JPH02158517A - 液晶文字読取識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、物流システムにおける搬送物の識別手段に関
する。

（従来の技術） 物流システムにおける搬送物の識別手段として従来用い
られていた忠別方法には、搬送物にバーコードラベルを
貼りつけ、これをバーコードリーダで読取り識別する方
法や、磁石板を磁化させたり消磁させたりして磁石板に
情報を乗せ、これを磁気センサで読取り識別する方法や
、微弱な電波による誘導作用を利用して情報の書き込み
、読取りを行なう方法等がある。

しかしながら、バーコードラベルは解読文字が並記され
ているので、作業者でも容易に識別できるが、情報の書
き換えが不可能である。また、磁石板式や電波式のよう
に情報の書き換えが可能な方式でも、作業者としては直
接、それから情報を識別したり書き換えたりすることは
不可能である。

すなわち、作業者が情報を識別したり、書き換えを行な
う場合、何等かの設備を経由する必要がある。

（発明が解決しようとする課題） 上記のように、従来の識別方法では作業者が簡単にデー
タの変更や確認をすることができなかった。そこで本発
明は、作業者が直接、搬送物識別情報の書き換えや確認
を容易に行なうなうことができる識別方式を実現するこ
とを課題とし、本発明の目的もそこにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の液晶文字読取識別装置は、被搬送物を収納し搬
送コンベアにより搬送されるコンテナ、パレット等に、
テンキー部および液晶表示部を有するカード式液晶表示
装置を取付け、この液晶表示装置の液晶表示部に表示さ
れている識別情報などの文字画像を搬送コンベアの搬送
経路に設置されたＩＴＶカメラにより取込み、文字認識
装置により文字情報を認識して自動搬送システムに被搬
送物の識別情報を送り込むように構成される。

（作　用） 本発明の液晶文字読取識別装置においては、識別情報が
文字画像で表示されているため作業者が容易に確認でき
るし、また、カード式液晶表示装置のテンキー部を用い
て識別情報の書き換えを人手または自動で容易に行なう
ことができる。

（実施例） 以下、図面に示した実施例に基いて本発明の詳細な説明
する。

第１図に本発明一実施例の液晶文字読取識別装置を示す
。第１図に示すように、被搬送物（１）はコンテナ（２
）に収納され、搬送コンベア（５）上を搬送される。被
搬送物（１）の種類等の識別情報は、コンテナ（２）に
取付けられたカードケース（３）に挿入されているカー
ド式液晶表示装置（４）に文字画像で表示されている。

搬送コンベア（５）の搬送経路にＩＴＶカメラ（６）が
設置されており、カード式液晶表示装置（４）の表示内
容を画像情報として取込み、文字認識装置（７）に入力
する。文字認識装置（７）は入力された文字画像の内容
を判別し、被搬送物（１）の識別情報として出力する。

カード式液晶表示装置（４）は、第２図に示すように、
識別情報などを設定するためのテンキー（４１）、設定
されている情報を消すためのクリアキー（４２）、設定
された情報を文字表示する液晶表示部（４３）、太陽電
池部（４４）をカード状ケースの表面に有する。また、
カード式液晶表示装置（４）の電気回路は、第３図に示
すように構成されている。

すなわち、テンキー部（４１）で設定されたデータを保
持するメモリ一部（４５）、全体を制御する制御部（４
Ｂ）、メモリ部（４５）および制御部（４６）を駆動す
るバックアップ電池部（４７）を有する。液晶表示部（
４３）の駆動用電気は太陽電池部（４４）から供給され
る。すなわち、外部に明りのある所でのみ表示が行なわ
れ、暗い所では表示が不要なように構成し、メモリ一部
（４５）や制御部（４６）を駆動するバックアップ電池
部（４７）の電気的消耗をできるだけ抑えるようにしで
ある。

また、搬送途中でクリアキー（４２）が押されてデータ
が消されるのを防ぐため、第１図に示すように、カード
ケース（３）にはクリアキー（４２）を覆うカバー（３
ａ）が付いており、このカバー（３ａ）にクリアキー（
４２）に対向した所定の径の穴（３ｂ）が明けられてい
る。すなわち、穴（３ｂ）を通過可能な棒状の操作子を
用いなければクリアキー（４２）を押せないようにしで
ある。

上記のように構成された本発明一実施例の液晶文字読取
識別装置の作用を第４図および第５図に示す特流システ
ムに組込んだ場合を例にして説明する。

被搬送物（１）をコンテナ（２）に収納したとき、その
識別情報をカード式液晶表示装置（４）に設定する。そ
の方法はテンキー（４１）を押すことにより情報設定が
行なわれ、設定情報は液晶表示部（４３）に文字画像で
表示されるので、作業者による目視確認が可能である。

識別情報を設定されたコンテナ（２）は搬送コンベア（
５）上を搬送されて行き、第５図に示すように搬送経路
に設置されているＩＴＶカメラ（６）により画像情報と
して取込まれ、文字認識装置（７）にて文字画像の内容
を判別し、被搬送物（１）の識別情報として第４図に示
すように物流管理用計算機（１１）に伝えられる。物流
管理用計算機（１１）は、この識別情報に基づき自動倉
庫制御盤（１２）を介して０動倉庫（１３）への入庫情
報を管理する。

また、自動倉庫（１３）からの出庫時に各被搬送物（１
）別に第５図に示すコンベア系で分岐される場合、出庫
口に設けられたＩＴＶカメラ（８Ｎで被搬送物（１）の
識別情報を読取り、物流管理計算機（１１）は、この識
別情報により出庫品の確認を行ない、コンベア制御盤（
１４）に対し分岐情報を出力する。コンベア制御盤（１
４）はこの情報に基きコンベア設ｆｉ＜１５）を制御し
、各被搬送物（１）の入ったコンテナ（２）を各行先別
に搬送分岐させる。

なお、搬送ライン中での設定データの書き換えは、次の
ように自動で行なうことができる。所定の棒状の操作子
を備えた自動設定装置の所でコンテナ（２）を位置決め
した後、自動設定装置の操作子によりカードケース（３
）のカバー（３ａ）の穴（３ｂ）を介してクリアキー（
４２）を押し、その後テンキー（４１）を押すことによ
り新たな識別情報等を設定することができる。

上述のように、本発明一実施例の液晶文字読取識別装置
を用いることにより、物流システムにおける被搬送物へ
の識別情報の付加、変更が容易化され、且つ識別情報が
液晶表示により文字画像で表示されているので、作業員
による識別情報の確認も一見して可能となる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、被搬送物を収納し
搬送コンベアにより搬送されるコンテナ。

パレット等に、テンキー部および液晶表示部を有するカ
ード式液晶表示装置を取付け、この液晶表示装置に表示
されている識別情報などの文字画像を搬送コンベアの搬
送経路に設置されたＩＴＶカメラにより取込み、文字認
識装置により文字情報を認識して自動搬送システムに被
搬送物の種類等の識別情報を送り込むように構成した液
晶文字読取識別装置を実現したことにより、被搬送物へ
の識別情報の付加、変更が容易化され、且つ識別情報が
液晶表示により文字画像で表示されているので、作業員
による識別情報の確認も一見して可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の液晶文字読取識別装置を示す
斜視図、第２図は第１図の装置のカード式液晶表示装置
の外観図、第３図は第２図の液晶表示装置の電気回路の
構成を示すブロック図、第４図は第１図の装置が組込ま
れた物流システムの構成を示すブロック図、第５図は第
４図の物流システムの自動倉庫およびコンベアのレイア
ウト図である。 １・・・被搬送物　　　　　２・・・コンテナ３・・・
カードケース ４・・・カード式液晶表示装置 ５・・・搬送コンベア ６．６′・・・ＩＴＶカメラ ７・・・文字認識装置　　　４１・・・テンキー４２・
・・クリアキー　　　　４３・・・液晶表示部代理人　
弁理士　大　胡　典　夫 礪　　２　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 識別情報の設定およびリセットを行なうテンキー部を有
   し設定されたデータを液晶表示部に文字表示するカード
   式液晶表示装置と、被搬送物を収納して搬送される容器
   に設けられ前記カード式液晶表示装置を保持するカード
   ケースと、前記被搬送物を搬送する搬送コンベアの搬送
   経路に設置され前記カードケース内のカード式液晶表示
   装置に表示された文字画像を取込むＩＴＶカメラと、こ
   のＩＴＶカメラから入力された文字画像の表示内容を判
   別し被搬送物の識別情報として出力する文字認識装置と
   を具備した液晶文字読取識別装置。