JPH0425953B2 - - Google Patents

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JPH0425953B2
JPH0425953B2 JP59178194A JP17819484A JPH0425953B2 JP H0425953 B2 JPH0425953 B2 JP H0425953B2 JP 59178194 A JP59178194 A JP 59178194A JP 17819484 A JP17819484 A JP 17819484A JP H0425953 B2 JPH0425953 B2 JP H0425953B2
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JP
Japan
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group
alkyl
formula
solution
triazol
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JP59178194A
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JPS6072869A (ja
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Richaadoson Kenesu
Jon Hoitsutoru Piita
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Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
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Publication date
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Publication of JPH0425953B2 publication Critical patent/JPH0425953B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D231/12Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/64Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/647Triazoles; Hydrogenated triazoles
    • A01N43/6531,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/56Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D249/081,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、抗真菌活性を有し、ヒトを含む動物
における真菌感染の治療に有用な新規なトリアゾ
ール誘導体に関する。 本発明に従えば、式:− の化合物およびこれらの薬学的に受容できる塩が
得られる〔式中、nは0または1から4までの整
数であり; そしてXは:− (ここでR1およびR2は各々別個にH、F、Cl、
Br、I、CF3、C1−C4アルキル基、C1−C4
ルコキシ基、−CNまたは−NO2であるか;ま
たはR1がHであつてR2が1,2,4−トリア
ゾール−1−イル基である); (b) −O−Het (ここで“Het”は場合により、各々別個に
F、Cl、Br、I、CF3、C1−C4アルキル基お
よびC1−C4アルコキシ基から選択される1,
2または3個の置換基により置換されてよい、
ピリジル基、ピリミジニル基またはトリアゾリ
ル基である); (c) −S(O)n・(C1−C4アルキル)(ここでmは
0、1または2である);および (d) −CONH2; から選択される〕 本発明はさらに、式()の化合物またはその
薬学的に受容できる塩、ならびに薬学手に受容で
きる希釈剤またはキヤリヤーより成る医薬用組成
物を提供する。 本発明はさらに、医薬用特にヒトにおける真菌
感染を治療するための、式()の化合物または
その薬学的に受容できる塩を与える。 前記の基“Het”の特定の例は、場合により一
個または複数の前記置換基(特にF、Cl、Brま
たはI)で置換されてもよい、ピリジル基、ピリ
ミジニル基およびトリアゾリル基である。 “Het”は好ましくは5−クロルピリド−2−
イル基である。 “n”は、好ましくは1、2または3であり、
最も好ましくは1または2である。 R1およびR2は一面において好ましくは各々別
個にH、F、Cl、Br、I、CF3、C1−C4アルキ
ル基またはC1−C4アルコキシ基である。 好ましい化合物では、Xは:− (ここでR1およびR2は各々別個にF、Cl、Br、
I、−CNまたは−NO2であるか、またはR1
HであつてR2が1,2,4−トリアゾール−
1−イル基である); (c) −S(O)o・(C1−C4アルキル)(ここでnは
0、1または2である);および (d) −CONH2; から選択される。 さらに好ましくは、Xは4−クロルフエノキシ
基、4−フルオルフエノキシ基、4−シアノフエ
ノキシ基、4−ニトロフエノキシ基、4−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)フエノキ
シ基、2,4−ジフルフエノキシ基、3,4−ジ
クロルフエノキシ基、5−クロルピリドー2−イ
ルオキシ基、メチルチオ基、メチルスルホニル
基、およびカルバモイル基から選択される。 Xで表わされる最も好まいし基としては:一
【式】(ここでR1はF、Cl、Brま たはIであり、好ましくはFまたはClである): (c) −SO2CH3:および (d) −CONH2 がある。 Xが前記の、場合により置換されたフエノキシ
基であるかまたは−O−Hetである式()の化
合物は、次のようにして製造することができる:
好ましい塩基は水素化ナトリウムである。 このように典型的な方法では、適当な溶媒、例
えばジメチルホルムアミド(DMF)中の水酸化
ヘテロアリールまたはフエノールを、冷却しなが
らゆつくり、DMF中の水素化ナトリウムに加え
る。沸騰がおさまつたら(通常は約15分)エポキ
シド()を例えばDMF溶液として加える。こ
の反応混合物は必要があれば反応を促進するめに
例えば60℃まで加熱することができるけれども、
この反応は一般には室温で進行して完了するであ
ろう。その後、生成物を常法で単離して精製する
ことができる。 式()の出発物質は常法で、例えば次のよう
にして製造することができる:− この工程の典型的な実験手順の詳細は下記の実
施例1、12および14に見ることができる。 Xが−S(C1−C4アルキル)である式()の
化合物は、以下の反応図に従つて製造することが
できる:− 好ましい塩基は炭酸カリウムである。チオール
のアルカリ金属塩も使用することがでる。 典型的な方法では、エポキシド()と無水炭
酸カリウムとを、適当な溶媒、例えば乾燥ジメチ
ルホルムアミド中がかくはんし、次にアルカンチ
オールを添加する。 次に生成を常法で回収することができる。 Xが
【式】または
【式】である化合物は、常 法でm−クロル過安息香酸を用いて相当するスル
フイド類を酸化することによつて製造することが
できる。 式()の第一アミドは次のように製造するこ
とができる:− シアン化ナトリウムとの反応は典型的には反応
体をジメチルホルムアミド水溶液中でかくはんす
ることによつて実施される。 加水分解は典型的にはニトリルを例えば70−
100℃で、好ましくは80%の濃度の硫酸水溶液と
ともに、短時間例えば約1時間加熱することによ
つて行われる。 所望ならば、この加水分解を同様の条件下で続
けて相当する酸を生成させ、次にこの酸を用いて
式()のアミドを製造することができる:− もし化合物()をその遊離酸の形で反応させ
るならば、この反応は一般にジシクロヘキシルカ
ルボジイミドのような脱水剤の存在において実施
しなければならない。 しかしながら化合物()は好ましくはその
「アシル化剤としての機能的等価物」の形で、例
えば酸塩化物または臭化物、式:− の混合無水物として、またはC1−C4アルキル、
スタシンイミド、フタルイミドまたはベンゾトリ
アゾール−1−イルエステルとして使用される。 これらの「機能的等価物」はすべて、酸()
から常法で製造することができる。酸塩化物およ
び臭化物は、例えば上記の酸を塩化または臭化チ
オニルと反応させることよつて製造することがで
き、混合無水物は塩化C2−C5アルカノイルとの
反応により、C1−C4アルキルエステルは単純エ
ステル化により、そしてスクシンイミド、フタル
イミドおよびベンゾトリアゾール−1−イルエス
テルは、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒ
ドロキシフタルイミドまたは1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾールと、ジシクロヘキシルカルボジイ
ミドのようは脱水剤の存在において反応させるこ
とより、製造することができる。 特に有用なのは、式:− のスクシンイミドエステルである。 このように、典型的な方法においては、例えば
乾燥ジオキサン中に溶解させたジシクロヘキシル
カルボジイミドを、例えば乾燥ジオキサン中の酸
()およびN−ヒドロキシスクシン酸イミドの
溶液に加える。室温で2〜3時間かくはんして濾
過した後、この反応は一般に、化合物()を溶
液を、例えば乾燥ジオキサン中で数時間、室温で
アミンR3R4NHとともにかくはんすることによ
つて完了し、その後、生成物を通常の手段により
単離し、精製することができる。 ベンゾトリアゾール−1−イルエステルもまた
特に有用であつて、式:− を有している。 これらは上述したようにして製造することがで
きる。 こうして典型的な方法では、ジシクロヘキシル
カルボジイミド、1−ヒドロキシベゾトリアゾー
ルおよび酸()を一緒にして、例えば乾燥ジオ
キサン中、室温で短時間かくはんする。この反応
は一般に、反応が完了するまで得られる中間体
()を室温でアミンR3R4NHとともにかくはん
することによつて完了し、その後、生成物を通常
の手段によつて単離し、精製することができる。 Xが−CONH(C1−C4アルキル)または−
CON(C1−C4アルキル)2である化合物は、Xが−
CONH2である相当する出発物質のアルキル化に
よつて製造することができる。このアルキル化
は、典型的には、出発物質を適当に有機溶媒、例
えば乾燥THF、中に溶解させ、次に0−5℃に
冷却することによつて実施される。次に水素化ナ
トリウムのような強塩基を加える。数分間かくは
んした後、適量のアルキル化剤を加える。好まし
いアルキル化剤は、アルカリ金属の沃化物および
臭化物である。モノーアルキル化のためには、1
当量だけのアルキル化剤を用いるべきでありり、
そしてジアルキル化のためには、少なくとも2当
量を用いるべきである。アルキル化生成物は通常
の技術により反応混合物から単離することができ
る。 本発明の化合物は1または2以上の鏡像異性中
心を含有しており、本発明には分割および未分割
形の両方が包含される。 式()の化合物の薬学的受容できる酸付加塩
は、塩、臭化水素酸、硫酸、蓚酸およびメタンス
ルホン酸のように無毒性の酸付加塩を形成する強
酸から形成されるものである。 塩は常法により、例えば等モル量の遊離塩基と
所望の酸を含有する溶液を混合するこにより得る
ことができ、目的の塩は、もし不溶性でれば濾過
より、あるいは溶媒の蒸発により、集められる。 また、常法で製造し得るアルカリ金属塩も包含
される。 式()の化合物およびそれらの薬学的に受容
できる塩類は、ヒトを含む動物の真菌感染と戦う
際に有用な抗真菌剤である。例えば、これらは特
に、カンジダ属(Candida)、トリコフイトン属
(Trichophyton)、ミクロスポラム属(Micro−
sporum)またはエピデルモフイトン属(Epider
−mophyton)の菌種によつてひきおこされるヒ
トの局所性真菌感染の治療またはカシジダ・アル
ビカンス(Candida albicans)によりひき起こ
される粘膜感染(例えば鵞口瘡および膣カンジダ
症)に有用である。これらはまた、例えばカンジ
ダ・アルピスカンス(Candida albicans)、クリ
プトコツカス・ネオフルマンス
(Cryptococcusneoformans)、アスペルギルス・
フミガータンス(Aspergillus fumigatus)、コク
シジオイデス属(Coccidioides)、パラコクシジ
オイデス属(Paracoccidioides).ヒストプラズ
マ属(Histoplasma)またはブラストミセス属
(Blastomyces)によつてひき起こされる全身性
の真菌感染の治療にも用いることができる。 本発明の化合物の抗真菌活性の試験管内評価
は、最低発育阻止濃度(m.i.c.)を決定すること
によう行なうことができるが、この最低発育阻止
濃度とは、特定の微生物の生育が起こらない適当
な培地中の被験化合物の濃度である。実際には、
各々特定の濃度で被験化合物を含有している一連
の寒天平板に、例えばカンジダ・アルビカンス
(Can−dida albicans)、の標準培養物を接種し、
次に各平板を37℃で48時間培養する。次いで平板
を、その菌の生育の有無について検査して、適当
なm.i.c.値を記憶する。こうした試験に用いられ
るその他の微生物には、クリプトコツカス・ネオ
フルマンス(Cryptococcus neoformans)、アス
ペルギルス・フミガータス(Asprgillus
fumigatus)、トリコフイトン(Trichophyton)
種、ミクロスポラム(Microsporum)種;エピ
デルモフイトン・フロツコサム
(Epidermophytonfloccosum)、コクシジオイデ
ス・イミチス(Coccidioides immitis)およびト
ルロプシス・グラブラク(Torulopss glabrata)
がある。 本発明の化合物の生体内評価は、カンジダ・ア
ルビカンス(Candida albicans)の一菌株を接
種させたマウスに、一連の用量水準で腹腔内また
静脈内注射するか、また経口投与することによつ
て実施することができる。活性は、48時間観察後
に、未処理群のマウスが死んだ後に処理群のマウ
スが生存していることに基づいている。感染の致
死効果に対して化合物が50%の保護を与える用量
水準(PD50)を記録する。 ヒトに用いる場合、式()を真菌化合物を単
独で投与することができるが、一般には意図され
た投与経路および標準的な製剤法に関連して選択
される製剤用キヤリヤーとの混合物として投与さ
れるであろう。低えば、これらはでんぷんまたは
乳糖のよう賦形剤を含有する錠剤の形で、または
単独あるいは賦形剤との混合したカプセル剤また
は小卵状態で、または香味剤または着色剤を含有
するエリキシルまたは懸濁液の形で、経口投与す
ることができる。これらは、非経口的に、例えば
静脈内、筋肉内また皮下に、注射することができ
る。非経口投与用には、これらを無菌の水溶液の
形で使用するのが最もよく、この無菌水溶液は他
の物質、例えばこの溶液を血液と等張にするのに
十分な塩またはグルコース、を含有していてもよ
い。 人間の患者に経口よおび非経口投与するには、
式()の抗真菌化合物の日用量は、経口または
非経口どちらの経路で投与するときも0.1ないし
5mg/Kg(分割用量で)であろう。したがつて、
この化合物の錠剤またはカプセル剤は適宜、一回
に一また二以上の投与のために活性化合を5mgか
ら0.5gまで含有するであろう。いずれにても医
師が個々の患者に最適であると思われる実際の投
与量を決定するであろうが、これはその特定の患
者の年令、体重および反応によつて変わるであろ
う。上記の用量は平均的な場合の例であつて、も
ちろんこれより高いかまたは低い用量範囲が有益
である個々の場合もあり、このような範囲も本発
明の範囲内にある。 別法として、式()の抗真菌化合物は坐薬ま
たは膣坐薬の形で投与すことができ、またはこれ
らをローシヨン、溶液剤、クリーム、軟膏または
徹布剤の形で局所的に使用してもよい。例えばこ
れらはポリエチレングリコールまたは流動パラフ
インを水性エマルジヨンより成るクリームに含有
させることができ、あるいは、1ないし10%の濃
度で、白ろうまたは白色軟質パラウイン基剤なら
びに必要に安定剤および防腐剤、より成る軟膏に
含有させることもできる。 式()の化合物およびその塩類は、例えば
種々のさび病、うどんこ病およびかび類を含む多
くの植物病原菌に対する活性をも有しており、し
たがつてこれらの化合物は植物や種子を処理して
このような病気を駆除または予防するのに有用で
ある。 植物の真菌に対する本発明の化合物の活性の試
験管内評価は、平板を、生育の有無について検査
する前に48時間以内30℃で培養する点を除き、先
に記載したと同様にしてその最低発育阻止濃度を
測定することによつて決定することができる。 このような試験に用いられる微生物には、コク
リオボラス・カルボナム(Cochliobolus
carbonum).ピリキユラリア・オリゼ(Pyricu
−laria oryzae).グロメレラ・シンギユラタ
(Glomeralla cingulata).ペニシリウム・ジギ
テイタム(Penicillium digitatum)、ボツリチ
ス・シネレア(Botrytis cinerea)およびリゾク
トニア・ソラニ(Rhizoctonia sola−ni)があ
る。 農業および園芸の目的には、本化合物およびそ
れらの農業上受容できる塩を、希望する特定の用
途と目的とに合わせて調整された組成物の形で使
用するのが好ましい。こうして、本化合物は撤布
剤、または顆粒、種子処理剤(seed dressings)、
水溶液、分散剤またはエマルジヨン、浸漬剤
(dip)、噴霧剤、エアゾールまたは燻蒸剤の形で
使用することができる。組成物はまた、分散性の
粉末、顆粒または粒子、または使用の前に希釈す
るための濃縮物の形で使用することもできる。こ
のような組成物には、公知であつて、農業および
園芸の分野で受容できる通常のキヤリヤー、希釈
剤または補助薬を含有していてもよく、これらは
常法に従つて製造される。これらの組成物はその
他の活性成分、例えば除草作用または殺虫作用を
有する化合物、または別の殺菌剤を含有してもよ
いこれらの化合物および組成物は、多くの方法で
使用することができ、例えばこれらは植物の葉、
幹、枝、種子または根に直接作用するかまたは土
壌または他の成育媒体に使用することができ、し
かもこれらは病気を駆除するためばかりでなく、
また植物または種子を攻撃から保護するために予
防的にも使用することができる。 本発明には式()および()の新規な中間
対も包含される。 下記の実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。温度はすべて℃である。 実施例 1 3,3,4,4,5,5,5−ヘプタフルオル
−1−(5−クロルピリド−2−イルオキシ)−
2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ルメチル)−ペンタン−2−オールの製造 沃化ヘプタフルオルプロピル(11.12g;
0.0376M)を、−75°で、乾燥エーテル(40ml)中
でかくはんした。これに、内部温度を−65°より
低く保ち、かくはんしながら、臭化メチルマグネ
シウム(エーテル中の3M溶液11.44ml;
0.0345M)を滴加した。この溶液を−75°で1時
間かくはんし、次に内部温度を−65°より低く保
ちながら乾燥エーテル(60ml)中の1,3−ジク
ロルアセトン(4g;0.0314M)を滴加した。次
いでこの混合物を−30°(この温度で全部の沈澱が
溶解した)で1時間かくはんし、水(50ml)中の
塩化アンモニウム(〜4g)の溶液をゆつくり添
加することによつて反応を停止させて、温度が約
5°に達するまでかくはんした。その後、各相を分
離して、水性相をエーテル(2×100ml)で抽出
した。有機抽出物を合わせて乾燥させ
(MgSO4)、加熱しないで真空蒸発させた。 こうして得られる残留物を次に、ジメチルホル
ムアミド(80ml)中の1,2,4−トリアゾール
(2.16g;0.0314M)および無水炭酸カリウム
(10.6g;0.0785M)とともに約25分間かくはん
してから、この溶液を水(100ml)で希釈し、ジ
クロルメタン(3×100ml)で抽出した。有機抽
出物をブライン(200ml)で洗浄し、乾燥させ
(MgSO4)、加熱しないで真空蒸発させて、やや
純粋でない形のエポキシド(A)(1.6g)を得
た。このエポキシドを精製しないで使用した。水
素化ナトリウム(油中の60%分散液;230mg;
0.00552M)を乾燥エーテルで洗浄し、乾燥させ
乾燥ジメチルホルムアミド(10ml)中に懸濁さ
せ、乾燥ジメチルホルムアミド(20ml)中の5−
クロル−2−ヒドロキシピリジン(920mg;
0.0069M)を冷却しながらゆつくり添加した。沸
騰が終わり、透明な溶液が得られたとき(〜10
分)、エポキシド(A)(1.6g;0.0054M)を
乾燥ジメチルホルムアミド(20ml)溶液として加
え、混合物を室温(20°)で18時間かくはんした。
次に混合物を水(200ml)で希釈し、ジクロルメ
タン(3×200ml)で抽出した。有機抽出物を合
わせてブラインで洗浄し、乾燥させ(MgSO4)、
溶媒を真空蒸発させた。残留物を、シリカ(230
−400メツシユ)上のカラムクロマトグラフにか
け、酢酸エチル/ヘキサン(体積で65/35%)で
溶離することによつて精製した。適当な分画を蒸
発させた後、生成物を塩化メチレン/ヘキサンか
ら再結晶させて、純粋な表題化合物(75mg)を白
色固体、融点81−83°、として得た。 分析%:− 実測値:C、37.1;H、2.4;N、13.1; C13H10F7ClN4O2としての 計算値:C、36.9;H、2.4;N、13.25 実施例 2〜11 下記の化合物を類似の出発物質から実施例1
と同様にして製造した:−
【表】
【表】 実施例 12 1−メチルチオ−3,3,4,4,5,5,
5,6,6,6−ノナフルオル−2−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)
ヘキサン−2−オールの製造 沃化ペルフルオルブチル(16.27g;0.047M)
を、乾燥エーテル(75ml)中で、−75°でかくはん
し、臭化フエニルマグネシウム(14.37ml;
0.043M)を内部温度を−65°以下に保ちながら滴
加した。混合物を−75°で1/2時間かくはんした
後、再び温度を−65°以下に保ちながら乾燥エー
テル(50ml)中の1,3−ジクロルアセトン(5
g;0.039M)を滴加した。この混合物を−30°で
1/2時間かくはんし、水(75ml)中の過剰の塩化
アンモニウム(〜5g)を加えた。この溶液を〜
5°まであたためて各相を分離した。水性抽出物を
エーテル(2×100ml)で抽出した。合わせたエ
ーテル性を抽出物を乾燥させ(MgSO4)、加熱す
ることなく真空蒸発させた。 この結果生ずる残留物を、乾燥ジメチルホルム
アミド(100ml)中の1,2,4−トリアゾール
(2.7g;0.039M)および無水炭酸カリウム(10.8
g;0.078M)に加えた。混合物を25分間かくは
んし、水(200ml)で希釈し、エーテル(3×250
ml)で抽出した。このエーテル性抽出物を一緒に
して乾燥させ(MgSO4)、加熱することなく真空
蒸発させた。こうして得た残留物をシリカ(230
−400メツシユ)上のカラムクロマトグラフにか
け、酢酸エチル/ヘキサン(体積で90/10)で溶
離することによつて精製して、エポキシド(
B)を得た。 エポキシド(B)(0.5g;0.00145M)およ
び無水炭酸カリウム(0.5g;0.0036M)乾燥ジ
メチルホルムアミド(15ml)中でかくはんした。
過剰になるまで(〜30分)メタンチオールをこの
混合物中に通した。水(250ml)およびエーテル
(30ml)をこの混合物に加えた。各相を分離して、
水性相をエーテ(2×250ml)で抽出した。エー
テル性抽出物を合わせて希炭酸カリウム水溶液
(3×100ml)で洗浄し、乾燥させて(MgSO4
そして蒸発乾固した。生ずる残留物を、シリカ
(230−400メツシユ)鵜重のカラムクロマトグラ
フにかけ、酢酸エチルで溶離して精製した。適当
な分画を蒸発させて、表題化合物0.47g(83.9
%)を得て、このもの塩化メチレン/ヘキサンか
ら再結晶させると融点45−47°であつた。 分析%:− 実測値:C、30.7;H、2.6;N、10.5; C10H10F9N3OS としての 計算値:C、30.7;H、2.6;N、10.7 実施例 13 1−メチルスルホニル−3,3,4,4,5,
5,6,6,6−ノナフルオル−2−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)
ヘキサン−2−オールの製造 1−メチルチオ−3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ノナフルオル−2−(1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イルメチル)ヘキサン−
2−オール(0.3g;0.00076M)を乾燥塩化メチ
レン(10ml)に溶解させ、混合物を氷冷しながか
くはんした。メタクロル過安息香酸(407mg;
0.0017M;75%純度のものを基にして)を10分か
けて数回に分けて加え、混合物を室温(20°)で
一夜かくはんした。次にこの混合物を塩化メチレ
ン(〜40ml)で希釈し、水(100ml)中の重炭酸
ナトリウム(2.0g)およびピロ亜硫酸ナトリウ
ム(2g)の溶液4×25mlで洗浄した。有機相を
乾燥させ(MgSO4)、溶媒を真空除去した。残留
物を酢酸エチルで溶離するシリカ(230−400メツ
シユ)上のカラムクロマトグラフイによつて精製
した。適当な分画を蒸発させ、残留物を塩化メチ
レン/ヘキサンから再結晶させて純粋な表題化合
物、126mg、を白色固体(38.8%)、融点106−9°、
として得た。 分析%:− 実測値:C、28.6;H、2.35;N、10.1; C10H10F9N3O3S としての 計算値:C、28.4;H、2.4;N、9.9 実施例 14 3,3,4,4,5,5,5−ヘプタルオル−
1−メチルスルホニル−2−(1H−1,2,4
−トリアゾール−1−イルメチル)ペンタン−
2−オールの製造 ジエチルエーテル(65ml)中の沃化ヘプタフル
オルプロピル(14.58g;49.2ミリモル)の溶液
をかくはんし、−70°まで冷却した。次にジエチル
エーテル中の臭化フエニルマグネシウムの溶液
(3モル溶液15.75ml;47.25ミリモル)を、反応
混合物の温度−65°を越えない速度で滴加した。
この添加が完了したらかくはんを15分間続けた
後、再び反応混合物の温度が−65°を越えない速
度で、ジエチルエーテル中の1,3−ジクロルア
セトン(5g、39.4ミリモル)の溶液を滴加し
た。添加が終つたら−70°で1時間かくはんを続
けた後塩化アンモニウムの飽和水溶液(50ml)を
加えた。この反応混合物を室温まであたため水
(25ml)を加え、そして水性層を分離してジエチ
ルエーテル(2×25ml)で抽出した。合わせたジ
エチルエーテル抽出物を乾燥させ(MgSO4)、蒸
発させると淡黄色の液体が得られたので、このも
のを直ちに、1,2,4−トリアゾール(2.7g、
39.4ミリモル)、無水炭酸カリウム(10.8g、
78.75ミリモル)およびジメチルホルムアミド
(DMF)(125ml)のかくはん混合物に加えた。か
くはんを室温で2.5時間続けてから、反応混合物
を、ジエチルエーテル(250ml)およびブライン
(800ml)の混合物中に注いだ。水性層を分離して
ジエチルエーテル(2×50ml)で抽出し、合わせ
たジエチルエーテル抽出物を乾燥させ(MgSO4
蒸発させた。次に残留物をシリカ(230−400メツ
シユ)上のフラツシユクロマトグラフにかけ酢酸
エチルで溶離すると、2−ヘプタフルオルプロピ
ル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イルメチル)オキシラン(240mg)が淡褐色の固
体として得られた。このものを直ちに次の段階に
使用した。 上で製造したオキシラン(240mg、0.82ミリモ
ル)をDMF(10ml)中で無水炭酸カリウム(340
mg、2.5ミリモル)とともにかくはんし、出発物
質のオキシランが消費されてしまうまでメタンチ
オールをこの反応混合物中にゆつくり通して泡立
たせた。次に反応混合物をジエチルエーテル
(200ml)と希炭酸カリウム溶液(100ml)との混
合物中に注ぎ、水性層を分離した。ジエチルエー
テル層をさらに、炭酸カリウム溶液(6×50ml)
で洗浄した、合わせた水性洗液をジエチルエーテ
ル(2×50ml)で抽出した。合わせたジエチルエ
ーテル抽出物を乾燥させ(MgSO4)、蒸発させて
黄色のゴム(310mg)を得て、このものをジクロ
ルメタン(10ml)に溶解させた。この溶液を氷中
で冷却して、メタクロル過安息香酸(0.311g、
1.8ミリモル)を5分かけて数回に分けて加えた。
この溶液を室温まであたためて18時間かくはんし
た。次に、ジクロルメタン(5ml)を加え、続い
て希ピロ亜硫酸ナトリウム溶液(10ml)および飽
和重炭酸ナトリウム溶液(10ml)を加えた。有機
層を分離して飽和重炭酸ナトリウム溶液で一回洗
浄した。合わせた水性分画をジクロルメタン(4
×20ml)で抽出し、合わせた抽出物を乾燥させ
(MgSO4)、蒸発させて、白色固体を得た、この
ものをシリカ(270−400メツシユ)上のフラツシ
ユクロマトグラフにかけて、酢酸エチルで溶離
し、適当な分画を蒸発させた後、表題化合物を白
色固体、220mg;(ジクロルアセトンを基にして
1.5%)、融点(酢酸エチル/ヘキサンから再結晶
後)164−165°、として得た。 分析%:− 実測値:C、29.1;H、2.7;N、11.3; C9H10F7N3O3Sとしての 計算値:C、29.0;H、2.7;N、11.3 実施例 15 1−カルバモイル−3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ノナフルオル−2−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イルメチル)ヘキ
サン−2−オールの製造 エポキシド(B)(0.5g;0.00145M)、シア
ン化ナトリウム(0.14g;0.0029M)および10%
のジメチルホルムアミド水溶液(12ml)を一緒に
して1時間かくはんした。プライン(100ml)と
酢酸エチル(100ml)とを加えて、各相を分離し
た。有機相をブライン(6×25ml)で洗浄し、乾
燥させ(MgSO4)、真空蒸発させた。残留物を酢
酸エチルで溶離するシリカ(230−400メツシユ)
上のカラムクロマトグラフイーによつて精製し
た。適当な分画を集めて蒸発させた後、得られる
物質をヘキサンで研和して白色固体を得た、この
ものを塩化メチレン/ヘキサンから再結晶させる
と、純粋なニトリル(A)、融点101−2°が140
mg(26.4%)得られた。 分析%:− 実測値:C、32.2;H、1.8;N、14.8; C10H7F9N4Oとしての 計算値:C、32.4;H、1.9;N、15.1 ニトリル(A)(0.10g;0.00027M) および体積で80%の硫酸水溶液(3ml)を一緒に
して90°で1時間かくはんした。次にこの混合物
を氷中で冷却し、水(30ml)と塩化メチレン(20
ml)との混合物中に注いが。次に固体の重炭酸ナ
トリウムを添加して過剰の酸を中和した。各相を
分離して、水性相を塩化メチレン(6×20ml)で
洗浄した。有機抽出物を合わせ乾燥させ
(MgSO4)、真空蒸発させた。残留物をシリカ
(230−400メツシユ)上のカラムクロマトグラフ
にかけ、酢酸エチル中の2%のメタノールで溶離
して精製した。適当な分画を集めて蒸発させた
後、得られる白色固体を酢酸エチル/ヘキサンか
ら再結晶させると、純粋な表題化合物、17mg
(16.3%)、融点145−6°、が得られた。 分析%:− 実測値:C、31.2;H、2.3;N、14.4 C10H7F9N4O2としての 計測値:C、30.9;H、2.3;N、14.4 実施例 16 (A) 1−シアノ−3,3,4,4,5,5,5−
ヘプタフルオル−2−(1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イルメチル)ペンタン−2−オ
ールの製造 2−ヘプタフルオルプロピル−2−(1H、1,
2,4−トリアゾール−1−イメチル)オキシ
ラン(390mg、1.33ミリモル)およびシアン化
ナトリウム(130mg、2.66ミリモル)をジメチ
ルホルムアミド(9ml)と水(1ml)との混合
中で、室温で20時間一緒にかくはんした。次に
この反応混合物を酢酸エチル(100ml)とブラ
イン(100ml)との間に分配させ、水性層を分
離した。有機層をさらにプライン(6×25ml)
で洗浄して合わせた水性抽出物を酢酸エチル
(2×25ml)で抽出した。合わせた有機抽出物
を乾燥させ(MgSO4)、蒸発させて、残留する
ゴム状物(450mg)をシリカ(230−400メツシ
ユ)上のフラツシユクロマトグラフにかけ、
85:15のジクロルメタン:メタノールで溶離す
ると、淡黄色のゴム状物が得られた。これをシ
リカ(230−400メツシユ)上のフラツシユクロ
マトグラフにかけて93:7:1、ジクロルメタ
ン:メタノール:0.88水酸化アンモニウムで溶
離して、適当な分画を蒸発させた後に、表題化
合物、356mg(69%)、融点(ヘキサン/ジクロ
ルメタンから再結晶後)92−93°、を得た。 分析%:− 実測値:C、33.9;H、2.1;N17.6; C9H7F7N4Oとしての 計算値:C33.75;H、2.2;N、17.5 (B) 1−カルバモイル−4,4,5,5,6,
6,6−ヘプタフルオル−2−(1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イルメチル)ペンタン
−2−オールの製造 1−シアノ−3,3,4,4,5,5,5−ヘ
プタフルオル−2−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イルメチル)ペンタン−2−オー
ル(256mg、0.76ミリモル)を80%硫酸中、90°
で1時間かくはんした。次にこの溶液を氷/水
中で冷却し、水(50ml)とジクロルメタン(30
ml)との混合物中に注いだ。それから、混合物
を固体の重炭酸ナトリウムで中和し、水性層で
塩で飽和させ、有機層を分離した。水性層をさ
らにジクロルメタン(5×20ml)および酢酸エ
チル(2×25ml)で抽出して、合わせた有機軸
出物を乾燥させ(MgSO4)、蒸発させて白色固
体(180mg)を得た。これをシリカ(230−400
メツシユ)上のフラツシユクロマトグラフにか
け、95:5酢酸エチル;メタノールで溶離し
て、表題化合物163mg(60%)、融点(酢酸エチ
ル/ヘキサンから再結晶後)170−171°、を得
た。 分析%:− 実測値:C、31.9;H、2.65;N、16.6; C9H9F7N4O2としての 計算値:C、31.95;H、2.7;N、16.6 活性のデータ いくつかの実施例の化合物についての、48時
間後のマウスにおけるカンジダ・アルビカンス
(Candida albicans)に対するPD50値(経口)
は、次の通りである;− 化合物 PD50(mg/Kg) 実施例1の生成物 <1 実施例2の生成物 <1 実施例3の生成物 <1 実施例4の生成物 3.1 実施例5の生成物 <1 実施例6の生成物 <1 実施例7の生成物 4.2 実施例8の生成物 2.2 実施例9の生成物 4.2 実施例10の生成物 2.2 実施例11の生成物 1.6 実施例14の生成物 2.2 実施例15の生成物 2.2 実施例16の生成物 1.6 好ましい個々の化合物は、実施例1、2、
3、5および6の生成物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: [式中、nは0または1から4までの整数であ
    り;そして、Xは (ここで、R1およびR2は、各々別個にH、F、
    Cl、Br、I、CF3、C1−C4アルキル基C1−C4
    ルコキシ基、−CNまたは−NO2であるか;また
    はR1がHであつてR2が1,2,4−トリアゾー
    ル−1−イル基である; (b) −O−Het (ここで“Het”は場合により、各々別個に
    F、Cl、Br、I、CF3、C1−C4アルキル基お
    よびC1−C4アルコキシ基から選択される1、
    2または3個の置換基により置換されてよいピ
    リジル基、ピリミジニル基またはトリアゾリル
    基である); (c) −S(O)n・(C1−C4アルキル)(ここでmは
    0、1または2である);および (d) −CONH2; から選択される] の化合物およびそれらの薬学的に受容できる塩。 2 (a) 中のR1およびR2が各々、H、F、Cl、
    Br、I、CF3、C1−C4アルキル基またはC1
    C4アルコキシ基である、特許請求の範囲第1
    項に記載の化合物。 3 Xが: (式中、R1およびR2は、各々別個にF、Cl、
    Br、I、−CN、または−NO2であるか、また
    はR1はHであつてR2は1,2,4−トリアゾ
    ール−1−イル基である); (c) −S(O)o・(C1−C4アルキル)(ここでnは
    0または2である);および (d) −CONH2; から選択される、特許請求の範囲第1項に記載の
    化合物。 4 Xが4−クロルフエノキシ基、4−フルオル
    フエノキシ基、4−シアノフエノキシ基、4−ニ
    トロフエノキシ基、4−(1H−1,2,4−トリ
    アゾール−1−イル)フエノキシ基、2,4−ジ
    フルオルフエノキシ基、3,4−ジクロルフエノ
    キシ基、5−クロルピリド−2−イルオキシ基、
    メチルチオ基、メチルスルホニル基、およびカル
    バモイル基から選択される、特許請求の範囲3項
    に記載の化合物。 5 Xが、 【式】(ここでR1はF、Cl、Brま たはIである); (c) −SO2CH3;および (d) −CONH2; から選択される、特許請求の範囲第3項に記載の
    化合物。 6 nが1、2または3である、特許請求の範囲
    第1ないし第5項のいずれか1項に記載の化合
    物。 7 nが1または2である、特許請求の範囲第6
    項に記載の化合物。 8 Xが4−クロルフエノキシ基または4−フル
    オルフエノキシ基であつて、nが1または2であ
    る、特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 9 Xが5−クロルピリド−2−イルオキシ基で
    あつて、nが2である、特許請求の範囲第1項に
    記載の化合物。 10 式: [式中、nは0または1から4までの整数であ
    り;そして、Xは (ここで、R1およびR2は、各々別個にH、F、
    Cl、Br、I、CF3、C1−C4アルキル基、C1
    C4アルコキシ基、−CNまたは−NO2である
    か;またはR1がHであつてR2が1,2,4−
    トリアゾール−1−イル基である); (b) −O−Het (ここで”Het”は場合により、各々別個に
    F、Cl、Br、I、CF3、C1−C4アルキル基お
    よびC1−C4アルコキシ基から選択される1,
    2または3個の置換基により置換されていてよ
    いピリジル基、ピリミジニル基またはトリアゾ
    リル基である); (c) −S(O)n・(C1−C4アルキル)(ここでmは
    0、1または2である);および (d) −CONH2; から選択される] の化合物またはそれらの薬学的に受容できる塩お
    よび薬学的に受容できる希釈剤またはキヤリヤー
    より成る抗真菌剤組成物。
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