JPH02159839A - 光通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は、光ファイバを使用した光通信装置、特に単
線双方向バス形の光通信装置に関するものである。

〔従来の技術） 第３図は例えば特開昭６１−４９５２６号公報に示され
たこの種の従来の単線双方向光通信装置の構成図である
。図において、■はスイッチにより光信号の経路を切り
替える切替部、２は光信号の内容を監視する監視制御部
、３は信号増幅を行うｒｌＴ生部で、これらにより中継
器５が構成されている。５．６はそれぞれ端局Ａ、Ｂと
接続された光ファイバである。

次に動作について説明する。上記中継器５は、隣接装置
である端局からの切替制御信号により切替部１を動作さ
せるように構成されている６通常は、切替部１のスイッ
チの状態は図の実線で示す状態となっており、この時端
局Ａ側からの受信信号がそのまま再生部３に入力され、
この再生部３で増幅されて端局Ｂ側に送出される。すな
わち、この状態で中ＩＩ器４は下り回線用として動作す
る。

一方、監視制御部２は、常時再生部３の出力信号を監視
しており、端局Ａ側から切換１ＩＩＪ御信号が送出され
てくると、その切替制御信号を検出し、切替部１に切替
指令を出力する。この切替指令により、切替部ｌのスイ
ッチ状ｔ！！４ケ破線で示す状態に切り替わる。この時
、端局Ｂ側からの受信信号が再生部３に人力され、この
再生部３で増幅されて端局Ａ側に送出される。すなわち
、この状態で中１ａ器４は上り回線用とて動作する。

このように、端局からの切替制御信号に従って回線を上
り用あるいは下り川として双方向光通イ８に利用するよ
うに構成されている。

（発明が解決しようとするＢ題） 従来の光通信装置は、以上のように構成されているため
、光ラアイバの切替制御信号を隣接装置から送出しなけ
ればならず、また切替制御信号の監視制御部が必要とな
り、通信手順及び回路が複雑になるという問題点があり
、更に端末装置等として使用する場合には、端末制ａ１
機を電気配線を延長して接続するか、端末制御機に隣接
して設置する必要があり、設置位置によっては端末装置
として使用することが困難であるという問題点があった
。

この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、通信手順及び回路が簡単で、また容易に端末
装置として使用できる光通信装置を得ることを目的とし
ている。

（Ｊ２ｆ！を解決するための手段） この発明に係る光通信装置は、光ファイバを通して双方
向通信を行う光通イ３装置において、一方の隣接装置か
らの光信号を他方の隣接装置へ透過させると共にその光
信号を光−電気変換器で受信して信号制御回路に導き且
つ制御された信号を電気−光変換器を通して何れかの隣
接装置へ送出する分岐／結合回路と、上記光−電気変換
器からの受（＋’ｉ信号を空中伝搬光信号に変換して外
部へ空中送イ３する送信機と、外部からの空中伝搬光信
号を電気信号に変換し上記光ファイバを通じて隣接装置
へ送出するための受信機を設けたものである。

〔；；−川〕

この発明における分岐／結合回路は、隣接装置からの切
替制御信号がなくても光ファイバを通して送出された光
信号を一方の装置から他方の装置へ透過させると共に５
その先イ３号を制御して何れかの装置へ送出する。また
、送信機は受信した信号を光信号に変換して空中送信し
、受信機は外部からの信号を空中受信し、この信号は光
ファイバを通じて隣接装置へ送出される。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例による光通信装置の構成図
である。図において、１１は単Ｍ（ケーブル）の光ファ
イバで、隣接装置（図示せず）と接続されている。１２
は光ファイバ１１との接続部となる光信号の分岐／結合
回路で、一方の隣接装置からの光信号を他方の隣接装置
へ透過させる共に、その信号を光−電気（０／Ｅ）変換
器１３ａで受信し、且つ制御されたイエ号を電気−光（
Ｅｌｏ）変換器１３ｂを通して何れかの隣接装置へ送出
する。１４は上記光−電気変換器１３ａからの信号が導
かれるパルス幅固定回路（信号制御回路）で、単安定マ
ルチバイブレータ等で構成され、その−制御された信号
は上述のように電気−光変換器１３ｂに送出される。１
５は光−電気変換器１３ａで受信した信号の波形調整を
行う波形調整回路で、パルス幅固定回路１４と同ＪＲ７
Ｆ−安定マルチバイブレータ等で構成されている。１６
は光−電気変換器１３ａからの受信信号を空中伝搬光信
号に変換して外部へ空中送信する送信器、１７は外部か
らの空中伝搬光信号を電気信号に変換し光ファイバ１１
を通じて隣接装置へ送出するための受信機、１８は装置
本体１９に内蔵された電源で、上記の各部に駆動電源を
供給している。２０は外部に端末装置として設置された
ワイヤレスリモートコントロール装置（以下リモコンと
いう）である。

次に上記のように構成された光通信装置の動作について
説明する。光ファイバ１１を通して一方の局（隣接装置
）から送信されてきた光信号は、分岐／結合回路１２内
の光−電気変換器１３ａにより電気信号に変換される。

この電気信号に変換された受信信号は、パルス幅固定回
路１４によｈ定のパルス幅に固定された後、自己増幅し
て電気−光変換器１３ｂにより光信号として他方の局へ
双方向に送信される。更に、この受信信号は、単安定マ
ルチバイブレータ等から成る波形調整回路１５によって
波形調整された後、送信機！６より外部に一定のパルス
幅の光信号として、例えばリモコン２０に空中伝搬送信
される。また、例えばリモコン２０がら空中伝搬光信号
が送信されると、受イ９機１７はその光信号を受信する
。この受信信号は自己増幅して電気−光変換器１３ｂに
導かれ、ここで、光信号に変換された後、光ファバ１１
を通じて双方向に送信される。

ここで、上記の光通信装ｊ６には光ファイバ１１の接続
部と空中伝搬光送受信器、つまり光ファイバ１１を通じ
て光信号を送受信するための分岐／結合回路１２と空中
伝搬光信号を送受信するための送信機１６及び受信機１
７が設けられているので、光ファイバの切替制御信号と
その監視制御部が不要であり、通信手順及び回路が簡単
になると共に、端末装置等として使用する場合でも電気
配線を延長して接続したり端末制御機に瞬接して設置す
る必要がなく、任意の位置で容易に端末装置として使用
できる。従って、机上に端末装置を設置したり、ワイヤ
レスリモコンで隣室との通信を行うことも容易である。

第２図は上述の光通信装置を空調機の制御システムに通
用した場合を示す構成図である。

このシステムにおいては、部屋の天井に上述の本発明の
光通信装置を有した空調機の室内機２１が４台、壁にそ
のリモコン２２が１台、机の上にワイヤレスリモコン２
０が１台、そして、天井の中央部にも上記光通信装置が
１台単体で取り付けられており、ワイヤレスリモコン２
０を除いて１本の光ファイバ（ケーブル）で接続されて
いる。

ワイヤレスリモコン２０により空調機をＯＮさせる場合
、ワイヤレスリモコン２０からは空調機の室内機２１の
ＯＮ信号を内部の電気−光変換器を有した送信機より空
中伝搬光信号で送信する。

この光信号は、天井中央部の光通信装置の本体１９内の
空中伝搬光受信機にて受信され、自己増幅して内部の電
気−光変換器１２により光ファイバ１１を通じて空調機
の４台の室内機２１に伝達される。これにより、空調機
はＯＮする。この時、空調機の室内機２１が遠く離れた
部屋にあっても、１木の光ファイバ１１で上記光通信装
置が接続されていれば、同様にＯＮ１０　Ｆ　Ｆ、及び
その他の制御、監視を行うことが可能である。

また、壁に固定設置されたリモコン２２により空調機を
ＯＮさせる場合にも、同様にリモコン２２は空調機のＯ
Ｎ信号を内部の電気−光変換器により光ファイバ１１を
通して双方向に送信する。これにより、空調機の４台の
室内機２１がＯＮすると共に、天井中央部の光通信装置
から空調機のＯＮ信号及び空調機の室内機２１の運転状
態を示す信号が光送信され、この信号がワイヤレスリモ
コン２０の光−電気変換器を有した受信機により受信さ
れ、ワイヤレスリモコン２０の表示部に空調機の運転状
態がモニタ表示される。

なお、上記の例では、空調機の制御について説明したが
、産業用ロボット、シーケンス等の制御システムあるい
は監視システムについても同様に行うことができる。

〔発明の効果〕

以、［のように、この発明によれ、ば、光ファイバの接
続部となる分岐／結合回路と空中伝搬光信号の送信機及
び受信機を設けた構成としたため、光ファイバの切替制
御信号とその監視制御部が不要となり、通信手順及び回
路が簡単になるという効果があり、また電気配線するこ
となく、任意の位置で容易に端末装置として使用するこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による光通信装置の構成図
、第２図は第１図の光通信装置を空調機の制御システム
に適用した場合を示す構成図、第３図は従来例を示す構
成図である。 １１−−−−一光ファイバ １２−−−−一分岐／結合回路 １３　ａ　−−−−”光−電気変換器 ３ｂ−−−一電気一光変換器 １４−−−−パルス幅固定回路 （信号制御回路） ５−−−−−・波形調整回路 ６・−・−送信機 ７・−・・・受信機 ９−−−−−−装置本体 なお、 図中、 同 符号は同一または相当部分を 示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光ファイバを通して双方向通信を行う光通信装置におい
   て、一方の隣接装置からの光信号を他方の隣接装置へ透
   過させると共にその光信号を光−電気変換器で受信して
   信号制御回路に導き且つ制御された信号を電気−光変換
   器を通して何れかの隣接装置へ送出する分岐／結合回路
   と、上記光−電気変換器からの受信信号を空中伝搬光信
   号に変換して外部へ空中送信する送信機と、外部からの
   空中伝搬光信号を電気信号に変換し上記光ファイバを通
   じて隣接装置へ送出するための受信機を設けたことを特
   徴とする光通信装置。