JPH0215709Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0215709Y2
JPH0215709Y2 JP1983013380U JP1338083U JPH0215709Y2 JP H0215709 Y2 JPH0215709 Y2 JP H0215709Y2 JP 1983013380 U JP1983013380 U JP 1983013380U JP 1338083 U JP1338083 U JP 1338083U JP H0215709 Y2 JPH0215709 Y2 JP H0215709Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
differential amplifier
amplifier circuit
capacitor
direction indicator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983013380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59118650U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1338083U priority Critical patent/JPS59118650U/ja
Publication of JPS59118650U publication Critical patent/JPS59118650U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0215709Y2 publication Critical patent/JPH0215709Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バツテリを搭載しない2輪車等に用
いられるところの、交流磁石発電機にて動作する
方向指示用点滅装置の改良に関するものである。
車載の交流電源はエンジン回転数の変動に伴つ
て、電圧、周波数および波形が大きく変化する。
また、負荷に対するレギユレーシヨンも良くな
い。従つて、一般的に負荷変動を小さくする目的
で、方向指示灯を前後交互に点灯点滅させる方式
が採用されているが、保安装置としての真の要求
は、点滅回数を安定にすることと、方向指示ラン
プの断線故障を明確に表示することであり、この
機能を低コストで実現することはニーズとして大
きい。従来の考案として、特公昭57−57297号公
報には電圧の変化を少なくする点滅装置が示され
ているが、この従来の考案は電流変成器を用いて
いるので電源のインピーダンスが大きくなり、点
滅回数を安定にしかつ方向指示ランプの断線故障
を明確に表示するという上記の要求を満足するも
のではない。
また、特開昭58−4499号公報には、ランプ負荷
電流を断続するリレー接点6を駆動するリレーコ
イル7と、このリレーコイル7への通電を断続的
に行う半導体発振回路19と、この半導体発振回
路19の電力ならびに前記リレーコイル7の付勢
電力を供給し、かつ交流発電機1の出力を整流す
る整流回路20を備え、接点保持用コンデンサを
該整流回路で充電する交流電源用点滅装置が開示
されているが、前記整流回路は、交流電源の変化
する交流電圧を整流して略一定な直流電圧を得る
ために、サイリスタ、バイパス用コンデンサ、ダ
イオード、抵抗、および定電圧ダイオードなどの
多数の回路素子から構成されていたので、構造が
複雑で高温となる問題点があつた。また、前記発
振回路は、差動増幅回路と時定数設定用のコンデ
ンサと抵抗により構成されているが、整流回路の
略一定な直流電圧の供給を受けて略一定な周期で
発振するものであるので、方向指示ランプの1灯
が断線した場合にも、点滅装置の点滅回数が変化
せず、断線故障を明確に表示することができない
という問題点があつた。
本考案は、上記の問題に鑑みてなされたもので
あり、整流回路の構造が簡単であると共に点滅回
数が安定しており、かつ方向指示ランプの断線故
障を明確に表示することが可能な交流電源用点滅
装置を提供することを目的とするものである。
しかして、その構成は、交流電源より方向指示
灯および切替接点を介して電源供給される整流用
ダイオードと平滑用コンデンサとを包含する直流
電源回路を備え、該平滑用コンデンサを駆動電源
とする差動増幅回路とその出力端子の出力によつ
てリレーの切替接点を駆動するリレーコイルとを
設け、前記差動増幅回路の非反転入力端子に前記
駆動電源の電圧を分割するバイアス回路を接続
し、この非反転入力端子と前記出力端子との間に
ヒステリシス設定回路を接続すると共に、前記リ
レーコイルに並列に時定数設定用コンデンサと抵
抗との直列回路を接続し、かつ該直列回路の時定
数設定用コンデンサを前記差動増幅回路の反転入
力端子と前記駆動電源との間に接続し、前記差動
増幅回路は前記時定数設定用コンデンサの電位に
応じて、その出力を反転し、前記リレーコイルの
付勢状態を切替えることを特徴とする。
上記構成によれば、方向指示ランプが断線して
いない時は、交流電源の変動する交流電圧は整流
用ダイオードと平滑用コンデンサとを包含する直
流電源回路により整流され、該平滑用コンデンサ
を電源とする差動増幅回路に変動する直流電圧と
して加えられるが、該差動増幅回路は時定数設定
用コンデンサと抵抗との直列回路、バイアス回路
およびヒステリシス設定回路により自走マルチバ
イブレータとして作動し、かつ差動増幅回路であ
ることにより前記平滑用コンデンサの両端の変動
する直流電圧に拘わらず略一定の周期で発振し、
方向指向ランプが略一定の点滅回数で安定に点滅
する。一方、方向指示ランプが断線した時は、交
流電源より方向指示灯および切替接点を介して電
源供給される前記直流電源回路の電圧が変化する
ため、前記時定数設定用コンデンサの電位が変化
することにより、前記差動増幅回路の断続周期が
変化し、点滅装置の点滅回数が変化する。
以下、本考案を図面に示す実施例について説明
する。第1図は、本考案装置の実施例を示す電気
回路図であり、1は交流磁石発電機よりなる交流
電源、2,3は車両の前部に備えられる左右の方
向指示ランプ、4,5は後部の左右の方向指示ラ
ンプである。6はリレーの切替接点、7は常閉接
点、8は常開接点であり、常閉接点7と常開接点
8の間に整流用ダイオード9と平滑用コンデンサ
10とからなる直流電源回路が接続されている。
11は前記平滑用コンデンサ10を駆動電源とす
る差動増幅回路、12は該差動増幅回路11の出
力端子11aの出力によつて付勢されるリレーコ
イルであり、前記切替接点6を駆動する。差動増
幅回路11の非反転入力端子11bに駆動電源
(平滑用コンデンサ10)の電圧を分割する抵抗
13,14からなるバイアス回路が接続されてい
る。非反転入力端子11bと出力端子11aとの
間にヒステリシス設定回路をなす抵抗15が接続
されている。駆動電源である平滑用コンデンサ1
0の正極側と出力端子11aとの間に時定数設定
用コンデンサ16と抵抗17からなる直列回路が
第1図図示のようにリレーコイル12と並列に接
続されており、この直列回路の中点が差動増幅回
路11の反転入力端子11cに接続され、自走マ
ルチバイブレータが構成されている。なお、18
は差動増幅回路11が安定して動作するようにす
るためのノイズ消去用コンデンサであり、19は
リレーコイル12による切替作動を安定にするた
めのダイオード、20は方向指示スイツチであ
る。
次に、上記構成になる本考案装置の作動につい
て説明する。まず、方向指示ランプ2〜5が断線
していないところの正常作動について述べる。い
ま、車両が左折するに際して、方向指示スイツチ
20が第1図図示のように左側に切替えられたと
きは、交流電源1の正の半サイクルにおいては、
切替接点6、常閉接点7、整流用ダイオード9、
平滑用コンデンサ10、方向指示スイツチ20、
および方向指示ランプ4の経路に電源1から電流
が流れて平滑用コンデンサ10が充電される。ま
た、リレーコイル12により切替接点6が常開接
点8と接触するように第1図図示の二点鎖線側に
切替えられたとき、交流電源1の負の半サイクル
において、方向指示ランプ2、整流用ダイオード
9、平滑用コンデンサ10、常開接点8、切替接
点6の経路に電源1から流れる電流によつても、
平滑用コンデンサ10が充電される。そして、平
滑用コンデンサ10が差動増幅回路11による自
走マルチバイブレータの駆動電源として働き、リ
レーコイル12が断続的に通電され、切替接点6
が間歇的に切替作動されることになり、車両前部
の左側の方向指示ランプ2と後部の左側の方向指
示ランプ4とが交互に点灯され点滅する。方向指
示スイツチ20が右側に切替えられたときの作動
も同様である。差動増幅回路11の発振動作をや
や詳細に述べると、方向指示スイツチ20が左側
(または右側)に切替えられた時平滑用コンデン
サ10が充電され、時定数設定用コンデンサ16
を介して差動増幅回路11の反転入力端子11c
に駆動電源(平滑用コンデンサ10)の電圧が加
わることにより前記差動増幅回路11の出力端子
11aがローレベル(接地電位)に反転し、リレ
ーコイル12が付勢され、該リレーコイル12に
より切替接点6が常開接点8側に切替えられる。
この状態は、時定数設定用コンデンサ16と抵抗
17との時定数により定まる時間、すなわち時定
数設定用コンデンサ16が充電され反転入力端子
11cの電位が非反転入力端子11bの電位と等
しくなるまで続く。
そして、反転入力端子11cと非反転入力端子
11bの電位が等しくなつた瞬間に、差動増幅回
路11の出力端子11aの電位も反転入力端子1
1c、および非反転入力端子11bと同電位にな
るが、この出力端子11aの電位がヒステリシス
設定回路をなす抵抗15により非反転入力端子1
1bに帰還され、該非反転入力端子11bの電位
は反転入力端子11cの電位より高くなる。
これにより、差動増幅回路11の出力端子11
aの電位は、ローレベルからハイレベルへ瞬間的
に反転する。出力端子11aの電位がハイレベル
に反転したことにより、リレーコイル12の付勢
が中止され、切替接点6が常閉接点7側に切替わ
る。時定数設定用コンデンサ16が抵抗17およ
びリレーコイル12を介して放電を開始し、この
時定数設定用コンデンサ16が放電を完了するま
での期間は、前部の左側のランプ2(または右側
のランプ3)が点灯される。以下同様にして、前
部と後部の左側のランプ2,4(または右側のラ
ンプ3,5)が交互に点灯点滅され正常時の点滅
作動が行われる。
一灯断線時の作動について述べる。常閉接点7
に接続されている前部の方向指示ランプ2(また
はランプ3)が断線した場合には、後部の方向指
示ランプ4(またはランプ5)の点滅が正常時よ
り早くなり、前部の方向指示ランプ2(またはラ
ンプ3)の断線を明確に表示する。つまり、この
場合には、前部の方向指示ランプ2(またはラン
プ3)の断線により、交流電源1の正の半サイク
ルにおいてだけ後部の方向指示ランプ4(または
ランプ5)を介して平滑用コンデンサ10が充電
されるのみであり、負の半サイクルにおいては前
部の方向指示ランプ2(またはランプ3)が断線
しているので平滑用コンデンサ10は交流電源1
によつて充電されないため、この平滑用コンデン
サ10の充電電荷が正常時に比較して減少するの
で、該コンデンサ10を駆動電源とするリレーコ
イル12に切替接点6を吸引するのに充分な電流
を供給できる期間が減少し、常開接点8に接続さ
れている後部の方向指示ランプ4(またはランプ
5)の点滅が早くなるのである。しかして、本実
施例は、時定数設定用コンデンサ16と抵抗17
との直列回路における該コンデンサ16を、特
に、駆動電源たる平滑用コンデンサ10の正極側
に接続しているため、平滑用コンデンサ10がリ
レーコイル12に通電し、平滑用コンデンサ10
に対する負荷電流が大となりその(コンデンサ1
0の)電圧が低くなる期間に前記時定数設定用コ
ンデンサ16を充電し、リレーコイル12に通電
されない駆動電源たる平滑用コンデンサ10が高
電圧となる期間に時定数設定用コンデンサ16を
放電する動作となるため、該時定数設定用コンデ
ンサ16を反転入力端子11cと出力端子11a
との間に接続し抵抗17を駆動電源たる平滑用コ
ンデンサ10の正極側に接続する場合に比較し
て、前記時定数設定用コンデンサ16が充電され
る期間および放電される期間は共に短くなり、後
部の方向指示ランプ4(またはランプ5)の点滅
が、正常点滅の際より著しく早くなる。そして、
これによつて、前部の方向指示ランプ2(または
ランプ3)の断線を明確に表示することができ
る。
後部の方向指示ランプ4(またはランプ5)が
一灯断線した場合には、前部の方向指示ランプ2
(またはランプ3)が連続点灯になり、明確な断
線故障表示が得られる。すなわち、この場合に
は、切替接点6が常開接点8側に吸引されている
とき、交流電源1の負の半サイクルにおいて、方
向指示ランプ2、方向指示スイツチ20、整流用
ダイオード9、平滑用コンデンサ10、常開接点
8、および切替接点6の経路に交流電源1から電
源が流れることにより前記平滑用コンデンサ10
が充電されるが、このコンデンサ10はリレーコ
イル12に負荷電流を供給しながら充電されるの
で充電電荷は少ない。そして、充電電荷が少ない
ことによつて、このコンデンサ10がリレーコイ
ル12に電流を供給できる期間が減少し、切替接
点6を常開接点8側に吸引する期間が短くなり、
平滑用コンデンサ10が充電される時間が更に少
なくなる。従つて、前部の方向指示ランプ2が数
回点滅される頃には、平滑用コンデンサ10の電
荷が無くなるため、遂には、リレーコイル12に
電流を供給しなくなる結果、切替接点6が常開接
点8側に前記リレーコイル12により吸引されな
くなり常閉接点7に接触したままになるので、方
向指示ランプ2が連続点灯される。
第2図は、本考案装置の実験結果を示す特性図
であり、縦軸に点滅回数(回/分)、および点灯
率(%)をとり、横軸にエンジン回転数N(r・
p・m×1000)をとつてある。正常作動時におい
ては、8w負荷、および全負荷のいずれにあつて
も、点滅回数がそれぞれ81〜83(回/分)および
90〜93(回/分)に安定しており、一灯断線時に
おいても、点滅回数がそれぞれ243〜227(回/分)
および233〜217(回/分)に比較的に安定してい
る。また、点灯率も、回転数の変動に拘わらず安
定したものである。
第3図は、縦軸に点滅回数(回/分)、横軸に
周波数(Hz)をとり電源の電圧(v)をパラメー
タにとつて示す、正弦波による周波数、電圧−点
滅特性図であり、点滅回数が極めて安定してい
る。
駆動電源たる平滑用コンデンサ10の電圧を一
定にしていないにも拘わらず、このように点滅回
数が安定しているのは、本考案装置が差動増幅回
路を主回路要素として構成されているからであ
り、差動増幅回路は一対のトランジスタによつて
構成されるから、交流電源の周波数および電圧が
車両の速度変化に伴つて変動し、従つて平滑用コ
ンデンサ10の電圧が変動しても、これらの変動
要因が前記一対のトランジスタに均等に加わるの
で点滅回数が安定するのである。
第4図は、本考案装置をデイスクリートな回路
素子によつて構成した回路図であり、2点鎖線で
囲まれた部分が差動増幅回路である。第4図中の
各数値は、各回路素子の抵抗値および静電容量の
一例を示す。この図面に示すように、本考案装置
は、トランジスタを3個、ダイオードを2個、コ
ンデンサを3個、抵抗を5個でもつて構成するこ
とができ、回路素子が合計13個という僅少な素子
数でもつて構成することができる。
なお、上記実施例においては、リレーの常閉接
点7側に車両前部の左右のランプ2,3を接続し
たが、これらのランプは常開接点8側に接続し、
前記常閉接点7には後部の左右のランプ4,5を
接続するようにしてもよい。また、以上述べた実
施例においては、整流ダイオード9を1個とする
ため、これを常閉接点7と常開接点8との間に接
続して、夫々正の半サイクルと負の半サイクルと
を用いて平滑用コンデンサ10を充電する例につ
いて述べたが、第5図に表わされたごとく、2個
の整流ダイオード9A,9Bを夫々切替接点6と
常閉接点7および常開接点8の間に接続し、これ
らダイオード9A,9Bと切替接点6との間に平
滑用コンデンサ10を接続することもできる。そ
して、切替接点6が常閉接点7側に接触している
ときに、前記方向指示スイツチが投入されると、
平滑用コンデンサ10はダイオード9Bを介して
正の半サイクルで充電され、また常開接点8側に
接触しているときは、平滑用コンデンサ10はダ
イオード9Aを介して正の半サイクルで充電され
る。即ち、この接続によれば、切替接点6が常閉
接点7、および常開接点8のいずれに接触してい
るかに関係なく正の半波整流(整流ダイオード9
A,9Bを逆の極性にすれば負の半波整流)にす
ることが可能である。
また、常閉接点7側のランプ断線時には、正常
時に比較して平滑用コンデンサ10の充電電荷が
減り、上述の如く、常開接点側のランプの点滅が
早くなる。さらに、常開接点8側のランプ断線時
には、上述の如く、平滑用コンデンサ10の充電
電荷が減少し遂にはなくなるので、常閉接点側の
ランプが連続点灯される。
以上述べたように、本考案装置は、交流電源よ
り方向指示灯および切替接点を介して電源供給さ
れる整流用ダイオードと平滑用コンデンサとを包
含する直流電源回路を備え、該平滑用コンデンサ
を駆動電源とする差動増幅回路とその出力端子の
出力によつてリレーの切替接点を駆動するリレー
コイルとを設け、前記差動増幅回路の非反転入力
端子に前記駆動電源の電圧を分割するバイアス回
路を接続し、この非反転入力端子と前記出力端子
との間にヒステリシス設定回路を接続すると共
に、前記リレーコイルに並列に時定数設定用コン
デンサと抵抗との直列回路を接続し、かつ該直列
回路の時定数設定用コンデンサを前記差動増幅回
路の反転入力端子と前記駆動電源との間に接続
し、前記差動増幅回路は前記時定数設定用コンデ
ンサの電位に応じて、その出力を反転し、前記リ
レーコイルの付勢状態を切替えるものであり、リ
レーコイルの断続回数を安定化させるために前記
差動増幅回路を利用しているから、定電圧ダイオ
ードおよびサイリスタなどによる複雑な構造の整
流回路を使用しなくても点滅回数が安定してお
り、また、差動増幅回路の反転入力端子には、駆
動電源と出力端子間に接続した時定数設定用コン
デンサと抵抗との直列回路の中点を接続するに際
して、特に、該コンデンサを駆動電源側に接続し
ているから、リレーの常閉接点側に接続したラン
プが断線したときには常開接点側のランプを早い
点滅回数で点滅させることができるという効果が
ある。さらに、本考案装置は駆動電源を平滑用コ
ンデンサでもつて構成しているから、常開接点側
のランプの断線時には、常閉接点側のランプを連
続点灯することができるものであり、方向指示ラ
ンプの断線時における故障表示を明確にすること
ができるという効果があると共に、回路素子数が
少ないから安価であるなどの数々の優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の実施例を示す回路図、第
2図および第3図は本考案装置の実験結果を示す
特性図、第4図は本考案装置をデイスクリートな
素子によつて構成した回路図、第5図は他の実施
例を表わす要部回路図である。 1……交流電源、2,3,4,5……方向指示
ランプ、6……切替接点、7……常閉接点、8…
…常開接点、9……整流用ダイオード、10……
平滑用コンデンサ、11……差動増幅回路、11
a……出力端子、11b……非反転入力端子、1
1c……反転側入力端子、12……リレーコイ
ル、13,14……バイアス回路をなす抵抗、1
5……ヒステリシス設定回路をなす抵抗、16,
17……時定数設定用コンデンサ及び抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車載の交流電源と前方用および後方用の夫々の
    方向指示灯とこれら方向指示灯を交互に点灯点滅
    させる切替接点を有するリレーとを用いる交流電
    源用点滅装置において、前記交流電源より方向指
    示灯および切替接点を介して電源供給される整流
    用ダイオードと平滑用コンデンサとを包含する直
    流電源回路を備え、該平滑用コンデンサを駆動電
    源とする差動増幅回路とその出力端子の出力によ
    つて前記リレーの前記切替接点を駆動するリレー
    コイルとを設け、前記差動増幅回路の非反転入力
    端子に前記駆動電源の電圧を分割するバイアス回
    路を接続し、この非反転入力端子と前記出力端子
    との間にヒステリシス設定回路を接続すると共
    に、前記リレーコイルに並列に時定数設定用コン
    デンサと抵抗との直列回路を接続し、かつ該直列
    回路の時定数設定用コンデンサを前記差動増幅回
    路の反転入力端子と前記駆動電源との間に接続
    し、前記差動増幅回路は前記時定数設定用コンデ
    ンサの電位に応じて、その出力を反転し、前記リ
    レーコイルの付勢状態を切替えることを特徴とす
    る交流電源用点滅装置。
JP1338083U 1983-01-31 1983-01-31 交流電源用点滅装置 Granted JPS59118650U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1338083U JPS59118650U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 交流電源用点滅装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1338083U JPS59118650U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 交流電源用点滅装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118650U JPS59118650U (ja) 1984-08-10
JPH0215709Y2 true JPH0215709Y2 (ja) 1990-04-26

Family

ID=30144766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1338083U Granted JPS59118650U (ja) 1983-01-31 1983-01-31 交流電源用点滅装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59118650U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63170144A (ja) * 1987-01-08 1988-07-14 Honda Motor Co Ltd フラツシヤ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584499A (ja) * 1981-07-01 1983-01-11 株式会社デンソー 交流電源用点滅装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584499A (ja) * 1981-07-01 1983-01-11 株式会社デンソー 交流電源用点滅装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59118650U (ja) 1984-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0081593B1 (en) Vehicular power source system
JPS6220775B2 (ja)
JPH07107620A (ja) 電気自動車用dc−dcコンバータの異常監視装置
JPH0215709Y2 (ja)
JP2002262473A (ja) 自転車用充電制御回路
JPH04324983A (ja) 発光素子駆動用電源回路
JPH0779505A (ja) 電気自動車用dc−dcコンバータの出力制御装置
JP2828388B2 (ja) 振動型圧縮機の電源装置
JPS6365997B2 (ja)
JPS631570Y2 (ja)
JPS59266Y2 (ja) トランジスタ式タ−ンシグナル・ハザ−ド兼用フラツシヤ−
JPH0578254B2 (ja)
JPS6412056B2 (ja)
JPS5850472Y2 (ja) 非常用照明装置
JPH0241839Y2 (ja)
JP2540953Y2 (ja) 交流負荷の電力制御回路
JPS6334439Y2 (ja)
JPH0632187U (ja) 自転車用尾灯
JP2835784B2 (ja) 車両用点滅装置
JPH03804Y2 (ja)
JPH0564420A (ja) Led輝度補正回路
JPH0526539Y2 (ja)
JP2586911Y2 (ja) 車両用点滅装置
JPS6117499Y2 (ja)
JPS5842598B2 (ja) 交互点滅器