JPH02153719A - 合成樹脂シートの成形方法 - Google Patents

合成樹脂シートの成形方法

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JPH02153719A
JPH02153719A JP30754988A JP30754988A JPH02153719A JP H02153719 A JPH02153719 A JP H02153719A JP 30754988 A JP30754988 A JP 30754988A JP 30754988 A JP30754988 A JP 30754988A JP H02153719 A JPH02153719 A JP H02153719A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は合成樹脂製積層体の成形方法および装置に関し
、−層詳細には、合成樹脂からなる積層体を凸形の成形
型と凹形の成形型間に挟持し、一方の成形型を介して加
圧空気を供給して前記合成樹脂製積層体を押圧し、次い
で、他方の成形型を介して前記合成樹脂製積層体を吸弓
することによりこれを圧力作用下に成形型に押し付けて
前記合成樹脂製積層体の表面に所望の模様を転写し且つ
所定の成形を行うことを可能とする合成樹脂製積層体の
成形方法および装置に関する。
[発明の背景] 近来、自動車等の内装部材として合成樹脂系シートの表
面に皮革の表面模様(以下、しぼ模様という)を付して
表皮とし、さらに発泡性樹脂層を前記表皮に積層して所
望の形状に成形したものが多用されている。
特に、運転席の前面に設けられる計器類、収納ボックス
類とエアコン、ステレオ等の操作面が取り付けられるパ
ネル(以下、インストルメントパネルという)は人目に
つくところであり、質感に富み、時代の流行に適合した
デザインであることが望まれる。そこで、この要求に沿
うべくインストルメントパネルの表面にしぼ模様を施し
た合成樹脂製シートが広範に採用されるに至っている。
ところで、このしぼ模様を施した、例えば、インストル
メントパネルを成形する方法として、しぼ模様が付され
た内壁を有する成形型間に合成樹脂からなる積層体を挟
み込み、当該成形型を介して高圧の空気を送給し、若し
くは低圧で吸引して合成樹脂からなる積層体の表面を前
記成形型の表面に圧接させる方法が採用されている(例
えば、実開昭第59−7822号、特開昭第61−27
2126号参照)。然しなから、前記の従来技術におい
ては、吸引工程および加圧工程を同時に行っており、積
層された合成樹脂製積層体を加工する場合、層間で剥離
が発生する懸念が存在している。
さらに、成形型に複数の孔部を穿設し、前記孔部を介し
て合成樹脂製積層体を吸引加圧するために合成樹脂製積
層体に付与される圧力が当該孔部の存在個所によって異
なってしまう。従って、この圧力により前記孔部が存在
する個所では表皮に積層されたポリプロピレン等の発泡
樹脂が部分的に潰れてしまい、全体として高品質なイン
ストルメントパネルを製造することが困難となる。また
、この種の成形装置は成形体を吸引するための真空タン
クおよび加圧するための圧空タンクが装置の外部に設け
られるため当該装置を可及的に小型化することが困難と
なっている。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、予め加熱された合成樹脂からなる積層体を凸形
の成形型と凹形の成形型間に挟持し、一方の成形型を介
して加圧空気を供給して前記合成樹脂製積層体を一旦押
圧し、次いで、他方の成形型を介して前記合成樹脂製積
層体を吸引することにより合成樹脂製積層体に付与され
る圧力を略均−化してしぼ模様の転写性能を向上させる
と共に、積層された合成樹脂間の剥離を防止して高品質
な製品を得ることを可能とし、しかも、成形装置内に加
圧手段および吸引手段を設けることにより成形装置自体
のコンパクト化を達成することを可能とする合成樹脂か
らなる積層体の成形方法および装置を提供することを目
的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は第1の成形型と
、第2の成形型との間に予め加熱された合成樹脂製積層
体を挟持し、次いで、前記第1成形型または前記第2成
形型を介して前記合成樹脂製積層体に対し加圧空気を供
給し、所定時間経過後に前記第2成形型または第1成形
型を介して前記合成樹脂製積層体を吸引し、所望形状に
成形することを特徴とする。
また、本発明は第1の成形型と、第2の成形型との間に
予め加熱された合成樹脂製積層体を挟持して加圧および
吸引工程を施して成形を行う合成樹脂製積層体の成形装
置において、第1および第2成形型は温度調節管体を埋
設してなる無数の微細孔を有する第1の多孔質層と、補
強層としての無数の微細孔を有する第2の多孔質層から
なり、前記第1多孔質層に積層されるポーラス状電鋳体
を少なくとも前記第1成形型または第2成形型に設ける
ことを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る合成樹脂からなる積層体の成形方法
について、それを実施するための装置との関係において
好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係る成形
装置を示す。前記成形装置lOは基台12と、当該基台
12の端部に立設される複数本のガイドボストとしての
支柱14と、当該支柱14を摺動する枠ラム16と、同
じく前記支柱14を摺動する型ラム18と、前記支柱1
4間に架設される固定枠体20と、前記基台12上に設
けられる成形型載置台22に載置される第1成形型とし
ての下型24と、前記型ラム18の下面部に取着される
第2成形型としての上型26とから実質的に構成される
前記基台12内には圧空タンク28が設けられており、
前記圧空タンク28の下面部には図示しない加圧空気供
給源が接続される。そして、前記下型24に加圧管28
aを介して加圧空気を供給するように構成されている。
一方、前記固定枠体20内には真空タンク29が設けら
れており、前記上型26に吸引管29aを介して吸引工
程が施されるように構成されている。さらに、前記真空
タンク29には図示しない真空ポンプが接続される。
そして、前記枠ラム16には支持板30が取着される。
前記固定枠体20の下面部に昇降用シリンダ32の一端
が取着され、また、前記昇降用シリンダ32の他端から
延在するピストンロッド32aが前記支持板30に取着
される。次いで、前記支持板30の下面部には図示しな
い合成樹脂製積層体アンクランプ部材が設けられると共
に、両枠ラム16の下端部には搬送フックガイドレール
部38.38が設けられる。この搬送フックガイドレー
ル部38.38には把持手段を介して加工される合成樹
脂製シートにポリプロピレン等の発泡体を積層した合成
樹脂製積層シート40が把持される。
さらに、前記固定枠体20上に昇降用シリンダ34が固
設され、当該昇降用シリンダ34から延在する図示しな
いピストンロッドは前記固定枠体20を貫通してフック
部材36と係合する。前記フック部材36は型ラム18
に接続されている。なお、基台12の一方の側部にはグ
イチェンジ用架台42が設けられ、必要に応じて複数個
の交換用ダイかこの架台42上に載置される。
次に、本実施態様に係る合成樹脂製積層体の成形装置に
適用される成形型の詳細を第2図に示す。
すなわち、第2図aに第1の成形型としての下型24と
第2の成形型としての上型26とが係合したところを示
す。前記下型24と上型26との係合面は略対応してお
り、前記上型26の急峻な曲部60a、60b(以下、
アンダカット部という)における係合面には隙間gが画
成される。前記下型24は雄型として、また、前記上型
26は雌型としてこれら下型24と上型26との間に合
成樹脂製積層シート40を挟着して成形工程がなされる
前記雄型としての下型24は下型枠体44に締結部材す
、乃至b3により取り付けられる。前記下型24は無数
の微細孔を有する補強体としての多孔質層46と、温度
調節機能を有する温度調節用配管50が所定間隔をもた
せて配設された多孔質層46とから構成される。一方、
前記雌型としての上型26は上型枠体35に締結部材b
4、b5により取り付けられる。前記上型26は無数の
微細孔を有する補強体としての多孔質層54と、温度調
節用配管58が配設された多孔質層60と、この多孔質
層60に接合されたしぼ模様面62を有するポーラス状
電鋳体64とから構成される。
次に、第2図aの下型24と上型26との係合面の一部
分Aの拡大図を第2図すに示す。この図から容易に諒解
される通り、前記下型24には多孔質層52が形成され
、一方、前記上型26も同様に多孔質層60を有する。
前記多孔質層60には、さらにポーラス状電鋳体64が
積層され、前記多孔質層52とポーラス状電鋳体64と
の間でクリアランスCが画成される。このクリアランス
Cは加工を施す合成樹脂製積層シート40の肉厚より若
干小さめに設定される。多孔質層46.54は実質的に
無数の微小なガラスピーズ48同士を熱硬化性樹脂にて
接合し、前記ガラスピーズ4B間に無数の通気口を画成
したものである。なお、この種の多孔質層の具体的構成
は本出願人に係る特開昭61−272126号に詳細に
開示されている。
さらに、多孔質層46.54に積層され、温度調節用配
管50.58が配設される多孔質層52.60は無数の
微小な鋼球56を熱硬化性合成樹脂にて部分的に接合し
たもので鋼球56間に無数の通気口を画成したものであ
る。この詳細な構成についても同様に前記特開昭61−
272126号に開示されている。なお、当該図面にお
いては、ガラスピーズ48、鋼球56の一部を図示して
いる。
さらに、第2図Cにポーラス状電鋳体64の概略を示す
。前記ポーラス状電鋳体64の前記下型26の多孔質層
52に対向する面には凹凸状のしぼ模様面62が形成さ
れている。また、このポーラス状電鋳体64は無数の空
洞64a1連通孔64b1さらに前記しぼ模様面62の
無数の微細孔64Cを含む。
ところで、このポーラス状電鋳体64は以下のような工
程を経て製造される。先ず、牛革等の表面の模様、すな
わち、しぼ模様の精密模型を作成し、次いで、このしぼ
模様面に導電層を形成し、この導電層に有機溶剤を介し
て合成樹脂製微粒子(例えば、ポリプロピレン微粒子)
を溶着させる。次に、このしぼ模様の精密模型に電鋳工
程を施してポーラス状電鋳体とし、次いで、合成樹脂製
微粒子をこのポーラス状電鋳体より溶出する。これによ
って、無数の微細孔を有するポーラス状電鋳体が形成さ
れることになる(特開昭61−163290号参照)。
また、前記下型24を保持する下型枠体44には下型2
4へ加圧空気を供給するための加圧管28aが設けられ
、一方、前記上型26を保持する上型枠体35には上型
26を吸引するための吸引管29aが設けられる。そし
て、前記下型24には図示しない加圧空気供給源によっ
て成形装置10の基台12内に設置される圧空タンク2
8、加圧管28aを介して加圧空気が供給可能である。
一方、前記上型26には図示しない真空ポンプ装置によ
って成形装置10の固定枠体20に設置される真空タン
ク29、吸引管29aを介して空気吸引が可能である。
本実施態様に係る合成樹脂からなる積層体の成形装置は
基本的には以上のように構成されるものであり、次にそ
の作用並びに効果について説明する。
先ず、下型24が成形装置IOの基台12上の成形型載
置台22上に載置される。一方、しぼ模様を付したポー
ラス状電鋳体64が取着された上型26は型ラム18の
下面部に前記下型24に対向するように取り付けられる
次に、枠ラム16の下端部に設けられた搬送フックガイ
ドレール部38.38に所定の大きさに切断された合成
樹脂製積層シート40が図示しない外部装置より移載さ
れ、挟持される(第3図aおよび第4図参照、STP 
1)。この際、合成樹脂製積層シート40は予め加工し
易くするために加熱されている。
次いで、昇降用シリンダ32を作動することによりピス
トンロッド32aに吊持されている枠ラム16が支柱1
4を摺動して下降する。そして、固定枠体20上に固設
される昇降用シリンダ34を作動し、フック部材36を
介して接続される型ラム18が押圧され支柱14を摺動
し下降する。
これによって、前記型ラム18に取り付けられた上型2
6と枠ラム16の搬送フックガイドレール部38に把持
された合成樹脂製積層シート40が下型24に指向して
接近し、当該合成樹脂製積層シート40を介して下型2
4と上型26が係合する(第3図すおよび第4図参照、
5TP2)。
前記の通り、下型24と上型26が係合した際、それら
の間に合成樹脂製積層シート40の肉厚より若干小さな
りリアランスCが形成されるべく構成されているので、
前記合成樹脂製積層シート40が所定空気圧内で前記下
型24と上型26の係全面に当接することになる。また
、その際、合成樹脂製積層シート40は予め加熱された
状態であるので、前記成形型の係合面に沿って成形され
るに至る。
次に、図示しない加圧空気供給源を作動して成形装置1
00基台12内に設けられた圧空タンク28を介して前
記下型24へ加圧空気が供給される。
そして、加圧空気が加圧管28aを介して、多孔質層4
6のガラスピーズ48間によって画成される無数の通気
口を通過する。さらに、多孔質層52の無数の微小な鋼
球56によって画成される通気口を通過する。すなわち
、前記加圧空気は多孔質層52から吹き出し、前記下型
24と上型26間に挟持された合成樹脂製積層シート4
0が上型26のポーラス状電鋳体64のしぼ模様面62
へ押圧される(第3図C参照、5TP3)。
ここで、下型24を構成する補強体としての多孔質層4
6、温度調節用配管50が配設される多孔質層52は無
数の微細な連通孔を有するものであるため、供給された
加圧空気はこれら連通孔を介して合成樹脂製積層シート
40の全面が均一な圧力で上型26のポーラス状電鋳体
64のしぼ模様面62に押圧される。これによって合成
樹脂製積層シート40の発泡体が部分的に潰れることが
阻止され、成形型が複雑であっても合成樹脂製積層シー
ト40の表皮にしぼ模様が好適に転写されることになる
次に、所定時間経過後、図示しない真空ポンプ装置が作
動され、成形装置10の固定枠体20内に設けられる真
空タンク29内を真空状態にすべく吸引する。この結果
、前記合成樹脂製積層シート40がポーラス状電鋳体6
40表面の無数の微細孔64cと連通孔64bと、多孔
質層60および多孔質層54の無数の連通孔を経て吸引
管29aを介して真空タンク29、図示しない真空ポン
プにより吸引されるに至る(第3図C参照、5TP4)
。この場合、上型26は無数の微細な連通孔を有するも
のであるから、略均−な圧力で前記合成樹脂製積層シー
)40がしぼ模様面62に吸引圧接される。従って、急
峻な曲部であるアンダカット部60a、60bにおいて
も当該アンダカット部60a、60bに前記合成樹脂製
積層シート40が圧接され、しぼ模様がさらに確実に転
写されることになる。そして、前記工程によりしぼ模様
が合成樹脂製積層シート40に転写されると、下型24
の加圧工程が停止され(SrF2)、次に上型26の吸
引工程が停止される(SrF2)。
そして、上型26を大気圧に復帰させる(SrF2)。
前記のように、上型26が大気圧に復帰することによっ
てしぼ模様が付された合成樹脂製積層シート40を前記
下型24および上型26から解放し易くなる。次いで、
昇降用シリンダ32.34を作動させ、枠ラム16およ
び型ラム18を上昇させる(第4図参照、5TP8)。
成形加工された合成樹脂製積層シー)40を把持した枠
ラム16が所定位置に復帰されると、前記合成樹脂製積
層シート40が前記下型24および前記上型26から剥
離されると共に、枠ラム16の支持板30の下面部に設
けられる図示しない合成樹脂製の積層体アンクランプ部
材が作動され、搬送フックガイドレール部38.38の
把持部材に作用することで把持機構が解除されて成形品
として取り出され、次の製造工程に付されることになる
以上、本実施態様では、表皮として適用される合成樹脂
製シートについてポリプロピレン等の発泡体を積層した
合成樹脂製積層シー日ご基づいて説明したが、合成樹脂
シート単体についても適用可能なことは勿論である。ま
た、成形型の中、下型にポーラス状電鋳体を設けてもよ
い。また、無数の微細孔を有する補強体としての多孔質
層、温度調節用配管が配設された多孔質層に代えて、ポ
ーラス状樹脂を適用することも可能である。さらに、成
形装置に設けられた圧空タンクと真空タンクの配置を置
換することも可能であることは謂うまでもない。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、予め加熱された合成樹
脂からなる積層体を第1の成形型と第2の成形型間に挟
持し、一方の成形型を介して加圧空気を供給して前記合
成樹脂製積層体を押圧し、然る後、他方の成形型を介し
て前記合成樹脂製積層体を吸引することにより合成樹脂
製積層体に付与される圧力を略均−化することが出来る
。従って、成形型の形状如何に拘らず模様等の転写性が
向上する。また、第1の成形型および第2の成形型に無
数の連通口が画成された構造体を適用することにより、
従来技術の如く一方の成形型に補助的に連通孔を穿設す
る構成に起因する表皮に積層された発泡樹脂が部分的に
潰れる不都合の発生を防止することが出来る。さらに、
積層された合成樹脂層間に剥離が惹起することを防止し
て高品質な製品を製造することが可能となる。また、成
形装置内に加圧手段および吸引手段を配設したことによ
り成形装置自体の小型化が可能となる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る合成樹脂製積層体の成形装置の一
部省略側面図、    。 第2図aは第1図に示す成形装置に適用される成形型の
断面図、 第2図すは第2図aの要部拡大図、 第2図Cはポーラス状電鋳体の概略断面図、第3図は本
発明に係る合成樹脂製積層体の成形方法の工程説明図、 第4図は第1図に示す成形装置の成形方法の工程を説明
するフローチャートである。 10・・・成形装置     24・・・下型26・・
・上型       28・・・圧空タンク40・・・
合成樹脂製積層体 46・・・多孔質層50・・・温度
調節用配管  52.54・・・多孔質層58・・・温
度調節用配管  60・・・多孔質層62・・・しぼ模
様面    64・・・ポーラス状電鋳体L−」 L、   J”〜28 FIG。 29、r’   ”]

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の成形型と、第2の成形型との間に予め加熱
    された合成樹脂製積層体を挟持し、次いで、前記第1成
    形型または前記第2成形型を介して前記合成樹脂製積層
    体に対し加圧空気を供給し、所定時間経過後に前記第2
    成形型または第1成形型を介して前記合成樹脂製積層体
    を吸引し、所望形状に成形することを特徴とする合成樹
    脂製積層体の成形方法。
  2. (2)請求項1記載の方法において、合成樹脂製積層体
    を所望形状に成形する際に、前記合成樹脂製積層体表面
    に所望の模様を転写することを特徴とする合成樹脂製積
    層体の成形方法。
  3. (3)第1の成形型と、第2の成形型との間に予め加熱
    された合成樹脂製積層体を挟持して加圧および吸引工程
    を施して成形を行う合成樹脂製積層体の成形装置におい
    て、第1および第2成形型は温度調節管体を埋設してな
    る無数の微細孔を有する第1の多孔質層と、補強層とし
    ての無数の微細孔を有する第2の多孔質層からなり、前
    記第1多孔質層に積層されるポーラス状電鋳体を少なく
    とも前記第1成形型または第2成形型に設けることを特
    徴とする合成樹脂製積層体の成形装置。
  4. (4)請求項3記載の装置において、前記成形装置に加
    圧工程を行うための加圧タンクおよび/または吸引工程
    を行うための真空タンクを設けることを特徴とする合成
    樹脂製積層体の成形装置。
  5. (5)請求項3記載の装置において、ポーラス状電鋳体
    の表面に皮革の表面模様を付与することを特徴とする合
    成樹脂製積層体の形成装置。
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JPH0643093B2 (ja) 1994-06-08

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