JPH02152972A - 1−(3−置換−2−フェニルプロピル)−1h−1,2,4−トリアゾール誘導体 - Google Patents

1−(3−置換−2−フェニルプロピル)−1h−1,2,4−トリアゾール誘導体

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JPH02152972A
JPH02152972A JP63308467A JP30846788A JPH02152972A JP H02152972 A JPH02152972 A JP H02152972A JP 63308467 A JP63308467 A JP 63308467A JP 30846788 A JP30846788 A JP 30846788A JP H02152972 A JPH02152972 A JP H02152972A
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JP
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JP63308467A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Tanimura
谷村 健次郎
Yuji Tanaka
裕二 田中
Tatsuya Morita
達也 森田
Koji Kosegi
小瀬木 幸司
Yasuhiro Ishizuka
石塚 泰博
Hideya Yaginuma
柳沼 英哉
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Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Morishita Pharmaceuticals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強い菌糸発育阻止作用を有し、真菌症の治療
並びに予防に有用な1−(3−!換−2−フェニルプロ
ピル)−11−1,2,4−トリアゾール誘導体に関す
るものである。
〔従来の技術〕
■−(2−アリール−2−R−エチル)−1H−1,2
,4−トリアゾール類が農業用殺菌殺剤として、特開昭
55−122771に例示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年ステロイドホルモン剤、免疫抑制剤などの繁用によ
り日和見感染としての深在性真菌症が増加してきており
、選択毒性に優れた抗真菌剤の開発が望まれている。こ
れまでに開発された抗真菌剤のうち、アゾール系抗真菌
剤は広い抗真菌スペクトルを有し、深在性真菌症に有効
であるが、長期投与による重篤な副作用の発現などの問
題があり、必ずしも満足できるものではない。そこで本
発明者ら番キ、より安全で有効な抗真菌剤を開発するた
め鋭意研究を行った。その結果、所期の目的を達成する
新規な化合物を見出し、本発明を完成するに至った。
〔課題を解決するための手段、及び作用〕本発明は、下
記一般弐(1)で表される化合物又は薬理学的に受容さ
れるその塩に係わる。
(式中、Arはフェニル基、モノ−又はジ−ハロフェニ
ル基を示す。Rは低級アルキル基、低級アルケニル基、
低級アルキニル基、無置換もしくは1個以上のハロゲン
原子で置換されたベンジル基、無置換もしくは1個以上
のハロゲン原子で置換されたフェニル基又は4−メチル
テトラゾリル−5−イル基を示す。) 一般式(I)において、Arに関し具体的にはフェニル
5.2−クロロフェニル!、3−クロロフェニル基、4
−クロロフェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フ
ルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2.4−
ジクロロフェニルL2.4−ジフルオロフェニル基等を
例示できる。Rに関し具体的には、メチル基、エチル基
、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ter t
−ブチル基、アリル基、2−プロピニル基、ベンジル基
、2−クロロベンジル基、3−クロロベンジル!、4−
クロロベンジル基、2.4−ジクロロベンジル基、フェ
ニル基、4−クロロフェニル基、及び4−メチルテチラ
ゾリルー5−イル基等を例示する事ができる。
本発明化合物は、以下に示す〔反応式−1及び反応式−
2〕の方法により容易に製造できる。
〔反応式−1〕 〔式中、ArとRは前記と同じ意義を示す。Xは塩素、
臭素又はヨウ素原子を示す。〕 すなわち、本発明化合物(Ia)は、化合物(I[I)
にハロゲン化物(RX)を作用させることにより製造す
ることができる。〔■〕から(Ia)への反応は溶媒中
塩基の存在下に行われる0本反応に用いられる溶媒とし
ては、例えば、テトラヒドロフラン、N、N−ジメチル
ホルムアミド、ジオキサン、ジメチルスルホキシド等が
好ましい。
また、塩基としては、水素化ナトリウム、カリウムL 
e r t、−ブトキシド等の無機塩基が好適である。
反応温度は一10゛C〜ioo ”c、反応時間は1時
間〜24時間である。
〔反応式−2〕 (式中、ArとRは前記と同じ意義を示す、Yは塩素、
臭素、ヨウ素原子、メタンススホニルオキシ基又は4−
メチルベンゼンスルホニルオキシ基を示す。) また、上記本発明化合物(Ib)は、化合物(IV)に
溶媒中塩基の存在下にチオールII (R3H)を反応
させることにより製造することができる。用いられる溶
媒としては、例えば、N、 N−ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、ピリジン等が好ましい。塩基
としては、ピリジン、水素化ナトリウム、炭酸カリウム
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が例示できる。
一般に弐(IV)の反応性中間体は、−船釣に公知の方
法に従って、相当するアルコール(Iff)から調製す
ることができる。例えば、アルコールを五塩化燐、三臭
化燐などのような適当なハロゲン化剤によって処理する
ことにより、ハロゲン化物を得ることができる。また、
メタンスルホネート及び4−メチルベンゼンスルホネー
トは、アルコールを、例えばピリジンのような塩基の存
在下、メタンスルホニルクロリド又は4−メチルベンゼ
ンスルホニルクロリドと反応させることにより、容易に
合成することができる。
前記〔反応式−1及び2〕の化合物(II[)は、以下
に示す〔反応式−3〕の方法により合成される。
〔反応式−3〕 〔式中、ArとR1は前記と同じ意義を示す。〕すなわ
ち、化合物(I[I)は化合物(II)をテトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル等の溶媒中、還元剤、例えば
リチウムアルミニウムハイドライドで還元することによ
り得られる。
本反応に用いられる化合物(n)は、以下に示す〔反応
式−4〕の方法により合成される。
〔反応式−4〕 (V)          (Vl) 〔式中、Ar、 R’、 Yは前記と同じ意義を示す。
〕化合物(II)は、反応性中間体(VT)に溶媒中塩
基の存在下に、1. 2. 4−)リアゾールを反応さ
せることにより得られる。用いる溶媒としては、例えば
、N、N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等が挙げられる。塩基と
しては、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、トリエチル
アミン等が例示される。
一般に反応性中間体(Vl)は、アルコール類(V)よ
り公知の方法に従い、化合物(IVIの合成と同様に行
うことができる。
化合物(V)は、公知の化合物であるか、又は、公知の
方法、例えば、シュベンケル(Scht+ennker
)らの方法(ヘミッシエ・ベリヒテ(Chemisch
Berichte)、ljl、  2407.  (1
966) )に従って容易に合成される。
本発明の化合物は1個または2個以上の不斉中心を含み
、本発明は分割されたもの及び未分割のもの双方を包含
する。
好ましい薬理学的に受容される塩は酸付加塩でである0
式(I)の化合物の薬理学的に受容される塩は酸付加塩
は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩等の薬理学
的に受容されるアニオンを含む非毒性酸付加塩を形成す
る強酸から形成されるものである。核酸は常法、例えば
遊離塩基と当量の所望酸を含む溶液を混合し、濾過(不
溶性の場合)又は溶媒蒸発で集める。
本発明化合物(1)は、強い抗真菌作用を示し、ヒトを
含む補乳動物の表在性真菌症及び深在性真菌症に対して
有効である。従って通常、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセ
ル剤等の固形製剤にして経口投与するか、又は軟膏剤2
ゼリー剤、クリーム剤。
粉末剤、溶液剤、乳液剤あるいはスプレー剤等の外用製
剤にして使用するのが好ましい。
これらの製剤化に際し特に困難はなく、それぞれに適し
た賦形剤を使用し、公知の方法に準拠して製剤化すれば
よい。
好ましい賦形剤としては、例えば、固形製剤の場合、デ
キストロース、ショ糖、ラクトース、グルコース、塩化
ナトリウム、ゼラチン、デンプン、ステアリン酸マグネ
シウム、タルク、動・植物性脂肪等が挙げられ、また外
用製剤の場合、動・植物性脂肪、パラフィン、澱粉トラ
ガカント、セルロース誘導体、シリコーン、シリカ、ベ
ントナイト、タルク、酸化亜鉛、・乳糖、水酸化アルミ
ニウム、ケイ酸カルシウム、ポリアミド粉末、水、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ベンジルアルコール、炭
酸エチル、ベンジルベンゾエート、グリセリン、N、N
−ジメチルホルムアミド、グリセリンホルマール、ソル
ビトールの脂肪酸エステル、噴射剤としてのクロロフル
オロ炭化水素等が挙げられる。
外用製剤中の化合物(Ilの濃度は、0.1〜5重景%
の範囲が好ましい。また、経口投与量は、年齢、体重、
症状により異なるが、通常、成人に対して一日当たり約
50〜1000■の範囲で適宜増減される。
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
〔実施例1〕 1− (3−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)−2
−(2,4−ジクロロフェニル)プロピル) −1H−
1,2,4−)すアゾール・硝酸塩の合成 工程1゜ 2−(2,4−’;クロロフェニル)−3−ヒドロキシ
プロピオン酸エチル72gをピリジン180 dに溶解
し、水冷下、メタンスルホニルクロライド37.6gを
滴下した。室温で90分間攪拌した後、氷を加え、ジエ
チルエーテルを用いて抽出した。有機層を水、希塩酸、
水の順で洗浄し、乾燥した。溶媒を留去して薄黄色油状
物89gを得た。これに、1,2.4− )リアゾール
28.4g 、炭酸カリウム37.8g及びアセトニト
リル380dを加え、5時間加熱還流した。
冷却後、不溶物を濾去し、濾液より溶媒を減圧留去した
。残渣に水を加え、クロロホルムを用いて抽出した。有
機層を水洗、乾燥後、溶媒を減圧留去して得られた油状
物にエタノール及びジエチルエーテルを加え、更に60
%硝酸27m2を添加した。
析出した結晶を濾取することにより、2− (2,4−
ジクロロフェニル)−3−(LH−1,2,4−1−リ
アゾール−1−イル)プロピオン酸エチル硝酸塩(82
g、 79Z)を得た。
融点106〜107°C0 元素分析:  (+:+ll+5C1zN30□・HN
O,とじて理論値α): C,41,40; It、3
.74 i N、14.85実測値α’): C,41
,41、H,3,55; N、14.81’Il−N 
M R(DMSO−d&)δ: 111 (38,t、
J=7.11tz。
C0zCHzCH3) 、 4.11 (2H,q、 
J=7.1Hz、 C0zGHzCTo) 、 4.6
6−4 、77 (211,m、 C!l□−tria
zolyl) 、 4.92−5.03 (18、m、
 CHCO) 、 7.37−7.47 (2H,m、
 5−1f、 6−H) 、 7.65 (ltl、 
d、 J=1.9Hz。
3−■)、8.30(It(、s、 triazoly
l−3−H)、8.91(IH,s。
triazolyl−5−H)。
Ma s s  (m/z) :  312 (M−H
NOs−1)工程2゜ 2−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(LH−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)プロピオン酸エチル
硝酸塩33.9gをクロロホルムに懸濁し、炭酸水素ナ
トリウム水溶液で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去した。
得られた残渣をテトラヒドロフラン40dに溶解し、こ
れを水素化リチウムアルミニウム3.4gのテトラヒド
ロフラン140 In1懸濁液中に滴下した。滴下後、
室温で1時間、加熱還流下30分間攪拌した。水冷下、
反応液に水を滴下し、更に、水酸化ナトリウム水溶液を
加え、クロロホルムを用いて抽出した。
有機層を水洗、乾燥後、溶媒を留去した。得られた油状
物をイソプロピルエーテルより結晶化させ、2− (2
,4−ジクロロフェニル)−3−(18−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)プロパツール(19,2g、
 782)を得た。
融点124〜126°Cゆ 元素分析: CuH++C1zNaOとして理論値(X
i: C,48,55、H,4,07; N、15.4
4実測値(χ): C,48,58、H,4,10: 
N、15.32H−N M R(DMSO−dJ δ:
 3.58−3.63 (2H,m。
CHzOIl) 、3.80−3.90 (11(、m
、 CH) 、4.48−4.66 (2H,m、 C
f1z−triazolyl) 、 5.07 (18
,t、 J=5.1Hz、 −(IH) 、 7.38
 (LH。
dd、 J IJ、 4Hz、 Jt=2.2Hz、 
3−H) 、7’、 50−7.53 (2H,m、 
5−H。
6−H) + 7.89 (LH,s、 triazo
lyl−3−H) 、 8.30 (18,s。
triazolyl−5−1f)。
Ma s s  (m/z) : 236 (M−CI
)工程3゜ N、N−ジメチルホルムアミド20mに60χ水素化ナ
トリウム0.4gを懸濁し、これに2− (2,4−ジ
クロロフェニル)−3−(IH4,2,4−)リアゾー
ル−1−イル)プロパツール2.7gを加えて30分間
攪拌した。 2.4−ジクロロベンジルクロリド2.9
gを加え、室温で2時間、90°Cで1時間撹拌した後
、冷却し水で希釈した。クロロホルムを用いて抽出し、
有機層を水洗後、乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣に
エタノール及びジエチルエーテルを加え、更に60%硝
酸1dを添加した。析出した結晶を濾取することにより
標題化合物(2,1g、 43X)を得た。
融点 161−163°C0 元素分析: CI[1HISC14N30 ・HNOs
として理論値(χ): C,43,75i H,3,2
6; N、11.34実測値α): C,43,87:
 H,3,31; N、11.30富H−NMR(DM
SO−d、)δ: 3.71−3.82 (2H,+*
CHCHzO)、4.03−4.13 (LH,m、C
HCHzO)+4.53(2H,s。
Ar−CHz) 、 4.61−4.76 (2H、m
、 CHz−triazolyl) 、 7 、39−
7.44(3H,m、Ar−11)、7.55−7.6
0(3H,m、Ar−H)、8.28(1)1. s、
 triazolyl −3−H) + 8.84 (
LH+ s、 triazolyl−5−H) 。
Ma s s  (m/z) : 394 (M−)H
NO3−1)〔実施例2〜11) 実施例1と同様にして、第1表に示した化合物を合成し
た。
第1表 1− (2−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(エ
チルチオ)プロピル) −LH−1,2,4−トリアゾ
ール・硝酸塩の合成 工程1 2− (2,4−ジクロロフェニル)−3−(IH−1
,2,4−1−リアゾール−1−イル)プロパツール1
6.3gをピリジン45m1に溶解し、水冷下メタンス
ルホニルクロラ゛イド8.2gを滴下した。室温で3時
間攪拌した後、氷を加え、クロロホルムを用いて抽出し
た。有機層を水洗、乾燥後、溶媒を留去して油状物を得
た。
これをエタノールに溶かし、60%硝酸6Idを加えた
。析出した結晶を濾取し、少量のエタノールとジエチル
エーテルで洗浄し、2−(2,4−ジクロロフェニル)
−3−(IH−1,2,4−トリアゾール−1−イル)
プロビルメタンスホナ〒ト硝酸塩(21,3g、 86
χ)を得た。
融点158〜160°C0 元素分析:C1□l(+1ChNz(h・HNO3とし
て理論値(χ”): C,34,88; H,3,41
; N、13.56実測値(χ): C,35,03;
 H,3,41; N、13.43’H−N M R(
DMSO−di)δ: 3.17(3H,s、so、c
o、)。
4.11−4.22(IH,m、CI)、4.51(2
H,d、J=6.4Hz、CHz−triazolyl
)、4.68(2H,dd、J□6.7Hz、CHzO
3Oz)、7.46(1B、 dd、J1=18.5H
z、Jz−2,11(z15−H)17.56(LH9
dlJ=8.5Hz、 6−H) 、 7.61 (I
II、 d、 J=2.1Hz、 3−H) 、 8.
18 (IH。
s、 triazolyl−3−H) + 8.67 
(LH,s、 triazolyl−5−11) 。
Ma s s  (m/z) :  314 (M−H
NOz−CI)工程2 N、N−ジメチルホルムアミド20m1!に6oχ水素
化ナトリウム0.88gを懸濁し、これにエタンチオー
ル0.75gを加えた後、30分間攪拌した。2− (
2,4−ジクロロフェニル)−3−(IH−1,2,4
−)リアゾール−1−イル)プロピルメタンスルホネー
ト硝酸塩4.1gを加え、水冷下1時間、室温で4時間
攪拌した0反応液を水で希釈し、クロロホルムを用いて
抽出した。有機層を水洗、乾燥後、溶媒を減圧留去した
得られた残渣にエタノール及びジエチルエーテルを加え
、更に60%硝酸lIn1を添加し、フリーザー中に放
置した。析出した結晶を濾取することにより標題化合物
(1,8g、48χ)を得た。
融点 98−99°C 元素分析: C+J+5C1zNsS ’ HNOxと
して理論値α’): C,41,17・、 H,4,2
5; N、14.77実測値(χ): C,41,25
; H,4,06; N、14.66’H−NMR(D
MSO−di)δ: 1.13(3H,t、J=7.4
Hz。
5CHzCL1) 、2.44 (2H,Q 、J’7
.4111z 、 5C)IzC)l i) 、 2.
83−2.97(2H,m、Cl1zSEt) 、3.
90−4.02(18,m、CHCtlzS) 。
4.53−4.74(2H,m、CHz−triazo
lyl) 、 7.43(IH,dd。
J 、 =8.4Hz、 Jz=2.2Hz、 5−H
) 、 7.54 (IH,d、 J=2.2Hz、 
3−H) 。
7.56 (III、 d、 J 、=8.411z 
、 6−8) 、 8.27 (LH,s 、 tri
azo Iyl−3−11) 、 8.79 (1[(
、S、 triazolyl−5−H)。
Ma s s  (m/z) :  315 (M−I
N(h)〔実施例13〜18〕 実施例1と同様にして、第2表に示した化合物を合成し
た。
第2表 〔製剤例1] 本発明化合物 乳糖 結晶セルロース ステアリン酸マグネシウム 0mg 00mg 0mg 5mg 上記混合物を常法に従って混合し、打錠することにより
主薬50■を含有する錠剤を得た。
〔製剤例2〕 本発明化合物       50mg 乳糖     200mg とうもろこし澱粉     60mg タルク           30mgステアリン酸マ
グネシウム 10mg 上記混合物を常法に従って造粒し、顆粒剤とした。
〔製剤例3〕 本発明化合物       2.0g 白色ワセリン       25.0gステアリルアル
コール   25.0gプロピレングリコール   1
2.0gラウリル硫酸ナトリウム  1.5g パラオキシ安息香酸エチル 0.5g さらに脱イオン水を加えて全量100.0gとする上記
混合物を常法に従って均一に混合し、クリーム剤とした
〔薬理実験〕
(1)カンジダ・アルビカンス(Candida al
bicans)に対する菌糸発育阻止濃度の測定 10%胎児牛血清を加えたイーグル・ミニマム・エッセ
ンシャル培地200 dに被験化合物を加え、さらにカ
ンジダ・アルビカンス10”個を接種し、5%CO□イ
ンキュベーターで37°c、24時間培養後、菌糸発育
阻止濃度を求めた。その結果を表3に示した。
尚、試験管内試験における比較物質として下記の化合物
を用いた。
2−(4−クロロフェニル)  −1,3−ビス(IH
−1,2,4−)リアゾール−1−イル)プロパン(公
表特許公報昭60−501458号により公知)2)急
性毒性試験 被験化合物をそれぞれ0.5%カルボキシメチルセルロ
ース水溶液に懸濁し、体重20〜25gのICR系雄性
マウス(1群10匹)に経口投与して、投与後7日間累
積死亡率から50χ致死t(LDS。)を算出した。そ
の結果を表4に示す。
表 4 急性毒性試験 〔発明の効果〕 本発明化合物はカンジダアルビカンスに対する菌糸発育
阻止濃度測定実験において優れた活性を示し、また、動
物実験において毒性が低いことが確認された。
本発明化合物は抗真菌薬として優れた効果を特徴する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Arはフェニル基、モノ−又はジ−ハロフェニ
    ル基を示す。Rは低級アルキル基、低級アルケニル基、
    低級アルキニル基、無置換もしくは1個以上のハロゲン
    原子で置換されたベンジル基、無置換もしくは1個以上
    のハロゲン原子で置換されたフェニル基又は4−メチル
    テトラゾリル−5−イル基を示す。)で表される1−(
    3−置換−2−フェニルプロピル)−1H−1,2,4
    −トリアゾール誘導体又は薬理学的に受容されるその塩
JP63308467A 1988-12-05 1988-12-05 1−(3−置換−2−フェニルプロピル)−1h−1,2,4−トリアゾール誘導体 Pending JPH02152972A (ja)

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JP (1) JPH02152972A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000048987A1 (de) * 1999-02-20 2000-08-24 Boehringer Ingelheim Pharma Kg Neue substituierte 3-phenoxy- und 3-phenylalkyloxy-2-phenyl-propylamine
CN103012296A (zh) * 2012-12-28 2013-04-03 成都爱博协诺化学技术有限公司 一种四氟醚唑中间体的合成方法

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