JPH0215065B2 - - Google Patents
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- JPH0215065B2 JPH0215065B2 JP58032884A JP3288483A JPH0215065B2 JP H0215065 B2 JPH0215065 B2 JP H0215065B2 JP 58032884 A JP58032884 A JP 58032884A JP 3288483 A JP3288483 A JP 3288483A JP H0215065 B2 JPH0215065 B2 JP H0215065B2
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- transfer
- filler
- amount
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 6
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G7/00—Selection of materials for use in image-receiving members, i.e. for reversal by physical contact; Manufacture thereof
- G03G7/006—Substrates for image-receiving members; Image-receiving members comprising only one layer
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G7/00—Selection of materials for use in image-receiving members, i.e. for reversal by physical contact; Manufacture thereof
- G03G7/006—Substrates for image-receiving members; Image-receiving members comprising only one layer
- G03G7/0066—Inorganic components thereof
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Paper (AREA)
Description
この発明は転写用紙、詳しく言えば主として電
子複写機に使用されるハガキ用紙や図書カード用
紙等の高坪量転写用紙に関するものである。 一般に電子写真複写機の代表である転写型複写
機で複写を行う場合には、所定のサイズに断裁し
た用紙を給紙トレイの中に数100枚セツトし、給
紙装置により一枚ずつ取り出し、感光ドラム上の
現像像の転写、定着プロセスを経て複写が行われ
る。 通常このような複写用紙の大部分は重量、即ち
JISP―8124による坪量が64g/m2であり、一般
に52.3〜81.4g/m2の範囲内にある。 またこれらの用紙や一般上質紙には不透明度
(JISP―8138)やしなやかさを改善するためにタ
ルク、クレー、炭酸カルシウム、二酸化チタン、
サチン白等の填料が、パルプ調成工程段階で紙中
填料として5〜14%、多くは7〜11%添加されて
いる。近年電子写真用紙としてのハガキ用紙や図
書カード用紙等の目的で高坪量の用紙の要求が強
くなりその使用量も多くなつてきている。 一般に、はがき用紙の坪量は127.9g/m2以上
であり、図書カード用紙の坪量は104.7g/m2以
上である。従つてこれらの用紙は坪量が52.3〜
81.4g/m2の一般の複写用紙と比較すると紙の
“こわさ”が強く、そのために用紙を屈折して一
枚ずつ送り出す給紙装置においては用紙の屈折が
できず紙送り不良が発生する。又、用紙のこわさ
が強いと用紙全面が感光体に密着せず用紙の両端
または一端が感光体と遊離した状態になり、その
部分では像が転写されない状態となり転写不良が
発生する。従来、上記のような欠点を解消するた
めの填料を増配することが提案されている(特願
昭56−88042号)が、填料増配により、表面強度
が弱くなり、摩擦力を利用した給紙装置の送りロ
ール等に紙粉が付着し、紙送り不良や紙粉による
コピー汚れ、複写機内の汚れが発生する。又、坪
量157g/m2以上になると紙の“こわさ”が十分
弱くならず、給紙の際、紙送り状態が不安定とな
る。 本発明は上記欠点に鑑み、填料増配によりこわ
さを減少させ、かつ紙粉の発生をも同時に減少さ
せて、坪量100g/m2以上の転写用紙でみられる
紙送り不良、転写不良を解消することを目的とす
る。 即ち、本発明は中性系で抄紙して、PH7以上
(JISP―8133)、好ましくは7.5〜9.0とし、かつ紙
中に填料を15重量%以上、好ましくは20〜30重量
%を配合して坪量100g/m2以上の転写用紙を得
ることによつて前記のトラブルを解消し、目的を
達成したものである。このような本発明による用
紙ではクラークこわさ(JISP―8143)は填料10
%の用紙に比べて10〜20%低下する。更に酸性系
で抄紙したPHが7未満の用紙に比べてクラークこ
わさが5〜10%下がると共に用紙のしなやかさが
増すので給紙装置の給紙ローラーによる用紙の屈
折が容易になり転写時に感光体との密着が完全に
なる。 また、酸性条件下での抄紙に比較すると、PH7
以上で抄紙した場合には填料を増配しても、表面
強度が強く、紙粉の発生がみられない。これはPH
7以上の中性域では繊維の膨潤性が良く、繊維結
合が強くなるためによると考えられる。 本発明の転写用紙に使用される填料としては、
重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タル
ク、クレー、二酸化チタン、サチン白等が使用で
きる。 以下、実施例及び比較例により本発明の転写用
紙を説明する。 実施例 1〜4 表1に示したような、坪量、パルプ配合率、填
料及びサイズ剤の種類とその添加率で抄造して、
本発明の用紙を製造した。
子複写機に使用されるハガキ用紙や図書カード用
紙等の高坪量転写用紙に関するものである。 一般に電子写真複写機の代表である転写型複写
機で複写を行う場合には、所定のサイズに断裁し
た用紙を給紙トレイの中に数100枚セツトし、給
紙装置により一枚ずつ取り出し、感光ドラム上の
現像像の転写、定着プロセスを経て複写が行われ
る。 通常このような複写用紙の大部分は重量、即ち
JISP―8124による坪量が64g/m2であり、一般
に52.3〜81.4g/m2の範囲内にある。 またこれらの用紙や一般上質紙には不透明度
(JISP―8138)やしなやかさを改善するためにタ
ルク、クレー、炭酸カルシウム、二酸化チタン、
サチン白等の填料が、パルプ調成工程段階で紙中
填料として5〜14%、多くは7〜11%添加されて
いる。近年電子写真用紙としてのハガキ用紙や図
書カード用紙等の目的で高坪量の用紙の要求が強
くなりその使用量も多くなつてきている。 一般に、はがき用紙の坪量は127.9g/m2以上
であり、図書カード用紙の坪量は104.7g/m2以
上である。従つてこれらの用紙は坪量が52.3〜
81.4g/m2の一般の複写用紙と比較すると紙の
“こわさ”が強く、そのために用紙を屈折して一
枚ずつ送り出す給紙装置においては用紙の屈折が
できず紙送り不良が発生する。又、用紙のこわさ
が強いと用紙全面が感光体に密着せず用紙の両端
または一端が感光体と遊離した状態になり、その
部分では像が転写されない状態となり転写不良が
発生する。従来、上記のような欠点を解消するた
めの填料を増配することが提案されている(特願
昭56−88042号)が、填料増配により、表面強度
が弱くなり、摩擦力を利用した給紙装置の送りロ
ール等に紙粉が付着し、紙送り不良や紙粉による
コピー汚れ、複写機内の汚れが発生する。又、坪
量157g/m2以上になると紙の“こわさ”が十分
弱くならず、給紙の際、紙送り状態が不安定とな
る。 本発明は上記欠点に鑑み、填料増配によりこわ
さを減少させ、かつ紙粉の発生をも同時に減少さ
せて、坪量100g/m2以上の転写用紙でみられる
紙送り不良、転写不良を解消することを目的とす
る。 即ち、本発明は中性系で抄紙して、PH7以上
(JISP―8133)、好ましくは7.5〜9.0とし、かつ紙
中に填料を15重量%以上、好ましくは20〜30重量
%を配合して坪量100g/m2以上の転写用紙を得
ることによつて前記のトラブルを解消し、目的を
達成したものである。このような本発明による用
紙ではクラークこわさ(JISP―8143)は填料10
%の用紙に比べて10〜20%低下する。更に酸性系
で抄紙したPHが7未満の用紙に比べてクラークこ
わさが5〜10%下がると共に用紙のしなやかさが
増すので給紙装置の給紙ローラーによる用紙の屈
折が容易になり転写時に感光体との密着が完全に
なる。 また、酸性条件下での抄紙に比較すると、PH7
以上で抄紙した場合には填料を増配しても、表面
強度が強く、紙粉の発生がみられない。これはPH
7以上の中性域では繊維の膨潤性が良く、繊維結
合が強くなるためによると考えられる。 本発明の転写用紙に使用される填料としては、
重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タル
ク、クレー、二酸化チタン、サチン白等が使用で
きる。 以下、実施例及び比較例により本発明の転写用
紙を説明する。 実施例 1〜4 表1に示したような、坪量、パルプ配合率、填
料及びサイズ剤の種類とその添加率で抄造して、
本発明の用紙を製造した。
【表】
表1の4種の用紙について、実機テストによる
給紙不良率、転写不良率及び紙粉量、並びにクラ
ークこわさとPHの測定値を表2に示す。
給紙不良率、転写不良率及び紙粉量、並びにクラ
ークこわさとPHの測定値を表2に示す。
【表】
比較例 1〜3
市販の坪量104.7g/m2の上質紙、坪量127.9
g/m2のハガキ用紙及び坪量157g/m2のカード
用紙について実施例1〜4と同様にして求めた給
紙不良率、転写不良率及び紙粉量、並びにクラー
クこわさとPHの測定値を表2に示す。なお、灰分
(JISP―8128)は7〜10%であり、填料としてタ
ルクが用いられていた。灼熱減量6.2%の値から
換算すると、紙中填料は7.5〜10.7%と推定され
る。 尚、発明者は比較例4として、市販の坪量
209.4g/m2の図書カードにつき同様の測定をし
ようとしたが、厚さが厚く、且つこわさが強いた
めに、複写機適性およびクラークこわさの測定は
できなかつた。
g/m2のハガキ用紙及び坪量157g/m2のカード
用紙について実施例1〜4と同様にして求めた給
紙不良率、転写不良率及び紙粉量、並びにクラー
クこわさとPHの測定値を表2に示す。なお、灰分
(JISP―8128)は7〜10%であり、填料としてタ
ルクが用いられていた。灼熱減量6.2%の値から
換算すると、紙中填料は7.5〜10.7%と推定され
る。 尚、発明者は比較例4として、市販の坪量
209.4g/m2の図書カードにつき同様の測定をし
ようとしたが、厚さが厚く、且つこわさが強いた
めに、複写機適性およびクラークこわさの測定は
できなかつた。
Claims (1)
- 1 PH7ないし10で、かつ紙中に填料を15ないし
50重量%以上配合してなる坪量100ないし210g/
m2の転写用紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288483A JPS59159172A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 転写用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288483A JPS59159172A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 転写用紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59159172A JPS59159172A (ja) | 1984-09-08 |
JPH0215065B2 true JPH0215065B2 (ja) | 1990-04-10 |
Family
ID=12371295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3288483A Granted JPS59159172A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 転写用紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59159172A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04122001U (ja) * | 1991-04-22 | 1992-10-30 | 享仁 横山 | 替え刃式鋸 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167038A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真用転写紙 |
JP2647306B2 (ja) * | 1992-07-08 | 1997-08-27 | 日本製紙株式会社 | 劣化を防止した紙 |
KR100256636B1 (ko) * | 1994-04-12 | 2000-05-15 | 김충섭 | 종이내 충전물의 함량을 높이고 스코트 내부결합강도를 증가시키는 종이의 제조방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57204057A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-14 | Fuji Xerox Co Ltd | Form for electrophotographic copying machine and light offset printing machine |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP3288483A patent/JPS59159172A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57204057A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-14 | Fuji Xerox Co Ltd | Form for electrophotographic copying machine and light offset printing machine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04122001U (ja) * | 1991-04-22 | 1992-10-30 | 享仁 横山 | 替え刃式鋸 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59159172A (ja) | 1984-09-08 |
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