JPH02160541A - 発泡化粧材及びその製造方法 - Google Patents

発泡化粧材及びその製造方法

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JPH02160541A
JPH02160541A JP31376488A JP31376488A JPH02160541A JP H02160541 A JPH02160541 A JP H02160541A JP 31376488 A JP31376488 A JP 31376488A JP 31376488 A JP31376488 A JP 31376488A JP H02160541 A JPH02160541 A JP H02160541A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、床材、壁材等に使用される発泡化粧材及びそ
の製造方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来より、発泡樹脂模様を有する発泡化粧材及びその製
造方法は次のようなものが知られていた。
l)スクリーン印刷等にて発泡性樹脂模様を、発泡原反
又はケミカルエンボス発泡原反上に直接印刷し、加熱発
泡させる方法。
2)エンボスにより発泡原反に凹凸模様を形成する方法
3)ケミカルエンボスのみを用いて発泡樹脂模様を形成
する方法。
しかしながら、1)の方法では、加熱発泡時に発泡樹脂
模様と発泡樹脂層とが相互に溶融合体したり、その一部
が沈降したりするため、凹凸の段差、エツジ部のシャー
プさ等が低下する欠点があった。
2)の方法では、凹凸のエツジ部はシャープになるが、
エンボスによって形成した凹凸模様と、発泡原反上に形
成しである印刷等の柄との同調が困難であり、さらに、
基材の裏面まで凹凸が形成され平滑ではないため壁紙、
床材としての施工性が劣る欠点があった。
また3)の方法では、発泡抑制剤が雰囲気中からの吸湿
の為不安定であり、発泡抑制効果インキが調整後経時変
化するため発泡抑制効果を一定に保つことが困難となる
。そのためケミカルエンボスにより形成した表面の意匠
が変化し、多段階発泡模様を安定生産することが困難で
あった。また、エツジ部のシャープな表現も困難である
という欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の事情に鑑み検討の結果得られたものであ
る。
すなわち、本発明は発泡樹脂層上に透明分離層を設け、
その上に発泡樹脂模様を形成することにより発泡樹脂層
への発泡樹脂模様の沈み込みを防止し、シャープな発泡
樹脂模様を形成することができるようにした。
本発明の発泡化粧材は、基体(1)上に発泡樹脂層(1
2)が形成され、該発泡樹脂層(12)上に、基体(1
)上の発泡樹脂層(12)及び発泡模様(14)を構成
する樹脂よりも高い軟化点を有する樹脂よりなる透明樹
脂層(3)を有し、さらに該透明樹脂層(3)上に発泡
模様(14)を有する構成よりなる。
本発明における最も重要な特徴点は、発泡樹脂1(12
)と発泡模様(14)との境界に、発泡性樹脂層(2)
及び発泡模様(14)を構成する樹脂よりも高い軟化点
を有する樹脂よりなる透明樹脂層(3)を設ける点にあ
る。この透明樹脂層(3)は、発泡樹脂層(12)と発
泡模様(14)との接触を防止し、加熱発泡時における
両者の相互の融合を防止し、発泡樹脂層(12)への発
泡模様の沈み込みを防止する。これによって透明樹脂層
(3)上の発泡模様(14)はシャープなものとなる。
このように透明樹脂層(3)はその上部に形成された発
泡模様(14)をシャープに保つ作用を有するものであ
る。したがって、本発明において発泡模様(14)を発
泡抑制剤を利用して凹凸に形成したとしても、従来のケ
ミカルエンボスのみによる発泡模様と比較して格段優れ
たシャープさを有する模様を形成することができる。
また、発泡樹脂層(12)を凹凸状となし、異なる意匠
効果を出すことができる。この凹凸状の形成には、発泡
樹脂層(12)を部分的に発泡を抑制するか、又は部分
的に発泡部をさらに設けることによっておこなうことが
できる。
本発明の発泡化粧材には、発泡模様と同調した通常のイ
ンキ等で形成された模様(5,6)を設は意匠効果をさ
らに向上させることができる。
この模様は、発泡樹脂層(12)、透明樹脂層(3)。
発泡模様(14)のうちのいずれか一種以上の表面に設
けることができ、その組合せによって意匠効果を微妙に
変化させることができる。
この模様を発泡剤又は発泡抑制剤を含有するインキ等で
形成させることもできる。
次に本発明の発泡化粧材を構成する材料について説明す
る。
基材(1)は、紙、布、不織布、アスベスト、プラスチ
ックシート、鉄、アルミニウム等の金属板等の材料単体
又はそれらを複合したものが使用できる。一般には、紙
に難燃加工したものや、ガラスとの混抄などにより不燃
化したものが使用される。
発泡樹脂層(12)には、熱可塑性樹脂が使用できる。
例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン:エチレン−ビニルアルコール共重合体等のポリオレ
フィン系共重合体、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ナイ
ロン等のポリ゛アミド、ポリウレタン、ポリメタクリル
酸メチル等のアクリル等の合成樹脂を用い、発泡剤とし
ては、後述する発泡性模様(4)を構成する加熱発泡性
インキに用いるのと同様な発泡剤のうちから、用いる合
成樹脂の軟化点、発泡温度、若しくは発泡抑制模様を構
成する組成物に用いる発泡抑制剤との組み合わせを考慮
して選択し、更に、可塑剤、樹脂の熱劣化防止、発泡構
造の制御等の目的で添加される安定剤、着色剤、発泡促
進剤、滑剤、難燃剤、充填剤等を適宜混練して組成する
この発泡樹脂層を構成する樹脂は、加熱によってゲル化
するものが望ましく、一般にはプラスチゾル又はオルガ
ノゾルの系がコーティング適性等の点で適している。
熱可塑性樹脂のうちで最も一般的に用いられるのはポリ
塩化ビニルであり、平均重合度7(10)〜2(10)
0で、粒径0.2〜2μmのポリ塩化ビニルであること
が望ましい。通常、ポリ塩化ビニル1(10)重量部に
対し、可塑剤としてジオクチルフタレートジブチルフタ
レート、トリクレジルフォスファイト、塩素化パラフィ
ン等を40〜80重量部添加する。
又、安定剤としては、鉛、錫、亜鉛、カドミウム。
バリウム等を主体とする公知の化合物、あるいはエポキ
シ化油脂、各種キレータ−が用いられる。
発泡模様(14)は、上記発泡樹脂層(12)と同様の
原材料によって組成される場合が多いが、さらに印刷適
性をあたえる為に体質顔料等を添加する場合もある。ま
た乾燥、ゲル化を短時間で行なえるようにするために、
溶剤を使用したオルガノ系で行なわれる場合が多い。
さらに詳細に説明すると、発泡模様(14)は、適宜な
ベヒクルを用いたインキに発泡剤を混入してなる加熱発
泡性インキを用い形成されるものであり、ベヒクルとし
てはエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロ
ース、セルロースアセテートプロピオネート、酢酸セル
ロース等のセルロース誘導体、ポリスチレン樹脂、スチ
レン共重合樹脂、アクリル又はメタクリル樹脂の単独又
は共重合樹脂、ロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹
脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル/
酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル
樹脂、ポリウレタン樹脂等の1種又は2種以上を用い、
これらのベヒクルに可塑剤、安定剤、分散剤、体質顔料
、着色剤、溶剤及び希釈剤を適宜添加し、更に発泡剤と
して重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、ソジウムボ
ロンハイドライド、シリコンオキシハイドライド等の無
機発泡剤、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロ
ニトリル、ジニトロソペンタメチレンテトラミン、パラ
トルエンスルホニルヒドラジッド、4゜4′−オキシビ
スベンゼンスルホニルヒドラジッド等のアゾ系、スルホ
ニルヒドラジッド系、N−ニトロソ系等の有機発泡剤等
をベヒクル1(10)重量部に対して1〜10好ましく
は2〜8重量部添加し、更に、必要に応じて、可塑剤、
安定剤、着色剤、発泡促進剤、充填剤等を混練して加熱
発泡性インキを作成し、この加熱発泡性インキからなる
発泡性模様が加熱発泡し、発泡模様(14)となる。加
熱発泡性インキとして、発泡樹脂層と同じ組成のものを
用いることも可能である。
透明樹脂層(3)は、発泡樹脂層(12)及び発泡模様
(14)を構成する樹脂よりも高い軟化点を有する樹脂
であればよい、この透明樹脂層(3)としての樹脂は、
フィルム状のものをラミネートするか又は、インキ状、
ゾル状のものを塗工する形態で形成可能である0例えば
、イソシアネート、アミン等で架橋したポリウレタン、
ポリエステル、エポキシ樹脂等の樹脂、架橋タイプのポ
リ塩化ビニル、高分子量のポリ塩化ビニル、電離放射線
硬化型樹脂等からなるインキを塗工、乾燥し、必要に応
じ、熱、電離放射線等で硬化架橋させるか、又は、架橋
タイプのポリ塩化ビニル、高分子量のポリ塩化ビニル、
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレ
ート/テレフタレート共重合体、カーボネート、ポリイ
ミド、ボリアリレート、ポリエーテルエーテルケトン等
のフィルムを2液硬化型のウレタン、ポリエステル系接
着剤等公知の適宜な接着剤にてラミネートしても良い。
透明樹脂層(3)の厚みは、発泡模様(14)と発泡樹
脂層(12)との融合防止効果の点からは厚い方が良(
、塗工法での乾燥性、価格の点からは薄い方が良く、通
常1〜50μm、望ましくは1〜20μmである。
次に電離放射線硬化性樹脂について説明する。
ここで、電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線のうち
、分子を架橋、重合させ得るエネルギー量子を持つもの
を言い、種々のものがあるが、工業的に利用できるのは
、紫外線もしくは電子線であり、このほかγ線なども利
用できる。
電離放射線硬化性樹脂としては、分子中にエチレン性不
飽和結合を有するプレポリマーまたはオリゴマー、例え
ば、不飽和ポリエステル類、ポリエステルアクリレート
、エポキシアクリレート。
ウレタンアクリレート ポリエーテルアクリレートポリ
オールアクリレート、メラミンアクリレートなどの各種
アクリレート類、ポリエステルメタクリレート、ポリエ
ーテルメタクリレート、ポリオールメタクリレート、メ
ラミンメタクリレートなどの各種メタクリレート類など
の一種もしくは二種以上と、分子中にエチレン性不飽和
結合を有する七ツマ−1例えば、スチレン、α−メチル
スチレンなどのスチレン系モノマー類、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸メト
キシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸メトキシブチル、アクリル酸フェニル
などのアクリル酸エステル類、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸プロピル、メタクリル酸メトキシエチル、メ
タクリル酸エトキシメチル、メタクリル酸フェニル、メ
タクリル酸ラウリルなどのメタクリル酸エステル類、ア
クリルアミド、メタクリルアミドなどの不飽和カルボン
酸アミド、アクリル酸−2−(N、N−ジエチルアミノ
)エチル、メタクリル酸−2−(N。
N−ジメチルアミノ)エチル、アクリル酸−2−(N、
N−ジベンジルアミノ)エチル、メタクリル酸(N、N
−ジメチルアミノ)メチル、アクリル酸−2−(N、N
−ジエチルアミノ)プロピルなどの不飽和酸の置換アミ
ノアルコールエステル類、エチレングリコールジアクリ
レート、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレー)、1.6−ヘキサンジ
オールジアクリレート ジエチレングリコールジアクリ
レート、トリエチレングリコールジアクリレート、ジプ
ロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルアクリレート、プロピレングリコールジメタクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレートなどの多官
能性化合物、および(または)分子中に2個以上のチオ
ール基を有するポリチオール化合物、例えば、トリメチ
ロールプロパントリチオグリコレート トリメチロール
プロバントリチオプロピレート、ペンタエリスリトール
テトラチオグリコールなどを混合した塗工用組成物で形
成されるものである。前記塗工用組成物は以上の化合物
を任意に混合して得られるものであるが、該組成物に通
常のコーティング適性を持たせるために、前記プレポリ
マーまたはオリゴマーを5重量%以上、同じく前記モノ
マーおよび(または)ポリチオールを95重量%以下と
することが好ましい、また、塗膜の可撓性を出したり、
発泡樹脂層(12)との密着性を出す為に、非架橋性の
熱可塑性樹脂、例えば、セルロース、ウレタン、ブチラ
ール、アクリル等の樹脂を添加することもできる。
前述したように、透明樹脂層(3)上に形成した発泡模
様(14)及び/又は発泡樹脂層(12)を発泡抑制剤
の効果を利用して凹凸状となすことができる。
このとき発泡抑制剤を含有するインキの形態で適用でき
る。
発泡剤の分解を妨げるか若しくは発泡剤の発泡を促進す
る発泡促進側の働きを妨げるような化合物、即ち発泡抑
制剤としては、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸、1
,2−フタル酸のような有機酸、特に少な(とも2個の
カルボキシル基及び1個の水酸基を含み炭素数が2〜1
2個の有機酸:炭素数2〜20の有機酸ハライド、特に
酸塩化物:炭素数2〜20の有機酸無水物:2個の官能
基を有する炭素数が2〜20の多価芳香族アルコール及
びケトン:炭素数3〜12の飽和アミン又は非飽和の6
〜10員環アミン等から用途に合わせ、例えば加熱発泡
性素材に用いる発泡剤、発泡助剤、安定剤との組合せに
より発泡温度を上昇する効果を有するものを選択して用
いられる。更に着色剤、可塑剤、安定剤等を適宜添加し
て混練してなる発泡抑制インキを用いて、発泡抑制模様
を印刷し、該発泡抑制模様部は、加熱発泡が抑制される
通常模様(5)、 (6)は、発泡剤又は発泡抑制剤を
含まないインキ組成物から構成された模様を意味する。
次に、本発明の発泡化粧材の製造方法について述べると
、先ず(A)基材(1)表面上に、熱分解型発泡剤式の
樹脂組成物よりなる発泡性樹脂層(2)を設ける工程(
B)該発泡性樹脂層(2)の表面上に、基体(1)表面
上の発泡性樹脂層(2)及び発泡性模様(4)を構成す
る樹脂よりも高い軟化点を有する樹脂よりなる透明樹脂
層(3)を設ける工程(C)透明樹脂層(3)の表面上
に、熱分解型発泡剤式の樹脂組成物よりなる発泡性模様
(4)を設ける工程(D)発泡温度以上に全体を加熱す
る工程よりなる。
加熱発泡を行なう前の化粧材の構造は第1図に示されて
いる。加熱発泡処理後の化粧材の構造は第2.3.4.
5図に示されている。前述(A)(B)(C)の工程に
おける各層、及び模様の形成は塗布又は印刷等によって
おこなわれるが、印刷方法ではグラビア方式が一般的で
あるが、その他オフセット、活版、シルクスクリーン等
公知の印刷方法が使用できる。
又、(B)の工程については、フィルムに製膜された透
明樹脂層(3)を、接着剤を用いたドライラミネート法
で貼合せることもできる。
通常模様を形成するインキは、透明樹脂層(3)の表、
裏、発泡性模様(4)の表面のうちの一種以上に印刷形
成することができる。
印刷色は、発泡性模様(4)、  通常模様(5) (
6)ともに多色を使用できることは言うまでもない。
発泡性樹脂層(2)を設けた後、透明樹脂層(3)を設
けた後、及び発泡性模様(4)を設けた後にそれぞれ発
泡温度以下で乾燥すると、各次工程における塗布又は印
刷作業及び加熱発泡工程を有利に行なうことができる。
また発泡性模様(4)を設けた後の乾燥温度を発泡性樹
脂層(2)及び発泡性模様(4)の発泡温度よりも高く
することによって乾燥と発泡とを同時に行うことができ
工程の省略がはかれる。
第2図に示された構造の発泡化粧材は、発泡性樹脂層(
2)上に通常模様(5)、  透明樹脂層(3)。
発泡性模様(4)を順次設け、次いで加熱発泡すること
により製造される。第3又は4図に記載された構造は、
透明樹脂層(3)上に発泡性模様(4)及び通常模様(
6)を設ける順序を変えることにより適宜製造できる。
第4図の構造は、通常模様(5)。
透明樹脂層(3)、  通常模様(6)5発泡性模様(
4)を順次設けることにより製造できる。
〔実施例−1〕 第2図に示された、基材(1)1発泡性樹脂層(12)
通常模様(5)、透明樹脂層(3)9発泡模様(14)
が順次設けられた発泡化粧材について述べる。
基−−二佳 WK−70NRDを使用した。 (買入社製)可塑剤 0P 1、B、0゜ 上記配合にて混練し、ミネラルスピリットにより粘度を
3(10)0cpsに調整し、基材に160μmの厚み
でコーティングする0次いで160℃で70秒加熱し、
乾燥ゲル化を行なった。
1コIL様 通常インキNWP (昭和インク工業社製)をグラビア
印刷法で発泡性樹層上に設けた。
止」1問」[薩 2液硬化型ウレタン系インキUM Na15 (諸量イ
ンキ社製)をグラビア印刷法で2μmの厚みとなる様に
印刷する。
主11目」様 発泡インキN5PT Nn、8  (昭和インク工業社
製)の模様をグラビア印刷法で通常模様に同調させて設
けた0発泡性模様は版深11(10)aの版を用いて印
刷した。
発泡インキは印刷後ゲル化させる必要があるため140
°Cで15秒間乾燥処理を行なった。
主−一皿 210℃で50秒間加熱することにより発泡を行ない発
泡化粧板を得た。
製造した発泡化粧板は、印刷と同調した凹凸部のエツジ
部のシャープな発泡樹脂模様が形成されていた。
〔実施例−2〕 実施例−1に於いて、透明樹脂層の形状を厚さ50μm
のポリカーボネートフィルムをポリウレタン系接着剤(
主剤タケラックA315及び硬化剤タケネートAを重量
比、1(10): 5で配合)にて、ドライラミネート
形成した。
また、発泡性模様の発泡は、発泡インキを印刷後、直ち
に、210°Cで60秒間加熱し、溶剤の乾燥、ゲル化
、発泡を総て同時に行った。(その他は実施例−1と同
じ)製造した発泡化粧板は印刷と同調したシャープな発
泡樹脂模様が形成されていた。
〔発明の効果〕
印刷と同調した凹凸部のエツジのシャープな発泡模様が
形成できる。また発泡樹脂層上に発泡インキを直接印刷
した場合と比較して発泡時の発泡模様の発泡樹脂層への
沈降、融合がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の発泡化粧材の製造における加熱発泡
前の化粧材の断面模式図である。 第2.3.4.5図は、本発明の発泡化粧材の断面模式
図である。 1・・・基材 2・・・発泡性樹脂層 3・・・透明樹脂層 4・・・発泡性模様 5.6・・・通常模様 12・・・発泡樹脂層 14・・・発泡模様

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体(1)上に発泡樹脂層(12)が形成され、
    該発泡樹脂層(12)上に、基体(1)上の発泡樹脂層
    (12)及び発泡模様(14)を構成する樹脂よりも高
    い軟化点を有する樹脂よりなる透明樹脂層(3)を有し
    、さらに該透明樹脂層(3)上に発泡模様(14)を有
    する発泡化粧材。
  2. (2)透明樹脂層(3)上に通常模様(6)を有し、さ
    らに、透明樹脂層(3)及び/又は通常模様(6)上に
    発泡模様(14)を有する請求項(1)記載の発泡化粧
    材。
  3. (3)透明樹脂層(3)上に発泡模様(14)を有し、
    さらに、透明樹脂層(3)及び/又は発泡模様(14)
    上に通常模様(6)を有する請求項(1)記載の発泡化
    粧材。
  4. (4)発泡樹脂層(12)上に通常模様(6)を有する
    請求項(1)、(2)、(3)のいずれかに記載の発泡
    化粧材。
  5. (5)通常模様(6)が、発泡抑制剤を含むか又は含ま
    ない樹脂組成物よりなる請求項(1)〜(4)のいずれ
    かに記載の発泡化粧材。
  6. (6)基材(1)表面上に、熱分解型発泡剤入の樹脂組
    成物よりなる発泡性樹脂層(2)を設ける工程、該発泡
    性樹脂層(2)の表面上に、基体(1)表面上の発泡性
    樹脂層(2)及び発泡性模様(4)を構成する樹脂より
    も高い軟化点を有する樹脂よりなる透明樹脂層(3)を
    設ける工程、透明樹脂層表面上に熱分解型発泡剤入の樹
    脂組成物よりなる発泡性模様(4)を設ける工程、次い
    で発泡温度以上に加熱することによって発泡性樹脂層(
    2)及び発泡性模様(4)を発泡させる工程よりなる発
    泡化粧材の製造方法。
  7. (7)発泡性樹脂層(2)、発泡性模様(4)、透明樹
    脂層(3)を設けるそれぞれの工程で発泡温度以下で乾
    燥する処理を有する請求項(6)記載の発泡化粧材の製
    造方法。
  8. (8)発泡性樹脂層(2)表面上に、熱分解型発泡剤又
    は発泡抑制剤を含有する樹脂組成物よりなる模様を設け
    る工程を有する請求項(6)又は(7)記載の発泡化粧
    材の製造方法。
  9. (9)発泡性樹脂層(2)、透明樹脂層(3)、発泡性
    模様(4)のうち1又は2以上の表面上に通常模様を設
    ける工程を有する請求項(6)、(7)又は(8)のい
    ずれかに記載の発泡化粧材の製造方法。
  10. (10)発泡性模様(4)を設けた後の乾燥温度を、発
    泡性樹脂層(2)及び発泡性模様(4)の発泡温度より
    も高くし、該乾燥と同時に発泡を行なう請求項(6)、
    (7)、(8)、(9)のいずれかに記載の発泡化粧材
    の製造方法。
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