JPH02160208A - 液晶投影表示装置 - Google Patents
液晶投影表示装置Info
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- JPH02160208A JPH02160208A JP63315635A JP31563588A JPH02160208A JP H02160208 A JPH02160208 A JP H02160208A JP 63315635 A JP63315635 A JP 63315635A JP 31563588 A JP31563588 A JP 31563588A JP H02160208 A JPH02160208 A JP H02160208A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/10—Beam splitting or combining systems
- G02B27/1006—Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths
- G02B27/102—Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths for generating a colour image from monochromatic image signal sources
- G02B27/1046—Beam splitting or combining systems for splitting or combining different wavelengths for generating a colour image from monochromatic image signal sources for use with transmissive spatial light modulators
-
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- G02—OPTICS
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- G02B27/10—Beam splitting or combining systems
- G02B27/14—Beam splitting or combining systems operating by reflection only
- G02B27/149—Beam splitting or combining systems operating by reflection only using crossed beamsplitting surfaces, e.g. cross-dichroic cubes or X-cubes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3102—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
- H04N9/3105—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying all colours simultaneously, e.g. by using two or more electronic spatial light modulators
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、複数の液晶パネルによる色分解像を合つして
拡大投影することにより画像を得る液晶投影表示装置に
関する。
拡大投影することにより画像を得る液晶投影表示装置に
関する。
「従来技術およびその問題点」
この種の液晶投影表示装置は、R(Red) 、G(G
reen) 、B (Blue)の3色の色分解情報を
与える3枚の液晶パネルに、それぞれR,G、Bの照明
光を与え、これらを合成して投影レンズで拡大投影する
ことにより、カラー画像を得る液晶カラープロジェクタ
として一般に知られている。
reen) 、B (Blue)の3色の色分解情報を
与える3枚の液晶パネルに、それぞれR,G、Bの照明
光を与え、これらを合成して投影レンズで拡大投影する
ことにより、カラー画像を得る液晶カラープロジェクタ
として一般に知られている。
第4図は従来のこの種の液晶カラープロジェクタのうち
、光線の分離および合成のためにダイクロイックプリズ
ムおよびミラーを用いた装置の概念図である。直方体を
なすダイクロイックプリズム11の3面の入射面には、
R,G、B用の液晶パネル12.13.14が位置し、
残りの1面の出射面に投影レンズ15が位置している。
、光線の分離および合成のためにダイクロイックプリズ
ムおよびミラーを用いた装置の概念図である。直方体を
なすダイクロイックプリズム11の3面の入射面には、
R,G、B用の液晶パネル12.13.14が位置し、
残りの1面の出射面に投影レンズ15が位置している。
液晶パネル12.13および14の入射側にはそれぞれ
、光軸と45°をなすR反射ダイクロイックミラ12
a s G反射ダイクロイックミラー13a、およびB
反射ダイクロイックミラー14aが配設され、これらに
照明光線が入射する。照明光線は、白色光源16の光を
コリメートレンズ(コンデンサレンズ)17により平行
光線としたもので、この平行光線がB反射ダイクロイッ
クミラー14a、全反射ミラー18、G反射グイクロイ
ックミラー13a、全反射ミラー19およびR反射ダイ
クロイックミラー12aの順に与えられる。
、光軸と45°をなすR反射ダイクロイックミラ12
a s G反射ダイクロイックミラー13a、およびB
反射ダイクロイックミラー14aが配設され、これらに
照明光線が入射する。照明光線は、白色光源16の光を
コリメートレンズ(コンデンサレンズ)17により平行
光線としたもので、この平行光線がB反射ダイクロイッ
クミラー14a、全反射ミラー18、G反射グイクロイ
ックミラー13a、全反射ミラー19およびR反射ダイ
クロイックミラー12aの順に与えられる。
またダイクロイックプリズムll内には、光軸に対しそ
れぞれ45°をなし互いに直角をなすB反射膜11aお
よびR反射膜11bが設けられている。この両反射膜1
1aおよびllbは、G光を透過する。
れぞれ45°をなし互いに直角をなすB反射膜11aお
よびR反射膜11bが設けられている。この両反射膜1
1aおよびllbは、G光を透過する。
この液晶カラープロジェクタは従って、液晶パネル12
.13および14をその色情報に基づいてスイッチング
し、これを白色光源16およびコリメートレンズ17に
よる平行光線で照明すると、液晶パネル12を透過した
R光、液晶パネル13を透過したG光、および液晶パネ
ル14を透過したB光が、ダイクロイックプリズム11
に入射する。そしてこの各入射光は、該プリズム内のB
反射膜11aおよびR反射膜11bを介して合成され(
重ね合わされ)、この合成画像が出射面から出射し、投
影レンズ15を介してスクリーン20上に拡大投影され
る。22は投影レンズ15の絞を示す。
.13および14をその色情報に基づいてスイッチング
し、これを白色光源16およびコリメートレンズ17に
よる平行光線で照明すると、液晶パネル12を透過した
R光、液晶パネル13を透過したG光、および液晶パネ
ル14を透過したB光が、ダイクロイックプリズム11
に入射する。そしてこの各入射光は、該プリズム内のB
反射膜11aおよびR反射膜11bを介して合成され(
重ね合わされ)、この合成画像が出射面から出射し、投
影レンズ15を介してスクリーン20上に拡大投影され
る。22は投影レンズ15の絞を示す。
この液晶プロジェクタでは、ダイクロイックミラーおよ
びプリズムの性能を最高に発揮するため、照明光として
平行光を用いており、投影レンズ15は入射角の差によ
る色シェーデイングを避けるためテレセントリックレン
ズが一般に用いられる。
びプリズムの性能を最高に発揮するため、照明光として
平行光を用いており、投影レンズ15は入射角の差によ
る色シェーデイングを避けるためテレセントリックレン
ズが一般に用いられる。
ところがダイクロイックプリズム右よびダイクロイック
ミラーを用いたこの従来の液晶プロジェクタは、実際に
製造して試験すると、スクリーン20上の画像のコント
ラストが低いという問題点があることが判明した。
ミラーを用いたこの従来の液晶プロジェクタは、実際に
製造して試験すると、スクリーン20上の画像のコント
ラストが低いという問題点があることが判明した。
本発明者らは、従来装置におけるこのコントラスト低下
の原因を研究した結果、ダイクロイックプリズム11を
用いた液晶プロジェクタでは、ダイクロイックプリズム
11.液晶パネル12.13および14の外面がいずれ
も平行平面からなるため、その表面反射によりコントラ
ストが低下することを見出した。第5図はその原因を説
明するための図で、液晶パネル12(13,14)上の
A点から出た光束(実線)の上光線をal、下光線をa
2としたとき、ダイクロイックプリズム11の出射面(
スクリーン20側の端面)でのa2の反射光(破!りは
、液晶パネル12上のB点に至り再び反射する。グイク
ロイックスリズム11を通過し投影レンズ15および絞
22を経た光束は、Aoのようにスクリーン20に至る
。一方液晶バネル12上のB点から出た別の光束(−点
鎖線)の上光線b1と下光線す、は、破線と同じ光路な
通り、Boのようにスクリーン20に至る。すなわち図
では説明上、破線と一点鎖線を別々に描いているが、テ
レセントリック光学系では両者が重なることは明らかで
ある。このため、破線で示す反射光線がゴーストを生じ
させ、コントラストを低下させる。
の原因を研究した結果、ダイクロイックプリズム11を
用いた液晶プロジェクタでは、ダイクロイックプリズム
11.液晶パネル12.13および14の外面がいずれ
も平行平面からなるため、その表面反射によりコントラ
ストが低下することを見出した。第5図はその原因を説
明するための図で、液晶パネル12(13,14)上の
A点から出た光束(実線)の上光線をal、下光線をa
2としたとき、ダイクロイックプリズム11の出射面(
スクリーン20側の端面)でのa2の反射光(破!りは
、液晶パネル12上のB点に至り再び反射する。グイク
ロイックスリズム11を通過し投影レンズ15および絞
22を経た光束は、Aoのようにスクリーン20に至る
。一方液晶バネル12上のB点から出た別の光束(−点
鎖線)の上光線b1と下光線す、は、破線と同じ光路な
通り、Boのようにスクリーン20に至る。すなわち図
では説明上、破線と一点鎖線を別々に描いているが、テ
レセントリック光学系では両者が重なることは明らかで
ある。このため、破線で示す反射光線がゴーストを生じ
させ、コントラストを低下させる。
このコントラストの低下は、以上のように表面反射で起
こるから、ダイクロイックプリズム11および液晶パネ
ル12に反射防止膜を施すことにより理論的には防止で
きる。しかし完璧な反射防止膜は得られず、かつコスト
が高い。また、特開昭62−208016号がCRTに
よるカラープロジェクタに関して提案している技術を転
用し、ダイクロイックプリズム11の出射面と投影レン
ズ15の間に特定の屈折率の液体を介在させれば、この
コントラストの低下の問題はある程度解決される。
こるから、ダイクロイックプリズム11および液晶パネ
ル12に反射防止膜を施すことにより理論的には防止で
きる。しかし完璧な反射防止膜は得られず、かつコスト
が高い。また、特開昭62−208016号がCRTに
よるカラープロジェクタに関して提案している技術を転
用し、ダイクロイックプリズム11の出射面と投影レン
ズ15の間に特定の屈折率の液体を介在させれば、この
コントラストの低下の問題はある程度解決される。
しかしこのように特定の屈折率の液体を空間に介在させ
るのは、装置構成の複雑化、コストの増大を招(。
るのは、装置構成の複雑化、コストの増大を招(。
「発明の目的」
本発明は、従って、光線の分離および合成にダイクロイ
ックプリズムを用いる液晶投影表示装置において、より
簡単な構成で、投影画像のコントラスト低下を抑制する
ことを目的とする。
ックプリズムを用いる液晶投影表示装置において、より
簡単な構成で、投影画像のコントラスト低下を抑制する
ことを目的とする。
「発明の概要」
本発明は、ダイクロイックプリズムから出た合成光線を
スクリーン上に結像させる投影レンズの一部を利用して
、コントラストの低下の防止を図るものである。
スクリーン上に結像させる投影レンズの一部を利用して
、コントラストの低下の防止を図るものである。
すなわち本発明は、画像合成のためのダイクロイックプ
リズムの少なくとも2面の入射面にそれぞれ対向させて
液晶パネルを配するとともに、出射面に対向させて投影
レンズを配し、各液晶パネルに与える照明光を、ダイク
ロイックプリズム内の反射膜を介して合成し、投影レン
ズを介してスクリーンに投影する液晶投影表示装置にお
いて、ダイクロイックプリズムの投影レンズ側の端面を
曲面から構成したことを特徴としている。
リズムの少なくとも2面の入射面にそれぞれ対向させて
液晶パネルを配するとともに、出射面に対向させて投影
レンズを配し、各液晶パネルに与える照明光を、ダイク
ロイックプリズム内の反射膜を介して合成し、投影レン
ズを介してスクリーンに投影する液晶投影表示装置にお
いて、ダイクロイックプリズムの投影レンズ側の端面を
曲面から構成したことを特徴としている。
この曲面は、当然レンズ作用を持つから、投影レンズは
この曲面のレンズ作用を考慮して、つまりダイクロイッ
クプリズムの曲面を投影レンズの一部として設計する。
この曲面のレンズ作用を考慮して、つまりダイクロイッ
クプリズムの曲面を投影レンズの一部として設計する。
ダイクロイックプリズムの投影レンズ側の端面を曲面に
加工する代わりに、投影レンズのダイクロイックプリズ
ム側の端部のレンズを、ダイクロイックプリズムに接着
してもよい。ダイクロイックプリズムの曲面加工と比較
して、この方が実際的である。ダイクロイックプリズム
とこの接着レンズとは、接着面における反射をな(すた
め、同一の材質から構成することが望ましい。
加工する代わりに、投影レンズのダイクロイックプリズ
ム側の端部のレンズを、ダイクロイックプリズムに接着
してもよい。ダイクロイックプリズムの曲面加工と比較
して、この方が実際的である。ダイクロイックプリズム
とこの接着レンズとは、接着面における反射をな(すた
め、同一の材質から構成することが望ましい。
ダイクロイックプリズムの上記曲面またはダイクロイッ
クプリズムに接着するレンズは、凹面または凹レンズが
好ましい、理論上は、凸面または凸レンズでも、表面反
射によるコントラスト低下の防止が可能であるが、凹面
または凹レンズの方が、同じ曲率半径を持つ凸面または
凸レンズと比較して効果的である。
クプリズムに接着するレンズは、凹面または凹レンズが
好ましい、理論上は、凸面または凸レンズでも、表面反
射によるコントラスト低下の防止が可能であるが、凹面
または凹レンズの方が、同じ曲率半径を持つ凸面または
凸レンズと比較して効果的である。
「発明の実施例」
以下図示実施例について本発明を説明する。第1図は本
発明による液晶カラープロジェクタの実施例を示すもの
である。この図においては、第4図の従来装置に示した
、R,G、Bの各反射グイクロイックミラー12a〜1
4a、白色光源16〜全反射ミラー19の要素の図示を
省略し、第4図と同一の要素には同一の符合を付してい
る。
発明による液晶カラープロジェクタの実施例を示すもの
である。この図においては、第4図の従来装置に示した
、R,G、Bの各反射グイクロイックミラー12a〜1
4a、白色光源16〜全反射ミラー19の要素の図示を
省略し、第4図と同一の要素には同一の符合を付してい
る。
テレセントリックレンズからなる投影レンズ15は、こ
の実施例では、スクリーン2o側より順に、正レンズの
第1群15a、負レンズの第2群15b、接合レンズ群
15c、3枚の正レンズ群15d、15e、15f、お
よび負レンズ15gからなっている。負レンズ15gは
、ダイクロイックプリズム11の出射面側を平面とし、
スクリーン20側を凹面としだ平凹レンズからなってい
て、この負レンズ15gがダイクロイックプリズム11
に接着されている。この負レンズ15gは、ダイクロイ
ックプリズム11を形成する光学材料と同一の光学材料
から構成されている。
の実施例では、スクリーン2o側より順に、正レンズの
第1群15a、負レンズの第2群15b、接合レンズ群
15c、3枚の正レンズ群15d、15e、15f、お
よび負レンズ15gからなっている。負レンズ15gは
、ダイクロイックプリズム11の出射面側を平面とし、
スクリーン20側を凹面としだ平凹レンズからなってい
て、この負レンズ15gがダイクロイックプリズム11
に接着されている。この負レンズ15gは、ダイクロイ
ックプリズム11を形成する光学材料と同一の光学材料
から構成されている。
このようにダイクロイックプリズム11のスクリーン2
0側の端面を曲面とすると、ダイクロイックプリズム1
1の表面反射によるゴーストの発生、およびコントラス
トの低下を防止することができる。第3図はその理由を
説明する図で、第5図に対応している。第3図と同様に
、液晶パネル12(13,14)上のA点から出た光束
(実線)を考え、その上光線なal、上光線をa2とし
たとき、負レンズ15gの凹面21での反射光(破線)
は、液晶パネル12上のB点に至り再び反射する。ダイ
クロイックプリズム11を通過し投影レンズ15および
絞22を経た光束は、Aoのようにスクリーン20に至
る。一方液晶バネル12上のB点から出た別の光束(−
点鎖線)の上光11b+と上光線b2は、Boのように
スクリーン20に至る。この−点鎖線で示す光束は、破
線の光束と同じ光路は通らない、つまりダイクロイック
プリズム11の出射面が凹面21からなっているために
、凹面21において一点鎖線の光束と破線の光束とは方
向を異ならせる。よって破線で示す光束の一部は絞22
によって遮られ、スクリーン20には達しない。別言す
ると凹面21は、そこにおける反射光の方向を拡散する
のに役立ち、スクリーン20上に投影される像のゴース
トや、ゴーストに起因するコントラストの低下を防止す
るのに役立つ。
0側の端面を曲面とすると、ダイクロイックプリズム1
1の表面反射によるゴーストの発生、およびコントラス
トの低下を防止することができる。第3図はその理由を
説明する図で、第5図に対応している。第3図と同様に
、液晶パネル12(13,14)上のA点から出た光束
(実線)を考え、その上光線なal、上光線をa2とし
たとき、負レンズ15gの凹面21での反射光(破線)
は、液晶パネル12上のB点に至り再び反射する。ダイ
クロイックプリズム11を通過し投影レンズ15および
絞22を経た光束は、Aoのようにスクリーン20に至
る。一方液晶バネル12上のB点から出た別の光束(−
点鎖線)の上光11b+と上光線b2は、Boのように
スクリーン20に至る。この−点鎖線で示す光束は、破
線の光束と同じ光路は通らない、つまりダイクロイック
プリズム11の出射面が凹面21からなっているために
、凹面21において一点鎖線の光束と破線の光束とは方
向を異ならせる。よって破線で示す光束の一部は絞22
によって遮られ、スクリーン20には達しない。別言す
ると凹面21は、そこにおける反射光の方向を拡散する
のに役立ち、スクリーン20上に投影される像のゴース
トや、ゴーストに起因するコントラストの低下を防止す
るのに役立つ。
次の第1表は第1図に示した投影レンズ15の具体例を
示すものである。また第2図は、この投影レンズ15を
倍率−15,5xで使用した場合の被写体(液晶パネル
12)側における諸収差図である。この収差図によれば
、液晶カラープロジェクタとして十分な画質が得られる
。
示すものである。また第2図は、この投影レンズ15を
倍率−15,5xで使用した場合の被写体(液晶パネル
12)側における諸収差図である。この収差図によれば
、液晶カラープロジェクタとして十分な画質が得られる
。
第1表
f ;
rl;
dl;
nl ;
ν 五
焦点距離
第i面の曲率半径
第i面と第i+1面の間隔
第iレンズの屈折率(d線)
;第iレンズのアツベ数
f=1mm
r = 2.44mm
d、 =0.025
r、= −1,25m+n
d、=0.143
r、= −1,olmm
dユ =0.044
r4 = 1.01mm
d4 =0.219
rs = −0,38mm
d、 =0.040
ra ” −2,89mm
di =0.203
n、 =1.80518
nt ;1.74950
nl =t、aostg
n、 =1.60311
シ、=25.4
νよ =35.3
rs :25.4
シ、=60.7
r、 = −0,47mm
d? =0.006
rs = −3,56mm
d、=0.199 ns =1.51633
v 、=64.1r、: −0,75a+m d、=0.006 r+o=−38,7mm dlo”0.207 0a :1.51633
V a =64.1rll” −1,旧111 d、、=0.006 r+z= 2.28mm dB”0.178 nt ”1.51633
νt ”64.1r+z” −2,28a+m d、、=0.087 r+4” −4,50mn+ d、4=1.050 na =1.51633
17s =64.1r、、= O) 「発明の効果」 以上のように本発明の液晶投影表示装置によれば、ダイ
クロイックプリズムの投影レンズ側の出射面を曲面とし
、あるいはダイクロイックプリズムの出射面に、投影レ
ンズの構成レンズを接着するという簡単な構成で、ダイ
クロイックプリズムの表面反射に起因するコントラスト
の低下を効果的に防止できる。
v 、=64.1r、: −0,75a+m d、=0.006 r+o=−38,7mm dlo”0.207 0a :1.51633
V a =64.1rll” −1,旧111 d、、=0.006 r+z= 2.28mm dB”0.178 nt ”1.51633
νt ”64.1r+z” −2,28a+m d、、=0.087 r+4” −4,50mn+ d、4=1.050 na =1.51633
17s =64.1r、、= O) 「発明の効果」 以上のように本発明の液晶投影表示装置によれば、ダイ
クロイックプリズムの投影レンズ側の出射面を曲面とし
、あるいはダイクロイックプリズムの出射面に、投影レ
ンズの構成レンズを接着するという簡単な構成で、ダイ
クロイックプリズムの表面反射に起因するコントラスト
の低下を効果的に防止できる。
第1図は本発明の液晶投影表示装置の実施例を示す光学
構成図、第2図は第1図の光学系の諸収差図、第3図は
本発明によるコントラストの低下防止効果を説明する光
路図、第4図は従来の液晶投影表示装置の光学構成図、
第5図は従来装置においてコントラストの低下が生じる
理由を説明する光路図である。 11・・・ダイクロイックプリズム、12.13.14
・・・液晶パネル、15・・・投影レンズ、16・・・
白色光源、17・・・コリメートレンズ、20・・・ス
クリーン、21・・・凹面、22・・・絞。 第1 図
構成図、第2図は第1図の光学系の諸収差図、第3図は
本発明によるコントラストの低下防止効果を説明する光
路図、第4図は従来の液晶投影表示装置の光学構成図、
第5図は従来装置においてコントラストの低下が生じる
理由を説明する光路図である。 11・・・ダイクロイックプリズム、12.13.14
・・・液晶パネル、15・・・投影レンズ、16・・・
白色光源、17・・・コリメートレンズ、20・・・ス
クリーン、21・・・凹面、22・・・絞。 第1 図
Claims (5)
- (1)画像合成のためのダイクロイックプリズムの少な
くとも2面の入射面にそれぞれ対向させて液晶パネルを
配するとともに、出射面に対向させて投影レンズを配し
、各液晶パネルに与える照明光を、ダイクロイックプリ
ズム内の反射膜を介して合成し、上記投影レンズを介し
てスクリーンに投影する液晶投影表示装置において、 上記ダイクロイックプリズムの投影レンズ側の端面を曲
面から構成したことを特徴とする液晶投影表示装置。 - (2)請求項1において、曲面は凹面である液晶投影表
示装置。 - (3)画像合成のためのダイクロイックプリズムの少な
くとも2面の入射面にそれぞれ対向させて液晶パネルを
配するとともに、出射面に対向させて投影レンズを配し
、各液晶パネルに与える照明光を、ダイクロイックプリ
ズム内の反射膜を介して合成し、上記投影レンズを介し
てスクリーンに投影する液晶投影表示装置において、 上記投影レンズのダイクロイックプリズム側端部の構成
レンズを、スクリーン側が曲面のレンズから構成し、こ
のレンズをダイクロイックプリズムの出射面に接着した
ことを特徴とする液晶投影表示装置。 - (4)請求項3において、ダイクロイックプリズムの出
射面への接着レンズは、平凹レンズである液晶投影表示
装置。 - (5)請求項3または4において、ダイクロイックプリ
ズムと接着レンズは同一材質からなっている液晶投影表
示装置。
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