JPH02155722A - 非真円形筒体の製造方法 - Google Patents

非真円形筒体の製造方法

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Publication number
JPH02155722A
JPH02155722A JP63312449A JP31244988A JPH02155722A JP H02155722 A JPH02155722 A JP H02155722A JP 63312449 A JP63312449 A JP 63312449A JP 31244988 A JP31244988 A JP 31244988A JP H02155722 A JPH02155722 A JP H02155722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prepreg sheet
tape
molding space
synthetic resin
vacuum bagging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63312449A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Tokuda
徳田 清
Teruki Kawazu
河津 輝樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIYOUSHIYUUYA TSURIGUTEN KK
Original Assignee
JIYOUSHIYUUYA TSURIGUTEN KK
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Publication date
Application filed by JIYOUSHIYUUYA TSURIGUTEN KK filed Critical JIYOUSHIYUUYA TSURIGUTEN KK
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Publication of JPH02155722A publication Critical patent/JPH02155722A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fishing Rods (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えば釣竿やゴルフクラブのシャフト等に使用
されるような筒体であって、特に非真円形体の製造方法
に関するものである。
〔従来技術〕
一般的に釣竿やゴルフクラブのシャフト等に使用される
ような比較的小径で長尺な筒体では靭性並びに曲撓時の
方向安定性が要求され、この要求に応えるために筒体の
断面形状を多角形にしたり楕円形等の非真円形にしたも
のか−・部で使用されているが、この種の非真円形筒体
を製造する方法として、例えば特開昭62−28232
号公報や特開昭62−28231号公報に示されている
方法が知られている。
この従来方法は、断面が円形の芯金の外周面にプリプレ
グと、プリプレグの外周面にテープを1巻着し、これを
外型の非真円形の成形空間に入れて外型を加圧・加熱し
た後、テープ及び芯金を除去して外周面の形状が非真円
形の筒体を製造する方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記公報に記載された外周面が非真円形の筒体を製造す
る方法では、先ず、芯金の断面形状が円形で有るために
外周面が楕円の場合にはその長径方向に肉が厚く形成さ
れ、また、多角形の場合では角部が厚く形成されてしま
うことから筒体の自重が重くなってしまい、特に1lf
flが必要条件とされる釣竿の軽量ロッドとしては不向
きなものとなってしまうと言う問題があった。
しかも、部分的に肉厚が厚くなる分材料コストも嵩み高
価になってしまうと言う問題もある。
加えて、円形の芯金の外周面に1巻着したプリプレグを
その外方に捲着したテープを介して外型で押圧し、成形
するようにしであるのでプリプレグが芯金に充分に密着
し難く、気泡の混入や密着不良による不良品の発生率が
究めて高くなってしまうと言う問題があった。
また、外径が多角形乃至は楕円であるにもかかわらず、
内径が円形であるので此れを例えば“振り出し式”の釣
竿に使用することが出来ないと言う欠点もある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案されたもので
、肉J¥が一定で軽量にするとともに、気泡の混入によ
る密着不良や強度不足の無い高品質の非真円形筒体を製
造出来る製造方法を提供出来るようにすることを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明に係る非真円形筒体の
製造方法は高強度繊維に合成樹脂を含浸させて形成した
プリプレグシートを断面非真円形の芯金に巻き付けてか
ら、真空バギング処理を行ってプリプレグシートを芯金
に密着させ、その表面にテープを捲着して被加工部材を
形成し、芯金の外径にプリプレグシートとテープの厚さ
を加えた断面非真円形の成形用空間ををする外型の成形
用空間に被加工部材を装着して成形ならびに熱硬化処理
した後、芯金及びテープを除去して非真円形の筒体を得
るようにしたことを特徴とするものである。〔作用〕 先ず、プリプレグシートを断面非真円形の芯金に巻き付
けて真空バギング処理を行うと、プリプレグシートに混
入している気泡が除去され、プリプレグシートは芯金に
確りと密着した状態になる。
次に、芯金に捲着されたプリプレグシートの外周面に捲
かれたテープを介して外型の成形用空間で成形並びに加
熱されて合成樹脂が硬化された後、テープと芯金を除去
されると肉圧が一定で軽く気泡の混入等による密着不良
や強度不足の無い高品質の非真円形の筒体が得られるの
である。
〔実施例〕
以下、本発明に係る非真円形筒体の製造方法を図面に基
づいて説明する。
六角形の筒体を製作する場合、先ず第1図に示すように
高強度繊維シートに予め熱硬化樹脂液を含浸させた形成
したプリプレグシー+−1を断面が六角形をした芯金2
の外周面に多重に捲着する。
次に、プリプレグシートシート1を芯金2の外周面2a
に多重に捲着した状態でこれを真空バギング装置3で真
空バギング処理する。
真空バギング処理に用いられる真空バギング装置3は、
第2図に示すように密閉処理室4と、密閉処理室4内を
真空にする真空ポンプ5とで構成されており、芯金2の
外周面に捲着されたプリプレグシート1がこの密閉処理
室4で真空バギング処理されると、密閉処理室4の真空
によりプリプレグシートlを形成する熱硬化樹脂液及び
高強度繊維シート間に混入している気泡が外方に抜き取
られ、プリプレグシート1は気泡の無い状態で芯金2の
外周面に密着する。
真空バギング処理を終えたプリプレグシート1の外周面
1aにポリエステルチーブ6をその前幅に互って密に捲
き付けて後述する外型7で加工処理される被加工部材8
が形成される。
外型7は、第3図及び第4図に示すように内部に六角の
成形用空間9が形成された2つ割型7a・7bで形成さ
れており、成形用空間9の大きさは、上記被加工部材8
と同径か僅かに小径に形成されている。
そして、外型7を開いて成形用空間9で形を調えながら
被加工部材8を挿入した後、外型7を締め込み、図外の
加熱装置でプリプレグシー1−1の熱硬化樹脂液を硬化
させる。
プリプレグシートlの含浸した熱硬化樹脂液を充分に硬
化させた後、外型7を開いて成形用空間9から被加工部
材8を抜き出し、ポリエステルテープ6及び芯金2を除
去すると、肉厚が一定した六角径の筒体が得られる。
こうして得られた六角形の筒体はその外周面が研磨され
た後、塗装が施されると見た目にも美しく、靭性に冨ん
だ筒体となる。
この筒体は肉厚が一定で内径も六角形に形成されている
ことから従来の振出式の釣竿と同様にその内部に同形状
で小径の筒体を複数内嵌して収納させるようにすると、
第6図に示すような振出式の釣竿lOに利用することが
出来るのである。
尚、図示は省略したが、本発明方法より得られた筒体は
上記した釣竿に利用出来るだけでなく、例えばゴルフク
ラブのシャフトに利用することが出来ることは勿論であ
る。
更に、上記実施例では六角形の筒体を製造する場合につ
いて説明したが、六角形に限らずその他の多角形はもと
より、楕円形の筒体を製造する場合にも本発明方法を実
施することが出来ることは言うまでも無いことである。
〔発明の効果〕
本発明は以上に説明したように構成され作用するので次
の効果を奏する。
即ち、芯金と非加工部材を装着する外型の成形用空間と
がその断面形状が略同様な非真円形に形成されており、
本発明方法により製造された非真円形筒体は肉圧が一定
で軽く釣竿の軽量ロッドの材料として充分に使用するこ
とが出来ると言う利点がある。
しかも、非真円形筒体の肉圧が一定であることからこれ
を製造するための材料も少なくて済み、製造コストも提
言することが出来る。
加えて、円形の芯金の外周面に捲着したプリプレグシー
トは真空バギング処理によりプリプレグシート間の気泡
混入や密着不良が防止されるので不良品発生を無くし、
高品質の非真円形筒体の生産性を大幅に向上させること
が出来るという利点もある。
また、非真円形筒体の外径も内径も同様な形状になるの
で、此の筒体を例えば内外に多重に収納出来るようにし
た“振り出し弐”の釣竿にも使用することが出来ると言
う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明方法による六角形状の筒体を
製造する手順を示すもので、第1図は芯金にプリプレグ
シー1・を捲着する工程の斜視図、第2図は真空バギン
グ装置の概略を示す縦断面図、第3図はプリプレグシー
トの外周面にテープを捲着する工程の斜視図、第4図は
外型の分解斜視図、第5図は外型で加工している状態の
縦断正面図であり、第6図は本発明方法で得られた筒体
を使用した釣竿の斜視図である。 1・・・プリプレグシート、2・・・芯金、6・・テー
プ、7・・・外型、8・・・被加工部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高強度繊維に合成樹脂を含浸させて形成したプリ
    プレグシートを断面非真円形の芯金に巻き付けてから、
    真空バギング処理を行ってプリプレグシートを芯金に密
    着させ、その表面にテープを捲着して被加工部材を形成
    し、芯金の外径にプリプレグシートとテープの厚さを加
    えた断面非真円形の成形用空間を有する外型の成形用空
    間に被加工部材を装着して成形ならびに熱硬化処理した
    後、芯金及びテープを除去して非真円形の筒体を得るよ
    うにしたことを特徴とする非真円形筒体の製造方法。
JP63312449A 1988-12-09 1988-12-09 非真円形筒体の製造方法 Pending JPH02155722A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7833455B2 (en) 2001-03-29 2010-11-16 Nippon Oil Corporation Robot hand member and method of producing the same
JP2017114120A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 翁慶隆 複合材料チューブの作製方法とその装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56144925A (en) * 1980-04-15 1981-11-11 Orimupitsuku:Kk Manufacture of curved laminated tube
JPS6292833A (ja) * 1985-10-19 1987-04-28 Nitto Boseki Co Ltd 湾曲した連続繊維強化樹脂管の製造法

Patent Citations (2)

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