JP2003101378A - ラーメモード水晶振動子 - Google Patents

ラーメモード水晶振動子

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JP2003101378A
JP2003101378A JP2002270485A JP2002270485A JP2003101378A JP 2003101378 A JP2003101378 A JP 2003101378A JP 2002270485 A JP2002270485 A JP 2002270485A JP 2002270485 A JP2002270485 A JP 2002270485A JP 2003101378 A JP2003101378 A JP 2003101378A
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JP2002270485A
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Hirofumi Kawashima
宏文 川島
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QUARK CRYSTAL GIJUTSU KENKYUSH
QUARK CRYSTAL GIJUTSU KENKYUSHO KK
Piedek Technical Laboratory
Original Assignee
QUARK CRYSTAL GIJUTSU KENKYUSH
QUARK CRYSTAL GIJUTSU KENKYUSHO KK
Piedek Technical Laboratory
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動エネルギー損失の小さいラーメモード水
晶振動子を提供することにある。 【解決手段】 水晶振動子は振動部と支持フレームとマ
ウント部を一体に形成し、2個の接続部を介して振動部
が支持フレームとマウント部に接続されるように構成さ
れる。その結果、等価直列抵抗Rの小さいラーメモー
ド水晶振動子が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラーメモード水晶
振動子の振動子形状に関するものであり、特に、小型
化、高精度化、低廉化の要求の強いICカードなどの携
帯機器用の基準信号源として最適なラーメモード水晶振
動子の振動子形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来よく知られているラーメモー
ド水晶振動子100の、水晶の結晶構造の座標系o−x
yzにおけるカットの向きを示し、x′,y′,z′,
z″は座標系回転後の座標軸(カット後の結晶軸)であ
る。この向きは、Y板水晶板をまずx軸廻りにφ度回
転させ、次に、y軸の新軸y′軸の廻りにθ度回転さ
せたものである。
【0003】図8は零温度係数を与えるラーメモード水
晶振動子のカット角φとカット角θとの関係を示
す。曲線102で示すように、θ=30°〜60°で
ラーメモード水晶振動子が存在する。このときのカット
角θと2次温度係数βとの関係を図9に示す。曲線1
03で示すように、カット角θ=45°のとき2次温
度係数βはβ=−5.4×10−8/℃と水晶振動子
の2次温度係数としてはその絶対値は大変に大きい。
又、曲線103から、θ=45°から離れるにつれて
2次温度係数βの絶対値は小さくなり、θ=30°と
60°でβ=−4.5×10−8/℃となる。
【0004】又、振動子形状は図20で示すように、従
来のラーメモード水晶振動子200は振動部207と支
持フレーム201,213とマウント部202とを具え
て構成されている。振動部207には電極208,20
9,210(裏面にも電極が配置されているが図面には
示されていない)が配置され、それらの電極はマウント
部202で電極端子211,212になるように構成さ
れており、互いに隣り合う電極および互いに表裏に位置
する電極は互いに異極になる。更に、振動部207は、
接続部203と206を介して支持フレーム213と2
01に接続され、且つ、接続部204と205を介して
支持フレーム213,201とマウント部202に接続
されている(例えば、非特許文献1参照)。
【0005】
【非特許文献1】川島,平間,斎藤,小山,「水晶振動
子とその応用デバイス」,社団法人電子情報通信学会論
文誌,VOL.J82−C−I,No.12,1999
年12月号,p.667−682
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラーメモード水晶振動子は上記のようにその振動部が4
ケ所の端部の接続部を介して支持フレームとマウント部
に接続されているので、振動による振動部のエネルギー
損失が大きく、その結果、等価直列抵抗Rが大きくな
り、Q値が低くなるなどの課題が残されていた。このこ
とから、振動部のエネルギー損失の小さくなる新形状の
ラーメモード水晶振動子が所望されていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の方法で従
来の課題を解決するものである。すなわち、振動部と支
持フレームとマウント部が一体に形成され、前記振動部
の上下面に電極が配置されたラーメモード水晶振動子に
おいて、前記振動部は、高次の振動モードで振動し、か
つ前記振動部は、2個の接続部を介して前記支持フレー
ムと前記マウント部とに接続されるように構成すること
により課題を解決している。
【0008】
【発明の効果】このように、本発明は振動部と支持フレ
ームとの接続部を2個にすることにより、振動部の振動
エネルギー損失が小さくなるので、等価直列抵抗R
小さい超小型のラーメモード水晶振動子が得られる。す
なわち、本発明の振動子形状を有する高次ラーメモード
水晶振動子を提供することにより、次の著しい効果を有
する。 (1)振動部と支持フレームとを接続する接続部が2ケ
所であるので、振動部の振動エネルギー損失が小さくな
る。その結果、等価直列抵抗Rの小さい、Q値の高い
ラーメモード水晶振動子が得られる。 (2)振動部と支持フレームとマウント部と接続部をエ
ッチング法によって一体に形成でき、小型で、量産性に
優れ、又、1枚の水晶ウエハ上に多数個の振動子を一度
にバッチ処理できるので、安価な水晶振動子が実現でき
る。 (3)更に、本発明の水晶振動子はエッチング法で一体
に加工されるので、耐衝撃性に優れたラーメモード水晶
振動子が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき具体的に述べる。
【0010】(実施例1)図1は本発明のラーメモード
水晶振動子を切り出すための水晶板1とその座標系を示
す。水晶の結晶構造の座標系は原点o,電気軸x,機械
軸y,光軸zからなり座標系o−xyzを構成してい
る。X板水晶はまずy軸廻りに角度φ回転され、更
に、x軸の新軸x′軸廻りにθ回転される。本発明の
ラーメモード水晶振動子はこのように回転された向きに
カットされた水晶板から形成される。
【0011】図2は、本発明のラーメモード水晶振動子
の零温度係数(1次温度係数αが零)を与えるカット角
φとカット角θとの関係である。曲線2で示すよう
に、カット角φが、φ=36.5°〜47°,θ
=65°〜85°で零温度係数が存在することが分か
る。
【0012】図3は図2の関係で、カット角θと2次
温度係数βとの関係である。曲線3で示すように、φ
=36.5°〜47°に対応するθ=65°〜85°
で2次温度係数βは大略−1×10−8/℃となり、
その絶対値は従来のラーメモード水晶振動子のβの約1
/5〜1/4と著しく小さくなることが分かる。
【0013】図4は、本発明のラーメモード水晶振動子
の零温度係数を与えるカット角φとカット角θとの
他の関係である。曲線4では、φ=133°〜14
3.5°,θ=5°〜25°で零温度係数が存在す
る。又、図5は図4のカット角θ と2次温度係数βと
の関係である。曲線5で示すように、φ=133°〜
143.5°に対応するθ=5°〜25°で2次温度
係数β=−1×10−8/℃とその絶対値は著しく小
さくなる。
【0014】図6は本発明のラーメモード水晶振動子の
周波数温度特性の一実施例を示す。本実施例はカット角
φ=47°,θ=65°の場合である。この実施例
の特性は曲線6で示されている。2次温度係数βの絶対
値が従来のラーメモード水晶振動子より大変に小さいの
で、本発明の水晶振動子は曲線6で示すように広い温度
範囲に亘って周波数変化が小さい。一方、曲線101は
従来のラーメモード水晶振動子の周波数温度特性を示
し、この図から本発明のラーメモード水晶振動子の方が
はるかに優れていることがわかる。
【0015】(実施例2)図10は、本発明の高次(オ
ーバートーン)ラーメモード水晶振動子形状の正面図の
一実施例を示す。水晶振動子7は、振動部9と、支持フ
レーム8と、マウント部10と、接続部11,12とを
具えるように構成され、一体に形成されている。振動部
9は、接続部11を介して支持フレーム8に接続される
と同時に、接続部12を介してマウント部10に接続さ
れている。接続部11,12は各々振動部の対角方向の
端部に設けられている。本実施例では振動部9の長手方
向に電極13,14,15が、互いに隣接する電極同士
が異極になるように配置されている。即ち、電極は3分
割されている。この振動子は(3,1)次の高次モード
で振動する。電極13は支持フレーム8上に配置された
電極18を介して、マウント部10に配置された電極端
子16に接続されている。電極13と15は側面(図示
されていない)を介して接続されている。また、電極1
4は電極端子17と同極となるように構成される。この
ように、本発明では、振動部9と、支持フレーム8およ
びマウント部10との接続が2ヶ所であるので、振動部
の振動エネルギーの損失を小さくすることができる。そ
の結果、等価直列抵抗Rの小さい、Q値の高いラーメ
モード水晶振動子が得られる。また、接続部11と接続
部12は振動部9の互いに反対側の端部に、しかも対角
方向に設けているので、衝撃に対しても強くなる。
【0016】図11は、図10の振動子の右側面図であ
る。振動部9には正面側の電極13,14,15に対抗
して裏面側に電極19,20,21が配置されている。
更に、電極13,15,20と電極端子16,22は同
極に、電極14,19,21と電極端子17は同極にな
るように構成されていて、電気的には、2電極端子構造
16,17を構成する。今、2電極端子16,17に交
番電圧を印加すると、各電極が配置された振動部の部分
はそれぞれ長辺方向と短辺方向に伸縮の振動を繰り返
す。即ち、異位相で振動する。
【0017】(実施例3)図12は、本発明の高次(オ
ーバートーン)ラーメモード水晶振動子形状の正面図の
他の実施例を示す。水晶振動子23は、振動部26と、
支持フレーム24と、マウント部25と、接続部27,
28とを具えるように構成されている。振動部26の正
面には電極29,30,31,32,33が配置され、
互いに隣接する電極同士は異極となる。本実施例では電
極全体が振動部の長辺方向に5分割されている。即ち、
(5,1)次の高次モードで振動子は振動する。また、
電極29は接続部27を介して、支持フレーム24上に
配置された電極34に接続され、さらにマウント部25
の電極端子35に接続されている。これに対して、電極
30,32は電極端子36に接続されており、2端子構
造を成している。本実施例でも振動部26は、支持フレ
ーム24とマウント部25に2ヶ所の接続部27,28
によって接続されているので、振動部26の振動エネル
ギーがマウント部25にまで伝わない。即ち、振動エネ
ルギーの損失を小さくすることができる。それ故、等価
直列抵抗Rの小さい、Q値の高い高次(オーバートー
ン)ラーメモード水晶振動子が得られる。
【0018】図13は図12の振動子23の側面図であ
る。振動部26には、一方の同極となる電極29,3
1,33,38,40が配置されるとともに、他方の同
極となる電極30,32,37,39,41が配置され
ている。これらの電極はそれぞれ電極端子35および4
2と電極端子36とに接続されている。図13には示さ
れていないが、これらの同極となる電極は振動部26の
側面あるいは振動部の上下面を介して接続される。
【0019】また、本実施例では(5,1)次の高次モ
ード振動子について説明したが、長辺方向の電極を7,
9,11・・・nの奇数に分割することにより(n,
1)次の高次ラーメモード水晶振動子を実現できる。
【0020】(実施例4)図14は本発明の高次(オー
バートーン)ラーメモード水晶振動子形状の他の実施例
の正面図を示す。水晶振動子59は、振動部43と、支
持フレーム44,45と、マウント部46と、接続部4
7,48とを具えるように構成されている。振動部43
の正面側には電極49、50、51が配置されている。
即ち、(3,1)次の高次モードでこの振動子59は振
動する。電極49と51は同極になるように接続され、
更に、電極49は接続部47を介し、支持フレーム44
に配置された電極52に接続され、その電極52はマウ
ント部46の電極端子54に接続されている。一方、電
極50は支持フレーム45に配置された電極53を介し
てマウント部46上の電極端子55まで延在している。
また、接続部47,48は、振動部43の高次モードの
振動が反転する部分に接続し、さらに、接続部47は支
持フレーム44につながり、マウント部46にその支持
フレーム44の端部は接続される。また、接続部48は
支持フレーム45に接続し、その支持フレーム45の端
部はマウント部46に接続される。このように、接続部
を高次モードの振動の反転する振動部の部分に対称に設
けるので、振動部の振動エネルギー損失が小さくなる。
その結果、等価直列抵抗Rが小さくなる。
【0021】図15は、図14に示す振動子の右側面図
である。振動部43には、一方の同極となる電極49,
51,57と、他方の同極となる電極50,56,58
が配置されている。
【0022】図16は、本発明の高次(オーバートー
ン)ラーメモード水晶振動子形状の他の実施例の正面図
を示す。振動部61の電極配置は図14と大略同じであ
るが、接続部62,63の位置が異なり、振動部61の
振動が反転する下方部に接続部62,63は接続されて
いる。このような構成により、ラーメモード水晶振動子
60は図14の振動子と同じ効果を有する。本実施例で
は(3,1)次の高次ラーメモード水晶振動子での形状
について説明したが、電極分割数5,7,・・・nにつ
いても有効である。即ち、振動部の長辺方向の(n−
1)/2(n=3,5,7・・・・)と(n+1)/2
の間に接続部が設けられる。このような構成は、5次以
上のラーメモード水晶振動子でも3次ラーメモード水晶
振動子と同様な効果を有する。
【0023】(実施例5)図17は本発明の高次(オー
バートーン)ラーメモード水晶振動子形状の他の実施例
の正面図を示す。水晶振動子64は、振動部67と、支
持フレーム65,66と、マウント部68と、接続部6
9,70とを具えて成る。振動部67の正面には5分割
された電極71,72,73,74,75が配置されて
いて、電極72,74は同極で、マウント部68に配置
された電極端子76に支持フレーム65を介して接続さ
れている。又、電極71,73,75は同極で、マウン
ト部68の電極端子77に接続部70と支持フレーム6
6を介して接続されている。図示されていないが、振動
部67の裏面にも5分割された電極が配置され、正面の
対抗電極とは異極となるように構成されている。本実施
例では、接続部69と70は、高次モードの振動が反転
する、振動部67の中央の部分の対角部に接続される。
このように構成することにより、接続部が2ケ所である
ので、振動部の振動エネルギーを振動子内部に閉じ込め
ることができる。それ故、等価直列抵抗Rの小さい、
Q値の高い高次ラーメモード水晶振動子が得られる。
又、振動部の中央付近に接続部が設けられるので、耐衝
撃性に優れた水晶振動子が実現できる。
【0024】(実施例6)図18は本発明の非対称ラー
メモード水晶振動子形状の一実施例の正面図を示す。今
まで説明してきた図10〜図17は対称モードの場合で
あるが、本実施例では非対称モードの場合である。水晶
振動子83は、振動部78と、支持フレーム79,80
と、マウント部84と、接続部81,82とを具えて成
る。これらは一体に形成されている。振動部78には2
分割された電極85,86が配置されている。電極85
は、振動部81と支持フレーム79を介してマウント部
84の電極端子87に接続されている。又、電極86
は、接続部82と支持フレーム80を介して電極端子8
8に接続されている。即ち、2端子構造87,88を形
成する。今、両端子間に電圧を印加すると、長辺方向の
端部は同じ方向に変位し、短辺方向の振動はそれと位相
が180°異なるように振動する。非対称モード振動子
の場合、長辺方向に偶数個の電極に分割される。本実施
例では2電極分割の場合を示し、接続部81と82は振
動部78の中央部の両側部に接続することを示したが、
電極分割数が4,6,8,・・・と増えても接続部の位置
は同じである。このような構成により、耐衝撃性に優
れ、等価直列抵抗Rの小さい、Q値の高い振動子が得
られる。
【0025】図19は図18の振動部78の側面図であ
る。電極85,86の対抗面には電極89,90が配置
されている。対抗電極は異極となるように配置されてい
る。
【0026】今まで述べてきた水晶振動子は複雑な形状
をしているが、これらの加工は化学的エッチング法や機
械的加工法で容易に形成できる。又、本発明の新形状の
振動子は水晶について説明してきたが、他の材料、例え
ば、ランガサイトにも適用できる事は言うまでもない。
【0027】以上述べたように、上記カット角及び振動
子形状を有する本発明の実施例の高次ラーメモード水晶
振動子を提供することにより、次の著しい効果を有す
る。 (1)2次温度係数βが大略−1×10−8/℃とそ
の絶対値が非常に小さい。それ故、広い温度範囲に亘っ
て周波数変化の小さいラーメモード水晶振動子が得られ
る。 (2)振動部と支持フレームとを接続する接続部が2ケ
所であるので、振動部の振動エネルギー損失が小さくな
る。その結果、等価直列抵抗Rの小さい、Q値の高い
ラーメモード水晶振動子が得られる。 (3)振動部と支持フレームとマウント部と接続部をエ
ッチング法によって一体に形成でき、小型で、量産性に
優れ、又、1枚の水晶ウエハ上に多数個の振動子を一度
にバッチ処理できるので、安価な水晶振動子が実現でき
る。 (4)更に、本発明の水晶振動子はエッチング法で一体
に加工されるので、耐衝撃性に優れたラーメモード水晶
振動子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のラーメモード水晶振動子を切り出す
ための水晶板とその座標系を示す説明図である。
【図2】 本発明のラーメモード水晶振動子の零温度係
数(1次温度係数αが零)を与えるカット角φとカッ
ト角θとの関係を示す関係線図である。
【図3】 本発明のカット角θと2次温度係数βとの
関係を示す関係線図である。
【図4】 本発明のラーメモード水晶振動子の零温度係
数を与えるカット角φとカット角θとの他の関係を
示す関係線図である。
【図5】 本発明のカット角θと2次温度係数βとの
関係を示す関係線図である。
【図6】 本発明のラーメモード水晶振動子の周波数温
度特性の一実施例を示す特性線図である。
【図7】 従来のラーメモード水晶振動子とその座標系
を示す説明図である。
【図8】 従来の零温度係数を与えるラーメモード水晶
振動子のカット角φとカット角θとの関係を示す関
係線図ある。
【図9】 従来のカット角θと2次温度係数βとの関
係を示す関係線図である。
【図10】 本発明の高次(オーバートーン)ラーメモ
ード水晶振動子形状の一実施例を示す正面図である。
【図11】 図10の振動子の右側面図である。
【図12】 本発明の高次(オーバートーン)ラーメモ
ード水晶振動子形状の他の実施例を示す正面図である。
【図13】 図12の振動子の右側面図である。
【図14】 本発明の高次(オーバートーン)ラーメモ
ード水晶振動子形状の他の実施例を示す正面図である。
【図15】 図14の振動子の振動部の右側面図であ
る。
【図16】 本発明のラーメモード水晶振動子形状の他
の実施例を示す正面図である。
【図17】 本発明の高次(オーバートーン)ラーメモ
ード水晶振動子形状の他の実施例を示す正面図である。
【図18】 本発明の非対称ラーメモード水晶振動子形
状の一実施例を示す正面図である。
【図19】 図18の振動部の右側面図である。
【図20】 従来の高次(オーバートーン)ラーメモー
ド水晶振動子形状を示す正面図である。
【符号の説明】
O 座標の原点 x,y,z 水晶の結晶構造の座標軸 x′,y′,z′,z″ 座標系回転後の座標軸(カッ
ト後の結晶軸) 1,100 水晶板 2,3,4,5,6,101,102,103 極線 φ,θ,φ,θ 角度(カット角) β 2次温度係数 7,23,59,60,64,83,200 水晶振動
子 8,24,44,45,65,66,79,80,20
1,213 支持フレーム 9,26,43,61,67,78,207 振動部 10,25,46,68,84,202 マウント部 11,12,27,28,47,48,62,63,6
9,70,81,82,203,204,205,20
6 接続部 13,14,15,18,19,20,21,29,3
0,31,32,33,34,37,38,39,4
0,41,49,50,51,52,53,56,5
7,58,71,72,73,74,75,85,8
6,89,90,208,209,210 電極 16,17,22,35,36,42,54,55,7
6,77,87,88,211,212 電極端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動部と支持フレームとマウント部が一
    体に形成され、前記振動部の上下面に電極が配置された
    ラーメモード水晶振動子において、 前記振動部は、高次の振動モードで振動し、 かつ前記振動部は、2個の接続部を介して前記支持フレ
    ームと前記マウント部とに接続されている事を特徴とす
    るラーメモード水晶振動子。
  2. 【請求項2】 前記振動部の対角する端部に前記2個の
    接続部を設けた事を特徴とする請求項1に記載のラーメ
    モード水晶振動子。
  3. 【請求項3】 振動部と支持フレームとマウント部が一
    体に形成され、前記振動部の上下面に電極が配置された
    ラーメモード水晶振動子において、 前記振動部は、高次の振動モードで振動し、 前記振動部の高次モードの振動が反転する部分が、2個
    の接続部をそれぞれ介して2個の前記支持フレームに接
    続されている事を特徴とするラーメモード水晶振動子。
  4. 【請求項4】 前記振動部の高次モードの振動が反転す
    る中央の部分の対角部に前記2個の接続部を設けた事を
    特徴とする請求項3に記載のラーメモード水晶振動子。
  5. 【請求項5】 振動部と支持フレームとマウント部が一
    体に形成され、前記振動部の上下面に電極が配置された
    ラーメモード水晶振動子において、 前記振動部は非対称モードで振動し、 2個の接続部をそれぞれ介して前記振動部の中央部の両
    側が2個の支持フレームに接続されている事を特徴とす
    るラーメモード水晶振動子。
JP2002270485A 2002-09-17 2002-09-17 ラーメモード水晶振動子 Pending JP2003101378A (ja)

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