JPH02155928A - ポリ(n−アシルエチレンイミン)系ブロック共重合体及びその用途 - Google Patents

ポリ(n−アシルエチレンイミン)系ブロック共重合体及びその用途

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JPH02155928A
JPH02155928A JP63309588A JP30958888A JPH02155928A JP H02155928 A JPH02155928 A JP H02155928A JP 63309588 A JP63309588 A JP 63309588A JP 30958888 A JP30958888 A JP 30958888A JP H02155928 A JPH02155928 A JP H02155928A
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oxazoline
block
block copolymer
mol
monomer
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JP63309588A
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Taku Oda
卓 織田
Akihiro Kondo
近藤 昭裕
Yoshitaka Yoda
余田 好孝
Yuichiro Kono
光野 雄一郎
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なブロック共重合体、詳細には、少なく
とも二種の繰り返し単位からなる親水性の2−オキサゾ
リン共重合体ブロックと、親油性の2−オキサゾリン重
合体ブロックとからなる新規なポリ (N−アシルエチ
レンイミン)系ブロック共重合体及びそれからなる界面
活性剤に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば2−メチル−2−オキサゾリン、2−フェ
ニル−2−オキサゾリン等の如き2−置換−2−オキサ
ゾリンの開環異性化カチオンホモ重合を行う方法は、例
えばポリマー・ジャーナル、  4 、87 (197
3) 、ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス、 
B、 5 、871 (1957)、ジャーナル・オプ
・ポリマー・サイエンス、A−1、土、 2253 (
1966)等の文献に記載されており公知である。
また、共重合体主鎖中に親水性を有するポリ(N−ホル
ミルエチレンイミン)又はポリ(N−低級アシルエチレ
ンイミン)ブロック及び親油性を有するポリ(N−長鎖
アシルエチレンイミン)ブロックを合わせて有する二元
系ブロック共重合体は、2−エチル−2−オキサゾリン
と2−ウンデシル−2−オキサプリンとのブロック共重
合体でアトパンセス・イン・ケミストリー・シリーズ、
皿320 (1975)の文献に、更に三核らによる特
開昭59−230027号公報及びマクロモレキヱルズ
、 19.535 (1986)の文献などに記載され
ており公知である。また、2−メチル−2−オキサゾリ
ンと2−n−プロピル−2−オキサゾリン又は2−イソ
プロピル−2−オキサゾリンの共重合体を塩化ビニール
のサスペンション重合の際の分散助剤やシャンプーの原
料に使用する事は例えばGer、0ffen、 193
9669. Ger。
0ffen、 2020263.  Ger、0ffe
n、 2227887.  Ger。
0ffen、 3036119.  Ger、0ffe
n、 3036127.  Ger。
0ffen、 3120358等の文献に記載されてお
り公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記二元系ブロック共重合体を水系界面
活性剤として使用する場合、水に対する溶解性、可溶化
力及び起泡性をバランス良く持たせることは難しく、例
えば十分な可溶化能を持たせるために親油性のポリ(N
−長鎖アシルエチレンイミン)ブロックの割合を増加さ
せると水に溶解しにくくなる上に起泡性能が急激に悪く
なり、逆に起泡性を良くするために親水性のポリ(N−
ホルミルエチレンイミン)又はポリ(N−低級アシルエ
チレンイミン)ブロックの割合を増加させると十分な可
溶化能を示さないという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
かかる実情において、本発明者らは鋭意研究を行った結
果、少なくとも二種の繰り返し単位からなる親水性の2
−オキサゾリン共重合体ブロックと、親油性の2−オキ
サゾリン重合体ブロックとからなるポリ(N−アシルエ
チレンイミン)系ブロック共重合体が水に対する溶解性
、可溶化力及び起泡性をバランス良く持つことを見い出
し、本発明を完成した。
即ち、本発明は二種類の重合体ブロックA及びBからな
るブロック共重合体であって、ブロックAが少なくとも
二種の繰り返し単位−c−s  CHz  Cl1z→
− C=O (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基
を表す。) からなり、ブロックBが繰り返し単位 + N−cnz−CHz÷ C=O (式中、R2は炭素数6〜22のアルキル基、アラルキ
ル基又はアリール基のいずれかを表す。)からなる、分
子量500〜50.000のポリ(N−アシルエチレン
イミン)系ブロック共重合体及びそれからなる界面活性
剤を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明における重合体ブロックAを構成するモノマーと
しては、2−オキサゾリン、2−メチル−2−オキサゾ
リン、2−エチル−2−オキサゾリン、2−n−プロピ
ル−2−オキサゾリン、2−イソプロピル−2−オキサ
ゾリン等が挙げられ、本発明においては、これらのうち
少なくとも異なる2種のモノマーを併用する。
これらの化合物は例えばLiebigs Ann、 C
hem。
P996〜P1009 (1974)に記載の方法によ
って作ることができる。
上記ブロックA中のR7の炭素数が4以上となるとこれ
によってもたらされる側鎖の親水性が消失し、後述する
本発明で意図するブロック共重合体の特徴がなくなるの
で好ましくない。
本発明のブロックAは少なくとも二種の繰り返し単位+
N  CHz  CHz士 からなり、このC=O R。
ブロックAはランダム共重合体鎖でもブロック共重合体
鎖でも良い。
本発明における重合体ブロックBを構成するモノマーと
しては、2−へキシル−2−オキサゾリン、2−へブチ
ル−2−オキサゾリン、2−オクチル−2−オキサゾリ
ン、2−ノニル−2−オキサゾリン、2−デシル−2−
オキサゾリン、2−ウンデシル−2−オキサゾリン、2
ドデシル−2−オキサゾリン、2−トリデシル−2−オ
キサゾリン、2−テトラデシル−2−オキサゾリン、2
−ペンタデシル−2−オキサゾリン、2−ヘキサデシル
−2−オキサゾリン、2−ヘプタデシル−2−オキサゾ
リン、2−オクタデシル−2−オキサゾリン、2−ノナ
デシル−2−オキサゾリン、2−エイコシル−2−オキ
サゾリン、2−ヘンエイコシル−2−オキサゾリン、2
−トコシル−2−オキサゾリン、2−ベンジル−2−オ
キサゾリン、2−フェニル−2−オキサゾリン、2−ナ
フチル−2−オキサゾリン、2−アンスリル−2−オキ
サゾリン、2−ピレニル−2−オキサゾリン、2−ペリ
レニル−2−オキサゾリン等が挙げられる。これらのモ
ノマーは例えばLiebigs Ann。
Chew、、 p996〜p1009 (1974)に
記載の方法によって作ることができる。
上記ブロックB中のR2がアルキル基の場合、炭素数が
5以下ではこれによってもたらされる側鎖の親油性が低
下するため、本発明で意図する界面活性剤としての特徴
がなくなるので好ましくない。
本発明におけるポリ(N−アシルエチレンイミン)系ブ
ロック共重合体の製造方法としては、塊状重合法又は溶
液重合法が挙げられる。溶液重合法の場合、使用される
溶媒としては、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド
、クロロホルム、ベンゾニトリル等を使用できる。その
溶媒の使用量としては、限定されるものではないが、全
仕込みモノマー100重量部に対して、20重量部から
2000重量部を使用するとよい。
本発明におけるポリ(N−アシルエチレンイミン)系ブ
ロック共重合体を生成せしめる重合開始剤としては、硫
酸エステル、スルホン酸エステル、ハロゲン化アルキル
、ルイス酸、プロトン酸等が使用でき、具体的には、ジ
メチル硫酸、ジエチル硫酸、p−トルエンスルホン酸メ
チル(メチルトシレート)、p−トルエンスルホン酸エ
チル、p−1−ルエンスルホン酸プロピル、P−)ルエ
ンスルホン酸ブチル、コラ化メチル、ヨウ化エチル、ヨ
ウ化プロピル、ヨウ化ブチル、臭化メチル、臭化エチル
、臭化プロピル、臭化ブチル、塩化メチル、塩化エチル
、塩化プロピル、塩化ブチル、三フッ化ホウ素、四塩化
チタン、五フッ化アンチモン、トリフルオロメタンスル
ホン酸等である。使用する開始剤の量は、目的とするブ
ロック共重合体の分子量によって決定される。
本発明におけるポリ(N−アシルエチレンイミン)系ブ
ロック共重合体を生成せしめる共重合の手順としては、
ブロックAがブロック共重合体鎖である場合は、例えば
溶液重合の場合、脱水、窒素置換した重合容器に、脱水
精製した溶媒を仕込み、脱水精製した第一段重合のため
のモノマー及び開始剤を仕込む。しかる後に反応系を好
ましくは40“C以上150°C以下の重合温度に保ち
、第一段重合の七ツマ−を実質的に完全に重合せしめた
後、脱水精製した第二段重合のためのモノマーを重合系
に添加し、40°C以上150°C以下の重合温度に保
ち、第二段重合のモノマーを実質的に完全に重合せしめ
る。更に、第三段重合のためのモノマーを重合系に添加
し、40°C以上150°C以下の重合温度に保ち第三
段重合を行う。第一段、第二段及び第三段重合共に通常
それぞれ1〜40時間行う。反応時間は温度及び重合開
始剤の使用量、溶媒の使用量によって変化する。
この際、第一段重合のモノマーとしてブロックBを形成
させるための七ツマー1第二段及び第三段重合のモノマ
ーとしてブロックAを形成させるためのモノマーを用い
ても、又、第−段及び第二段重合のモノマーとしてブロ
ックAを形成させるための七ツマー1第三段重合のモノ
マーとしてブロックBを形成させるためのモノマーを用
いてもよい。
又、ブロックAがランダム共重合体鎖である場合は、同
様にして二段階の重合反応により製造することができる
が、その際、第一段重合のための七ツマ−としてブロッ
クAを形成させるための少なくとも2種のモノマー混合
物、第二段重合のためのモノマーとしてブロックBを形
成させるためのモ・ツマ−を用いても、又、この逆でも
良い。
重合後、こうして得られたブロック共重合体の溶液から
再沈殿、あるいは溶剤留去等の公知の方法で共重合体を
単離することができる。再沈殿を繰り返したり、膜分離
、クロマトグラフ法あるいは抽出法等の公知の方法で、
得られたブロック共重合体中より未反応のモノマーを除
去することができる。
重合後、こうして得られたブロック共重合体の分子量は
500〜50,000のものが有用であり、特に界面活
性剤として使用するためには500〜2Q、Qoo、よ
り好ましくはl、000〜10,000が適当である。
これらの分子量は、使用する開始剤と、全七ツマ−との
比率によって調節することができる。
本発明のブロック共重合体は白色又は淡黄色の固体或い
は無色又は淡黄色の粘稠液体であり、重合体主鎖中に、
少なくとも二種の親水性の繰り返し単位からなる親水性
共重合体ブロックAと、親油性の繰り返し単位からなる
親油性重合体ブロックBとを含有する。各ブロックの含
有量は[ブロックA]/[ブロックB] の重量比で9
/1〜1/9が好適であり、より好ましくは8/2〜2
/8の範囲である。これら、各ブロックの含有量は、重
合反応時に用いる各モノマーの量によって適宜調節する
ことができる。
このような構成の共重合体とすることにより、界面活性
剤としての基礎的性能である、起泡性、可溶化力及び水
に対する溶解性をバランス良くもたせることが可能であ
る。
本発明の新規なブロック共重合体はノニオン界面活性剤
として有用であり、例えば、各種洗浄剤、乳化剤、可溶
化剤、或いは汎用高分子の改質剤、例えば帯電防止剤、
防曇剤、相溶化剤などの用途がある。
〔実施例〕
以下、実施例にて本発明の詳細な説明する。
実施例1 温度計、滴下ロート及び撹拌機付き51四つ目フラスコ
を乾燥窒素にて置換した後、アセトニトリル10100
O、メチルトシレート99.76g (0,536モル
)を仕込んだ。撹拌を開始し、油浴にて系を昇温した。
還流下、2−ウンデシル−2−オキサゾリン402.1
g (1,78モル)を2時間かけて滴下し、更に8時
間還流させ、第一段重合を行った。次いで2−プロピル
−2−オキサプリン187.2 g (1,66モル)
を2時間かけて滴下し、更に8時間還流させ第二段重合
を行った。次いで2−メチル−2−オキサゾリン750
.0g (8,81モル)を2時間かけて滴下し更に1
2時間還流させ第三段重合を行った。冷却後、20I!
、のイソプロピルエーテルにて再沈殿を行い、濾別後、
80°Cにて48時間、重合体の真空乾燥を行った。得
られたブロック共重合体の組成比をプロトンNMR装置
(溶媒、重水素化クロロホルム)にて、分子量を蒸気圧
オスモメーター(溶媒クロロホルム)にて測定した。
結果を表1に示す。
実施例2 重合の開始剤としてメチルトシレート69.83g (
0,375モル)、ン容媒としてアセトニトリル50〇
−1第一段重合のモノマーとして2−ウンデシルー2−
オキサゾリン300.0g (1,33モル)、第二段
重合の千ツマ−として2−エチル−2−オキサゾリン1
50.1g (1,52モル)、第三段重合の七ツマ−
として2−メチル−2−オキサプリン750.0g (
8,81モル)を反応試薬とし、実施例1と同様の反応
装置、反応条件で重合を行い、同様の条件で精製を行っ
た。実施例1と同様にブロック共重合体の組成比、分子
量を測定した。
結果を表1に示す。
実施例3 重合の開始剤としてメチルトシレーH9,76g(0,
536モル)、溶媒としてアセトニトリル50〇−1第
一段重合の七ツマ−として2−へブチル−2−オキサゾ
リン401.8g (2,37モル)、第二段重合のモ
ノマーとして2−エチル−2−オキサゾリン187.4
g (1,89モル)、第三段重合のモノマーとして2
−メチル−2−オキサゾリン750.0g (8,81
モル)を反応試薬とし、実施例1と同様の反応装置、反
応条件で重合を行い、同様の条件で精製を行った。実施
例1と同様にブロック共重合体の組成比、分子量を測定
した。
結果を表1に示す。
実施例4 重合の開始剤としてメチルトシレート155.2g(0
,833モル)、?8媒としてアセトニトリル50〇−
1第一段重合の七ツマ−として2−メチル−2−オキサ
ゾリン500.0g (5,88モル)、第二段重合の
七ツマ−として2−エチル−2−オキサゾリン250.
2g (2,53モル)、第三段重合の七ツマ−として
2−フェニル−2−オキサゾリン917.3g (6,
23モル)を反応試薬とし、実施例1と同様の反応装置
、反応条件で重合を行い、同様の条件で精製を行った。
実施例1と同様にブロック共重合体の組成比、分子量を
測定した。
結果を表1に示す。
比較例1 実施例1と同様の反応装置でメチルトシレー1−186
.2g (1,0モル)、2−エチル−2−オキサゾリ
ン2000.0g (20,18モル)、アセトニトリ
ル2000mZを反応試薬とし、実施例1と同様の反応
条件でホモポリマーを合成した。その後、1゜2のイソ
プロピルエーテルにて再沈殿を行い、80°Cにて48
時間、重合体の真空乾燥を行った。
ホモポリマーの分子量を実施例1と同様の方法で測定し
た。
結果を表1に示す。
比較例2 重合の開始剤としてメチルトシレート79.82g(0
,429モル)、溶媒としてアセトニトリル600−1
第一段重合のモノマーとして2−へブチル−2−オキサ
ゾリフ321.5g (1,90モル) 、第二段重合
の七ツマ−として2−メチル−2−オキサゾリン750
.0g (8,81モル)を反応試薬とし、実施例1と
同様の反応装置、反応条件で重合を行い、同様の条件で
精製を行った。実施例1と同様にブロック共重合体の組
成比、分子量を測定した。
結果を表1に示す。
比較例3 重合の開始剤としてメチルトシレート57.28g(0
,308モル)、溶媒としてアセトニトリル600−1
第一段重合の七ツマ−として2−ヘプチル2−オキサゾ
リン346.3g (2,05モル)、第二段重合のモ
ノマーとして2−メチル−2−オキサゾリン500.0
g (5,88モル)を反応試薬とし、実施例1と同様
の反応装置、反応条件で重合を行い、同様の条件で精製
を行った。実施例1と同様にブロック共重合体の組成比
、分子量を測定した。
結果を表1に示す。
実施例5 温度計、滴下ロート及び撹拌機付き51四つロフラスコ
を乾燥窒素にて置換した後、アセトニトリル1o00a
f、メチルトシレート99.76g(0,536モル)
を仕込んだ、撹拌を開始し、油浴にて系を晃温した0M
流下、2−ウンデシル−2−オキサゾリン402.1g
 (1,78モル)を2時間かけて滴下し、更に8時間
還流させ、第一段重合を行った0次いで、2−オキサゾ
リン187.2g (2,63モル)と2−メチル−2
−オキサゾリン750g(8,81モル)の混合物を2
時間かけて滴下し、更に12時間還流させ、第二段重合
を行った。冷却後、20I!のイソプロピルエーテルに
て再沈殿を行い、濾別後、80℃にて48時間、重合体
の真空乾燥を行った。得られたブロック共重合体の組成
比をプロトンNMR装置(溶媒、重水素化クロロホルム
)にて、分子量を蒸気圧オスモメーター(溶媒クロロホ
ルム)にて測定した。
結果を表2に示す。
実施例6 重合の開始剤としてメチルトシレー1−69.83g 
(0,375モル)、溶媒としてアセトニトリル800
d、第一段重合のモノマーとして2−ウンデシル−2−
オキサゾリン300g (1,33モル)、第二段重合
のモノマーとして、2−エチル−2−オキサゾリン15
0.1g (1,52モル)と2−メチル−2−オキサ
ゾリン750.0g (8,81モル)の混合物を反応
試薬とし、実施例5と同様の反応装置、反応条件で重合
を行い、同様の条件で精製を行った。実施例5と同様に
ブロック共重合体の組成比、分子量を測定した。
結果を表2に示す。
実施例7 重合の開始剤としてメチルトシレーH9,76g(0,
536モル)、溶媒としてアセトニトリル500d1第
一段重合のモノマーとして2−ヘプチル−2−オキサゾ
リン401.8g (2,37モル)、第二段重合の七
ツマ−として2−エチル−2−オキサプリン187.4
g (1,89モル)と2−メチル−2オキサゾリン7
50.0g (8,81モル)の混合物を反応試薬とし
、実施例5と同様の反応装置、反応条件で重合を行い、
同様の条件で精製を行った。実施例5と同様にブロック
共重合体の組成比、分子量を測定した。
結果を表2に示す。
実施例8 重合の開始剤としてメチルトシレート155.2g(0
,833モル)、溶媒としてアセトニトリル50〇−1
第一段重合の七ツマ−として2−オキサゾリン500.
Og (7,03モル)と2−エチル−2−オキサゾリ
ン250.2g (2,53モル)の混合物を、第二段
重合のモノマーとして2−フェニル−2オキサゾリン9
17.3g (6,23モル)を反応試薬とし、実施例
5と同様の反応装置、反応条件で重合を行い、同様の条
件で精製を行った。実施例5と同様にブロック共重合体
の組成比、分子量を測定した。
結果を表3に示す。
実施例9 実施例1〜8で得たブロック共重合体を1%水溶液とし
、その水溶性(着点)、表面張力、起泡性(速泡性、泡
安定性)、可溶化能力を評価した。結果を表4に示す。
比較例4 比較例1で得たエチルオキサゾリンホモポリマー及び比
較例2,3で得た二元系プロ・ツク共重合体を1%水溶
液とし、実施例9と同様の評価を行った。結果を実施例
9の結果と比較して表4に示す。
表 (注)測定条件 *l 表面張力:ウイルヘルミー法、30°C*2 速
泡性:反転撹拌法(40°C1500rpo+、30秒
撹拌、6秒で1回反転)、 撹拌停止10秒後の泡体積 *3 泡安定性;〔(撹拌停止5分後の泡体積)/(撹
拌停止10秒後の泡体 積) ) xlo。
*4 可溶化能力ニスダン■の可溶化量(500nmの
吸光度より求める)を比較 例2のサンプルを100としたと きの相対値 表4から明らかなように、二元系ブロック共重合体で、
比較例2の可溶化能力を上げるためにアルキル組成比を
増加したところ(比較例3)、速泡性が低下した。これ
に対し、本発明のブロック共重合体(実施例1〜8)で
は起泡性能を低下させることなく、可溶化能力を増加さ
せることができた。
手続補正書(自発) 平成2年2月28日 ■、事件の表示 特願昭63−309588号 2、発明の名称 ポリ (N−アシルエチレンイミン) ロック共重合体及びその用途 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (091)  花  王  株  式  会4、代理人 系ブ 出願人代理人  古 谷    馨 明細書3頁6行 1957J を 1967J と訂正 (1)  同9頁4 行rベンゾニ) IJル」の次に
[、塩化メチレン、 塩化エチレン」 を挿入

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二種類の重合体ブロックA及びBからなるブロック
    共重合体であって、ブロックAが少なくとも二種の繰り
    返し単位 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル
    基を表す。) からなり、ブロックBが繰り返し単位 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_2は炭素数6〜22のアルキル基、アラル
    キル基又はアリール基のいずれかを表す。 からなる、分子量500〜50,000のポリ(N−ア
    シルエチレンイミン)系ブロック共重合体。 2、ブロックAがランダム共重合体鎖である請求項1記
    載のポリ(N−アシルエチレンイミン)系ブロック共重
    合体。 3、ブロックAが、ブロック共重合体鎖である請求項1
    記載のポリ(N−アシルエチレンイミン)系ブロック共
    重合体。 4、請求項1記載のポリ(N−アシルエチレンイミン)
    系ブロック共重合体からなる界面活性剤。
JP63309588A 1988-12-07 1988-12-07 ポリ(n−アシルエチレンイミン)系ブロック共重合体及びその用途 Pending JPH02155928A (ja)

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JP63309588A Pending JPH02155928A (ja) 1988-12-07 1988-12-07 ポリ(n−アシルエチレンイミン)系ブロック共重合体及びその用途

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JP (1) JPH02155928A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997046657A3 (de) * 1996-06-03 1998-01-15 Basf Ag Verwendung von copolymeren zur erhöhung der lösegeschwindigkeit von teilchenförmigen waschmittelformulierungen in wasser

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WO1997046657A3 (de) * 1996-06-03 1998-01-15 Basf Ag Verwendung von copolymeren zur erhöhung der lösegeschwindigkeit von teilchenförmigen waschmittelformulierungen in wasser

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