JPS6228230A - ロケツトノズル素材の製造方法 - Google Patents
ロケツトノズル素材の製造方法Info
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- JPS6228230A JPS6228230A JP60167505A JP16750585A JPS6228230A JP S6228230 A JPS6228230 A JP S6228230A JP 60167505 A JP60167505 A JP 60167505A JP 16750585 A JP16750585 A JP 16750585A JP S6228230 A JPS6228230 A JP S6228230A
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- Japan
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- rocket nozzle
- rubber
- prepreg material
- jig
- prepreg
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
し発明の目的」
(産業上の利用分野)
この発明は、ロケットノズル素材の製造方法に関するも
のである。
のである。
(従来の技術)
従来におけるロケットノズル素材の製造方法としては、
例えば第12図〜第15図に示すようなものがあった。
例えば第12図〜第15図に示すようなものがあった。
第12図中の符号1は治具であって、この治具1は、ロ
ケットノズル素材の内面形状に対応する雌型部分Aを有
し、最も小径のノズルスロート成形部分Bで分割できる
ようにしである。
ケットノズル素材の内面形状に対応する雌型部分Aを有
し、最も小径のノズルスロート成形部分Bで分割できる
ようにしである。
上記の治具1を用いてロケットノズル素材を製造するに
は、まず第12図に示す如く治具1の雌型部分Aにプリ
プレグ材(炭素ms等から成るクロスに硬化剤、充填材
を混合した熱硬化性樹脂を含浸したもの)2を積層し、
次いで第13図に示すように、シュリンクテープ3を巻
付けて前記プレプレグ材2を保持する。こののち、第1
4図に示すように、シュリンクテープ3をフッ素樹脂製
のシート4で被覆し、さらに前記シート4をブリータフ
ロス5で被覆して第15図に示す如くゴムバッグ100
を装着する。なお、前記シート4およびブリーダクロス
5は、プリプレグ材2からゴムバッグ100を外す際に
円滑性をもたせるために用いる。
は、まず第12図に示す如く治具1の雌型部分Aにプリ
プレグ材(炭素ms等から成るクロスに硬化剤、充填材
を混合した熱硬化性樹脂を含浸したもの)2を積層し、
次いで第13図に示すように、シュリンクテープ3を巻
付けて前記プレプレグ材2を保持する。こののち、第1
4図に示すように、シュリンクテープ3をフッ素樹脂製
のシート4で被覆し、さらに前記シート4をブリータフ
ロス5で被覆して第15図に示す如くゴムバッグ100
を装着する。なお、前記シート4およびブリーダクロス
5は、プリプレグ材2からゴムバッグ100を外す際に
円滑性をもたせるために用いる。
前記ゴムバッグ100は、第16図に示すように、治具
1の形状(仮想線で示す)に略対応する中空状を成すも
ので、雌型部分Aの外径よりもやや大きい内径寸法を有
している。このゴムバッグ100を治具1に装着したの
ちには、当該ゴムバッグ100の両端部分をスチールバ
ンド6.6で締め付け、そのあと、内部を減圧してプリ
プレグ材2を治具1の軸芯方向に圧縮し、さらに、熱処
理を施して前記プリプレグ材2を臓維強化プラスチック
状態の硬化成形体にする。そしてさらに、前記硬化成形
体を加熱して炭化処理するのに続いて、より高温の加熱
で黒鉛化処理を施し、こののち、ピッチ材の含浸、前記
炭化処理および黒鉛化処理を繰り返し行うことによって
炭素・炭素複合材となったロケットノズル素材を得る。
1の形状(仮想線で示す)に略対応する中空状を成すも
ので、雌型部分Aの外径よりもやや大きい内径寸法を有
している。このゴムバッグ100を治具1に装着したの
ちには、当該ゴムバッグ100の両端部分をスチールバ
ンド6.6で締め付け、そのあと、内部を減圧してプリ
プレグ材2を治具1の軸芯方向に圧縮し、さらに、熱処
理を施して前記プリプレグ材2を臓維強化プラスチック
状態の硬化成形体にする。そしてさらに、前記硬化成形
体を加熱して炭化処理するのに続いて、より高温の加熱
で黒鉛化処理を施し、こののち、ピッチ材の含浸、前記
炭化処理および黒鉛化処理を繰り返し行うことによって
炭素・炭素複合材となったロケットノズル素材を得る。
なお、このようにして得られたロケットノズル素材をF
JJn++bで形成したロケットノズルは、ノズルスロ
ート部やチャンバーへの取付部が一体で形成されるため
、構造上の強度に潰れ、生産性の向上を図ることが可f
財である。
JJn++bで形成したロケットノズルは、ノズルスロ
ート部やチャンバーへの取付部が一体で形成されるため
、構造上の強度に潰れ、生産性の向上を図ることが可f
財である。
また、上記の製造方法は、公知の廠雅強化プラスチック
製品の製造方法に基づくもので、例えば1日本航空宇宙
学会編・航空宇宙工学便覧 増補版(昭和58年4月九
再発行)第966頁」などにも示されている。
製品の製造方法に基づくもので、例えば1日本航空宇宙
学会編・航空宇宙工学便覧 増補版(昭和58年4月九
再発行)第966頁」などにも示されている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、上記した従来のロケットノズル素材の製造方
法にあっては、プリプレグ材2とゴム/ヘッダ100と
の間に、シュリンクテープ3゜シート4およびブリーダ
クロス5を介在させるだけであるため、必然的に治具1
の形状に対応したゴムバッグ100を用いているが、こ
のような形状の場合、ノズルスロート部に相当する小径
部100a(第16図参照〕が伸展し難いことがら装着
作業を困難なものにしていた。また、シュリンクテープ
3.シート4およびブリーダクロス5は、単にプリプレ
グ材2の保持やゴムバッグ・ 100の取外しの円滑
化を図ったものであることから、従来の製造方法にあっ
ては、減圧時におけるゴムバッグ100の収縮がプリプ
レグ材2に直受作用し易い、このため、第17図に示す
ように、ロケットノズル素材M1に、ゴムバッグ100
の収縮によって深いしわCが集中的に生じることがある
という問題点があり、その結果、ロケットノズル素材M
1をロケットノズルNの形状に切削する際に蛇行した繊
維を切断し、強度を損うという問題があった。
法にあっては、プリプレグ材2とゴム/ヘッダ100と
の間に、シュリンクテープ3゜シート4およびブリーダ
クロス5を介在させるだけであるため、必然的に治具1
の形状に対応したゴムバッグ100を用いているが、こ
のような形状の場合、ノズルスロート部に相当する小径
部100a(第16図参照〕が伸展し難いことがら装着
作業を困難なものにしていた。また、シュリンクテープ
3.シート4およびブリーダクロス5は、単にプリプレ
グ材2の保持やゴムバッグ・ 100の取外しの円滑
化を図ったものであることから、従来の製造方法にあっ
ては、減圧時におけるゴムバッグ100の収縮がプリプ
レグ材2に直受作用し易い、このため、第17図に示す
ように、ロケットノズル素材M1に、ゴムバッグ100
の収縮によって深いしわCが集中的に生じることがある
という問題点があり、その結果、ロケットノズル素材M
1をロケットノズルNの形状に切削する際に蛇行した繊
維を切断し、強度を損うという問題があった。
この発明は、このような問題点に着目して成されたもの
で、作業性が艮<、mm配向状態の良い健全なロケット
ノズル素材を形成することができるロケットノズル素材
の製造方法を提供することを目的としている。
で、作業性が艮<、mm配向状態の良い健全なロケット
ノズル素材を形成することができるロケットノズル素材
の製造方法を提供することを目的としている。
し発明の構成」
(問題点を解決するための手段)
この発明によるロケットノズル素材の製造方法は、ロケ
ットノズル素材の形状に対応する治具の外周にプリプレ
グ材を積層したのち、前記プリプレグ材の外周面に、緑
または帯状のゴムを張力をかけながら円周方向に巻付け
、次いで前記治具の外周側にゴムバッグを装着したのち
、前記ゴムバッグ内を減圧してプリプレグ材を圧縮し、
ロケットノズル素材を形成することを特徴と17ている
。なお、上記構成の場合、プリプレグ材の外周に、軸方
向に沿った線状部材を円周上に所足間隔で設けたのち、
ゴムを巻付けることもあり、この場合の線状部材の断面
寸法は、ロケットノズル素材において後に除去される部
分に痕跡を残す程度とする。また、線または帯状を成す
ゴムは、とくに、ノズルスロート部等のくびれだ部分に
多く巻付け、その外形が他の部分と略直線状に連なるよ
うにすることが望ましい。
ットノズル素材の形状に対応する治具の外周にプリプレ
グ材を積層したのち、前記プリプレグ材の外周面に、緑
または帯状のゴムを張力をかけながら円周方向に巻付け
、次いで前記治具の外周側にゴムバッグを装着したのち
、前記ゴムバッグ内を減圧してプリプレグ材を圧縮し、
ロケットノズル素材を形成することを特徴と17ている
。なお、上記構成の場合、プリプレグ材の外周に、軸方
向に沿った線状部材を円周上に所足間隔で設けたのち、
ゴムを巻付けることもあり、この場合の線状部材の断面
寸法は、ロケットノズル素材において後に除去される部
分に痕跡を残す程度とする。また、線または帯状を成す
ゴムは、とくに、ノズルスロート部等のくびれだ部分に
多く巻付け、その外形が他の部分と略直線状に連なるよ
うにすることが望ましい。
(実施例)
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜詔11図は、この発明の一実施例を説明する図
であって、第1図は、この発明の製造方法によって得ら
れたロケットノズル素材を仕玉げ力U工して最終的に形
成されるロケットノズルNを示しており、このロケット
ノズルNは、一端側にくびれた状態のノズルスロート部
Tを有すると共に、円筒形状の直線部Stを連続して有
し、さらに、他端側に直線部Stの直’(kを徐々に拡
大するノズルスカート部Skを有している。
であって、第1図は、この発明の製造方法によって得ら
れたロケットノズル素材を仕玉げ力U工して最終的に形
成されるロケットノズルNを示しており、このロケット
ノズルNは、一端側にくびれた状態のノズルスロート部
Tを有すると共に、円筒形状の直線部Stを連続して有
し、さらに、他端側に直線部Stの直’(kを徐々に拡
大するノズルスカート部Skを有している。
!1182図は、この発明の一叉施例に用いる治具を説
明する図である。
明する図である。
すなわち、治具1は、ノズル尾部側(図中左側)の第1
治具10とノズル先端側(図中右側)の第2治具11と
から成るもので、最も小径であるノズルスロート成形部
分BでWc[してあり、この状態でロケットノズル素材
の内面形状に対応する雌型部分Aを形成している。前記
第1治具10および第2治具11は、第2治具11の軸
芯に形成した挿通孔11aにワッシャ12を介して連結
ポルト13を挿通し、この連結ポルト13を第1治具1
0のめねじ孔10aにねじ込むことによって連結しであ
る。また、前記第1治具10および第2治具11は、連
結状態における各端部にフランジ部10b、llbを有
しており、この各フランジ部10b、llbと雌型部分
Aとの間に、円筒部材14.15およびリング状のスペ
ーサ16.17を装看し、各円筒部材14.15を夫々
のフランジ部iob、tibに設けたボルト18.19
で固定している。このとさ、第1治具10にあっては、
当該第1治具10の外周面と円筒部材14およびスペー
サ16の内周面との間にわずかな隙間20が設けてあり
、この隙間20は、第1治具10の端面に開口する排気
孔21に連通している。
治具10とノズル先端側(図中右側)の第2治具11と
から成るもので、最も小径であるノズルスロート成形部
分BでWc[してあり、この状態でロケットノズル素材
の内面形状に対応する雌型部分Aを形成している。前記
第1治具10および第2治具11は、第2治具11の軸
芯に形成した挿通孔11aにワッシャ12を介して連結
ポルト13を挿通し、この連結ポルト13を第1治具1
0のめねじ孔10aにねじ込むことによって連結しであ
る。また、前記第1治具10および第2治具11は、連
結状態における各端部にフランジ部10b、llbを有
しており、この各フランジ部10b、llbと雌型部分
Aとの間に、円筒部材14.15およびリング状のスペ
ーサ16.17を装看し、各円筒部材14.15を夫々
のフランジ部iob、tibに設けたボルト18.19
で固定している。このとさ、第1治具10にあっては、
当該第1治具10の外周面と円筒部材14およびスペー
サ16の内周面との間にわずかな隙間20が設けてあり
、この隙間20は、第1治具10の端面に開口する排気
孔21に連通している。
なお、第1治AIOおよび第2治具11と各円筒部材1
4.15との間、前記第1治具10と第2治具11との
接続部分には、Oリング22が装着してあり、各円筒部
材14.15の外周面には、後記するゴムバッグとの密
君性を高めるための多数の細かい溝14a、15aが形
成しである。
4.15との間、前記第1治具10と第2治具11との
接続部分には、Oリング22が装着してあり、各円筒部
材14.15の外周面には、後記するゴムバッグとの密
君性を高めるための多数の細かい溝14a、15aが形
成しである。
次に、上記の治具1を用いてロケットノズル素材を製造
する過程を説明する。なお、第3図〜第10図にあって
は、治fIL、1を略図化している。
する過程を説明する。なお、第3図〜第10図にあって
は、治fIL、1を略図化している。
まず、第3図に示すように、冶A1の雌型部分Aにプリ
プレグ材2を積層する。このプリプレグ材2は、スペー
サ16.17(第2図参照)の外周と連なる程度の厚さ
になるまでほぼ均一に積層される。次に、第4図に示す
ように、プリプレグ材2の外周全体にシュリンクテープ
3を巻付けて前記プリプレグ材2を保持したのちには、
第5図(a)(b)に示すように、ゴム製の線状部材7
を軸方向の外形に沿って設け、そのおと第6図に示すよ
うに、線状のゴム8を一定の張力をかけながら円周方向
に巻付ける。
プレグ材2を積層する。このプリプレグ材2は、スペー
サ16.17(第2図参照)の外周と連なる程度の厚さ
になるまでほぼ均一に積層される。次に、第4図に示す
ように、プリプレグ材2の外周全体にシュリンクテープ
3を巻付けて前記プリプレグ材2を保持したのちには、
第5図(a)(b)に示すように、ゴム製の線状部材7
を軸方向の外形に沿って設け、そのおと第6図に示すよ
うに、線状のゴム8を一定の張力をかけながら円周方向
に巻付ける。
ここで、前記線状部材7は、後にロケットノズル素材か
ら切削される外周部分に1[#を残す程度の断面寸法を
有しており、プリプレグ材2の外周に所定の間隔で複数
設ける。また、ゴム8は、プリプレグ材2の外周全域に
巻付けるとともに、ノズルスロート部のくびれだ外周に
多く巻付け、その外形が直!1lit部と略直線状に連
なるようにしである。なお、前記線状部材7は、ゴムの
他、軟質のワイヤーなどを使用しても良く、とくに限定
されることはない。
ら切削される外周部分に1[#を残す程度の断面寸法を
有しており、プリプレグ材2の外周に所定の間隔で複数
設ける。また、ゴム8は、プリプレグ材2の外周全域に
巻付けるとともに、ノズルスロート部のくびれだ外周に
多く巻付け、その外形が直!1lit部と略直線状に連
なるようにしである。なお、前記線状部材7は、ゴムの
他、軟質のワイヤーなどを使用しても良く、とくに限定
されることはない。
続いて、第7図に示すように、ゴム8の外周側をフッ素
樹脂製のシート4で被覆してから前記シート4をプリー
ダクロス5で被覆したのちには、第8図に示すように、
治具1の外周側はぼ全体にゴムバッグ9を装看し、ざら
にゴム/ヘッダ9の両端部をスチールバンド6.6で治
具1側へ締め付ける。ここで、前記ゴムバッグ9は、第
8図に示すように、ノズルスカート部分に対応するテー
バ部9aを境にして大径部9bと小径部9Cとを有して
おり、前記大径部9bおよび小径部9Cは、第1治具1
0および第2治具11に設けた各々の円筒部材14.1
5の外形よりも小さい直径を有している。つまり、前述
したように、ノズルスロート部と直線部との外形が略直
線状に連なる如くゴム8を巻付けておけば、上記した形
状のゴムバッグ9を用いることが可能となり、雌型部分
Aの形状に対応したゴムバッグ100(第16図参照)
を用いる場合に比べて装着作業がきわめて容易になる。
樹脂製のシート4で被覆してから前記シート4をプリー
ダクロス5で被覆したのちには、第8図に示すように、
治具1の外周側はぼ全体にゴムバッグ9を装看し、ざら
にゴム/ヘッダ9の両端部をスチールバンド6.6で治
具1側へ締め付ける。ここで、前記ゴムバッグ9は、第
8図に示すように、ノズルスカート部分に対応するテー
バ部9aを境にして大径部9bと小径部9Cとを有して
おり、前記大径部9bおよび小径部9Cは、第1治具1
0および第2治具11に設けた各々の円筒部材14.1
5の外形よりも小さい直径を有している。つまり、前述
したように、ノズルスロート部と直線部との外形が略直
線状に連なる如くゴム8を巻付けておけば、上記した形
状のゴムバッグ9を用いることが可能となり、雌型部分
Aの形状に対応したゴムバッグ100(第16図参照)
を用いる場合に比べて装着作業がきわめて容易になる。
次いで、上記のゴムバッグ9を装看したのちには、治具
1の排気孔21に図外の減圧ポンプのホースをWffi
し、隙間20を介してゴムバッグ9の内部を減圧するこ
とにより、プリプレグ材2を治具1の軸芯方向へ圧縮す
る。そして、圧縮したプリプレグ材2に硬化処理(熱処
理)を施すことによって第9図に示す如<繊維強化プラ
スチツク状態の硬化成形体Moを形成する。また、上記
の硬化成形体MOは、スチールバンド6、ゴムバッグ9
およびゴム8を外し、第1治具10と第2治具11とを
分離することによって取外されたのち、硬化処理の温度
よりも高温で徐々に力ロ熟することによって炭化処理が
施されるのに玩いて、さらに高温で徐々に加熱すること
によって黒鉛化処理が施され、こののち、ピッチ材の含
浸、前記炭化処理および黒鉛化処理を繰り返し行って所
足の比重になったところで、炭素・炭素複合材のロケッ
トノズル素材M、として完成する。このようにして得ら
れた、ロケットノズル素材M、の外周には、第11図に
示すように、線状部材7の痕跡りが溝状に形成されてい
る。つまり、線状部材7で強ルJ的に凡跡りを形成する
ようにすれば、賦圧rJケに収縮するゴムバッグ9によ
って深いしわが集中的に生じるのをより確実に防ぐこと
がでさ、第11図中の仮想線で示すロケットノズルN部
分の葎維配向状態が良好であって切削後に葎雄が切断さ
れるような支障はない、さらに、線状のゴム8は、一定
の張力をかけて巻付けであるため、プリプレグ材2の密
度をより高める(動きをすると共にプリプレグ材2の圧
縮と共に収縮し、ロケットノズル素材M、の外周面にわ
すかな痕跡を残すのみで、前記ロケットノズル素材M、
に及ぼす影響は全くない。
1の排気孔21に図外の減圧ポンプのホースをWffi
し、隙間20を介してゴムバッグ9の内部を減圧するこ
とにより、プリプレグ材2を治具1の軸芯方向へ圧縮す
る。そして、圧縮したプリプレグ材2に硬化処理(熱処
理)を施すことによって第9図に示す如<繊維強化プラ
スチツク状態の硬化成形体Moを形成する。また、上記
の硬化成形体MOは、スチールバンド6、ゴムバッグ9
およびゴム8を外し、第1治具10と第2治具11とを
分離することによって取外されたのち、硬化処理の温度
よりも高温で徐々に力ロ熟することによって炭化処理が
施されるのに玩いて、さらに高温で徐々に加熱すること
によって黒鉛化処理が施され、こののち、ピッチ材の含
浸、前記炭化処理および黒鉛化処理を繰り返し行って所
足の比重になったところで、炭素・炭素複合材のロケッ
トノズル素材M、として完成する。このようにして得ら
れた、ロケットノズル素材M、の外周には、第11図に
示すように、線状部材7の痕跡りが溝状に形成されてい
る。つまり、線状部材7で強ルJ的に凡跡りを形成する
ようにすれば、賦圧rJケに収縮するゴムバッグ9によ
って深いしわが集中的に生じるのをより確実に防ぐこと
がでさ、第11図中の仮想線で示すロケットノズルN部
分の葎維配向状態が良好であって切削後に葎雄が切断さ
れるような支障はない、さらに、線状のゴム8は、一定
の張力をかけて巻付けであるため、プリプレグ材2の密
度をより高める(動きをすると共にプリプレグ材2の圧
縮と共に収縮し、ロケットノズル素材M、の外周面にわ
すかな痕跡を残すのみで、前記ロケットノズル素材M、
に及ぼす影響は全くない。
そして、上記のロケットノズル素材M、は、仕上刃n工
として両端部および外周面等を切削してロケットノズル
N(第1図参照)となる。
として両端部および外周面等を切削してロケットノズル
N(第1図参照)となる。
なお、上記実施例にあっては、プリプレグ材2の外周全
域に線状のゴム8を巻付けたものとしたが、そのほか帯
状のゴ°ムなどを使用することもでき、例えば適宜の幅
寸法を有する帯状のゴムを巻付けたのち、線状のゴムを
ノズルスロート部だけに巻付けるようにしても艮い。ま
た、上記実施例にあっては、炭素参炭素複合材から成る
ロケットノズル素材を製造するものとして説明したが、
璋雅強化プラスチック製のロケットノズル素材を製造す
る場合にも当然適用することができ、この場合は、上記
実施例中の硬化成形体MOをロケットノズル素材として
扱う。
域に線状のゴム8を巻付けたものとしたが、そのほか帯
状のゴ°ムなどを使用することもでき、例えば適宜の幅
寸法を有する帯状のゴムを巻付けたのち、線状のゴムを
ノズルスロート部だけに巻付けるようにしても艮い。ま
た、上記実施例にあっては、炭素参炭素複合材から成る
ロケットノズル素材を製造するものとして説明したが、
璋雅強化プラスチック製のロケットノズル素材を製造す
る場合にも当然適用することができ、この場合は、上記
実施例中の硬化成形体MOをロケットノズル素材として
扱う。
[発明の効果」
以上説明してきたように、この発明のロケットノズル素
材の製造方法によれば、ロケットノズル素材の形状に対
応する治具の外周にプリプレグ材を積層したのち、前記
プリプレグ材の外周面に、緑または帯状のゴムを張力を
かけながら円周方向に巻付け、次いで前記治具の外周側
にゴムバッグを装看したのち、前記ゴムバック内を減圧
して前記プリプレグ材を圧縮することによってロケット
ノズル素材を形成するようにしたため、前記ゴムの巻付
けによってその外形を整えることができることから、@
開化された形状のゴムバッグを使用可能にして作業性の
向上を図ることができ、さらに、前記ゴムの介在により
、ゴムバッグの収縮によってロケットノズル素材に深い
しわが生しるのを防ぐことができるので、t’iui配
向状悪の良い健全なロケットノズル素材を得ることがで
さる。
材の製造方法によれば、ロケットノズル素材の形状に対
応する治具の外周にプリプレグ材を積層したのち、前記
プリプレグ材の外周面に、緑または帯状のゴムを張力を
かけながら円周方向に巻付け、次いで前記治具の外周側
にゴムバッグを装看したのち、前記ゴムバック内を減圧
して前記プリプレグ材を圧縮することによってロケット
ノズル素材を形成するようにしたため、前記ゴムの巻付
けによってその外形を整えることができることから、@
開化された形状のゴムバッグを使用可能にして作業性の
向上を図ることができ、さらに、前記ゴムの介在により
、ゴムバッグの収縮によってロケットノズル素材に深い
しわが生しるのを防ぐことができるので、t’iui配
向状悪の良い健全なロケットノズル素材を得ることがで
さる。
第1図はこの発明の製造方法によって得られたロケット
ノズル素材を仕上加工して形成したロケットノズル説明
する断面図、第2図はこの発明の一実施例に用いる治具
を説明する断面図、第3図はプリプレグ材を積層した状
態を説明する断面図、第4図はシュリンクテープを巻付
けた状態を説明する断面図、第5図(a)(b)は線状
部材を設けた状態を説明する断面図および治具の直径方
向の部分断面図、第6図はゴムを巻付けた状態を説明す
る断面図、第7図はシートおよびブリータフロスを設け
た状態を説明する断面図、第8図はゴムバッグを装着し
た状態を説明する断[m図、第9図はプリプレグ材の硬
化後を説明する断面図、第10図は当該製造方法に用い
るゴムバッグの形状を説明する断面図、第11図はロケ
ットノズル素材の直径方向の断面図、第12図〜第15
図は従x(7)!A造T程を示し、プリプレグ積層。 シュリンクテープの巻付け、シートおよびブリーグクロ
スによる被覆およびゴムバッグの装着を説明する各々断
面図、7516図は従来の製造方法に用いるゴムバッグ
の形状を説明する断面図、第17図は従来の製造方法に
よって得られたロケットノズル素材を説明する直径方向
の断面図である。 1・・・治具、2・・・プリプレグ材、8・・・ゴム、
9・・・ゴムバッグ、M、・・・ロケットノズル素材。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第1図
ノズル素材を仕上加工して形成したロケットノズル説明
する断面図、第2図はこの発明の一実施例に用いる治具
を説明する断面図、第3図はプリプレグ材を積層した状
態を説明する断面図、第4図はシュリンクテープを巻付
けた状態を説明する断面図、第5図(a)(b)は線状
部材を設けた状態を説明する断面図および治具の直径方
向の部分断面図、第6図はゴムを巻付けた状態を説明す
る断面図、第7図はシートおよびブリータフロスを設け
た状態を説明する断面図、第8図はゴムバッグを装着し
た状態を説明する断[m図、第9図はプリプレグ材の硬
化後を説明する断面図、第10図は当該製造方法に用い
るゴムバッグの形状を説明する断面図、第11図はロケ
ットノズル素材の直径方向の断面図、第12図〜第15
図は従x(7)!A造T程を示し、プリプレグ積層。 シュリンクテープの巻付け、シートおよびブリーグクロ
スによる被覆およびゴムバッグの装着を説明する各々断
面図、7516図は従来の製造方法に用いるゴムバッグ
の形状を説明する断面図、第17図は従来の製造方法に
よって得られたロケットノズル素材を説明する直径方向
の断面図である。 1・・・治具、2・・・プリプレグ材、8・・・ゴム、
9・・・ゴムバッグ、M、・・・ロケットノズル素材。 特許出願人 日産自動車株式会社 代理人弁理士 小 塩 豊 第1図
Claims (2)
- (1)ロケットノズル素材の内面形状に対応する治具の
外周にプリプレグ材を積層したのち、前記プリプレグ材
の外周面に、線または帯状のゴムを張力をかけながら円
周方向に巻付け、次いで前記治具の外周側にゴムバッグ
を装着したのち、前記ゴムバッグ内を減圧して前記プリ
プレグ材を圧縮し、ロケットノズル素材を形成すること
を特徴とするロケットノズル素材の製造方法。 - (2)前記プリプレグ材の外周面に、軸方向に沿った線
状部材を円周上に所定間隔で設けたのち、前記ゴムの巻
付けを行うことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
記載のロケットノズル素材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60167505A JPS6228230A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | ロケツトノズル素材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60167505A JPS6228230A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | ロケツトノズル素材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228230A true JPS6228230A (ja) | 1987-02-06 |
Family
ID=15850926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60167505A Pending JPS6228230A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | ロケツトノズル素材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228230A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998055288A1 (en) * | 1997-06-04 | 1998-12-10 | Cordant Technologies, Inc. | Low density composite article and process for its manufacture |
US6679965B1 (en) | 1997-06-04 | 2004-01-20 | Alliant Techsystems Inc. | Low density composite rocket nozzle components and process for making the same from standard density phenolic matrix, fiber reinforced materials |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP60167505A patent/JPS6228230A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998055288A1 (en) * | 1997-06-04 | 1998-12-10 | Cordant Technologies, Inc. | Low density composite article and process for its manufacture |
US6679965B1 (en) | 1997-06-04 | 2004-01-20 | Alliant Techsystems Inc. | Low density composite rocket nozzle components and process for making the same from standard density phenolic matrix, fiber reinforced materials |
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