JPH02162035A - 耐食性に優れた潤滑表面処理鋼板およびその製造方法 - Google Patents

耐食性に優れた潤滑表面処理鋼板およびその製造方法

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JPH02162035A
JPH02162035A JP31800588A JP31800588A JPH02162035A JP H02162035 A JPH02162035 A JP H02162035A JP 31800588 A JP31800588 A JP 31800588A JP 31800588 A JP31800588 A JP 31800588A JP H02162035 A JPH02162035 A JP H02162035A
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JP
Japan
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film
organic resin
inorganic oxide
steel plate
discontinuous
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Pending
Application number
JP31800588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Tanaka
田中 英敏
Takenori Deguchi
出口 武典
Keiji Izumi
圭二 和泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、*a酸化物皮膜の上に有filj(脂の不連
続皮膜を形成して、無機酸化物皮膜に潤滑性を付与した
表面処理鋼板およびその製造方法に関する。
(従来技術) めっ!鋼板などの耐食性を向上させる方法としては、現
在のところ有機樹脂の被覆で主に行なわれている。しか
し、有機樹脂被覆鋼板は、加工性は良いが、端面がらの
塗膜下腐食が者しく、端面をシールしたり、保護したり
しないと長期間使用に耐えない。
そこで、近年、無機酸化物での被覆が注目されている。
無機酸化物皮膜は、耐食性、耐候性に優れ、しがも、f
R板を被覆しても端面の皮膜下からの腐食も発生しない
ので、長期間使用でさる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、無磯酸化物被rl鋼板は、皮膜が潤滑性に劣る
ため、プレス加工などの加工を施した場合、クラックや
剥離が生じ、耐食性が低下してしまう。
この対策として、無機酸化物皮膜全体を有機樹脂皮膜で
被覆し、皮膜に潤滑性を付与する方法があるが、この方
法では長期間使用すると、端面で有P11樹脂皮膜下か
ら腐食が生じ、その腐食が内部の方向に進行してくる。
本発明は、かかる点に鑑み、端面からの腐食を内部に進
行させずに無81酸化物皮膜に潤滑性を付与した表面処
理鋼板およびその製造方法を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、潤滑性無機酸化物被覆鋼板として、鋼板表面
に無機酸化物の連続皮膜を形成し、この皮膜の上に有機
樹脂の分散した不連続皮膜を形成して、有機樹脂の不連
続皮膜の皮膜量を0.1〜2.09/鴫2にした。また
、この鋼板の製造を鋼板表面にA1、Zr、 Ti、 
Si、 W、 Ce%Sn、 Yのアルコキシド、モノ
メチルアルコキシドまたはアセチルアセトネート塩の1
種もしくは211以上を0,005mo!/C以上含有
するアルコール溶液を塗布して、加熱することにより無
機酸化物の連続皮膜を形成した後、水溶性または水分散
性の有機樹脂エマルシコンを静電塗装法によりエマルジ
ョン粒子が無機酸化物皮膜表面に分散するように塗布し
て、乾燥し、乾燥皮膜量が0.1〜2,097m”の有
機樹脂不連続皮膜を形成する方法で行うようにした。
(作泪) 無機酸化物皮膜の上に有機樹脂分散の不連続皮膜を形成
すると、有機樹脂皮膜は、不連続のため、端面で有fi
 rll麦皮膜下ら腐食が発生しても、内部方向には進
行せず、端面だけでの腐食に留とまる。有機樹脂皮膜の
皮膜量を0.1〜2.097+a2にしたのは、0.1
97m2未満であると、未塗装部分が多くなって潤滑性
が低下し、2.097n+’を越えると、連続皮膜にな
るからである。
無機酸化物皮膜の形成に金Rフルフキシト、金属モノメ
チルアルコキシドまたはアセチルアセトネート金属塩の
アルコール溶液を使用すると、これらは、水、酸存在下
に加水分解してゾル化し、これを加熱すると酸化物にな
る。この形成法は、加熱温度が他の方法(酸化物粉末塗
布、溶融法など)で形成するより低温で行えるという利
点がある。なお、アルコキシドなどの濃度を0.005
mol/C以上にするのは、均一な連続皮膜を形成する
ためである。
有機樹脂を分散させた不連続皮膜は、有機樹脂エマルジ
ョンを静電塗装法で霧化された液滴が同一箇所に集中し
ないように塗装すると、未塗装部分が存在するようにな
り、形成される。
(発明の具体的開示) 鋼板としては、目的に応じて選択すればよく、特に制限
はない。例えば、ステンレスtR仮、各種めっき鋼板な
どでよい。
アルコキシドなどを溶解するアルコールとしては、メタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノ
ールなどを使用すればよい。トルエン、キシレン、セロ
ソルブなども使用可能である。
フルフキシトなどのアルコール溶液の鋼板への塗布は、
浸漬引き上げ法、スプレー法、ロールコート法、スピン
法などによればよい、塗布量は、乾燥皮膜量で0.01
〜.0.3μmこするのが好ましい。
また、塗布後の加熱は、i o O’C以上で行うのが
好ましい。
水溶性または水分散性の有機樹脂エマルションの塗布は
、樹脂単独のエマルジョン塗布でもよく、W%磯物(例
えば、無機系ゾル)を添加したものの塗布でもよい。塗
布後の乾燥は、U(脂の種類に応じて変更する。
(実施例) 鋼板をアセトン中で15分間超音波脱脂した後、A1、
Zr%Ti、 Si%W%Ce、 Sn%Yのフルフキ
シト、モノメチルアルコキシドまたはアセチルアセトネ
ート塩の181もしくは2種以上を含有するアルコール
溶液に浸漬して、0.1m/ll1inの一定速度で引
き上げ、350℃の電気炉中に1分間入れ、酸化物皮膜
を形成した。
次に、これらの鋼板に水溶性または水分散性の有機樹脂
エマルションを静電塗装装置で霧化して塗装し、乾燥し
た。
以上のようにして製造した鋼板より試験片を採取して、
ドロービード摺動試験機を用いて加圧力200 Kg/
am”で加工を施し、塩水噴n試験を125時rm実施
した。そして、試験後に平担部、端面、ドロービード加
工部の白錆発生状況を次の基準で評価した。
○ 白錆発生なし Δ 白錆わずかに発生 × 白錆が著しく発生 第1表にこの結果を示す。
(注1)第1表の鋼板で、Aは溶融アルミニウムめっき
鋼板、Bは電気亜鉛めっき鋼板、Cは真空蒸着亜鉛めっ
き鋼板、Dは溶融Zn−^lめっき鋼板、Eはステンレ
ス鋼板(SUS304)である。
(注2)第1表の黒磯酸化物皮膜の種類で、本印はアル
コキシド、X印はモノメチルアルコキシド、#印はアセ
チルアセトネート塩である。
(注3)第1表のアクリルエマルジョン、ポリエチレン
エマルノジンは、樹脂分がともに40wt%である。
(発明の効果) 以上のように、本発明の鋼板は、fi+fi酸化物皮膜
に潤滑性が付与されているので、加工を施しても、耐食
性に優れている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼板表面に無機酸化物の連続皮膜を形成し、この
    皮膜の上に有機樹脂の分散した不連続皮膜を形成し、有
    機樹脂の不連続皮膜の皮膜量を0.1〜2.0g/m^
    2にしたことを特徴とする耐食性に優れた潤滑表面処理
    鋼板。
  2. (2)鋼板表面にAl、Zr、Ti、Si、W、Ce、
    Sn、Yのアルコキシド、モノメチルアルコキシドまた
    はアセチルアセトネート塩の1種もしくは2種以上を0
    .005mol/l以上含有するアルコール溶液を塗布
    して、加熱することにより無機酸化物の連続皮膜を形成
    した後、水溶性または水分散性の有機樹脂エマルジョン
    を静電塗装法によりエマルジョン粒子が無機酸化物皮膜
    表面に分散するように塗布して、乾燥し、乾燥皮膜量が
    0.1〜2.0g/m^2の有機樹脂不連続皮膜を形成
    することを特徴とする耐食性に優れた潤滑表面処理鋼板
    の製造方法。
JP31800588A 1988-12-16 1988-12-16 耐食性に優れた潤滑表面処理鋼板およびその製造方法 Pending JPH02162035A (ja)

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