかどうかを判断し、
終了していれば（ＹＥＳ）、この動作は終る（ＥＮＤ）
。

〔発明の効果〕

この発明は、以上説明したように、切換操作によって単
票用紙と連帳用紙にプリントが可能なプリンタにおいて
、紙送手段によって連帳用紙が正方向改行駆動されて用
紙吸入中に、単票用紙の搬送路に単票用紙があることを
、単票用紙検出センサが検出したときに、連帳用紙の用
紙吸入をそのまま続けると単票用紙もプラテンに巻付い
て用紙ジャムが生じるので、連帳用紙の吸入動作を強制
終了し、さらに、紙送手段を逆方向改行駆動にし、連帳
用紙をトラクタの位置まで後退させるので、連帳用紙と
共に単票用紙がプラテンに巻付いて用紙ジャムが生じる
ようなことがなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のプリンタの用紙ジャム防止装置を構
成する紙送手段を制御する用紙セット制御手段のブロッ
ク図、第２図はこの発明の動作を示すフローチャート、
第３図はこの発明の他の実施例の動作を示すフローチャ
ート、第４図は単票用紙と連帳用紙にプリントが可能な
一般のプリンタの機構の概要を示すものである。１・・・プラテン、　　　　　２・・・印字ヘッド、３
・・・キャリア、　　　　　４・・・ガイドシャフト、
５・・・単票用紙の搬送ガイド部材、６・・・単票用紙の搬送路、７・・・回動ベルト、８・・・単票用紙検出センサ、９・・・連帳用紙の搬送ガイド部材、１０・・・連帳用紙の搬送路、１１・・・ペイルローラ、　　１２・・・トラクタ、１
３・・・スイッチ押動レバー１４・・・連帳用紙検出スイッチ、１５・・・用紙の使用の切換レバー１６・・・キャビネット、　　１７・・・切換スイッチ
、１８・・・中央処理装置、　　１９・・・パスライン
、２０・・・入・出力回路、２１・・・入・出力回路、２２・・・リードオンリメモリ、２３・・・ランダムアクセスメモリ、２４・・・印字ヘッドのモータ駆動回路、２５・・・紙
送手段のモータ駆動回路、Ｐ、・・・単票用紙、　　　
Ｐ２・・・連帳用紙。この発明の動作を示すフコ−チャート第２図

Claims

【特許請求の範囲】モータで回転駆動されるプラテン（１）とトラクタ（１
２）とよりなる紙送手段と、プラテン（１）に沿って移
動される印字ヘッド（２）とより構成され、切換操作に
よってトラクタ（１２）の回転を停止させて単票用紙の
紙送りを行うプリンタにおいて、プラテン（１）の近傍の単票用紙（Ｐ＿１）の搬送路（
６）に設けた用紙の頭位置出しや用紙の有無の検出を行
うための単票用紙検出センサ（８）と、前記紙送手段により連帳用紙（Ｐ＿２）が正方向改行駆
動されて紙送中に、前記単票用紙検出センサ（８）が単
票用紙の搬送路（６）に単票用紙（Ｐ＿１）があること
を検出したときに、用紙の逆方向改行駆動を行うように
前記紙送手段を制御する用紙セット制御手段とよりなる
ことを特徴とするプリンタの用紙ジャム防止装置。