JPH02158127A - 電界効果トランジスタを有する半導体装置 - Google Patents

電界効果トランジスタを有する半導体装置

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JPH02158127A
JPH02158127A JP63312668A JP31266888A JPH02158127A JP H02158127 A JPH02158127 A JP H02158127A JP 63312668 A JP63312668 A JP 63312668A JP 31266888 A JP31266888 A JP 31266888A JP H02158127 A JPH02158127 A JP H02158127A
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gate electrode
oxide film
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gate
silicon substrate
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Akio Nakayama
明男 中山
Hirohisa Yamamoto
裕久 山本
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電界効果トランジスタを有する半導体装置に
関し、特にMO8型半導体装置の製造工程における、不
純物イオン注入時のチャージアップによるゲート酸化膜
破壊の防止が図られた電界効果トランジスタを有する半
導体装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は、従来の電界効果トランジスタを有する半導体
装置の製造工程において、不純物イオン注入時の半導体
基板上のレイアウトを示す部分平面図である。図におい
て、P型シリコン基板7の上には、多結晶シリコンから
形成されたゲート電極1と、ゲート電極1の下方に互い
に間隔を隔てて形成されるN型不純物領域としてのソー
ス領域2およびドレイン領域3とから構成されるNチャ
ネルMO8)ランジスタが配置されている。このNチャ
ネルMOSトランジスタを構成するゲート電極1に電気
的に接続されるように、多結晶シリコンによって形成さ
れた配線層6がP型シリコン基板1の上に形成されてい
る。
第4A図は第3図のIVA−IVA線における断面を示
す部分断面図、第4B図は第3図のIVB −IVB線
における断面を示す部分断面図である。第4A図を参照
して、P型シリコン基板7の上には各MO8)ランジス
タを分離するためにフィールド酸化膜5が厚い膜厚を有
するように形成されている。このフィールド酸化膜5の
上には配線層6が形成されている。次に、第4B図を参
照して、P型シリコン基板7の上には、各MOS)ラン
ジスタを分離するために厚いフィールド酸化膜5が間隔
を隔てて形成されている。このフィールド酸化膜5の間
に形成されるNチャネルMOSトランジスタは、P型シ
リコン基板7の上にゲート酸化膜4を介して形成された
ゲート電極1と、そのゲート電極1の下方に互いに間隔
を隔てて形成されるN型不純物領域としてのソース領域
2およびドレイン領域3とから構成される。
次に、第3図、第4A図および第4B図に示される構造
を有するシリコン基板にN型不純物イオンが注入される
工程について説明する。このN型不純物イオン注入工程
は、NチャネルMOSトランジスタを構成するソース領
域2およびドレイン領域3を形成するために行なわれる
。このイオン注入工程においては、電荷を帯びたイオン
がP型シリコン基板7の上方から注入される。そのため
、P型シリコン基板7の表面上に注入される不純物イオ
ンはソース領域2およびドレイン領域3を形成するが、
P型シリコン基板7の上に形成された多結晶シリコンか
らなる配線層6やゲート電極1に注入されたイオンは配
線層6やゲート電極1を正電位にチャージアップする。
これは、配線層6やゲート電極1がシリコン基板7の上
にフィールド酸化膜5やゲート酸化膜4を介して形成さ
れているので、電荷が配線層6やゲート電極1から逃げ
ることができないためである。
このようにして、チャージアップされた配線層6とシリ
コン基板7、およびチャージアップされたゲート電極1
とシリコン基板7は、それぞれキャパシタを構成する。
これらのキャパシタの等価回路は第4C図に示されてい
る。第4C図を参照して、C,は配線層6とシリコン基
板7とから構成されるキャパシタを示し、C2はゲート
電極1とシリコン基板7とから構成されるキャパシタを
示す。今、キャパシタC,,C2の対向電極の面積をそ
れぞれS4.S2、キャパシタCIの対向電極間距離、
すなわち、フィールド酸化膜5の膜厚をd7、キャパシ
タC2の対向電極間距離、すなわち、ゲート酸化膜4の
膜厚をd2とする。このとき、フィールド酸化膜5にか
かる電界E1は、E、−V/d、で示され、同様に、ゲ
ート酸化膜4にかかる電界E2は、E2−V/d2で表
わされる。
[発明が解決しようとする課題] 上述のように構成されるシリコン基板にイオン注入が行
なわれると、フィールド酸化膜5、およびゲート酸化膜
4に電界が発生する。この場合、ゲート酸化膜4の膜厚
はフィールド酸化膜5の膜厚と比べて非常に小さいので
、すなわちd、〉〉d2であるため、ゲート酸化膜4に
かかる電界が、フィールド酸化膜5にかかる電界に比べ
て非常に大きくなる。すなわち、E2>>E、となる。
このとき、その電界強度が〜10 M e V / c
 m程度になると、酸化膜の絶縁破壊が起こる。ゲート
酸化膜4にかかる電界E2が10MeV/cm程度にな
ると、ゲート酸化膜が破壊される。この破壊現象は、通
常、第3図で示されるように、配線層6の平面積が大き
いと起こりやすい。すなわち、配線層6の平面積が大き
いとチャージアップが容易に起こり、それによって発生
する電界強度も大きくなるので、ゲート酸化膜の破壊が
起こりやすい。たとえば、S1≧82×100の場合、
特にゲート酸化膜の破壊が起きやすい。これは、シリコ
ン基板から発生する2次電子や、空間中の電子による中
性化が起こりにくくなり、チャージアップが趙こりやす
くなるためである。
そこで、この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、半導体装置の製造工程における不純
物イオン注入時のゲート酸化膜破壊を低減することが可
能な電界効果トランジスタを有する半導体装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に従った電界効果トランジスタを有する半導体
装置は、主表面を有する第1導電型の半導体基板と、第
1および第2のゲート電極と、第2導電型の第1および
第2の不純物領域と、第2導電型の第3および第4の不
純物領域と、配線層とを備えている。第1および第2の
ゲート電極は、半導体基板の主表面上に絶縁膜を介して
多結晶シリコンによって形成されている。第1および第
2の不純物領域は、第1のゲート電極の下方に互いに間
隔を隔てて、半導体基板の主表面上に形成されている。
第3および第4の不純物領域は、第2のゲート電極の下
方に互いに間隔を隔てて、半導体基板の主表面上に形成
されている。配線層は、第1のゲート電極に電気的に接
続され、かつ多結晶シリコンによって形成されている。
第2のゲート電極は、配線層および第1のゲート電極の
近傍において、配線層および第1のゲート電極と電気的
に遊離した状態で形成されている。また、第2のゲート
電極は、第1、第2、第3および第4の不純物領域の形
成時において不純物イオン注入のマスクとして半導体基
板の主表面上に形成されるレジスト膜を介して、第1の
ゲート電極と電気的に接続される位置に形成されている
[作用] この発明においては、第1のゲート電極と、第2導電型
の第1および第2の不純物領域とが、配線層に電気的に
接続される電界効果トランジスタを構成する。一方、第
2のゲート電極と、第2導電型の第3および第4の不純
物領域とは、配線層や第1のゲート電極と電気的に遊離
した電界効果トランジスタを構成する。この電気的に遊
離した状態で形成される電界効果トランジスタを構成す
る第2のゲート電極は、不純物イオン注入時において、
レジスト膜を介して第1のゲート電極と電気的に接続さ
れる。そのため、不純物イオン注入時において第1のゲ
ート電極と第2のゲート電極のチャージアップによって
発生する電界の強度は同じになる。したがって、電気的
に遊離した状態で形成された電界効果トランジスタと、
配線層に接続された電界効果トランジスタにおいて、イ
オン注入時におけるチャージアップによってゲート酸化
膜が破壊される確率は同じとなる。その結果、配線層に
接続された電界効果トランジスタのゲート酸化膜が破壊
される確率は低減され得る。
[実施例] 第1図はこの発明に従った不純物イオン注入時における
シリコン基板上のレイアウトを示す部分平面図である。
第2A図は第1図のIIA−nA線における断面を示す
部分断面図、第2B図は第1図のIIB−IIB線にお
ける断面を示す部分断面図である。以下、第1図、第2
A図および第2B図を参照してこの発明の一実施例を説
明する。
P型シリコン基板7の上には、配線層と接続されるNチ
ャネルMOSトランジスタと、配線層と電気的に遊離し
た状態で形成されるダミーのNチャネルMO8)ランジ
スタとが配置されている。
配線層と接続されるNチャネルMOSトランジスタは、
P型シリコン基板7の上にゲート酸化膜4を介して多結
晶シリコンによって形成されたゲート電極1と、ゲート
電極1の下方に互いに間隔を隔ててP型シリコン基板7
の上に形成されるN型不純物領域としてのソース領域2
およびドレイン領域3とから構成されている。ゲート電
極1は、多結晶シリコンからなり、厚いフィールド酸化
膜5の上に形成された配線層6に電気的に接続されてい
る。一方、厚いフィールド酸化膜5によって素子分離さ
れたダミーのNチャネルMOSトランジスタが、ゲート
電極1および配線層6の近傍に配置されている。このダ
ミーのNチャネルMO3トランジスタは、P型シリコン
基板の上にゲート酸化膜11を介して多結晶シリコンか
ら形成されたゲート電極8と、ゲート電極8の下方に互
いに間隔を隔てて形成されるN型不純物領域としてのソ
ース領域9およびドレイン領域10とによって構成され
る。ゲート電極8は配線層6およびゲート電極1に電気
的に接続されていない。また、N型不純物領域2. 3
. 9. 10を形成するために、不純物イオン注入時
においてマスクとして使用されるレジスト膜12が配線
層6を覆うようにP型シリコン基板7の上に形成されて
いる。ダミーのNチャネルMOSトランジスタを構成す
るゲート電極8は、レジスト膜12を介して、ゲート電
極1および配線層6と接続されるようになっている。
このようにして、不純物イオン注入時においてシリコン
基板の上に、配線層と接続されるNチャネルMOS)ラ
ンジスタと、電気的に遊離した状態で形成されるダミー
のNチャネルMOSトランジスタとが構成されている。
この場合、レジスト膜12とシリコン基板7、ゲート電
極1とシリコン基板7、およびゲート電極8とシリコン
基板7は、それぞれキャパシタを構成する。それぞれの
キャパシタの等両回路は第2C図に示されている。
図において、Caはレジスト膜12とシリコン基板7と
によって構成されるキャパシタを示し、C2はゲート電
極1とシリコン基板7とによって構成されるキャパシタ
、C4はダミートランジスタを構成するゲート電極8と
シリコン基板7とによって構成されるキャパシタを示し
ている。それぞれのキャパシタの対向電極間距離は、そ
れぞれ、’3 r  d2 r  d4である。すなわ
ち、d、はフィールド酸化膜5の膜厚、d2はゲート酸
化膜4の膜厚、d4はゲート酸化膜11の膜厚を示して
いる。
従来と同様に、N型不純物領域としてのソース領域およ
びドレイン領域2.3.9.10を形成するためにN型
不純物イオンがP型シリコン基板7の上方から注入され
る。このとき、レジスト膜12、ゲート電極1およびゲ
ート電極8は、イオン注入によってチャージアップされ
、正電位に帯電する。さらに、イオン注入が進行するに
つれて、レジスト膜12の抵抗値は、108〜109Ω
/am程度まで低下する。すなわち、レジスト膜12は
導電性を有するようになる。そのため、レジスト膜12
とゲート電極1,8とは電気的に接続され、すべて同一
の正電位■に帯電した状態となる。
今、C2,C,、C,を構成するそれぞれの絶縁膜に加
わる電界をE2.E、、E、とすれば、E2−V/d2
 、E、mV/d3 、E4 mV/d4で示される。
ここで、キャパシタC3を構成するフィールド酸化膜5
の膜厚は、キャパシタC2゜C4それぞれを構成するゲ
ート酸化膜4,11の膜厚に比べて非常に大きいので、
すなわち%d。
>>d2md4であるので、ゲート酸化膜4,11に加
わる電界の強さは同じとなり、フィールド酸化膜5に加
わる電界の強さに比べて大きくなる。
すなわち、E2−E4>>E、となる。したがって、不
純物イオン注入時におけるチャージアップによって、配
線層に接続されているNチャネルMOS)ランジスタの
ゲート酸化$4と、ダミーのNチャネルMOS)ランジ
スタのゲート酸化膜11、それぞれの破壊される確率は
同じとなる。その結果、イオン注入時におけるチャージ
アップによって、使用されるべきNチャネルMOSトラ
ンジスタの破壊される確率が低減され得る。なお、ダミ
ーのトランジスタが破壊された場合、チャージアップし
た電荷は、このダミーのトランジスタをリークバスとし
てシリコン基板側に逃げるため、チャージアップが低減
される。それによって、本来、使用されるべきトランジ
スタが破壊されるのを防止することが可能となる。また
、ダミーのトランジスタのゲート電極の平面積を、使用
されるべきトランジスタのそれに比べて小さくするのが
好ましい。
なお、上記実施例においては、P型シリコン基板の上に
NチャネルMOSトランジスタを形成する場合について
示しているが、N型シリコン基板の上にPチャネルMO
S)ランジスタを形成する場合についても同様の効果を
奏する。また、シリコン基板の上にCMOS)ランジス
タが形成される場合についても、上記実施例と同様の効
果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によればイオン注入時における
チャージアップによってゲート酸化膜破壊が起こる確率
を、ダミーのトランジスタを形成することによって低減
することが可能になる。なお、この場合、形成されるダ
ミーのトランジスタの数を増やせば、本来、使用される
べきトランジスタの破壊される確率をさらに低減するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による不純物イオン注入時
におけるシリコン基板上のレイアウトを示す部分平面図
である。 第2A図は第1図のmA−mA線における断面を示す部
分断面図である。 第2B図は第1図のIIB−nB線における断面を示す
部分断面図である。 第2C図はこの発明の一実施例による不純物イオン注入
時に構成されるキャパシタの等価回路を示す回路図であ
る。 第3図は、従来の不純物イオン注入時におけるシリコン
基板上のレイアウトを示す部分平面図である。 第4A図は第3図のIVA−IVA線における断面を示
す部分断面図である。 第4B図は第3図のIVB−IVB線における断面を示
す部分断面図である。 第4C図は従来の不純物イオン注入時に構成されるキャ
パシタの等価回路を示す回路図である。 図において、1,8はゲート電極、2,9はソース領域
、3.10はドレイン領域、4,11はゲート酸化膜、
5はフィールド酸化膜、6は配線層、7はP型シリコン
基板、12はレジスト膜である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第3図 第4A図 第48図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  電界効果トランジスタを有する半導体装置であって、 主表面を有する第1導電型の半導体基板と、前記半導体
    基板の主表面上に絶縁膜を介して多結晶シリコンによっ
    て形成された第1および第2のゲート電極と、 前記第1のゲート電極の下方に互いに間隔を隔てて、前
    記半導体基板の主表面上に形成された第2導電型の第1
    および第2の不純物領域と、前記第2のゲート電極の下
    方に互いに間隔を隔てて、前記半導体基板の主表面上に
    形成された第2導電型の第3および第4の不純物領域と
    、前記第1のゲート電極に電気的に接続され、かつ多結
    晶シリコンによって形成された配線層とを備え、 前記第2のゲート電極は、前記配線層および前記第1の
    ゲート電極の近傍において、前記配線層および前記第1
    のゲート電極と電気的に遊離した状態で、かつ前記第1
    、第2、第3および第4の不純物領域の形成時において
    不純物イオン注入のマスクとして前記半導体基板の主表
    面上に形成されるレジスト膜を介して、前記第1のゲー
    ト電極と電気的に接続される位置に形成されている、電
    界効果トランジスタを有する半導体装置。
JP63312668A 1988-12-09 1988-12-09 電界効果トランジスタを有する半導体装置 Expired - Lifetime JPH0724260B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6552399B2 (en) * 2000-03-27 2003-04-22 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Dummy layer diode structures for ESD protection

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6552399B2 (en) * 2000-03-27 2003-04-22 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Dummy layer diode structures for ESD protection

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