JPH02155382A - 時間軸誤差補正装置 - Google Patents
時間軸誤差補正装置Info
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- JPH02155382A JPH02155382A JP63309480A JP30948088A JPH02155382A JP H02155382 A JPH02155382 A JP H02155382A JP 63309480 A JP63309480 A JP 63309480A JP 30948088 A JP30948088 A JP 30948088A JP H02155382 A JPH02155382 A JP H02155382A
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は家庭用のビデオテープレコーダ(VTR)やビ
デオディスク(VD)等に接続する際に好適な時間軸誤
差補正装置に関するものである。
デオディスク(VD)等に接続する際に好適な時間軸誤
差補正装置に関するものである。
従来の技術
家庭用のVTRは、放送用VTRに比べて隣接トラック
からのクロストークノイズが大きい、S/N・波形再現
性が悪い、ノイズキャンセラー・ノンリニアエンファシ
スの多用により再生波形のエツジ部分にノイズが多べ等
の理由から時間軸誤差の検出が難しかった。しかも色信
号を低域周波数変換して記録するため、輝度信号と色信
号の時間軸変動成分が異なり、ヘッドドラムのイナーシ
ャが小さいため時間軸変動成分が高域にまで多い、等の
理由から家庭用のVTRに接続して十分な性能を得るこ
とのできる時間軸誤差補正装置は、存在しなかった。
からのクロストークノイズが大きい、S/N・波形再現
性が悪い、ノイズキャンセラー・ノンリニアエンファシ
スの多用により再生波形のエツジ部分にノイズが多べ等
の理由から時間軸誤差の検出が難しかった。しかも色信
号を低域周波数変換して記録するため、輝度信号と色信
号の時間軸変動成分が異なり、ヘッドドラムのイナーシ
ャが小さいため時間軸変動成分が高域にまで多い、等の
理由から家庭用のVTRに接続して十分な性能を得るこ
とのできる時間軸誤差補正装置は、存在しなかった。
そこで、このような点を考慮して、先に家庭用VTRに
最も好適と思われる時間軸誤差補正装置の技術がいくつ
か提案されている(例えば特願昭62−245158号
、特願昭63−169455号)。
最も好適と思われる時間軸誤差補正装置の技術がいくつ
か提案されている(例えば特願昭62−245158号
、特願昭63−169455号)。
第8図に上述した時間軸誤差補正装置の基本構成の主要
部分のブロック図を示す。この第8図は輝度信号の時間
軸誤差補正の部分のみを記載している。第8図において
、入力信号端子1より入力された時間軸変動を持った輝
度信号ばA−D変換器2及び水平同期信号分離回路7に
入力される。
部分のブロック図を示す。この第8図は輝度信号の時間
軸誤差補正の部分のみを記載している。第8図において
、入力信号端子1より入力された時間軸変動を持った輝
度信号ばA−D変換器2及び水平同期信号分離回路7に
入力される。
A−D変換器2にてディジクルデータに変換された輝度
信号は、書き込みクロック(W−CLK)。
信号は、書き込みクロック(W−CLK)。
書き込みリセットパルス(W−R3T)に基づいてディ
ジタルメモリ3に書き込まれる。ディジタルメモリ3に
て時間軸誤差分を吸収した後、読み出しクロック(R−
CLK)、読み出しリセットパルス(R−R8T)によ
り読み出された輝度信号は、D−A変換器4によりアナ
ログ信号に変換され、同期信号すげかえ回路6により同
期信号をすげかえた後、信号出力端子6に出力される。
ジタルメモリ3に書き込まれる。ディジタルメモリ3に
て時間軸誤差分を吸収した後、読み出しクロック(R−
CLK)、読み出しリセットパルス(R−R8T)によ
り読み出された輝度信号は、D−A変換器4によりアナ
ログ信号に変換され、同期信号すげかえ回路6により同
期信号をすげかえた後、信号出力端子6に出力される。
同期信号分離回路7は輝度信号のシンクチップレベルト
ペデスタルレベルの中間のレベルで水平同期信号を分離
し、その水平同期信号の立ち上りエツジである後エツジ
の情報を、書き込みクロック発生回路63及び書き込み
リセットパルス発生器22に送る。書き込みクロック発
生回路53では、水晶発生器9より出力された基準クロ
ックから位相遅延器12にて作成されたn個の遅延クロ
ック群と、水平同期信号の後エツジとを、位相比較器1
0にて位相比較し、その位相比較結果に基づいて、クロ
ック選択回路2oにて遅延クロック群の中から水平同期
信号の位相に最も近いクロックを1つ選択し、書き込み
クロック(W−CLK)として出力する。また書き込み
リセットパルス発生器22では、水平同期信号の後エツ
ジ情報を、書き込みクロックが安定して発生するまでの
時間分だけ遅延し、その後書き込みクロックにてラッチ
をかけることにより書き込みリセットパルス(W−R8
T)を出力する。
ペデスタルレベルの中間のレベルで水平同期信号を分離
し、その水平同期信号の立ち上りエツジである後エツジ
の情報を、書き込みクロック発生回路63及び書き込み
リセットパルス発生器22に送る。書き込みクロック発
生回路53では、水晶発生器9より出力された基準クロ
ックから位相遅延器12にて作成されたn個の遅延クロ
ック群と、水平同期信号の後エツジとを、位相比較器1
0にて位相比較し、その位相比較結果に基づいて、クロ
ック選択回路2oにて遅延クロック群の中から水平同期
信号の位相に最も近いクロックを1つ選択し、書き込み
クロック(W−CLK)として出力する。また書き込み
リセットパルス発生器22では、水平同期信号の後エツ
ジ情報を、書き込みクロックが安定して発生するまでの
時間分だけ遅延し、その後書き込みクロックにてラッチ
をかけることにより書き込みリセットパルス(W−R8
T)を出力する。
一方読み出しクロック(R−CLK)は水晶発振器9よ
り出力された基準クロックをそのまま用いる。まだ読み
出しリセットパルス(R−R3T)は基準クロックを同
期信号発生器8にて分周して得られる基準水平同期パル
スを用いる。
り出力された基準クロックをそのまま用いる。まだ読み
出しリセットパルス(R−R3T)は基準クロックを同
期信号発生器8にて分周して得られる基準水平同期パル
スを用いる。
以上のように構成した時間軸誤差補正装置は、波形再現
の悪い信号からも確実に時間軸誤差が・検出でき、しか
も時間軸変動に対して高い周波数成分まで、高速に且つ
位相特性がリニアに追従できるため、スキューはもとよ
り、ヘッドテープの”たたき”と呼ばれるテープの縦振
動に起因する画面の曲りや、ヘッドドラムの軸の回転共
振に起因する画面のくねり等も確実に除去できるもので
あった。
の悪い信号からも確実に時間軸誤差が・検出でき、しか
も時間軸変動に対して高い周波数成分まで、高速に且つ
位相特性がリニアに追従できるため、スキューはもとよ
り、ヘッドテープの”たたき”と呼ばれるテープの縦振
動に起因する画面の曲りや、ヘッドドラムの軸の回転共
振に起因する画面のくねり等も確実に除去できるもので
あった。
発明が解決しようとする課題
しかしながらこの時間軸誤差補正装置は、非常に高い周
波数成分まで応答するため、再生信号のエツジ部分に時
間軸変動成分よりも大きなノイズが発生していると、そ
のノイズにまで時間軸変動補正処理が応答してしまい悪
影響をおよぼす(このようなノイズは、機械的に発生し
た時間軸変動(メカジッタ)に対して電気ジッタと呼ば
れている)。特に家庭用VTRでは長時間モードのとき
には、隣接トラックからのクロストークノイズが非常に
多く発生し、このクロストークノイズは、再生信号のエ
ツジ部分に周波数7.6KHzのビートノイズを多く発
生する。そしてこのクロストークノイズによる電気ジッ
タが、本来の真のメカジッタよりも大きくなると、この
時間軸誤差補正装置は誤動作し、出力画面の縦線にギザ
ギザのノイズを発生してしまうという課題があった。
波数成分まで応答するため、再生信号のエツジ部分に時
間軸変動成分よりも大きなノイズが発生していると、そ
のノイズにまで時間軸変動補正処理が応答してしまい悪
影響をおよぼす(このようなノイズは、機械的に発生し
た時間軸変動(メカジッタ)に対して電気ジッタと呼ば
れている)。特に家庭用VTRでは長時間モードのとき
には、隣接トラックからのクロストークノイズが非常に
多く発生し、このクロストークノイズは、再生信号のエ
ツジ部分に周波数7.6KHzのビートノイズを多く発
生する。そしてこのクロストークノイズによる電気ジッ
タが、本来の真のメカジッタよりも大きくなると、この
時間軸誤差補正装置は誤動作し、出力画面の縦線にギザ
ギザのノイズを発生してしまうという課題があった。
かかる点に鑑み、本発明はこのような電気ジッタに対し
ても悪影響を及ぼすことなく、高速に且つ安定にメカジ
ッタのみに追従することができる、家庭用VTRに好適
な時間軸誤差補正装置を提供することを目的とする。
ても悪影響を及ぼすことなく、高速に且つ安定にメカジ
ッタのみに追従することができる、家庭用VTRに好適
な時間軸誤差補正装置を提供することを目的とする。
課題を解決するだめの手段
本発明の第1の構成は、水平同期信号の基準クロックに
対する位相を比較し、位相データを出力する位相比較手
段と、水平同期信号のインターバル間の基準クロック数
をカウントし、カウントデータを出力するカウント手段
と、位相データとカウントデータを演算し書き込みクロ
ック選択データを出力する演算手段と、書き込みクロッ
ク選択データに基づいて基準クロックを遅延させること
により書き込みクロックを発生させる書き込みクロック
発生手段とを備えた構成となっている。
対する位相を比較し、位相データを出力する位相比較手
段と、水平同期信号のインターバル間の基準クロック数
をカウントし、カウントデータを出力するカウント手段
と、位相データとカウントデータを演算し書き込みクロ
ック選択データを出力する演算手段と、書き込みクロッ
ク選択データに基づいて基準クロックを遅延させること
により書き込みクロックを発生させる書き込みクロック
発生手段とを備えた構成となっている。
本発明の第2の構成は、水平同期信号の基準クロックに
対する位相を比較し、位相データを出ツ7する位相比較
手段と、水平同期信号のインターバル間の基準クロック
の数をカウントし、カウントデータを出力するカウント
手段と、位相データに基づいて基準クロックを遅延させ
ることにより書き込みクロックを発生させる書き込みク
ロック発生手段と、位相データとカウントデータを演算
し、読み出しクロック選択データを出力する演算手段と
、読み出しクロック選択データに基づいて基準クロック
を遅延させることにより読み出しクロックを発生させる
読み出しクロック発生手段とを備えだ構成となっている
。
対する位相を比較し、位相データを出ツ7する位相比較
手段と、水平同期信号のインターバル間の基準クロック
の数をカウントし、カウントデータを出力するカウント
手段と、位相データに基づいて基準クロックを遅延させ
ることにより書き込みクロックを発生させる書き込みク
ロック発生手段と、位相データとカウントデータを演算
し、読み出しクロック選択データを出力する演算手段と
、読み出しクロック選択データに基づいて基準クロック
を遅延させることにより読み出しクロックを発生させる
読み出しクロック発生手段とを備えだ構成となっている
。
本発明の第3の構成は、再生輝度信号を2H遅延するこ
とにより1H遅延輝度信号と2H遅延輝度信号とを出力
する輝度信号遅延手段と、再生輝度信号と1H遅延輝度
信号と2H遅延輝度信号との3ラインの輝度信号を加算
し、3ライン加算輝度信号を出力する加算手段と、3ラ
イン加算輝度信号から水平同期信号を分離する水平同期
信号分離手段と、水平同期信号の基準クロックに対する
位相を比較し、位相データを出力する位相比較手段と、
位相データに基づいて基準クロックを遅延させることに
より書き込みクロックを発生させる書き込みクロック発
生手段と、書き込みクロックに従って1H遅延輝度信号
を書き込むと共に、基準クロックに従って1H遅延輝度
信号を読み出すメモリ手段とを備えた構成となっている
。
とにより1H遅延輝度信号と2H遅延輝度信号とを出力
する輝度信号遅延手段と、再生輝度信号と1H遅延輝度
信号と2H遅延輝度信号との3ラインの輝度信号を加算
し、3ライン加算輝度信号を出力する加算手段と、3ラ
イン加算輝度信号から水平同期信号を分離する水平同期
信号分離手段と、水平同期信号の基準クロックに対する
位相を比較し、位相データを出力する位相比較手段と、
位相データに基づいて基準クロックを遅延させることに
より書き込みクロックを発生させる書き込みクロック発
生手段と、書き込みクロックに従って1H遅延輝度信号
を書き込むと共に、基準クロックに従って1H遅延輝度
信号を読み出すメモリ手段とを備えた構成となっている
。
本発明の第4の構成は、再生輝度信号から水平同期信号
を分離する第1の水平同期信号分離手段と、第1の水平
同期信号分離手段より得られた水平同期信号の後エツジ
と基準クロックとの位相を比較し、その位相差に基づい
て基準クロックを遅延させることにより書き込みクロッ
クを発生させる書き込みクロック発生手段と、水平同期
信号の前エツジのインターバル間の第1の周期を演算す
る第1の演算手段と、第1の周期の変化の特定の周波数
成分を抽出する第1のフィルタ手段と、読み出し手段か
ら得られた再生輝度信号から水平同期信号を分離する第
2の水平同期信号分離手段と、第2の水平同期信号分離
手段より得られた水平同期信号の前エツジのインターバ
ル間の第2の周期を演算する第2の演算手段と、第2の
周期の変化の特定の周波数成分を抽出する第2のフィル
タ手段と、第1のフィルタ手段の出力と第2のフィルタ
手段の出力とをレベル比較するレベル比較手段とを備え
たものである。
を分離する第1の水平同期信号分離手段と、第1の水平
同期信号分離手段より得られた水平同期信号の後エツジ
と基準クロックとの位相を比較し、その位相差に基づい
て基準クロックを遅延させることにより書き込みクロッ
クを発生させる書き込みクロック発生手段と、水平同期
信号の前エツジのインターバル間の第1の周期を演算す
る第1の演算手段と、第1の周期の変化の特定の周波数
成分を抽出する第1のフィルタ手段と、読み出し手段か
ら得られた再生輝度信号から水平同期信号を分離する第
2の水平同期信号分離手段と、第2の水平同期信号分離
手段より得られた水平同期信号の前エツジのインターバ
ル間の第2の周期を演算する第2の演算手段と、第2の
周期の変化の特定の周波数成分を抽出する第2のフィル
タ手段と、第1のフィルタ手段の出力と第2のフィルタ
手段の出力とをレベル比較するレベル比較手段とを備え
たものである。
作 用
本発明は前記した第1の構成により、演算手段により位
相データとカウントデータから水平同期信号のインター
バル間の周期を演算し、その演算結果にフィルタリング
を施して書き込みクロック選択データを出力し、その書
き込みクロック選択データに基づいて書き込みクロック
を発生させるので、書き込みクロックが水平同期信号の
高い周波数、即ちノイズに応答しないようになる。
相データとカウントデータから水平同期信号のインター
バル間の周期を演算し、その演算結果にフィルタリング
を施して書き込みクロック選択データを出力し、その書
き込みクロック選択データに基づいて書き込みクロック
を発生させるので、書き込みクロックが水平同期信号の
高い周波数、即ちノイズに応答しないようになる。
また第2の構成では、演算手段により位相データとカウ
ントデータから水平同期信号のインターバル間の周期を
演算し、その演算結果にフィルタリングを施して読み出
しクロック選択データを出力し、その読み出しクロック
選択データに基づいて読み出しクロックを発生させるの
で、読み出しクロックが水平同期信号の高い周波数、即
ちノイズに対する書き込みクロックの応答を補正するよ
うになる。
ントデータから水平同期信号のインターバル間の周期を
演算し、その演算結果にフィルタリングを施して読み出
しクロック選択データを出力し、その読み出しクロック
選択データに基づいて読み出しクロックを発生させるの
で、読み出しクロックが水平同期信号の高い周波数、即
ちノイズに対する書き込みクロックの応答を補正するよ
うになる。
また第3の構成では、加算手段で再生輝度信号と1H遅
延輝度信号と2H遅延輝度信号との3ラインの輝度信号
を加算することにより、水平同期信号のノイズを除去し
、その水平同期信号と基準クロックを位相比較して位相
データを出力し、その位相データに基づいて書き込みク
ロックを発生させるので、書き込みクロックが水平同期
信号のノイズに応答しないようになる。
延輝度信号と2H遅延輝度信号との3ラインの輝度信号
を加算することにより、水平同期信号のノイズを除去し
、その水平同期信号と基準クロックを位相比較して位相
データを出力し、その位相データに基づいて書き込みク
ロックを発生させるので、書き込みクロックが水平同期
信号のノイズに応答しないようになる。
また第4の構成では、再生輝度信号から水平同期信号を
分離する第1の水平同期信号分離手段と、読み出し手段
から得られた再生輝度信号から水平同期信号を分離する
第2の水平同期信号分離手段とを備え、第1の水平同期
信号分離手段より得られた水平同期信号の後エツジに同
期して書き込みクロックを発生するとともに、第1の同
期信号分離手段より得られた水平同期信号と、第2の同
期信号分離手段より得られた水平同期信号の、それぞれ
の前エツジのインターバル間の周期の変化の特定周波数
成分の出力レベルを比較することにより、ノイズによる
時間軸誤差補正の悪影響を検出することができる。
分離する第1の水平同期信号分離手段と、読み出し手段
から得られた再生輝度信号から水平同期信号を分離する
第2の水平同期信号分離手段とを備え、第1の水平同期
信号分離手段より得られた水平同期信号の後エツジに同
期して書き込みクロックを発生するとともに、第1の同
期信号分離手段より得られた水平同期信号と、第2の同
期信号分離手段より得られた水平同期信号の、それぞれ
の前エツジのインターバル間の周期の変化の特定周波数
成分の出力レベルを比較することにより、ノイズによる
時間軸誤差補正の悪影響を検出することができる。
実施例
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
る。
(実施例1)
第1図は、本発明の実施例1の時間軸誤差補正装置の構
成を表わしたブロック図である。以下、各図において、
第8図の装置と同一構成要素には同一番号を付与しであ
る。
成を表わしたブロック図である。以下、各図において、
第8図の装置と同一構成要素には同一番号を付与しであ
る。
第1図において、信号入力端子1より入力された時間軸
変動を伴った輝度信号は、A−D変換器2及び水平同期
信号分離回路7に入力される。A−D変換器2では書き
込みクロック(W−CLK)のタイミングで、入力輝度
信号をディジタルデータに変換する。このディジタルデ
ータは書き込みリセットパルス(W−R9T)及び書き
込みクロックのタイミングで、ディジタルメモリ3に書
き込まれる。ディジタルメモリ3からは、読み出しクロ
ック(R−CLK)及び読み出しリセットパルス(R−
R3T)のタイミングで、ディジタルデータが読み出さ
れる。そしてD−A変換器4にて読み出しクロックのタ
イミングで時間軸変動成分の除去された輝度信号に変換
された後、同期信号すげかえ回路6にて同期信号を、同
期信号発生器8より出力された基準の同期信号とすげか
えて、信号出力端子eに出力される。
変動を伴った輝度信号は、A−D変換器2及び水平同期
信号分離回路7に入力される。A−D変換器2では書き
込みクロック(W−CLK)のタイミングで、入力輝度
信号をディジタルデータに変換する。このディジタルデ
ータは書き込みリセットパルス(W−R9T)及び書き
込みクロックのタイミングで、ディジタルメモリ3に書
き込まれる。ディジタルメモリ3からは、読み出しクロ
ック(R−CLK)及び読み出しリセットパルス(R−
R3T)のタイミングで、ディジタルデータが読み出さ
れる。そしてD−A変換器4にて読み出しクロックのタ
イミングで時間軸変動成分の除去された輝度信号に変換
された後、同期信号すげかえ回路6にて同期信号を、同
期信号発生器8より出力された基準の同期信号とすげか
えて、信号出力端子eに出力される。
読み出しクロックは、水晶発振器9より出力された基準
クロックを用いる。また読み出しリセットパルス(R−
R8T)は、水晶発振器9より出力された基準クロック
を同期信号発生器8にて分周することにより得られる基
準水平同期パルスを用いる。またすげかえ用基準同期信
号も、基準クロックを分周することにより作成されてい
る。さらに同期信号発生器8より出力される基準垂直同
期パルス(REF−V)は図示しないドラムサーボ回路
にフィードバックされ、ドラムサーボの基準信号として
用いられる。
クロックを用いる。また読み出しリセットパルス(R−
R8T)は、水晶発振器9より出力された基準クロック
を同期信号発生器8にて分周することにより得られる基
準水平同期パルスを用いる。またすげかえ用基準同期信
号も、基準クロックを分周することにより作成されてい
る。さらに同期信号発生器8より出力される基準垂直同
期パルス(REF−V)は図示しないドラムサーボ回路
にフィードバックされ、ドラムサーボの基準信号として
用いられる。
実施例1の発明のポイントである書き込みクロックは次
のようにして発生される。水平同期信号分離回路7より
出力された水平同期信号は、位相比較器1o及びカウン
タ回路14に入力される。
のようにして発生される。水平同期信号分離回路7より
出力された水平同期信号は、位相比較器1o及びカウン
タ回路14に入力される。
カウンタ回路14では、入力された水平同期信号のイン
ターバル間の基準クロックの数をカウントし、そのカウ
ントデータを水平同期信号毎にレジスタ16に転送する
。また位相比較器10では、位相遅延器12により基準
クロックの1周期を等分にn段に遅延させることにより
得られた遅延クロック群を用いて、入力された水平同期
信号の基準クロックに対する遅延位相を検出し、その位
相データを水平同期信号毎にレジスタ13に転送する。
ターバル間の基準クロックの数をカウントし、そのカウ
ントデータを水平同期信号毎にレジスタ16に転送する
。また位相比較器10では、位相遅延器12により基準
クロックの1周期を等分にn段に遅延させることにより
得られた遅延クロック群を用いて、入力された水平同期
信号の基準クロックに対する遅延位相を検出し、その位
相データを水平同期信号毎にレジスタ13に転送する。
レジスタ13及びレジスタ16より出力された、水平同
期信号の位相データ及びカウントデータは、ディジタル
演算回路16によって演算され、書き込みクロック選択
データ及び書き込みリセットパルスデータが出力される
。書き込みクロックは、クロック選択回路11にて、位
相遅延器12により出力された遅延クロック群の中から
、書き込みクロック選択データに基づいて1つのクロッ
クを選択することにより得られる。また書き込みリセッ
トパルスは書き込みリセットパルス発生器24にて、書
き込みリセットパルスデータに基づいて遅延された水平
同期信号を書き込みクロックでラッチをかけることによ
り得られる。
期信号の位相データ及びカウントデータは、ディジタル
演算回路16によって演算され、書き込みクロック選択
データ及び書き込みリセットパルスデータが出力される
。書き込みクロックは、クロック選択回路11にて、位
相遅延器12により出力された遅延クロック群の中から
、書き込みクロック選択データに基づいて1つのクロッ
クを選択することにより得られる。また書き込みリセッ
トパルスは書き込みリセットパルス発生器24にて、書
き込みリセットパルスデータに基づいて遅延された水平
同期信号を書き込みクロックでラッチをかけることによ
り得られる。
ディジタル演算回路16の演算アルゴリズムは例えば次
のように行なう。今、時間mラインの時の水平同期信号
をHrnとし、Hrnの位相比較デーとし遅延クロック
群をn個とすると、HmとHm−1のインターバル間の
周期−は次式で表わされる。
のように行なう。今、時間mラインの時の水平同期信号
をHrnとし、Hrnの位相比較デーとし遅延クロック
群をn個とすると、HmとHm−1のインターバル間の
周期−は次式で表わされる。
R
T m = T RX C−+]「(θニーθm=、)
=TR(Cm+ 、(19m−θm−1))−・・・・
・・−(1)また時間軸変動のない真の水平同期信号の
周期THは、読み出しリセットパルスである基準水平同
期パルスHPの周期と等しく、同期信号発生器8の分周
比をlとすると TH=TRx l ・・・・・・・・・
・・・・・・(2)と表わすことができる。そして書き
込みクロック選択データWD及び書き込みリセットパル
スデータWR3Tは次のように決定される。
=TR(Cm+ 、(19m−θm−1))−・・・・
・・−(1)また時間軸変動のない真の水平同期信号の
周期THは、読み出しリセットパルスである基準水平同
期パルスHPの周期と等しく、同期信号発生器8の分周
比をlとすると TH=TRx l ・・・・・・・・・
・・・・・・(2)と表わすことができる。そして書き
込みクロック選択データWD及び書き込みリセットパル
スデータWR3Tは次のように決定される。
) ITrQ−、−Tfnl>KならばWD=−2W
R8T=Hm+τ・・・・・・・・・(3)it)
IT−−、−Ttnl≦に且つlTm−2−”m−1’
≦に且つTm−2≧”m−1≧TmもしくはTm−2≦
Tm−1≦T−ならば W D=θm、WRST=H
m+τ・・・・・・・・・・・・・・・(4)iii)
i) ii)の条件以外ならば次式のフィルタリン
グ補正を施す。
R8T=Hm+τ・・・・・・・・・(3)it)
IT−−、−Ttnl≦に且つlTm−2−”m−1’
≦に且つTm−2≧”m−1≧TmもしくはTm−2≦
Tm−1≦T−ならば W D=θm、WRST=H
m+τ・・・・・・・・・・・・・・・(4)iii)
i) ii)の条件以外ならば次式のフィルタリン
グ補正を施す。
・・・・・・・・・・・−(5)
よって WD=y(θm−1−θm > +WRS T
=%” 2 (’J −Cm )・TR+τ・・・・
・・・・・・・・(6) 但しに、τは一定の定数である。
=%” 2 (’J −Cm )・TR+τ・・・・
・・・・・・・・(6) 但しに、τは一定の定数である。
(Kはスキュー判別時間、τは書き込みクロックが安定
に発生するまでの遅延時間である。))の条件はスキュ
ーの発生状態を意味しており、この場合は従来と同様の
書き込みクロックとなる。
に発生するまでの遅延時間である。))の条件はスキュ
ーの発生状態を意味しており、この場合は従来と同様の
書き込みクロックとなる。
11)の条件は、比較的高域のノイズ成分が少なく、真
のジッタ成分が低域に大きく存在する状態を意味してお
り、この場合も従来と同様の書き込みクロックを用いる
。111)の条件は高域のノイズ成分が比較的大きい状
態であり、この場合書き込みクロックを補正して用いる
。ここでは約5KHz以上のノイズ成分が大きい状態を
検出し、その場合に7.8KHzを中心にしたコサイン
フィルタ特性にてノイズを減少させている。(6)式、
(6)式は他のフィルタ関数を用いてもよく、巡回型フ
ィルタ特性を用いれば、さらに大幅なノイズ低減が期待
できる。一般にVTRの臨接トラックからのクロストク
による輝度信号のビートノイズは、7.8KHzを中心
にしたスペクトラムを持っているため、このような場合
に本発明は非常に大きな効果を有する。なお、11)と
111)の条件を分けているのは、111)の条件の処
理、即ち、ノイズフィルタ処理を、11)の条件の際に
適用した場合、低域の時間軸変動補正タイミングと、入
力信号の時間軸変動との間にわずかではあるが、位相ず
れが生じ、これが残留ジッタとなって出力信号に残存す
るからである。
のジッタ成分が低域に大きく存在する状態を意味してお
り、この場合も従来と同様の書き込みクロックを用いる
。111)の条件は高域のノイズ成分が比較的大きい状
態であり、この場合書き込みクロックを補正して用いる
。ここでは約5KHz以上のノイズ成分が大きい状態を
検出し、その場合に7.8KHzを中心にしたコサイン
フィルタ特性にてノイズを減少させている。(6)式、
(6)式は他のフィルタ関数を用いてもよく、巡回型フ
ィルタ特性を用いれば、さらに大幅なノイズ低減が期待
できる。一般にVTRの臨接トラックからのクロストク
による輝度信号のビートノイズは、7.8KHzを中心
にしたスペクトラムを持っているため、このような場合
に本発明は非常に大きな効果を有する。なお、11)と
111)の条件を分けているのは、111)の条件の処
理、即ち、ノイズフィルタ処理を、11)の条件の際に
適用した場合、低域の時間軸変動補正タイミングと、入
力信号の時間軸変動との間にわずかではあるが、位相ず
れが生じ、これが残留ジッタとなって出力信号に残存す
るからである。
次に本発明の重要な構成要素である、位相遅延器12に
ついてさらに詳しく説明する。位相遅延器12は基準ク
ロックの1周期を等分にn段に遅延させてn個の遅延ク
ロック群を発生させるものである。本発明に用いる位相
遅延器12は、従来例で用いていた位相遅延器と違って
遅延クロック群を1周期を等分して遅延させなければな
らない。
ついてさらに詳しく説明する。位相遅延器12は基準ク
ロックの1周期を等分にn段に遅延させてn個の遅延ク
ロック群を発生させるものである。本発明に用いる位相
遅延器12は、従来例で用いていた位相遅延器と違って
遅延クロック群を1周期を等分して遅延させなければな
らない。
第2図は本発明の位相遅延器の具体的な構成の−例のブ
ロック図である。第2図において、101は縦続接続さ
れたn個のパンファーゲート列である。バッファーゲー
トは、半導体プロセスや配線等によって決まる固有のゲ
ート遅延を持っている。
ロック図である。第2図において、101は縦続接続さ
れたn個のパンファーゲート列である。バッファーゲー
トは、半導体プロセスや配線等によって決まる固有のゲ
ート遅延を持っている。
このゲート遅延は、同一シリコンチップ上に規則正しい
配線をすれば、はぼ同一の遅延時間を得ることができる
。またこのバッファーゲートは電圧源102による印加
電圧を変ることにより1.遅延時間を可変することが可
能である。よってn段遅延したクロックCnと無遅延の
基準クロック(入力クロック)とを位相比較器1o3に
よって位相比較し、その位相誤差電圧で電圧源102の
印加電圧を制御する。こうすることによりC1〜Cnの
n個の等遅延時間を持った遅延クロック群を発生させる
ことができる。このように負帰還ループによって位相遅
延器103を構成することにより、温度変化、半導体プ
ロセスのバラツキ等に影響されない安定な遅延クロック
群を得ることができる。
配線をすれば、はぼ同一の遅延時間を得ることができる
。またこのバッファーゲートは電圧源102による印加
電圧を変ることにより1.遅延時間を可変することが可
能である。よってn段遅延したクロックCnと無遅延の
基準クロック(入力クロック)とを位相比較器1o3に
よって位相比較し、その位相誤差電圧で電圧源102の
印加電圧を制御する。こうすることによりC1〜Cnの
n個の等遅延時間を持った遅延クロック群を発生させる
ことができる。このように負帰還ループによって位相遅
延器103を構成することにより、温度変化、半導体プ
ロセスのバラツキ等に影響されない安定な遅延クロック
群を得ることができる。
以上説明したように、本実施例1は、ノイズを多く含ん
だ信号においても確実な時間軸誤差補正ができ、その結
果はとんどすべての映像信号において安定な画像を得る
ことができる。また本実施例は比較的簡単な回路構成に
て実現できる。
だ信号においても確実な時間軸誤差補正ができ、その結
果はとんどすべての映像信号において安定な画像を得る
ことができる。また本実施例は比較的簡単な回路構成に
て実現できる。
(実施例2)
次に本発明の実施例2の構成について第3図を基に説明
する。第3図は本発明の実施例2の時間軸誤差補正装置
の構成を示したブロック図である。
する。第3図は本発明の実施例2の時間軸誤差補正装置
の構成を示したブロック図である。
第3図において、信号入力端子1より入力された輝度信
号は、A/D変換器2を通してディジタルメモリ26に
書き込まれる。そしてディジタルメモリ25からは書き
込みタイミングよりも1水平期間(1H)以上遅れて読
み出され、D/A変換器4及び同期信号すげかえ回路5
を通して、信号出力端子6に出力される。よってディジ
タルメモリ25は、実施例1の構成や、従来の構成より
1H以上余分にメモリ容量を必要とする。水平同期信号
分離回路7.同期信号発生器8.水晶発振器9は実施例
1と同様である。また位相遅延器12も、実施例1と同
様に第2図のような構成のものを用いる必要がある。書
き込みクロックは、水平同期信号分離回路7より出力さ
れた水平同期信号と、位相遅延器12より出力された遅
延クロック群とを、位相比較器10にて位相比較し、得
られた位相データをそのままクロック選択回路2oに入
力し、遅延クロック群の中から水平同期信号の位相に最
も近いクロックを1つ選択することによって得られる。
号は、A/D変換器2を通してディジタルメモリ26に
書き込まれる。そしてディジタルメモリ25からは書き
込みタイミングよりも1水平期間(1H)以上遅れて読
み出され、D/A変換器4及び同期信号すげかえ回路5
を通して、信号出力端子6に出力される。よってディジ
タルメモリ25は、実施例1の構成や、従来の構成より
1H以上余分にメモリ容量を必要とする。水平同期信号
分離回路7.同期信号発生器8.水晶発振器9は実施例
1と同様である。また位相遅延器12も、実施例1と同
様に第2図のような構成のものを用いる必要がある。書
き込みクロックは、水平同期信号分離回路7より出力さ
れた水平同期信号と、位相遅延器12より出力された遅
延クロック群とを、位相比較器10にて位相比較し、得
られた位相データをそのままクロック選択回路2oに入
力し、遅延クロック群の中から水平同期信号の位相に最
も近いクロックを1つ選択することによって得られる。
また書き込みリセットパルスは、書き込みリセットパル
ス発生器22によって、書き込みクロックが安定に発生
するまでの期間τだけ、水平同期信号を遅延させ、且つ
、書き込みクロックのタイミングでラッチをかけること
により得られる(書き込みクロック及び書き込みリセッ
トパルスの発生は、基本的には従来の構成と同様である
)。
ス発生器22によって、書き込みクロックが安定に発生
するまでの期間τだけ、水平同期信号を遅延させ、且つ
、書き込みクロックのタイミングでラッチをかけること
により得られる(書き込みクロック及び書き込みリセッ
トパルスの発生は、基本的には従来の構成と同様である
)。
実施例2の発明のポイントである読み出しクロックは次
のようにして発生させる。水平同期信号分離回路7より
出力された水平同期信号は、位相比較器10及びカウン
タ回路14に入力され、実施例1と同様に、位相データ
及びカウントデータをそれぞれレジスタ13及びレジス
タ15に転送する。レジスタ13及びレジスタ16より
出力された位相データ及びカウントデータば、ディジタ
ル演算回路19によって演算され、読み出しクロック選
択データ及び読み出しリセットパルスデータが出力され
る。読み出しクロックは、クロック選択回路21にて、
位相遅延器12により出力された遅延クロック群の中か
ら、読み出しクロック選択データに基づいて1つのクロ
ックを選択することにより得られる。また読み出しリセ
ットパルスは、読み出しリセットパルス発生器23にて
、読み出しリセットパルスデータに基づいて、同期信号
発生器8より得られる基準水平同期パルスHPを遅延し
、さらに読み出しクロックでラッチをかけることにより
得られる。
のようにして発生させる。水平同期信号分離回路7より
出力された水平同期信号は、位相比較器10及びカウン
タ回路14に入力され、実施例1と同様に、位相データ
及びカウントデータをそれぞれレジスタ13及びレジス
タ15に転送する。レジスタ13及びレジスタ16より
出力された位相データ及びカウントデータば、ディジタ
ル演算回路19によって演算され、読み出しクロック選
択データ及び読み出しリセットパルスデータが出力され
る。読み出しクロックは、クロック選択回路21にて、
位相遅延器12により出力された遅延クロック群の中か
ら、読み出しクロック選択データに基づいて1つのクロ
ックを選択することにより得られる。また読み出しリセ
ットパルスは、読み出しリセットパルス発生器23にて
、読み出しリセットパルスデータに基づいて、同期信号
発生器8より得られる基準水平同期パルスHPを遅延し
、さらに読み出しクロックでラッチをかけることにより
得られる。
ディジタル演算回路19の演算アルゴリズムは例えば次
のように行なう。各パラメータの符号は実施例1と同様
とする。今、時間mラインの時の水平同期信号をHlと
じその前後の水平同期信号であるHrn−1とH!In
+1の3ラインの水平同期信号のデータを用いて、フィ
ルタリング補正を行うとすると、次式のごとくなる。
のように行なう。各パラメータの符号は実施例1と同様
とする。今、時間mラインの時の水平同期信号をHlと
じその前後の水平同期信号であるHrn−1とH!In
+1の3ラインの水平同期信号のデータを用いて、フィ
ルタリング補正を行うとすると、次式のごとくなる。
+t) IT、1−Trnl≦に且つl Tm−Tm
+11≦にならば・・・・・・・・・・・・(′7) ケ)式のように書き込みクロック及び書き込みリセッ)
70Vスを補正してやればフィルタリングによるノイ
ズ除去が可能である。しかし書き込みクロックでは、T
工のデータ補正を行うのに、Tm+1という未来の時間
のデータを用いることはできない。そこでこの補正を読
み出しクロック側で行なう。よって読み出しクロックの
データに次式のごとく補正を施す。
+11≦にならば・・・・・・・・・・・・(′7) ケ)式のように書き込みクロック及び書き込みリセッ)
70Vスを補正してやればフィルタリングによるノイ
ズ除去が可能である。しかし書き込みクロックでは、T
工のデータ補正を行うのに、Tm+1という未来の時間
のデータを用いることはできない。そこでこの補正を読
み出しクロック側で行なう。よって読み出しクロックの
データに次式のごとく補正を施す。
・・・・・・・・・・・・停)
よって読み出しクロック選択データRD及び読み出しリ
セットパルスデータRR8Tは次のように決定される。
セットパルスデータRR8Tは次のように決定される。
+) IT −T I>K且つl ”m−”m
+11 ”Kならば−1m RD = O、RRB 7− Hp + rRD””
4 (2’m−’m−1−’m+1 ’RR8TmHp
+、(C!n−Cm+1) °TH+r・・・・・・
・・・(9) 但しに、τは一定の定数である。
+11 ”Kならば−1m RD = O、RRB 7− Hp + rRD””
4 (2’m−’m−1−’m+1 ’RR8TmHp
+、(C!n−Cm+1) °TH+r・・・・・・
・・・(9) 但しに、τは一定の定数である。
1)の条件はスキューの発生状態であシ、11)の条件
はスキューの発生していない通常の状態すべてである。
はスキューの発生していない通常の状態すべてである。
即ち本実施例のノイズフィルタ処理は、Hmの水平同期
信号に対して1H過去と1H未来の水平同期信号である
Hm−1とHm+1の情報を用いてフィルタリングをす
るために、入力信号とフィルタ補正された水平同期信号
との間に時間ずれが発生せず、その結果、ヌキュー発生
以外のすべての状態においてノイズ除去が可能である。
信号に対して1H過去と1H未来の水平同期信号である
Hm−1とHm+1の情報を用いてフィルタリングをす
るために、入力信号とフィルタ補正された水平同期信号
との間に時間ずれが発生せず、その結果、ヌキュー発生
以外のすべての状態においてノイズ除去が可能である。
この場合のフィルタ特性は、7.8KHzを中心にした
コサインフィルタ特性である。
コサインフィルタ特性である。
次に本実施例においてベロシティエラーの補正を行う方
法について述べる。ベロシティエラーとは、時間軸変動
の周波数成分が、比較的高周波である場合に、1水平期
間内で問題となる時間軸変動のことである。本実施例の
場合、読み出しを1H遅れて行なっている上に、水平同
期信号の周期を測定し、それを演算処理する回路を具備
しているため、簡単にベロシティエラーの補正を行うこ
とができる。時間mラインの時の水平同期信号Hmとそ
の1H後の水平同期信号Hm+1との間のベロシティエ
ラーvmは次式で表される。
法について述べる。ベロシティエラーとは、時間軸変動
の周波数成分が、比較的高周波である場合に、1水平期
間内で問題となる時間軸変動のことである。本実施例の
場合、読み出しを1H遅れて行なっている上に、水平同
期信号の周期を測定し、それを演算処理する回路を具備
しているため、簡単にベロシティエラーの補正を行うこ
とができる。時間mラインの時の水平同期信号Hmとそ
の1H後の水平同期信号Hm+1との間のベロシティエ
ラーvmは次式で表される。
・・・・・・・・・・・・(10
ベロシティエラーの補正はクロック選択回路21におい
て、読み出しクロックの位相を1H内のある時間間隔ご
とに、進めたり遅らした。すすればよい。即ちディジタ
ル演算回路19において、読み出しクロックをN7個ず
つカウントするごとに、読み出しクロック選択データを
1ずつ増加もしくは減少させればよい。なおベロシティ
エラー補正を行なうには、高域のノイズが少ないことが
条件であるために次式のようになる。
て、読み出しクロックの位相を1H内のある時間間隔ご
とに、進めたり遅らした。すすればよい。即ちディジタ
ル演算回路19において、読み出しクロックをN7個ず
つカウントするごとに、読み出しクロック選択データを
1ずつ増加もしくは減少させればよい。なおベロシティ
エラー補正を行なうには、高域のノイズが少ないことが
条件であるために次式のようになる。
Tm−1〉”m> Tm+1もしくはTm−1くTmく
Tm+1なm但し、Nvが正ならば読み出しクロック選
択データを1ずつ増加し、負ならば1ずつ減少させる。
Tm+1なm但し、Nvが正ならば読み出しクロック選
択データを1ずつ増加し、負ならば1ずつ減少させる。
以上のようにしてディジタル演算回路19の演算処理だ
けで簡単にベロシティエラーを補正することができる。
けで簡単にベロシティエラーを補正することができる。
以上説明したように、本実施例2は実施例1と比較する
と、やや回路構成は複雑となるもののノイズに対する補
正効果がより確実となり、より安定で確実な時間軸補正
ができる。またベロシティエラーも簡単に補正できると
いう効果も有する。
と、やや回路構成は複雑となるもののノイズに対する補
正効果がより確実となり、より安定で確実な時間軸補正
ができる。またベロシティエラーも簡単に補正できると
いう効果も有する。
また実施例1.実施例2ともにその回路構成のほとんど
の主要な部分はディジタル回路となっており、従って温
度特性や経時的特性に対して安定であるという特徴もも
っている。
の主要な部分はディジタル回路となっており、従って温
度特性や経時的特性に対して安定であるという特徴もも
っている。
(実施例3)
次に本発明の実施例3の構成について第4図を基に説明
する。第4図は本発明の実施例3の時間軸誤差補正装置
の構成を表わしだブロック図である。第4図において、
信号入力端子1より入力された輝度信号は、1H遅延線
26に通される。1H遅延線26より出力された輝度信
号は、A−D変換器2を通してメモリ3に書き込まれる
。そしてメモリ3より読み出された輝度信号はD−A変
換器4を通して、同期信号すげかえ回路5にて同期信号
をすげかえた後、信号出力端子eに出力される。
する。第4図は本発明の実施例3の時間軸誤差補正装置
の構成を表わしだブロック図である。第4図において、
信号入力端子1より入力された輝度信号は、1H遅延線
26に通される。1H遅延線26より出力された輝度信
号は、A−D変換器2を通してメモリ3に書き込まれる
。そしてメモリ3より読み出された輝度信号はD−A変
換器4を通して、同期信号すげかえ回路5にて同期信号
をすげかえた後、信号出力端子eに出力される。
書き込みクロックは、水平同期信号分離回路7より出力
された水平同期信号と、位相遅延器12より出力された
遅延クロック群とを、位相比較器10にて位相比較し、
得られた位相データをクロック選択回路20に入力して
、遅延クロック群の中から水平同期信号の位相に最も近
いクロックを選択することによって得られる。書き込み
リセットパルスは、書き込みリセットパルス発生器22
によって、水平同期信号分離回路7より出力された水平
同期信号を遅延させ、さらに書き込みクロックのタイミ
ングでラッチをかけることによシ得られる。一方読み出
しクロックは、水晶発振器9より出力された基準クロッ
クをそのまま用いる。
された水平同期信号と、位相遅延器12より出力された
遅延クロック群とを、位相比較器10にて位相比較し、
得られた位相データをクロック選択回路20に入力して
、遅延クロック群の中から水平同期信号の位相に最も近
いクロックを選択することによって得られる。書き込み
リセットパルスは、書き込みリセットパルス発生器22
によって、水平同期信号分離回路7より出力された水平
同期信号を遅延させ、さらに書き込みクロックのタイミ
ングでラッチをかけることによシ得られる。一方読み出
しクロックは、水晶発振器9より出力された基準クロッ
クをそのまま用いる。
また読み出しリセットパルスは、水晶発振器3よυ出力
された基準タロツクを同期信号発生器8にて分周するこ
とにより得られる基準水平同期パpヌを用いる。同期信
号分離回路7に入力される信号は、信号入力端子1に入
力された直接の輝度信号と、その輝度を1H遅延線26
に通すことにより得られる1H遅延された輝度信号と、
その輝度信号をさらに1H遅延線27により遅延させる
ことによシ得られる2H遅延された輝度信号との、3つ
の輝度信号をアナログ加算回路28にて加算することに
より得られる。1H遅延線28及び27は一般にCOD
遅延線を用いる。このアナログ加算回路28の具体的な
一例のブロック図を第5図及び第8図に示す。第6図の
例においては、直接の輝度信号を1ツテネータ29で号
のレベルに減衰させ、1H遅延された輝度信号をアッテ
ネータ30で%のレベルに減衰させ、2H遅延された輝
度信号をアッテネータ31で%のレベルに減衰させ、こ
の3つの信号を加算器32にて加え合わせた信号を出力
する。
された基準タロツクを同期信号発生器8にて分周するこ
とにより得られる基準水平同期パpヌを用いる。同期信
号分離回路7に入力される信号は、信号入力端子1に入
力された直接の輝度信号と、その輝度を1H遅延線26
に通すことにより得られる1H遅延された輝度信号と、
その輝度信号をさらに1H遅延線27により遅延させる
ことによシ得られる2H遅延された輝度信号との、3つ
の輝度信号をアナログ加算回路28にて加算することに
より得られる。1H遅延線28及び27は一般にCOD
遅延線を用いる。このアナログ加算回路28の具体的な
一例のブロック図を第5図及び第8図に示す。第6図の
例においては、直接の輝度信号を1ツテネータ29で号
のレベルに減衰させ、1H遅延された輝度信号をアッテ
ネータ30で%のレベルに減衰させ、2H遅延された輝
度信号をアッテネータ31で%のレベルに減衰させ、こ
の3つの信号を加算器32にて加え合わせた信号を出力
する。
一方第θ図の例においては、アッテネータ29゜30.
31にて、それぞれの輝度信号を減衰させるのは同じで
あるが、それぞれのアッテネータの出力信号を減算器3
3に入力し、減算器33の出力信号をリミッタ34を通
した後、さらに減算器36にて元の1H遅延輝度信号か
ら減算するという構成である。第6図の構成は、一般的
な3ラインのクシ形フィルタ特性を持つ。これに対して
第6図の構成では低レベルの信号のみ3ラインクシ形フ
イμり特性となる。よって第5図の構成では、かなり大
きなノイズをも除去できる反面、水平同期信号のトラン
ジェント時間よシも大きな低域のジッタやスキューが発
生した場合には誤動作を生ずる。一方第6図の構成では
、低域のジッタやスキューに誤動作しない反面、かなシ
大きなノイズに対して効果が弱くなるという特徴を有す
る。
31にて、それぞれの輝度信号を減衰させるのは同じで
あるが、それぞれのアッテネータの出力信号を減算器3
3に入力し、減算器33の出力信号をリミッタ34を通
した後、さらに減算器36にて元の1H遅延輝度信号か
ら減算するという構成である。第6図の構成は、一般的
な3ラインのクシ形フィルタ特性を持つ。これに対して
第6図の構成では低レベルの信号のみ3ラインクシ形フ
イμり特性となる。よって第5図の構成では、かなり大
きなノイズをも除去できる反面、水平同期信号のトラン
ジェント時間よシも大きな低域のジッタやスキューが発
生した場合には誤動作を生ずる。一方第6図の構成では
、低域のジッタやスキューに誤動作しない反面、かなシ
大きなノイズに対して効果が弱くなるという特徴を有す
る。
以上説明したように本実施例3は、回路構成の主要部分
が、アナログ回路で構成されており、非常に簡単に実現
できる。またノイズに対する補正効果も、実施例1.実
施例2にはやや劣るものの実用上通常の再生信号では問
題ない程度の効果を有する。
が、アナログ回路で構成されており、非常に簡単に実現
できる。またノイズに対する補正効果も、実施例1.実
施例2にはやや劣るものの実用上通常の再生信号では問
題ない程度の効果を有する。
(実施例4)
次に本発明の実施例4の構成について第7図を用いて説
明する。第7図は本発明の実施例4の時間軸誤差補正装
置の構成を表わしたブロック図である。本実施例は、実
施例1〜3のようにノイズをフィルタリング処理等によ
って基本的に減衰させるのではなくて、ノイズによって
第8図における時間軸誤差補正装置が悪影響を受けるの
を検出しようというものである。よって時間軸誤差補正
に関する基本構成は従来と全く同じであり、説明を省略
する。
明する。第7図は本発明の実施例4の時間軸誤差補正装
置の構成を表わしたブロック図である。本実施例は、実
施例1〜3のようにノイズをフィルタリング処理等によ
って基本的に減衰させるのではなくて、ノイズによって
第8図における時間軸誤差補正装置が悪影響を受けるの
を検出しようというものである。よって時間軸誤差補正
に関する基本構成は従来と全く同じであり、説明を省略
する。
第7図において書き込みクロックを発生するために用い
る位相比較器1oや書き込みリセットパルス発生器22
に入力される水平同期信号は、立上リパルヌである後エ
ツジを用いている。これに対し、水平同期信号をインバ
ータ36にて反転し、水平同期信号の立下りパルスであ
る前エツジを位相比較器37及びカウンタ回路39に入
力する。
る位相比較器1oや書き込みリセットパルス発生器22
に入力される水平同期信号は、立上リパルヌである後エ
ツジを用いている。これに対し、水平同期信号をインバ
ータ36にて反転し、水平同期信号の立下りパルスであ
る前エツジを位相比較器37及びカウンタ回路39に入
力する。
そして水平同期信号の前エツジによる位相データ及びカ
ウントデータを検出し、レジスタ38及びレジスタ40
に転送する。レジスタ38及びレジスタ40より出力さ
れた位相データ及びカウントデータは、ディジタル演算
回路41に入力され、水平同期信号の前エツジのインタ
ーバル間の周期Tmを(1)式を基にして演算される。
ウントデータを検出し、レジスタ38及びレジスタ40
に転送する。レジスタ38及びレジスタ40より出力さ
れた位相データ及びカウントデータは、ディジタル演算
回路41に入力され、水平同期信号の前エツジのインタ
ーバル間の周期Tmを(1)式を基にして演算される。
ディジタル演算回路41より出力された演算結果は、デ
ィジタルバンドパスフィルタ(BPF)42によりバン
ドパス特性のフィルタリングを施される。一方り−A変
換器4より出力された輝度信号も同様に、水平同期信号
分離回路43にて水平同期信号を分離し、インバータ4
4によって極性を反転させて前エツジ情報を位相比較器
46及びカウンタ回路45に入力する。そして位相比較
器46.カウンタ回路46.レジスタ4フ、レジスタ4
8.デイジタル演算回路49によって水平同期信号の前
エツジのインつてパル間の周期Tm を演算し、ディジ
タルバンドパスフィルタ5Qによってフィルタリングを
施される。そしてディジタルバンドパスフィルタ42の
出力とディジタルバンドパスフィルタ60の出力のレベ
ルをレベル比較器61にて検出し、その比較結果を検出
端子52に出力する。
ィジタルバンドパスフィルタ(BPF)42によりバン
ドパス特性のフィルタリングを施される。一方り−A変
換器4より出力された輝度信号も同様に、水平同期信号
分離回路43にて水平同期信号を分離し、インバータ4
4によって極性を反転させて前エツジ情報を位相比較器
46及びカウンタ回路45に入力する。そして位相比較
器46.カウンタ回路46.レジスタ4フ、レジスタ4
8.デイジタル演算回路49によって水平同期信号の前
エツジのインつてパル間の周期Tm を演算し、ディジ
タルバンドパスフィルタ5Qによってフィルタリングを
施される。そしてディジタルバンドパスフィルタ42の
出力とディジタルバンドパスフィルタ60の出力のレベ
ルをレベル比較器61にて検出し、その比較結果を検出
端子52に出力する。
このようにして、水平同期信号の前エツジを利用して、
時間軸誤差補正処理を施す前の水平同期信号と、施した
後の水平同期信号のそれぞれの特定の周波数の時間軸変
動成分を抽出し、両者をレベル比較することにより時間
軸補正処理が、うまく行なわれたか否かを検出するので
ある。このレベル比較する時間軸変動成分の周波数、即
ちディジタルバンドパスフィルタ42及び60のフィル
タ特性としては中心周波数を1〜3KHz ぐらいに
設定するのが効果的である。
時間軸誤差補正処理を施す前の水平同期信号と、施した
後の水平同期信号のそれぞれの特定の周波数の時間軸変
動成分を抽出し、両者をレベル比較することにより時間
軸補正処理が、うまく行なわれたか否かを検出するので
ある。このレベル比較する時間軸変動成分の周波数、即
ちディジタルバンドパスフィルタ42及び60のフィル
タ特性としては中心周波数を1〜3KHz ぐらいに
設定するのが効果的である。
このようにして検出された信号によって、時間軸補正処
理をオン/オフさせたり、又は実施例1〜3においてノ
イズフィルタリンク処理の強さを切換えたりすればよい
。
理をオン/オフさせたり、又は実施例1〜3においてノ
イズフィルタリンク処理の強さを切換えたりすればよい
。
以上説明したように本実施例によると、時間軸補正処理
がノイズ等によシ悪影響を受けているか否かを検出する
ことができ、その実用価値は大きいものである。
がノイズ等によシ悪影響を受けているか否かを検出する
ことができ、その実用価値は大きいものである。
発明の詳細
な説明したように本発明の時間軸誤差補正装置は、ノイ
ズを多く含んだ信号においても、確実に且つ高速に時間
軸誤差補正を実現できる。その結果、家庭用VTRのあ
らゆる再生信号に対して、確実で安定な時間軸誤差補正
ができ、安定な同期。
ズを多く含んだ信号においても、確実に且つ高速に時間
軸誤差補正を実現できる。その結果、家庭用VTRのあ
らゆる再生信号に対して、確実で安定な時間軸誤差補正
ができ、安定な同期。
時間軸を持った映像信号を得ることができる。また本発
明は、比較的簡単な構成で実現できる等、その実用的価
値は非常に大きい。
明は、比較的簡単な構成で実現できる等、その実用的価
値は非常に大きい。
第1図は本発明の実施例1の時間軸誤差補正装置の構成
を表わしたブロック図、第2図は実施例1、実施例2に
用いる位相比較器の構成を詳しく示したブロック図、第
3図、第4図は本発明の実施例2,3の時間軸誤差補正
装置の構成を表わしたブロック図、第5図、第6図は実
施例3に用いるアナログ加算回路の構成を詳しく示した
ブロック図、第7図は本発明の実施例4の時間軸誤差補
正装置の構成を表わしたブロック図、第8図は時間軸誤
差補正装置の基本構成を表わしたブロック図である。 2・・・・・・A−D変換器、3,26・・・・・・デ
ィジタルメモリ、4・・・・・・D−A変換器、5・・
・・・・同期信号すげかえ回路、7・・・・・・水平同
期信号は離回路、8・・・・・・同期信号発生器、9・
・・・・・水晶発振器、10゜37.46・・・・・・
位相比較器、11,20.21・・・・・・クロック選
択回路、12・・・・・・位相遅延器、13゜15 、
3B 、 40 、47 、48・・・・・・レジスタ
、14 、39 、45・・・・・・カウンタ回路、1
6,19゜41.49・・・・・・ディジタル演算回路
、22 、24・・・・・・書き込みリセットパルス発
生器、23・・・・・・読み出しリセットパルス発生器
、26.27・・・・・・1H遅延線、28・・・・・
・アナログ加算回路、36゜44・・・・・・インバー
タ、42.50・・・・・・ディジタルバンドパスフィ
ルタ、61・・・・・・レヘ/V 比較器。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 図
を表わしたブロック図、第2図は実施例1、実施例2に
用いる位相比較器の構成を詳しく示したブロック図、第
3図、第4図は本発明の実施例2,3の時間軸誤差補正
装置の構成を表わしたブロック図、第5図、第6図は実
施例3に用いるアナログ加算回路の構成を詳しく示した
ブロック図、第7図は本発明の実施例4の時間軸誤差補
正装置の構成を表わしたブロック図、第8図は時間軸誤
差補正装置の基本構成を表わしたブロック図である。 2・・・・・・A−D変換器、3,26・・・・・・デ
ィジタルメモリ、4・・・・・・D−A変換器、5・・
・・・・同期信号すげかえ回路、7・・・・・・水平同
期信号は離回路、8・・・・・・同期信号発生器、9・
・・・・・水晶発振器、10゜37.46・・・・・・
位相比較器、11,20.21・・・・・・クロック選
択回路、12・・・・・・位相遅延器、13゜15 、
3B 、 40 、47 、48・・・・・・レジスタ
、14 、39 、45・・・・・・カウンタ回路、1
6,19゜41.49・・・・・・ディジタル演算回路
、22 、24・・・・・・書き込みリセットパルス発
生器、23・・・・・・読み出しリセットパルス発生器
、26.27・・・・・・1H遅延線、28・・・・・
・アナログ加算回路、36゜44・・・・・・インバー
タ、42.50・・・・・・ディジタルバンドパスフィ
ルタ、61・・・・・・レヘ/V 比較器。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 図
Claims (9)
- (1)再生輝度信号から水平同期信号を分離する水平同
期信号分離手段と、前記水平同期信号の基準クロックに
対する位相を比較し、位相データを出力する位相比較手
段と、前記水平同期信号のインターバル間の基準クロッ
クの数をカウントし、カウントデータを出力するカウン
ト手段と、前記位相データと前記カウントデータを演算
し書き込みクロック選択データを出力する演算手段と、
前記演算手段より得られる書き込みクロック選択データ
に基づいて基準クロックを遅延させることにより書き込
みクロックを発生させる書き込みクロック発生手段と、
前記書き込みクロックに従って前記再生輝度信号を書き
込むと共に、前記基準クロックに従って前記再生輝度信
号を読み出すメモリ手段とを具備した時間軸誤差補正装
置。 - (2)演算手段が、時間mラインの時の水平同期信号の
位相データをθ_mとし、書き込みクロック選択データ
をW_Dとすると W_D=1/2(θ_m_−_1−θ_m)の演算を行
うことを特徴とする請求項1記載の時間軸誤差補正装置
。 - (3)再生輝度信号から水平同期信号を分離する水平同
期信号分離手段と、前記水平同期信号の基準クロックに
対する位相を比較し、位相データを出力する位相比較手
段と、前記水平同期信号のインターバル間の基準クロッ
クの数をカウントし、カウントデータを出力するカウン
ト手段と、前記位相データに基づいて基準クロックを遅
延させることによシ書き込みクロックを発生させる書き
込みクロック発生手段と、前記位相データと前記カウン
トデータを演算し、読み出しクロック選択データを出力
する演算手段と、前記読み出しクロック選択データに基
づいて基準クロックを遅延させることにより読み出しク
ロックを発生させる読み出しクロック発生手段と、前記
書き込みクロックに従って前記再生輝度信号を書き込む
と共に前記読み出しクロックに従って前記再生輝度信号
を1水平期間以上遅延させた後に読み出す手段とを具備
した時間軸誤差補正装置。 - (4)演算手段は、時間mラインの時の水平同期信号の
位相データをθ_mとし、読み出しクロック選択データ
をR_Dとすると R_D=1/4(2θ_m−θ_m_−_1−θ_m_
+_1)の演算を行うことを特徴とする請求項3記載の
時間軸誤差補正装置。 - (5)時間mラインの時の水平同期信号の位相データを
θ_mとし、同じくカウントデータをC_mとし、また
基準水平同期パルスの基準クロックに対する分周比をl
とし、位相比較手段の位相比較段数をnとしたとき、前
記演算手段において N_V=l/{(l−C_m)・n+(θ_m−θ_m
_+_1)}なる演算を施し、基準クロックを|N_V
|ずつカウントするごとに読み出しクロック選択データ
を1ずつ増減させることにより、ベロシティーエラー補
正を行うことを特徴とする請求項3記載の時間軸誤差補
正装置。 - (6)位相比較手段は、基準クロックを遅延させたn個
の遅延クロック群を発生させる位相遅延器を含み、該遅
延クロック群より水平同期信号の基準クロックに対する
位相を比較するものであり、前記位相遅延器は、基準ク
ロックをn個の縦続接続されたバッファーゲートに通す
ことによってn個の遅延クロック群を発生する手段と、
前記バッファーゲートの最終段より出力された遅延クロ
ックと基準クロックとの位相を比較し位相誤差を出力す
る位相比較手段と、前記位相誤差に応じてバッファーゲ
ートの印加電圧を可変させ、バッファーゲートの遅延時
間を制御する制御手段とを具備することにより構成され
たものであることを特徴とする請求項1又は2記載の時
間軸誤差補正装置。 - (7)再生輝度信号を2H遅延することにより1H遅延
輝度信号と2H遅延輝度信号とを出力する輝度信号遅延
手段と、前記再生輝度信号と前記1H遅延輝度信号と前
記2H遅延輝度信号との3ラインの輝度信号を加算し、
3ライン加算輝度信号を出力する加算手段と、前記3ラ
イン加算輝度信号から水平同期信号を分離する水平同期
信号分離手段と、前記水平同期信号の基準クロックに対
する位相を比較し、位相データを出力する位相比較手段
と、前記位相データに基づいて基準クロックを遅延させ
ることにより書き込みクロックを発生させる書き込みク
ロック発生手段と、前記書き込みクロックに従って前記
1H遅延輝度信号を書き込むと共に前記基準クロックに
従って前記1H遅延輝度信号を読み出すメモリ手段とを
具備した時間軸誤差補正装置。 - (8)加算手段は、再生輝度信号と2H遅延輝度信号と
をそれぞれ1/4にレベル減衰させ、1/2にレベル減
衰させた1H遅延輝度信号よりそれぞれ減算する第1の
減算手段と、第1の減算手段の出力をリミッタに通した
後、1H遅延輝度信号より減算する第2の減算手段とを
具備して構成されることを特徴とする請求項7記載の時
間軸誤差補正装置。 - (9)再生輝度信号から水平同期信号を分離する第1の
水平同期信号分離手段と、前記第1の水平同期信号分離
手段より得られた水平同期信号の後エッジと基準クロッ
クとの位相を比較し、その位相差に基づいて基準クロッ
クを遅延させることにより書き込みクロックを発生させ
る書き込みクロック発生手段と、前記書き込みクロック
に従って前記再生輝度信号を書き込むと共に前記基準ク
ロックに従って前記再生輝度信号を読み出すメモリ手段
と、前記メモリ手段から得られた再生輝度信号から水平
同期信号を分離する第2の水平同期信号分離手段と、前
記第1の水平同期信号分離手段より得られた水平同期信
号の前エッジのインターバル間の第1の周期を演算する
第1の演算手段と、前記第1の周期の変化の特定の周波
数成分を抽出する第1のフィルタ手段と、前記第2の水
平同期信号分離手段より得られた水平同期信号の前エッ
ジのインターバル間の第2の周期を演算する第2の演算
手段と、前記第2の周期の変化の特定の周波数成分を抽
出する第2のフィルタ手段と、前記第1のフィルタ手段
の出力と前記第2のフィルタ手段の出力とをレベル比較
するレベル比較手段とを具備した時間軸誤差補正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63309480A JP2623794B2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | 時間軸誤差補正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63309480A JP2623794B2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | 時間軸誤差補正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02155382A true JPH02155382A (ja) | 1990-06-14 |
JP2623794B2 JP2623794B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=17993495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63309480A Expired - Lifetime JP2623794B2 (ja) | 1988-12-07 | 1988-12-07 | 時間軸誤差補正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2623794B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446480A (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-17 | Victor Co Of Japan Ltd | 時間軸誤差補正装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188483A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-08-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 時間軸誤差補正装置 |
-
1988
- 1988-12-07 JP JP63309480A patent/JP2623794B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188483A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-08-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 時間軸誤差補正装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446480A (ja) * | 1990-06-13 | 1992-02-17 | Victor Co Of Japan Ltd | 時間軸誤差補正装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2623794B2 (ja) | 1997-06-25 |
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