JPS5832333Y2 - 音叉形水晶振動子 - Google Patents

音叉形水晶振動子

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Publication number
JPS5832333Y2
JPS5832333Y2 JP1976128950U JP12895076U JPS5832333Y2 JP S5832333 Y2 JPS5832333 Y2 JP S5832333Y2 JP 1976128950 U JP1976128950 U JP 1976128950U JP 12895076 U JP12895076 U JP 12895076U JP S5832333 Y2 JPS5832333 Y2 JP S5832333Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuning fork
frequency
fork crystal
leg
crystal oscillator
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976128950U
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English (en)
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JPS5347373U (ja
Inventor
陽一 松原
和弘 堀内
Original Assignee
リコ−時計株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、音叉形水晶振動子に関するものである。
本考案の目的は、極めて特性の良好な音叉形水晶振動子
を提供することである。
一般に、屈曲振動モードを利用する音叉型水晶振動子の
周波数調整法は、電気回路的方法を除けば、主に次の2
つの方法が使用されている。
(a)レーザー光を照射し、あらかじめ付加した重りを
溶油飛散する方法。
(b)振動子片を研削する方法 周波数調整は単に目標周波数に合わすのみでなく、特性
をそこなわないよう、振動子両脚部の形状的、質量的対
称性を保たなければならない。
しかし、(a)(b)両方法とも調整の際の位置決め等
多くの要因により、対称性を維持することは困難である
また、たとえそれが可能であっても、音叉形状加工の加
工精度により、非対称性は避けられない。
非対称性の影響は、例えば第1図において振動子の底部
に振動の影響を与えない形状寸法d/h>4で(dl−
d2)/dが1%以下であっても、底部をフリーからク
ランプ状態にすることによって、周波数は100 PP
M以上の差が出てくる。
この差はそのまま支持装置への音響リークによる影響と
みることができる。
この影響を最少にするため従来から様々な支持装置が考
案されてきたが、最終的には支持部材に吸振合金、内部
摩擦の大きなものを使用し、支持部材内で振動エネルギ
ーを減衰させ、ケース外からの影響をなくすことをねら
いとしている。
したがって支持装置のみの改善においては、特性、特に
CI、 Qの向上には限界がある。
非対称性は、2つの脚部のそれぞれの固有振動数が異な
ることを意味するため、それらが一致するよう、例えば
脚部の長さlを調整すれば、特性は向上し、ケース外か
らの影響に対し、安定した振動子を得ることができる。
本考案はこの点に着目し、なおかつ周波数調整かで゛き
ることを目的としたもので゛ある。
以下図面を参照して本考案の実施例とその調整方法につ
いて説明する。
第2図は研削による周波数調整の従来例である。
1は水晶片であり、1a、1bはその脚部、3は基台4
は電極端子である。
5は研削範囲であるが、この範囲を対称に研削すること
は困難である。
また研削範囲をZ′面と脚部上端面との交線の角部とし
て両脚部を同時に研削しても、振動子片と基台との中心
線は一致せず非対称の原因となる。
第3図は本考案の一実施例である。
11は水晶片であり、11 a 、11 bはその脚部
、12は電極、13は基台、14 a 、14 b 、
14 C,14dは電極端子、15は研削範囲であるが
、電極12は、第4図に示すように配線されている。
次に調整方法について説明すると、まずはじめに端子1
4a 、14 b、14 c 、14 dを接続し、振
動子を発振させ、目標周波数近傍まで従来と同様に両脚
先端部を同時に研削し、周波数調整する。
次に端子14 a 、14 bに励振信号を加えて脚1
1 aの振動周波数を調整する。
同時に端子14C,14dにも励振信号を加えて脚11
bの振動周波数を調整し、脚11 aと脚11 bの
振動周波数が、一致した段階で調整を終了する。
尚調整後、端子14 a 、14 C,14b 、14
dを接続し、励振信号を加えて、脚11a、llbを
同時に励振させれば、周波数は一定数変化するので、こ
の変化分を見込んで目標周波数を決定する必要がある。
しかし、この片脚側々の周波数調整法は、完全に片脚独
立な個有振動数を得ることができない。
というのは、片側を励振させた時、他側の脚部も機械的
に励振され、その反作用を受けるからである。
しかし、必要なことは、片脚の正確な個有振動数を得る
ことではなく、個々に周波数を分離して取り出すことが
できるということであるため、この周波数調整法の有効
さをそこねるものではない。
したがって、本考案の周波数調整法によれば、振動リー
クを最少にし、CI、Qの特性の向上と同時に、周波数
調整も可能であり、安定した音叉形水晶振動子を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な音叉形水晶振動子の平面図、第2図は
従来の音叉形水晶振動子の斜視図、第3図は本考案の音
叉形水晶振動子の斜視図、第4図は本考案の音叉形水晶
振動子の電極構成を示す配線図で゛ある。 11・・・・・・水晶片、12・・・・・・電極、13
・・・・・・基台、14a、14b 、14 c 、1
4 d・・・・・・電極端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの脚部を有する音叉形水晶振動子に於いてこの2つ
    の脚部をそれぞれ独立に振動可能なごとく電極を構成し
    た音叉形水晶振動子。
JP1976128950U 1976-09-25 1976-09-25 音叉形水晶振動子 Expired JPS5832333Y2 (ja)

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JP1976128950U JPS5832333Y2 (ja) 1976-09-25 1976-09-25 音叉形水晶振動子

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JPS5347373U JPS5347373U (ja) 1978-04-21
JPS5832333Y2 true JPS5832333Y2 (ja) 1983-07-18

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