JPH02162006A - 射出成形金型 - Google Patents
射出成形金型Info
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- JPH02162006A JPH02162006A JP31822588A JP31822588A JPH02162006A JP H02162006 A JPH02162006 A JP H02162006A JP 31822588 A JP31822588 A JP 31822588A JP 31822588 A JP31822588 A JP 31822588A JP H02162006 A JPH02162006 A JP H02162006A
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- JP
- Japan
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- gate
- mold
- plate
- gate cutting
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- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims description 19
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 20
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 20
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、フロッピーディスクのシャッタを樹脂で成形
するために用いられる射出成形金型に関する。
するために用いられる射出成形金型に関する。
「従来の技術」
一般にマイクロフロッピーディスクのケースは、第4図
および第5図に示すように、記憶用ディスク体を収納す
る樹脂製の上ハーフ1および下ハーフ2と、これらハー
フ1.2 の外周部に摺動可能に取り付けられた断面コ
字状のステンレス製シャッタ3とから構成され、非使用
時には上記シャッタ3で各ハーフ1,2の磁気ヘッド導
入口4.5を塞ぐようになっている。
および第5図に示すように、記憶用ディスク体を収納す
る樹脂製の上ハーフ1および下ハーフ2と、これらハー
フ1.2 の外周部に摺動可能に取り付けられた断面コ
字状のステンレス製シャッタ3とから構成され、非使用
時には上記シャッタ3で各ハーフ1,2の磁気ヘッド導
入口4.5を塞ぐようになっている。
ところが、このようなステンレス製シャッタ3を備えた
ケースでは、シャツタ開閉時にシャッタ3のエツジで各
ハーフ1.2の樹脂が僅かながら削られ、この削りかす
が磁気ディスク体に付着して情報の書き込み・読み取り
を妨害するおそれがあるうえ、全体の重量の増大を招き
、さらに製造コストが高くつくなどの欠点が指摘されて
いた。
ケースでは、シャツタ開閉時にシャッタ3のエツジで各
ハーフ1.2の樹脂が僅かながら削られ、この削りかす
が磁気ディスク体に付着して情報の書き込み・読み取り
を妨害するおそれがあるうえ、全体の重量の増大を招き
、さらに製造コストが高くつくなどの欠点が指摘されて
いた。
そこで本発明者らは、この問題を改善するためシャッタ
3を樹脂で成形し、その軽量化を図るとともに、ハーフ
との接触を柔らかくして削りかすの発生を抑えることを
提案し、第6図に示すような射出成形金型を実際に製作
して、樹脂製シャッタの製造を試みた。
3を樹脂で成形し、その軽量化を図るとともに、ハーフ
との接触を柔らかくして削りかすの発生を抑えることを
提案し、第6図に示すような射出成形金型を実際に製作
して、樹脂製シャッタの製造を試みた。
図中符号10はキャビティ入子11が組み入れられた固
定型板、12は長方板状のコア部12Aが垂直に形成さ
れた可動型板、13は可動型板12に沿って摺動可能に
取り付けられた可動側スライドコアであり、これらスラ
イドコア13,13は、図示しない傾斜ビンにより、型
開き時にはコア部12Aから離間し、型閉め時にはコア
部12Aに接近するようになっている。
定型板、12は長方板状のコア部12Aが垂直に形成さ
れた可動型板、13は可動型板12に沿って摺動可能に
取り付けられた可動側スライドコアであり、これらスラ
イドコア13,13は、図示しない傾斜ビンにより、型
開き時にはコア部12Aから離間し、型閉め時にはコア
部12Aに接近するようになっている。
そして上記キャビティ入子11、コア部12A1各スラ
イドコア13の間には、上記金属製シャッタ3と同一形
状をなすキャビティ14が画成されている。また、キャ
ビティ入子11および固定型板10を貫通して、キャビ
ティの底板成形部14Bの長手方向両端部の上面に開口
する射出ノズルN、Nが設けられている。
イドコア13の間には、上記金属製シャッタ3と同一形
状をなすキャビティ14が画成されている。また、キャ
ビティ入子11および固定型板10を貫通して、キャビ
ティの底板成形部14Bの長手方向両端部の上面に開口
する射出ノズルN、Nが設けられている。
[発明が解決しようとする課題j
しかし、上記の射出成形金型では、成形されたシャッタ
のゲート部分を、型開きと同時に単に引きちぎる構成と
なっているため、このゲート部分の切断位置が不正確で
切り口が汚く、いわゆるゲートマークが非常に目立つう
え、ゲートの位置をシャッタの底面に設定しているため
なおさら人目につきやすく、成形品の美観を著しく損ね
る欠点があった。
のゲート部分を、型開きと同時に単に引きちぎる構成と
なっているため、このゲート部分の切断位置が不正確で
切り口が汚く、いわゆるゲートマークが非常に目立つう
え、ゲートの位置をシャッタの底面に設定しているため
なおさら人目につきやすく、成形品の美観を著しく損ね
る欠点があった。
この問題を改善するには、ゲートの口径を小さくするこ
とが有効であるが、そうするとキャビティ14への流入
抵抗が大きくなり、射出に長い時間を要する欠点があっ
た。また、射出時間短縮のため樹脂の射出圧力を大きく
すると、一方の射出ノズルNのゲートが詰まった場合に
、他方の射出ノズルNに大きな圧力がかかり、この射出
ノズルNのゲートを破損するなどのおそれもあった。
とが有効であるが、そうするとキャビティ14への流入
抵抗が大きくなり、射出に長い時間を要する欠点があっ
た。また、射出時間短縮のため樹脂の射出圧力を大きく
すると、一方の射出ノズルNのゲートが詰まった場合に
、他方の射出ノズルNに大きな圧力がかかり、この射出
ノズルNのゲートを破損するなどのおそれもあった。
「課題を解決するだめの手段」
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、対
向する一対の側板と、これら側板を断面コ字状に連結す
る底板とからなるフロッピーディスク用シャッタを一体
成形するための射出成形金型であって、樹脂通路を有す
る固定型板と、この固定型板との対向面に長方板状のコ
ア部が突設された可動型板と、前記コア部の両側面に離
接可能に設けられた一対のスライドコアとにより前述の
シャッタ形状をなすキャビティを画成するとともに、こ
のキャビティの前記底板部分の長手方向両側には、前記
樹脂通路と底板部分の長手方向両端縁とを連通ずるゲー
トを構成し移動時に成形品のゲート部分を切断しうるゲ
ート切刃を有するゲートカット部材を移動可能に設ける
とともに、これらゲートカット部材を型の開閉に連動し
て移動させるゲートカット機構を設けt;ことを特徴と
する。
向する一対の側板と、これら側板を断面コ字状に連結す
る底板とからなるフロッピーディスク用シャッタを一体
成形するための射出成形金型であって、樹脂通路を有す
る固定型板と、この固定型板との対向面に長方板状のコ
ア部が突設された可動型板と、前記コア部の両側面に離
接可能に設けられた一対のスライドコアとにより前述の
シャッタ形状をなすキャビティを画成するとともに、こ
のキャビティの前記底板部分の長手方向両側には、前記
樹脂通路と底板部分の長手方向両端縁とを連通ずるゲー
トを構成し移動時に成形品のゲート部分を切断しうるゲ
ート切刃を有するゲートカット部材を移動可能に設ける
とともに、これらゲートカット部材を型の開閉に連動し
て移動させるゲートカット機構を設けt;ことを特徴と
する。
「作 用」
この射出成形金型では、まず型閉め状態において溶融樹
脂を樹脂通路およびゲートを介してキャビティ内に注入
したうえ、ゲートカット部材をゲートカット機構で移動
させることにより、ゲート切刃でシャッタとゲート部分
との境を正確かつ鋭利に切断、することができる。した
がって、ゲート切断位置が正確で、奇麗な切断面が得ら
れる。同時に、ゲート位置をシャッタ底板の長手方向両
端縁に設定しているから、−層ゲートマークが目立ちに
<<、その分ゲートロ径を大きくしてキャビティへの流
路抵抗の低減を図ることができ、短時間かつ低圧力での
射出成形が可能である。
脂を樹脂通路およびゲートを介してキャビティ内に注入
したうえ、ゲートカット部材をゲートカット機構で移動
させることにより、ゲート切刃でシャッタとゲート部分
との境を正確かつ鋭利に切断、することができる。した
がって、ゲート切断位置が正確で、奇麗な切断面が得ら
れる。同時に、ゲート位置をシャッタ底板の長手方向両
端縁に設定しているから、−層ゲートマークが目立ちに
<<、その分ゲートロ径を大きくしてキャビティへの流
路抵抗の低減を図ることができ、短時間かつ低圧力での
射出成形が可能である。
「実施例」
第1図および第2図は、本発明に係わる射出成形金型の
一実施例を示す正断面図および側断面図であり、以下の
説明で用いる上下関係はこれらの図に従うものとする。
一実施例を示す正断面図および側断面図であり、以下の
説明で用いる上下関係はこれらの図に従うものとする。
図中符号20は固定を板、21は可動型板を示し、この
可動型板21には固定型板20との対向面に長方板状の
コア部21Aが一体形成されている。固定型板20は固
定受板22を介して固定取付板(図示路)に固定されて
いる。一方、可動型板21は可動受板23の上面に固定
され、この可動受板23の下面と対向して移動板24お
よび支持板25(ゲートカット機構の一部)が順に配置
されている。また可動受板23の下面には、第2図に示
すように移動板24を摺動自在に貫通し、支持板25と
の最短距離を規制する複数のスペーサ26が固定されて
おり、これら可動受板23、支持板25は図示しない可
動取付板により、それぞれ別個に駆動されるようになっ
ている。移動板24にはまた、上端が固定側に固定され
た連結ピン27の下端が固定され、可動側部材2Bと移
動板24との間にはスプリング29が介装されている。
可動型板21には固定型板20との対向面に長方板状の
コア部21Aが一体形成されている。固定型板20は固
定受板22を介して固定取付板(図示路)に固定されて
いる。一方、可動型板21は可動受板23の上面に固定
され、この可動受板23の下面と対向して移動板24お
よび支持板25(ゲートカット機構の一部)が順に配置
されている。また可動受板23の下面には、第2図に示
すように移動板24を摺動自在に貫通し、支持板25と
の最短距離を規制する複数のスペーサ26が固定されて
おり、これら可動受板23、支持板25は図示しない可
動取付板により、それぞれ別個に駆動されるようになっ
ている。移動板24にはまた、上端が固定側に固定され
た連結ピン27の下端が固定され、可動側部材2Bと移
動板24との間にはスプリング29が介装されている。
また可動型板21の上面に沿って、第2図に示すように
一対のスライドコア30がコア部21Aを間に挟んで対
称に配置され、コア部21Aの両側面に対し接近離間可
能とされている。これらスライドコア30と固定型板2
0の間には、それぞれ傾斜ピン31が摺動可能に貫入さ
れており、可動型板21が固定型板20から離れると両
スライドコア30が傾斜ピンに沿ってコア部21Aから
離れ、逆に型閉め状態では、両スライドコア30゜固定
型板22、コア部21Aの間にシャッタの全体形状をな
すキャビティ32が画成される。
一対のスライドコア30がコア部21Aを間に挟んで対
称に配置され、コア部21Aの両側面に対し接近離間可
能とされている。これらスライドコア30と固定型板2
0の間には、それぞれ傾斜ピン31が摺動可能に貫入さ
れており、可動型板21が固定型板20から離れると両
スライドコア30が傾斜ピンに沿ってコア部21Aから
離れ、逆に型閉め状態では、両スライドコア30゜固定
型板22、コア部21Aの間にシャッタの全体形状をな
すキャビティ32が画成される。
そして固定型板22内には、第1図に示すよう番9樹脂
通路34がキャビティ32の両側に一対形成され、これ
ら樹脂通路34に連通して可動型板21の上面にはキャ
ビティ32の近傍に延びるランナー35(樹脂通路)が
それぞれ形成されている。
通路34がキャビティ32の両側に一対形成され、これ
ら樹脂通路34に連通して可動型板21の上面にはキャ
ビティ32の近傍に延びるランナー35(樹脂通路)が
それぞれ形成されている。
他方、可動型板21には、キャビティ32の底板成形部
32Aの長手方向両側に角棒状のゲートカット部材36
が上下摺動可能に挿通されている。
32Aの長手方向両側に角棒状のゲートカット部材36
が上下摺動可能に挿通されている。
これらゲートカット部材36の上端部には、一端がラン
ナー35に連通し、他端が斜め下方に窄んで底板成形部
32Aの端面にスリット状に開口するサブマリンゲート
37がそれぞれ形成され、これらゲート37の開口部上
縁は、第3図に示すように底板成形部32A側で斜め下
方を向く鋭角のゲート切刃37Aとなっている。このゲ
ート切刃37Aがゲートカット部材36の移動軸線とな
す角αは25〜35°の範囲であることが望ましい。
ナー35に連通し、他端が斜め下方に窄んで底板成形部
32Aの端面にスリット状に開口するサブマリンゲート
37がそれぞれ形成され、これらゲート37の開口部上
縁は、第3図に示すように底板成形部32A側で斜め下
方を向く鋭角のゲート切刃37Aとなっている。このゲ
ート切刃37Aがゲートカット部材36の移動軸線とな
す角αは25〜35°の範囲であることが望ましい。
上記範囲未満ではこの切刃37Aが欠損しやすく、また
上記範囲より大きいと成形品のゲート部分を引きちぎる
傾向が強くなり、ゲート切断位置が不正確になって切断
面が奇麗にならない。一方、各ゲートカット部材36の
下端は、可動受板23および移動板24を摺動自在に貫
通して支持板25に固定され、その外周と可動受板23
との間にはそれぞれボールスライダ3Bが介装されてい
る。
上記範囲より大きいと成形品のゲート部分を引きちぎる
傾向が強くなり、ゲート切断位置が不正確になって切断
面が奇麗にならない。一方、各ゲートカット部材36の
下端は、可動受板23および移動板24を摺動自在に貫
通して支持板25に固定され、その外周と可動受板23
との間にはそれぞれボールスライダ3Bが介装されてい
る。
さらに、可動型板21には突出ピン40が垂直に挿通さ
れ、その上端がコア部21Aの上面からキャビティ32
内に出没可能とされている。これら突出ピン40の下端
は、可動受板23を貫通して移動板24に固定されてい
る。同様に、可動型板21にはランナー35内に出没可
能な突出ピン41が貫通され、可動受板23を貫通して
下端が移動板24に固定されている(図示路)。
れ、その上端がコア部21Aの上面からキャビティ32
内に出没可能とされている。これら突出ピン40の下端
は、可動受板23を貫通して移動板24に固定されてい
る。同様に、可動型板21にはランナー35内に出没可
能な突出ピン41が貫通され、可動受板23を貫通して
下端が移動板24に固定されている(図示路)。
次に、上記構成からなる上記射出成形金型の使用方向を
説明する。
説明する。
まず、第1因および第2図に示す型閉め状態で、図示し
ないノズルから樹脂通路34にABSまたはPOM等の
溶融樹脂を供給し、各ランナー35およびゲート37を
介してキャビティ32内に樹脂を注入する。
ないノズルから樹脂通路34にABSまたはPOM等の
溶融樹脂を供給し、各ランナー35およびゲート37を
介してキャビティ32内に樹脂を注入する。
次いで、この樹脂が十分に固化したら、まず支持板25
を下方に移動させ(開閉面■)、各ゲートカット部材3
6を第3図ウニ点鎖線で示す位置まで下降させる。これ
により、成形品のゲート部分はゲート切刃37Aで切断
されたうえ、ゲートカット部材36の下降に伴い弾性変
形してゲート37から引き抜かれ、ランナ一部分ととも
に残る。
を下方に移動させ(開閉面■)、各ゲートカット部材3
6を第3図ウニ点鎖線で示す位置まで下降させる。これ
により、成形品のゲート部分はゲート切刃37Aで切断
されたうえ、ゲートカット部材36の下降に伴い弾性変
形してゲート37から引き抜かれ、ランナ一部分ととも
に残る。
次に、支持板25を可動受板23から離したまま、可動
型板を下降させ型開き(開閉面■)を行なう。すると、
傾斜ピン31に沿ってスライドコア30がコア部21A
から離れるとともに、連結ピン27で固定側に直結され
た移動板24は定位置に残るため、キャビティ32内に
各突出ピン4゜が突出してンヤッタが突き落とされると
ともに、ランナー35内に各突出ピン41が突出してラ
ンナ一部分を突き落とす。
型板を下降させ型開き(開閉面■)を行なう。すると、
傾斜ピン31に沿ってスライドコア30がコア部21A
から離れるとともに、連結ピン27で固定側に直結され
た移動板24は定位置に残るため、キャビティ32内に
各突出ピン4゜が突出してンヤッタが突き落とされると
ともに、ランナー35内に各突出ピン41が突出してラ
ンナ一部分を突き落とす。
成形が終了したら、まず支持板25をスペーサ26に当
接する位置まで戻し、次いで可動型板21を上昇して型
閉めし、前記同様のサイクルを繰り返す。
接する位置まで戻し、次いで可動型板21を上昇して型
閉めし、前記同様のサイクルを繰り返す。
このような射出成形金型によれば、ゲートカット部材3
6を支持板25で移動させることにより、ゲート切刃3
7Aで成形されたシャッタとゲート部分との境を正確か
つ鋭利に切断することができるため、パリなどが生じず
ゲート切断面が奇麗で、ゲートマークが目立jこない。
6を支持板25で移動させることにより、ゲート切刃3
7Aで成形されたシャッタとゲート部分との境を正確か
つ鋭利に切断することができるため、パリなどが生じず
ゲート切断面が奇麗で、ゲートマークが目立jこない。
また、ゲート37の位置を底板成形部32Aの長手方向
両端縁に設定したことにより、より一部ゲートマークを
目立tこなくできるとともに、その分、ゲート37の開
口面積を大きくとることができ、その流路抵抗を低下し
て短時間かつ低圧力での射出成形が可能となり、生産性
向上が図れる。
両端縁に設定したことにより、より一部ゲートマークを
目立tこなくできるとともに、その分、ゲート37の開
口面積を大きくとることができ、その流路抵抗を低下し
て短時間かつ低圧力での射出成形が可能となり、生産性
向上が図れる。
さらに、型開き前に予めシャッタとゲート部分とを切断
しておくことができるため、一連の成形時間にロスを生
じることがないうえ、型開き動作からゲートカット部材
36の駆動力を得ているので、タイミングずれや誤動作
のおそれがなく、信頼性が高いという利点を有する。
しておくことができるため、一連の成形時間にロスを生
じることがないうえ、型開き動作からゲートカット部材
36の駆動力を得ているので、タイミングずれや誤動作
のおそれがなく、信頼性が高いという利点を有する。
なお、上記実施例ではゲートカット部材36を可動側に
設けていたが、固定側に設ける構成も可能であるし、ゲ
ート切刃37Aを上向きに形成すれば、ゲートカット部
材36を上昇させてゲートカットを行なう構成も可能で
ある。また、ゲートカット部材36の駆動力を型開き動
作とは別の駆動源から得ても良い。
設けていたが、固定側に設ける構成も可能であるし、ゲ
ート切刃37Aを上向きに形成すれば、ゲートカット部
材36を上昇させてゲートカットを行なう構成も可能で
ある。また、ゲートカット部材36の駆動力を型開き動
作とは別の駆動源から得ても良い。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明の射出成形金型によれば、
ゲートカット部材をゲートカット機構で移動させること
により、ゲート切刃でシャッタとゲート部分との境を正
確かつ鋭利に切断することができる。したがってゲート
切断面が奇麗で、ゲートマークが目立たないうえ、ゲー
ト位置をシャッタ底板の長手方向両端縁に設定したこと
により、より一部ゲートマークが人目につかない。その
分、キャビティへの流路断面積が大きくとることができ
、短時間かつ低圧力での射出成形が可能となり、生産性
向上が図れる。
ゲートカット部材をゲートカット機構で移動させること
により、ゲート切刃でシャッタとゲート部分との境を正
確かつ鋭利に切断することができる。したがってゲート
切断面が奇麗で、ゲートマークが目立たないうえ、ゲー
ト位置をシャッタ底板の長手方向両端縁に設定したこと
により、より一部ゲートマークが人目につかない。その
分、キャビティへの流路断面積が大きくとることができ
、短時間かつ低圧力での射出成形が可能となり、生産性
向上が図れる。
第1図および第2図は本発明に係わる射出成形金型の正
断面図および側断面図、第3図は同実施例のゲート部分
を拡大した正断面図、第4図および第5図はマイクロフ
ロッピーディスクの平面図および下面図、第6図は従来
の射出成形金型を示す縦断面図である。 第1 図 20・・・固定型板、21・・・可動型板、21A・・
・コア部、30・・・スライドコア、32・・・キャビ
ティ、32A・・・底板成形部、34・・・樹脂通路、
35・・・ランナー(樹脂通路の一部)、36・・・ゲ
ートカット部材、37・・・ゲート、37A・・・ゲー
ト切刃、40.41・・・突出ピン。
断面図および側断面図、第3図は同実施例のゲート部分
を拡大した正断面図、第4図および第5図はマイクロフ
ロッピーディスクの平面図および下面図、第6図は従来
の射出成形金型を示す縦断面図である。 第1 図 20・・・固定型板、21・・・可動型板、21A・・
・コア部、30・・・スライドコア、32・・・キャビ
ティ、32A・・・底板成形部、34・・・樹脂通路、
35・・・ランナー(樹脂通路の一部)、36・・・ゲ
ートカット部材、37・・・ゲート、37A・・・ゲー
ト切刃、40.41・・・突出ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 対向する一対の側板と、これら側板を断面コ字状に連結
する底板とからなるフロッピーディスク用シャッタを一
体成形するための射出成形金型であって、 樹脂通路を有する固定型板と、この固定型板との対向面
に長方板状のコア部が突設された可動型板と、前記コア
部の両側面に離接可能に設けられた一対のスライドコア
とにより前述のシャッタ形状をなすキャビティを画成す
るとともに、 このキャビティの前記底板部分の長手方向両側には、前
記樹脂通路と底板部分の長手方向両端縁とを連通するゲ
ートを構成し移動時に成形品のゲート部分を切断しうる
ゲート切刃を有するゲートカット部材を移動可能に設け
るとともに、これらゲートカット部材を型の開閉に連動
して移動させるゲートカット機構を設けたことを特徴と
する射出成形金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31822588A JP2564923B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 射出成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31822588A JP2564923B2 (ja) | 1988-12-16 | 1988-12-16 | 射出成形金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02162006A true JPH02162006A (ja) | 1990-06-21 |
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ID=18096825
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0512112U (ja) * | 1991-07-30 | 1993-02-19 | 豊田合成株式会社 | 射出成形用金型 |
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-
1988
- 1988-12-16 JP JP31822588A patent/JP2564923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0512112U (ja) * | 1991-07-30 | 1993-02-19 | 豊田合成株式会社 | 射出成形用金型 |
CN117464937A (zh) * | 2023-12-27 | 2024-01-30 | 宁波兴利汽车模具有限公司 | 一种浇口模内切除机构及其应用的注塑模具 |
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Also Published As
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