JPH02158614A - メタクリルイミド含有樹脂重合体およびそれを含む熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

メタクリルイミド含有樹脂重合体およびそれを含む熱可塑性樹脂組成物

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JPH02158614A
JPH02158614A JP63312794A JP31279488A JPH02158614A JP H02158614 A JPH02158614 A JP H02158614A JP 63312794 A JP63312794 A JP 63312794A JP 31279488 A JP31279488 A JP 31279488A JP H02158614 A JPH02158614 A JP H02158614A
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polymer
methacrylimide
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thermoplastic
containing polymer
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Isao Sasaki
笹木 勲
Koji Nishida
西田 耕二
Masaharu Fujimoto
雅治 藤本
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は透明性及び耐熱性に優れたメタクリルイミド環
構造単位含有重合体(以後路してメタクリルイミド含有
重合体と称す)の性質改良、及び他の熱可塑性重合体と
のブレンドに関するものである。
〔従来の技術〕
メタクリル酸メチル重合体は透明性のみならず、耐候性
および機械的性質に優れるため、高性能プラスチック光
学材料および装飾素材として用いられ、近年では短距離
光通信、光センサー等の分野で用途開発が進められてい
る。しかしながら、メタクリル酸メチル重合体は熱変形
温度が100°C前後と低いため、耐熱性を要求される
分野への利用には不十分であり、耐熱性の向上に対する
要求が強い。
メタクリル酸メチル重合体の耐熱性を向上させる方法と
して、メタクリル酸メチル重合体をイミド化する方法が
知られており、例えば、(I)アクリル酸、メタクリル
酸またはそれらのエステルの重合体と第一級アミン、ア
ンモニアまたは第一アミンもしくはアンモニアを発生さ
せる化合物とを溶媒の存在下に加熱して反応させる方法
(米国特許第2,146,209号、ドイツ特許筒1.
077.872号および同第1,242,369号)、
(2)メタクリル酸メチル重合体を水の存在下で第一級
アミンと反応させる方法(米国特許第3,284,42
5号)および(3)アクリル系重合体とアンモニアまた
は第一アミンとを押出機中で反応させる方法(米国特許
第4,246,374号)が提案されている。
しかしながら、上記方法で得られるメタクリルイミド含
有重合体は、他種熱可塑性重合体とブレンド成形する場
合、はとんどの他種重合体と相溶性もしくは混和性がな
く、お互いの重合体の特徴を発揮できないのが現状であ
る。
特開昭62−89705においては、メタクリルイミド
含有重合体と他種熱可塑性重合体との相溶性または混和
性を向上させるために、該メタクリルイミド含有重合体
上にわずか存在する酸及び酸無水物官能基を低減化する
ことが提案されている。しかしながら、上記方法で得ら
れたメタクリルイミド含有重合体と他種熱可塑性重合体
とのブレンド体において、その相溶性及び混和性の向上
はほとんど観察されないかまたは観察されたとしても実
質的には不十分であるのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、前記したように従来技術の欠点を改良
して、メタクリルイミド含有重合体と他種熱可塑性重合
体との相溶性または混和性に優れたメタクリルイミド含
有重合体を提供するにある。
さらに、他の目的は、メタクリルイミド含有重合体が本
来保持する優れた耐熱性、耐候性、機械的性質及び成形
性等を保持し、更に他種重合体の特徴を加味した熱可塑
性樹脂組成物を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、メタクリルイミド含有重合体と他種熱可
塑性重合体との相溶性または混和性を向上させるべく鋭
意検討を重ねた結果、メタクリルイミド環構造単位を少
なくとも5重量%含有する重合体上に少なくとも一種の
エチレン性単量体からなる重合体をグラフトした熱可塑
性メタクリルイミド含有重合体と、他種熱可塑性重合体
とをブレンドして得られる熱可塑性樹脂組成物は、その
目的を達成しうろことをみいだし、本発明を完成するに
至った。
本発明は、一般式(I) (式中、Rは水素原子または炭素数1〜20の脂肪族、
芳香族もしくは脂環族炭化水素基を表す)で示されるメ
タクリルイミド環含有構造単位5〜100重量%および
エチレン性単量体から導かれる構造単位0〜95重量%
からなる重合体(A)に、少なくとも一種のエチレン性
単量体からなる重合体がグラフトされてなるメタクリル
イミド含有樹脂重合体を提供する。
本発明は、また、上記メタクリルイミド含有樹脂重合体
1〜99重量%と少なくとも一種の他の熱可塑性重合体
99〜1重量%からなる熱可塑性重合体組成物を提供す
る。
上記メタクリルイミド環含有重合体(A)は次の方法に
よって製造することができる。例えば、“メタクリル樹
脂”と次式(It) RNH2(II) (式中、Rは水素原子または炭素数1〜20の脂肪族、
芳香族もしくは脂環族炭化水素基を表す)で示される化
合物(以下、「イミド化剤」と略す)の少なくとも一種
を、溶媒存在下に100″C以上350°C未満の温度
でかつ不活性ガスの存在下に反応させ、次いで得られた
反応生成物から揮発性物質を分離除去して一般式([)
で示されるメタクリルイミド環構造単位を有するメタク
リルイミド含有重合体(A)とする。
ここでいう゛メタクリル樹脂゛°とは、固有粘度が0.
01〜3.0であるメタクリル酸メチル単独重合体また
は、メタクリル酸メチル25重景%以上と、75重量%
以下のメタクリル酸メチルと共重合しうるエチレン性単
量体との共重合体を意味する。
共重合しうるエチレン性単量体としては、例えば、メタ
クリル酸エステル(メタクリル酸メチルを除く)、アク
リル酸エステル、(メタ)アクリル酸、スチレン、置換
スチレンおよびアクリロニトリルが挙げられる。これら
のエチレン性単量体は2種以上を用いることができる。
反応において使用される溶媒は、パメタクリル柑脂“の
イミド化反応を阻害するものでなければ、また部分イミ
ド化反応の場合、メタクリル酸メチル、(メタ)アクリ
ル酸エステルセグメント及び他の単量体側鎖部に変化を
与えないものであれば使用できる。溶媒としては−、ン
ゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンなどの芳香
族炭化水素系溶媒が好ましい。また、メタノール、エタ
ノール等の脂肪族炭化水素系アルコールも好ましい)容
媒であるが、上記芳香族炭化水素系溶媒と脂肪族炭化水
素系アルコールの混合溶媒は特に好ましい。
本発明に於いて一般式(It)で示されるイミド化剤と
しては、アンモニア、および第一級アミン類、ならびに
1.3−ジメチル尿素、1.3−ジエチル尿素、1.3
−ジプロピル尿素及び尿素のごとき加熱により第一級ア
ミンを発止する化合物が挙げられる。第一級アミンとし
ては、アニリン、トルイジン、トリクロロアニリンの芳
香族アミン、およびメチルアミン、プロピルアミン、シ
クロヘキシルアミン、ボルニルアミンなどの脂肪族アミ
ンが挙げられる。耐熱性の観点からアンモニア、メチル
アミンが好ましい。
イミド化反応に際し使用する不活性ガスとしては、窒素
ガス、アルゴンガス、ヘリウムガス等が挙げられるが、
経済上窒素ガスが好ましい。
イミド化量は、生成する重合体中の一般式(I)で表さ
れるメタクリルイミド環構造単位の量が5重量%以上と
なるようにする。充分な耐熱性を得るにはメタクリルイ
ミド環構造単位の量は20重量%以上が好ましく、特に
、30重量%以上がより好ましい。とくにメチルアミン
をイミド化剤として使用する場合は50重量%y人上が
好ましい。
本発明のメタクリルイミド含有樹脂重合体は、−m式(
I)で表されるメタクリルイミド環含存構造単位を所定
割合含有する重合体(A)にグラフト活性点を形成させ
た熱可塑性重合体(B)の存在下に、少なくとも一種の
エチレン性単量体をグラフト重合することにより得られ
る。上記該メタクリルイミド環構造含有重合体(A)に
グラフト活性点を形成させた熱可塑性重合体(B)を得
る具体的方法としては、例えば、該メタクリルイミド含
有重合体(A)と該グラフト活性点となりうる化合物と
を、溶剤存在下または溶剤不在下に加熱攪拌して反応す
る方法が採られる。
上記グラフ1−活性点としては、(メタ)アリル基、(
メタ)アクリロイルオキシ基およびエポキシ基の中から
選ばれた官能基が好ましく、従って、グラフト活性点を
形成し得る化合物としては、(メタ)アリル基、(メタ
)アクリロイルオキシ基、エポキシ基を含有する化合物
が好ましい。具体例としては、(メタ)アリル基を含有
する化合物としては(メタ)アリルアルコール、(メタ
)アクリロイルオキシ基を含有する化合物としては2−
ヒドロキシ(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシ(メ
タ)アクリレート等、エポキシ基を含有する化合物とし
てはグリシドール等が挙げられる。その中でも(メタ)
アリルアルコールは特に好ましい。
グラフト活性点をメタクリルゴミ1゛°環構造単位含有
重合体(A)に形成する反応は溶媒中または溶媒の非存
在下に行うことができる。溶媒を使用する場合、溶媒と
しては、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、ジメトキシエタン等のグライム、ジグライム系
溶媒、テトラヒドロフラン、ジメチルフォルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ジメチルスルフオキシド等が使
用できる。ごれらの溶媒とともに重合体(A)をオート
クレーブ中で加熱攪拌すればよい。溶媒を使用しない方
法としては、オートクレーブ中、押出機バレル中、また
はニーダ−中でメタクリルイミド環構造含有重合体を加
熱して溶融状態で反応を実施する方法が挙げられる。所
望ならば、グラフト活性点の形成反応を触媒の存在下で
実施してもよい。触媒としては、グラフト活性点を形成
し得る化合物との反応に触媒作用を示すが、メタクリル
イミド環構造含有重合体(A)の劣化を起こさないもの
が好ましい。好ましい触媒の具体例とじては、トリメチ
ルアミン、トリエチルアミン等の塩基性触媒が挙げられ
る。反応温度は、反応速度とも関係するが、少なくとも
100°C以上が好ましい。
さらに好ましくは200°C以上である。グラフト活性
点の形成量は、反応体メタクリルイミド環構造含有重合
体に対してO用重量%以上、好ましくは0゜5重量%以
上である。0.1重量%未満であれば実質的にグラフト
の効果がみられないばかりか、その効果を向上するため
にグラフト重合体の分子量を上げる必要があり、従って
、成形性の向上を阻害する結果となる。
上記のようにメタクリルイミド環構造含有重合体(A)
にグラフト活性点を形成させた熱可塑性重合体(B)の
存在下に、グラフト可能な少なくとも一種以上のエチレ
ン性単量体をグラフト重合して本発明のメタクリルイミ
ド含有重合体が得られるが、グラフト可能なエチレン性
単量体とし°ζは、(メタ)アクリル酸、(メタ)アク
リル酸エステル、エポキシ含有(メタ)アクリル酸エス
テル、フッ素含有(メタ)アクリル酸エステル、ケイ素
含有(メタ)アクリル酸エステル、スチレン、α〜置換
スチレン、ベンゼン環置換スチレン、(メタ)アリロニ
トリル、無水マレイン酸、N置換マレインイミド、ブタ
ジェン、プロピレン、エチレン、ビニルアセテート、イ
ソプレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フン化ビニリ
デン、テトラフルオロエチレン、三フッ化プロピレン、
イタコン酸、イタコンイミド、シトラコンイミド、フマ
ル酸ジエステル等を挙げることができる。
本発明のグラフト化したメタクリルイミド含有重合体を
得る反応は溶媒の存在下または非存在下に行うことがで
きる。溶媒を使用する場合、溶媒としては、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジメトキシ
エタン等のグライム、ジグライム系溶媒、テトラヒドロ
フラン、ジメチルフォルムアミド、ジメチルスルフオキ
シド、ジメチルアセトアミド等が使用できる。溶媒を使
用しない方法としては、オートクレーブ中、押出機中1
.またはニーダ−中でグラフト活性点を有する熱可塑性
重合体(B)を加熱溶融し、グラフト反応を実施する方
法が挙げられる。さらにまた、重合体(B)をグラフト
可能なエチレン性単量体または溶媒に)8解後、エマル
ジョンまたはサスベンジジンの形態に変化させてグラフ
ト重合を実施しても良い。
グラフト重合開始剤としては、通常のラジカル重合開始
剤が使用できる。ラジカル重合開始剤としてはアゾ系開
始剤、過酸化物開始剤等が挙げられるが、反応系の反応
温度により適宜選択が可能である。たとえば、ジーte
r t−ブチルペルオキシド、ジ−クミルペルオキシド
、メチルエチルケトンペルオキシド、ジーLer t−
プチルペルベンヅエート、tert−ブチルペルアセテ
ート、2.5−ジメチル−2,5−ジー(ter t−
ブチルペルオキシ)ヘキサン、ジーtert−アミルペ
ルオキシド、2゜5−ジメチル−2,5−ジー(Ler
 L−ブチルペルオキシ)ヘキサン、ベンゾイルペルオ
キシド、およびラウリルペルオキシドなどの有機過酸化
物、ならびにアブビスイソブタノールジアセテート、1
.1′−アブビスシクロヘキサンカルボニトリル、2−
フェニルアゾ−2,4−ジメチル−4−メトキシバレロ
ニトリル、2−シアノ−2−プロピルアゾホルムアミド
および2.2′−アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ
系開始剤が挙げられ、これらのラジカル重合開始剤は単
独または2種以上混合して使用できる。それらの使用量
は単量体に対して0.0001〜1重量%の範囲で選ば
れる。
本発明のグラフト化せるメタクリルイミド含有重合体の
分子量は、通常使用されるラジカル重合分子量調整剤に
より調整可能である。分子量調整剤としては、メルカプ
タン類が好ましく、メルカプクンの具体例としては、ア
ルキル基または置換アルキル基を有する第一級、第二級
、第三級メルカプタン、例えば、n−ブチル、イソブチ
ル、n−オクチル、n−ドデシル、5ec−ブチル、s
ec−ドデシル、ter t−ブチル等の脂肪族メルカ
プタン;フェニルメルカプタン、チオクレゾール、4t
er t−ブチル−0−チオクレゾール等の芳香族メル
カプタン;チオグリコール酸とそのエステル;エチレン
グリコール等の炭素数3〜18のメルカプタンが挙げら
れる。また、非メルカプタン分子fflAm整剤として
は、β−テルピノーレン、チルピノール及びアルキル置
換1.4−シクロへキサジエン等を挙げることができる
。分子量調整剤の使用量は、単量体に対して0〜5重量
%の範囲で選ばれる。
本発明のグラフト化せるメタクリルイミド含有重合体の
MI値(測定法後記)は0.01〜100 、好ましく
は0,1〜50の範囲のである。
本発明のグラフト化したメタクリルイミド含有重合体に
おいて、グラフトするエチレン性単量体の種類は、後に
ブレンドする他の熱可塑性重合体の種類によって決定さ
れる。例えば、後にブレンドする他の熱可塑性重合体が
、アクリロニトリル/スチレン共重合体であれば、メタ
クリルイミド含有重合体へグラフトする単量体はアクリ
ロニトリルとスチレンとの単量体組成物であることが好
ましい。
グラフト化したメタクリルイミド含有重合体のグラフト
した割合は、各種方法で測定できる。例えば、上記のア
クリロニトリル/スチレンからなる単量体組成物をメタ
クリルイミド環構造含有重合体ヘゲラフトして得られた
熱可塑性重合体を溶媒に溶解して、陰イオン交換樹脂を
充填したカラムクロマトグラフィでδ亥グラフト化した
メタクリルイミド含有重合体を精製し、次いで、精製の
グラフト率を核磁気共鳴スペクトルで測定することがで
きる。このようにして得られた上記アクリロニトリル/
スチレングラフトメタクリルイミド含有重合体のグラフ
ト率は0.5〜100%の範囲が好ましい。0.5%以
下では、後のブレンド化に際し他の熱可塑性重合体との
混和性に劣り、明確なグラフトによる効果を見出せない
。一方、100%以上であると、後のブレンド化に際し
他の熱可塑性重合体との混和性に優るものの、メタクリ
ルイミド含有重合体が本来保持する良好な耐熱性が発揮
し難い。
グラフト化したメタクリルイミド含有重合体と他の熱可
塑性重合体とのブレンド量の割合はl:99〜99:l
の範囲、好ましくは、10 : 90〜90 : 10
の範囲である。その割合は実質的に、ブレンドされた熱
可塑性樹脂組成物に要求される物性により変わる。例え
ば、他の熱可塑性重合体がアクリロニトリル/スチレン
共重合体である場合、ブレンドにより耐熱性を要求され
る熱可塑性樹脂組成物を得ようとすれば、アクリロニト
リル/スチレンをグラフト化したメタクリルイミド含有
重合体の量を増大することが必要である。逆に、耐熱性
を望まない場合は、グラフト化したメタクリルイミド含
有重合体の量を減少させることが可能である。
さらに、他の熱可塑性重合体は、少なくとも一種以上ブ
レンドしてもよい。例えば、アクリロニトリル/スチレ
ンをグラフト化したメタクリルイミド含有重合体とアク
リロニトリル/スチレン共重合体とブレンドする他にA
BS樹脂等を添加ブレンドして耐衝撃性の向上を図るこ
とも可能である。
更にまた、耐熱性の一層の向上を望む場合、原料である
グケフト化しないメタクリルイミド′環構造含有重合体
(A)そのものを、上記グラフト化したメタクリルイミ
ド含有重合体と他の熱可塑性重合体との熱可塑性樹脂組
成物にブレンドすることも可能である。
上記グラフト化したメタクリルイミド含有樹脂重合体と
ブレンドされる熱可塑性重合体としては、例えば、ブタ
ジェン・スチレン・ (メタ)アクリル共重合体、(メ
タ)アクリル酸エステル系多層重合体、ブタジェン・ス
チレン共重合体ゴム、エチレン・プロピレン・ジエン共
重合体ゴム、ポリアミド、ポリアミド/ABS(アクリ
ロニトリル・ブタジェン・スチレン共重合体)ブレンド
体、エチレン・ビニルアセテート共重合体、スチレン・
アクリロニトリル共重合体、ABS、スチレン・アクリ
ロニトリル共重合体/(メタ)アクリル酸エステル系多
層重合体ブレンド体、スチレン・アクリロニトリル共重
合体/エチレン・プロピレン・ジエン共重合体ブレンド
体、αメチルスチレン・アクリロニトリル共重合体、α
メチルスチレン・スチレン・アクリロニトリル共重合体
、αメチルスチレン・アクリル酸エステル共重合体、ポ
リカーボネート、ポリカーボネート/ABSブレンド体
、ポリカーボネート/エチレン・フ゛ロビレン・ジエン
共重合体ブレンド体、ポリカーボネート/(メタ)アク
リル酸エステル系多層重合体ブレンド体、ポリブチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート/ポリカ
ーボネートブレンド体、ポリブチレンテレフタレート/
ABSブレンド体、ポリブチレンテレフタレート/エチ
レン・プロピレン・ジエン共重合体ブレンド体、ポリブ
チレンテレフタレート/ポリテトラヒドロフランブレン
ド体、ポリビニルクロライド、ポリビニルクロライド/
MBS(メタクリル酸メチル・ブタジェン・スチレン共
重合体)ブレンド体、ポリビニルクロライド/ABSブ
レンド体、ポリビニルクロライド/(メタ)アクリレー
トブレンド体、塩素化ポリビニルクロライド、アクリロ
ニトリル・ (メタ)アクリレート共重合体/(メタ)
アクリル酸エステル系多層重合体ブレンド体、アクリロ
ニトリル・(メタ)アクリレート・スチレン共重合体、
エピクロルヒドリン・ビスフェノールA共重合体、ポリ
エチレンテレフタレートまたは他のポリアルキレンテレ
フタレート、ポリエチレンテレフタレートグリコール変
性体、ポリエチレンテレフタレートグリシジル変性体、
ポリエチレンテレフタレート/ボリカーボネJトブレン
ド体、ポリカプロラクトン、ポリアクリレート、ビスフ
ェノールAとイソフタル酸および/またはテレフタル酸
との共重合体、ポリ(メタ)アクリレート、ポリアセタ
ール、ポリスチレン、高衝撃性ポリスチレン、スチレン
・無水マレイン酸共重合体、スチレン・マレインイミド
共重合体、ポリオレフィン、ポリビニリデンフルオライ
ド、ポリビニリデンフルオライド/(メタ)アクリル酸
エステル系多層重合体ブレンド体、セルロース、ポリエ
チレンオキサイド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエ
ステル、ポリエーテルエステルアミド、ポリエーテルイ
ミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエチレンオキ
サイド、ポリフェニレンオキサイド/ポリスチレンブレ
ンド体、ポリフェニレンオキサイド/高衝撃性ポリスチ
レンブレンド体、ポリスルフォン、ポリビニリデンクロ
ライド、ポリビニリデンクロライド/(メタ)アクリロ
ニトリルブレンド体、ポリビニリデンクロライド/(メ
タ)アクリル酸エステルブレンド体、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルアセテート、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリエーテルイミド、熱可塑性ポリイミドを挙げ
ることができる。
本発明のグラフト化したメタクリルイミド含有重合体と
他の熱可塑性重合体とのブレンド体は、ガラス、カーボ
ンまたはその他のファイバー、あるいはタルクまたは他
の物質、ガラスまたは金属粒子のような粒状充填剤また
は補強剤を混入することによって変性することができる
。グラフト化したメタクリルイミド含有重合体と曲の熱
可塑性重合体とのブレンド体の改質は、難燃剤、発泡剤
、酸化防止剤、熱安定剤、顔料、艶消剤、潤滑油、帯電
防止剤、伝導性物質、着色剤または紫外線吸収剤のよう
な添加剤を組み入れることによって得ることができる。
〔実施例〕
以下、参考例、実施例および比較例について、本発明を
具体的に説明する。
実施例において使用される「部」及び1%」は全て重量
部及び重量%である。
以下の参考例、実施例および比較例において重合体の物
性測定は次の方法によって実施した。
■)赤外線吸収スペクトルは、赤外線分光計(■日立製
作所285型)を用い、KBrディスク法によって測定
した。
2)成形品の全光線透過率(%)は、ASTM D 1
003法に従って測定した。試料は40X40X3mm
の射出成形板を使用した。
3)熱変形温度は、ASTM 0648に基づいて測定
した。試料は1号ダンベル成形試片を使用した。
4〕重合体のイミド化IIX(%)は、重合体の窒素含
有量N(%)を元素分析(測定器: CHNコーダーM
T−3、■柳本製作所)により求め、下記式によって算
出した。
式(I)においてR=メチル基の例 5)衝撃強度測定は、ASTM D 256に従って測
定した。試料は1号ダンベル成形試片を使用した。
6)グラフト率の測定 グラフト化したメタクリルイミド含有重合体を溶媒(グ
ラフトポリマーによって溶媒を変えるが、例えばメタク
リル酸メチルグラフトの場合、トルエンを使用する。)
に溶解し、陰イオン交換樹脂を使用したカラム精製を行
い、最後にクロロホルムで流出させ、メタクリル酸メチ
ルグラフト化したメタクリルイミド含有重合体を得た。
得られた重合体をFT−NMRスペクトロメーター(J
NM−GSχ−400味日本電子)を使用し、7MS基
準としd6−ロMSO溶媒で測定し、次式に従ってグラ
フト率を算出した。
7)固有粘度の測定 重合体の固有粘度゛は、デロービショップ(Deere
axllischoff)粘度計によって、クロロポル
ム溶媒により試料の各ポリマー濃度で測定し、下記方法
に従って測定した。クロロホルム溶液の流動時間(Ls
 )とクロロホルムの流動時間(LO)とを25±0.
VCの温度で測定し、Ls/loから重合体の各濃度の
相対粘度ηrelを求め、しかる後に、次式に従って算
出した値を固有粘度とした。
(式中Cは、溶媒1001111!あたりのポリマーの
g数)8)重合体の溶融流動性の測定 重合体の溶融流動性は、翫メルトインデックス値を使用
した。メルトインデックスは、ASTM D 1238
に従って測定した。(260°C1荷重10kgで10
分間当たりの流動ff1g数をMl値(メルトインデッ
クス値)とした。
参考例I N−メチルメタクリルイミド含有重合体の調
製 パドルスパイラル攪拌機、圧力計、試料注入容器、ジャ
ケット加熱器を備えたIOL容の反応器内に、メタクリ
ル酸メチル重合体(アクリベットVH(商標)、三菱レ
イヨン■固有粘度0.51)100部とトルエン90部
、メタノール10部を入れ十分窒素置換した後、230
’Cに昇温攪拌して該重合体を溶解させた。次いで23
0°Cの温度において、試薬注入容器からメチルアミン
21.7部(0,7モル比)をメタノール50%溶液と
して後、反応器内に添加して内圧60 kg / cJ
ゲージ圧で2時間反応させた。反応終了後、生成したメ
タクリルイミド含有重合体溶液をメタノールで再沈殿し
て後、ろ別し、110“C減圧乾燥機中で乾燥し、白色
粉状重合体を得た。この得られた重合体の赤外吸収スペ
クトルを測定したところ、波数1?20cl’ 、 1
663cl’、及び750cm−’にメタクリルイミド
含有重合体特有の吸収がみられ、該メタクリルイミド含
有重合体であるとIII E’lした。結果を下記に示
す。
固有粘度:        0.43 全光線透過率(%):92 M1値(g/10分):5.5 HDT (”C)  :      145イミド化量
(%)ニア2 参考例2〜4 メタクリルイミド含有重合体の調製 参考例1と同様の方法により、各種メタクリルイミド含
有重合体を調製した。但し、イミド化剤および/または
その量を変えた。参考例1を含めて結果を表−1に示す
表−1 参考例5 メタクリルイミド含有重合体上へのグラフト
活性点の形成 パドルスパイラル撹拌機、圧力計、試料注入容器、ジャ
ケット加熱器を備えたIOL容反応器内に、参考例1で
得られた該メタクリルイミド含有重合体100部とトル
エン65部、アリルアルコール28部を仕込み、十分窒
素置換した後200°Cで加熱溶解した。次いで、20
0°Cの温度において、試料注入容器からトリメチルア
ミン2部、トルエン5部からなる混合溶液を添加して、
内圧40kg/cJゲージ圧で2時間反応させた。反応
終了後、生成したアリル基を保持したメタクリルイミド
含有重合体溶液をメタノールで再沈殿して、ろ別し10
0℃で減圧乾燥し白色粉状重合体を得た。得られたグラ
フト活性点保持メタクリルイミド含有重合体の物性を下
記に示す。
固有粘度:        0.43 全光線透過率(%)=92 Ml値(g /10分):6.0 アリル基含有量(%):5.5 ここで、アリル基含有量は次のようにして求めた。すな
わち、得られたアリル基グラフト活性点保持メタクリル
イミド含有重合体を、FT−NMRスペクトロメーター
(JNM−GSχ−400−日本電子)により、TMS
基準、クロロホルム溶媒で測定した。
得られたスペクトルよりアリル基(CH2=CHC)I
!  )のプロトン積分値と該メタクリルイミド含有重
合体のイミド環(N  CHz)のプロトン積分値との
比/ によりアリル基含有量を求めた。ここでアリル基含有量
は対メタクリルイミド含有重合体とした。
参考例6〜8 メタクリルイミド含有重合体上へのグラ
フト活性点の形成 参考例5と全く同様の方法で、参考例2゜34で得られ
たメタクリルイミド含有重合体を使用してグラフト活性
点を形成した。結果をまとめて、参考例5を含めて表−
2に示す。
表−2 実施例1 メタクリル酸メチル重合体グラフト化メタクリルイミド
含有重合体 パドルスパイラル攪拌機、冷却管、試料注入容器、ジャ
ケット加熱器を備えたIOL容反応器内に、参考例5で
得られたアリル基グラフト活性点を保持したメタクリル
イミド含有重合体100部、トルエン80部、メタノー
ル20部を仕込み、80°Cで加熱攪拌して溶解した。
メタクリル酸メチル50部、ベンゾイルペルオキシド0
.05部、n−オクチルメルカプタン0.1部の組成か
らなる混合溶液を試料注入容器に仕込み、上記の80°
Cに加熱された反応器内を攪拌しながら60分要して上
記単量体混合液を添加し、アリル基グラフト活性点保持
メタクリルイミド含有重合体存在下でグラフト重合した
。添加終了後、180分加熱攪拌して反応終了とした。
生成したグラフト重合体反応液をメタノールで再沈殿し
て後、ろ別し、80°CrM圧乾燥し、白色粉状重合体
を得た。重合転化率をガスクロマトグラフィで測定した
ところ92%であった。得られたメタクリル酸メチル重
合体グラフトメタクリルイミド含有重合体の物性を下記
に示す。
固有粘度7       0.53 全光線透過率(%)=92 Ml値(g /10分)二8.7 HDT  (’C)  :        130グラ
フト率(%)=22 生成重合体は耐熱性に優れた成形性良好なメタクリル酸
メチルグラフトメタクリルイミド含有重合体であった。
実施例2 スチレン/アクリロニトリル共重合体グラフト化メタク
リルイミド含有重合体 スクリュウ型攪拌機、冷却管、試料注入容器、ジャケッ
ト加熱器を備えたIOL容反応器内に、脱イオン処理し
た水200部、部分ケン化ポリビニルアルコール(ケン
化度50%鞠日本合成化学製)0.01部、硫酸ナトリ
ウム0.1部を溶解して後、参考例5で得られたアリル
基グラフト活性点を保持したメタクリルイミド含有重合
体50部を、スチレン37部、アクリロニトリル13部
、ベンゾイルペルオキシド0.05部、n−オクチルメ
ルカプタン0.1部に溶解した溶液を試料注入容器に仕
込み、上記反応器内を十分攪拌しながらこの溶液を添加
した。添加後、攪拌しながら80°Cに加熱して後、2
時間攪拌保持して懸濁重合を終了した。得られた反応液
中には、約1++u++径のビーズ状重合体が生成して
おり、これを100°Cで乾燥した。重合転化率は95
%であった。
得られたスチレン/アクリロニトリル共重合体グラフト
メタクリルイミド含有重合体の物性を下記に示す。
固有粘度:        0.55 全光線透過率(%):90 M1値(g/10分1  13.0 HDT (’C)  :      125グラフト率
(%):30 生成重合体は耐熱性に優れた、良好な成形性を保持した
スチレン/アクリロニトリル共重合体グラフトメタクリ
ルイミド含有重合体であった。
実施例3 スチレン重合体グラフト化メタクリルイミド含を重合体 脱イオン水200部、ラウリル硫酸ナトリウム2部を溶
解した溶液と、参考例5で得られたアリル基グラフト活
性点を保持したメタクリルイミド含有重合体50部をス
チレン50部、ペンジイルペルオキシド0.05部、n
−オクチルメルカプタン0、1部に溶解した溶液とを混
合し、ホモミキサーを使用し110000rpで乳化分
散した後、スクリュウ型攪拌機、冷却管、ジャケット加
熱器を備えた反応器内に仕込み、反応器内を十分攪拌し
ながら、80°Cに加熱し、120分攪拌して乳化重合
を終了した。得られた乳化ラテックスに凝固剤として塩
化力ルシュウム水溶液を加えて反応生成物を取り出し、
100’Cで減圧乾燥した。重合転化率は99%であっ
た。得られたスチレン重合体グラフトメタクリルイミド
含有重合体の物性を下記に示す。
固有粘度:        0.55 全光線透過率(%):90 M1値(g/10分):15 HDT (’C)  :      122グラフト率
(%)=35 生成重合体は耐熱性に優れた、良好な成形性を保持した
スチレン重合体グラフトメタクリルイミド含有重合体で
あった。
実施例4〜9 各種重合体のグラフト化メタクリルイミド含有重合体 参考例5で得られたアリル基グラフト活性点を保持した
メタクリルイミド含有重合体の存在下に、下記の各種単
量体を実施例1と同様の方法でグラフト重合し、グラフ
ト化メタクリルイミド含有重合体を製造した。結果をま
とめて下記表−3に示す。
表−3 実施例10〜18 各種重合体のグラフト化メタクリルイミド含有重合体 参考例6で得られたアリル基グラフト活性点を保持した
メタクリルイミド含有重合体の存在下に、下記の各種単
量体を実施例1と同様の方法でグラフト重合し、グラフ
ト化メタクリルイミド含有重合体を製造した。結果をま
とめて下記表−4に示す。
表−74 比較例1 メタクリル酸メチル重合体とメタクリルイミド含有重合
体との混合体 パドルスパイラル撹拌機、冷却管、試料注入容器、ジャ
ケット加熱器を備えたIOL容反応器内に、参考例Iで
得られたメタクリルイミド含有重合体100部、トルエ
ン80部、メタノール20部を仕込み80゛Cで加熱攪
拌して溶解した。メタクリル酸メチル50部、ベンゾイ
ルペルオキシド0.05部、n−オクチルメルカプタン
0.1部の組成からなる混合溶液を試料注入容器に仕込
み、上記の80°Cに加熱された反応器内を攪拌しなが
ら60分要して上記単量体混合液を添加しメタクリルイ
ミド含有重合体存在下でグラフト重合した。添加終了後
、180分加熱撹拌して反応を終了せしめた。生成した
反応溶液をメタノールで再沈殿して後、ろ別し、80°
C減圧乾燥し、白色粉状重合体を得た。重合転化率をガ
スクロマトグラフィで測定したところ90%であった。
得られたメタクリル酸メチル重合体とメタクリルイミド
含有重合体との混合物の物、性を下記に示す。
固有粘度:        0.52 全光線透過率(%):20 M1値(g /10分):8.0 HDT (”C)  :      128グラフト率
(%l     O 上記混合物は耐熱性に優れたものの白色不透明なメタク
リル酸メチル重合体とメタクリルイミド含有重合体との
混合体であった。
比較例2 スチレン/アクリロニトリル共重合体とメタクリルイミ
ド含有重合体との混合体 スクリュウ型攪拌機、冷却管、試料注入容器、ジャケッ
ト加熱器を備えたIOL容反応器内に、脱イオン処理し
た水200部、部分ケン化ポリビニルアルコール(ケン
化度50%■日本合成化学製)0.01部、硫酸ナトリ
ウム0.1部を溶解して後、参考例1で得られたメタク
リルイミド含有重合体50部を、スチレン37部、アク
リロニトリル13部、ベンゾイルペルオキシド0.05
部、n−オクチルメルカプタン0.1部に熔解した溶液
を試料注入容器に仕込み、上記反応器内を子分攪拌しな
がらこの溶液を添加した。添加後、攪拌しなから80°
Cに加熱して後、2時間攪拌保持して懸濁重合を終了し
た。得られた反応液中には、約1 mm径のビーズ状重
合体であり、100″Cで乾燥した。重合転化率は95
%であった。
得られたスチレン/アクリロニトリル共重合体とメタク
リルイミド含有重合体との混合体の物性を下記に示す。
固有粘度:        0.53 全光線透過率(%);15 M1値(g/10分):   15.0HDT (”C
)  :      122グラフト率(%):0 上記混合物は、耐熱性に優れたものの白色不透明なスチ
レン/アクリロニトリル共重合体とメタクリルイミド含
有重合体との混合体であった。
比較例3 スチレン重合体とメタクリルイミド含有重合体との混合
体 脱イオン水200部、ラウリル硫酸ナトリウム2部を溶
解した溶液と、参考例1で得られたメタクリルイミド含
有重合体50部をスチレン50部、ベンゾイルペルオキ
シド0.05部、n−オクチルメルカプタン0.1部に
溶解した溶液とを混合し、ホモミキサーを使用しIoo
oorpmで乳化分散した後、スクリュウ型撹拌機、冷
却管、ジャケット加熱器を備えた反応器内に仕込み、反
応器内を十分攪拌しながら、80゛Cに加熱し120分
攪拌して乳化重合を終了した。得られた乳化ラテックス
に凝固剤として塩化力ルシュウム水溶液を加えて反応生
成物を取り出し、100°Cで減圧乾燥した。重合転化
率は98%であった。
得られたスチレン重合体とメタクリルイミド含有重合体
との混合体の物性を下記に示す。
固有粘度7       0.53 全光線透過率(%)=19 Ml値(g/10分)=13 HDT(“C):        120グラフト率(
%):O 上記混合物は、耐熱性に優れたものの白色不透明なスチ
レン重合体とメタクリルイミド含有重合体との混合体で
あった。
実施例19 実施例11で得られたスチレン・アクリロニトリル共重
合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体とスチレン
・アクリロニトリル共重合体(セビアンーN、ダイセル
化学工業■製)との70/30のブレンド比の混合物を
、−軸ベント式押出機(シリンダー温度280°C、ダ
イス温度270°C)で混練押出して、ペレット化した
。得られたベレット体を1号ダンベル試片に射出成形し
て該樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中の
メタクリルイミド含有重合体量は35%であった。表5
に結果をまとめて示す。
実施例20 実施例19と同様に、実施例11で得られたスチレン・
アクリロニトリル共重合体グラフト化メタクリルイミド
含有重合体とABS樹脂(ブタジェン60部にスチレン
/アクリロニトリル(70/30の重量比)40部をグ
ラフト共重合して得られた樹脂)との70/30のブレ
ンド比の混合物を、−軸ベント弐押出機(シリンダー温
度280°C、ダイス温度270°C)で混練押出して
、ペレット化した。
得られたベレット体を1号ダンベル試片に射出成形して
該樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメ
タクリルイミド含有重合体量は35%であり、ABS樹
脂量は30%である。表−5に結果をまとめて示す。
比較例4 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体とスチ
レン・アクリロニトリル共重合体(セビアンーN、ダイ
セル化学工業■)との35/65のブレンド比の混合物
を、−軸ベント式押出機械で混練押出してペレット化し
た。射出成形して、このブレンド体の物性を評価した。
表−5に結果をまとめて示す。
比較例5 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体と実施
例20で使用したABS樹脂と実施例19で使用したス
チレン・アクリロニトリル共重合体との35/30/3
5のブレンド比の混合物を、押出機で混練押出した、ペ
レット化した。射出成形して、このブレンド体の物性を
評価した。表−5に結果をまとめて示す。
表−5 実施例19は比較例4に比べ、流動性に優れ、良好な相
溶混和性に優れている。また、実施例20は比較例5に
比べ衝撃強度に優れ、良好な相溶混和性に優れている。
実施例21 実施例10で得られたメタクリル酸メチル重合体グラフ
ト化メタクリルイミド含有重合体とメタクリル酸メチル
重合体(アクリベット■H1三菱レイヨン■製)との6
0/40のブレンド比の混合物を、−軸ベント式押出機
(シリンダー温度280°C、ダイス温度270°C)
で混練押出して、ペレット化した。得られたベレット体
を1号ダンベル試片に射出成形して該樹脂組成物の物性
を測定した。この樹脂組成物中のメタクリルイミド含有
重合体量は40%であった。表−6に結果をまとめて示
す。
実施例22 実施例21と同様に、実施例10で得られたメタクリル
酸メチル重合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体
と(メタ)アクリル酸エステル系多層重合体(アクリル
酸メチル・スチレン(80/20)ゴム重合体60部に
メタクリル酸メチル40部をグラフト重合した樹脂重合
体)との60/40のブレンド比の混合物を一軸ベント
式押出機(シリンダー温度28(I”c、ダイス温度2
70”C)で混練押出して、ペレット化した。得られた
ベレット体を1号ダンヘル試片に射出成形して該樹脂組
成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメタクリル
イミド含有重合体量は40%であり、(メタ)アクリル
酸エステル系多層重合体量は40%である。
表−6に結果をまとめて示す。
比較例6 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体とメタ
クリル酸メチル共重合体(三菱レイヨン■製)との40
/60のブレンド比の混合物を、−軸ベント式押出機で
混練押出してペレット化した。
射出成形して、このブレンド体の物性を評価した。
表−6に結果をまとめて示す。
比較例7 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体と実施
例22で使用した(メタ)アクリル酸系多層重合体とメ
タクリル酸メチル重合体との40/20/40のブレン
ド比の混合物を、押出機で混練押出した、ペレット化し
た。射出成形して、このブレンド体の物性を評価した。
表−6に結果をまとめて示す。
表−6 実施例21は比較例6に比べ、透明性に優れ、良好な相
溶混和性に優れている。また、実施例22は比較例7に
比べ衝撃強度に優れ、良好な相溶混和性に優れている。
実施例23 実施例12で得られたスチレン重合体グラフト化メタク
リルイミド含有重合体とスチレン重合体(ダイヤレック
スHP−17三菱モンサンド@製)との70/30のブ
レンド比混合物を、−軸ベント式押出機(シリンダー温
度280°C、ダイス温度270°C)で混練押出して
、ペレット化した。得られたベレット体を1号ダンベル
試片に射出成形して、該樹脂組成物の物性を測定した。
この樹脂組成物中のメタクリルイミド含有重合体量は、
35%であった。表−7に結果をまとめて示す。
実施例24 実施例23と同様に、実施例12で得られたスチレン重
合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体と高衝撃性
ポリスチレン(ダイヤレックスIIT6〇三菱モンサン
ト■製)との70/30のブレンド比の混合物を、−軸
ベント式押出機(シリンダー温度280°C、ダイス温
度270’C)で混練押出して、ペレット化した。得ら
れたベレット体を1号ダンベル試片に射出成形して該樹
脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメタク
リルイミド含有重合体量は35%であり、ハイインバク
I・ポリスチレン樹脂量は30%である。表−7に結果
をまとめて示す。
実施例25 実施例23と同様に、実施例12で得られたスチレン重
合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体と変性ポリ
フェニレンオキサイド(ノニル731Jエンジニアリン
グラスツク■製)との70/30のブレンド比の混合物
を、−軸ベント式押出機(シリンダー温度280’C、
ダイス温度270°C)で混練押出して、ペレット化し
た。得られたベレット体を1号ダンベル試片に射出成形
して該樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中
のメタクリルイミド含有重合体量は35%であり、変性
ポリフェニレンオキサイド樹脂量は30%である。表−
7に結果をまとめて示す。
比較例8 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体とスチ
レン重合体(ダイヤレックスIIF−77三菱モンサン
ド■製)との35/65のブレンド比の混合物を、−軸
ベント式押出機で混練押出してペレット化した。射出成
形して、このブレンド体の物性を評価した。表−7に結
果をまとめて示す。
比較例9 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体と上記
スチレン重合体と上記ハイインパクトポリスチレン樹脂
との35/35/30のブレンド比の混合物を、−軸ベ
ント式押出機で混練押出してペレット化した。射出成形
して、このブレンド体の物性を評価した。表−7に結果
をまとめて示す。
比較例10 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体と上記
スチレン重合体と上記変性ポリフェニレンオキサイドと
の35/35/30のブレンド比の混合物を、−軸ベン
ト弐押出機で混練押出してペレット化した。射出成形し
て、このブレンド体の物性を評価した。
表−7に結果をまとめて示す。
表−7 実施例23は比較例8に比べ、流動性に優れている。ま
た、実施例24 、25は比較例9.10に比べ衝撃強
度に優れ、良好な相溶混和性に優れている。
実施例26 実施例16で得られたスチレン・グリシジルメタクリレ
ート共重合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体と
ポリブチレンチレフクレート(タフペットPBT N−
1(I00EV!レイヨン41製)との60/40のブ
レンド比の混合物を、−軸ベント弐押出機(シリンダー
温度280”C、ダイス温度270°C)で混練押出し
て、ペレット化した。得られたペレット化を1号ダンベ
ル試片に射出成形して該樹脂組成物の物性を測定した。
この樹脂組成物中のメタクリルイミド含有重合体量は4
0%であり、ポリブチレンテレフタレート樹脂量は40
%である。
表−8に結果をまとめて示す。
実施例27 実施例16で得られたスチレン・グリシジルメタクリレ
ート共重合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体と
ポリエチレンテレフタレート(バイエル社製ボカンB1
505)との60/40のブレンド比の混合物を、−軸
ベント式押出機(シリンダー温度280°C、ダイス温
度270°C)で混練押出して、ペレット化した。得ら
れたペレット体を1号ダンヘル試片に射出成形して該樹
脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメタク
リルイミド含有重合体量は40%であり、ポリエチレン
テレフタレート樹脂量は40%である。表−8に結果を
まとめて示す。
実施例28 実施例16で得られたスチレン・グリシジルメタクリレ
ート共重合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体と
ボリアリレート(Uポリマー〇−100ユニチカ■製I
)との60/40のブレンド比の混合物を、−軸ベント
式押出機(シリンダー温度280“C、ダイス温度27
0°C)で混練押出して、ペレット化した。得られたペ
レット体を1号ダンベル試片に射出成形して該樹脂組成
物の物性を測定した。
この樹脂組成物中のメタクリルイミド含有重合体量は4
0%であり、ボリアリレート樹脂量は40%である。表
−8に結果をまとめて示す。
比較例11 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体とスチ
レン・グリシジルメタクリレート共重合体(スチレン9
4部、グリシジルメタクリレート6部をベンゾイルペル
オキシド0.1%n−オクチルメルカプタン0.2%使
用して80°Cでラジカル共重合して得られた共重合体
)と前記ポリエチレンテレフタレート樹脂との40/2
0/40のブレンド比の混合物を、−軸ベント式押出機
で混練押出してペレット化した。射出成形して、このブ
レンド体の物性を評価した。表−8に結果をまとめて示
す。
比較例12 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体と比較
例1で用いたスチレン・グリシジルメタクリレート共重
合体と前記ポリエチレンテレフタレート樹脂との40/
20/40のブレンド比の混合物を、−軸ベント弐押出
機で混練押出してペレット化した。射出成形して、この
ブレンド体の物性を評価した。表−8に結果をまとめて
示す。
比較例13 参考例2で得られたメタクリルイミド含有重合体と比較
例11で用いたスチレン・グリシジルメタクリレート共
重合体と前記ボリアリレート樹脂との40/20/40
のブレンド比の混合物を、−軸ベント式押出機で混練押
出してペレット化した。射出成形して、このブレンド体
の物性を評価した。
表−8に結果をまとめて示す。
表−8 実施例26 、27 、28は、比較例11 、12 
、13と比較して耐熱性、流動性、衝撃強度に優れてい
る。
(St/GMA) :スチレン・グリシジルメタクリレ
−ト共重合体 PBT”:   ポリブチレンテレフタレート樹脂PE
T:   ポリエチレンテレフタレート樹脂実施例29 実施例14で得られたスチレン・無水マレイン酸共重合
体グラフト化メタクリルイミド含有重合体とナイロン6
・6(ザイデル101、デュポン社製)との60/40
のブレンド比の混合物を、−軸ヘント式押出機(シリン
ダー温度280°C、ダイス温度270°C)で混練押
出して、ペレット化した。得られたペレット体を1号ダ
ンベル試片に射出成形して該樹脂組成物の物性を測定し
た。この樹脂組成物中のメタクリルイミド含有重合体量
は40%であり、ナイロン6・6樹脂量は40%である
表−9に結果をまとめて示す。
実施例30 実施例14で得られたスチレン・無水マレイン酸共重合
体グラフト化メタクリルイミド含有重合体とナイロン6
 (UBEナイロン1013B宇部興産■製)との60
/40のブレンド比の混合物を、−軸ベント式押出機(
シリンダー温度280°C、ダイス温度270“C)で
混練押出して、ペレット化した。
得られたペレット体を1号ダンベル試片に射出成形して
該樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメ
タクリルイミド含有重合体量は40%であり、ナイロン
6樹脂量は40%である。表9に結果をまとめて示す。
実施例31 実施例10で得られたメタクリル酸メチル重合体グラフ
ト化メタクリルイミド含有重合体と塩化ビニルコンパウ
ンド(下記詳細説明)とMBS改質剤(下記詳細説明)
との30/60/10のブレンド比の混合物を、−軸ベ
ント式押出機(シリンダー温度200’C、ダイス温度
180″C)で混練押出して、ペレット化した。得られ
たペレット体を1号ダンベル試片に射出成形して該樹脂
組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメタクリ
ルイミド含有重合体量は20%である。結果をまとめて
表9に示す。
塩化ビニルコシバランFlす塩化ビニル(三菱化成■製
 重合度11002 92部モノステ1リン 酸グリセ
ロール                     3
1クリル酸プチトスチレンーメタクリル酸メチル 共重
合体   1ジー メチル ビス−5−5−メルカプト
     フルキル       4100部 MBS改質剤  ブタジェン(60部)−スチレン(I
0部)−メタクリル 酸メチル(I5部)−スチレン(
I5部)からなるグラフト共重合体実施例32 実施例17で得られた塩化ビニル重合体グラフト化メタ
クリルイミド含有重合体と塩化ビニルコンパウンドとM
BS改質剤との30/60/10のブレンド比の混合物
を、−軸ベント式押出機(シリンダー温度200″C、
ダイス温度180’C)で混練押出して、ペレット化し
た。得られたペレット体を1号ダンベル試片に射出成形
して該樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中
のメタクリルイミド含有重合体量は20%である。結果
をまとめて表−9に示す。
実施例33 実施例IOで得られたメタクリル酸メチル重合体グラフ
ト化メタクリルイミド含有重合体とフン化ビニリデン重
合体(カイナー720ヘンウォルト社製)との60/4
0のブレンド比の混合物を、−軸ベント式押出機で混練
押出して、ペレット化した。
得られたペレットを1号ダンベル試片に射出成形して該
樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメタ
クリルイミド含有重合体量は40%、フッ化ビニリデン
重合体量は40%である。結果をまとめて表−9に示す
実施例34 実施例16で得られたスチレン・グリシジルメタクリレ
ート共重合体グラフト化メククリルイミド含有重合体と
ポリアミドイミド樹脂(トーロン4203L 、三菱化
成工業■)との60/40のブレンド比の混合物を、−
軸ベント式押出機で混練押出して、ペレット化した。得
られたペレット体を1号ダンベル試片に射出成形して該
樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメタ
クリルイミド含有重合体量は40%、ポリアミドイミド
樹脂重合体は40%である。結果をまとめて表−9に示
す。
実施例35 実施例16で得られたスチレン・グリシジルメタクリレ
ート共重合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体と
ポリスルフォン樹脂(マーチルポリスルフォンP−17
00、日産化学工業■)との60/40のブレンド比の
混合物を、−軸ベント式押出機で混練押出して、ペレッ
ト化した。得られたベレット体を1号ダンベル試片に射
出成形して該樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組
成物中のメタクリルイミド含有重合体量は40%、ポリ
スルフォン樹脂重合体は40%である。結果をまとめて
表−9に示す。
実施例36 実施例16で得られたスチレン・グリシジルメタクリレ
ート共重合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体と
ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEKナチュラル
、アイシーアイジャパン社製)との60/40のブレン
ド比の混合物を、−軸ベント式押出機で混練押出して、
ペレット化した。得られたペレット体を1号ダンベル試
片に射出成形して該樹脂組成物の物性を測定した。この
樹脂組成物中のメタクリルイミド含有重合体量は404
%、ポリエーテルエーテルケトン樹脂重合体は40%で
ある。結果をまとめて表−9に示す。
実施例37 実施例16で得られたスチレン・グリシジルメタクリレ
−[・共重合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体
とポリエーテルイミド樹脂(ウルテム1000 、ジェ
ネラルエレクトリック社製)との60/40のブレンド
比の混合物を、−軸ベント式押出機で′aH押出して、
ペレット化した。得られたペレット化を1号ダンベル試
片に射出成形して該樹脂組成物の物性を測定した。この
樹脂組成物中のメタクリルイミド含有重合体量は40%
、ポリエーテルイミド樹脂重合体は40%である。結果
をまとめて表−9に示す。
実施例38 実施例16で得られたスチレン・グリシジルメタクリレ
ート共重合体グラフト化メタクリルイミド含有重合休出
ポリエーテルスルフォン樹脂(ポリエーテルスルフォン
420P 、アイシーアイジャパン社製)との60/4
0のブレンド比の混合物を、−軸ベント式押出機で混練
押出して、ペレット化した。得られたペレット体を1号
ダンベル試片に射出成形して該樹脂組成物の物性を測定
した。この樹脂組成物中のメタクリルイミド含有重合体
量は40%、ポリエーテルスルフォン重合体は40%で
ある。結果をまとめて表−9に示す。
実施例39 実施例12で得られたスチレン重合体グラフト化メタク
リルイミド含有重合体とポリカーボネート樹脂(ニーピ
ロンS−2000、三菱瓦斯化学■製)との60/40
のブレンド比の混合物を、−軸ベント式押出機で混練押
出して、ペレット化した。得られたペレット体を1号ダ
ンベル試片に射出成形して該樹脂組成物の物性を測定し
た。この樹脂組成物中のメタクリルイミド含有重合体量
は30%、ポリカーボネート樹脂は40%である。結果
をまとめて表−9に示す。
実施例40 実施例11で得られたスチレン・アクリロニトリル共重
合体グラフト化メタクリルイミド含有重合体とポリカー
ボネート樹脂(実施例39使用)とABS樹脂(実施例
20使用)との60/20/20のブレンド比の混合物
を、−軸ヘント式押出機で混練押出して、ペレット化し
た。得られたペレット体を1号ダンベル試片に射出成形
して該樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中
のメタクリルイミド含有重合体量は30%、ポリカーボ
ネート樹脂20%、ABS樹脂20%である。結果をま
とめて表−9に示す。
実施例41 実施例14で得られたスチレン・無水マレイン酸共重合
体グラフト化メタクリルイミド含有重合体とナイロン6
・6樹脂(実施例29使用)とゴム強化変性ポリオレフ
ィン樹脂(タフマーMP−680、三井石油化学■製)
との60/20/20のブレンド比の混合物を、−軸ベ
ント式押出機で混練押出して、ペレット化した。得られ
たペレット体を1号ダンベル試片に射出成形して該樹脂
組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメタクリ
ルイミド含有重合体量、は40%、ナイロン6・6樹脂
20%、変性ポリオレフィン樹脂20o/6である。結
果をまとめて表−9に示す。
実施例42 実施例、10で得られたメタクリル酸メチル重合体グラ
フト化メタクヂルイミド含有重合体と(メタ)アクリル
酸エステル系多層重合体(下記詳細説明)との60/4
0のブレンド比の混合物を、i軸ベント式押出機で混練
押出して、ペレット化した。
得られたベレットを1号ダンベル試片に射出成形して該
樹脂組成物の物性を測定した。この樹脂組成物中のメタ
クリルイミド含有重合体量は40%、(メタ)アクリル
酸エステル系多M重合体は40%である。結果をまとめ
て表−9に示す。
(メタ)アクリル酸lステ外系多層重合体  ブチル1
クリレート(50自1i)−(ブチル7クリレート・メ
タクリル 酸メチルー1015部)−(ブチル7クリレ
ート・メタクリル酸メチル・5710部)−メタクリ8
酸メチル20部からなる熱可 塑性グラフト共重合体 比較例14〜25 比較のために、実施例29〜42においてグラフト化メ
タクリルイミド含有重合体にブレンドした他の熱可塑性
重合体の特性をまとめて表−9に示す。
表−9に示されるように、実施例29〜42は、比較例
14〜25と比べ、耐熱性(HDT) 、機械強度(ア
イゾツト衝撃強度)、成形性(流動性)に優れたバラン
スを保持したメタクリルイミド含有樹脂組成物である。
〔発明の効果] 本発明のグラフト化せるメタクリルイミド含有重合体は
、グラフトするエチレン性単量体を選ぶことによって、
他の熱可塑性重合体との相溶性または混和性に優れたも
のとなる。このグラフト化せるメタクリルイミド含有重
合体と他の熱可塑性重合体とのブレンド体は、メタクリ
ルイミド含有重合体が本来保持する優れた耐熱性、耐候
性、機械的性質及び成形性等を保持し、更に他種重合体
の特1′&を加味した熱可塑性樹脂組成物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または炭素数1〜20の脂肪族、
    芳香族もしくは脂環族炭化水素基を表す)で示されるメ
    タクリルイミド環含有構造単位5〜100重量%および
    エチレン性単量体から導かれる構造単位0〜95重量%
    からなる重合体(A)に、少なくとも一種のエチレン性
    単量体からなる重合体がグラフトされてなるメタクリル
    イミド含有樹脂重合体。 2、メタクリルイミド環含有構造単位を含有する重合体
    (A)にグラフト活性点を形成させた熱可塑性重合体(
    B)の存在下に、少なくとも一種のエチレン性単量体を
    グラフト重合してなる特許請求の範囲第1項記載のメタ
    クリルイミド含有樹脂重合体。 3、グラフト活性点が(メタ)アリル基、(メタ)アク
    リロイルオキシ基、エポキシ基の中から選ばれた官能基
    である特許請求の範囲第2項記載のメタクリルイミド樹
    脂重合体。 4、グラフトされる重合体を構成するエチレン性単量体
    が、(メタ)アクリル酸エステル、芳香族炭化水素系ビ
    ニル単量体、シアノ基含有ビニルまたはビニリデン系単
    量体、塩素基含有ビニルまたはビニリデン系単量体、お
    よびマレイン酸誘導体の中から選ばれる特許請求の範囲
    第1項記載のメタクリルイミド含有樹脂重合体。 5、特許請求の範囲第1項、第2項または第4項記載の
    メタクリルイミド含有重合体1〜99重量%と、少なく
    とも一種の他の熱可塑性重合体99〜1重量%からなる
    熱可塑性樹脂組成物。 6、熱可塑性重合体がスチレン/アクリロニトリル共重
    合体またはABS樹脂重合体である特許請求の範囲第5
    項記載の熱可塑性樹脂組成物。 7、熱可塑性重合体がメタクリル酸メチル重合体または
    (メタ)アクリル酸系多層重合体である特許請求の範囲
    第5項記載の熱可塑性樹脂組成物。 8、熱可塑性重合体がスチレン重合体である特許請求の
    範囲第5項記載の熱可塑性樹脂組成物。 9、熱可塑性重合体がポリフッ化ビニリデンまたはポリ
    塩化ビニリデンである特許請求の範囲第5項記載の熱可
    塑性樹脂組成物。 10、熱可塑性重合体がポリアルキレンテレフタレート
    である特許請求の範囲第5項記載の熱可塑性樹脂組成物
    。 11、熱可塑性重合体がポリ塩化ビニルまたは塩素化ポ
    リ塩化ビニルである特許請求の範囲第5項記載の熱可塑
    性樹脂組成物。 12、熱可塑性重合体がポリアミドである特許請求の範
    囲第5項記載の熱可塑性樹脂組成物。 13、熱可塑性重合体が高衝撃性ポリスチレン及び/ま
    たはポリフェニレンオキサイドである特許請求の範囲第
    5項記載の熱可塑性樹脂組成物。 14、熱可塑性重合体がビスフェノールAとイソフタル
    酸及び/またはテレフタル酸からなる共重合体である特
    許請求の範囲第5項記載の熱可塑性樹脂組成物。 15、熱可塑性重合体が多層重合体である特許請求の範
    囲第5項記載の熱可塑性樹脂組成物。
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