JPH02153610A - 長辺縦振動子 - Google Patents

長辺縦振動子

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Publication number
JPH02153610A
JPH02153610A JP30723588A JP30723588A JPH02153610A JP H02153610 A JPH02153610 A JP H02153610A JP 30723588 A JP30723588 A JP 30723588A JP 30723588 A JP30723588 A JP 30723588A JP H02153610 A JPH02153610 A JP H02153610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
spurious
vibration
vibrator
long side
Prior art date
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Pending
Application number
JP30723588A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Kimura
文雄 木村
Shinko Oizumi
大泉 真弘
Kenji Sunaga
須永 健兒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Electronic Components Ltd
Original Assignee
Seiko Electronic Components Ltd
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Publication date
Application filed by Seiko Electronic Components Ltd filed Critical Seiko Electronic Components Ltd
Priority to JP30723588A priority Critical patent/JPH02153610A/ja
Publication of JPH02153610A publication Critical patent/JPH02153610A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロコンピュータ、コードレステレフォ
ン等の無線情報機器に使用される約600kHzの周波
数帯をカバーする長辺縦振動子に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、マウント部を兼ねたフレーム部と、振動部お
よび一対の支持部が、フォトリソ加工によって一体形成
され、かつ振動部の周囲が上記フレーム部に取り囲まれ
た600kllz帯長辺縦振動子において、そのフレー
ム部の幅寸法を非共振領域に設定する事によって、小型
でか9等価面列抵抗の低減を得るものである。
〔従来の技術〕
第2図は、長辺縦振動子の平面の形状を示している。l
、2は振動部である。3.4はフレーム部であり、この
フレーム部3.4は7のマウント部と一体形成されてい
る。また振動部1.2とフレーム部およびマウント部3
,4.7は一対の支持体5,6によって一体形成されて
いる。また振動部はフレーム部及びマウント部に周囲を
取り囲まれている。この形状が本発明の長辺縦振動子の
基本形状である。
第3図は長辺縦振動子の実装例を示すもので収容器8を
破断した平面図である。実装は直径3mm。
全長が91嘗の金属収容器8を用いている。この図にお
いて、振動子は第2図に示したものであり、マウント部
7をリード線9に固定している。 10はステムである
。この長辺縦振動子の周波数rは第2図の振動部長さl
によって決定される。すなわち次式が成立する。
fo(kHz) =2740 (kHzm) / 1 
(mn)  −−−−41)したがって、600kHz
帯の長辺縦振動子においては、+11より振動部長さl
は、 122460011 m              
   −甲゛(2)となる、そして、第3図に示した収
容器の大きさは、 直径(D)  : 3m/m 、長さ(L’)l−/鵬
の寸法が600kHz帯においては、もっとも汎用性が
高い形状寸法である。すると自動的に、振動子片の長さ
寸法は、約4600μmとなり、容器形状寸法より決定
される。そして振動子のフレームを含む最大寸法りは6
000 p m±200μmとなる。
第1図は本発明の係わる振動子の振動姿態を示す平面図
で、1.2は振動部である。また3、4はフレーム部で
あり、5.6は支持部である。1O111の矢示は長辺
縦振動の変位を示している。この時、振動変位10.1
1は支持部5.6を介在して、フレーム部3,4を点線
で示すような屈曲振動12゜13を誘発する。
ここで、長辺縦振動の周波数fは振動部1の固有振動で
ある。この固有振動数fと等しい振動数でフレーム部3
.4も屈曲振動する。ところが、フレーム部3,4は振
動部とは、まったく独立に屈曲振動としての固有振動数
を持っている。フレーム部3.4の屈曲固有振動数と振
動部の長辺縦振動数がほぼ一致してしまう時、振動子の
等個直列抵抗R1は急に上昇してしまう。この現象は他
の振動子、特にATカットで顕著にみられる。スプリア
ス振動と主振動との結合現象と同じである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この600kHz帯長辺縦振動子においては、スプリア
ス振動となるフレーム部固有屈曲振動に関する理論的又
は、実験的解析がなされておらず、振動子設計上大きな
問題があった。それ故、等個直列抵抗R1がスプリアス
が原因で大きく変動してしまうという製造上の問題があ
った6本発明が解決しようとする問題点は、スプリアス
振動に起因する等個直列抵抗R1の変動要因の抑制であ
る。すなわち、フレーム部の屈曲固有振動と長辺縦振動
との定量的な数値関係を明確化し、その結果に基づいて
数値設定を行い、長辺縦振動子の等個直列抵抗R1特性
を向上させることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題に対し本発明は、全長6000μm±200μ
mの約600kllz帯長辺縦振動子において、そのフ
レーム部幅寸法Wを 160、un≦W≦260JJm の範囲に設定する事によって、スプリアス振動としての
フレーム部屈曲固有振動を除外し、等個直列抵抗R1の
低減を実現させるものである。
〔作用〕
次に本発明によるフレームの幅寸法とスプリアスの発生
する作用について説明する。
第4図は上記した長辺縦振動子のフレーム部の幅寸法W
を変化させた時の長辺縦振動数(以下、1振と略す)と
スプリアス振動(以下、スプリアスと略す)の関係を実
験で求めたグラフである。
縦軸は振動数であり、横軸Wはフレーム部の幅寸法であ
る。 15は1振で奔り、W寸法の変化に対して不変で
ある。この周波数は、約600kHzである。
16〜21はスプリアスであり、それぞれf ’sz 
f ’sとイニシャライズしである。このグラフの関係
は、L=6000μm±200μm の範囲内において、はぼ等しく成立している。
第4図において、スプリアスf ’s、  f ’sは
W=120 μm−150μmの位置で、1振15と一
致している。またW≧270.umの領域ではf’sが
1振15に近づきつつある。すなわちW = 120〜
150μm及びW≧270μmにおいては、フレーム部
の屈曲固有振動と1振が一致してしまい、等個直列抵抗
R1が急上昇してしまう、よって、W寸法は、以下の範
囲にある事が望ましい事が判明した。
160um≦W≦26011 m        −(
31〔実施例〕 本発明に適用する600kHz帯長辺縦振動子は、全長
がL−6000μm±200μmであり、かつ、振動部
の周囲を一個のフレーム部で取り囲まれた形状をしてい
る。
第5図(^)、第5図(B)は、本発明実施前後での共
振特性を示している。同図(^)は、実施前の共振特性
である。フレーム幅の寸法Wが規定されておらず多数の
共振モード(スプリアス)が存在している。同図(B)
は、フレームの幅寸法Wを上記(3)に従って規定した
実施例である。実施前においては、等個直列抵抗Rは、
スプリアスが原因で1.5にΩ以上になっている。それ
に対して、同図(B)の実施例においては、300Ω〜
800Ωと約半分に等個直列抵抗R,は低減されている
第6図(A)、第6図(B)に本発明実施前後での周波
数温度特性を示す、同図(A)は実施前の例である。ス
プリアスの影響を受けて、特性カーブに乱れがある。そ
れに対して、同図(B)の実施例においては、スプリア
スの影響が除去されており、長辺縦振動子本来の特性が
得られている。
〔発明の効果〕
以上述べた様に、本発明は振動部を一個のフレームが取
り囲んでいる600k)lx帯の長辺縦振動子において
、そのフレーム幅寸法を 160μm≦W≦260μm の範囲に設定する事によって、次の様な著しい効果を有
する。
■フレーム部の屈曲固有振動と主振動の結合を除去した
ため、等個直列抵抗R7を低減させる事ができた。
■フレーム部屈助固有振動と主振動の結合を除去し、本
来の良好な温度特性が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる振動姿態を示す平面図、第2図
は従来からの振動子の各部の形状を示す平面図、第3図
は第2図の振動子を容器に封入し容器を破断した平面図
、第4図は本発明に係わる寸法設定とスプリアス特性の
発生を示す特性図、第5図(A)と(B)は本発明の寄
与するスプリアスを示す特性図、第6図(A)と(B)
は本発明の寄与する温度特性を示す特性図、第5図、第
6図の各(A)図は本発明の寸法規制外の特性を示し、
第5図、第6図の各(8)図は本発明の寸法規制による
特性である。 l  2 ・ 5、6 ・ 12、 13・ W ・ ・ ・ ・振動部 3.4 ・支持部 10.11 ・屈曲振動 ・フレーム部の輻 ・フレーム部 ・振動変位 以 上 本発明(:1系る才足動姿岬、δ示1平面図第1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  振動部の周囲が1個のフレームによって、取り囲まれ
    、前記振動部の全長が、6000μm±200μmの帯
    長辺縦振動子において、そのフレーム部の幅寸法を、1
    60μmから260μmの範囲にした事を特徴とする長
    辺縦振動子。
JP30723588A 1988-12-05 1988-12-05 長辺縦振動子 Pending JPH02153610A (ja)

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JP30723588A Pending JPH02153610A (ja) 1988-12-05 1988-12-05 長辺縦振動子

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226205A (ja) * 1984-04-25 1985-11-11 Kinseki Kk 長辺縦振動子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226205A (ja) * 1984-04-25 1985-11-11 Kinseki Kk 長辺縦振動子

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