JPH02150263A - 液状媒質の濾過および安定化法、安定剤の使用、安定化―および濾過法を実施するための装置、ならびにその装置の操作法 - Google Patents

液状媒質の濾過および安定化法、安定剤の使用、安定化―および濾過法を実施するための装置、ならびにその装置の操作法

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JPH02150263A
JPH02150263A JP1182369A JP18236989A JPH02150263A JP H02150263 A JPH02150263 A JP H02150263A JP 1182369 A JP1182369 A JP 1182369A JP 18236989 A JP18236989 A JP 18236989A JP H02150263 A JPH02150263 A JP H02150263A
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filtration
stabilizer
filter
filter aid
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ヨーゼフ・マイヤー
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    • B01D2321/16Use of chemical agents
    • B01D2321/168Use of other chemical agents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液状媒質の濾過および安定化法、特定の安定剤
の使用、濾過および安定化法を実施するための装置、な
らびにこの装置の操作法に関する。
(従来の技術) タンニンおよび/または蛋白質を含有する媒質、たとえ
ばビール、ワインまたは果汁を濾過および安定化するた
めの既知の方法は、媒質をまずゲイソウ土フィルター(
たとえば層フィルターまたはキャンドルフィルター)で
濾過し、次いで安定化装置中で安定化し、R後に再度P
遇する。この種の方法は相応に経費がかがり、高い設備
投資を必要とする。
クロス70−濾過法は種々の技術分野におけるミクロ濾
過または限外濾過のために知られており、慣用されてい
る。クロスフロー法では濾過膜を未濾過液側ずなわち供
給液側からP源側ないしは透過液側へ貫流するだけでな
く、さらに未濾過液側に膜表面に沿った強い逆流を生じ
させる。この逆流は、膜の未濾過液側に保持される混濁
物質からなる一定の層が形成されるのを防ぐのに役立つ
未濾過液をポンプ循環させることにより、濃縮された混
濁物質が膜を目詰りさせる前に膜から洗い去られる。少
なくとも、膜表面上の分離した物質からなる層の厚さは
、長期間にわたって比較的−定の透過流で濾過しうる程
度に限られる。しかし混濁物質と濾過の分離は直接に膜
表面において、膜内外圧または膜内外液の影響下で起こ
るので、分離された混濁物質の堆積はクロスフロー濾過
の1!%合でも完全には避けられない。大部分の場合比
較的速やかに、すなわち濾過の開始直後に、分離した混
濁物質からなるきわめて薄い被II1層が生じ、これ自
体が濾過性をもつ、この種の被膜層は細孔の大きさ約o
、ooi〜1μRの限外濾過膜においても、細孔の大き
さ約0.1〜1μ層のミクロ濾過膜においても形成され
る。その際、微小な細孔を備えた表面、すなわち限外が
過の場きは、粗大な細孔を備えた表面の場合より、クロ
スフロー法にお1嘱て膜の目詰りが少ないことが実際に
示された。
従って多くの既知のクロスフロー濾過法においては周期
的に逆フラッシを行う、すなわち濾過中に膜にr源側か
ら短期間、濾過方向と逆に圧力をかける。これによって
膜の未濾過液側の層が一部剥離し、もしくは砕き去られ
、または膜の細孔が開放される。これによって濾過方向
における流れ抵抗がある程度減少する。
(課題を解決するための手段) 本発明は既知方法の欠点を避ける、すなわち特にタンニ
ンおよび/または蛋白質を含有する液状媒質を濾過およ
び安定化するための簡略化された経済的な方法を提供す
るという課題に基づく、これはできるだけ1工程で、高
い濾過効率を保持した状態で達成されなければならない
。本発明によればこれはまず、未濾過液を限外濾過また
はミクロ濾過の領域において安定剤の存在下でのクロス
フロー膜濾過により濾過および安定化することにより達
成される。特に未濾過液がごくわずかな混濁物質を含有
する場きは、この方法で1工程で媒質がP遇され、かつ
安定化される。これによって濾過装置における節約が可
能となり、さらに処理過程を単線および簡略化すること
ができる。特に、クロスフロー膜濾過の場合に未濾過液
を連続的にポンプ循環させることにより、安定剤が未濾
過液と均一に混合し、未濾過液と必要な滞留時間、接触
状態を保つことが示された。その際安定剤を未濾過液に
連続的に供給することが好ましい。これは特に、作業槽
中で、またはクロスフロー循環に添加することによって
実現しうる。その場合特に安定剤を未濾過液と共にクロ
スフロー濾過装置の膜フィルターを通る循環中をポンプ
循環させるのが有利であることが明らかになった。その
際この循環は直接に濾過装置の出口からポンプを経てそ
の入口に戻し、終結させることができる。しかし循環を
作業槽を経て終結させること、すなわち未濾過液を連続
的に作業槽から膜フィルターを通りてポンプ送りし、濾
過装置の出口にある滞留物をそこに含有される安定剤と
共に作業槽へ返送することもできる。この種のクロスフ
ロー膜フィルターの細孔の大きさが小さいなめ(限外濾
過の場きは0.001〜1μl、またはミクロ濾過の場
合は約0,1〜1μl)、固着または沈降したタンニン
または蛋白質が濾過中へ移行するのは確実に阻止される
これはむしろ滞留物と共に濾過サイクルが終了するまで
膜フィルターの未濾過液側をポンプ循環される。
その際安定剤を“むだに′°添加し、混濁物質と共に濾
過サイクルを終えたのち一過装置から除去しうる9本発
明において添加するためには特にポリビニル−ポリピロ
リドン(pvpp)およびシリカゲルが推奨される。
未濾過液が高い割合の混濁物質を含有する場合、混濁物
質によって膜が目詰りするのを防ぐために膜に粒状また
は繊維状の濾過助剤を添加すると膜フィルターの濾過効
率が高められる。
その際“粒状°′とは、規則的または不規則的な形状の
粒子からなり、未濾過液に溶解せず、膜内外圧の影響下
で互いに粒着または他の形で圧縮されない濾過助剤と解
される。このように、粒状粒子からなる濾過助剤は本発
明によればクロスフローによる逆流にもかかわらず、膜
表面に沿って堆積し、従って混濁物質からなる被li!
層が全体に形成されるのを防ぐことができる。
濾過助剤は有利には被膜層として膜表面に直接施すこと
ができる。これにより膜表面の細孔は混濁物質による目
詰まりから確実に保護される。その際被膜層は層厚1〜
20μl、特に1〜8μlである。すなわちこれは一般
的な意味でのフィルター層ではなく、本来の膜フィルタ
ー層に対する保護層である。
濾過助剤は濾過過程の開始前に膜表面に施しておくこと
ができる。これにより、もっばら濾過助剤からなり、混
濁物質の混入しない被膜層が得られる。これは、濾過サ
イクルの実施のためにまず本質的な割きの混濁物質を含
有しない媒質を膜に流し、その際被膜層を形成するため
に媒質に沢過助剤を添加し、次いで未濾過液を膜に供給
することにより行われる。この種の被膜層は、i濾過サ
イクルを濾過助剤が添加された水と共に行うことによっ
て部用に得られる。被膜層が得られると直ちに水を初期
流出液としてフィルターから押出し、そして未濾過液を
供給する。
濾過サイクルにそれ坦面の濾過サイクルのP液を導入し
、このP液に濾過助剤を添加すると、この種の濾過サイ
クルを特に自埋的に行うこともできる。すなわち被膜層
が、いわば再度濾過される際にwl、膜層を形成するP
液自体によって得られる。
その場き、比較的速やかに新たな未濾過液を添加するこ
とができ、従って濾過サイクルを速やかに、中断するこ
となく開始することができる。
多くの用途において未濾過液に濾過助剤を添加すること
が有利である。未濾過液中に存在する混濁物質が速やか
に混濁物質被膜層を形成する著しい傾向をもたない限り
、濾過サイクルをこの方法で行うことができる。この場
合、一定割合の混濁物質が混入した濾過助剤の被膜層が
形成される。
しかし、水またはP液を用いて実施することにより濾過
助剤からなる被WA層を形成したのち、さらに未濾過液
に連続的または非連続的に濾過助剤を添加する変法も可
能である。濾過助剤の粒子は場合により形成される混濁
物質層を撹乱するので、これはより透過性になる。さら
に粒状の濾過助剤は密な屑の形成を妨げ、従ってクロス
フロー逆流がより容易に混濁物質の堆積を溶解すること
ができる。
フィルター膜の細孔の大きさより大きな粒径をもつ濾過
助剤を施した場き、膜細孔の目詰まりがらの保護は特に
確実に保証される。特に1〜80μlの粒径が有用であ
ることが証明され、その際この範囲で粒径分布をたとえ
ば粒子の60〜80%が1〜4μlの範囲になるように
適宜選択することにより、濾過助剤を濾過すべき媒質お
よびそこに含有される混濁物質に関して最適なものにす
ることができる。濾過助剤としてケイソウ上を用いた場
き、特に良好な透過性および大きな一過表面が得られる
ある種の用途においてはパーライトの添加によって濾過
効率(膜表面積12当たりのP液量)を改良することが
できる。この種の濾過助剤としては相当する“粒状°°
の安定剤、たとえばpvppも添加される。これによっ
て、タンニンおよび蛋白質を含有する媒質において2種
の本質的な有利な効果が同時に得られる。すなわち濾過
助剤ないしは安定剤からなる被膜層の形成によって濾過
効率が本質的に高められ、膜細孔の目詰りが阻止される
。さらに、既知の安定化効果が利用され、すなわち未濾
過液中に含有されるタンニンまたは蛋白質が安定剤に結
合する。
従って本発明によれば、たとえばクロスフロー膜フィル
ターによるビールの一過および安定化を通常のケイソウ
上フィルター(たとえばB rauereiRu++d
scbau J g、90 N r、 1 / 2.1
979年1−2月、55−59頁および67−75頁に
記載)により予備濾過することなく行うことができる。
同時に安定化されることにより、濾過一および安定化装
置の構築および操作に際して著しい節約が達成される。
その自体一定の濾過性を示し、かつ膜細孔の目詰まりを
も阻止する有効な被膜層はケイソウ上のみでなく、繊維
状濾過助剤、たとえばセルロース繊維からも形成される
。そのほかさらに特定のケイ酸アルミニウム、バレイシ
ョデンブン、および媒質によっては活性炭も本発明のた
めの濾過助剤として好適である。
ある種の用途には種々の濾過助剤からなる混自物を添加
することも有利である。これによってたとえば濾過効率
を高めるのに有利なケイソウ上またはパーライトの特性
とpvppのタンニン結合性を組合わせることができる
これは少なくとも2種の濾過助剤を交互に装入した場合
に特に有利に達成される。これはたとえば下記により実
現しうる。濾過サイクルの実施に際し、まず混濁物質を
含有しない媒質を用いて、たとえばケイソウ上またはパ
ーライトからなる第1被膜層を膜表面に施す0次いで第
2材料、たとえばpvppを同様に実施前に添加するが
、または未濾過液に連続的に添加することができる。
最高0,5μm、特に約0.2μ腫の細孔直径をもつ膜
によりP遇する際には、膜表面を未濾過液が約3〜6m
/秒の流速で流れる場合、特に良好な結果が得られる。
この流速は一方では濾過助剤ないしは安定剤からなる十
分な被膜層の形成を可能にする。他方では濾過助剤被膜
層の表面の逆流は、乱流を生じ、場合により濾過助剤な
いしは安定剤の個々の粒子を含む混濁物質の沈殿を溶解
し、がっ被膜層の透過性を得るのにきわめて十分である
その際ミクロ濾過においては、膜内外圧、すなわち膜の
供給側すなわち未濾過液側と排出側すなわちP源側との
差圧が0.5バ一ル以上、特に1〜6バールである場合
に、確実に約1〜8μ贋の厚さの濾過助剤被膜層が形成
される。
限外濾過の場合は2バ一ル以上、特に3〜8バールの膜
内外圧が有効であることが証明された。
すなわち現在の技術水準においては大部分が、混濁物質
による細孔の目詰まりを避けるためには膜内外圧がミク
ロ濾過の場合は3バールを、限外濾過の場合は6バール
を越えるべきでないということに基づいていたが、本発
明に従った濾過助剤ないしは安定剤からなる被膜層の形
成によって、本質的により高い膜内外圧の採用が可能と
なり、それによって濾過効率が高まる。
クロスフロー濾過法を実施するための本発明装置におい
ては、膜が未濾過液を受容するための自由内径0.5〜
30ayrを示す場合に本発明方法は特に有効に利用さ
れる。この範囲の内径をもつ円筒形の膜における流動状
態は、逆流および乱流による混濁物質層の撹乱および溶
解と同時に、濾過助剤からなる被膜層の特に効果的な形
成を可能にする。
安定剤ないしは濾過助剤からなるか、または少なくとも
これが高い割き含有される、層厚数μsの薄い被膜層は
膜細孔内I\浸透せず、細孔−Fに密な層を形成するこ
ともないので、これは膜の洗浄に際して簡単に溶解する
。この溶解はたとえば濾過過程の終了後にフラッシし、
上部の流速を高め、もしくは反転することにより、また
は一定量のP液をP源側から未濾過液側へ押し戻す逆フ
ラッシにより行うことができる。混濁物質ないしは濃縮
物を除去する際に濾過助剤および/または安定剤も装置
から除去することができる。しかし安定剤を濾過システ
ムに保持しておき、たとえば膜の洗浄に際して同時にフ
ラッシし、再生すること、すなわち特に熱アルカリで処
理したのち滅菌することが有利である。こうして特に安
定剤としてのpvppを膜の再生と同時に再生すること
ができ、これによって経済的な再利用が可能となる。あ
るいはもちろん、回収された濾過助剤を別個の容器また
はクロスフロー濾過装置の作業槽に送り、ここで精製お
よび再生することもできる。
以下、本発明を図面に基づ〈実施態様においてより詳細
に説明する。
第1図は本発明の特色を備えた濾過装置の模式的フロー
チャートである。
第2図は濾過膜の模式図である。
第3図は第211による横配列の上面図である。
第4および4a図は安定剤からなる被膜層を備えたF1
a膜の模式的断面図である。
第5〜7図は膜表面の濾過助剤からなる被膜層の構造の
模式図である。
第1図によれば、濾過装置1はクロスフローフィルター
2を備えており、その出口3はポンプ5を備えた返送導
管4によってフィルター人口6と連結されている。作業
槽7からは濾過すべき媒質、この場合はビールが返送導
管4のポンプ9を経てフィルター2に供給される。フィ
ルター2において得られたP液は導管10を経て緩衝槽
19へ供給される。フィルター出口3において得られる
混濁物質、すなわち特に酵母は導管12を経て除去され
る。
安定剤としてpvppを添加するための添加容器14は
ポンプ14aを備えた導管15により返送導管4に連結
している。もちろん(媒質に応じて)他の安定剤、たと
えばゲイソウ土または流体状安定剤を添加することもで
きる。
添加容器14はさらに導管16によって作業槽7とも連
結している。
返送導管4は多方向コック17により導管18とも連結
可能であり、後者を通して水または洗浄液、たとえばア
ルカリおよび酸が、図示されていない設備から返送導管
4およびフィルター2I\装入される。
J″I過サクサイクル始するためには、多方向コック1
7を図示された位置となし、これにより返送導管4およ
びフィルター21\清水を供給する。さらにポンプ14
aを作動さぜ、弁V−1を開くと、安定剤が返送導管4
中l\添加される。ポンプ5により、安定剤を富化され
た水はフィルター2を通って送られる。清水はフィルタ
ー7の濾過膜を貫流し、その際膜表面にのちにさらに述
べるようにP V FI Pからなる披rusを形成す
る。゛′i濾過された′水は弁y−2およびv−3が開
いている場合は導管10および導管18を経て排出され
、除去される。フィルター2に目的とする披a層が形成
されると直ちに多方向コック17を閉じる。さらに弁■
1を閑じ、弁V −4を開き、そ)〜てポンプ9を始動
させる。これにより作業槽7からの未濾過液は返送導管
4を経てフィルター2へ送られる。導管10にはr液が
ある。水の初期流出液および水と混和1〜なP液が導管
18を経て押出されると直ちに弁V−3を閏じ、弁V−
’5を開くと、安定化され、濾過されたビールがN1衝
槽19/\送られる。
フィルター出口3で得られる混濁物質、すなわち酵母は
導管12を経て除去される。
未濾過液に同様に安定剤を添加するために弁■6を開く
と、安定剤は直接に作業槽71\送られる。あるいは安
定剤を直接に返送導管4およびフィルター2/\供給す
るために、弁V−1を開くこともできる。その際、安定
剤がタンニンまたは蛋白質を結合し、または沈降させる
のに十分な量で、必要な滞留時間において濾過前に未濾
過液と接触リーることか重要である。
さらに1種または数種の安定剤または濾過助剤を用いて
処理する場きは、添加容器14と同様な追加の添加容器
、ならびに作業槽7および/またはフィルター2ノ\の
相対する接続導管を備えることができる。理解しゃずく
するという理由から実施例ではpvpp用の添加容器1
4のみを示した9以上に水を用いる濾過サイクルの開始
を述べた。
その場合、明らかなように初期流出液中にF液の損失が
生じる。従ってこの装置では代わりに、緩衝槽19に集
められたiP液を用いて開始することらできる。このた
めには開始に際して弁V−7のみを開き、ポンプ20を
始動させ、多方向コック17を導管21がフィルター人
D 6と接続する位置にする。
その際水を用いて開始する場きと同様にフィルター2の
膜表面に安定剤および/または濾過助剤からなる被膜層
を形成するために、1個または数個の添加容器14から
安定剤および/または濾過助剤を添加することがてきる
。緩衝槽19からポンプ返送されるP液は混濁物質を含
まないので、この方法でフィルター2のフィルター膜の
表面に形成される被膜層は濾過助剤および、/まなは安
定剤のみからなり、混濁物質を含まない。水を用いて開
始するのに対し、P液を用いて開始する場合は弁■5を
開いたままにしておき、従って濾過サイクルはポンプ2
0を止めたのちポンプ9により未8j過液を供給するこ
とにより連続的に開始することができる。
濾過サイクルを終了する場合、たとえばまず多方向コッ
ク17を経て水を供給することにより、フィルター2か
らの炉液ないしは最終流出液を導管10を経て押出す、
続いて、たとえば弁V−3を開くことによりフィルター
2を水で逆フラッシし、フィルター2中にあった安定剤
および/または濾過助剤を滞留物と共に、弁V−,−1
0を開くことにより導管12を経て装置から排出するこ
とができる。
しかし特に有利には、導管18、多方向コック17およ
び/または弁8を経て洗浄後、たとえば熱アルカリを供
給することにより装置を洗浄する。その際フィルター2
中に存在するpvppが同時に洗浄および再生される。
洗浄およびフラッシしたのち、弁V−3を経て清水を供
給することにより、pvppを弁V−9が開いた状態で
導管15aを経てフィルター2がら添加容器14へ圧入
することができる。すなわちpvppの洗浄および再生
は装置自体の中で行うことができ、再生されたpvpp
は添加容器14中で後続の濾過サイクルに用いることが
できる。これは多くの用途において、安定剤を導管12
を経て別個の洗浄および再生容器く図示されていない)
へ排出する場合より経済的である。
上記のようにフィルター出口3とフィルター人口6を返
送導管4により連結する代わりに、フィルター2からの
返送を作業槽へ6行いうろことは自明である。その場合
未濾過液は既知の方法で作業槽7からフィルター2を通
ってポンプ送りされ、次いで作業槽7へ返送される。安
定剤の洗浄および再生のためには同様に滞留物(安定剤
と混和した混濁物質)を作業槽7へ返送し、そこで既知
の洗浄剤および再生剤、たとえば熱アルカリ、酸および
清水で処理することができる。その際混濁物質は溶出す
るので、次いでフィルター2ならびに導管10および1
8により再生用液体と共に排出される。安定剤はフィル
ター2に保持され、次いで上記の方法で添加容器14ヘ
ポンプ返送されるか、または導管1zを経て4JF出さ
れる。
第2および3図はフィルター2中に備えられたフィルタ
ーモジュール22を模式的に示し、これは多数のフィル
ター管23を示す、フィルター管23は内部にポリスル
ホンからなる微孔質膜を備えているにれはポリプロピレ
ン、セラミックなどからなる他の既知の膜によって置き
代えることもできる。この種のフィルタ−モジュール2
2自体は既知であり、たとえばストルクーワフイリン社
(オランダ、ゴレディイク)から提供される0個々のフ
ィルター管23はそれらの両端にプラスチック製エンド
ピース24が注入されている。ゴムガスケットその他の
シール素子中にも保持しうろことは自明である。プラス
チック製エンドピース24は流出開口25を備えたケー
シング管26に密着している。ケーシング管26は集液
管27内に配置され、従ってフィルター管の膜を透過し
たP液は流出開口25を通って集液管27により定めら
れる管内空間28へ導入され、ここから排出導管lO(
第1図)へ供給される。
その際未濾過液はフィルターモジュール22を矢印“U
”の方向へ貫流する。
実際には濾過装置の容量条件に応じて任意の数のフィル
ターモジュール22が平行におよび/または順次配列さ
れることは自明である。その際たとえば多数のフィルタ
ーモジュール22につき1個の共通の集液管が備えられ
ていてもよく、または数個の集液管27が1個の供給導
管および排出導管に連結し、これが第1図のフィルター
人口6およびフィルター出口3を形成してもよい。同様
に数個の集液管27のP液排出口をまとめることもでき
る・第3図によるフィルターモジュール22の上面図か
ら、フィルター管23がエンドピース24内に規則的に
配列されていることが分かる。
第4図は微孔質ポリスルホン膜29上に上記の処理経過
に従ってpvppからなる層31を施した実施態様を示
す0層31によって@細孔は目詰まりから保護され、そ
の際極微小pvpp層の多孔率が高いため、高い貫流速
度が保証される。
層31上に、混濁物質および混濁物質層に埋込まれたp
vpp粒子からなる層33が形成される。
PVPPは未濾過液中に前記の方法で連続的に添加され
る。
上記実施態様においてpvppを添加することにより、
タンニン含有媒質の濾過に際して既知の安定化効果が生
じる。すなわちポリフェノール類がpvppに活きする
。さらにPVPPは混濁物質中で膜29の細孔に対し付
加的な保護作用を示す。
そして最後に、未濾過液中に含有され、混濁物質層33
中に堆積したpvpp粒子はこの層33を持続的に撹乱
する。すなわちまずpvpp粒子により層33中に仮の
流路が生じ、これを通って未濾過液が115!29へ流
れることが可能となる。他方では、突出したpvpp粒
子により乱流が生じ、これが層33を撹乱する作用を示
す。これにより層33が閉鎖的な、濾過効率を本質的に
低下させる形をとることが確実に阻止される。
本発明に従って安定剤を使用することにより、膜フィル
ターを用いて、たとえばビールまたは果汁を予備濾過な
しに通常のゲイソウ土フィルター(たとえばキャンドル
フィルターまたは層フィルター)により1工程で濾過お
よび安定化することができるフィルター性能が得られる
。層31が前記特性のケイソウ土、パーライトまたは他
の濾過助剤の添加によっても得られることは自明である
数個の添加容器14により(または1個の容器中で予備
inキすることにより)、濾過助剤および安定剤からな
る混き物を作業槽7および/または返送導管4へ供給す
ることもできる。
その混濁物質が過度に堅固な被J!!層を形成する傾向
を示さない媒質の場合、ならびに膜内外圧を相応の大き
さに定め、および未濾過液の流速が最適である堝き、安
定剤および/または濾過助剤のみからなる層31(第4
図)を施すことなく、連続的に添加される濾過助剤によ
って層33を撹乱することで十分である。
第11a図はフィルター管23を断面で示す。前記のよ
うにこの場自最高0.5μmの細孔の大きさをもつ微孔
質膜29が多孔質の支持管30の内壁に固着している。
未濾過液はフィルター管23を矢印” u ”の方向に
貫流する。その際、膜内外圧によって1濾過は膜29を
通り、次いで支持管30を通って押出される。膜29上
にはケイソウ上からなる被膜層31が堆積しており、こ
れは膜29の細孔を未濾過液中に含有される混濁物質に
よる目詰りから保護する。その際被膜層31は約1〜8
μmの層厚を示し、これは対応する粒径分布の濾過助剤
を装入することを前提とする。その場合、10μ瀧以上
の粒子を一定割合金む一過助剤を用いても、フィルター
管23中の流速がこれに相当する場きは本質的にこれよ
り厚い被JIi[は形成されないことが証明された。こ
れより大きな濾過助剤粒子は明らかに持続的に堆積する
のではなく、まず第1に混濁物質層を撹乱する。これに
ついてはのちにさらに説明する(第4および4a図にお
いて支持管30.1li29および被膜層31は尺度に
忠実ではなく模式的に示したにすぎない)。
第5図は、膜29上にケイソウ上からなる濾過助剤被膜
31を施した実施態様である。被膜層31によって膜細
孔は目詰まりから保護され、その際極微小ケイソウ上被
膜層の多孔率が高いことによって高い貫流速度が保証さ
れる。
被膜層31上に混濁物質および混濁物質層に埋込まれた
pvpp粒子からなる層33が形成される。
PVPPは未濾過液に既知の方法で連続的に添加される
第5図による実施態様においてPVPPの装入によって
、タンニン含有媒質の濾過に際し既知の安定化効果が生
じる。すなわちポリフェノール類がpvppに結自する
。さらにpvppは混濁物質中において膜29の細孔に
対しr;を前約な保護作用を示す。そして最後に、未濾
過液中に含有され、混濁物質1!33中に堆積したpv
pp粒子はこの層33を持続的に撹乱する。すなわちま
ずpvpp粒子により層33中に仮の流路が生じ、これ
を通って未濾過液が膜29/\流れることが可能となる
。他方では、突出したP V PP粒子により層33が
閉鎖的な、濾過効率を本質的に低下させる形をとること
が確実に阻止される9 本発明に従って安定剤を使用することにより、膜フィル
ターを用いて、たとえばビールまたは果汁を予備濾過な
しに通常のケインウ上フィルター(たとえばキャンドル
フィルターまたは眉フィルター)により1工程で濾過お
よび安定化することができるフィルター性能が得られる
。その際pvppの添加によってタンニン含有媒質がさ
らに同時に安定化される。
第6図による実施態様においては、膜29上にパーライ
トからなる被膜層31が施される。これによれば特定の
用途においてケイソウ上により得られるより高い濾過効
率が得られる。パーライトも膜29の細孔を混濁物質に
よる目詰まりから保護するのに適している。パーライト
被[M31上に混濁物質およびパーライト粒子からなる
N133が堆積し、この粒子が第5図による実施態様と
同様に層33を撹乱し、透過性を保持する。
第7図による実施態様の場h、膜29上に直接に、混濁
物質および埋込まれたケイソウ上粒子からなる層33が
堆積する。ケイソウ上粒子は層33中において前記の流
路形成作用を示す。その混濁物質が過度に堅固な被膜層
を形成する傾向を示さない媒質の場き、ならびに膜内外
圧Ptransを相応する大きさに定め、および未濾過
液の流速Vquerが最適である場合、濾過助剤のみか
らなる層31(第5および6図)を施すことなく、連続
的に添加される濾過助剤によってjli33を撹乱する
ことで十分である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特色を備えた濾過装置の模式的フロー
チャートである。 第2図は濾過膜の模式図である。 第3図は第2図による膜配列の上面図である。 第4および4a図は安定剤からなる被膜層を備えた濾過
膜の模式的断面図である。 第5〜7図は膜表面の濾過助剤からなる被膜層の構造の
模式図である。 各図において記号は下記のものを表わす。 に濾過装置        2:フィルター3:出口 
        6:入口 5 、9.14a、17,20:ポンプ 7:作業槽(
未濾過液)14:添加容器(濾過助剤、安定剤) 19:緩衝槽        V−1〜V−10:弁2
2:フィルターモジュール 23:フィルター管24:
エンドビース     25:開口26:ケーシング管
     27:集液管30:支持管        
31:濾過助剤被膜層33:混濁物質および濾過助剤か
らなる層外3名 28:管内空間       29:フィルター膜な面
の浄書1:内容に変更なし) 苓′U″ 第4 図 第5 図 を 實 ↓ ↓ ↓ 第6 ム 第7 手 続 補 正 書(方力 1゜ 事件の表示 平成1年特許願第182369号 2゜ 発明の名称 液状媒質のp過および安定化法、安定剤の使用、安定化
−および濾過法を実施するための装置、ならびにその装
置の操作法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 名 称  フィルトロクスーヴエルク拳アクチェンゲゼ
ルシャフト 4、代理人 住 所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手
町ビル 206区 氏 名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、未濾過液を限外濾過またはミクロ濾過の領域におい
    て安定剤の存在下でのクロスフロー膜濾過により濾過お
    よび安定化することを特徴とする、混濁物質ならびにタ
    ンニンおよび/または蛋白質を含有する液状媒質、すな
    わち特にビール、ワインまたは果汁の未濾過液の濾過お
    よび安定化法。 2、安定剤を未濾過液に連続的に添加することを特徴と
    する、請求項第1項に記載の方法。 3、安定剤を未濾過液と共にクロスフロー濾過装置の膜
    フィルターにポンプ循環することを特徴とする、請求項
    第1項または第2項に記載の方法。 4、安定剤を濾過サイクルの終了後に混濁物質と共に濾
    過装置から排出することを特徴とする、請求項第1項な
    いし第3項のいずれかに記載の方法。 5、安定剤がPVPPであることを特徴とする、請求項
    第1項ないし第4項のいずれかに記載の方法。 6、安定剤として蛋白質沈殿剤および/または蛋白質結
    合剤、特にシリカゲルを未濾過液に添加し、結合した蛋
    白質ないしは沈殿物を混濁物質ないしは滞留物と共に濾
    過装置から除去することを特徴とする、請求項第1項な
    いし第4項のいずれかに記載の方法。 7、膜細孔を混濁物質による目詰まりに対し保護するた
    めに、膜に粒状または繊維状の濾過助剤を供給すること
    を特徴とする、請求項第1項ないし第6項のいずれかに
    記載の方法。 8、濾過助剤を未濾過液と共に供給することを特徴とす
    る、請求項第7項に記載の方法。 9、濾過助剤を少なくとも一部は濾過の開始前に、本質
    的な割合の混濁物質を含有しない媒質に供給することを
    特徴とする、請求項第1項ないし第7項のいずれかに記
    載の方法。 10、安定剤が濾過助剤である、請求項第1項ないし第
    9項のいずれかに記載の方法。 11、濾過助剤がケイソウ土である、請求項第1項ない
    し第9項のいずれかに記載の方法。 12、濾過助剤がパーライトである、請求項第1項ない
    し第9項のいずれかに記載の方法。 13、限外濾過またはミクロ濾過の領域におけるタンニ
    ン含有媒質、特にビール、ワインまたは果汁のクロスフ
    ロ一膜濾過に際し、未濾過液に粒径1〜300μmのタ
    ンニン結合性安定剤、特にポリビニル−ポリピロリドン
    を、安定剤および濾過助剤として混入使用する方法。 14、未濾過液が貫流する多数の濾過膜(23)を備え
    たクロスフローフィルター(2)、これらの膜を囲む、
    濾液を排出するための設備(26、27)、ならびに未
    濾過液を膜に貫流循環させるための導管−およびポンプ
    設備(4、5)であって、これらの設備が膜(22また
    は23)の両側に接続しているもの、ならびにそこから
    未濾過液を膜に供給しうる少なくとも1個の作業槽(7
    )、ならびに安定剤および/または濾過助剤を未濾過液
    に混入するための設備(14、14a)を特徴とする、
    特に請求項第1項ないし第12項のいずれかに記載の方
    法による安定化−および濾過法を実施するための装置。 15、膜(23)が円筒形であり、未濾過液を受容する
    ための自由内径0.5〜30mmを示すことを特徴とす
    る、請求項第14項に記載の装置。 16、特にフラッシ、熱アルカリを用いる洗浄、および
    滅菌による周期的な膜の洗浄に際して、安定剤が装置中
    で同時に洗浄および再生されることを特徴とする、請求
    項第14項に記載の装置の操作法。 17、安定剤が洗浄液と共に膜の未濾過液側をポンプ循
    環され、その際洗浄および再生されることを特徴とする
    、請求項第16項に記載の方法。 18、安定剤が洗浄または再生のために膜循環から洗浄
    容器へ送られ、そこで処理されることを特徴とする、請
    求項第14項または第15項に記載の方法。 19、安定剤が洗浄または再生のために膜循環から作業
    槽へ送られ、そこで特にアルカリまたは酸を用いて処理
    することにより洗浄および再生されることを特徴とする
    、請求項第14項または第15項に記載の方法。
JP1182369A 1988-07-15 1989-07-14 液状媒質の濾過および安定化法、安定剤の使用、安定化―および濾過法を実施するための装置、ならびにその装置の操作法 Pending JPH02150263A (ja)

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