JP2621608B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2621608B2
JP2621608B2 JP20050990A JP20050990A JP2621608B2 JP 2621608 B2 JP2621608 B2 JP 2621608B2 JP 20050990 A JP20050990 A JP 20050990A JP 20050990 A JP20050990 A JP 20050990A JP 2621608 B2 JP2621608 B2 JP 2621608B2
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多チャネル記録ヘリカルスキャン形記録再
生装置に関するものである。
従来の技術 ビデオ信号のような広帯域信号を記録再生するために
は回路系の周波数帯域を低減する目的で複数チャネルに
分割して記録する方法が用いられている。しかしなが
ら、チャネル数を増すとヘドの数が多くなるので、空間
的に効率よくヘッドを搭載するために一つの支持体の上
に二つ以上のヘッドチップを載せたスタガヘッドと呼ば
れる構成が用いられる。
また映像および音声信号の記録再生方法としては、VH
S方式のように映像信号専用ヘッドと音声信号専用ヘッ
ドによってそれぞれの信号を記録再生する方法と、β方
式、8mmVTRのように映像信号と音声信号を周波数多重し
て一つのヘッドで映像と音声を記録再生する方法があ
る。また業務用VTRなどにみられるように、映像信号と
音声信号を同一ヘッドで記録再生し、しかも編集が容易
であるように、映像信号と同一のトラックの一部に音声
信号を圧縮して記録する手段がある。(例えば、特開昭
54−125014号) 多チャネル記録手段においては、搭載できるヘッドの
数が制限されるため、一つのヘッドで映像と音声の記録
再生を兼用することが望ましく、また記録後の編集も容
易であることから、映像信号と同一のトラックの一部に
音声信号を時間軸圧縮して記録する手段が一般的であ
る。
発明が解決しようとする課題 スタガヘッドを用いて多チャネル記録を行う場合、そ
れぞれのヘッドが非常に近接しているため各チャネル間
の信号処理のタイミングがほとんど変わらないという特
徴がある。例えば、ヘリカルスキャン方式の3チャネル
記録の場合、シングルヘッドを等間隔に配置した構成で
は第2図(a)に示すように60度間隔配置となり、各チ
ャネル間の信号処理のタイミングは回転ドラムが60度回
転する時間だけずれる。これに対して、第2図(b)に
示すようにスタガヘッドを用いた場合はヘッドギャップ
間距離dに対応するだけのわずかな時間差となる。
そのために、映像信号と同一のトラックの一部に音声
信号を圧縮して記録する方法では音声信号の再生時、隣
接するチャネル間における記録開始時間差Δtが時間軸
圧縮音声信号の時間幅tAよりも大きければ第3図(a)
に示すように再生音声信号を時間軸多重化した場合、信
号の重なりは生じない。ところが、この時間差Δtが音
声信号の時間幅tAよりも小さくなってしまうと、第3図
(b)に示すようにある時刻において二つのチャネルに
信号が存在する期間が生じ、多重化した場合、再生信号
が重なり合ってしまう。
したがって、時間的余裕が大きい第2図(a)の構成
では多重化した後は1チャネルの回路構成で音声信号の
記録再生が容易に実現できたのに対して、第2図(b)
の場合では少なくとも信号が重なり合わないように遅延
回路を設ける、音声信号の圧縮率を高める、あるいは信
号が重なり合っても良いように3チャネルの回路構成に
するなどの手段を講じる必要があった。
本発明は上記問題点を解決するもので、各圧縮音声信
号は重なり合うことなく順次信号に配列され、音声信号
を1チャネルのみで処理できる記録再生装置を提供する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、一つの支持体上
に複数のヘッドチップを搭載した回転スタガヘッドを用
いて、複数のチャネルに映像信号および時間軸圧縮音声
信号を分割して記録再生を行い、かつ映像信号記録トラ
ックの延長トラック上に映像信号に連続して時間軸圧縮
した音声信号を記録するヘリカルスキャン形記録再生装
置において、1トラック当りの時間軸圧縮音声信号の記
録時間を、回転スタガヘッド内の一つのヘッドチップが
トラック上に記録を開始してからそれに隣接するヘッド
チップが隣接トラックに記録を開始するまでの時間差よ
り短時間に設定してなるものである。
作用 本発明は上記した構成により、多チャネル記録方式で
あるにもかかわらず、従来のVTRと比較して音質をまっ
たく劣化させることなく、音声信号の記録再生回路を1
チャネルの回路構成で実現することができるものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。第1図は本発明の一実施例の記録再生装置の磁気テ
ープフォーマット図であり、記録チャネル数を3チャネ
ルとした場合を示している。図において、1は回転スタ
ガヘッド、2は映像信号記録トラック、3は時間軸圧縮
音声信号記録トラック、4は磁気テープである。スタガ
ヘッド1は矢印の方向に磁気テープ4上を走査し、映像
信号トラック2を形成し、連続して時間軸圧縮音声信号
トラック3を形成する。記録時、回転スタガヘッド1は
3トラックづつ記録していくが、各ヘッドチップのギャ
ップ間距離d(第2図(b))に対応した時間差だけタ
イミングがずれ、この時間差が隣接トラック間の記録開
始時間差Δt(第3図のΔtに相当)となる。
そこで時間軸圧縮された音声記録信号の時間幅(第3
図のtAに相当)を記録開始時間差Δtよりも短く設定す
れば、スタガヘッド1で再生される音声信号は第3図
(a)の波形31に示すように重なりあわず順次信号とな
る。
したがって、チャネル分割記録した音声信号処理の再
生系を1チャネル構成とすることができる。
この条件を走行系の数値で規定すると、1トラック当
りのスタガヘッドの走査時間をt秒、1トラック当りの
回転ドラムに対する巻き付け角をθ度、音声信号に割り
当てられた巻き付け角をθ度としたとき、 θ<θ・Δt/t ……(1) が成り立つことが必要である。
またΔtはヘッドギャップ間距離の関数であることか
ら、テープ上の記録フォーマットとヘッドギャップ間距
離を調整し(1)式を満たしてやればよいことがわか
る。
本実施例では、1トラック当りの回転ドラムへの巻き
付け角θを190度、音声信号に割り当てられた巻き付け
角θを7度、1トラッム当りの走査時間tは1/60秒、
隣接トラック間記録時間差Δtは9×10-4秒とした。そ
の結果、θ・Δt/t=10.26度となり、(1)式を満足し
ている。
このように本発明の実施例の記録再生装置によれば、
時間軸圧縮音声信号の1ブロックの時間幅を隣接トラッ
ク間の記録開始時間差よりも小さくするようにスタガヘ
ッドの各ヘッドチップを配してあるので、各圧縮音声信
号は重なり合うことなく順次信号として配列され、音声
信号再生処理系を1系統にまとめることができる。
なお本実施例では3チャネル記録をもとにして説明を
行ったが、スタガヘッドを用いた2チャネル以上の多チ
ャネル記録方式であれば全く同様の効果が得られること
は言うまでもない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば多
チャネル記録方式においても、記録フォーマットとスタ
ガヘッドのギャップ間距離の関係を調整することによ
り、時間軸圧縮音声信号の1ブロックの時間幅を隣接ト
ラック間の記録開始時間差よりも小さくするように配し
てあるので各圧縮音声信号は重畳することなく順次信号
に配列され、したがって、音声信号の再生処理系を1系
統にまとめ規模を縮小した記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の記録再生装置の磁気テープ
フォーマット図、第2図はヘッド配置図、第3図は各チ
ャネルの音声信号を多重化したときのタイミングチャー
トである。 1……回転スタガヘッド、2……映像信号記録トラッ
ク、3……時間軸圧縮音声信号記録トラック。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの支持体上に複数のヘッドチップを搭
    載した回転スタガヘッドを用いて、複数のチャネルに映
    像信号および時間軸圧縮音声信号を分割して記録再生を
    行い、かつ映像信号記録トラックの延長トラック上に前
    記映像信号に連続して前記時間軸圧縮した音声信号を記
    録するヘリカルスキャン形記録再生装置であって、1ト
    ラック当りの前記時間軸圧縮音声信号の記録時間を、前
    記スタガヘッド内の一つのヘッドチップがトラック上に
    記録を開始してからそれに隣接するヘッドチップが隣接
    トラックに記録を開始するまでの時間より短時間に設定
    した記録再生装置。
  2. 【請求項2】1トラック当りの回転磁気ヘッドの走査時
    間をt秒、1トラック当りの回転ドラムに対する巻き付
    け角をθ度、前記時間軸圧縮音声信号に割り当てられた
    前記回転ドラムに対する巻き付け角をθ度、隣接する
    トラックの前記記録開始時間差をΔt秒としたとき、θ
    <θ・Δt/tが成り立つように配した請求項1記載の
    記録再生装置。
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