JPH11208829A - 物品搬送作業用の、台車、端末機、記録媒体及び装置 - Google Patents

物品搬送作業用の、台車、端末機、記録媒体及び装置

Info

Publication number
JPH11208829A
JPH11208829A JP10026768A JP2676898A JPH11208829A JP H11208829 A JPH11208829 A JP H11208829A JP 10026768 A JP10026768 A JP 10026768A JP 2676898 A JP2676898 A JP 2676898A JP H11208829 A JPH11208829 A JP H11208829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
color
storage
display means
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10026768A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Hoshino
孝寛 星野
Sadasuke Hoshino
禎介 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SORUBEKKUSU KK
Original Assignee
SORUBEKKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SORUBEKKUSU KK filed Critical SORUBEKKUSU KK
Priority to JP10026768A priority Critical patent/JPH11208829A/ja
Publication of JPH11208829A publication Critical patent/JPH11208829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を収容する複数の収容部を搭載する物品
搬送作業用の台車でのピッキング作業又は物品配布作業
を、迅速且つ正確化することができる物品搬送作業用
の、台車、端末機、記録媒体及び装置を提供する。 【解決手段】 物品搬送作業用の台車を、収容箱7に収
容される物品の仕向先又は配布先に応じて、黒(8B
K)、赤(8R)、青(8BL)、黄(8Y)に色分け
された蓋8と、物品投入指示の際に、投入予定の収容箱
7の蓋8と同じ色を表示するディスプレイ13とで構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品のピッキング
や配布に用いられる物品搬送作業用の、台車、端末機、
記録媒体及び装置に係り、詳しくは、複数の収容部への
該物品の投入作業や該複数の収容部からの該物品の取り
出し作業を迅速且つ正確に行うための手段の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、倉庫、工場における物品保管場
では、物品保管棚から所望の物品を取り出す作業(以
下、ピッキング作業と称する)の効率を高めるために、
通常、該物品保管棚を所定の規則で配列している。そし
て、物品保管棚から取り出し(以下、ピッキングと称す
る)した物品を載せる物品搬送用台車としてのピッキン
グ用台車を、該物品保管棚に沿って移動させながらピッ
キング作業を行っている。
【0003】このようなピッキング作業において、ピッ
キングされた物品(以下、ピッキング済み物品と称す
る)を収容する複数の収容部を搭載したピッキング用台
車を用いる場合には、作業者のミスにより、収容する該
物品の収容部の間違いを生ずる恐れがある。本発明者ら
は、鋭意研究により、特に、この種の台車を使用し初め
てから1〜2ヶ月経過すると、作業慣れによる収容部の
間違いを頻発することを見出した。
【0004】そこで、本発明者らは、先に特願平7−3
21227号で、ピッキング済み物品を収容するための
複数の収容部を有するピッキング用台車において、該複
数の収容部それぞれに開閉可能な蓋と、該蓋を自動的に
開ける蓋開け装置と、該複数の収容部のうちピッキング
済み物品を収容すべき収容部を示す収容位置のデータを
記憶する記憶手段と、該記憶手段の収容位置データに基
づいて該蓋開け装置を制御する蓋制御手段とを設けたこ
とを特徴とするピッキング用台車を提案した。このピッ
キング用台車によれば、複数の収容部それぞれに設けた
開閉可能な蓋のうちピッキング済み物品を収容すべき収
容部の蓋を、蓋制御手段によって開けるので、作業者が
ピッキング済み物品を蓋が開いている収容部に投入する
というルールを守るだけで、収容部の間違いを未然に防
止することができる。
【0005】一方、多種類の物品を複数の配布先に配布
するための物品配布作業に物品搬送用台車としての物品
配布用台車が用いられることがある。例えば、病院で
は、看護婦等が、入院患者毎にそれぞれ処方された薬剤
等を物品配布用台車に載せて、各病室,ベット間を移動
しながら配布している。また、事務所等では書類等を配
布するために、また、工場の組み立てライン等では部品
の供給のために物品配布用台車が用いられている。
【0006】このような物品配布作業において、物品の
配布者は、配布先毎に配布先の確認とその配布先に対応
する配布物品の確認をしながら配布を行なうので、配布
に長時間を要する。また、配布先毎に物品を収容する複
数の収容部を搭載する物品配布用台車を用いる場合に
は、該収容部の間違いにより、物品の配布先間違いを生
ずる恐れがある。
【0007】そこで、本発明者らは、先に特願平9−2
19870号において、複数の収容部を備えた台車に、
各収容部に対する物品の収容ならびに各収容部からの物
品の取り出しを可能にするための開閉機構を各収容部毎
に設けるとともに、物品の配布先に設けられた配布先識
別情報送信機から送出された配布先識別情報を受信する
受信機と、物品の収容位置とその物品の配布先を特定す
るための配布先識別情報とを対応付けて管理するととも
に、前記受信機で受信した配布先識別情報に基づいてそ
の配布先に配布する物品が収容された収容部の開閉機構
を物品の取り出し可能な状態へ制御する配布管理装置と
を備えたことを特徴とする物品配布用台車を提案した。
この物品配布用台車によれば、配布先に設けられた配布
先識別情報送信機から送出された配布先識別情報を受信
することで配布先を識別し、その配布先に配布すべき物
品が収容されている収容部から物品を取り出し可能な状
態にするので、物品の配布先間違いを防止するとともに
物品の配布作業を効率良く行なうことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平7−321
227号のピッキング用台車又は上記特願平9−219
870号の物品配布用台車におけるピッキング作業又は
物品配布作業の高速化を図るためには、複数の収容部の
中から、蓋開けされた収容部を迅速に見つけ出す必要が
ある。しかし、蓋開けされた収容部を迅速に見つけ出す
ことが困難な場合がある。例えば、複数の収容部を有す
る収容ユニットを複数段搭載する台車を用いる場合、最
上段の収容ユニットにおける収容部の蓋開けについて
は、台車上部からの目視により比較的簡単に見つけ出す
ことができるが、下段の収容ユニットにおける収容部の
蓋開けについては、台車上部からの目視が不可能であ
る。このため、蓋開けされた収容部が下段の収容ユニッ
トにある場合には、作業者は、台車側部から覗き込んで
該収容部を見つけ出す必要があり、作業速度の低下を余
儀なくされるという問題を生ずる。
【0009】また、収容する物品の大きさによっては、
収容部の蓋等の開閉機構を閉じることができず、収容部
の間違い、又は、物品の配布先間違い、の防止を適正に
図ることができないという問題を生ずる。
【0010】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、物品を収容する複数
の収容部を搭載する物品搬送作業用の台車でのピッキン
グ作業又は物品配布作業を、迅速且つ正確化することが
できる物品搬送作業用の、台車、端末機、記録媒体及び
装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、物品と該物品を収容する複数の
収容部とを関連付けるデータを記憶する記憶手段と、該
データに基づいてピッキング又は配布の対象物品情報を
表示する表示手段と、該表示手段を制御する制御手段と
を有する端末機と、複数の該収容部とを搭載する物品搬
送作業用の台車であって、該表示手段が作業者に対し
て、ピッキング物品の収容対象、又は、配布物品の取出
し対象、の収容部を色又は模様で認識させるように表示
することを特徴とするものである。
【0012】請求項1の発明においては、物品搬送用台
車の上記複数の収容部を、ピッキング済み物品の仕向先
毎の収容部、又は、配布する物品の配布先毎の収容部、
等として利用する。例えば、ピッキングの場合には、作
業者が、上記表示手段のディスプレイ等に表示された、
ピッキング対象物品の名称等と、ピッキングすべき個数
と、ピッキング対象物品の仕向け先とを示すピッキング
表示に従ってピッキングを行う。このピッキング表示
は、上記記憶手段に記憶された仕向け先毎の収容部とピ
ッキング対象物品とを関連付けるデータに基づいてなさ
れる。そして、ピッキング対象物品の仕向け先を迅速且
つ正確に認識させるために、本発明は、上記ピッキング
表示とともに、ピッキング対象物品の仕向け先に対応す
る収容部を色又は模様で表示する。この表示により、作
業者は、ディスプレイ等の表示手段から、ピッキング対
象物品の仕向け先を、その名称の他に、色や模様という
単純且つ明確な画像情報で読み取り・記憶する。そし
て、この記憶を手掛かりにして、ピッキング済み物品を
投入する際に、複数の収容部から該ピッキング済み物品
に対応する収容部を特定する。また例えば、物品配布の
場合には、作業者が、上記表示手段のディスプレイ等の
画面に表示された、配布先の名称と、配布対象物品の名
称等と、取り出し個数とを示す物品配布表示に従って物
品配布を行う。なお、物品配布の際の配布先の決定は、
上記表示手段が、予め設定された配布ルートに基づいて
一方的に行っても良いし、作業者が、配布先毎に設けた
配布先コードを、例えば、テンキー等の入力手段やバー
コードリーダー等の読み取り手段により該表示手段に送
信して行っても良い。上記配布表示は、上記記憶手段に
記憶された配布先毎の収容部と配布されるべき物品とを
関連付けるデータに基づいてなされる。そして、配布先
を迅速に確認させるために、本発明は、上記物品配布表
示とともに、決定され又は決定した配布先に対応する収
容部を色又は模様で表示する。この表示により、作業者
は、ディスプレイ等の表示手段から、決定させ又は決定
した配布先を、その名称の他に、色又は模様という単純
且つ明確な画像情報で読み取り・記憶する。そして、こ
の記憶を手掛かりにして、配布対象物品を取り出す際
に、複数の収容部から該配布対象物品に対応する収容部
を特定する。以上のように、本発明は、仕向け先又は配
布先としての収容部を、その名称とともに色という単純
且つ明確な画像情報で作業者に読み取り・記憶させる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の物品搬送作
業用の台車であって、上記収容部、又は、該収容部の近
傍に設けられた開閉機構、毎に上記色又は上記色に対応
した色部又は模様部を備えることを特徴とするものであ
る。
【0014】請求項2の発明においては、ピッキング済
み物品又は配布対象物品を仕向け先又は配布先毎の収容
部に迅速且つ正確に投入させるために、該収容部、又
は、該収容部の近傍に設けられた開閉機構、毎に上記色
又は上記模様に対応した色部又は模様部を備える。この
表示により、例えばピッキングの場合には、作業者は、
ピッキング済み物品の投入の際に、予め記憶した色又は
模様と上記色部又は模様部とを比較して、複数の収容部
から該ピッキング済み物品に対応する収容部を特定す
る。そして、特定した収容部にピッキング済み物品を収
容する。また例えば、物品配布の場合には、作業者は、
配布対象物品の取り出しの際に、予め記憶した色と上記
色部とを比較して、複数の収容部から配布先に対応する
収容部を特定する。そして、特定した収容部から配布対
象物品を取り出す。なお、複数の収容部を有する収容ユ
ニットを複数段搭載する物品搬送用台車を用いる場合、
下段の収容ユニットにおける収容部の上記色部又は上記
模様部ついては、台車上部からの目視は不可能である。
しかし、上記色部又は模様部を備える収容部を予め所定
の規則で配置しておけば、目的の収容部の台車上におけ
る位置を作業者に予測させることができる。例えば、上
記特願平7−321227号のピッキング用台車又は上
記特願平9−219870号の物品配布用台車における
ピッキング作業又は物品配布作業では、作業者は、蓋開
けされる収容部の台車上における位置を予測することが
できず、蓋開けされた収容部を目視することにより初め
て該収容部を特定できる。一方、本発明においては、上
記色部又は上記模様部を備える収容部が予め所定の規則
で配置されていれば、上記表示の際に記憶した上記色又
は模様に基づいて、目的の収容部の台車上における位置
を予測することができる。以上のように、本発明におい
ては、ピッキング又は配布の対象物品情報を表示する際
に記憶される上記色又は模様により、作業者に目的の収
容部の台車上における位置を予測させる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2の物品搬送作
業用の台車であって、上記色又は模様が、ピッキング物
品又は配布物品の仕向け先又は配布先毎に対応し、且
つ、上記表示手段が、該ピッキング物品又は該配布物品
の情報を表示する際に、該色又は模様を所定位置に表示
することを特徴とするものである。
【0016】請求項3の発明においては、上記色又は上
記模様が仕向け先又は配布先毎に対応することにより、
作業者に対して目的の収容部の台車上における位置をよ
り詳細に予測させる。例えば、複数の収容部を有する収
容ユニットを複数段搭載する物品搬送用台車において、
収容ユニットの段数に応じた上記色を表示する場合、作
業者に対して目的の収容部を有する収容ユニットを予測
させることができるが、該収容ユニットにおける該収容
部の位置を予測させることはできない。そこで、本発明
においては、上記色又は模様が、仕向け先又は配布先
毎、つまり、収容部毎に対応することにより、作業者に
対して目的の収容部の収容ユニット内における位置をも
予測させる。また、上記表示手段が、上記色又は模様を
所定位置に表示することにより、作業者に、仕向け先又
は配布先としての収容部の情報をより迅速且つ正確に読
み取らせる。所定位置。
【0017】請求項4の発明は、請求項2の物品搬送作
業用の台車であって、上記色部が、ピッキング物品又は
配布物品の仕向け先又は配布先毎に対応し、且つ、上記
表示手段が、モノクロ色の表示手段であり、該ピッキン
グ物品又は該配布物品の情報を表示する際に、該色部の
濃淡に応じて黒色から灰色を経て白色まで変化するカラ
ー対応モノクロ色を所定位置に表示することを特徴とす
るものである。
【0018】請求項4の発明においては、上記表示手段
が、上記色部の濃淡に応じて黒色から灰色を経て白色ま
で変化するカラー対応モノクロ色を所定位置に表示する
ことにより、作業者に対して、仕向け先又は配布先とし
ての収容部の情報をより迅速且つ正確に読み取らせると
ともに、該収容部の台車上における位置をより詳細に予
測させる。
【0019】請求項5の発明は、請求項3又は4の物品
搬送作業用の台車であって、上記色部が、上記収容部、
又は、該収容部の近傍に設けられた開閉機構、に貼り付
け又は保持された札状の又は札に記された記号又は文字
で構成され、且つ、上記表示手段が、上記情報を表示す
る際に、上記色、上記カラー対応モノクロ色、又は、該
色もしくは該カラー対応モノクロ色の該記号もしくは該
文字、を所定位置に表示することを特徴とするものであ
る。
【0020】請求項5の発明においては、上記色部が、
上記色と記号又は文字との組み合わせにより構成される
ことにより、上記色のみを構成する場合よりも、作業者
に対して多くの収容部を認識させる。例えば、作業者に
対して収容部を上記色のみで認識させる場合、似通った
色彩による収容部の混同を回避するためには、該色の種
類を限定する必要があり、1つの台車に搭載できる収容
部の数が限られてしまう。そこで、本発明においては、
上記色部を上記色と記号又は文字との組み合わせで構成
することにより、似通った色彩による収容部の混同を回
避し、且つ、上記表示部に多くの収容部を表現させる。
【0021】請求項6の発明は、物品と該物品を収容す
る複数の収容部とを関連付けるデータを記憶する記憶手
段と、該データに基づいてピッキング又は配布の対象物
品情報を表示する表示手段と、該表示手段を制御する制
御手段とを有する物品搬送作業用の端末機であって、該
表示手段が作業者に対して、ピッキング物品の収容対
象、又は、配布物品の取出し対象、の収容部を色で認識
させるように表示することを特徴とするものである。
【0022】請求項6の発明においては、作業者は、上
記表示手段の表示により、仕向け先又は配布先としての
収容部を、その名称とともに色又は模様という単純且つ
明確な画像情報で読み取り・記憶する。
【0023】請求項7の発明は、物品と該物品を収容す
る複数の収容部とを関連付けるデータを記憶する記憶手
段と、該データに基づいてピッキング又は配布の対象物
品情報を表示する表示手段と、該表示手段を制御する制
御手段とを有する物品搬送作業用の端末機に用いられる
プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体であ
って、該表示手段の表示により作業者に対して、ピッキ
ング物品の収容対象、又は、配布物品の取出し対象、の
収容部を色又は模様で認識させるように、該制御手段を
機能させるプログラムを記録したことを特徴とするもの
である。
【0024】請求項7の発明においては、作業者は、上
記プログラムにより発揮される上記機能に従う上記表示
手段の表示によって、仕向け先又は配布先としての収容
部を、その名称とともに色又は模様という単純且つ明確
な画像情報で読み取り・記憶する。
【0025】請求項8の発明は、物品搬送作業用の装置
であって、請求項1、2、3、4もしくは5の物品搬送
作業用の台車、又は、請求項6の物品搬送作業用の端末
機と、上記記憶手段に記憶させるデータを作成するため
のコンピュータとを備えることを特徴とするものであ
る。
【0026】請求項8の発明においては、請求項1、
2、3、4もしくは5の物品搬送作業用の台車、又は、
請求項6の物品搬送作業用の端末機と、上記記憶手段に
記憶させるデータを作成するためのコンピュータとを組
み合わせることにより、作業者に仕向け先又は配布先と
しての収容部の情報を迅速且つ正確に読み取り・記憶さ
せるシステムを実現する。
【0027】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明の実施形態に
係る物品搬送用台車1の平面図、図1(b)はその側面
図である。本実施形態の物品搬送用台車1は、キャスタ
2が取り付けられ、かつ天板が取り付けられた矩形の土
台枠体3と、該土台枠体上に立設され、幅方向に所定の
間隔をおいて上方に延びかつ上方に連結部を有する一対
の中空パイプからなる前後の支柱4,5と、これら前後
支柱4,5の上下方向中間部で前後支柱間に設けられ、
かつ天板が取り付けられた天板取り付け用矩形枠体6と
を備え、土台枠体3の天板上と天板取り付け用矩形枠体
6の天板上とに、上方が開口した収容部としての収容箱
(コンテナ)7をそれぞれ2つ載置できるようになって
いる。そして、開閉機構としての蓋8が2つ取り付けら
れた蓋取り付け用矩形枠体9が、該蓋により各天板上に
載置された2つの収容箱7それぞれの上方開口を上方で
覆うことができるように、上記前後支柱4,5間に設け
られている。各蓋取り付け用矩形枠体9は、蓋8をロッ
クするロック装置10と、が、各蓋8それぞれについて
設けられている。
【0028】上記蓋8は、それぞれ下方に設けられた収
容箱7に収容される物品の仕向先又は配布先に応じて、
黒(8BK)、赤(8R)、青(8BL)、黄(8Y)
に色分けされている。
【0029】上記ロック装置10は、例えば、蓋8に設
けた永久磁石と、この永久磁石を吸引するために本体側
に設けた電磁石装置とで構成することができる。
【0030】上記前支柱4の上部は水平方向に曲げられ
上記連結部がハンドル部11になっている。この連結部
近傍の幅方向に所定間隔で水平に延びる中空パイプ部上
に天板12が取り付けられ、この天板12上に、液晶パ
ネル等からなる画面13を備えた表示手段14、物品に
付された物品識別用のバーコードを読取るためのハンド
スキャナー15等が載置されている。また、この天板に
はテンキーボード16が組み込まれ、下部にはプリンタ
17が取り付けられている。
【0031】上記表示手段14は記憶手段であるRAM
やROMが付設されたCPUを備え情報処理機能を有し
たコンピュータを内蔵するとともに、ピッキング場内又
は物品配布場内に配設された情報処理装置との間でデー
タ通信を行うためのアンテナ18付きの無線通信装置も
内蔵している。この無線通信装置の他、上記ハンドスキ
ャナー15、テンキーボード16、プリンタ17などが
インターフェースを介して上記CPUに接続されてい
る。また、上記土台枠体3には上記各種電気機器に供給
する電圧を発生させる電池ボックス19が取り付けられ
ている。
【0032】次に、図2、図3及び図4を用いて上記構
成を有する物品搬送用台車を用いたピッキング作業及び
物品搬送用台車の動作について説明する。図2は上記無
線通信機を介して上記端末器と各種データをやり取りす
る、ピッキング場に配設された通信装置付き情報処理装
置における制御のフローチャート、図3及び図4は上記
表示手段14のCPUにおける制御のフローチャートで
ある。まずこの物品搬送用台車が使用される前提とし
て、倉庫等の棚に収容されている多種類の物品にはそれ
ぞれ物品を識別するためのコ−ドがバ−コ−ド形式で付
設されている。また、取り出し予定物品の注文伝票など
に従い、図示しないホストコンピュータなどに必要なピ
ッキングデータ、すなわち、取出し予定の複数種類の物
品それぞれのコ−ド(又は場合によって品種)、取出し
個数、該物品の仕向先、該仕向先に対応する所定の色等
のデータが入力されている。
【0033】図2において、上記情報処理装置は、上記
ホストコンピュータから例えば1日分の全ての作業者が
取り出すピッキングデータが無線、フロッピー、有線な
どによって提供されるのを待ち、これが提供される(ス
テップ1でY)と、表示手段14毎、つまり作業者毎に
データを仕分け、表示手段14別に送信する(ステップ
2、3)。
【0034】図3及び図4において、各作業者の表示手
段14で、上記情報処理装置からのデータを受信する
(ステップ1)と、受信データを上記記録手段に記録す
る(ステップ2)。ここで、この記録手段には、物品を
識別するための上記コ−ドに対応させて、物品の商品
名、取り出し個数、仕向け先、該仕向先に対応する所定
の色、ピッキング場における保管位置情報(例えば棚の
番号等)及び後述する仕向先としての配布先の位置情報
が記憶される。
【0035】なお、表示手段14は、それぞれ第1順位
のキーをピッキングする物品、第2順位のキーを仕向け
先としてソートしたデータを用い、作業者に対して、ピ
ッキング場内を一巡させる間に担当させる全ての仕向け
先(台車の収容箱の総数以下の数)からの受注総数分だ
けの物品をピッキングさせ、ピッキング済みの物品を各
仕向け先に対応させた収容箱7に投入させながら、受注
した全ての種類の物品をピッキングさせる。
【0036】表示手段14は、上記情報処理装置からの
データを上記記録手段に記録すると、最初にピッキング
すべき物品の識別コ−ドに対応する該物品の保管位置情
報(ロケーション情報)、商品名、ピッキング数及び最
初の仕向け先を記憶手段から読出し、これらの情報を上
記画面13に、該仕向先に対応する収容箱7上方の蓋8
と同色に表示する(ステップ3)。この表示により、作
業者は、ピッキングすべき物品を収容する保管棚に到達
する前、換言すれば、該物品をピッキングする前、に該
物品を投入すべき収容箱を知ることができる。
【0037】図6は、画面13における上記情報の表示
の一例を示すイメージ図である。図6において、画面枠
内の黒色以外の部分(白色部分)は、上記仕向先に対応
する収容箱7上方の蓋8と同色に表示される。
【0038】作業者はこの画面13に表示されたピッキ
ング場保管位置情報を見ながら、物品搬送用台車1を押
して第一番目の物品を収容する保管場所棚まで移動す
る。目的の保管棚に到達したら、ピッキングすべき物品
を1つだけ取り出し、該物品の識別コ−ドであるバ−コ
−ドをハンドスキャナー15で読み取らせる(ステップ
4でY,ステップ5)。なお、ピッキングすべき物品が
欠品の場合(ステップ4でN)には、確定キーを押下後
に、図4の欠品処理(ステップ24)に進む。
【0039】表示手段14のCPUは、バーコードが読
み取られると、読み取ったコードが画面13に表示した
物品のコードと一致するか否かを判断する(ステップ
6)。ここで両者が一致した場合(ステップ6でY)に
は、上記記憶手段に記憶させた、最初に投入すべき仕向
け先からの受注数のみを画面13に、該仕向け先に対応
する収容箱7上方の蓋8と同色に表示させる(ステップ
7)。これにより、作業者は、ピッキングした物品と画
面13に表示された物品とが同一であることを確認する
とともに、投入数と投入すべき収容箱7の場所とを再確
認することができる。逆に上記両者が一致しない場合に
は、画面13に商品違いである旨を表示する(ステップ
17)。ここで、目視で商品違いか否かを再確認させ、
商品違いではない場合、すなわち、正しい商品に間違っ
たバーコードが付されている場合(ステップ18でY)
には、確定キーを押下させる。すると、上記ステップ7
に進む。逆に商品違いである場合(ステップ18でN)
には、ステップ4に戻って正しい物品を棚より取り出さ
せる。
【0040】次に、ステップ8で、ピッキング毎にピッ
キング済み物品のバーコードをバーコードリーダーで読
み込ませることで、投入物品数を自動的にカウントさせ
るモード(ステップ9〜13)と、作業者が上記ステッ
プ7で表示した数になるようにまとめてピッキングした
後にピッキング物品の個数を入力するモード(ステップ
19〜21)とを選択する。この選択は端末器に設けた
選択キーなどの操作で予め行なっておく。前者のモード
では、上記カウント結果が仕向け先の受注数に一致した
ときに(ステップ12でY)、例えば表示手段14に設
けたブザーを作動させて終了音を発生させる(ステップ
13)。後者のモードでは、上記入力に係るピッキング
数が受注数に一致したときに(ステップ21でY)、上
記ブザーを作動させて終了音を発生させる(ステップ1
3)。そして、その物品についてのピッキングが終了し
たか否か、つまり、その物品についてのピッキングすべ
き他の仕向け先が残っていないか否かを判断する(ステ
ップ14)。他の仕向け先が残っている場合には、ステ
ップ7に戻り、以降、他の仕向け先が残っていないと判
断するもので、同様の動作を繰り返す。他の仕向け先が
残っいないと判断した場合には、全アイテムピッキング
が終了したか否か、つまり、他のピッキングすべき物品
が残っていないか否かを判断する(ステップ15)。
【0041】なお、前者のモードを選択しハンドスキャ
ナー15での読み込みを行っている間にピッキングすべ
き物品が棚からなくってしまった場合(ステップ9で
N)には、入力キーを押下する。この押下があると、画
面に数量違いの表示を行なう(ステップ22)。ここで
欠品かないか目視で再確認し、欠品である場合(ステッ
プ23でY)には、確定キーを押下する。すると、欠品
処理が行なわれる(ステップ24)。また、後者のモー
ドを選択し欠品により受注数よりも少ないピッキング物
品の個数を入力したときは、入力個数と受注数とが一致
しないと判断し(ステップ21でN)、前述のステップ
22〜24のステップを実行する。後者のモードを選択
し受注数よりも多い数の物品を取り出し、それに気付か
ずに取り出した個数を入力したときも、入力個数と受注
数とが一致しないと判断し(ステップ21でN)、前述
のステップ22〜24のステップを実行する。このとき
は、数量違いの表示を受けての目視確認で、多く取り出
し過ぎていることを確認し(ステップ23でN)、余計
に取り出した分を棚に戻すとともにクリアキーを押下し
て、ステップ20に戻り再度投入個数を入力する。
【0042】上記ステップ15で、他のピッキングすべ
き物品が残っていると判断したら(ステップ18で
N)、ステップ3に戻り、次のピッキングすべき物品に
ついて、以上の動作を繰り返す。上記ステップ15で、
他のピッキングすべき物品が残っていないと判断したら
(ステップ15でY)、上記通信機を用いて、それまで
の全てのピッキングの記録データを上記情報処理装置に
送信する(ステップ19)。これとともに、上記プリン
タ17で同様の記録データを出力させる。そして、ステ
ップ1に戻って、次のピッキング作業に関するデータが
上記情報処理装置から送られてくるのを待つ。
【0043】図2に戻って、上記情報処理装置は、ステ
ップ4で表示手段14から終了したピッキング作業に関
するデータを受信すると、その表示手段14の作業者に
ついての次のピッキング作業のデータが残っているか否
かを判断する(ステップ5)。ここで、次のデータが残
っている場合には、その表示手段14へ次のピッキング
作業のデータを送信する。逆に、次のデータが残ってい
ない場合、つまり、その表示手段14の作業者のその日
の作業が全て完了している場合には、その表示手段14
からそれまでに受け取ったデータを仕向先別に整理して
プリントアウトし(ステップ8)、次に、全ての表示手
段14について作業が終了したか否かを判断する(ステ
ップ9)。ここで全ての表示手段14については作業が
終了していないと判断した場合には、表示手段14から
のデータ送信を待つ(ステップ4)。逆に全ての表示手
段14について作業が終了していると判断した場合に
は、それまでの全ての表示手段14から受け取ったデー
タをホストコンピュータへ例えばLANなどで送る(ス
テップ10)。
【0044】なお、ピッキング場内一巡のピッキングを
終了した作業者は、物品搬送用台車1から収容箱を取外
し、この収容箱内に上記プリンタ17で出力した仕向先
宛のリストを入れ、配送工程に送っても良いし、次に説
明する物品配布モードを選択してピッキング物品を仕向
先としての配布先にそのまま配布しても良い。
【0045】次に、図5を用いて、ピッキング場内一巡
のピッキングが終了され、上記収容箱7にそれぞれ仕向
先としての配布先毎に仕分けされたピッキング物品を収
容する物品搬送用台車1を用いた物品配布作業及び物品
搬送用台車の動作について説明する。図5は、上記表示
手段14のCPUにおける物品配布時の制御のフローチ
ャートである。
【0046】本実施形態に係る物品搬送用台車1は、キ
ーボード等の入力手段で作業者からの物品配布モードを
設定されることにより、作業者に対して直前にピッキン
グされた物品の配布指示を行うことができる。
【0047】図5において表示手段14は、作業者に物
品配布モードを設定されると(ステップ25)、直前に
ピッキングされた複数の物品における全ての配布先の位
置情報(上記ステップ2で予め記憶した位置情報)を基
に、最も効率的な物品配布ルートを割り出して(ステッ
プ26)、第1番目の配布先の位置情報を画面13に、
該配布先に対応する収容箱7の上方の蓋8と同色に表示
する(ステップ27)。この表示により、作業者は、物
品の配布先に到達する前、に該物品を収容する収容箱を
知ることができる。
【0048】作業者はこの画面13に表示された配布先
の位置情報を見ながら、物品搬送用台車1を押して第一
番目の配布先まで移動する。目的の配布先に到達した
ら、該配布先の物品保管棚等に付設された配布先の識別
コ−ドであるバ−コ−ドをハンドスキャナー15で読み
取らせる(ステップ28)。
【0049】表示手段14のCPUは、バーコードが読
み取られると、読み取ったコードが画面13に表示した
配布先のコードと一致するか否かを判断する(ステップ
29)。ここで両者が一致した場合(ステップ29で
Y)には、上記記憶手段に記憶させた、配布先に対応す
る収容箱7に収容される全ての物品の名称及び収容数を
画面13に、該収容箱7上方の蓋8と同色に表示させる
(ステップ30)。これにより、作業者は、配布先に間
違いがないことを確認するとともに、配布物品及び配布
個数の確認、並びに、収容箱7の場所の再確認、を行う
ことができる。逆に上記両者が一致しない場合(ステッ
プ29でN)には、何れかの収容箱7に間違えられた配
布先に対応するものがあるか否かを確認し、ある場合
(ステップ31でY)には、該配布先に対応する収容箱
7に収容される全ての物品の名称及び収容数を画面13
に、該収容箱7上方の蓋8と同色に表示させる(ステッ
プ32)ことで、作業者に該物品を配布させる。ない場
合(ステップ31でN)には、画面13に配布先違いで
ある旨を表示する(ステップ33)ことで、作業者を正
しい配布先まで誘導する。そして、再びステップ28以
降を実行する。
【0050】作業者は、配布先で物品の取り出し及び配
布を終えるとキーボード等の入力手段により、上記表示
手段14のCPUにその旨を送信する。
【0051】上記CPUは、作業者からの配布終了信号
を受信すると(ステップ34)、他に配布すべき物品が
残っているか否かを判断し、該物品が残っていると判断
したら(ステップ35でN)、ステップ27に戻り、次
の配布先について、以上の動作を繰り返す。上記ステッ
プ35で、他に配布すべき物品が残っていないと判断し
たら(ステップ35でY)、物品配布指示を終了すると
ともに、図3のステップ1に戻って、次のピッキング作
業に関するデータが上記情報処理装置から送られてくる
のを待つ。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、作業者は、仕
向け先又は配布先としての収容部をその名称とともに色
又は模様という単純且つ明確な画像情報で読み取り・記
憶するので、ピッキング作業又は物品配布作業における
収容部の認知を、迅速且つ正確に行うことができるとい
う優れた効果がある。
【0053】請求項2の発明によれば、ピッキング又は
配布の対象物品情報を表示する際に記憶される上記色又
は模様により、作業者に目的の収容部の台車上における
位置を予測させるので、ピッキング作業又は物品配布作
業における該収納部の特定を迅速且つ正確に行わせるこ
とができるという優れた効果がある。
【0054】請求項3の発明によれば、作業者に対し
て、仕向け先又は配布先としての収容部の情報をより迅
速且つ正確に読み取らせるとともに、該収容部の台車上
における位置をより詳細に予測させるので、ピッキング
作業又は物品配布作業をより迅速且つ正確に行わせるこ
とができるという優れた効果がある。
【0055】請求項4の発明によれば、作業者に対し
て、仕向け先又は配布先としての収容部の情報をより迅
速且つ正確に読み取らせるとともに、該収容部の台車上
における位置をより詳細に予測させるので、ピッキング
作業又は物品配布作業をより迅速且つ正確に行わせるこ
とができるという優れた効果がある。また、モノクロ色
の表示手段を備えるので、カラー色の表示手段を備える
場合よりも台車の製造コストが低くなるという優れた効
果がある。
【0056】請求項5の発明によれば、作業者に対して
より多くの収容部を認識させるので、より多くの仕向け
先又は配布先を扱うことができるという優れた効果があ
る。
【0057】請求項6の発明によれば、作業者は、上記
表示手段の表示により、仕向け先又は配布先としての収
容部をその名称とともに色又は模様という単純且つ明確
な画像情報で読み取り・記憶するので、ピッキング作業
又は物品配布作業における収容部の認知を、迅速且つ正
確に行うことができるという優れた効果がある。(以
下、余白)
【0058】請求項7の発明によれば、作業者は、上記
表示手段の表示により、仕向け先又は配布先としての収
容部をその名称とともに色又は模様という単純且つ明確
な画像情報で読み取り・記憶するので、ピッキング作業
又は物品配布作業における収容部の認知を、迅速且つ正
確に行うことができるという優れた効果がある。
【0059】請求項8の発明によれば、作業者に仕向け
先又は配布先としての収容部の情報を迅速且つ正確に読
み取り・記憶させるシステムを実現するので、ピッキン
グ作業又は物品配布作業を迅速且つ正確化するシステム
を実現することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施形態に係る物品搬送用
台車1の平面図。(b)は、同台車の側面図。
【図2】同台車に係る情報処理装置の制御のフローチャ
ート。
【図3】同台車を用いたピッキング作業における表示手
段14の制御のフローチャートの一部。
【図4】同台車を用いたピッキング作業における表示手
段14の制御のフローチャートの一部。
【図5】同台車を用いた物品配布作業における表示手段
14の制御のフローチャートの一部。
【図6】画面13におけるピッキングすべき物品の識別
コ−ドに対応する該物品の保管位置情報(ロケーション
情報)、商品名、ピッキング数及び最初の仕向け先等の
表示の一例を示すイメージ図。
【符号の説明】
1 物品搬送用台車 2 キャスタ 3 土台枠体 4、5 支柱 6 天板取り付け用矩形枠体 7 収容箱 8 蓋 9 蓋取り付け用矩形枠体 10 ロック装置 11 ハンドル部 12 天板 13 画面 14 表示手段 15 ハンドスキャナー 16 テンキーボード 17 プリンタ 18 アンテナ 19 電池ボックス19
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施形態に係る物品搬送用
台車1の平面図。(b)は、同台車の側面図。
【図2】同台車に係る情報処理装置の制御のフローチャ
ート。
【図3】同台車を用いたピッキング作業における表示手
段14の制御のフローチャートの一部。
【図4】同台車を用いたピッキング作業における表示手
段14の制御のフローチャートの一部。
【図5】同台車を用いた物品配布作業における表示手段
14の制御のフローチャートの一部。
【符号の説明】 1 物品搬送用台車 2 キャスタ 3 土台枠体 4、5 支柱 6 天板取り付け用矩形枠体 7 収容箱 8 蓋 9 蓋取り付け用矩形枠体 10 ロック装置 11 ハンドル部 12 天板 13 画面 14 表示手段 15 ハンドスキャナー 16 テンキーボード 17 プリンタ 18 アンテナ 19 電池ボックス19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品と該物品を収容する複数の収容部とを
    関連付けるデータを記憶する記憶手段と、該データに基
    づいてピッキング又は配布の対象物品情報を表示する表
    示手段と、該表示手段を制御する制御手段とを有する端
    末機と、複数の該収容部とを搭載する物品搬送作業用の
    台車であって、該表示手段が作業者に対して、ピッキン
    グ物品の収容対象、又は、配布物品の取出し対象、の収
    容部を色又は模様で認識させるように表示することを特
    徴とする物品搬送作業用の台車。
  2. 【請求項2】請求項1の物品搬送作業用の台車であっ
    て、上記収容部、又は、該収容部の近傍に設けられた開
    閉機構、毎に上記色又は上記模様に対応した色部又は模
    様部を備えることを特徴とする物品搬送作業用の台車。
  3. 【請求項3】請求項2の物品搬送作業用の台車であっ
    て、上記色又は模様が、ピッキング物品又は配布物品の
    仕向け先又は配布先毎に対応し、且つ、上記表示手段
    が、該ピッキング物品又は該配布物品の情報を表示する
    際に、該色又は該模様を所定位置に表示することを特徴
    とする物品搬送作業用の台車。
  4. 【請求項4】請求項2の物品搬送作業用の台車であっ
    て、上記色部が、ピッキング物品又は配布物品の仕向け
    先又は配布先毎に対応し、且つ、上記表示手段が、モノ
    クロ色の表示手段であり、該ピッキング物品又は該配布
    物品の情報を表示する際に、該色部の濃淡に応じて黒色
    から灰色を経て白色まで変化するカラー対応モノクロ色
    を所定位置に表示することを特徴とする物品搬送作業用
    の台車。
  5. 【請求項5】請求項3又は4の物品搬送作業用の台車で
    あって、上記色部が、上記収容部、又は、該収容部の近
    傍に設けられた開閉機構、に貼り付け又は保持された札
    状の又は札に記された記号又は文字で構成され、且つ、
    上記表示手段が、上記情報を表示する際に、上記模様、
    上記色、上記カラー対応モノクロ色、又は、該色もしく
    は該カラー対応モノクロ色の該記号もしくは該文字、を
    所定位置に表示することを特徴とする物品搬送作業用の
    台車。
  6. 【請求項6】物品と該物品を収容する複数の収容部とを
    関連付けるデータを記憶する記憶手段と、該データに基
    づいてピッキング又は配布の対象物品情報を表示する表
    示手段と、該表示手段を制御する制御手段とを有する物
    品搬送作業用の端末機であって、該表示手段が作業者に
    対して、ピッキング物品の収容対象、又は、配布物品の
    取出し対象、の収容部を色又は模様で認識させるように
    表示することを特徴とする物品搬送作業用の端末機。
  7. 【請求項7】物品と該物品を収容する複数の収容部とを
    関連付けるデータを記憶する記憶手段と、該データに基
    づいてピッキング又は配布の対象物品情報を表示する表
    示手段と、該表示手段を制御する制御手段とを有する物
    品搬送作業用の端末機に用いられるプログラムを記録し
    た機械読み取り可能な記録媒体であって、該表示手段の
    表示により作業者に対して、ピッキング物品の収容対
    象、又は、配布物品の取出し対象、の収容部を色又は模
    様で認識させるように、該制御手段を機能させるプログ
    ラムを記録したことを特徴とする機械読み取り可能な記
    録媒体。
  8. 【請求項8】物品搬送作業用の装置であって、請求項
    1、2、3、4もしくは5の物品搬送作業用の台車、又
    は、請求項6の物品搬送作業用の端末機と、上記記憶手
    段に記憶させるデータを作成するためのコンピュータと
    を備えることを特徴とする物品搬送作業用の装置。
JP10026768A 1998-01-22 1998-01-22 物品搬送作業用の、台車、端末機、記録媒体及び装置 Pending JPH11208829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10026768A JPH11208829A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 物品搬送作業用の、台車、端末機、記録媒体及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10026768A JPH11208829A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 物品搬送作業用の、台車、端末機、記録媒体及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11208829A true JPH11208829A (ja) 1999-08-03

Family

ID=12202481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10026768A Pending JPH11208829A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 物品搬送作業用の、台車、端末機、記録媒体及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11208829A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002017821A (ja) * 2000-07-04 2002-01-22 Higashi Nihon Medicom Kk 薬品検索棚のシステム
JP2004182403A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Daifuku Co Ltd 物品管理設備
JP2005022815A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Ffc Ltd 仕分けプログラム
JP2011060300A (ja) * 2010-10-04 2011-03-24 Higashi Nihon Medicom Kk 薬品検索棚のシステム
JP2012076878A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 C Net:Kk 倉庫に保管した物品のピッキングシステム
JP5145477B1 (ja) * 2012-08-17 2013-02-20 株式会社タクテック ピッキング台車
JP2019529279A (ja) * 2016-09-01 2019-10-17 ローカス ロボティクス コーポレイション ロボット支援の注文履行動作における可動ベース用の品物保管アレイ
JP2021054604A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 大王製紙株式会社 ピッキングシステム、サーバ、方法、プログラム、および端末
JP2021054603A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 大王製紙株式会社 ピッキングカート

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59128104A (ja) * 1983-01-08 1984-07-24 Kobayashi Kooc:Kk ピツキング装置
JPH0543006A (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 Mitsubishi Electric Corp 荷積み装置
JPH0733219A (ja) * 1993-07-21 1995-02-03 Daifuku Co Ltd 物品仕分け装置
JPH07101515A (ja) * 1993-10-03 1995-04-18 Sorubetsukusu:Kk ピッキング用装置及びピッキング用台車
JPH08310622A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Murata Mach Ltd ピッキング台車システム
JPH09136707A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Sorubetsukusu:Kk ピッキング用装置
JPH09221207A (ja) * 1996-02-15 1997-08-26 Ishida Co Ltd 商品の仕分けシステム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59128104A (ja) * 1983-01-08 1984-07-24 Kobayashi Kooc:Kk ピツキング装置
JPH0543006A (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 Mitsubishi Electric Corp 荷積み装置
JPH0733219A (ja) * 1993-07-21 1995-02-03 Daifuku Co Ltd 物品仕分け装置
JPH07101515A (ja) * 1993-10-03 1995-04-18 Sorubetsukusu:Kk ピッキング用装置及びピッキング用台車
JPH08310622A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Murata Mach Ltd ピッキング台車システム
JPH09136707A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Sorubetsukusu:Kk ピッキング用装置
JPH09221207A (ja) * 1996-02-15 1997-08-26 Ishida Co Ltd 商品の仕分けシステム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002017821A (ja) * 2000-07-04 2002-01-22 Higashi Nihon Medicom Kk 薬品検索棚のシステム
JP4642973B2 (ja) * 2000-07-04 2011-03-02 東日本メディコム株式会社 薬品検索棚のシステム
JP2004182403A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Daifuku Co Ltd 物品管理設備
JP2005022815A (ja) * 2003-07-02 2005-01-27 Ffc Ltd 仕分けプログラム
JP2012076878A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 C Net:Kk 倉庫に保管した物品のピッキングシステム
JP2011060300A (ja) * 2010-10-04 2011-03-24 Higashi Nihon Medicom Kk 薬品検索棚のシステム
JP5145477B1 (ja) * 2012-08-17 2013-02-20 株式会社タクテック ピッキング台車
JP2019529279A (ja) * 2016-09-01 2019-10-17 ローカス ロボティクス コーポレイション ロボット支援の注文履行動作における可動ベース用の品物保管アレイ
JP2021054604A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 大王製紙株式会社 ピッキングシステム、サーバ、方法、プログラム、および端末
JP2021054603A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 大王製紙株式会社 ピッキングカート

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3211526B2 (ja) ピッキングシステム
US9248966B2 (en) Targeted product distribution system and method
JP4364705B2 (ja) 物品管理システム、物品管理装置及びサーバ
EP1764321A1 (en) Product management system
EP1818285A1 (en) Automatic warehouse
JP4841956B2 (ja) 仕分システム
CN115668244A (zh) 辅助用户打包及配送商品的方法及装置
JP5924080B2 (ja) ピッキングシステム、携帯端末装置
CN107924504A (zh) 管理系统
JPH11208829A (ja) 物品搬送作業用の、台車、端末機、記録媒体及び装置
WO1991017936A1 (fr) Entrepot automatise et fichier de travail
JP4506547B2 (ja) ピッキング設備
US20210133674A1 (en) Picking work assistance device and computer-readable recording medium having stored thereon picking work assistance program
JP3172416B2 (ja) ピッキング用装置
JP2013001521A (ja) 物品搬送管理装置、物品搬送管理方法およびプログラム
CN113298457A (zh) 容器管理系统、容器管理装置以及容器管理方法
JP2007099415A (ja) 所在管理システム、所在管理方法、所在管理プログラム
JP2021070550A (ja) ピッキングアシストシステムおよびピッキングアシスト方法
JP6770660B1 (ja) 容器管理システム、容器管理装置及び容器管理方法
JP2529439B2 (ja) 入庫管理システム
JP2010241570A (ja) 荷物仕分けシステムおよび荷物仕分け方法
JP2000263024A (ja) リサイクル情報管理システム
JPH1035830A (ja) 倉庫管理システム
JP4163976B2 (ja) 在庫管理システム及び在庫管理方法
JPH11208828A (ja) ピッキング作業用又は仕分け作業用の、台車、端末機、記録媒体及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070824