JPH02150835A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH02150835A
JPH02150835A JP30397088A JP30397088A JPH02150835A JP H02150835 A JPH02150835 A JP H02150835A JP 30397088 A JP30397088 A JP 30397088A JP 30397088 A JP30397088 A JP 30397088A JP H02150835 A JPH02150835 A JP H02150835A
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JP
Japan
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silver halide
group
water
present
acid
Prior art date
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Application number
JP30397088A
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English (en)
Inventor
Tomonobu Moriya
友伸 守屋
Kazuhiro Yoshida
和弘 吉田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理する画
像処理方法に関するものである。
〔発明の背景〕
近年、ハロゲン化銀写真感光材料の消費量は、増加の一
途をたどっている。この為、ハロゲン化銀写真感光材料
の現像処理枚数が増加し、現像処理の迅速化、つまり同
一時間内での処理量を増加させることが要求されている
上記傾向は、印刷製版分野でも見受けられる。
すなわち、情報の即時性や回数の増加が急増している為
、印刷製版の作業も短納期に、しかもより多くの量をこ
なす必要が出てきている。この様な印刷製版業界の要望
を満たすには、印刷工程の部品化を促進するとともに、
印刷製版用フィルムを一層迅速に処理する必要がある。
現像処理時間を短縮するには、処理ラインの長さを短く
するのが一法である。しかし、処理ラインの長さを短(
して現像処理時間を短縮しようとすると、a)濃度の低
下、b)網点品質の低下、C)現像ムラの発生、d)定
着ムラの発生等の問題が生ずる。これらの問題は、20
秒未満(特に15秒以内)で処理された時、特性曲線の
濃度が0.3から1.5で規定されるガンマが4以上で
あるハロゲン化銀写真感光材料において特に生じ易い。
これらの問題を解決する方法としてはハロゲン化銀写真
感光材料中のゼラチン量を減らすことが有効であるが、
ゼラチン量を減少すると写真画像の粒状性が劣化し易く
、かワ低潮度部分の足引きを生じてしまう。
又、別の方法としては、処理槽中の攪拌を良くすること
があるが、処理ラインの長さに応じて処理槽を小さくす
る為、撹拌を良くすると処理液面の波たちが起こり、か
えってムラを劣化させてしまう問題が起こる。
〔発明の開示〕
本発明の目的は、現像処理時間が15秒以内といった短
時間処理であるにもかかわらず、濃度低下が少なく、現
像ムラも少な(、さらには残色も良い画像処理方法を提
供することである。
上記本発明の目的は、現像処理時間が15秒以内で感光
性ハロゲン化銀写真感光材料が現像処理される画像処理
方法であって、前記感光性ハロゲン化銀写真感光材料に
おける感光性ハロゲン化銀乳剤は、保護コロイドを含む
溶液中に水溶性銀塩と水溶性ハロゲン化物を添加して生
成したハロゲン化銀粒子を変性ゼラチンにまり摩細沈降
して溶存物を除去することにより得たものであることを
特徴とする画像処理方法によって達成される。
尚、前記の問題点は特性曲線の濃度が0.3〜1゜5で
規定されるTが4以上(特に6以上)であるハロゲン化
銀写真感光材料の処理の場合に生じやすいことから、本
発明は、このようなハロゲン化銀写真感光材料の処理の
場合において特にその効果が著しい。
本発明における変性ゼラチンとはゼラチン分子のアミノ
基の少なくとも50%以上がアシル、カルバモイル、ス
ルホニル、チオカルバモイル、アルキル及び/又はアリ
ールの各基で110されたゼラチンであることが好まし
い。
ゼラチンのアミノ基に対する110基例は、米国特許第
2691582号、同2614928号、同25257
53号に記載がある。
有用な置換基としては、 (1)アルキルアシル、アリールアシル、アセチル及び
置換、無置換のベンゾイル等のアシル基、(1)アルキ
ルカルバモイル、アリールカルバモイル等のカルバモイ
ル基、 (3)アルキルスルホニル、アリールスルホニル等のス
ルホニル基、 (4)アルキルチオカルバモイル、アリールチオカルバ
モイル等のチオカルバモイル基、 (5)炭素数l〜18の直鎖、分岐のアルキル基、(6
)置換、R置換のフェニル、ナフチル及びピリジル、フ
リル等の芳香族複素環等のアリール基が挙げられる。
中でも、好ましい変性ゼラチンは、アシル基(−COR
’)又はカルハモ4 JLJi<−CON(R”)R’
)ニよるものである。
尚、R1は置換、無置換の脂肪族基(例えば炭素数1〜
18個のアルキル基、アリル基)、アリール基又はアラ
ルキル基(例えばフェネチル基)であり、「は水素原子
、脂肪族基、アリール基、又はアラルキル基である。
特に好ましいものは、R1がアリール基、R1が水素原
子の場合である。
以下に本発明において変性ゼラチンとして用いることが
できる具体例をアミノ基置換基によって例示するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
例示変性ゼラチン(アミノ基置換基) −IC−2 COCll19 (L)         COCll
5(以下余白) G−11G−12 そして、脱塩処理に使用するこの変性ゼラチン剤の使用
量は、特には制限がないけれども、乳剤層における全ゼ
ラチン量の5〜70%、好ましくは10〜50%である
ことが望ましい。
本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハロ
ゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀、塩化銀、塩臭化銀、
塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される任
意のものを用いることができるが、ハロゲン化銀粒子は
酸性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得られたも
のでもよい。
ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なノ10ゲン
化i1組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層
とでハロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒子であっ
てもよく、潜像が主として表面に形成されるような粒子
であっても、又主として粒子内部に形成されるような粒
子でもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子の形状は任意のものを用
いることができる。好ましい1つの例は、(100)面
を結晶表面として有する立方体である。
又、米国特許第4.183,756号、同第4,225
,666号、特開昭55−26589号、特公昭55−
42737号等の明細書、ザ・ジャーナル・オブ・フォ
トグラフィック・サイエンス(J、Photgr、 5
ci)、21.39(1973)等の文献に記載された
方法により、8面体、14面体、12面体等の形状を有
する粒子を作り、これを用いることもできる。更に、双
晶面を有する粒子を用いてもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子は、単一の形状からなる
粒子を用いてもよいし、種々の形状の粒子が混合された
ものでもよい。
又、いかなる粒子サイズ分布を持つものを用いてもよい
が、本発明においては単分散乳剤が好ましい、単分散乳
剤中の単分散のハロゲン化銀粒子としては、平均粒径「
を中心に±20%の粒径範囲内に含まれるハロゲン化銀
重量が、全ハロゲン化銀粒子重量の60%以上であるも
のが好ましく、特に好ましくは70%以上、更に好まし
くは80%以上である。
本発明の特に好ましい高度の単分散乳剤はによって定義
した単分散度が20以下のものであり、更に好ましくは
15以下のものである。
そして、ハロゲン化銀粒子の平均粒径は0.4μ以下、
好ましくは0.3μ以下であることが望ましい。
感光性ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行なわないで、
いわゆる末後熟(Primitive)乳剤のまま用い
ることもできるが、通常は化学増感される。
化学増感の為には、Glafkldes又はZalik
manらの著書、あるいはH,Frleser編Die
 Grundlagen der Photograp
hlschen Prozesse miL Sllb
erhalogenlden 、  ^kades+1
sche VerlII8sgesellschaft
、 1968に記載の方法を用いることができる。
すなわち、銀イオンと反応し得る硫黄を含む化合物や活
性ゼラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質を用いる還
元増感法、金その他の貴金属化合物を用いる貴金属増感
法等を単独または組合わせて用いることができる。硫黄
増悪剤としては、チオ硫酸塩、チオ尿素類、チアゾール
類、ローダニン類、その他の化合物を用いることができ
る。それらの具体例は、米国特許第1.574.944
号、同第2.410.689号、同第2,278,94
7号、同第2.728.668号、同第3,656.9
55号に記載されている。還元増感剤としては、第一す
ず塩、アミン類、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジスル
フィン酸、シラン化合物等を用いることができ、それら
の具体例は米国特許第2,487,850号、同第2.
419,974号、同第2,518,698号、同第2
.983,609号、同第2,983゜610号、同第
2.694.637号に記載されている。貴金属増感の
為には金柑塩のほか、白金、イリジウム、パラジウム等
の同朋律表■族の金属の錯塩を用いることができ、その
具体例は米国特許第2.399.083号、同第2,4
48.060号、英国特許第618,061号等に記載
されている。
又、化学増感時のpH、pAg 、温度等の条件は特に
制限はないが、pH値としては4〜9、特に5〜8が好
ましく、pAg値としては5〜11、特に7〜9に保つ
のが好ましい。又、温度としては、40〜90’C1特
に45〜75°Cが好ましい。
本発明の実施に際しては、上記のような化学増悪の終了
後に、例えば、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,
3a、7−チトラザインデン、5−メルカプト−1フエ
ニルテトラゾール、l−メルカプトベンゾチアゾール等
を始め種々の安定剤も使用できる。
更に必要であればチオエーテル等のハロゲン化銀溶剤、
又はメルカプト基含有化合物や増感色素のような晶癖コ
ントロール剤を用いてもよい。
本発明の乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、粒子を
形成する過程及び/又は成長させる過程で、カドミウム
塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩又は錯塩
、ロジウム塩又は錯塩、鉄塩又は錯塩を用いて金属イオ
ンを添加し、粒子内部に及び/又は粒子表面に含有させ
ることができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において写真乳
剤は、増感色素によって比較的長波長の青色光、緑色光
又は赤外光に分光増感されても良い、用いられる色素に
は、シアニン色素、メロシアニン色素、複合シアニン色
素、複合メロシアニン色素、ホロポーラ−シアニン色素
、ヘミンシアニン色素、スチリル色素及びヘミオキソノ
ール色素等がある。特に有用な色素はシアニン色素、メ
ロシアニン色素及び複合メロシアニン色素に属する色素
である。これらの色素類には、塩基性異節環核としてシ
アニン色素類に通常利用される核のいずれをも適用でき
る。すなわち、ピリジン核、オートサシリン核、チアゾ
リン核、ピロール核、オキサゾール核、チアゾール核、
セレナゾール核、イミダゾール核、テトラゾール核、ピ
リジン核等、これらの核に脂環式炭化水素環が融合した
核、及びこれらの核に芳香族炭化水素環が融合した核、
すなわちインドレニン核、ベンズインドレニン核、イン
ドール核、ベンズオキサゾール核、ナフトオキサゾール
核、ベンゾデアゾール核、ナフトチアゾール核、ベンゾ
セレナゾール核、ベンズイミダゾール核、キノリン核等
が適用できる。これらのIAiは炭素原子上にHIAさ
れていてもよい。
メロシアニン色素又は複合メロシアニン色素にはケトメ
チレン構造を有する核として、ピラゾリン−5−オン核
、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−2,
4・ジオン核、チアゾリジン−2,4ジオン核、ローダ
ニン核、チオパルピーツール酸核等の5〜6R異節環核
を適用できる。
本発明で用いる増悪色素は、通常のネガ型ハロゲン化銀
乳剤に用いられるのと同等の濃度で用いられる。特に、
ハロゲン化銀乳剤の固有感度を実質的に落とさない程度
の色素濃度で用いるのが有利である。ハロゲン化銀1モ
ル当たり増感色素の約1.0X10−’〜約5X10−
’モルが好ましく、特にハロゲン化SN 1モル当たり
増感色素の約4X10−’〜2X10−’モルの濃度で
用いることが好ましい。
本発明においてを利に使用される増感色素としてはより
具体的には例えば次の如きものを挙げることができる。
すなわち、青感光性ハロゲン化銀乳剤層に用いられる増
感色素としては、例えば西独特許929.080号、米
国特許2,231.658号、同2,493.748号
、同2,503,776号、同2,519,001号、
同2,912,329号、同3.656.956号、同
3,672,897号、同3,694゜217 号、同
4,025,349号、同4,046,572号、英国
特許1,242,588号、特公昭44−14030号
、同52−24844号、特開昭48−73137号、
同61−172140号等に記載されたものを挙げるこ
とができ、又、緑感光性ハロゲン化銀乳剤に用いられる
増感色素としては、例えば米国特許1,939,201
号、同2,072,908号、同2,739.149号
、同2,945.763号、英国特許505゜979号
、特公昭48−42172号に記載されている如きシア
ニン色素、メロシアニン色素又は複合シアニン色素をそ
の代表的なものとして挙げることができ、さらに、赤感
光性及び赤外感光性ハロゲン化銀乳剤に用いられる増感
色素としては、例えば米国特許2,269.234号、
同2,270,378号、同2,442゜710号、同
2,454.629号、同2,776.280号、特公
昭49−17725、特開昭50−62425、特開昭
61−29836、特開昭60−80841号等に記載
されている如きシアニン色素、メロシアニン色素又は複
合シアニン色素をその代表的なものとして挙げることが
できる。
これらの増感色素は単独で用いてもよく、又組合せて用
いてもよい。増悪色素の組合せは特に、強色増感の目的
でしばしば用いられる。その代表例は、米国特許第2.
688,545号、同2,977.229号、同3,3
97,060号、同3,522,052号、同3,52
7,641号、同3,617,293号、同3,628
,964号、同3,666゜480号、同3,672.
898号、同3,679,428号、同3゜703、3
77号、同3,769,301号、同3,814.60
9号、同3,837,862号、同4,026,707
号、英国特許1,344.281号、同1,507,8
03号、特公昭43−4936号、同53−12375
号、特開昭52−110618号、同52−10992
5号等に記載されている。
又、本発明になるハロゲン化銀写真感光材料にあっては
、硬調な画像を得る為、ヒドラジン化合物やテトラゾリ
ウム化合物が添加されていることが望ましい。
例えば、ヒドラジン誘導体(例えば米国特許4゜166
.742号、同4,168,977号、同4,221,
857号、同4,224.401号、同4,243,7
39号、同4,272,606号、同4,311.78
1号にみられるように、特定のアシルヒドラジン化合物
)を添加したネガ型ハロゲン化銀写真感光材料を、pH
11,o〜12.3で亜硫酸保但剤を0.15モル/1
以上含む液で処理することにより硬調なネガ画像が得ら
れる。
ヒドラジン誘導体の例としては、米国特許4,478.
928号に記載されているスルフィン酸残Tiがヒドラ
ゾ部分に結合しているアリールヒドラジド類の他、下記
一般式(1)で表される化合物が挙げられる。
一般式(1) %式% 式中、R,は脂肪族基又は芳香族基を表し、R1は水素
原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは
無置換のアリール基、置換若しくは無11換のアルコキ
シ基又は置換若しくは無置換のアリールオキシ基を表し
、Gはカルボニル基、スルホニル基、スルホキシ基、ホ
スホリル基又はNfi換若しくは無置換のイミノメチレ
ン基を表す。
般式(1)に示すヒドラジン誘導体については特開昭6
2−210458号に開示しであるが、同公報に記載し
である具体例化合物は本発明においても用いる事が出来
る。
尚、ヒドラジン化合物の添加位置はハロゲン化銀乳剤層
及び/又は支持体上のハロゲン化銀乳剤層側にある非感
光層(親水性コロイド層)であるが、好ましくはハロゲ
ン化銀乳剤層及び/又はその下層である。
そして、添加量は、10−’〜5X10−”モル/娘1
モルが好ましく、更に好ましくは10−’〜2XIO−
”モル/1m1モルである。
又、テトラゾリウム化合物の好ましいものとして、次の
一般式(II)、(III)又は(IV)で示されるも
のがある。
一般式(n) (以下余白) 一般式(In) 一般式(IV) 式中、L+ Rs、 Rs、 Rs、 Rs、R9,R
1゜及びR。
は、それぞれアルキル基(例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、ドデシル基等)、アルケニル基(例えばビ
ニル基、アリル基、プロペニル基等)、アリール基(例
えばフェニル基、トリル基、ヒドロキシフェニル基、カ
ルボキシフェニル基、アミノフェニル基、メルカプトフ
ェニル基、αナフチル基、β−ナフチル基、ヒドロキシ
ナフチル基、カルボキシナフチル基、アミノナフチル基
等)、及び複素環基(例えばチアゾリル基、ベンゾチア
ゾリル基、オキサシリル基、ピリミジニル基、ピリジル
基等)から選ばれる基を表し、これらはいずれも金属キ
レートあるいは錯体を形成するような基でもよい。
Rx、Rh及びR1は、それぞれアリル基、置換基を有
してもよいフェニル基、置JAMを有してもよいナフチ
ル基、複素環基、アルキル基(例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、メルカプトメチル基、メチ
ルカプトエチル基等)、ヒドロキシ基、カルボキシル基
又はその塩、アルコキシカルボニル基(例えばメトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基等)、アミノ基(
例えばアミノ基、エチルアミノ基、アニリノ基等)、メ
ルカプト基、ニトロ基、又は水素原子から選ばれる基を
表し、Dは2価の芳香族基を表わし、巳はアルキレン基
、アリレン基、アラルキレン基から選ばれる基を表し、
X−はアニオンを表し、nは1又は2の整数を表す、た
だし化合物が分子内塩を形成する場合nは!である。
尚、上記一般式で表されるテトラゾリウム化合物の具体
例は特開昭62−111253号に記載されており、本
発明においてもこれらの化合物を用いることができる。
本発明の好ましい一つの実施態様として、本発明に係わ
るテトラゾリウム化合物をハロゲン化銀乳剤層中に添加
することが挙げられる。又、本発明の別の好ましい実施
a様においては、ハロゲン化銀乳剤層に直接隣接する非
感光性親水性コロイド層、又は中間層を介して隣接する
非感光性親水性コロイド層に添加される。
又、別の態様としては、本発明に係わるテトラゾリウム
化合物を適当な有機溶媒、例えばメタノール、エタノー
ル等のアルコール類やエーテル類、エステル類等に溶解
してオーバーコート法等により感光材料のハロゲン化銀
乳剤層側の最外層になる部分に直接塗布して感光材料に
含有せしめてもよい。
又、本発明に係わるテトラゾリウム化合物は本発明の感
光材料に含有されるハロゲン化111モル当りIXIQ
−’モルからlOモルまで、特に2X10−’モルから
2XIO−’モルまでの範囲で用いるのが好ましい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤の結合剤又は保護
コロイドとしては通常ゼラチンが用いられるが、ゼラチ
ン以外にも例えばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分
子とのグラフトポリマー、アルブミン、カゼイン等のタ
ンパク質、ヒドロキシエチルセルロース°、カルボキシ
メチルセルロース等のセルロース誘導体、寒天、アルギ
ン酸ソーダ、澱粉誘導体等の糖誘導体、ポリビニルアル
コール、ポリNビニルピロリドン、ポリアクリル酸、ポ
リアクリルアミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニ
ルピラゾール等の単一あるいは共重合の如き多種の合成
親水性高分子物質を用いることができる。
そして、本発明における感光性ハロゲン化銀写真感光材
料の感光層側のゼラチン量は、3.5g/m”以下、好
ましくは3g/Ilt以下であることが望ましい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料には、親水性コ
ロイド層にフィルター染料として、あるいはイラジエー
シッン防止、ハレーション防止その他種りの目的で水溶
性染料を含有してよい、このような染料には、オキソノ
ール染料、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、メロ
シアニン染料、シアニン染料及びアゾ染料が包含される
。中でもオキソノール染料、ヘミオキソノール染料及び
メロシアニン染料が有用である。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において、親水
性コロイド層に染料や紫外線吸収剤等が包含される場合
に、それらはカチオン性ポリマー等によって媒染されて
もよい。
上記の写真乳剤には、ハロゲン化銀写真感光材料の製造
工程、保存中或いは処理中の感度低下やカプリの発生を
防ぐ為に種々の化合物を添加することができる。すなわ
ち、アゾール類、ヘテロ環メルカプト化合物類、チオケ
ト化合物、アザインデン類、ベンゼンチオスルホン酸類
、ベンゼンスルフィン酸等のような安定剤として知られ
た多くの化合物を加えることができる。
使用できる化合物の一例は、K、MeesRThe T
heory of Photographic Pro
cess、第3版、1966年に原文献を挙げて記され
ている。
これらの更に詳しい具体例及びその使用方法については
、例えば米国特許箱3.954.4ハ号、同3゜982
.947号、同第4.021,248号各明細書又は特
公昭52−28660号公報の記載を参考にできる。
又、本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、写真構成層
中に米国特許箱3,411,911号、同第3,411
.912号、特公昭45−5331号等に記載のアルキ
ルアクリレート系ラテックスを含むことができる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に下記各種添加剤を
含んでもよい、増粘剤又は可塑剤として例えば米国特許
箱2.960.404号明IIII書、特公昭43−4
939号公報、西独国出願公告第1 、904 、60
4号明細書、特開昭48−63715号、特公昭45−
15462号公報、ベルギー国特許第762,833号
、米国特許箱3,767゜410号、ベルギー国特許第
558,143号の各明細書に記載されている物質、例
えばスチレン−マレイン酸ソーダ共重合体、デキストラ
ンサルフェート等、アルデヒド系等の各種硬膜剤、紫外
線吸収剤として例えば米国特許箱3.253,921号
、英国特許節1,309,349号の各明細書等に記載
されている化合物等がある。
さらに、塗布助剤、乳化剤、処理液等に対する浸透性の
改良剤、消泡剤あるいは感光材料の種々の物理的性質を
コントロールする為に用いられる界面活性剤として英国
特許節548,532号、同1,216.389号、米
国特許箱2.026.202号、同第3,514゜29
3号の各明細書、特公昭44−26580号、同43−
17922号、同43−17926号、同43−316
6号、同4B−20785号の各公報、仏国特許第20
2+588号、ベルギー国特許第773.459号の各
明細書、特開昭48−101118号公報等に記載され
ているアニオン性、カチオン性、非イオン性あるいは両
性の化合物を使用することができるが、これらのうち特
にスルホン基を有するアニオン界面活性剤、例えばコハ
ク酸エステルスルホン化物、アルキルナフタレンスルホ
ン(IJJ、アルキルベンゼンスルホン化物等が好まし
い。
又、帯電防止剤として、特公昭46−24159号、特
開昭48−89979号の各公報、米国特許箱2.88
2.157号、同第2,972,535号の各明細書、
特開昭48−20785号、同48−43130号、同
4B−90391号、特公昭46−24159号、同4
6−39312号、同48−43809号、特開昭47
33627号の各公報に記載されている化合物がある。
本発明の製造方法において、塗布液のpl+は5.3〜
7.5の範囲であることが好ましい、多層塗布の場合は
、それぞれの層の塗布液を塗布量の比率で混合した塗布
液のpHが上記の5.3〜7,5の範囲であることが好
ましい。
本発明の感光材料において構成層にはマット化剤、例え
ばスイス特許第330.158号明細書に記載のシリカ
、仏国特許第L296,995号明細書に記載のガラス
粉、英国特許節1,173,181号明細書に記載のア
ルカリ土類金属又はカドミウム、亜鉛などの炭酸塩など
の無機物粒子、米国特許箱2.322.037号明細書
に記載の澱む)、ベルギー特許第625.451号ある
いは英国特許節981.198号明細書に記載されたR
粉誘導体、特公昭44−3643号公報に記載のポリビ
ニルアルコール、スイス特許第330.158号明細書
に記載されたポリスチレンあるいはポリメチルメタアク
リレート、米国特許箱3.079,257号明細書に記
載のポリアクリロニトリル、米国特許箱3.022.1
69明細書に記載のポリカーボネートのような有機物粒
子を含むことができる。
本発明の感光材料において構成層にはスベリ剤、例えば
米国特許箱2,588,756号、同3.121,0(
i0号明細口に記載の高級脂肪族の高級アルコールエス
テル、米国特許箱3,295,979号明細書に記載の
カゼイン、英国特許節1,263,722号明細書に記
載の高級脂肪酸カルシウム塩、英国特許節1,313,
384号、米国特許箱3,042,522号、同3,4
89,567号各明細書に記載のシリコン化合物などを
含んでもよい、流動パラフィンの分散物などもこの目的
に用いることができる。
本発明の感光材料には、さらに目的に応じて種々の添加
剤を用いることができる。
これらの添加剤は、より詳しくは、リサーチディスクロ
ジャー第176壱I Lem17643(1975年1
2月)及び同187巻1 tea 18716(197
9年11月)にδ8載されている。
本発明のハロゲン化銀写真感光材i4の実施において、
例えば乳剤層その他の層は写真感光材料に通常用いられ
ている可撓性支持体の片面または両面に塗布して構成す
ることができる。可撓性支持体として有用なものは、硝
酸セルロース、酢酸セ)Ltロース、酢Mm酸セルロー
ス、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリカーボネート等の半合成又は合成高分
子からなるフィルム、バライク層又はα−オレフィンポ
リマー(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン/ブテン共重合体)等を塗布又はラミネートシた紙な
どである。支持体は、染料や顔料を用いて着色されても
よい、遮光の目的で黒色にしてもよい、これらの支持体
の表面は一触に乳剤層等との接着をよくするために下塗
処理される。下塗処理は、特開昭52−104913号
公報、同59−18949号公報、同59−19940
号公報、同59−19941号公報に記載されている処
理が好ましい。
支持体表面は、下塗処理の前または後にコロナ放電、紫
外線照射、火焔処理等を施してもよい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において、写真
乳剤層その他の親水性コロイド層は種々の塗布法により
支持体上又は他の層の上に塗布できる。塗布には、デイ
ツプ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布法、押出し
塗布法等を用いることができる。
次に、本発明における現像処理時間が15秒以内で処理
される現像、さらには定着、水洗、乾燥工程について記
す。
本発明に使用する黒白現像液に用いる現像主薬には良好
な性能を得やすい点で、ジヒドロキシベンゼン鎖と1−
フェニル−3−ピラゾリドン類の組合せが最も好ましい
、勿論この他にp−アミノフェノール系現像主薬を含ん
でもよい。
本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像主薬としては
ハイドロキノン、クロロハイドロキノン、ブロムハイド
ロキノン、イソプロピルハイドロキノン、メチルハイド
ロキノン、2.3−ジクロロハイドロキノン、2.5−
ジクロロハイドロキノン、2.3ジブロムハイドロキノ
ン、2.5−ジメチルハイドロキノンなどがあるが、特
にハイドロキノンが好ましい。
本発明に用いる1−フェニル−3−ピラゾリドン又はそ
の誘導体の現像主薬としては1−フェニル−4,4ジメ
チル−3−ピラゾリドン、■−フェニルー4−メチルー
4− ヒドロキシメチル−3−ビラプリトン、1−フェ
ニル−4,4−ジヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン
などがある。
本発明に用いるρ−アミノフェノール系現像主薬として
はN−メチル−p−アミノフェノール、p−アミノフェ
ノール、ト(β−ヒドロキシエチル)−p−アミノフェ
ノール、N−(4−ヒドロキシフェニル)グリジン、2
−メチル−p−アミノフェノール、p−ベンジルアミノ
フェノール等があるが、なかでもN−メチル−p−アミ
ノフェノールが好ましい。
現像主薬は通常0.01モルフe〜1.2モル/!の量
で用いられるのが好ましい。
本発明に用いる亜硫酸塩の保恒剤としては亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモ
ニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ垂亜硫酸カリウム、
ホルムアルデヒド重亜IJ!ナトリウムなどがある。亜
硫酸塩は0.2モル/I!以上特に0.4モル/I1以
上が好ましい、又、上限は2.5モル/lまでとするの
が好ましい。
本発明に用いる現像液のρ11は9から13までの範囲
のものが好ましい、更に好ましくはρ+110から12
までの範囲である。
pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如きp
i(4m節剤を含む。
特開昭61−28708号(ホウ酸塩)、特開昭60−
93439号(例えばサッカロース、アセトオキシム、
5−スルホサルチル酸)、リン酸塩、炭酸塩などの榎街
剤を用いてもよい。
上記成分以外に用いられる添加剤としては、臭化ナトリ
ウム、臭化カリウム、沃化カリウムの如き現像抑制剤:
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ジメチルホルムアミド、メチルセロソ
ルブ、ヘキシレングリコール、エタノール、メタノール
の如き有機溶剤: l−フェニル−5−メルカプトテト
ラゾール、2メルカプトベンツイミダゾール−5−スル
ホン酸ナトリウム塩等のメルカプト系化合物、5−ニト
ロインダゾール等のインダゾール系化合物、5−メチル
ベンツトリアゾール等のペンツトリアゾール系化合物な
どのカブリ防止剤を含んでもよく、更に必要に応じて色
調剤、界面活性剤、消泡剤、硬水軟化剤、特開昭56−
106244号記載のアミノ化合物などを含んでもよい
本発明においては現像液に液汚れ防止剤、例えば特開昭
56−24347号に記載の化合物を用いることができ
る。
本発明の現像液には、特開昭56−106244号に記
載のアルカノールアミンなどのアミン化合物を用いるこ
とができる。
この他し、F、A、メソン著「フォトグラフィック・ブ
ロセシン・ケミストリー」、フォーカル・プレス刊(1
966年)の226〜229頁、米国特許第2.193
.015号、同2,592,364号、特開昭48−6
4933号などに記載のものを用いてもよい。
現像処理温度及び時間は約25゛C〜約50°Cで15
秒以下であるが、好ましくは30°C〜40’Cで6秒
〜15秒である。
本発明において現像処理時間とは、処理する感光材料が
自現機の現像タンク液に浸漬してから次の定着液に浸漬
するまでの時間を言う。
定@液はチオ硫酸塩を含む水溶液であり、p)3゜8以
上、好ましくは4.2〜5.5を有する。
定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムがあるが、チオ硫酸イオンとアンモニウムイオンと
を必須成分とするものであり、定着速度の点からチオ硫
酸アンモニウムが特に好ましい、定着剤の使用量は適宜
変えることができ、−aには約0.1〜約6モル/lで
ある。
定着液には硬膜剤として作用する水溶性アルミニウム塩
を含んでもよく、それらには例えば塩化アルミニウム、
硫酸アンモニウム、カリ明ばんなどがある。
定着液には、酒石酸、クエン酸あるいはそれらの誘導体
を単独であるいは2411以上併用することができる。
これらの化合物は定着液12につき0゜005モル以上
含むものが有効で、特に0.O1モル/I!〜0.03
モル/lが特に有効である。
具体的には、酒石酸、酒石酸カリウム、酒石酸ナトリウ
ム、酒石酸カリウムナトリウム、クエン酸、クエン酸ナ
トリウム、クエン酸カリウム、クエン酸リチウム、クエ
ン酸アンモニウムなどがある。
定着液には所望により保恒剤(亜硫酸塩、重亜硫酸塩)
 、pH緩街剤(酢酸、硝酸) 、all!tl整剤(
例えば硫酸)、硬水軟可能のあるキレート剤や特願昭6
0−213562号記載の化合物を含むことができる。
定着温度及び時間は約20゛C〜約50°Cで6秒〜1
分が好ましいが、30°C〜40°Cで6秒〜30秒が
より好ましく、更に好ましくは30℃〜40°Cで6秒
〜15秒である。尚、定着処理時間とは、定着タンク液
に浸漬してから次の水洗タンク液(安定液)に浸漬する
までの時間を言う。
感光材料が処理されるに従って定着液濃縮液が本発明の
方法で自動現像機に希釈する水と共に補充される場合、
定着液fAIiiI液は1剤で構成されることが最も好
ましいことは現像液の場合と同じである。
1剤として定着液現像液が安定に存在しうるのは911
4.5以上であり、より好ましくはpll4.65以上
である。pllの上限はそれ程晧しくないが余り高p!
(で定着されると、以後水洗されても1ipl+が高(
なって膜膨潤が大きくなり、従って乾燥負荷が大きくな
るのでpll7まで位が限度である。アルミニウム塩を
使って硬膜する定着液ではアルミニウム塩の析出沈澱防
止pl(は5.5までが限界である。
本発明は現像液又は定着液のいずれかが上記のような希
釈水を必要としない(すなわち原液のままで補充する)
いわゆる使用液であっても構わない。
各aim液の処理タンク液への供給液及び希釈水との混
合割合はそれぞれ濃縮液の組成に依存してf!lり、変
化させることができるが、一般に4縮液対希釈水は1対
0〜8の割合で、これらの現像液、定着液各々の全量は
感光材料lII!に対して50s2から1500m J
!であることが好ましい。
本発明においては感光材料は現像、定着した後、水洗又
は安定化処理に施される。
水洗又は安定化処理は本分野で公知のあらゆる方法を適
用することができ、本分野で公知の種々の添加剤を含有
する水を水洗水又は安定化液として用いることもできる
。防黴手段を施した水を水洗又は安定液に使用すること
により、感光材料IC当たり31以下の補充量という節
水処理も可能となるのみならず、自現機にて処理を行う
場合の自現機設置の配管が不要となり、更にストック槽
の削減が可能となる。
少量の水洗水で水洗するときには特願昭60−1729
68号に記載のスクイズローラー洗浄槽を設けることが
より好ましい。
更に水洗又は安定化浴に防黴手段を施した水を処理に応
じて補充することによって生ずる水洗又は安定化浴から
のオーバーフロー液の一部又は全部は特開昭60−23
5113号に記載されているようにその前処理工程であ
る定着能を有する処理液に利用することもできる。
防黴手段としては、特開昭60−263939号に記載
された紫外線照射法、同60−263940号に記載さ
れた磁場を用いる方法、同61−131632号に記載
されたイオン変換樹脂を用いて純粋にする方法、特願昭
60−253807号、同60−295894号、同6
1−63030号、同61−51396号に記載の防菌
剤を用いる方法を用いることができる。
更には、L、E、West″Water Qualit
y Cr1teria’Photo Sci & En
g、 Vol、 9 k6 (1965)、M、W、 
Beach ”Microbiologlcal Gr
owths in Motion−PicLure P
rocesslng” SMPTE Journal 
Vol、 85.(1976)、11゜0、 ロeeg
an、  ”Photo  Processing  
WaSh  Water  Blocides’ J、
Imaglng Tech、Vol 10. k6(1
984)及び特開昭57−8542号、同57−581
43号、同5B−105145号、同57432146
号、同5B−18631号、同57−97530号、同
57−157244号等に記載されている防菌剤、防パ
イ剤、界面活性剤などを併用することもできる。
更に、水洗浴には、R,T、Kreiaan 、iJ、
Imago、Tech 10.(6)242(1984
)に記載されたイソチアゾリン系化合物、RESEAR
CII DISCLO5URE第205巻、l te−
20526(1981年、5月号)に記載されたイソチ
アプリン系化合物、同第228巻、Itea 2284
5(1983年、4月号)に記載されたイソチアゾリン
系化合物、特願昭61−51396号に記載された化合
物などを防菌剤(旧croblocide)として併用
することもできる。
更に防パイ剤の具体例としては、フェノール、4−クロ
ロフェノール、ペンタクロロフェノール、クレゾール、
O−フェニルフェノール、クロロフェン、ジクロロフェ
ン、 ホルムアルデヒド、ゲルタールアルデヒド、クロ
ルアセトアミド、p−ヒドロキシ安息香酸エステル、2
−(4−チアゾリン)−ベンゾイミダゾール、ベンゾイ
ソチアゾリン−3−オン、ドデシル−ベンジル−ジメチ
ルアンモニウム−クロライド、N−(フルオロジクロロ
メチルチオ)−フタルイミド、2,4.4’−トリクロ
ロ−2′ハイドロオキシジフエニルエーテルなどがある
防黴手段を施して水ストック槽に保存された水は前記現
像液、定@液などの処理液原液の希釈水としても水洗水
としても共用されるのがスペースが小さくてすむ点で好
ましい、しかし防黴手段を施した希釈水と水洗水(又は
安定化液)とを分けて別槽にそれぞれ保管することもで
きるし、どちらか一方だけを水道から直接とってもよい
別槽に分けて保管したときは、本発明の如き防黴手段を
施した上に、水洗水(又は安定浴)には種々の添加剤を
含有させることができる。
例えば、アルミニウムとのキレート安定度logK値が
、10以上のキレート化合物を含有させてもよい、これ
らは、定着液中に硬膜剤としてアルミニウム化合物を含
む場合水洗水中での自沈を防止するのに有効である。
キレート剤の具体例としては、エチレンジアミン四酢酸
(log K 16.1.以下同じ)、シクロヘキサン
ジアミン四酢酸(17,6)、ジアミノプロパノール四
酢酸(13,8) 、ジエチレントリアミン五酢酸(1
8,4) 、トリエチレンテトラミン六酢酸(19,7
)等及びこれらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニ
ウム塩があり、その添加量は好ましくは0.O1〜10
g#!、より好ましくは0.1〜5g/ j!である。
更に水洗水中には銀画像安定化剤の他に水滴むらを防止
する目的で、各種の界面活性剤を添加することができる
。界面活性剤としては、陽イオン型、蔭イオン型、非イ
オン型及び両イオン型のいずれを用いてもよい、界面活
性剤の具体例としては例えば工学図書(株)発行の「界
面活性剤ハンドブック」に記載されている化合物などが
ある。
上記安定化浴中には画像を安定化する目的で各種化合物
が添加される0例えば膜pl+を調整する(例えばpH
3〜8)為の各種の緩衝剤(例えばホウ酸塩、メタホウ
酸塩、ホウ砂、リン酸塩、炭酸塩、水酸化カリ、水酸化
ナトリウム、アンモニア水、モノカルボン酸、ジカルボ
ン酸、ポリカルボン酸などを組み合わせて使用)やホル
マリン等のアルデヒドを代表例として挙げることができ
る。その他、キレート剤、殺菌剤(チアゾール系、イン
チアツール系、ハロゲン化フェノール、スルファニルア
ミド、ベンゾトリアゾールなど)、界面活性剤、蛍光増
白剤、硬膜剤などの各種添加剤を使用してもよく、同一
もしくは異種の目的の化合物を2種以上併用しても良い
又、処理液の脱ρ■調整剤として塩化アンモニウム、硝
酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウ
ム、亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム等の各
種アンモニウム塩を添mするのが画像保存性を良化する
ために好ましい。
上記の方法による水洗又は安定浴温度及び時間は0°C
〜50゛Cで6秒〜1分が好ましいが、15°C〜40
°Cで6秒から30秒がより好ましく、更には15℃〜
40゛Cで6秒から15秒が好ましい、尚、水洗処理時
間とは水洗タンク液に浸漬している時間、又、乾燥処理
時間とは通常35℃〜100℃で好ましくは40°C〜
80°Cの熱風が吹きつけられる乾燥ゾーンが、自現機
には設置されているが、その乾燥ゾーンに入っている時
間をいう。
本発明の方法によれば、現像、定着及び水洗された写真
材料は水洗水をしぼり切る、すなわちスクイズローラ法
を経て乾燥される。乾燥は約40°C〜約too ”C
で行われ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えられ
るが、通常は約5秒〜1分でよく、より好ましくは40
°C〜80°Cで約5秒〜30秒である。
尚、現像、定着、水洗及び乾燥されるまでのいわゆる叶
y to Dryの全処理時間は100秒以内、好まし
くは60秒以内、さらには50秒以内である。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれによって限定されるものではない。
実施例1 〔乳剤の調整〕 ?11jン11(A 水                     9.7
2塩化ナトリウム          20  gゼラ
チン            105  g溶液B 水 塩化ナトリウム ゼラチン 臭化カリウム ヘキサクロロイリジウム酸 カリウム塩の0.01%水溶液 ヘキサブロモロジウム酸 カリウム塩の0.01%水溶液 ン宕ン(((C 水                     3.8
ffi硝酸恨             1700  
g38°Cに保温された上記溶液A中に、pH3,5、
pag7.8に保ちながら上記溶液B及び溶液Cを同時
に関数的に60分間にわたって加え、更に10分間攪拌
し続けた後炭酸ナトリウム水溶液でpHを5.8に調整
し、そして2分割した一方の乳剤に表1に示す変性ゼラ
チン(前記G−1)の10%水溶液1400ccを加え
、乳剤を35°CにてpHを56%酢酸で4.5として
フロキュレート化し、デカンチーシランを行い、水洗い
して過剰の水溶液の塩を除去する0次いで、28槽i 0m 1 3.82 60g 5  g 30g それに1.91の水を加えて分n(させ、4%N a 
OIfでpllを5.3とし5分攪拌の後再び56%酢
酸でp)lを4゜5とし、同様に過剰の水溶液の塩を除
去する。それに、1.91の水を加えて、そして4%N
a0IIでpHを5.7とした後55℃で30分間分散
させる。
又、他方の乳剤には20%硫酸マグネシウム水溶11i
1ffi及びポリナフタレンスルホン酸の5%水’tB
液1.26ffiを加え乳剤を35℃にてフロキュレー
ト化し、デカンテーシゴンを行い、水洗いして過剰の水
溶液の塩を除去する0次いで、それに1.91の水を加
えて分散させ、再び20%の硫酸マグネシウム水溶液0
.451を加え、同様に過剰の水溶性の塩を除去する。
そして、1.91の水と70.5gのゼラチンを加え5
5°Cで30分分散させる。
これによって臭化銀35モル%、塩化1m65モル%、
平均粒径0.24μ、分布の広さ9の粒子が2種t¥1
得られる。
そして、これらにクエン酸1%の水溶液を12m1、塩
化ナトリウム5%の水溶液を120m1加えてpH5,
5、pAg 7に調整した乳剤に、チオ硫酸ナトリウム
O11%の水溶液を120m l及び0.2%の塩化金
酸水溶液8011 I!、を加えて60°Cでμm成じ
て最高感度にした。
上記乳剤を8等分し、それぞれにカブリ防止剤として、
l−フェニル−5−メルカプトテトラゾールの0.5%
溶液を25m1、安定剤として4−ヒドロキシ−6−メ
チル−1,3,3a 、 ?−テトラザインデンの1%
溶液18抛l、ゼラチンの10%水溶液400m lを
加え熟成を停止させた後、赤外増感色素(a)及(b)
の各0.1%メタノールン容ン皮を15−eづつ添ノ用
し、更にカブリ防止剤としてハイドロキノンの10%溶
液を50m l、臭化カリウムの5%溶液を50ap 
l添加し、延展剤として20%のサポニン水溶液を19
m1、増粘剤としてスチレン−マイレン酸重合体の4%
水溶液を50m l、アクリル酸エチルの高分子ポリマ
ーラテックスを30g1硬膜剤として1−ヒドロキシ−
3,5,ジクロロトリアジンナトリウム塩とホルマリン
を添加し、上記乳剤を下引加工済みのポリエチレンテレ
フタレート支持体上に11!3.5g/−2、ゼラチン
2.0g/m”になるようにし、さらに保!!膜として
ゼラチン500gの水溶液に臭化カリウム10%水溶液
100mj!を添加し、延展剤として1−デシル−2−
(3−イソペンデル)サクシネート−2−スルホン酸ソ
ーダの1%水溶液を400m l添加し、平均粒径3.
5μである不定型シリカを100g添加分散し、ゼラチ
ンが1.0g/−’になるようにして乳剤層と保護層を
同時に塗布した。
く現像液処方〉 純水(イオン交換水〕 亜硫酸カリウム エチレンジアミン四酢酸 約 800*  1 0g 二ナトリウム塩 水酸化カリウム 5−メチルベンゾトリアゾール ジエチレングリコール 1、フェニル−4,4−ジメチル−3 ピラゾリドン l−フェニル−5− メルカプトテトラゾール 臭化カリウム ハイドロキノン 炭酸カリウム 純水(イオン交換液水)を加えて 1 、000鶴2に仕上げる。
く定着液処方〉 組成A) チオ硫酸アンモニウム (72,5%W/V水溶液) 亜硫酸ナトリウム 酢酸ナトリウム・3水塩 硼酸 2g 10.5g 00mg 5 g 300ff1g 0mg 3.5g 0  g 5  g 40m1 5  g 6.5g g クエン酸ナトリウム・2水塩     2g酢酸(90
%W/W水i8液)      12.511IQ(組
成り) 純水(イオン交換水)         17n+1硫
酸(50%W/W水溶液)       4.0 g硫
酸アルミニウム (A N toz 1A31.含量が8.1%W/Wの
水溶液)26.5 g 定着液の使用時に水50ke中に上記組成人、組成りの
順に溶かし、lβに仕上げて用いた。
この定着液のρ1(は約4.6であった。
このようにしてi)られた試料を780nmの波長を有
する半導体レーザースキャナーを用いて画像露光を行な
い、上記組成の現像液と定着液を用いて第1表に示す条
件にて処理し、D=0.15〜1.5のγ値及び残色の
評価を行った。又、濃度が1.0〜1.3になるように
露光して同様に処理し、現像ムラを評価した。尚、シャ
ープネス及び現像ムラは10段階に分けて評価した。1
0が最良であり、1〜4が使用不可、5以上が使用可能
なレベルである。
第1表より本発明のものは、硬調で残色や現像ムラも良
いことがわかる。
実施例2 実施例1において、溶液A及びBの塩化ナトリウムを臭
化カリウム及び沃化カリウムに代え、溶液Cには適当量
のアンモニアを入れて、ρ^gを8゜5に保ちながらp
HをlO〜8へ連続的に変化させた後、実施例1と同様
の方法で塩を除去し、平均粒径0.29μの沃臭化銀(
沃化銀0.5モル%)粒子を2種類得た0分布の広さは
両方とも12であった。
この各々の乳剤を金・イオウ増悪し、実施例1と同様に
調製して試料を作った。但し色素は(c)を添加した。
(r) 得られた試料を1le−Neレーザー(波長632.8
nm)スキャナーを用いて画像露光を行ない、下記現像
液にて実施例1と同様に評価した。
現像液の組成(現像液IIり ハイドロキノン          34 gl−フェ
ニル−4,4−ジメチル−3 ピラゾリドン          0.23 gエチレ
ンジアミン四酢酸2ナトリウム塩g 3−ジエチルアミノ−1,2−プロパンジオール   
         15g5−メチルベンゾトリアゾー
ル   0.48NazSOs           
    76 gNaBr             
    3 gMacll、3 g エモル/lリン酸ン容液       400信EpH
11,4にするのに必要なNa0IIを加えた復水で1
1とする。
第2表に結果を示すが、本発明のものは、硬調で残色も
よく、現像ムラも良いことがわかる。但し、沃臭化銀の
為実施例1はどのγ値ではない。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 現像処理時間が15秒以内で感光性ハロゲン化銀写真感
    光材料が現像処理される画像処理方法であって、前記感
    光性ハロゲン化銀写真感光材料における感光性ハロゲン
    化銀乳剤は、保護コロイドを含む溶液中に水溶性銀塩と
    水溶性ハロゲン化物を添加して生成したハロゲン化銀粒
    子を変性ゼラチンにより凝縮沈降して溶存物を除去する
    ことにより得たものであることを特徴とする画像処理方
    法。
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