JPH02152003A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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Publication number
JPH02152003A
JPH02152003A JP30553288A JP30553288A JPH02152003A JP H02152003 A JPH02152003 A JP H02152003A JP 30553288 A JP30553288 A JP 30553288A JP 30553288 A JP30553288 A JP 30553288A JP H02152003 A JPH02152003 A JP H02152003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
magnetic head
signal
layer part
gap length
Prior art date
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Pending
Application number
JP30553288A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Tanaka
稔久 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP30553288A priority Critical patent/JPH02152003A/ja
Publication of JPH02152003A publication Critical patent/JPH02152003A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、重畳記録磁気ヘッドに関するものである。
〔従来の技術〕
ビデオテープレコーダーにおいては、高画質化、高音質
化に対応するために、より高密度な磁気記録再生が望ま
れている。
これに対応し、記録媒体である磁気テープに信号が記録
された後に、飽和磁界以上の強い磁界が与えられると、
上記信号が消去されるが、飽和磁界以下の磁界が加えら
れた場合、先に記録された信号が、残存することを利用
した重畳記録が実用化されている。これにより、ビデオ
テープレコーダーで映像信号と音声信号とを同じ磁気テ
ープ上に、記録再生することができるようになった。
例えば、周波数3.4MHzの映像信号と周波数1.7
MHzの音声信号の重畳記録を考えた場合、磁気テープ
と磁気ヘッドとの相対速度を5.8m/Sとすれば、そ
の記録波長は、映像信号が1゜71μm、音声信号が3
゜41μmとなる。一般に、最も効率良く再生できると
言われている記録深さである記録波長の1/4まで記録
されるとすると、映像信号は0.43μm、音声信号は
0゜85μmの記録深さとなる。従って、音声信号を先
行記録したとすれば、最終的に磁気テープの表層部には
、0.43μmの映像信号記録層が存在し、深層部には
、0.42μmの音声信号記録層が存在することになる
上記の例に示したように、上層部と下層部とに重畳記録
をさせるために、従来の磁気ヘッドにおいては、磁気ヘ
ッドのギャップ面に、スパッタリング等の方法でギャッ
プ材の膜を形成している。
こうすることで、磁気ヘッドに記録再生用のギャップを
設け、そして、重畳記録に際しては、先に記録された信
号が残存するように、飽和磁界以下の磁界が、磁気記録
媒体に与えられるようにされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、磁気記録媒体に信号を重畳記録する場合、表
層部の信号は、単層信号の記録再生と同様と考えて良く
、重畳による信号の劣化は無視できる。これに対して、
深層部に記録された信号は、重畳記録による記録層厚の
減少や再生時の間隔損失等により減衰する。つまり、表
層部信号を記録再生する磁気ヘッドは、その信号のみを
考慮して設計すれば良いのに対して、深層部信号を記録
再生する磁気ヘッドは、上記の各損失を考慮して設計す
る必要がある。
しかしながら、従来の磁気ヘッドは、経験的に重畳記録
ができるギャップを設定しているだけで、上記のような
各損失を考慮して設定されたものではないため、再生出
力が低下し、十分な深層記録再生がなされていないとい
う問題点がある。
〔課題を解決するための手段] 本発明に係る磁気ヘッドは、上記課題を解決するために
、磁気記録媒体の表層部と深層部とに、2種類の信号を
重畳して記録、再生するようにした磁気記録再生装置に
おける深層部信号を記録再生す名磁気ヘッドにおいて、
上記磁気ヘッドの実効ギャップ長が、1.0〜1.1μ
mの範囲に設定されていることを特徴としている。
〔作  用〕
上記の構成によれば、信号が磁気記録媒体に記録された
後に、新たな信号が、飽和磁界以下の磁界で加えられる
。そして、先に記録された信号が、磁気記録媒体の深層
部に残存して重畳記録が行われる。
ところで、重畳記録が行われると、深層部信号は、記録
層厚の減少を生じる。また、信号の再生時には、間隔損
失を生じる。本発明者は、上記の各損失による信号の減
衰に対して、深層部信号を記録再生する磁気ヘッドの実
効ギャップ長を1゜0〜1.1μmの範囲に設定すると
、深層部信号の記録層厚の減少が、最小になることを見
出した。即ち、実効ギャップ長を上記の範囲に設定する
と、深層部信号の記録層厚の減少や間隔損失等による信
号の減衰が最小になるために、再生出力の低下が防止さ
れる。そして、深層部信号の記録再生に最も良好な特性
が示されることで、深層部信号の記録状態が、より最適
に近づけられる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第3図のグラフに基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
図示しないが、磁気記録再生装置であるビデオテープレ
コーダーには、磁気記録媒体である磁気テープの表層部
に映像信号を記録再生する表層部信号用の磁気ヘッドと
、上記磁気テープの深層部に音声信号を記録再生する深
層部信号用の磁気ヘッドとが備えられている。上記深層
部信号用の磁気ヘッドのギャップ面には、実効ギャップ
長が、1.0〜1.1μmとなるようにギャップ材が形
成されている。実効ギャップ長を得るためのギャップ材
は、周知の磁気ヘッドの製造方法であるスパッタリング
等によって形成されており、本実施例においても、ギャ
ップ材の形成方法は同じである。そのため、ギャップ材
の形成時に、実効ギャップ長が、1・、0〜1.1μm
の範囲に入るように、ギャップ材の膜厚を制御すれば形
成できる。
従って、1.0〜1.1μmの実効ギャップ長を得るた
めの特別な工程が増設される必要がなく、従来の工程を
そのまま使用できるために、歩留りの低下が無い。なお
、実効ギャップ長とは、磁気ヘッドにおいて、ギャップ
の物理的間隔(光学ギャップ長)と製造時に発生するヘ
ッドコアの加工歪による実質的なギャップとなる間隔を
加えたものである。
上記の構成において、磁気テープへの記録を行う際には
、先ず、深層部信号用の磁気ヘッドにより音声信号が記
録された後、表層部信号用の磁気ヘッドにより映像信号
が表層部に重畳して記録される。また、再生時には、映
像信号および音声信号が、表層部信号用および深層部信
号用の磁気ヘッドにより、それぞれ再生される。
第1図のグラフは、ビデオテープレコーダーにおいて、
磁気記録媒体である磁気テープに、表層部信号である映
像信号と、深層部信号である音声信号とが重畳記録され
た場合の音声記録電流と音声再生出力との関係を示した
ものである。
縦軸に音声再生出力がとられ、横軸に音声記録電流がと
られたものであり、実効ギャップ長が、0.85μm、
1.0μm、1.3μm、1.5 ’μmの計4種類の
場合について測定されている。
そして、上記の各実効ギャップ長において、音声記録電
流が、10mA、15mA、20mA、25mA、30
mA、35mAの時の音声再生出力がプロットされてい
る。ここで、映像記録電流は20mAの一定値とされて
おり、映像信号は3.8MHzの正弦波が使用され、音
声信号は1゜8MHzの正弦波が使用されている。また
、磁気テープと磁気ヘッドの相対速度は、4.85m/
sに設定されている。
これによれば、実効ギャップ長が1.0μmである場合
、音声再生出力が記録電流の全範囲に渡って最も高くな
っている。そして、音声再生出力の最大値を得る電流値
は、20〜25mAであり、この値は、実用されている
ビデオテープレコーダーに適合した電流値域に入ってい
る。
次に、音声再生出力と実効ギャップ長との関係を第2図
のグラフに示す。第2図のグラフは、縦軸に音声再生出
力がとられ、横軸に実効ギャップ長がとられたものであ
り、実効ギャップ長が、0゜85μm、1.0μm、1
.3μm、1.5μmの場合の音声再生出力が測定され
たものである。
ここで、映像記録電流は、20mAであり、音声記録電
流は、25mAである。
これにより、音声再生出力は、実効ギャップ長が1.0
〜1.1μmの範囲で、最も良好な特性が示されている
さらに、上記の第2図と別の条件で測定した音声再生出
力と実効ギャップ長との関係を第3図のグラフに示す。
ここで、映像記録電流は、30mAの3.4MHz正弦
波が使用され、音声記録電流には、25mAの1.1M
Hz正弦波が使用されている。また、磁気テープと磁気
ヘッドの相対速度は、5.8m/sに設定されている。
ここにおいても、上記第2図におい゛て示したと同様に
、音声再生出力は、実効ギャップ長が1゜0〜1.18
mの範囲で、最も良好な特性を示している。
上述のことから、映像信号と音声信号との重畳した記録
再生において、深層部の信号である音声信号の記録再生
を行う磁気ヘッドは、その実効ギャップ長が1.0〜1
.1μmの範囲である場合に、最も良好な特性が発揮さ
れる。従って、従来、重畳記録においては、深層部に記
録された信号が、記録層厚の減少や、再生時の間隔損失
等により減衰する傾向があったが、本発明では、深層部
信号を記録再生する磁気ヘッドの実効ギャップ長が、1
.0〜1.1μmに設定されているために、上記の各損
失が低減されて、深層部信号の記録再生に最も良好な特
性を示すことになる。
〔発明の効果] 本発明に係る磁気ヘッドは、以上のように、磁気記録媒
体の表層部と深層部とに、2種類の信号を重畳して記録
、再生するようにした磁気記録再生装置にお;する深層
部信号を記録再生する磁気ヘッドにおいて、上記磁気ヘ
ッドの実効ギャップ長が、1.0〜1.1μmの範囲に
設定されていることを特徴とするものである。
これにより、従来、重畳記録においては、深層部に記録
された信号が、記録層厚の減少や、再生時の間隔損失等
により減衰する傾向があったが、本発明では、深層部信
号を記録再生する磁気ヘッドの実効ギャップ長が、1.
0〜1.1μmに設定されているために、上記の各損失
が低減され、深層部信号の記録再生に最も良好な特性を
示すことになる。
即ち、例えば、ビデオテープレコーダーにおいて、磁気
記録媒体である磁気テープの表層部に映像信号を深層部
に音声信号を重畳記録した場合、深層部の音声記録用磁
気ヘッドの実効ギャップ長が、1.0〜1.1μmの範
囲内にあれば、より良好な音声再出力が得られる。さら
に、音声信号の再生特性が、良好になるのみならず、映
像信号の記録状態をより最適に近づけることが可能とな
り、ひいては、ビデオテープレコーダーの記録性能を向
上させることができる。
また、本実施例における効果として、実効ギャップ長を
得るためのギャップ材は、周知の磁気ヘッドの製造方法
であるスパッタリング等によって形成されている。その
ため、ギャップ材の形成時に、実効ギャップ長が、1.
0〜1. 1μmの範囲に入るように、ギャップ材の膜
厚を制御すれば形成できる。従って、磁気ヘッドの製造
には、1゜0〜1.1μmの実効ギャップ長を得るため
の特別な工程が必要で無いために、歩留りの低下が無い
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示すものであっ
て、第1図は音声記録電流と音声再生出力との関係を示
したグラフ、第2図は実効ギャップ長と音声再生出力と
の関係を示したグラフ、第3図は条件を変えた場合の実
効ギャップ長と音声再生出力との関係を示したグラフで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気記録媒体の表層部と深層部とに、2種類の信号
    を重畳して記録、再生するようにした磁気記録再生装置
    における深層部信号を記録再生する磁気ヘッドにおいて
    、 上記磁気ヘッドの実効ギャップ長が、1.0〜1.1μ
    mの範囲に設定されていることを特徴とする磁気ヘッド
JP30553288A 1988-12-02 1988-12-02 磁気ヘッド Pending JPH02152003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30553288A JPH02152003A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30553288A JPH02152003A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02152003A true JPH02152003A (ja) 1990-06-12

Family

ID=17946286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30553288A Pending JPH02152003A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 磁気ヘッド

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JP (1) JPH02152003A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0467307A (ja) * 1990-07-02 1992-03-03 Hitachi Ltd 磁気ヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0467307A (ja) * 1990-07-02 1992-03-03 Hitachi Ltd 磁気ヘッド

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