JPH07256283A - クロスフロー式膜分離型水処理装置 - Google Patents

クロスフロー式膜分離型水処理装置

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JPH07256283A
JPH07256283A JP6056398A JP5639894A JPH07256283A JP H07256283 A JPH07256283 A JP H07256283A JP 6056398 A JP6056398 A JP 6056398A JP 5639894 A JP5639894 A JP 5639894A JP H07256283 A JPH07256283 A JP H07256283A
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JP
Japan
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raw water
water
microorganisms
filtration
carrier
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JP6056398A
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English (en)
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Hiroshi Yorita
浩 寄田
Yuji Kamei
裕二 亀井
Takashi Yoshikawa
隆志 吉川
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Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
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Publication date
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 河川水等を直接導入しても濾過膜の目詰まり
が生じ難く、且つ浄水処理設備全体の小型化が可能な膜
分離型水処理装置を提供する。 【構成】 循環経路内に微生物固定用担体24が備えら
れているため、原水中に含まれていた微生物は、微生物
固定用担体24の表面および開気孔内面に固定されてそ
こで大量に増殖する。そのため、循環させられている原
水中の微生物の濃度は低くなり、微生物に起因する濾過
膜の目詰まりは生じ難くなる。一方、有機物質等の懸濁
物は、原水が循環させられている間に繰り返し微生物固
定用担体24内を通過させられるため、徐々にその微生
物固定用担体24に固定された微生物に分解される。し
たがって、大規模な生物接触槽等による前処理を行うこ
となく、濾過膜26の目詰まりが生じ難くなるため、河
川水等の原水を濾過する場合にも比較的処理効率の低下
が小さく、設備の小型化が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浄水処理等に用いるク
ロスフロー式膜分離型水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、汚染された原水を浄水化する方法
として、原水に凝集剤を加えて不純物を凝集・沈殿さ
せ、急速濾過を行う方法や、原水に好気的な生物処理を
施した後、凝集・沈殿・砂濾過を行う方法等が行われて
きたが、これらの方法では大規模な設備を要すると共
に、凝集・沈殿や生物処理等に時間を要して処理効率が
低いという問題があった。そのため、これらの方法に代
わるものとして、逆浸透膜、精密濾過膜、限外濾過膜等
の濾過膜を有する濾過器を備えた膜分離型水処理装置に
よる浄水処理方法が検討されている。この膜分離型水処
理装置によれば、微小な細孔を有する濾過膜によって原
水中の不純物が除去されるため、濾過に先立って不純物
を凝集・沈殿させることが不要であると共に、高い処理
効率が得られ、また、必要な設備も比較的小さくなる。
上記の膜分離型水処理装置の一つとして、濾過膜によっ
て分離された第1室および第2室を有する濾過器を備
え、第1室を通る循環経路内で原水を循環させることに
より、第2室側へ処理水を取り出す形式のクロスフロー
式濾過が知られている。このクロスフロー式濾過によれ
ば、原水が濾過膜表面を流通させられることにより、濾
過中にもその濾過膜表面が洗浄されるため、目詰まりが
生じ難く、高い処理効率が長期間に亘って維持されると
共に、凝集、沈殿等の前処理が不要となる。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、上記のクロス
フロー式膜分離型水処理装置によって浄水処理を行う場
合に、河川水等の原水を直接膜分離装置に導入すると、
原水中に含まれる有機物質等の懸濁物や微生物等が循環
経路内で濃縮されることによって濾過膜の目詰まりが生
じ易くなるため、長時間に亘って濾過を行うと濾過速度
の著しい低下が生じる。したがって、高い濾過速度を維
持するためには濾過膜の洗浄或いは交換を頻繁に行う必
要があり、管理に手間を要すると共に運転コストが比較
的高くなるという問題があった。
【0004】これに対し、上記の濾過膜の目詰まりや微
生物の増殖を生じ難くするために、原水を膜分離装置に
導入するに先立って生物接触濾過等の前処理を行うこと
が考えられている。生物接触濾過とは、微生物担体を充
填した容器内へ原水を通水させることによって上記懸濁
物を分解除去するものであり、これにより懸濁物が分解
されて濾過膜の目詰まりが生じ難くなると共に、クロス
フロー式濾過においても原水中の微生物が微生物担体に
固定されて循環経路内に入らないため濾過速度の低下が
生じ難くなる。ところが、上記の生物接触濾過による懸
濁物の分解除去は生物反応に依存するため長時間を要
し、充分な接触時間を確保するためには大きな設備が必
要であるという問題があったのである。このことは、特
に浄水場のような大規模な浄水処理を行う場合に顕著と
なる。
【0005】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであって、その目的は河川水等を直接導入しても
濾過膜の目詰まりが生じ難く、且つ浄水処理設備全体の
小型化が可能なクロスフロー式膜分離型水処理装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明の要旨とするところは、濾過膜によって分離
された第1室および第2室を有する濾過器と、その濾過
器の第1室を通る循環経路と、その循環経路内で原水を
循環させる原水循環ポンプとを備え、前記濾過器の第2
室側へ処理水を取り出すクロスフロー式膜分離型水処理
装置であって、前記循環経路内に、微生物固定用担体が
備えられていることにある。
【0007】
【作用および発明の効果】このようにすれば、クロスフ
ロー式膜分離型水処理装置の循環経路内に微生物固定用
担体が備えられているため、有機物質等の懸濁物や微生
物等が含まれる河川水等の原水を直接導入した場合に
は、原水を循環経路内で循環させている間に上記微生物
が微生物固定用担体に固定され、その微生物固定用担体
内で増殖する。そのため、循環させられている原水中の
微生物の濃度は低くなり、微生物に起因する濾過膜の目
詰まりは生じ難くなる。一方、有機物質等の懸濁物は、
原水が循環させられている間に繰り返し微生物固定用担
体内を通過させられるため、徐々にその微生物固定用担
体に固定された微生物に分解される。
【0008】すなわち、原水が循環経路内で1回循環さ
せられる際の有機物質等の懸濁物と微生物固定用担体と
の接触時間は極めて短時間となるが、原水が循環させら
れることにより繰り返し接触させられるため、その総時
間が微生物により懸濁物が分解されるために十分な時間
となり、従来のようにクロスフロー濾過の前処理として
大規模な生物接触槽による処理を行う必要がない。した
がって、循環経路内で循環させられる原水中の懸濁物や
微生物が減少するため、濾過膜の目詰まりが生じ難くな
り、河川水等の原水を濾過する場合にも高い処理効率が
長期間に亘って維持されると共に、浄水処理設備全体の
小型化が可能となるのである。
【0009】なお、上記微生物固定用担体には、当初か
ら微生物が固定されているものを用いても良いが、有機
物質等の懸濁物を含む原水中にはその有機物質を分解す
る微生物(すなわち、その原水を処理するために適した
微生物)が含まれており、原水が循環させられる過程で
微生物固定用担体に徐々に固定されるため、予め微生物
を固定しておく必要はない。また、何れにしても、微生
物固定用担体に固定された微生物は、循環させられる原
水中に含まれている有機物質等の量に応じて次第に増殖
するため、膜分離型水処理装置が長時間運転されるうち
に、微生物固定用担体には十分な量の微生物が固定され
ることとなる。
【0010】上記微生物固定用担体としては、原水の循
環により破壊されない強度を備え、且つ表面或いは内部
に微生物を固定できるものであれば特に材質・形状を問
われないが、処理効率の面からは多量の微生物を固定で
きる方が好ましく、表面積の大きいものが好ましい。ま
た、膜分離型水処理装置の小型化のためには、全体の容
積を小さくするために比表面積(表面積/容積)が大き
い方が良い。例えば、粒状、ハニカム形状を有する多孔
質のエポキシ樹脂やセラミックス、発泡ガラス等が好ま
しく、中でも平均細孔径25〜50μm、10〜100
μmの細孔が全体の70%以上、気孔率が30%以上の
ハニカム状、粒状セラミックスが好ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の膜分離型水処
理装置10の構成を示す図である。膜分離型水処理装置
10は、クロスフロー方式により原水を濾過して浄水を
得るものであり、供給される原水を貯える原水タンク1
2、濾過器14、循環ポンプ16を備えてその原水タン
ク12と濾過器14の一端とを接続する原水供給路1
8、および濾過器14の他端と原水タンク12とを接続
する濃縮水路20とを備えており、原水タンク12に貯
えられた原水は、上記循環ポンプ16の作動により上記
原水供給路18および濃縮水路20を通って循環させら
れる。本実施例においては、上記原水供給路18および
濃縮水路20が循環経路に対応している。
【0013】上記原水タンク12内には、例えばステン
レス製のケース22内に収められた多数の微生物固定用
担体24が備えられている。微生物固定用担体24は、
例えば直径5mm程度の大きさの粒状で、見掛け気孔率
40%以上、平均気孔径25〜35μm、10〜100
μmの気孔の比率が70%以上とされた、多数の開気孔
を備える多孔質のシリカ・アルミナ系セラミックスであ
り、例えば45リットルの原水タンク12に対して容積
にして18.5リットル程度がケース22内に収められ
ている。また、上記ケース22は、例えば1mm程度の
目の大きさの網により構成されており、そのケース22
全体すなわち微生物固定用担体24全体が原水タンク1
2内の原水に浸され、且つ原水がケース22の一部分に
偏って流れないようにその底面が原水タンク12の内側
底面から所定の距離離隔して固定されている。なお、上
記ケース22の目の大きさは、微生物固定用担体24を
保持するために充分小さく、且つ原水の流動抵抗が比較
的小さい大きさにされている。
【0014】また、濾過器14は、濾過膜26によって
分離された第1室28および第2室30を備えたもので
あり、例えば多孔質のアルミナセラミックスから成って
軸方向に多数の貫通穴を備えた円柱状の所謂マルチチャ
ンネルタイプのフィルタが、ステンレス等から成るケー
ス内に収められて構成されている。上記フィルタは、例
えば平均細孔径が0.2μm程度の上記濾過膜26が上
記多数の貫通穴の内周面に設けられて、0.5m2 程度
の濾過面積を備えたものである。また、前記原水供給路
18は、上記濾過器14の第1室28の一端に接続され
ており、前記濃縮水路20は、その第1室28の他端に
接続されている。すなわち、原水は濾過器14の第1室
28を通って循環させられている。また、濾過器14の
第2室30には、濃縮水路20側の端部に処理水路32
が、原水供給路18側の端部に逆洗路34が接続されて
おり、濾過膜26を通って第2室30に浸透する処理水
は、上記処理水路32を通って処理水タンク36に貯え
られる。この処理水タンク36内に貯えられた処理水
は、送液ポンプ38によって三方弁40を介して次工程
に送られる。この三方弁40は、上記の逆洗路34にも
接続されている。
【0015】また、原水供給路18の原水タンク12と
循環ポンプ16との間には、分岐路42および開閉弁4
4が設けられており、必要に応じて開弁されることによ
り循環経路内の原水が分岐路42から排出される。ま
た、循環ポンプ16と濾過器14との間には開閉弁46
が、濃縮水路20には開閉弁48が、処理水路32には
開閉弁50がそれぞれ設けられている。また、原水供給
路18には、循環経路内に空気を取り込む場合に用いら
れる開閉弁52が設けられている。なお、上記濃縮水路
20に設けられている開閉弁48は、循環経路内の原水
の流量および濾過器14の第1室28の圧力の調節を行
うためのものであり、処理水路32の開閉弁50は、逆
洗処理等を行う際に閉じられるものである。
【0016】上記の構成の膜分離型水処理装置10によ
る浄水処理を以下に説明する。まず、原水タンク12に
は図示しない原水供給源から例えば有機物質等の懸濁物
を含有する河川表流水等の原水が供給される。原水タン
ク12に充分な量の原水が供給され、微生物固定用担体
24を通って原水タンク12の底面にまで原水が浸透し
た後、循環ポンプ16の運転が開始され、原水は、原水
供給路18を通って濾過器14の第1室28に送られ、
濃縮水路20を通って原水タンク12に戻されることで
循環経路内で循環させられる。なお、このとき上記開閉
弁44は閉じられ、開閉弁46および開閉弁50は開か
れ、開閉弁48は所定量開かれている。また、開閉弁5
2は、循環経路内で増殖させる微生物が好気性微生物で
ある場合には開かれ、嫌気性微生物である場合には閉じ
られている。また、上記開閉弁48の開弁量は、濾過圧
力(すなわち、原水供給路18および濃縮水路20にお
ける原水の圧力の平均値)が0.5kg/cm2 、膜面
流速(原水の循環流量/濾過器14の流通断面積)が
3.5m/sの状態で原水が循環させられるように設定
されている。上記の循環過程において、濾過器14の第
1室28には原水によって圧力が加えられるため、原水
は濾過膜26の細孔から浸透し、濾過が行われる。第2
室30に浸透した処理水は、処理水路32を通って処理
水タンク36内に貯えられ、随時送液ポンプ38によっ
て次工程に送られる。一方、上記のように濾過が行われ
た結果、濃縮水路20を通って循環させられる原液は、
懸濁物の濃度が高い濃縮液となっている。
【0017】上記浄水処理の過程において、浄水の回収
量と同量の原水が図示しない原水供給源から補給される
ことにより、原水タンク12内の原水は略一定の水位が
保たれている。なお、浄水処理は上述のようにクロスフ
ロー方式で行われるため、原水の流通によって濾過膜2
6の第1室28側に面する表面の目詰まりは比較的生じ
難いものとされているが、例えば12時間程度の所定の
時間間隔で第2室30から第1室28側へ処理水を逆流
させる逆洗処理が行われることによって濾過膜26の目
詰まりが除去され、比較的高い濾過速度が保たれてい
る。また、上記の浄水処理においては、循環させられる
原水中の懸濁物の濃度が徐々に高くなるため、上述のよ
うに目詰まりの除去がされても、濾過負荷が徐々に高く
なって濾過速度の低下が生じる。そのため、所定の処理
水回収率(処理水回収量/原水供給量)、例えば98%
程度が得られるように定められた所定の時間間隔、例え
ば24時間毎に開閉弁46を閉じるか或いは循環ポンプ
16を停止すると共に、開閉弁44を開けることにより
循環経路内の濃縮された原水が前記逆洗処理と同時に或
いは独立した周期で排出される。
【0018】ところで、上述の浄水処理の過程において
処理される、有機物質等の懸濁物を含む河川水等の原水
には、通常、その有機物質等を好適に分解する微生物が
共に含まれている。しかしながら、例えば図2に示すよ
うな微生物固定用担体24が備えられていない従来の膜
分離型水処理装置54においては、一定時間内にその微
生物と接触する有機物質等の量、言い換えれば有機物質
等の微生物との接触時間は極めて少なく、この微生物に
よる有機物質等の分解は生物反応であって充分な分解が
進むためには多大な時間を要することから、上記微生物
による有機物質等の充分な分解は期待できなかった。ま
た、原水供給路18および濃縮水路20の内壁面で増殖
した微生物は、原水の流通によってその内壁面から剥離
され、元々原水中に含まれていたものと共に循環経路内
を循環させられることとなる。したがって、これらの分
解されない有機物質等および微生物によって濾過膜26
の目詰まりが生じ易く、図3に破線で示すように時間の
経過に伴って濾過速度が大きく低下したのである。そし
て、微生物による有機物質等の分解を行うためには、従
来では、クロスフロー式濾過の前処理として大規模な生
物接触槽による処理を行う必要があったのである。
【0019】これに対して、本実施例によれば、循環経
路内に微生物固定用担体24が備えられているため、原
水中に含まれていた微生物は、その微生物固定用担体2
4の表面および開気孔内面に固定されてそこで大量に増
殖する。そのため、循環させられている原水中の微生物
の濃度は低くなり、微生物に起因する濾過膜の目詰まり
は生じ難くなる一方、有機物質等の懸濁物は、原水が循
環させられている間に繰り返し微生物固定用担体24内
を通過させられるため、徐々にその微生物固定用担体2
4に固定された微生物に分解される。すなわち、原水が
循環させられることにより有機物質等の懸濁物と微生物
とが繰り返し接触させられるため、微生物により懸濁物
が十分に分解され、従来のようにクロスフロー式濾過の
前処理として大規模な生物接触槽による処理を行う必要
がない。したがって、循環経路内で循環させられる原水
中の懸濁物や微生物が減少するため、濾過膜26の目詰
まりが生じ難くなり、図3に実線で示すように、河川水
等の原水を濾過する場合にも比較的濾過速度すなわち処
理効率の低下が小さく、且つ浄水処理設備全体の小型化
が可能となるのである。
【0020】更に、上記のように微生物が循環経路内で
好適に増殖させられる結果、原水中の栄養素が極めて少
なくなり、循環経路内の原水供給路18等のパイプ内壁
面等での藻類の発生が少なくなる。
【0021】また、本実施例においては、微生物固定用
担体24は、循環経路内において最も原水の流通速度が
緩やかである原水タンク12中に備えられているため、
微生物固定用担体24に固定された微生物は一層剥離さ
れ難い。
【0022】また、本実施例によれば、微生物固定用担
体24は濾過器14の濃縮水路20側すなわち出口側端
部と循環ポンプ16との間に備えられているため、微生
物固定用担体24が備えられていることに起因する循環
経路内の圧力損失、すなわち、濾過器14内に圧送され
る原水の圧力の低下が比較的小さくされ、濾過速度の低
下を招かない。
【0023】また、微生物固定用担体24として、多孔
質の材料が用いられているため、多量の微生物がその気
孔内に固定されて有機物質の分解が一層促進されると共
に、その材料がシリカ・アルミナ系セラミックスであっ
て、比較的機械的強度と剛性が高いため、前記濾過圧力
を比較的高くして処理効率を高くすることが可能である
と共に、高い耐熱性と耐薬品性を備えているため、加熱
や薬品処理等によって微生物固定用担体24に付着した
老廃物等を容易に除去し、再生することが可能である。
【0024】また、微生物固定用担体24は粒状であっ
て、ケース22内に多数収められているため、循環させ
られる原水はその球形の微生物固定用担体24相互間の
隙間を通って流通し易く、原水の循環に対する抵抗が小
さくなると共に、原水タンク12内での原水の進路は複
雑に屈折させられることになって、有機物質等の懸濁物
が微生物に確実に、且つ長時間接触させられ、有機物質
等の分解が一層確実に行われる。
【0025】また、濾過膜26がアルミナ・セラミック
スで構成されているため、比較的機械的強度と剛性が高
く、循環経路内の圧力を高くして処理効率を高くするこ
とが可能となると共に、目詰まりが生じた場合に行う逆
洗の圧力を高くして目詰まりの除去を一層確実に行うこ
とが可能となる。また、アルミナ・セラミックスは高い
耐熱性と耐薬品性を備えているため、目詰まりの除去を
加熱や薬品処理等によって行うことも可能となる。
【0026】なお、前記の図3のグラフは、逆洗を12
時間間隔で行うと共に、所定の時間間隔(2000時間
までは24時間毎、以後は48時間毎)で濃縮された原
水を排出する他は、原水タンク12の洗浄や濾過器14
の洗浄・交換等を行わないで連続的に浄水処理を行った
結果を示すものである。図から明らかなように、200
時間程度経過するまでは本実施例の膜分離型水処理装置
10によった場合も従来の膜分離型水処理装置54によ
った場合も濾過速度に大きな差がないが、従来の膜分離
型水処理装置54による場合は、200時間以降徐々に
濾過速度が低下し、1000時間程度で本実施例の膜分
離型水処理装置10による場合の半分程度の濾過速度と
なる。すなわち、本実施例によれば、時間の経過に伴っ
て微生物固定用担体24に固定された微生物が増殖し、
有機物質等の懸濁物の分解量が徐々に増加するため濾過
速度の低下が小さいが、従来の膜分離型水処理装置54
の場合は、循環経路内での有機物質等の懸濁物の分解が
なく、また、微生物が循環経路内を流通させられるた
め、濾過負荷が大きくなって濾過速度の低下が著しいの
である。
【0027】図4は、本発明の他の実施例の膜分離型水
処理装置56の構成を示す図である。なお、本実施例に
おいて前述の実施例の膜分離型水処理装置10と共通す
る部分には、同一の符号を付して説明を省略する。この
膜分離型水処理装置56においては、原水タンク12が
循環経路外に設けられており、原水は、原水タンク12
から昇圧ポンプ58を介して循環経路内の原水補給路6
0に送られる。本実施例においては、原水供給路18、
濃縮水路20、および原水補給路60によって循環経路
が構成されている。上記濃縮水路20と原水補給路60
との間には、例えばステンレス等から成る円筒状のケー
ス62が備えられており、そのケース62内には、前述
の実施例と同様な球形の微生物固定用担体24が保持さ
れている。上記ケース62の濃縮水路20および原水補
給路60とにそれぞれ接続されている両端部には、例え
ばステンレス製の網等から成る保持部材64,64が取
り付けられており、これにより微生物固定用担体24の
循環経路内への流出が阻止されている。
【0028】上記の膜分離型水処理装置56において
は、原水タンク12に供給された原水は、昇圧ポンプ5
8によって原水補給路60から循環経路内に送られ、循
環ポンプ16によって循環させられる。循環過程におい
て濾過器14から処理水が回収されることにより減少す
る循環経路内の原水量は、昇圧ポンプ58が作動させら
れることにより補給され、これにより循環経路内の原水
量は略一定に保たれ、略一定の膜面流速で濾過が行われ
る。
【0029】本実施例においても、循環経路内に微生物
固定用担体24が備えられているため、前述の実施例と
同様に原水中の微生物はその微生物固定用担体24に固
定されて増殖する。そのため、循環経路内の微生物量が
減少すると共に、原水が循環されている間にその原水中
に含まれている有機物質等の懸濁物が、その増殖した多
量の微生物に繰り返し接触させられることにより分解さ
れて減少する。したがって、濾過膜26の目詰まりが生
じ難くなって高い濾過流速が長時間に亘って維持される
のである。
【0030】また、本実施例においても、微生物固定用
担体24は濃縮水路20と原水補給路60との間、すな
わち濾過器14の出口側端部と循環ポンプ16との間に
備えられているため、微生物固定用担体24が備えられ
ていることに起因する循環経路内の圧力損失、すなわ
ち、濾過器14内に圧送される原水の圧力の低下が比較
的小さくされ、濾過速度の低下を招かない。
【0031】図5は、前述の図1および図4に示す実施
例の膜分離型水処理装置10および56に薬品洗浄装置
が備えられた膜分離型水処理装置66の要部構成を示す
図である。図において、原水供給路18および濃縮水路
20の左側には、それぞれ循環ポンプ16、および原水
タンク12或いはケース62が接続されているが、その
部分は図1或いは図4と同様の構成であるため省略して
示している。薬品洗浄装置は、洗浄剤68が貯えられた
薬品タンク70、薬洗ポンプ72が備えられた洗浄剤供
給路74、濾過器14の第1室および第2室からそれぞ
れ洗浄剤68を回収する第1回収路76および第2回収
路78、原水供給路18に上記洗浄剤供給路74を接続
するための三方弁80、濃縮水路20に第1回収路76
を接続するための三方弁82、処理水路32に開閉弁5
0に代えて設けられてその処理水路32と第2回収路7
8とを接続するための三方弁84とから構成されてい
る。
【0032】上記の膜分離型水処理装置66によって河
川水等の原水の処理を行うに際しては、三方弁80は、
循環ポンプ16と濾過器14とを接続するが洗浄剤供給
路74を接続しない位置に、三方弁82は、濾過器14
と原水タンク12或いはケース62とを接続するが第1
回収路76を接続しない位置に、三方弁84は、濾過器
14と処理水タンク36とを接続するが第2回収路78
を接続しない位置に、それぞれ切り換えられている。そ
して、原水は前述の循環経路内を同様に循環させられ
て、処理水が処理水タンク36に回収される。
【0033】一方、濾過器14の濾過膜26の薬品洗浄
の必要が生じた場合には、薬洗ポンプ72を運転すると
共に、洗浄剤供給路74と濾過器14、第1回収路76
と濾過器14、および第2回収路78と濾過器14とが
接続されて、循環ポンプ16、原水タンク12或いはケ
ース62、および処理水タンク36はそれぞれ濾過器1
4と接続されない位置に、三方弁80,82,84がそ
れぞれ切り換えられる。そして、薬洗ポンプ72によっ
て洗浄剤68が濾過器14に送液されて、第1室28を
通って第1回収路76から薬品タンク70に戻されると
共に、濾過膜26を通って第2室30側に浸透した洗浄
剤68は、第2回収路78から薬品タンク70に戻され
る。これにより濾過器14を通って洗浄剤68が循環さ
せられて、濾過膜26の第1室28側に位置する表面が
主として洗浄されると共に、洗浄剤68は、全て薬品タ
ンク70に回収されて循環経路内には残らない。この
後、原水の処理を再開するに際しては、まず、三方弁8
0のみを、循環ポンプ16と濾過器14とが接続されて
薬洗ポンプ72が接続されない位置に切り換えて所定時
間運転し、循環経路、濾過器14、および処理水路32
内の洗浄剤68が確実に取り除かれた後に、他の三方弁
82,84が前述の原水を処理する際の位置に切り換え
られる。
【0034】以上、本発明の一実施例を図面を参照して
詳細に説明したが、本発明はさらに別の態様でも実施さ
れる。
【0035】例えば、前述の実施例においては、微生物
固定用担体24として粒状の多孔質シリカ・アルミナ系
セラミックスを用いたが、ハニカム状等でも良く、ま
た、ポーラスエポキシ樹脂、その他の多孔質セラミック
ス、発泡ガラス等も用いられ得る。すなわち、微生物固
定用担体24としては、原水の循環により破壊されない
強度を備え、多量の微生物が表面或いは気孔内に固定さ
れるものであれば良く、形状は特に問題とならず、ま
た、充分な表面積を備えたものであれば緻密質のもので
あっても良い。但し、比較的多数の細孔を備えている方
が微生物を多量に固定しつつ装置全体を小型化できるた
め、平均細孔径が25〜50μm、10〜100μmの
細孔が全体の70%以上、見掛け気孔率が30%以上の
ものが好ましく、実施例で示したように平均細孔径25
〜35μm、見掛け気孔率40%以上であれば一層好ま
しい。なお、用いられる微生物固定用担体24の総容量
は、原水の汚染状態や処理量等によって適宜設定され
る。
【0036】また、微生物固定用担体24は、循環経路
内の何れの位置に備えられても良いが、濾過器14へ圧
送される原水の圧力損失を可及的に小さくするために
は、実施例で示したように、濾過器14の出口側すなわ
ち濃縮水路20側と循環ポンプ16との間に配置される
のが好ましい。
【0037】また、実施例においては微生物固定用担体
24を保持するためのケース22或いは保持部材64に
ステンレス製の網を用いたが、水による劣化が生じ難く
錆等が発生し難いもの(但し、抗菌作用のあるもの(例
えば銅、銀等)を除く)であれば材質は特に限定され
ず、他の金属やプラスチック等が用いられても良い。ま
た、網に代えて多数の穴が設けられた板(例えば、ステ
ンレス製のパンチメタル等)等が用いられても良い。な
お、そのような板を用いる場合には、その穴の大きさは
微生物固定用担体24をケース22或いはケース62内
で確実に保持するために充分小さいことが必要であり、
且つ、原水の流動抵抗を小さくするために充分大きい方
が好ましい。
【0038】また、有機物質等の懸濁物の分解を効率的
に行わせるためには、微生物固定用担体24は循環経路
の断面を塞ぐように、すなわち、微生物固定用担体24
に触れないで循環する原水が生じないように設けること
が望ましく、また、微生物固定用担体24の全体を均一
な速度で原水が流れるようにするため、整流板等が設け
られることが望ましい。
【0039】また、前述の実施例においては、循環経路
内で原水を循環させる前、すなわち浄水処理の開始前に
微生物固定用担体24への人為的な微生物の固定は行わ
れなかったが、浄水処理を行う原水中に含まれる微生物
を予め固定し、或いは更に増殖させた微生物固定用担体
24が用いられても良い。このようにすれば、微生物の
充分な増殖に必要な時間が短縮されて、一層高い濾過速
度が維持され得る。
【0040】また、濾過器14は、クロスフロー式濾過
に用いられ得るものであれば良く、実施例で用いたマル
チチャンネルタイプの他にも、高分子膜を用いたスパイ
ラル型、チューブ型、中空糸型、平膜型や、或いはセラ
ミックス製のチューブ型、ハニカム型等の濾過膜を所定
のケース内に収めた、原水の導入口と排出口を有したも
のが用いられ得る。また、フィルタを収納した圧力容器
に原水の導入口および排出口を設けて原水を循環できる
構造とした回転円盤型の濾過器でも良い。なお、濾過膜
26の平均細孔径は原水の状態によって適宜設定される
が、0.005〜1.0μm程度、好ましくは0.01
〜0.6μm程度のものが用いられる。
【0041】また、逆洗路34、濃縮された原水の排出
のための分岐路42および開閉弁44、循環経路内に空
気を取り込むための開閉弁52等は必ずしも設けられな
くとも良い。
【0042】また、循環経路内に濾過圧力や膜面流速、
濾過流速等を監視するための圧力計や流量計等が設けら
れても良く、また、それらの値に基づいて濾過器14へ
の原水の供給圧力或いは供給流速を調節するために、循
環ポンプ16の吐出側と濃縮水路20とを濾過器14を
介さず接続するバイパス路が設けられても良い。
【0043】その他、一々例示はしないが、本発明はそ
の主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるクロスフロー式膜分離
型水処理装置の構成を説明する図である。
【図2】従来の膜分離型水処理装置の構成を説明する図
である。
【図3】濾過時間と濾過速度の関係を図1の実施例と従
来とを比較して示す図である。
【図4】本発明の他の実施例の膜分離型水処理装置の構
成を説明する図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の膜分離装置の要部の
構成を示す図であって、薬品洗浄ラインが備えられる場
合を説明する図である。
【符号の説明】
10,56,66:膜分離型水処理装置 14:濾過器 16:循環ポンプ {18:原水供給路,20:濃縮水路(,60:原水補
給路)}(循環経路) 24:微生物固定用担体 26:濾過膜 28:第1室 30:第2室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 隆志 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目1番36 号 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾過膜によって分離された第1室および
    第2室を有する濾過器と、該濾過器の第1室を通る循環
    経路と、該循環経路内で原水を循環させる原水循環ポン
    プとを備え、前記濾過器の第2室側へ処理水を取り出す
    クロスフロー式膜分離型水処理装置であって、 前記循環経路内に、前記原水内で繁殖する微生物を固定
    するための微生物固定用担体が備えられていることを特
    徴とするクロスフロー式膜分離型水処理装置。
JP6056398A 1994-03-28 1994-03-28 クロスフロー式膜分離型水処理装置 Pending JPH07256283A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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