JPH02155873A - 電流制御装置、電流制御方法及び電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
電流制御装置、電流制御方法及び電動式パワーステアリング装置Info
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- JPH02155873A JPH02155873A JP63308616A JP30861688A JPH02155873A JP H02155873 A JPH02155873 A JP H02155873A JP 63308616 A JP63308616 A JP 63308616A JP 30861688 A JP30861688 A JP 30861688A JP H02155873 A JPH02155873 A JP H02155873A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 5
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Landscapes
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電動機を駆動するPWM変換器の電流制御装置
に係り、特に、自動車のハンドル操作を電動機で補助す
る電動式パワーステアリング装置のように、高速に応答
し、しがち脈動の少ない電流制御を必要とする装置に用
いて好適なディジタル制御方式の電流制御装置及び電流
制御方法、並びにその電流制御装置を備えた電動式パワ
ーステアリンク装置に関する。
に係り、特に、自動車のハンドル操作を電動機で補助す
る電動式パワーステアリング装置のように、高速に応答
し、しがち脈動の少ない電流制御を必要とする装置に用
いて好適なディジタル制御方式の電流制御装置及び電流
制御方法、並びにその電流制御装置を備えた電動式パワ
ーステアリンク装置に関する。
一般に、PWM変換器のように直流電圧をスイッチング
制御することにより電動機を駆動する装置においては、
電動機を流れる電流はスイッチング動作により脈動を生
じるので、特開昭61−184171号に記載のように
ローパスフィルタにより脈動成分を取除く方法が知られ
ている。しがしなから、ローパスフィルタを用いると検
出の遅れが生じるため、電流制御系の応答を上げること
かできない。
制御することにより電動機を駆動する装置においては、
電動機を流れる電流はスイッチング動作により脈動を生
じるので、特開昭61−184171号に記載のように
ローパスフィルタにより脈動成分を取除く方法が知られ
ている。しがしなから、ローパスフィルタを用いると検
出の遅れが生じるため、電流制御系の応答を上げること
かできない。
一方、従来、電流検出の遅れを生じるローパスフィルタ
を用いることなく、脈動成分を取除いた電流を得る方法
として、例えば、特開昭58−198165号、特開昭
61−109469号、特願昭61−222163号に
記載のように、スイッチング動作の基準となる搬送波信
号に同期したタイミングでPWM変換器の電流を検出す
る方法かある。この方法により、脈動する電流の瞬時値
がほぼ電流の平均値となる時点で電流検出かできるため
、ローパスフィルタを用いることなく、脈動成分のない
電流を瞬時に得られ、電流制御の応答を上げることかで
きる。
を用いることなく、脈動成分を取除いた電流を得る方法
として、例えば、特開昭58−198165号、特開昭
61−109469号、特願昭61−222163号に
記載のように、スイッチング動作の基準となる搬送波信
号に同期したタイミングでPWM変換器の電流を検出す
る方法かある。この方法により、脈動する電流の瞬時値
がほぼ電流の平均値となる時点で電流検出かできるため
、ローパスフィルタを用いることなく、脈動成分のない
電流を瞬時に得られ、電流制御の応答を上げることかで
きる。
なお、これらの公知例は搬送波信号に発生する搬送波発
生回路はアナログ回路を念頭においているので、搬送波
信号はいずれの場合も三角波状の波形である。そのため
、電流検出のタイミングは搬送波信号を直接用い、その
最大値あるいは最小値に同期させればよい。
生回路はアナログ回路を念頭においているので、搬送波
信号はいずれの場合も三角波状の波形である。そのため
、電流検出のタイミングは搬送波信号を直接用い、その
最大値あるいは最小値に同期させればよい。
しかしながら、ディジタル回路を用いて搬送波発生回路
を構成する場合、アップダウンカウンタを用いなければ
ならない三角波状の搬送波信号の方がゲート数か少なく
、回路が簡単になる。特に、ワンチップマイクロコンピ
ュータではゲート双を空く博しなければならないので、
PWM発生用の搬送波信号は鋸歯状の波形一般的である
。例えば、インテル社(米国)製のワンチップマイクロ
コンピュータ8096日立製作所のワンチップマイクロ
コンピュータH81532などか挙げられる。
を構成する場合、アップダウンカウンタを用いなければ
ならない三角波状の搬送波信号の方がゲート数か少なく
、回路が簡単になる。特に、ワンチップマイクロコンピ
ュータではゲート双を空く博しなければならないので、
PWM発生用の搬送波信号は鋸歯状の波形一般的である
。例えば、インテル社(米国)製のワンチップマイクロ
コンピュータ8096日立製作所のワンチップマイクロ
コンピュータH81532などか挙げられる。
このようなディジタル回路を用いた場合、搬送波だけに
同期したタイミングで電流を検出しても、電流の平均値
を得ることはできない。即ち、上記従来技術は鋸歯状の
搬送波信号を用いるときの考慮がされていない。
同期したタイミングで電流を検出しても、電流の平均値
を得ることはできない。即ち、上記従来技術は鋸歯状の
搬送波信号を用いるときの考慮がされていない。
そこで、本発明の目的は、ディジタル回路に適した鋸歯
状の搬送波信号を用いなPWM変換器において、脈動す
る電流の中から平均値とほぼ一致する電流の瞬時値を検
出し、電流制御系の応答性を高めることのできる電流制
御装置及び方法を提供することである。
状の搬送波信号を用いなPWM変換器において、脈動す
る電流の中から平均値とほぼ一致する電流の瞬時値を検
出し、電流制御系の応答性を高めることのできる電流制
御装置及び方法を提供することである。
また、高速のトルク制御を必要とする電動式パワーステ
アリング装置では、従来、電流制御系の応答性が遅いた
め、特公昭63−19386号記載のように、操舵トル
クの微分ゲインを大きくして電流制御系の遅れを補償す
る方法や、特開昭61184171号記載のように、電
流検出値はフィードバック制御に用いず過電流補償用に
用いる方法がとられている。しかしながら、前者は微分
ゲインを大きくするため、ノイズの少ないトルク検出器
を使用しなければならず、後者は電流が制御的には開ル
ープになるため、電動機の逆起電力やパラメータ変動に
対する補償ができないという問題点があった。
アリング装置では、従来、電流制御系の応答性が遅いた
め、特公昭63−19386号記載のように、操舵トル
クの微分ゲインを大きくして電流制御系の遅れを補償す
る方法や、特開昭61184171号記載のように、電
流検出値はフィードバック制御に用いず過電流補償用に
用いる方法がとられている。しかしながら、前者は微分
ゲインを大きくするため、ノイズの少ないトルク検出器
を使用しなければならず、後者は電流が制御的には開ル
ープになるため、電動機の逆起電力やパラメータ変動に
対する補償ができないという問題点があった。
そこで、本発明の第2の目的は、電流制御系の応答性を
高め、操舵トルクの微分ゲインを小さくすることのでき
る電動式パワーステアリング装置を提供することである
。
高め、操舵トルクの微分ゲインを小さくすることのでき
る電動式パワーステアリング装置を提供することである
。
上記の2つの目的は、いずれも、PWM変換器を駆動す
るための第1のPWM発生回路の他に、鋸歯状の搬送波
信号と電圧指令値以下の電流検出用電圧値とを比較して
第2のPWM信号を得る第2のPWM発生回路を設け、
電流検出回路を、この第2のPWM信号に同期したタイ
ミングで電流を検出するように構成することにより達成
される。
るための第1のPWM発生回路の他に、鋸歯状の搬送波
信号と電圧指令値以下の電流検出用電圧値とを比較して
第2のPWM信号を得る第2のPWM発生回路を設け、
電流検出回路を、この第2のPWM信号に同期したタイ
ミングで電流を検出するように構成することにより達成
される。
また、上記2つの目的は、電圧指令値から、この電圧指
令値の1/2近傍の値をとる演算と、該電圧指令値と搬
送波信号の最大値との平均値をとる演算の少なくとも一
方の演算を行い、少なくとも1つの電流検出用電圧値を
得る第1の手段と、搬送波信号と電流検出用電圧値とを
比較して電流検出用パルス信号を得る第2の手段とを設
け、電流検出回路を、電流検出用パルス信号に同期した
タイミングで電流を検出するように構成することによっ
て達成される。
令値の1/2近傍の値をとる演算と、該電圧指令値と搬
送波信号の最大値との平均値をとる演算の少なくとも一
方の演算を行い、少なくとも1つの電流検出用電圧値を
得る第1の手段と、搬送波信号と電流検出用電圧値とを
比較して電流検出用パルス信号を得る第2の手段とを設
け、電流検出回路を、電流検出用パルス信号に同期した
タイミングで電流を検出するように構成することによっ
て達成される。
このように構成された本発明において、第1のPWM発
生回路では、電圧指令値と鋸歯状の搬送波信号を比較し
、電圧指令値が搬送波信号以上のときにはPWM信号(
第1のPWM信号)をオフし、それ以外のときにはPW
M信号をオフするように動作する。このPWM信号によ
りPWM変換器ではスイッチング動作が行われ、それに
応じてPWM変換器を流れる電流は脈動する。即ち、P
WM信号がオンのとき、電流は徐々に大きくなっていく
。また、第2のPWM発生回路は、上記の電圧指令値以
下の電流検出用電圧値と上記鋸歯状の搬送波信号を比較
して、この電流検出用電圧値が搬送波信号以上のときに
はPWM信号(第2のPWM信号)をオンにし、それ以
下のときにはPWM信号をオフするように動作する。こ
こで、この第2のPWM信号かオンからオフに立ち下が
るタイミングは、前記電流検出用電圧値を電圧指令値の
約1/2の値とした場合には、上記体々に大きくなる電
流の瞬時値がその平均値とほぼ一致するときに同期する
。従って、このPWM信号がオンからオフに立ち下る時
点で電流検出を行うことにより、電流はほぼ平均値で、
しかも脈動のないものを瞬時に得ることができ、電流制
御系の応答性を高めることかできる。
生回路では、電圧指令値と鋸歯状の搬送波信号を比較し
、電圧指令値が搬送波信号以上のときにはPWM信号(
第1のPWM信号)をオフし、それ以外のときにはPW
M信号をオフするように動作する。このPWM信号によ
りPWM変換器ではスイッチング動作が行われ、それに
応じてPWM変換器を流れる電流は脈動する。即ち、P
WM信号がオンのとき、電流は徐々に大きくなっていく
。また、第2のPWM発生回路は、上記の電圧指令値以
下の電流検出用電圧値と上記鋸歯状の搬送波信号を比較
して、この電流検出用電圧値が搬送波信号以上のときに
はPWM信号(第2のPWM信号)をオンにし、それ以
下のときにはPWM信号をオフするように動作する。こ
こで、この第2のPWM信号かオンからオフに立ち下が
るタイミングは、前記電流検出用電圧値を電圧指令値の
約1/2の値とした場合には、上記体々に大きくなる電
流の瞬時値がその平均値とほぼ一致するときに同期する
。従って、このPWM信号がオンからオフに立ち下る時
点で電流検出を行うことにより、電流はほぼ平均値で、
しかも脈動のないものを瞬時に得ることができ、電流制
御系の応答性を高めることかできる。
ところで、電動機を流れる電流は、第1のPWM信号か
オンのとき徐々に大きくなるが、オフのときに徐々に小
さくなる。従って、その電流の瞬時値がその平均値とほ
ぼ一致するのは、第1のPWM信号のオン期間中たけで
なく、オフ期間中にもある。そこで、電流検出のタイミ
ングを決める電流検出用電圧値としては、電圧指令値以
上の値である該電圧指令値と搬送波信号の最大値との平
均値を演算してもよく、この場合には、第2のPI3 WM発生回路で得られる第2のPWM信号がオンからオ
フに立ち下がるタイミングは、上記体々に小さくなる電
流の瞬時値かその平均値とほぼ一致するときに同期する
。従って、この場合も、このPWM信号かオンからオフ
に立ち下る時点で電流検出を行うことにより、電流はほ
ぼ平均値で、しかも脈動のないものを瞬時に得ることか
できる。
オンのとき徐々に大きくなるが、オフのときに徐々に小
さくなる。従って、その電流の瞬時値がその平均値とほ
ぼ一致するのは、第1のPWM信号のオン期間中たけで
なく、オフ期間中にもある。そこで、電流検出のタイミ
ングを決める電流検出用電圧値としては、電圧指令値以
上の値である該電圧指令値と搬送波信号の最大値との平
均値を演算してもよく、この場合には、第2のPI3 WM発生回路で得られる第2のPWM信号がオンからオ
フに立ち下がるタイミングは、上記体々に小さくなる電
流の瞬時値かその平均値とほぼ一致するときに同期する
。従って、この場合も、このPWM信号かオンからオフ
に立ち下る時点で電流検出を行うことにより、電流はほ
ぼ平均値で、しかも脈動のないものを瞬時に得ることか
できる。
また、このようにすることにより、電圧指令値か零ある
いは逆方向になって、第1のPWM信号のオフ期間が続
く場合にも、電流を検出して制御できる。
いは逆方向になって、第1のPWM信号のオフ期間が続
く場合にも、電流を検出して制御できる。
なお、以上は、第1のPWM信号のオン期間とオフ期間
のいずれか一方で電流を検出する場合についてであるか
、第1のPWM信号のオン期間とオフ期間の両方で電流
を検出してもよく、この場合には、より高応答の電流制
御を行うことかできる。
のいずれか一方で電流を検出する場合についてであるか
、第1のPWM信号のオン期間とオフ期間の両方で電流
を検出してもよく、この場合には、より高応答の電流制
御を行うことかできる。
また、以上では、電流検出のタイミングを指示するのに
PWM信号を用いなか、電流検出用電圧値が搬送波信号
以下になる時点を指示できればよいので、その時点に同
期してオン又はオフする他のパルス信号を得るようにし
てもよい。
PWM信号を用いなか、電流検出用電圧値が搬送波信号
以下になる時点を指示できればよいので、その時点に同
期してオン又はオフする他のパルス信号を得るようにし
てもよい。
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明
する。
する。
第1図は電動式パワーステアリング装置に適用したとき
の本発明の一実施例である。運転者かハンドル1を操舵
すると、ハンドル軸2に取付けたトルク検出器3により
操舵トルクτ及び操舵角θ我検出される。また、タイヤ
4aに取り付けられた車速センサ5から車速Vが検出さ
れる。これらの検出された操舵トルクτ、操舵角θ、車
速Vはディジタル制御回路6に入力され、最適な補助力
を発生するための駆動用PWM信号Pa 、 PbPC
、Pdを演算するのに用いられる。次に、PWMブリッ
ジ回路7は駆動用PWM信号Pa、Pb Pc P
dによりバッテリー8の電圧VBをスイッチングして、
電動機電圧■Hを供給する。
の本発明の一実施例である。運転者かハンドル1を操舵
すると、ハンドル軸2に取付けたトルク検出器3により
操舵トルクτ及び操舵角θ我検出される。また、タイヤ
4aに取り付けられた車速センサ5から車速Vが検出さ
れる。これらの検出された操舵トルクτ、操舵角θ、車
速Vはディジタル制御回路6に入力され、最適な補助力
を発生するための駆動用PWM信号Pa 、 PbPC
、Pdを演算するのに用いられる。次に、PWMブリッ
ジ回路7は駆動用PWM信号Pa、Pb Pc P
dによりバッテリー8の電圧VBをスイッチングして、
電動機電圧■Hを供給する。
この電動機電圧■Hにより電動819は駆動され、電動
機電流iHか流れる。この電動機電流iHにより電動機
9からトルクか発生し、ステアリング機構部材10a
10bを通してタイヤ4a 4bを転向する補助力
を発生しているにれにより、運転者か操舵するハンドル
操舵力が小さくてもタイヤ4a、4bを容易に転向する
ことができる。
機電流iHか流れる。この電動機電流iHにより電動機
9からトルクか発生し、ステアリング機構部材10a
10bを通してタイヤ4a 4bを転向する補助力
を発生しているにれにより、運転者か操舵するハンドル
操舵力が小さくてもタイヤ4a、4bを容易に転向する
ことができる。
ここで、電流制御系について詳細に説明する。
まず、電動機電流iHを検出する方法として、第1図で
は、PWMブリッジ回路7のスイッチング素子11a
、llb 、11−c 、lidとしては、通常のFE
T (電界効果トランジスタ)11a11bと電流検出
端子性FETI lc 、1.1.dを用いている。こ
の電流検出端子性FET1]、clldはオンしている
ときには、いずれも電動機電流iHと同じ電流が流れて
るので、そのときの電流検出端子の電圧vic、vid
を計測すれば電動機電流iHを検出できる。そこて、電
流検出端子の電圧vic、vidをディジタル制御回路
6に入力している。
は、PWMブリッジ回路7のスイッチング素子11a
、llb 、11−c 、lidとしては、通常のFE
T (電界効果トランジスタ)11a11bと電流検出
端子性FETI lc 、1.1.dを用いている。こ
の電流検出端子性FET1]、clldはオンしている
ときには、いずれも電動機電流iHと同じ電流が流れて
るので、そのときの電流検出端子の電圧vic、vid
を計測すれば電動機電流iHを検出できる。そこて、電
流検出端子の電圧vic、vidをディジタル制御回路
6に入力している。
次に、ディジタル制御回路6の内部について説明する。
操舵トルクτ、操舵角θ、車速Vを入力とする電流指令
回路12では、これらの入力値に応じて最適な補助トル
クを与えるための電流指令値iRが演算され、減算回路
13に出力される。
回路12では、これらの入力値に応じて最適な補助トル
クを与えるための電流指令値iRが演算され、減算回路
13に出力される。
この減算回路13では、電流指令値iRと後で述べる電
流フィードバック値ifとの偏差iεを計算する。この
偏差j8は電圧指令回路14に入力され、電圧指令値v
Rが演算される。また、搬送波発生回路15はアップカ
ウンタで構成し、鋸歯状の搬送波信号vCを発生する。
流フィードバック値ifとの偏差iεを計算する。この
偏差j8は電圧指令回路14に入力され、電圧指令値v
Rが演算される。また、搬送波発生回路15はアップカ
ウンタで構成し、鋸歯状の搬送波信号vCを発生する。
電圧指令値vRと鋸歯状の搬送波信号vCを入力する第
1のPwM発生回路16では、この両者を虻較し、vR
≧vCのとき制御用PWM信号P1をオン、vR<vC
のとき制御用PWM信号P1をオフするようになってい
る。
1のPwM発生回路16では、この両者を虻較し、vR
≧vCのとき制御用PWM信号P1をオン、vR<vC
のとき制御用PWM信号P1をオフするようになってい
る。
このタイムチャートを第2図に示す。例えば、時刻t1
において搬送波信号vCは0になるなめ、制御用PWM
信号P1はオンし、vR==vCとなる時刻t3を過ぎ
るとPlはオフする。
において搬送波信号vCは0になるなめ、制御用PWM
信号P1はオンし、vR==vCとなる時刻t3を過ぎ
るとPlはオフする。
このような制御用PWM信号P1はPWM切換回路17
に入力される。このPWM切換回路17では、電流指令
回路12から出力される左右切換信号SCに対応する方
向の電動機電流iHが流れるよう駆動用PWM信号Pa
、 Pb 、 Pc 、 Pdを切換える。即ち、左
右切換信号SCに応じて、Pa 、Pdかpb 、pc
のいずれか一組のPWM信号が制御用PWM信号P1に
より動作する8次に、本実施例の特徴である電流の検出
方法について詳細に述べる。PWM変換器7から得られ
る電流検出端子の電圧vic、vidを入力する電流検
出切換回路18では、左右切換信号SCにより電流検出
端子付きFETのうち、オンしている方のFETの電流
検出端子の電圧が選択され、検出電流idとして出力さ
れる。また、比例回路1つは電圧指令値vRを1/2す
るために用いられ、電流検出用電圧vdを出力する。次
に、第2のPWM発生回路20では、電流検出用電圧v
dが鋸歯状の搬送波信号vC以上のときには電流検出用
PWM信号P2をオンし、vd <vCのときにはP2
をオフするように動作する。
に入力される。このPWM切換回路17では、電流指令
回路12から出力される左右切換信号SCに対応する方
向の電動機電流iHが流れるよう駆動用PWM信号Pa
、 Pb 、 Pc 、 Pdを切換える。即ち、左
右切換信号SCに応じて、Pa 、Pdかpb 、pc
のいずれか一組のPWM信号が制御用PWM信号P1に
より動作する8次に、本実施例の特徴である電流の検出
方法について詳細に述べる。PWM変換器7から得られ
る電流検出端子の電圧vic、vidを入力する電流検
出切換回路18では、左右切換信号SCにより電流検出
端子付きFETのうち、オンしている方のFETの電流
検出端子の電圧が選択され、検出電流idとして出力さ
れる。また、比例回路1つは電圧指令値vRを1/2す
るために用いられ、電流検出用電圧vdを出力する。次
に、第2のPWM発生回路20では、電流検出用電圧v
dが鋸歯状の搬送波信号vC以上のときには電流検出用
PWM信号P2をオンし、vd <vCのときにはP2
をオフするように動作する。
第2図にその様子を示す。例えば、時刻t1から時st
2までがオンで、時刻t2から時刻t4までがオフとな
る。そして、電流検出用PWM信号P2がオンからオフ
になるタイミングで検出電流idの値を保持するのが、
サンプルボールド回路21である。この値はA/D変換
器22によりディジタル値である電流フィードバック値
ifとしてフィードバックされる。
2までがオンで、時刻t2から時刻t4までがオフとな
る。そして、電流検出用PWM信号P2がオンからオフ
になるタイミングで検出電流idの値を保持するのが、
サンプルボールド回路21である。この値はA/D変換
器22によりディジタル値である電流フィードバック値
ifとしてフィードバックされる。
このようにすると、第2図がちも分かるように、脈動す
る検出電流idがら電動機電流iHの平均値にほぼ一致
する電流フィードバック値ifを、鋸歯状の搬送波vC
と電圧指令値vRとを用いて瞬時に得ることができる。
る検出電流idがら電動機電流iHの平均値にほぼ一致
する電流フィードバック値ifを、鋸歯状の搬送波vC
と電圧指令値vRとを用いて瞬時に得ることができる。
この脈動のない電流フィードバック値ifを用いれば、
ローパスフィルタを用いる必要がないので、電流制御系
の応答性を高めることができる。従って、操舵トルクの
微分ゲインが小さくても操舵フィーリングのよい電動式
パワーステアリング装置を構成することができる。
ローパスフィルタを用いる必要がないので、電流制御系
の応答性を高めることができる。従って、操舵トルクの
微分ゲインが小さくても操舵フィーリングのよい電動式
パワーステアリング装置を構成することができる。
第3図はPWM発生装置及びA/D変換器を内蔵するワ
ンチップマイクロコンピュータを用いたときの第1図と
異なる他の実施例である。
ンチップマイクロコンピュータを用いたときの第1図と
異なる他の実施例である。
第3図の実施例が第1図の実施例と異なる点はディジタ
ル制御回路6の内部にワンチップマイクロコンピュータ
23を用いていることであり、これについて詳細に説明
する。
ル制御回路6の内部にワンチップマイクロコンピュータ
23を用いていることであり、これについて詳細に説明
する。
ワンチップマイクロコンピュータ23は主演算ユニット
24、PWM=発生回路25a、25b。
24、PWM=発生回路25a、25b。
25c、A/D変換器26から構成されている。
まず、主演算ユニット24における制御演算としては制
御サンプリング時間毎に、第4図の流れ図に示すような
演算が行われる。このサブルーチンが開始されると、ス
テップ101において操舵トルクτ、操舵角θ、車速V
が入力される。次に、ステップ102ではこれらの入力
された値により電流指令値iRが演算される。ステップ
103は後述する電流フィードバック値ifと電流指令
値iRから電圧指令値vRを演算するものである。
御サンプリング時間毎に、第4図の流れ図に示すような
演算が行われる。このサブルーチンが開始されると、ス
テップ101において操舵トルクτ、操舵角θ、車速V
が入力される。次に、ステップ102ではこれらの入力
された値により電流指令値iRが演算される。ステップ
103は後述する電流フィードバック値ifと電流指令
値iRから電圧指令値vRを演算するものである。
そして、ステップ104においては電流指令値iRの方
向に応じて、PWM信号を出すべき方向の電圧指令値v
RaあるいはvRbを出力する。このステツブは第1図
のPWM切換回路17の動作に相当するものである。更
に、ステップ105では、電流検出用PWM信号P2を
出すための電流検出用電圧vdを演算する。基本的には
第1図と同様に、vd =vR/ 2
(1)とすればよいか、本実施例ではワンチップマ
イクロコンピュータ23の割込み機能を用いているため
、次式を用いる。
向に応じて、PWM信号を出すべき方向の電圧指令値v
RaあるいはvRbを出力する。このステツブは第1図
のPWM切換回路17の動作に相当するものである。更
に、ステップ105では、電流検出用PWM信号P2を
出すための電流検出用電圧vdを演算する。基本的には
第1図と同様に、vd =vR/ 2
(1)とすればよいか、本実施例ではワンチップマ
イクロコンピュータ23の割込み機能を用いているため
、次式を用いる。
vd =vR/2−vt (2)ここで、v
tは、割込み信号か起動してから実際にA/D変換か開
始されるまでの遅延時間tdを考慮するためのものであ
る。また、(2)式のvdが0、または負の値のときに
は割込み信号か発生しないので、割込みパルスを発生で
きる最少限の電圧値vlninを考慮しなければならな
い。従って、ステップ105における電流検出用電圧v
(lは次の式で演算する6 上の演算を主演算ユニット24で一定周期毎に行う。
tは、割込み信号か起動してから実際にA/D変換か開
始されるまでの遅延時間tdを考慮するためのものであ
る。また、(2)式のvdが0、または負の値のときに
は割込み信号か発生しないので、割込みパルスを発生で
きる最少限の電圧値vlninを考慮しなければならな
い。従って、ステップ105における電流検出用電圧v
(lは次の式で演算する6 上の演算を主演算ユニット24で一定周期毎に行う。
次に、PWM発生回路25a、25b、25cについて
説明する。それぞれのPWM発生回路では、内蔵された
搬送波発生回路から出力される鋸歯状の搬送波信号と入
力される電圧、即ち、vRa。
説明する。それぞれのPWM発生回路では、内蔵された
搬送波発生回路から出力される鋸歯状の搬送波信号と入
力される電圧、即ち、vRa。
vRb、vdを比較して、それに応じたPWM信号P1
a、 Plb、 P2を発生している。なお、PWM信
号P 1a、 P 1bはそれぞれPWM駆動回路27
a27bに入力され、PWM駆動回路27a、27bに
入力され、PWMブリッジ回路7を駆動する駆動用PW
M信号Pa 、Pb 、Pc 、Pdを得るのに用いら
れる。この点は第1図の実施例と同様の動作をする。
a、 Plb、 P2を発生している。なお、PWM信
号P 1a、 P 1bはそれぞれPWM駆動回路27
a27bに入力され、PWM駆動回路27a、27bに
入力され、PWMブリッジ回路7を駆動する駆動用PW
M信号Pa 、Pb 、Pc 、Pdを得るのに用いら
れる。この点は第1図の実施例と同様の動作をする。
本実施例の特徴であるA/D変換器26の起動方法につ
いて第5図を用いなから説明する。
いて第5図を用いなから説明する。
第3図においてPWM発生回路25Cから出力される電
流検出用PWM信号P2はマイクロコンピュータ23に
ある割込み端子JN丁に入力される。
流検出用PWM信号P2はマイクロコンピュータ23に
ある割込み端子JN丁に入力される。
このPWM信号信号炉2ンからオフに立下がるとき、主
演算ユニット24に割込み信号として検知され、第5図
に示す割込みルーチンの処理が行れる。ステップ201
では、A/D変換器26を起動する起動信号P3か主演
算ユニット24がら発生し、A/D変換器26を起動す
る。このとき、A/D変換器26では、オンしている側
の電流検出端子の電圧、即ち、vicあるいはvidの
値がサンプルホールドされ、A/D変換か開始される。
演算ユニット24に割込み信号として検知され、第5図
に示す割込みルーチンの処理が行れる。ステップ201
では、A/D変換器26を起動する起動信号P3か主演
算ユニット24がら発生し、A/D変換器26を起動す
る。このとき、A/D変換器26では、オンしている側
の電流検出端子の電圧、即ち、vicあるいはvidの
値がサンプルホールドされ、A/D変換か開始される。
割込み信号か発生してからA/D変換開始までの遅延時
間tdは、前述したように、マイクロコンピュータの割
込み機能を用いているなめに考慮しなければならないも
のである。次に、ステップ202では、A/D変換が終
了するまで待機し、A/D変換の終了を確認後、ステッ
プ203に移る。
間tdは、前述したように、マイクロコンピュータの割
込み機能を用いているなめに考慮しなければならないも
のである。次に、ステップ202では、A/D変換が終
了するまで待機し、A/D変換の終了を確認後、ステッ
プ203に移る。
A/D変換された電流検出端子の電圧vicあるいはv
idはPWM信号P1aあるいはPlbがオンのときの
中心の電流、即ち、電動機電流tHの平均値に比例する
ので、これを電流フィードバック値ifとして主演算ユ
ニット24に入力する。この値が第4図のステップ10
3で用いられることによす、主演算ユニット24で演算
される電流制御の応答性を高めることかできるに のように、この実施例を用いれば、ディジタル制御回路
6を既存のPWM発生回路及びA/D変換器を内蔵した
ワンデツプマイクロコンピュータだけで構成できるので
、小型化、低価格化を図ることかできる。特に、この実
施例のように、電動式パワーステアリング装置に適用す
れば、ディジタル制御回路、PWMブリッジ回路を電動
機、ステアリングm構部材に小型一体止できるので、さ
らに低価格なシステムを提供できる。
idはPWM信号P1aあるいはPlbがオンのときの
中心の電流、即ち、電動機電流tHの平均値に比例する
ので、これを電流フィードバック値ifとして主演算ユ
ニット24に入力する。この値が第4図のステップ10
3で用いられることによす、主演算ユニット24で演算
される電流制御の応答性を高めることかできるに のように、この実施例を用いれば、ディジタル制御回路
6を既存のPWM発生回路及びA/D変換器を内蔵した
ワンデツプマイクロコンピュータだけで構成できるので
、小型化、低価格化を図ることかできる。特に、この実
施例のように、電動式パワーステアリング装置に適用す
れば、ディジタル制御回路、PWMブリッジ回路を電動
機、ステアリングm構部材に小型一体止できるので、さ
らに低価格なシステムを提供できる。
第6図は、電動機電流iHの瞬時値から電動機電流の平
均値を検出する他の実施例を示すタイムチャートである
。電動機電流iHの瞬時値を用いた場合、制御用PWM
信号P1のオン期間中だけでなく、オフ期間中にも、電
動機電流iの瞬時値かその平均と一致する。そこで、第
6図の実施例では、電動機電流iHを直接検出し、これ
をサンプルホールド回路21に出力すると共に、電流検
出用信号の決め方を次のようにしている。即ち、電流検
出用電圧vdは電圧指令値vRと搬送波信号vCの最大
値v HAXとの平均値とする。この電流検出用電圧v
dを用いて電流検出用パルス信号P’2を決める。
均値を検出する他の実施例を示すタイムチャートである
。電動機電流iHの瞬時値を用いた場合、制御用PWM
信号P1のオン期間中だけでなく、オフ期間中にも、電
動機電流iの瞬時値かその平均と一致する。そこで、第
6図の実施例では、電動機電流iHを直接検出し、これ
をサンプルホールド回路21に出力すると共に、電流検
出用信号の決め方を次のようにしている。即ち、電流検
出用電圧vdは電圧指令値vRと搬送波信号vCの最大
値v HAXとの平均値とする。この電流検出用電圧v
dを用いて電流検出用パルス信号P’2を決める。
第7図に、第6図の電流検出用パルス信号P’2を演算
するための回路図を示す。この図において、電流検出用
電圧演算回路28で、 vd −(vR+vHAX ) / 2という演算を行
っている。そして、この電流検出用電圧vdと搬送波信
号V、Cを比較し、第2のPWM発生回路20で電流検
出用PWM信号P2を得る。
するための回路図を示す。この図において、電流検出用
電圧演算回路28で、 vd −(vR+vHAX ) / 2という演算を行
っている。そして、この電流検出用電圧vdと搬送波信
号V、Cを比較し、第2のPWM発生回路20で電流検
出用PWM信号P2を得る。
この信号をそのまま検出タイミングを得るために用いる
こともできるが、本実施例では、単安定マルチバイブレ
ータ2つを追加し、電流検出用パルス信号P’2をこれ
により発生している。そして、電流検出用パルス信号P
’2の立ち下がりにより電動機電流iHを検出し、電流
フィードバック値ifを得る。
こともできるが、本実施例では、単安定マルチバイブレ
ータ2つを追加し、電流検出用パルス信号P’2をこれ
により発生している。そして、電流検出用パルス信号P
’2の立ち下がりにより電動機電流iHを検出し、電流
フィードバック値ifを得る。
本実施例では、制御用PWM信号がオフ時に6平均電流
を瞬時に検出することができ、電圧指令値が零、あるい
は逆方向になって、制御用PWM信号のオフ期間が続く
場合にも、電流を検出して制御できる。
を瞬時に検出することができ、電圧指令値が零、あるい
は逆方向になって、制御用PWM信号のオフ期間が続く
場合にも、電流を検出して制御できる。
また、単安定バルチバイプレータ29を用いることによ
り、電流検出用電圧vdがv HAXに非常に近づいて
電流検出用PWM信号が下方にヒゲ状の信号になった場
合にも、一定幅のパルスを確保できるので、電流を安定
に検出できる。
り、電流検出用電圧vdがv HAXに非常に近づいて
電流検出用PWM信号が下方にヒゲ状の信号になった場
合にも、一定幅のパルスを確保できるので、電流を安定
に検出できる。
以上、本発明の詳細な説明したが、電動機を流れる電流
の検出は制御用PWM信号のオン期間とオフ期間の一方
だけではなく、両方で行ってもよく、この場合は、より
高応答の電流制御を得ることができる。
の検出は制御用PWM信号のオン期間とオフ期間の一方
だけではなく、両方で行ってもよく、この場合は、より
高応答の電流制御を得ることができる。
また、スイッチング素子としては、FETだけでなく、
パワートランジスタ、ゲートターンオフサイリスタ、静
電誘導サイリスタ等を用いてもよい。また、電流検出方
法としては、電流検出端子性FETのかわりにシャント
抵抗の電圧降下を検出する方法、電動機電流をホール電
流トランス(CT)を用いる方法などを適用できること
はいうまでもない。
パワートランジスタ、ゲートターンオフサイリスタ、静
電誘導サイリスタ等を用いてもよい。また、電流検出方
法としては、電流検出端子性FETのかわりにシャント
抵抗の電圧降下を検出する方法、電動機電流をホール電
流トランス(CT)を用いる方法などを適用できること
はいうまでもない。
また、マイクロコンピュータ内部においてPwM発生回
路の出力によりA/D変換器の開始を直接設定できる機
能があれば、主演算ユニットの処理を軽減する方法とし
て、その機能を用いてもよい。
路の出力によりA/D変換器の開始を直接設定できる機
能があれば、主演算ユニットの処理を軽減する方法とし
て、その機能を用いてもよい。
本発明によれば、ディジタル制御回路に適した鋸歯状の
搬送波信号を用いると共に、脈動する電流の中から平均
値とほぼ一致する電流瞬時値を検出できるので、電流制
御系の応答を高めることができる。
搬送波信号を用いると共に、脈動する電流の中から平均
値とほぼ一致する電流瞬時値を検出できるので、電流制
御系の応答を高めることができる。
第1図は電動式パワーステアリング装置に適用した本発
明の一実施例による電流制御装置の構成を示す概略図で
あり、第2図はその電流制御装置における電流検出の方
法を示すタイムチャートであり、第3図はワンチップマ
イクロコンピュータを用いた本発明の他の実施例による
電流制御装置を示す概略図であり、第4図はその電流制
御装置の主演算ユニットで行われる電流制御演算の手順
を示すフローチャートであり、第5図は割り込み信号が
発生したときに同主演算ユニットで行われる電流検出処
理の手順を示すフローチャートであり、第6図は本発明
の更に他の実施例による電流制御装置の電流検出方法を
示すタイムチャートであり、第7図はその実施例の電流
検出用パルス信号を演算するための回路を示す図である
。 符号の説明 1・・・ハンドル 4a、4B・・・タイヤ 6・・・ディジタル#11#回路 7・・・PWMブリッジ回路(PWM変換器)9・・・
電動機 10a、10b・・・ステアリングリング機構部材11
c、lid・・・電流検出回路附FET (電流検出回
路) 12・・・電流指令回路 13・・・減算回路(演算回路) 4・・・電圧指令回路(同) 5・・・搬送波発生回路 6・・・第1のPWM発生回路 9・・・比例回路(第1の手段) O・・・第2のPWM発生回路(第2の手段)1・・・
サンプルホールド回路(電流検出回路)8・・・電流検
出用電圧演算回路(第1の手段)9・・・単安定マルチ
バイブレータ(第2の手段)出願人 株式会社 日立
製作所 同 日立オーI〜モチイブエンジニアリング株式会
社
明の一実施例による電流制御装置の構成を示す概略図で
あり、第2図はその電流制御装置における電流検出の方
法を示すタイムチャートであり、第3図はワンチップマ
イクロコンピュータを用いた本発明の他の実施例による
電流制御装置を示す概略図であり、第4図はその電流制
御装置の主演算ユニットで行われる電流制御演算の手順
を示すフローチャートであり、第5図は割り込み信号が
発生したときに同主演算ユニットで行われる電流検出処
理の手順を示すフローチャートであり、第6図は本発明
の更に他の実施例による電流制御装置の電流検出方法を
示すタイムチャートであり、第7図はその実施例の電流
検出用パルス信号を演算するための回路を示す図である
。 符号の説明 1・・・ハンドル 4a、4B・・・タイヤ 6・・・ディジタル#11#回路 7・・・PWMブリッジ回路(PWM変換器)9・・・
電動機 10a、10b・・・ステアリングリング機構部材11
c、lid・・・電流検出回路附FET (電流検出回
路) 12・・・電流指令回路 13・・・減算回路(演算回路) 4・・・電圧指令回路(同) 5・・・搬送波発生回路 6・・・第1のPWM発生回路 9・・・比例回路(第1の手段) O・・・第2のPWM発生回路(第2の手段)1・・・
サンプルホールド回路(電流検出回路)8・・・電流検
出用電圧演算回路(第1の手段)9・・・単安定マルチ
バイブレータ(第2の手段)出願人 株式会社 日立
製作所 同 日立オーI〜モチイブエンジニアリング株式会
社
Claims (6)
- (1)搬送波信号を発生する搬送波発生回路と、前記搬
送波信号と電圧指令値とを比較して第1のPWM信号を
得る第1のPWM発生回路と、前記第1のPWM信号に
よりスイッチング制御されるPWM変換器と、該PWM
変換器の出力電圧により駆動される電動機と、前記電動
機を流れる電流を検出する電流検出回路と、該電流検出
回路から得られるフィードバック電流値と電流指令値に
より前記電圧指令値を演算する電圧演算回路とから構成
される電流制御装置において、 前記搬送波発生回路を、前記搬送波信号として鋸歯状の
搬送波信号を発生するように構成すると共に、前記搬送
波信号と前記電圧指令値以下の電流検出用電圧値とを比
較して第2のPWM信号を得る第2のPWM発生回路を
設け、前記電流検出回路を、前記第2のPWM信号に同
期したタイミングで電流を検出するように構成したこと
を特徴とする電流制御装置。 - (2)前記電流検出用電圧値が前記電圧指令値の1/2
近傍の値であることを特徴とする請求項1記載の電流制
御装置。 - (3)前記第1のPWM発生回路、第2のPWM発生回
路及び搬送波発生回路がワンチップマイクロコンピュー
タに内蔵されていることを特徴とする請求項1記載の電
流制御装置。 - (4)ハンドルから操舵力に対応した電流指令値を演算
する電流指令回路と、前記電流指令値とフィードバック
電流値により電圧指令値を演算する電圧指令回路と、搬
送波信号を発生する搬送波発生回路と、前記搬送波信号
と前記電圧指令値とを比較して第1のPWM信号を得る
第1のPWM発生回路と、前記第1のPWM信号により
スイッチング制御されるPWM変換器と、該PWM変換
器の出力電圧により駆動される電動機と、前記電動機を
流れる電流を検出して前記フィードバック電流値とする
電流検出回路と、前記電動機から発生する補助力をタイ
ヤの転舵方向に加えるステアリング機構部材とから構成
される電動式パワーステアリング装置において、 前記搬送波発生回路を、前記搬送波信号として鋸歯状の
搬送波信号を発生するように構成すると共に、前記搬送
波信号と前記電圧指令値以下の電流検出用電圧値とを比
較して第2のPWM信号を得る第2のPWM発生回路を
設け、前記電流検出回路を、前記第2のPWM信号に同
期したタイミングで電流を検出するように構成したこと
を特徴とする電動式パワーステアリング装置。 - (5)搬送波信号を発生する搬送波発生回路と、前記搬
送波信号と電圧指令値とを比較して制御用PWM信号を
得るPWM発生回路と、前記制御用PWM信号によりス
イッチング制御されるPWM変換器と、該PWM変換器
の出力電圧により駆動される電動機と、前記電動機を流
れる電流を検出する電流検出回路と、該電流検出回路か
ら得られるフィードバック電流値と電流指令値により前
記電圧指令値を演算する電圧演算回路とから構成される
電流制御装置において、 前記搬送波発生回路を、前記搬送波信号として鋸歯状の
搬送波信号を発生するように構成すると共に、前記電圧
指令値から、この電圧指令値の1/2近傍の値をとる演
算と、該電圧指令値と前記搬送波信号の最大値との平均
値をとる演算の少なくとも一方の演算を行い、少なくと
も1つの電流検出用電圧値を得る第1の手段と、前記搬
送波信号と前記電流検出用電圧値とを比較して電流検出
用パルス信号を得る第2の手段とを設け、前記電流検出
回路を、前記電流検出用パルス信号に同期したタイミン
グで電流を検出するように構成したことを特徴とする電
流制御装置。 - (6)PWM変換器により駆動される電動機をを流れる
電流を検出してフィードバック信号とし、このフィード
バック信号と電流指令値とにより電圧指令値を演算し、
この電圧指令値と搬送波信号とを比較して制御用PWM
信号を作り、この制御用PWM信号により前記PWM変
換器をスイッチング制御するPWM変換器の電流制御方
法において、 前記搬送波信号を鋸歯状の搬送波信号とすると共に、前
記電圧指令値から、この電圧指令値の1/2近傍の値を
とる演算と、該電圧指令値と前記搬送波信号の最大値と
の平均値をとる演算の少なくとも一方の演算を行って少
なくとも1つの電流検出用電圧値を得、前記搬送波信号
とこの電流検出用電圧値とを比較して電流検出用パルス
信号を作り、この電流検出用パルス信号に同期したタイ
ミングで前記PWM発生回路を流れる電流を検出するこ
とを特徴とする電流制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30861688A JPH0818565B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 電流制御装置、電流制御方法及び電動式パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30861688A JPH0818565B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 電流制御装置、電流制御方法及び電動式パワーステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02155873A true JPH02155873A (ja) | 1990-06-14 |
JPH0818565B2 JPH0818565B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=17983191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30861688A Expired - Lifetime JPH0818565B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 電流制御装置、電流制御方法及び電動式パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818565B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0633776U (ja) * | 1992-10-09 | 1994-05-06 | 光洋精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
JPH06173049A (ja) * | 1992-03-31 | 1994-06-21 | Toshiba Corp | 洗浄方法 |
EP1662647A2 (en) * | 2004-11-30 | 2006-05-31 | NSK Ltd., | Power steering control device and power steering control method |
JP2007112416A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-05-10 | Jtekt Corp | 車両用操舵装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101509805B1 (ko) * | 2009-11-27 | 2015-04-06 | 현대자동차주식회사 | 차량용 전류 제어 회로 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59130781A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 電動パワ−ステアリング装置 |
JPS614467A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-10 | Fuji Electric Co Ltd | 負荷電流制御装置における負荷電流の検出方式 |
JPS61217801A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-09-27 | Toyoda Mach Works Ltd | コンピユ−タによるアクチユエ−タ制御装置 |
JPS63161899A (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-05 | Yokogawa Electric Corp | サ−ボモ−タの駆動回路 |
JPS63247165A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-13 | Omron Tateisi Electronics Co | モ−タ駆動装置 |
-
1988
- 1988-12-06 JP JP30861688A patent/JPH0818565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
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JPS59130781A (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 電動パワ−ステアリング装置 |
JPS614467A (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-10 | Fuji Electric Co Ltd | 負荷電流制御装置における負荷電流の検出方式 |
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JPS63247165A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-13 | Omron Tateisi Electronics Co | モ−タ駆動装置 |
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JPH06173049A (ja) * | 1992-03-31 | 1994-06-21 | Toshiba Corp | 洗浄方法 |
JPH0633776U (ja) * | 1992-10-09 | 1994-05-06 | 光洋精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
EP1662647A2 (en) * | 2004-11-30 | 2006-05-31 | NSK Ltd., | Power steering control device and power steering control method |
EP1662647A3 (en) * | 2004-11-30 | 2008-03-26 | NSK Ltd., | Power steering control device and power steering control method |
JP2007112416A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-05-10 | Jtekt Corp | 車両用操舵装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0818565B2 (ja) | 1996-02-28 |
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