JPH01126009A - 小型水晶振動子 - Google Patents

小型水晶振動子

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JPH01126009A
JPH01126009A JP28462587A JP28462587A JPH01126009A JP H01126009 A JPH01126009 A JP H01126009A JP 28462587 A JP28462587 A JP 28462587A JP 28462587 A JP28462587 A JP 28462587A JP H01126009 A JPH01126009 A JP H01126009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
crystal resonator
frequency
cut
crystal vibrator
Prior art date
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Pending
Application number
JP28462587A
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English (en)
Inventor
Masaru Otsuka
優 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO KEIYO KOGYO KK
Original Assignee
SEIKO KEIYO KOGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、輪郭振動モードによって使用する小型水晶振
動子に係わり、特に高周波化に好適な小型水晶振動子の
電極構造に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、振動部と支持部がブリッジ及び減衰部を介し
て一体的に形成されたGTカント水晶振動子に関し、振
動部の表裏両生平面に配置する電極を、各々、5行×5
列の複数の電極配置とし、且つ両生平面間で対向する電
極、及び同一主平面内で隣り合う電極が逆電極になるよ
うに配置することにより、5次のオーバートーン振動を
励起させるようにしたことを特徴としており、GTカフ
ト水晶振動子の高周波数化を可能ならしめようとするも
のである。
〔従来の技術〕
近年、民生機器等の高精度化に伴い、基準信号源として
の水晶振動子に対する要求は一段と厳しいものとなって
いる。即ち、■周波数部度特性が優れていること、■C
I値が低いこと、■経年変化が小さいこと、■小型化が
可能であること、■安価であること、■耐衝撃性が良い
こと等である。
これらの項目のうち、高精度化を実現するために最も重
要な項目である周波数温度特性が優れていること、即ち
、広い温度範囲に渡って周波数変化が少ないという要求
を満足するものとしては、ATカフトモード及びGTカ
ントモードの水晶振動子を除いて他に見当たらない、A
Tカット水晶振動子は、−船釣には4MHz以上の周波
数帯の需要が多いが、例えばHC−18/UタイプやH
C−33/Uタイプに代表される様に、ユニットサイズ
はかなり大きなものとなっている。更に、ATカット水
晶振動子は、厚みすべり振動モードにより励起されるが
、この主振動の他に多数のスプリアス振動が内在してお
り、このスプリアス振動をうまく回避しないとCI(ク
リスタルインピーダンス)値を高くしたり、本来の良好
な周波数温度特性を実現できない等の特性劣化を引き起
こす問題点をもっている。また、支持方法が難しくスプ
リアス振動の回避やCI値の悪化防止を考慮しつつ、耐
衝撃性を充分満足させる支持方法はまだ提案されていな
いのが現状である0以上述べたように、ATカット水晶
振動子は、特に小型化、耐衝撃性といった点で難点があ
る。
ところで、このATカット水晶振動子と同様にいわゆる
3次曲線の周波数温度特性を示すものにGTカット水晶
振動子がある。GTカット水晶振動子は、ATカフト水
晶振動子に比べ概略1/20乃至1/200という低消
費電力であり、ATカット水晶振動子を更に上まわる程
の広い温度範囲に渡って周波数変化が少ないという優れ
た周波数温度特性を持ちながら、実用化の面では遅れて
いた。その理由は、支持方法がATカット水晶振動子に
比べて更に難しく、支持用ワイヤ線によって振動部の節
点を支持するという方法以外に特に良い方法が見出せな
かったことによる。前記支持方法は、非常に困難な作業
を伴うので工数大となり、耐衝撃性において充分な強度
が得られないという問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが最近、第3図に示すように振動部と支持部をブ
リッジ及び減衰部を介して一体形成するGTカット水晶
振動子が提案されている。振動子の形成には、フォトリ
ングラフィ法が用いられる。
この提案により、前述の問題は大幅に改善され、再び注
目されるようになった。ところでGTカット水晶振動子
の共振周波数fは、 roc −(W:短辺寸法) で表されるので、Wを小さくすれば周波数fは上昇する
。しかし、ここで問題となるのは、寸法が小さくなるこ
とによる寸法誤差(加工精度)の影響が大きくなるとい
うことである。特に減衰部は、第3図から分かるように
形状が複雑で、振動子形成時のアンバランスが大きくな
り、特性が悪くなってしまう、又、1次輪郭振動モード
の場合、4MIIz以上の周波数帯を得るためには、W
が1關以下となり、振動子形成時の寸法誤差による周波
数への影響が大きく、周波数調整精度が悪くなるという
問題がある。これらの理由により、GTカット水晶振動
子は、低消費電力で優れた特性を持ちながら、特に4M
kを超える高周波数帯には使用されていないというのが
現状であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、フォトリソグラフィにより振動部と支持部を
ブリッジ及び減衰部を介して一体形成し、振動部の表裏
両生平面に配置する電極を、各々、5行×5列の複数の
電極配置とすることで、5次のオーバートーン振動を励
起させ、1次輪郭振動モードでは限界のあった高周波数
帯のGTカフト水晶振動子を提供するものである。
〔作用〕
振動部の表裏両生平面に、各々5行×5列の電極を配置
し、且つ、両主平面間で対向する電極、及び同一主平面
上で隣り合う電極を逆電極とすることにより、交流電圧
を印加すると、振動部表裏電極間に交流電界が発生する
。この交流電界は、隣り合う電極間において互いに逆向
きとなるため、圧電効果による振動部上面内方向の伸縮
が、各電極部毎に反転する。このことにより、5次オー
バートーンが励起される。
〔実施例〕
有限要素法による振動解析の結果、輪郭振動モードの場
合、短辺振動と長辺振動が同じn次(nは奇数)の振動
モードであれば、その周波数温度特性は基本1次振動の
場合と同じものとなり、周波数はn倍となることをi認
した。振動部上面に配置する電極を従来のように第2図
(al、 (blに示す如く全面電極にした場合(第2
図に示す正負の符号は電極に印加される交流電界のある
瞬時における値である。第1図においても同様である。
)電気的に奇数次の振動モードを励振することは可能で
あるが、基本1次の振動モードに比べ、電気−機械変換
効率が下がり、CI値が上昇してしまう。
そこで、第1図(al、 (blに示すような、5次輪
郭振動モードを励振するための本発明による電極構造に
すれば、CI値を上昇させずに基本1次輪郭振動モード
では限界のあった、高周波数帯のGTカット振動子を提
供することができる0寸法も極めて小さくすることはな
いので、加工精度誤差の影響による特性の悪化の心配も
ない、以下に本発明による実施例について図面に従って
説明する。
第1図(5)は、本発明である5次輪郭振動モードを励
振するための振動部の電極配置の平面図であり、第1図
(b)は、同図(8)のA−A断面図である。
図から分かるように、振動部の電極配置は5行×5列の
構成とし、主平面内で隣り合う電i5a。
5bは、正負が逆の電極となっている。又、振動部の水
晶板を介して対向している電極5a、5bも同様に、正
負が逆の電極となっている。第4図は、第1図の電極配
置を電気的に接続するための一実施例を示した振動部の
展開図である0本実施例では、表裏の電極接続に側面電
極5c、5dを利用している。電極配置は第3図の全面
電極の場合に比べて複雑な構造となるが、フォトリソグ
ラフィ技術を用いれば容易に実現できる。尚、第4図の
側面電極5c、5dの形成は、真空スパッタリングによ
り、その形成は容易である。第5図は、本実施例により
得られた5次輪郭振動の水晶振動子を支持台7に載置し
、ハンダ或いは導電ペースト等の固着剤8にて支持部2
を固着した状態を示す斜視図である。尚、第4図に示し
た電極接続図は、一実施例にすぎず、これに限定される
ものではなく、本発明による電極配置を可能ならしめる
接続法であれば、いかなる方法であっても良い。
〔発明の効果〕
本発明により、今まで基本輪郭振動モードでは限界のあ
った高周波数帯GTカット水晶振動子を実現出来る。し
かも、最も重要なファクターである周波数温度特性は、
基本輪郭振動モードの場合と同様に良好なものであり、
その工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図fatは、本発明による5次輪郭振動モードを励
振するための電極配置を示した平面図、第1図山)は、
同図(81のA−A断面図、第2図falは、振動部上
平面に全面電極を配置した従来の電極構造を示す平面図
、第2図(blは、同図ta+のB−B断面図、第3図
は、振動部と支持部がブリッジ及び減衰部を介して一体
形成された水晶振動子の平面図、第4図は、第1図の電
極配置の表裏の展開図、第5図は、本発明による5次輪
郭振動モードの水晶振動子を支持台に固着した状態を示
す斜視図である。 1・・・・・・振動部 2・・・・・・支持部 3・・・・・・ブリッジ 4・・・・・・減衰部 5a、5b・・電極 5c、5d・・側面電極″ 6・・・・・・水晶板 7・・・・・・支持台 8・・・・・・固着剤 以上 出願人 セイコー京葉工業株式会社 第1図(b) 水晶振動]の+面図 電極配置の艮&の展開図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Y板をX軸(電気軸)を回転軸として(45゜〜
    65゜)回転し、更に主平面内において±(40゜〜5
    0゜)回転した水晶振動子において、前記水晶振動子を
    、輪郭振動モードの5次オーバートーンで使用すること
    を特徴とする小型水晶振動子。
  2. (2)前記水晶振動子の表裏両主平面内に各々5行×5
    列の合計25個ずつの電極を配置し、且つ前記電極の各
    々の極性が、表裏両主平面間で互いに向かい合う電極、
    並びに同一主平面内の隣り合う電極において、逆電極に
    なっていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の小型水晶振動子。
JP28462587A 1987-11-11 1987-11-11 小型水晶振動子 Pending JPH01126009A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002111434A (ja) * 2000-10-04 2002-04-12 River Eletec Kk ラーメ振動水晶振動子
JP2006203742A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 River Eletec Kk 輪郭振動圧電デバイス
JP2012151651A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 River Eletec Kk 圧電振動子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006203742A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 River Eletec Kk 輪郭振動圧電デバイス
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