JP3335876B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法及び半導体装置に関し、より詳しくは、半導体基板が
トリプルウェル構造を有する半導体装置の製造方法及び
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
CMOS、DRAM、フラッシュメモリ等の半導体装置
が開発されており、例えば、フラッシュメモリは、P型
半導体基板上の不揮発性記憶装置部において、浮遊ゲー
トと制御ゲートとの2層ポリシリコン構造(層間膜には
SiO2又はSiO2/SiN/SiO2等の絶縁膜を使
用)を採っており、浮遊ゲート内部に電荷を蓄積し、そ
の電荷量で異なったしきい値を取り得る個々のトランジ
スタを構成している。
【0003】このトランジスタは、浮遊ゲートへの電荷
の注入や放出のために、制御ゲートへの高電圧印加が必
要となる。特に、不揮発性記憶部の縮小化がすすんでい
る場合には、電荷を放出する際にソース/ドレイン領域
に正の高電圧を印加するよりも、制御ゲートに負電圧を
印加する方が、浮遊ゲートからの電荷の放出効率が良
く、ゲート絶縁膜へのダメージが少ないことから有効で
ある。
【0004】一方、周辺回路部において、浮遊ゲートか
ら電荷を放出させて記憶状態を消去するため、制御ゲー
トに高い負電圧を印加するトランジスタをすべて同種導
電型チャネル部を有するMOS型電界効果トランジスタ
(例えば、P型半導体基板上ならばPMOSトランジス
タ)だけで構成した場合には、レイアウト面積が大きく
なることが知られている。
【0005】そこで、レイアウト面積を小さくするため
に従来の両ウェル構成のCMOSで、消去用デコーダを
構成することが検討されている。しかし、例えば、消去
用デコーダのNMOSトランジスタを構成するP型ウェ
ルの電位は、消去時には負電圧にしておく必要がある
が、一般的なP型半導体基板上の両ウェル構造では、不
揮発性記憶部のP型ウェルと消去用デコーダのNMOS
トランジスタのP型ウェルが電気的につながっているた
め、消去用デコーダのNMOSトランジスタを構成する
P型ウェルのみの電位を負電圧にすることができない。
【0006】また、N型半導体基板を用いた場合には、
両ウェル構造を有していても複数のP型ウェルは電気的
に分離しているため上述の消去時の問題はなくなるが、
その一方で、書き込み用デコーダのPMOSトランジス
タを構成するN型ウェルと別用途のPMOSトランジス
タを構成するN型ウェルとが電気的につながってしまう
ため、書き込み時にすべてのN型ウェルに高電圧が印加
されることになり、やはり問題となる。
【0007】さらに、負電圧をNMOSトランジスタの
ドレインに印加すると、ドレインと基板間のPN接合が
順方向となるが、これを防止するために負電圧阻止PM
OSトランジスタがワードデコーダ回路とワード線との
間に必要となり、そのためにワードデコーダ回路の面積
を大きくしていた。また、正電圧の信号を負電圧に変換
する構成にした場合には、PMOSトランジスタだけで
回路を構成しなければならないため、回路が複雑になる
という問題もあった。
【0008】上記のような問題に対して、複数の独立し
たP型ウェル及びN型ウェルを構成するトリプルウェル
構造(2重ウェル構造)が採用されてきている。例え
ば、特開平5−283629号公報で提案されている浮
遊ゲート電極及び制御ゲート電極を有する不揮発性記憶
装置部と、ゲート電極を有する周辺回路部とが同一の半
導体基板上に形成される不揮発性半導体記憶装置を製造
する際のトリプルウェル構造について説明する。
【0009】まず、図2(a)に示したように、P型半
導体基板11上の所定の領域にLOCOS膜(図示せ
ず)を形成して、活性領域と素子分離領域とを形成す
る。活性領域上には、通常注入保護膜として酸化膜が存
在している。次に、得られた半導体基板11上に、所望
の形状のレジストパターン17を形成し、このレジスト
パターン17をマスクとして用いて、プロファイルを均
一にするために、燐イオンを250keVで2.0×1
12/cm2のドーズ及び1.2MeVで3.0×10
13cm2のドーズで注入し、N型ウェル15、14を形
成する。
【0010】続いて、図2(b)に示したように、得ら
れた半導体基板11上に、所望の形状のレジストパター
ン18を形成し、このレジストパターン18をマスクと
して用いて、ボロンイオンを60keVで2.0×10
12/cm2のドーズ、400keVで2.0×1012
cm2 のドーズ、900keVで2.0×1013/cm
2のドーズで注入し、P型ウェル13、12を形成す
る。なお、ここで、通常のCMOS用ウェル形成が完了
している。
【0011】次に、図2(c)に示したように、得られ
た半導体基板11上に、所望の形状のレジストパターン
19を形成し、このレジストパターン19をマスクとし
て用いて、燐イオンを3.0MeVで2.0×1013
cm2注入することにより、P型ウェル13領域下の深
いところにN型ウェル16を形成する。このように、最
終的に図2(d)に示したように、周辺回路用のN型ウ
ェル14、15と、P型半導体基板11に電気的につな
がっている通常のP型ウェル12と、P型基板1から電
気的に分離されたP型ウェル13と、P型ウェル12及
びP型ウェル13を分離する深いN型ウェル16が形成
されて、さらにこれらウェル上にメモリセル、周辺回
路、配線等がそれぞれ形成される。
【0012】なお、この深いN型ウェル16は、P型ウ
ェル13を取り囲むように作られているN型ウェル15
と電気的につながっており、不純物のピーク濃度は1.
0×1018/cm3前後である。上述したトリプルウェ
ル構造の作製方法においては、不純物注入用のマスク
が、通常のCMOSウェルでは2枚であるのに対して、
N型ウェル15内部に浅いP型ウェル13を形成するた
めに、あるいはP型ウェル13直下に高エネルギーイオ
ン注入法によるN型ウェル16を形成するために1枚追
加せざるを得ないという問題がある。
【0013】これに対して、例えば、図3(a)〜図3
(b)に示したように2枚のマスクパターンを使用して
トリプルウェル構造を製造する方法が、特開平7−14
2605号公報において提案されている。このトリプル
ウェル構造は、図3(a)に示したように、第1導電型
半導体基板として、例えば、P型半導体基板31上に、
所望の形状のレジストパターン37を形成し、このレジ
ストパターン37をマスクとして利用して、第2導電型
ウェル領域としてN型ウェル34、35を形成する。
【0014】次いで、図3(b)に示したように、得ら
れた半導体基板31上に、所望の形状のレジストパター
ン38を形成し、このレジストパターン38をマスクと
して利用して、カウンター注入により、N型ウェル35
内に浅いP型ウェル33とP型半導体基板31につなが
るウェル領域32とを形成する。このトリプルウェル構
造においては、P型半導体基板31につながるウェル領
域32とウェル領域33とが電気的に分離されているた
め、電気的に独立した複数の同じ導電型のウェル領域
を、N型、P型のいずれの導電型でも、2枚の不純物注
入用のマスクで3種類のウェルを作ることができるとい
う利点を有している。
【0015】しかし、上記のカウンター注入法では、浅
いP型ウェル33は、N型不純物とP型不純物との2種
類の異なった不純物が相殺した領域となり、半導体基板
31内部に結晶欠陥ができやすく、リーク電流の増大を
もたらす原因となる。また、浅いP型ウェル33は、N
型ウェル35領域とP型半導体基板31との各々に同時
に同じ注入条件で注入されているため、異なった濃度プ
ロファイルを有することになり、同じ濃度プロファイル
を有するウェルを形成することができない。
【0016】そこで、浅いP型ウェル33形成領域にN
型不純物ができるだけ入らないように、N型ウェル形成
時のイオン注入を高エネルギーで行う方法が提案されて
いる。この方法は、例えば図4(a)に示したように、
P型半導体基板21上に、所望の形状のレジストパター
ン27を形成し、このレジストパターン27をマスクと
して利用して、第2導電型ウェル領域としてN型ウェル
24、25を形成する。
【0017】次いで、図4(b)に示したように、得ら
れた半導体基板21上に、所望の形状のレジストパター
ン28を形成し、このレジストパターン28をマスクと
して利用して、P型ウェル22、23を形成した後、レ
ジストパターン28を深いN型ウェル形成用の注入マス
クと兼ね、このレジストパターン28を用いてN型ウェ
ル26を形成する。
【0018】この方法により、イオン注入用マスクを増
加させることなく、かつN型ウェル35領域とP型半導
体基板31との各々にほぼ同じ濃度プロファイルのP型
ウェルを形成することができる。しかし、図4(c)に
示したように、P型半導体基板21と電気的につながっ
たP型ウェルを形成することができなくなるとともに、
図4(c)中のAに示したように、N型ウェルがすべて
つながってしまうという問題もある。
【0019】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、ウェル形成用のマスクを追加することなく、基板と
同じ導電型であって、基板と電気的に分離又は接続され
た複数のウェルを形成することができるとともに、基板
と異なる導電型であって、所望の領域に独立的又は連結
した複数のウェルを形成することができる半導体装置の
製造方法及びこのような方法により所望のウェルを複数
備えた半導体装置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1導
電型半導体基板表面に、少なくとも2つの独立した第2
導電型ウェルと、該第2導電型ウェル内に配置されて前
記基板と電気的に分離された少なくとも1つの第1導電
型ウェルと、前記基板と電気的に接続された少なくとも
1つの第1導電型ウェルとを有する半導体装置の製造方
法であって、 (i) 第2導電型ウェル形成領域に開口部を有する第1注
入マスクを形成し、該マスクを用いて第2導電型不純物
を注入して複数の第2導電型ウェルを形成する工程と、 (ii)前記第2導電型ウェルと、前記基板と電気的に接続
された第1導電型ウェル形成領域の外周領域とを被覆す
る第2注入マスクを形成し、該マスクを用いて第1導電
型不純物を注入して複数の第1導電型ウェルを形成する
工程と、 (iii) 前記第2注入マスクを用いて第2導電型不純物を
注入して前記第1導電型ウェルの直下に第2導電型埋め
込み領域を形成することにより、前記第1導電型ウェル
を取り囲むことによって、第2導電型ウェル内に基板と
電気的に分離された第1導電型ウェルを形成するととも
に、前記第1導電型ウェルの外周領域を通じて前記基板
と電気的に接続された第1導電型ウェルを形成する工程
とを含み、工程(i) 、工程(ii)及び(iii)の順、工程(i)
、工程(iii) 及び工程(ii)の順、工程(ii)、(iii)及び
工程(i)の順又は工程(iii)、工程(ii)及び工程(i)の順
で行う半導体装置の製造方法が提供される。
【0021】また、本発明によれば、第1導電型半導体
基板表面に、少なくとも2つの独立して形成された第2
導電型ウェルと、該第2導電型ウェル内に配置されて前
記基板と電気的に分離された少なくとも1つの第1導電
型ウェルと、前記基板と電気的に接続された少なくとも
1つの第1導電型ウェルと、前記基板と電気的に接続さ
れた第1導電型ウェル直下に形成された第2導電型埋め
込み領域とからなり、前記基板と電気的に分離された第
1導電型ウェルが、該第1導電型ウェルを取り囲み、該
第1導電型ウェル直下に形成された第2導電型埋め込み
領域と連結した第2導電型ウェルにより前記基板と電気
的に分離され、前記基板と電気的に接続された第1導電
型ウェルが、該第1導電型ウェル外周領域に配置した非
イオン注入領域を通じて前記基板と電気的に接続されて
いる半導体装置が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置の製造方法に
おいては、第1導電型半導体基板に、少なくとも1つの
独立した第2導電型ウェルと、少なくとも1つの前記基
板と電気的に分離された第1導電型ウェルと、少なくと
も1つの前記基板と電気的に接続された第1導電型ウェ
ルとを有する半導体装置を形成するものであるが、ここ
で第1導電型とは、P型又はN型のいずれかを意味し、
第2導電型とはN型又はP型のいずれかを意味する。よ
って、第1導電型をP型、かつ第2導電型をN型とした
場合、第1導電型をN型、かつ第2導電型をP型とした
場合のいずれも本発明に包含される。
【0023】まず、本発明の半導体装置の製造方法の工
程(i) において、第1導電型半導体基板上に、第2導電
型ウェル形成領域に開口部を有する第1注入マスクを形
成する。ここで用いる半導体基板は、予め第1導電型の
不純物がドーピングされた基板であり、その種類は特に
限定されるものではなく、例えばシリコン基板が挙げら
れる。このような基板上に、第2導電型ウェルを形成し
ようとする領域上に第1注入マスクを形成する。このマ
スクは、レジスト等の公知の材料をスピンコート法等の
公知の方法により、適当な膜厚を有するように形成する
ことができ、フォトリソグラフィ及びエッチング法等の
公知の方法により開口部を形成することができる。開口
部は、例えば、最終的に独立した第2導電型ウェル、後
工程で形成する第1導電型ウェルを基板から分離するた
めにのみ用いる第2導電型ウェル、その他種々の用途に
使用することができる第2導電型ウェル等を形成するた
めに形成されるものであり、形成しようとする半導体装
置等の大きさ、特性、用途等により、その数及び大きさ
は、適宜調整することができる。
【0024】次いで、上記第1注入マスクを用いて、第
2導電型不純物を注入して第2導電型ウェルを形成す
る。この際の注入は、第2導電型がN型の場合にはリン
イオン、砒素イオン等を用いることができ、P型の場合
にはボロンイオン、BF2 イオン等を用いることができ
る。また、不純物注入は、同じエネルギーにて1回で行
ってもよいし、深さ方向に均一なプロファイルを有する
ようにエネルギーを連続的に変化させて1回で行っても
よいし、異なるエネルギーにて複数回で行ってもよい。
なかでも、2〜4回程度の複数回で行うことが好まし
い。注入量は、注入深さ、エネルギー、注入回数、得よ
うとするウェルの特性等により適宜調節することができ
るが、例えば、2回で注入する場合には100〜400
keVのエネルギーにて、リンイオンを1.0×1012
〜1.0×1013/cm2 、500〜1500keVの
エネルギーにてリンイオンを5.0×1012〜5.0×
1013/cm2 で行うことが好ましい。
【0025】なお、上記不純物注入が終了した際には、
公知の方法、例えばO2 −プラズマ処理、アッシング処
理、有機薬液処理(アセトン等)等のいずれかにより第
1注入マスクを除去する。このように形成される第2導
電型ウェルは、特に限定されるものではないが、例えば
2.0〜3.0μm程度の深さ、1.0×1016〜1.
0×1017/cm 3 程度の不純物濃度で形成されること
が好ましい。
【0026】さらに、工程(ii)においては、得られた半
導体基板上に第2注入マスクを形成する。この際のマス
クの形成方法、材料等は上記と同様に行うことができ
る。この第2注入マスクは、第1導電型ウェルを形成す
る領域上に開口部を有するように形成するものであり、
上記で形成した第2導電型ウェルの全てを被覆するとと
もに、半導体基板上であって第1及び第2導電型ウェル
を形成しない領域をも被覆していてもよい。また、第1
導電型ウェルのうち、基板と電気的に接続された第1導
電型ウェルを形成しようとする領域の外周領域も被覆さ
れるものである。言い換えれば、第2注入マスクは、実
質的には第1注入マスクと反転した領域をマスクするパ
ターンを有するものであるが、基板と電気的に接続され
た第1導電型ウェルを形成しようとする領域の外周領域
は、第1注入マスク及び第2注入マスクのいずれにも被
覆されるように形成されるものである。この外周領域の
幅は、特に限定されるものではないが、例えば1μm以
上、好ましくは1〜5μm程度が挙げられる。
【0027】次いで、上記第2注入マスクを用いて、第
1導電型不純物を注入して第1導電型ウェルを形成す
る。この際の注入は、第1導電型がP型の場合にはボロ
ンイオン、BF2 イオン等を用いることができ、N型の
場合にはリンイオン、砒素イオン等を用いることができ
る。また、不純物注入は、同じエネルギーにて1回で行
ってもよいし、深さ方向に均一なプロファイルを有する
ようにエネルギーを連続的に変化させて1回で行っても
よいし、異なるエネルギーにて複数回で行ってもよい
が、この注入は2〜4回程度の複数回で行うことが好ま
しい。注入量は、注入深さ、エネルギー、注入回数、得
ようとするウェルの特性等により適宜調節することがで
きるが、例えば、3回で注入する場合には、20〜10
0keVのエネルギーにてボロンイオンを1.0×10
12〜1.0×1013/cm2 で、100〜600keV
のエネルギーにてボロンイオンを1.0×1012〜1.
0×1013/cm2 、600〜1200keVのエネル
ギーにてボロンイオンを5.0×1012〜5.0×10
13/cm2 で行うことが好ましい。
【0028】なお、上記不純物注入が終了した際には、
公知の方法、例えばO2 −プラズマ処理又はアッシング
処理等により第2注入マスクを除去する。このように形
成される第1導電型ウェルは、特に限定されるものでは
ないが、例えば1.0〜2.0μm程度の深さで形成さ
れることが好ましく、先に形成した第2導電型ウェルよ
りも浅く形成されることが好ましい。また、第1導電型
ウェルは、最終的に1.0×1016〜1.0×1017
cm3 程度の不純物濃度で形成されることが好ましい。
【0029】さらに、工程(iii) において、第2導電型
不純物を注入して、第2導電型埋め込み領域を形成す
る。この際の注入マスクは第2注入マスクを利用する。
ここでの第2導電型不純物は、上記で形成した第1導電
型ウェルを貫通し、第1導電型ウェルの直下に到達する
ように注入される。注入される不純物としては、上記で
述べたものと同様のイオン種を用いることができる。ま
た、この際の注入は、2.0〜4.0MeV程度のエネ
ルギーで、1回、5.0×1016〜5.0×10 17/c
2 の注入量で行うことが好ましい。
【0030】これにより、上記で形成された第1導電型
ウェルに第2導電型ウェルが接触して形成されている場
合(第1導電型ウェルの周囲を第2導電型ウェルが取り
囲んでいる場合)には、この第1導電型ウェルの直下に
形成される第2導電型埋め込み領域が、第1導電型ウェ
ルに接触している第2導電型ウェルとともに、第1導電
型ウェルを基板から電気的に分離することができる。ま
た、上記で形成された第1導電型ウェルに第1及び第2
注入マスクで被覆されて不純物が注入されてない外周領
域が接触している場合(第1導電型ウェルの周囲を未不
純物注入の外周領域が取り囲んでいる場合)には、この
第1導電型ウェルの直下に第2導電型埋め込み領域が形
成されていても、第1導電型ウェルが、外周領域を通じ
て基板と電気的に接続させることができる。
【0031】なお、上記工程(i) 〜工程(iii) のイオン
注入が行われた後に、それぞれ800〜1100℃程度
の温度範囲、20〜200分間程度熱処理を行ってもよ
いし、各工程で熱処理を行わずに、工程(iii) が終了し
た後に、一括して上記と同じ条件下で熱処理を行っても
よい。また、上記説明においては工程(i) 〜工程(iii)
が順に行われる場合について説明しているが、工程(i)
、工程(iii) 及び工程(ii)の順序、工程(ii)、工程(ii
i) 及び工程(i) の順序、工程(iii) 、工程(ii)及び工
程(i) の順のいずれの順序で行ってもよい。
【0032】さらに、本発明の半導体装置は、上記工程
によって形成された複数のウェルを備える半導体基板を
用いたものである。つまり、第1導電型半導体基板表面
に、主として1以上の独立して形成された第2導電型ウ
ェルと、1以上の基板と電気的に分離された第1導電型
ウェルと、1以上の基板と電気的に接続された第1導電
型ウェルと、1以上の第1導電型ウェル直下に形成され
た第2導電型埋め込み領域とを有する半導体基板を用い
たものである。
【0033】ここで、独立して形成された第2導電型ウ
ェルは、例えば第2導電型不純物が1.0×1016
1.0×1017/cm3 程度の濃度で含有され、基板表
面から2.0〜3.0μm程度の深さを有しているウェ
ルであり、その周辺は第1導電型基板又は第1導電型不
純物領域(ウェル等)に取り囲まれて、このウェル単独
で機能するものである。
【0034】また、基板と電気的に分離された第1導電
型ウェルは、例えば第1導電型不純物が1.0×1016
〜1.0×1017/cm3 程度の濃度で含有され、基板
表面から1.0〜2.0μm程度の深さを有しているウ
ェルであり、その周辺は第2導電型領域(ウェル等)及
び第2導電型埋め込み領域に完全に取り囲まれており、
半導体基板とは直接電気的に接続されていないウェルを
意味する。
【0035】また、基板と電気的に接続された第1導電
型ウェルは、上記基板と電気的に分離された第1導電型
ウェルと同様の第1導電型不純物濃度及び深さを有して
いるウェルであり、その周辺は直接的に第2導電型ウェ
ルとは接触しておらず、1.0〜5.0μm程度の幅を
有し、第1導電型及び第2導電型不純物が注入されてい
ない外周領域に取り囲まれており、この外周領域によ
り、第1導電型半導体基板と電気的に接続されたウェル
を意味する。
【0036】さらに、第1導電型ウェル直下に形成され
た第2導電型埋め込み領域は、例えば第2導電型不純物
が1.0×1016〜1.0×1017/cm3 程度の濃度
で含有され、基板表面から1.0〜4.0μm程度の深
さの位置において、1.0〜3.0μm程度の深さを有
しており、第1導電型半導体基板内部で独立的に形成さ
れているウェルである。
【0037】なお、本発明の半導体装置においては、上
記独立して形成された第2導電型ウェルが複数形成され
ている場合には、そのうちの数個は、上記第2導電型埋
め込み領域の複数のうちの1個又は数個と第1導電型半
導体基板内部で連結して形成されていてもよく、このよ
うに連結する場合には、第2導電型ウェルを基板から電
気的に分離することが実現される。
【0038】また、本発明の半導体装置は、上記のよう
な複数のウェルを備える半導体基板上、特に少なくとも
独立して形成された第2導電型ウェル上、基板と電気的
に分離された第1導電型ウェル上又は基板と電気的に接
続された第1導電型ウェル上に、絶縁型ゲート電界効果
トランジスタ又は不揮発性メモリ等の種々の素子が形成
されることにより形成することができる。ここで、半導
体基板上(ウェル上)に形成される種々の素子は、公知
の素子及びそれら素子からなる回路、メモリセル等のす
べてを包含するものであり、得ようとする半導体装置の
特性、用途等に応じて適宜調整することができる。
【0039】このように、本発明においては、トリプル
ウェル構造、ことに基板と電気的に分離された第1導電
型ウェル及び基板と電気的に接続された第1導電型ウェ
ルとを2枚のマスクで形成することができる。また、基
板と電気的に分離された第1導電型ウェル及び基板と電
気的に接続された第1導電型ウェルとが同じ不純物濃度
プロファイルを有し、かつ深さ方向においても同じ不純
物濃度プロファイルを有するように形成することができ
る。さらに、第1導電型ウェルは、第1導電型不純物と
第2導電型不純物との相殺により形成されるものではな
いため、半導体基板の結晶欠陥を低減でき、リーク電流
の増大を防止することができることとなる。
【0040】以下に本発明の半導体装置の製造方法を図
面に基づいて説明する。まず、図1(a)に示したよう
に、P型半導体基板1上の所定の領域にLOCOS膜
(図示せず)を形成して、活性領域と素子分離領域とを
形成する。次に、得られた半導体基板1上に、所望の形
状のレジストパターン7を形成し、このレジストパター
ン7をマスクとして用いて、プロファイルを均一にする
ために、燐イオンを250keVで2.0×1012/c
2のドーズ及び1.2MeVで3.0×1013cm2
ドーズで注入し、N型ウェル5、4を形成する。
【0041】続いて、図1(b)に示したように、得ら
れた半導体基板1上に、所望の形状のレジストパターン
8を形成し、このレジストパターン8をマスクとして用
いて、ボロンイオンを60keVで2.0×1012/c
2のドーズ、300keVで2.0×1012/cm2
のドーズ、600keVで2.0×1012/cm2のド
ーズで注入し、P型ウェル3、2を形成する。さらに、
同じレジストパターン8をマスクとして用いて、燐イオ
ンを3.0MeVで3.5×1012/cm2 のドーズで
注入し、深いN型埋め込み領域6及び6aを形成する。
【0042】ここで用いるレジストパターン8は、P型
ウェルの形成領域上に開口部を有するものであるが、N
型ウェル4、5に取り囲まれない、半導体基板1と電気
的につながった状態のP型ウェルの形成領域上において
は、所望の大きさよりもやや小さめの開口部が形成され
ている。この実施例に場合には、例えば、P型ウェルの
形成領域から1μm程度縮小した開口部を有している。
【0043】また、この際の注入は、従来の3枚マスク
での方法と同じように基板表面部分には燐をほとんど残
さず、燐イオン濃度を2.0μmの深さをピークに1.
0〜3.0μmの深さに分布させることができるため、
P型ウェル3、2が形成される基板1表面部分にカウン
ター注入領域ができない。よって、リーク電流の要因と
なる結晶欠陥を抑制することができる。
【0044】次いで、これらのイオン注入の後に、90
0℃で30分間程度ウェル形成用のアニール処理を行
う。このように、最終的に図1(c)に示したように、
トリプルウェル構造が完成する。このトリプルセル構造
においては、周辺回路用のN型ウェル4、5、P型半導
体基板1に電気的につながっている通常のP型ウェル
2、P型基板1から電気的に分離されたP型ウェル3及
びP型ウェル3をP型基板1から分離する深いN型埋め
込み領域6を形成することができるとともに、深いN型
埋め込み領域6と同程度の深さであって、P型ウェル2
の直下にN型埋め込み領域6aが形成されることとな
る。なお、この深いN型埋め込み領域6は、P型ウェル
3を取り囲むように作られているN型ウェル5と電気的
につながっており、不純物のピーク濃度は7.0×10
16/cm3前後である。また、P型ウェル2直下のN型
埋め込み領域6aは、電気的には浮遊状態で特別な機能
を持たず、かつ半導体装置に悪影響を与えない。
【0045】そして、P型ウェル2及びP型ウェル3上
のいずれか一方に、不純物がドープされたポリシリコン
からなる浮遊ゲートを有するNチャネル型メモリセルト
ランジスタを形成するとともに、他方に、Nチャネル型
周辺回路トランジスタを形成する。また、N型ウェル4
上にはPチャネル型周辺回路トランジスタを形成する。
ただし、書き込み用中耐圧トランジスタや低電圧ロジッ
クトランジスタは電気的に分離されたN型ウェル内に、
それぞれ独立して作製する必要がある。
【0046】なお、N型ウェル5上には配線層とのコン
タクトが形成されており、P型基板1表面でウェル注入
が行われていない領域1も同様に、配線層とのコンタク
トが形成されている。以上のように、従来は、第1注入
マスク(N型ウェル形成マスク)と第2注入マスク(P
型ウェル形成マスク)とは、意味のある重なり領域を持
たず、マスクアライメントのずれで、未注入領域もしく
はカウンター注入領域が若干形成される程度だった。こ
れに対して、上記実施例による発明によれば、P型ウェ
ル2が、その周辺部に位置するイオン注入されていない
領域1により、十分低い抵抗にて半導体基板1と接続す
ることができ、トリプルウェル構造を2枚のマスクによ
って形成することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、トリプルウェル構造、
ことに基板と電気的に分離された第1導電型ウェル及び
基板と電気的に接続された第1導電型ウェルとを2枚の
マスクで形成することができる。また、基板と電気的に
分離された第1導電型ウェル及び基板と電気的に接続さ
れた第1導電型ウェルとが同じ不純物濃度プロファイル
を有し、かつ深さ方向においても同じ不純物濃度プロフ
ァイルを有するように形成することができる。
【0048】さらに、第1導電型ウェルは、第1導電型
不純物と第2導電型不純物との相殺により形成されるも
のではないため、半導体基板の結晶欠陥を低減でき、リ
ーク電流の増大を防止することができることとなり、信
頼性の高い半導体装置を、より簡素化された工程により
製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法を説明するため
の要部の概略断面工程図である。
【図2】従来の3枚マスクによりトリプルウェルを形成
する方法を説明するための要部の概略断面工程図であ
る。
【図3】従来の2枚マスクによりトリプルウェルを形成
する別の方法を説明するための要部の概略断面工程図で
ある。
【図4】従来の2枚マスクによりトリプルウェルを形成
する別の方法を説明するための要部の概略断面工程図で
ある。
【符号の説明】
1 P型半導体基板(第1導電型半導体基板) 1a 外周領域 2 P型ウェル(第1導電型ウェル) 3 P型ウェル(第1導電型ウェル) 4 N型ウェル(第2導電型ウェル) 5 N型ウェル(第2導電型ウェル) 6 N型埋め込み領域(第2導電型埋め込み領域) 6a N型埋め込み領域(第2導電型埋め込み領域) 7 第1注入マスク 8 第2注入マスク 8a P型ウェルの外周領域を被覆するマスク部分(第
1導電型ウェルの外周領域を被覆するマスク部分)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/788 29/792

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型半導体基板表面に、少なくと
    も2つの独立した第2導電型ウェルと、該第2導電型ウ
    ェル内に配置されて前記基板と電気的に分離された少な
    くとも1つの第1導電型ウェルと、前記基板と電気的に
    接続された少なくとも1つの第1導電型ウェルとを有す
    る半導体装置の製造方法であって、 (i) 第2導電型ウェル形成領域に開口部を有する第1注
    入マスクを形成し、該マスクを用いて第2導電型不純物
    を注入して複数の第2導電型ウェルを形成する工程と、 (ii)前記第2導電型ウェルと、前記基板と電気的に接続
    された第1導電型ウェル形成領域の外周領域とを被覆す
    る第2注入マスクを形成し、該マスクを用いて第1導電
    型不純物を注入して複数の第1導電型ウェルを形成する
    工程と、 (iii) 前記第2注入マスクを用いて第2導電型不純物を
    注入して前記第1導電型ウェルの直下に第2導電型埋め
    込み領域を形成することにより、前記第1導電型ウェル
    を取り囲むことによって、第2導電型ウェル内に基板と
    電気的に分離された第1導電型ウェルを形成するととも
    に、前記第1導電型ウェルの外周領域を通じて前記基板
    と電気的に接続された第1導電型ウェルを形成する工程
    とを含み、 工程(i) 、工程(ii)及び(iii)の順、工程(i) 、工程(ii
    i) 及び工程(ii)の順、工程(ii)、(iii)及び工程(i)の
    順又は工程(iii)、工程(ii)及び工程(i)の順で行う半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1導電型半導体基板表面に、少なくと
    も2つの独立して形成された第2導電型ウェルと、該第
    2導電型ウェル内に配置されて前記基板と電気的に分離
    された少なくとも1つの第1導電型ウェルと、前記基板
    と電気的に接続された少なくとも1つの第1導電型ウェ
    ルと、前記基板と電気的に接続された第1導電型ウェル
    直下に形成された第2導電型埋め込み領域とからなり、 前記基板と電気的に分離された第1導電型ウェルが、該
    第1導電型ウェルを取り囲み、該第1導電型ウェル直下
    に形成された第2導電型埋め込み領域と連結した第2導
    電型ウェルにより前記基板と電気的に分離され、 前記基板と電気的に接続された第1導電型ウェルが、該
    第1導電型ウェル外周領域に配置した非イオン注入領域
    を通じて前記基板と電気的に接続されていることを特徴
    とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 非イオン注入領域が、第2導電型ウェル
    を形成する際に用いたマスクと第1導電型ウェルを形成
    する際に用いたマスクとの両マスクにより被覆されるこ
    とにより形成されてなる請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも独立して形成された第2導電
    型ウェル上、基板と電気的に分離された第1導電型ウェ
    ル上又は基板と電気的に接続された第1導電型ウェル上
    に、絶縁型ゲート電界効果トランジスタが形成されてな
    る請求項2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも独立して形成された第2導電
    型ウェル上、基板と電気的に分離された第1導電型ウェ
    ル上又は基板と電気的に接続された第1導電型ウェル上
    に、不揮発性メモリが形成されてなる請求項2記載の半
    導体装置。
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