JPH02154467A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH02154467A JPH02154467A JP30861388A JP30861388A JPH02154467A JP H02154467 A JPH02154467 A JP H02154467A JP 30861388 A JP30861388 A JP 30861388A JP 30861388 A JP30861388 A JP 30861388A JP H02154467 A JPH02154467 A JP H02154467A
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- JP
- Japan
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- tpts
- thin film
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- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 4
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、薄膜トランジスタ(以下TPTと略す)にお
いて、所僅の電気的特性を得るために、複数個のTPT
を接続する方法に関する。
いて、所僅の電気的特性を得るために、複数個のTPT
を接続する方法に関する。
[従来の技術]
通常、1つのTPTにおいて、所望の電気的特性を得る
ための工夫は、該TPTの構造や製造条件が対象となる
。しかし、前記TPTの構造や製造条件を工夫しても、
1つのTPTだけでは所望の電気的特性が得られない場
合がある。前記場合には、従来電気的には同一の基本特
性を持つTPTを、直列乃至並列に接続していた。
ための工夫は、該TPTの構造や製造条件が対象となる
。しかし、前記TPTの構造や製造条件を工夫しても、
1つのTPTだけでは所望の電気的特性が得られない場
合がある。前記場合には、従来電気的には同一の基本特
性を持つTPTを、直列乃至並列に接続していた。
例えば、高電圧で使用するため高耐圧のTPTが必要な
ときは、電気的には同一の基本特性を持つ基本となるT
PTを直列に接続していた。また、大電流が必要な時は
、電気的には同一の基本特性を持つ基本となるTPTを
並列に接続していた。
ときは、電気的には同一の基本特性を持つ基本となるT
PTを直列に接続していた。また、大電流が必要な時は
、電気的には同一の基本特性を持つ基本となるTPTを
並列に接続していた。
また、TPTのリーク電流を低減したいときは、電気的
には同一の基本特性を持つ基本となるTPTを直列に接
続していた。
には同一の基本特性を持つ基本となるTPTを直列に接
続していた。
[発明が解決しようとする課題]
TPTの適用製品に液晶パネルがある。すでにTPTを
用いた数インチの液晶パネルが量産され、さらに大きな
サイズのパネルが研究されている。
用いた数インチの液晶パネルが量産され、さらに大きな
サイズのパネルが研究されている。
また前記パネルの解像度など表示品質の向上の研究もさ
れている。しかしTPTは通常ガラス基板上に、非結晶
Siを用いて形成されるため、その電気的特性は、大き
なサイズの液晶パネルを表示したり、液晶パネルの表示
品質を向上するためには必ずしも十分ではなかった。T
PTは非結晶Siを用いているため、本質的にオン電流
が小さく、オフ電流(リーク電流)が大きいからである
。
れている。しかしTPTは通常ガラス基板上に、非結晶
Siを用いて形成されるため、その電気的特性は、大き
なサイズの液晶パネルを表示したり、液晶パネルの表示
品質を向上するためには必ずしも十分ではなかった。T
PTは非結晶Siを用いているため、本質的にオン電流
が小さく、オフ電流(リーク電流)が大きいからである
。
特にTPTに要求されるオフ電流は、液晶パネルの駆動
方式の特徴のため、ゲート電圧の広い範囲にわたって低
い値である必要がある。例えばNチャネル型のTPTで
は、ゲート電圧がOvから一1Ov程度の範囲で、低い
オフ電流が要求される。
方式の特徴のため、ゲート電圧の広い範囲にわたって低
い値である必要がある。例えばNチャネル型のTPTで
は、ゲート電圧がOvから一1Ov程度の範囲で、低い
オフ電流が要求される。
しかし、非結晶Siを用いて形成されるTPTは、ゲー
ト電圧がマイナス方向に大きくなると、オフ電流が大き
くなるという問題点を有する。ドレイン側に形成される
P−N接合のリーク電流が増加するためである。前記オ
フ電流の増加は、TPTから液晶パネルの画素に書き込
まれたデータ信号の電圧を低下させ、従って液晶パネル
の表示品質を低下させる。TPTのオフ電流を下げるた
め、従来電気的には同一の基本特性を持つ基本となるT
F′rを直列に接続する方法があった。しかし電気的に
同一の基本特性を持つT FTを複数個直列に接続する
と、オン電流は前記基本特性を持つTPTlつのオン電
流に比べて確実に低下する。
ト電圧がマイナス方向に大きくなると、オフ電流が大き
くなるという問題点を有する。ドレイン側に形成される
P−N接合のリーク電流が増加するためである。前記オ
フ電流の増加は、TPTから液晶パネルの画素に書き込
まれたデータ信号の電圧を低下させ、従って液晶パネル
の表示品質を低下させる。TPTのオフ電流を下げるた
め、従来電気的には同一の基本特性を持つ基本となるT
F′rを直列に接続する方法があった。しかし電気的に
同一の基本特性を持つT FTを複数個直列に接続する
と、オン電流は前記基本特性を持つTPTlつのオン電
流に比べて確実に低下する。
従って本発明の目的は、オン電流を低下させることなく
、オフ電流がゲート電圧の広い範囲にわたって低いTP
Tを提供することである。
、オフ電流がゲート電圧の広い範囲にわたって低いTP
Tを提供することである。
[課題を解決するための手段]
本発明において前記問題点を解決するための手段は、
(1)ソース電極とドレイン電極とゲート電極を備えた
薄膜トランジスタにおいて、閾値電圧が互いに異なる2
つ以上の前記薄膜トランジスタを直列に接続し、前記直
列に接続された薄膜トランジスタの両端の電極をソース
電極およびドレイン電極とし、且つ前記直列に接続され
た薄膜トランジスタの総てのゲート電極を共通にするこ
とを特徴とする。
薄膜トランジスタにおいて、閾値電圧が互いに異なる2
つ以上の前記薄膜トランジスタを直列に接続し、前記直
列に接続された薄膜トランジスタの両端の電極をソース
電極およびドレイン電極とし、且つ前記直列に接続され
た薄膜トランジスタの総てのゲート電極を共通にするこ
とを特徴とする。
[実施例]
本発明の詳細を実施例により、以下に説明する。第1図
は本発明による実施例である。第1図においてT工、T
2.・・・Tnはn個のTPTであり、直列に接続され
ている。前記直列に接続されたn個のTPTの両端は、
それぞれソースおよびドレインとなっている。前記n個
のTPTのゲートは総て共通となっている。従って前記
n個のT 、F Tは全体として1つのTPTと見なす
ことが出きる。前記n個のTPTにおいて、少なくとも
2つ以上のTPTでVthが異なっている。
は本発明による実施例である。第1図においてT工、T
2.・・・Tnはn個のTPTであり、直列に接続され
ている。前記直列に接続されたn個のTPTの両端は、
それぞれソースおよびドレインとなっている。前記n個
のTPTのゲートは総て共通となっている。従って前記
n個のT 、F Tは全体として1つのTPTと見なす
ことが出きる。前記n個のTPTにおいて、少なくとも
2つ以上のTPTでVthが異なっている。
前記全体として1つのTPTとみなせるTPTが、どの
ような電気的特性になるかを、簡単のため2つのNチャ
ネルTPTを直列に接続した場合を例にとり次に説明す
る。
ような電気的特性になるかを、簡単のため2つのNチャ
ネルTPTを直列に接続した場合を例にとり次に説明す
る。
第2図はvthが異なる2つのT P T (T 1
、 T x )が直列に接続されていることを示してい
る。直列に接続されたTPTの両端がソースおよびドレ
インであり、ゲートが共通になつている点は第1図と同
じである。前記2つのTFT 、 T iおよびT2の
電気的特性と、前記2つのTPTを直列に接続したとき
の全体の電気的特性(T)を第3図に示す。第3図にお
いて、T1とT2のVthは異なっている。ドレイン電
流が最小となるゲート電圧は、T、が約−5V、”I’
2は0■である。どちらのTPTにおいても、ドレイン
電流が最小となるゲート電圧より、ゲート電圧がさらに
負の方向に大きくなると、ドレイン電流が増加している
。ゲート電圧が負の方向に大きくなると、チャネル部が
P型となりさらにそのP壁領域の濃度が高くなり、前記
P壁領域とN型領域であるドレインとで形成されるPN
接合を介したリーク電流が増加するからである。このよ
うにゲート電圧が負の方向に大きくなるとき、ドレイン
電極が増加する傾向は、特にTFTを液晶パネルの画素
駆動用トランジスタとして使用するときには望ましくな
い。TPTを介して画素電極に書き込まれたデータ信号
の電圧が、データ保持期間にゲート電圧が負の方向に大
きくなることによって、前記リーク電流のために、低下
し、その結果液晶パネルの表示品質が低下するからであ
る。第3図に示す太い実線(T)は、前記T1とT2の
2つのTPTを直列に接続したときの全体の電気的特性
を示している。オフ電流は2つのTPTの低いほうの値
に律則されるため、ゲート電圧が0〜−1OVの範囲で
殆ど一定であり、而もその値は前記2つの”l’ F
T夫々の最小オフ電流より低い。一方前記直列に接続し
たTPTのオン電流は、同様に2つのTPTのうち低い
ほうのTPTのオン電流に律則されるが、T、のオン電
流は非常に大きいため、T2のオン電流と殆ど同じ値と
なる。即ち、2つのTPTを直列接続することにより、
オン電流を低下させることなく、オフ電流だけを低減し
かつゲート電圧の広い範囲にわたって低くすることがで
きる。以上の説明は2つのTPTを直列に接続した場合
について行ったが、3つ以上のTPTでも同様に考える
ことができる。
、 T x )が直列に接続されていることを示してい
る。直列に接続されたTPTの両端がソースおよびドレ
インであり、ゲートが共通になつている点は第1図と同
じである。前記2つのTFT 、 T iおよびT2の
電気的特性と、前記2つのTPTを直列に接続したとき
の全体の電気的特性(T)を第3図に示す。第3図にお
いて、T1とT2のVthは異なっている。ドレイン電
流が最小となるゲート電圧は、T、が約−5V、”I’
2は0■である。どちらのTPTにおいても、ドレイン
電流が最小となるゲート電圧より、ゲート電圧がさらに
負の方向に大きくなると、ドレイン電流が増加している
。ゲート電圧が負の方向に大きくなると、チャネル部が
P型となりさらにそのP壁領域の濃度が高くなり、前記
P壁領域とN型領域であるドレインとで形成されるPN
接合を介したリーク電流が増加するからである。このよ
うにゲート電圧が負の方向に大きくなるとき、ドレイン
電極が増加する傾向は、特にTFTを液晶パネルの画素
駆動用トランジスタとして使用するときには望ましくな
い。TPTを介して画素電極に書き込まれたデータ信号
の電圧が、データ保持期間にゲート電圧が負の方向に大
きくなることによって、前記リーク電流のために、低下
し、その結果液晶パネルの表示品質が低下するからであ
る。第3図に示す太い実線(T)は、前記T1とT2の
2つのTPTを直列に接続したときの全体の電気的特性
を示している。オフ電流は2つのTPTの低いほうの値
に律則されるため、ゲート電圧が0〜−1OVの範囲で
殆ど一定であり、而もその値は前記2つの”l’ F
T夫々の最小オフ電流より低い。一方前記直列に接続し
たTPTのオン電流は、同様に2つのTPTのうち低い
ほうのTPTのオン電流に律則されるが、T、のオン電
流は非常に大きいため、T2のオン電流と殆ど同じ値と
なる。即ち、2つのTPTを直列接続することにより、
オン電流を低下させることなく、オフ電流だけを低減し
かつゲート電圧の広い範囲にわたって低くすることがで
きる。以上の説明は2つのTPTを直列に接続した場合
について行ったが、3つ以上のTPTでも同様に考える
ことができる。
[発明の効果]
本発明によれば、オン電流を低下させることなく、オフ
電流だけを低減し、且つゲート電圧の広い範囲にわたっ
てオフ電流を低くすることができる。
電流だけを低減し、且つゲート電圧の広い範囲にわたっ
てオフ電流を低くすることができる。
第1図は本発明によるn個のT P Tを直列に接続し
た図。第2図は本発明を分かりやすく説明するため2個
のTPTを直列に接続した図。第3図はTPTの電気的
特性を示す図。 S・・・ソース D・・・ドレイン G・・・ゲート 代理人弁理士 上柳雅誉 (他1名) (V>’Is@/−と匂
た図。第2図は本発明を分かりやすく説明するため2個
のTPTを直列に接続した図。第3図はTPTの電気的
特性を示す図。 S・・・ソース D・・・ドレイン G・・・ゲート 代理人弁理士 上柳雅誉 (他1名) (V>’Is@/−と匂
Claims (2)
- (1)ソース電極とドレイン電極とゲート電極を備えた
薄膜トランジスタにおいて、閾値電圧が互いに異なる2
つ以上の前記薄膜トランジスタを直列に接続し、前記直
列に接続された薄膜トランジスタの両端の電極をソース
電極およびドレイン電極とし、且つ前記直列に接続され
た薄膜トランジスタの総てのゲート電極を共通にするこ
とを特徴とする半導体装置。 - (2)非結晶Siを用いることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30861388A JPH02154467A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30861388A JPH02154467A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02154467A true JPH02154467A (ja) | 1990-06-13 |
Family
ID=17983156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30861388A Pending JPH02154467A (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02154467A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5506598A (en) * | 1992-01-21 | 1996-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Active matrix substrate and a method for driving the same |
JP2003308030A (ja) * | 2002-02-18 | 2003-10-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 表示装置 |
-
1988
- 1988-12-06 JP JP30861388A patent/JPH02154467A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5506598A (en) * | 1992-01-21 | 1996-04-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Active matrix substrate and a method for driving the same |
JP2003308030A (ja) * | 2002-02-18 | 2003-10-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 表示装置 |
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