JPH0563492A - 幅縦水晶振動子 - Google Patents
幅縦水晶振動子Info
- Publication number
- JPH0563492A JPH0563492A JP21902591A JP21902591A JPH0563492A JP H0563492 A JPH0563492 A JP H0563492A JP 21902591 A JP21902591 A JP 21902591A JP 21902591 A JP21902591 A JP 21902591A JP H0563492 A JPH0563492 A JP H0563492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plane
- width
- crystal oscillator
- frame
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 等価直列抵抗Ｒ1 の小さい、小型幅縦水晶振
動子を提供することにある。 【構成】 幅ｘ0 方向に大きく変位する幅縦水晶振動子
で、振動部、支持部、フレームとマウント部から成り、
幅ｘ0 の垂直面に励振電極を配置する。
動子を提供することにある。 【構成】 幅ｘ0 方向に大きく変位する幅縦水晶振動子
で、振動部、支持部、フレームとマウント部から成り、
幅ｘ0 の垂直面に励振電極を配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は幅縦水晶振動子の形状と
励振電極に関する。特に、小型化、高精度化、耐衝撃
性、低廉化の要求の強いポケットベル、ＩＣカードや移
動体無線等の基準信号源として最適な幅縦水晶振動子に
関する。
励振電極に関する。特に、小型化、高精度化、耐衝撃
性、低廉化の要求の強いポケットベル、ＩＣカードや移
動体無線等の基準信号源として最適な幅縦水晶振動子に
関する。
【０００２】
【従来の技術】周波数が４ＭＨｚ以上の水晶振動子は、
板厚によって大略周波数が決定される厚みすべり水晶振
動子が用いられてきた。特に、周波数温度特性に優れた
ＡＴカットが多用されてきた。又、これらの振動子は機
械加工にて振動子を形成する方法が採られていた。
板厚によって大略周波数が決定される厚みすべり水晶振
動子が用いられてきた。特に、周波数温度特性に優れた
ＡＴカットが多用されてきた。又、これらの振動子は機
械加工にて振動子を形成する方法が採られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら多用されているＡＴカット水晶振動子は、機械加工に
より形成するために、小型化した場合、振動子の支持方
法が難しく、振動漏れによる等価直列抵抗Ｒ1 の増加や
スプリアス振動の発生が多くなり、小型化には限界があ
った。又、衝撃に弱く、更には、振動子を１個ずつ機械
的に加工するため低廉化には限界があるなど、超小型の
携帯機器用水晶振動子としては、極めて重要な課題が成
されていた。このことから、周波数が４ＭＨｚ以上で、
しかも超小型で等価直列抵抗Ｒ1 の小さい、零温度係数
を有する、エッチング加工が容易な新しい水晶振動子が
所望されていた。
ら多用されているＡＴカット水晶振動子は、機械加工に
より形成するために、小型化した場合、振動子の支持方
法が難しく、振動漏れによる等価直列抵抗Ｒ1 の増加や
スプリアス振動の発生が多くなり、小型化には限界があ
った。又、衝撃に弱く、更には、振動子を１個ずつ機械
的に加工するため低廉化には限界があるなど、超小型の
携帯機器用水晶振動子としては、極めて重要な課題が成
されていた。このことから、周波数が４ＭＨｚ以上で、
しかも超小型で等価直列抵抗Ｒ1 の小さい、零温度係数
を有する、エッチング加工が容易な新しい水晶振動子が
所望されていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の方法で
従来の課題を解決するものである。すなわち、振動部の
長手方向の両端部に接続部を介して支持部に接続され、
一方の支持部はさらに他の接続部を介してフレームに接
続されると同時に他方の支持部は他の接続部を介してマ
ウント部に接続、かつ、フレームもマウント部まで延在
し、エッチング法によって形成される水晶振動子で、幅
方向の垂直面となるエッチング面に互いに異極となる励
振電極を設けることにより課題を解決している。
従来の課題を解決するものである。すなわち、振動部の
長手方向の両端部に接続部を介して支持部に接続され、
一方の支持部はさらに他の接続部を介してフレームに接
続されると同時に他方の支持部は他の接続部を介してマ
ウント部に接続、かつ、フレームもマウント部まで延在
し、エッチング法によって形成される水晶振動子で、幅
方向の垂直面となるエッチング面に互いに異極となる励
振電極を設けることにより課題を解決している。
【０００５】
【作用】このように、本発明は幅縦水晶振動子で、しか
も、振動部と支持部から成る形状を有し、更に、振動部
の幅方向の垂直面に励振電極を設けるので、小型でＲ1
の小さい幅縦水晶振動子が得られる。
も、振動部と支持部から成る形状を有し、更に、振動部
の幅方向の垂直面に励振電極を設けるので、小型でＲ1
の小さい幅縦水晶振動子が得られる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて具体的に述
べる。図１は、本発明の幅縦水晶振動子形状の平面図で
ある。幅縦水晶振動子１は振動部２、支持部１２、フレ
ーム５とマウント部７から構成され、エッチング法によ
って一体に形成されている。構成を更に詳述すると、振
動部２は接続部３を介して支持部１２に接続され、振動
部２の長手方向の両端部に支持部１２は設けられてい
る。更に、支持部１２は穴６を設けるように形成され、
穴６に対して接続部３と反対側に他方の接続部４が設け
られ、一方はフレーム５に、他方はマウン１部７に接続
されている。しかも、フレーム５は更にマウント部７ま
で延在している。又、振動部２の長手方向と垂直となる
幅方向の面（幅方向に対して垂直な面）には励振電極
８、９が互いに異極となるように配置されている。そし
て、励振電極８は支持部１２を介して（図示されてな
い）端子電極１０に接続される。全く同様に、励振電極
９も支持部１２を介して（図示されてない）端子電極１
１に接続される。このようにマウント部７で２端子電極
構造を成している。
べる。図１は、本発明の幅縦水晶振動子形状の平面図で
ある。幅縦水晶振動子１は振動部２、支持部１２、フレ
ーム５とマウント部７から構成され、エッチング法によ
って一体に形成されている。構成を更に詳述すると、振
動部２は接続部３を介して支持部１２に接続され、振動
部２の長手方向の両端部に支持部１２は設けられてい
る。更に、支持部１２は穴６を設けるように形成され、
穴６に対して接続部３と反対側に他方の接続部４が設け
られ、一方はフレーム５に、他方はマウン１部７に接続
されている。しかも、フレーム５は更にマウント部７ま
で延在している。又、振動部２の長手方向と垂直となる
幅方向の面（幅方向に対して垂直な面）には励振電極
８、９が互いに異極となるように配置されている。そし
て、励振電極８は支持部１２を介して（図示されてな
い）端子電極１０に接続される。全く同様に、励振電極
９も支持部１２を介して（図示されてない）端子電極１
１に接続される。このようにマウント部７で２端子電極
構造を成している。
【０００７】尚、支持部１２にはそれぞれ片方の極の電
極のみが配置される。又、励振電極８、９は幅縦水晶振
動子１の外形形状を形成した後に配置される。更に、図
１では励振電極８、９は振動部２の一部分に配置されて
いるが、勿論、振動部２のエッチング面の全面に配置し
てもよいし、更には、厚み方向に対して垂直な面にも多
少の電極が配置されても本発明と同じ効果を有する。
又、本振動子はｚ板をｘ軸の回りにカット角θ＝２０゜
〜３５゜回転された、いわゆるＫＴカット水晶板から形
成される。更に、周波数は幅ｘ0 に反比例する。
極のみが配置される。又、励振電極８、９は幅縦水晶振
動子１の外形形状を形成した後に配置される。更に、図
１では励振電極８、９は振動部２の一部分に配置されて
いるが、勿論、振動部２のエッチング面の全面に配置し
てもよいし、更には、厚み方向に対して垂直な面にも多
少の電極が配置されても本発明と同じ効果を有する。
又、本振動子はｚ板をｘ軸の回りにカット角θ＝２０゜
〜３５゜回転された、いわゆるＫＴカット水晶板から形
成される。更に、周波数は幅ｘ0 に反比例する。
【０００８】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の幅縦水晶振
動子は形状とその励振電極配置の工夫により、次の著し
い効果を有する。 （１）振動部、支持部とフレームの形状を工夫、改善す
ることにより、振動を自由にさせることができるので、
振動によるエネルギー損失が小さくなる。その結果、等
価直列抵抗Ｒ1 が小さくなる。 （２）エッチング法によって振動部、支持部、フレーム
とマウント部を一体に成形するので、小型化ができる。
同時に耐衝撃性に優れる。 （３）ＫＴカット水晶板から振動子は形成されるので、
周波数温度特性に優れる。 （４）支持部が接続部を介してフレームに接続されてい
るので、振動漏れが小さく、等価直列抵抗Ｒ1 が小さく
なる。 （５）振動に影響しないマウント部で台座等に支持固定
されるので、振動漏れが小さくなる。 （６）励振電極を幅方向と垂直なエッチング面に配置す
るので、電界効率がよくＲ1 が小さくなる。 （７）１枚のウェハ上に多数個の振動子を一度にバッチ
処理できるので、低廉化が可能である。 （８）周波数が幅ｘ0 によって大略決まるので、４ＭＨ
ｚ以上の周波数では、特に、超小型化が可能である。
動子は形状とその励振電極配置の工夫により、次の著し
い効果を有する。 （１）振動部、支持部とフレームの形状を工夫、改善す
ることにより、振動を自由にさせることができるので、
振動によるエネルギー損失が小さくなる。その結果、等
価直列抵抗Ｒ1 が小さくなる。 （２）エッチング法によって振動部、支持部、フレーム
とマウント部を一体に成形するので、小型化ができる。
同時に耐衝撃性に優れる。 （３）ＫＴカット水晶板から振動子は形成されるので、
周波数温度特性に優れる。 （４）支持部が接続部を介してフレームに接続されてい
るので、振動漏れが小さく、等価直列抵抗Ｒ1 が小さく
なる。 （５）振動に影響しないマウント部で台座等に支持固定
されるので、振動漏れが小さくなる。 （６）励振電極を幅方向と垂直なエッチング面に配置す
るので、電界効率がよくＲ1 が小さくなる。 （７）１枚のウェハ上に多数個の振動子を一度にバッチ
処理できるので、低廉化が可能である。 （８）周波数が幅ｘ0 によって大略決まるので、４ＭＨ
ｚ以上の周波数では、特に、超小型化が可能である。
【図１】本発明の幅縦水晶振動子の平面図である。
１ 幅縦水晶振動子 ２ 振動部 ３、４ 接続部 ５ フレーム ６ 穴 ７ マウント部 ８、９ 励振電極 １０、１１ 端子電極 １２ 支持部 ｘ0 振動部の幅
Claims (1)
- 【請求項１】 振動部の長手方向の両端部に接続部を介
して支持部に接続され、一方の支持部はさらに他の接続
部を介してフレームに接続されると同時に、他方の支持
部は他の接続部を介してマウント部に接続、かつ、フレ
ームもマウント部まで延在した、エッチング法によって
形成される水晶振動子において、幅方向の垂直面となる
エッチング面に互いに異極となる励振電極を配置したこ
とを特徴とする幅縦水晶振動子。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21902591A JPH0563492A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 幅縦水晶振動子 |
| US07/822,532 US5311096A (en) | 1991-01-25 | 1992-01-17 | KT cut width-extensional mode quartz crystal resonator |
| EP92300508A EP0496583B1 (en) | 1991-01-25 | 1992-01-21 | KT cut width-extensional mode quartz crystal resonator |
| DE69225250T DE69225250T2 (de) | 1991-01-25 | 1992-01-21 | Quarzkristall-Resonator im Breitenausdehnungsmodus mit KT-Schnitt |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21902591A JPH0563492A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 幅縦水晶振動子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563492A true JPH0563492A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16729078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21902591A Pending JPH0563492A (ja) | 1991-01-25 | 1991-08-29 | 幅縦水晶振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0563492A (ja) |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP21902591A patent/JPH0563492A/ja active Pending
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